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長谷浦でヤギ飼育 トカラのおうち
伊那市長谷浦の林さん夫妻は、ヤギの魅力を多くの人に知ってもらおうと、ヤギ牧場「トカラのおうち」を営んでいます。
伊那市の中心市街地から車でおよそ1時間のところにある、伊那市長谷浦地区。
現在7世帯ほどが暮らすこの集落で、神奈川県から移住した夫婦が、ヤギを飼育し、販売・レンタルを行っています。
仙丈ヶ岳を望むことができる、標高1,150mの場所にある牧場「トカラのおうち」です。
ここには、24頭のヤギが暮らしています。
トカラのおうちの林清美さんです。
10年前に神奈川県から移住した清美さんは、夫の整さんとトカラのおうちを営んでいます。
当時飼っていた犬と遊ぶための別荘地を探していた清美さんは、長谷の自然に魅了され、この地を選びました。
ヤギをペットとして1頭飼いはじめたことがきっかけで飼育を始めました。
林さんにヤギを紹介してもらいました。
「大きく2種類のヤギがいます。一般的に思い浮かぶ白いヤギのザーネンヤギと、黒や茶のトカラヤギです。トカラヤギはザーネンヤギよりも少し小さいのが特徴です」
ミックスのヤギの赤ちゃんもいます。
林さんによりますと、ヤギは穏やかな性格で人懐っこいのが特徴だということで、ペットとして飼ったり、雑草を食べてもらったり、家畜としてミルクを搾乳することもできます。
トカラのおうちでは、ヤギの販売やレンタルを行っています。
詳しくは、インターネットで「トカラのおうち」と検索し、ホームページからお問い合わせください。
※事前連絡が必要です。ふれあい体験などは行っていません。
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常福寺でぼたんが見ごろ
伊那市長谷溝口の常福寺のぼたんが現在見ごろを迎えています。
常福寺には、赤や白、ピンクのぼたんおよそ300株が植えられています。
30年ほど前にうえはじめ、境内のいたるところで花を咲かせています。
常福寺のぼたんは、今週いっぱい楽しめるということです。
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やまびこソフトボール リーグ戦開幕
40歳以上のソフトボールリーグ、伊那市やまびこソフトボール連盟のリーグ戦が14日夜に開幕しました。
伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で開会式が行われました。
開会式では、昨シーズンの入賞チームから優勝旗やトロフィーが返還されました。
やまびこソフトボール連盟の橋爪博会長は「優勝を目指して楽しく元気に戦い抜いてください」と話していました。
選手を代表して、城南クラブの原辰徳さんが選手宣誓をしました。
開会式後には、早速リーグ戦がスタートし、2試合が行われました。
今シーズンのリーグ戦は、昨シーズンと同じ5チームの総当たり戦で、9月まで全部で20試合行われます。
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伊那西小学校 児童製作の映画を絵本に
2021年度に当時の伊那西小学校の4年生が製作したショートムービーを基にした絵本が完成しました。
絵本のタイトルは森のえほん「5人の小人と森の宝」です。
2021年度に当時の4年生6人が学校林の魅力を伝えるためにストーリーを考え製作した映画が基となっています。
フルカラーの32ページです。
絵は伊那市のイラストレーター芦たくみさんが担当しました。
基となった映画は、およそ8分間あり、学校林を舞台に、魔女から小人たちが盗まれた宝を取り戻すという物語です。
13日は、当時の4年生で、映画を製作した現在伊那中学校2年生の生徒に完成した絵本が贈られました。
絵本の出版を企画した元地域おこし協力隊の石田健祐さんです。
14日は伊那西小学校で贈呈式が行われ、石田さんから全校児童76人に1冊ずつ贈られました。
絵本は田舎暮らしモデル地域の補助金を活用して100冊作り、発行は伊那市役所地域創造課が行いました。
絵本の題字は現在の4年生から募集し、4つの中から選ばれました。
背表紙には4つの題字も掲載されています。
絵本はおよそ1年かけて完成したということです。
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信州高遠美術館で刺しゅう講座 ブローチづくり
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、刺しゅうブローチづくりの講座が、11日に開かれました。
講座には、伊那市を中心に8人が参加しました。
参加者は、これから花が見ごろとなるラベンダーのブローチを作りました。
大鹿村在住で、飯田市など3か所で刺しゅう教室を開いている中村鹿林さんが講師を務めました。
参加者は、10色ほどある紫色の糸から好きなものを選び、直径5センチほどのブローチを作りました。
ある参加者は、「刺しゅうは数十年ぶりだったが楽しかった。忘れないうちに他の作品も作ってみたい」と話していました。
信州高遠美術館での刺しゅう講座は、昨年度に続き2回目で、来年度も計画しているということです。 -
伊那新校 校名案募集を7月から
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校名案募集が7月から始まります。
13日は、伊那合同庁舎で伊那新校再編実施計画懇話会が開かれました。
伊那新校は、2028年度の開校を予定しています。
校名案募集は、7月から8月の1か月程度、インターネットと郵送などで行います。
両校の在校生と教職員、懇話会の委員は全員参加するほか、地域住民からも募集します。
校名案は、両校のこれまでの歴史や伝統がイメージされ、生徒が誇りを持てるものであることなどとしています。
一次選考は、長野県教育委員会と両校の教職員でつくる伊那新校設立準備委員会が行い、数点に絞り込みます。
絞り込んだ校名を一般に公開し投票を10月頃に行います。
投票結果などを参考に、候補名を決定し、年内の懇話会で報告を行うということです。
募集時期については、県教育委員会のホームページで周知するということです。
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伊那市の川柳作家 川合大祐さん句集出版
伊那市東春近在住の川柳作家川合大祐さんの3冊目となる句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」が今月7日に出版されました。
伊那市東春近の川柳作家、川合大祐さん51歳です。
7日に自身の3冊目の句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」を出版しました。
砂漠から巨大舞妓が立ちあがる
落盤のあとから白湯がおもしろい
鉄下駄をためし買いする雨の日々
ガチャピンに追われて投げる目つぶし粉
ゴダールの画面のそとにぐりとぐら
17章あり、架空のキャラクターを詠み込んだ章や、殺人事件のストーリー仕立ての連作になっている章など、バラエティに富んでいます。
4年間で書き溜めた3万5千句の中から2,025句を厳選しました。
川合さんは、2001年から川柳を作り始めました。
川合さんは「現代川柳をポップなカルチャーとして楽しんでほしい。川柳というと風流ですねとか、堅苦しいと思われるんですが、斬新なエンターテイメントとして楽しんでいただければ」と話していました。
川合さんの現代川柳の句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」は、336ページ税抜き2,200円で、全国の書店やネットショップなどで購入できます。
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伊那市有害鳥獣対策協議会 総会
伊那市有害鳥獣対策協議会の総会が4月24日に市役所で開かれ、昨年度の有害鳥獣の捕獲頭数などが報告されました。
総会には、関係者30人が出席しました。
昨年度の有害鳥獣の捕獲頭数は、ニホンジカが1,624頭、ニホンザルが148頭、イノシシが48頭となっています。
農業被害額は、およそ1,430万円で、前年度に続き減少しました。
この日はほかに、去年9月に導入した、クマが生活圏に出没した際に、迅速かつ確実な排除ができるよう定められた地域区分(ゾーニング)について報告されました。
市内を3つの地域に分けるもので、クマが生息活動を行う主要生息地域、林業や山菜採りで人が立ち入る緩衝地域、市街地や農地などが広がる排除地域です。
昨年度、クマとみられる動物の目撃件数は63件、捕獲頭数は34頭でした。 -
協力隊の佃さん 餃子店オープン
伊那市地域おこし協力隊の佃夏子さんは、旬の野菜を使った餃子を提供する店「GOOD GYOZA TIME」を西町のパブなどを備える複合施設西町ガレージに期間限定で9日にオープンさせました。
餃子には市内で収穫されたタケノコやネギが使われていて、食感や味がわかるように大きめに切っているということです。
餃子の皮も地元の小麦や、香り付けに桑の葉を使った自家製です。
メニューはその日の旬の野菜を使うため、日替わりで3~4種類を提供します。
メニューボードの周りには、佃さんが仕入先の農場で撮影した写真が飾られています。
餃子は5個入りで600円からとなっています。
そのままの味を楽しんでもらおうと、店に醤油などの調味料はありません。
佃さんは2023年から「農林産物の宣伝、ブランド化推進」などをミッションに地域おこし協力隊として活動しています。
旬の野菜を多くの人に味わってもらい、今後の出店の足掛かりにしようと今月不定期の7日間限定で「GOOD GYOZA TIME」を9日にオープンしました。
場所は西町ガレージの2階で、時間は午後6時から10時までです。
※営業日 9日、10日、14日、15日、23日、24日、25日 -
JC 若者交流会 23日に開催
伊那青年会議所は学生が企業の若手社員から働くことのリアルな話を聞く交流会を23日に開きます。
9日は伊那商工会館で青年会議所のメンバーが記者会見を開き概要を説明しました。
企画したつながり創出委員会の竹村貴豊委員長です。
「地域と未来をつなぐ若者交流会」は短大生や大学生を対象に開かれます。
交流会には上伊那地域の製造業や建設業など5社から、採用担当社員と若手社員が参加します。
学生は企業ブースをめぐって社員と交流します。
交流会は23日(金)午後6時からかんてんぱぱのmonterinaで開かれます。
参加は無料で、定員は先着20人です。
申し込み締め切りは15日(木)です。 -
高尾神社例大祭・つつじ祭り
伊那市山寺の高尾神社で、93回目となる例大祭とつつじ祭り10日に行われました。
例大祭では、山寺の小学6年生7人が、区民に見守られながら浦安の舞を奉納しました。
例大祭は、商売繁盛や五穀豊穣を願い、昭和8年、1933年から行われていて、今年で93回目です。 -
いちごぱんこさん 譲渡型ふれあいハウス開設目指しクラウドファンディング
子猫の保護活動をしている箕輪町木下の小林葉月さんは、自宅を「譲渡型ふれあいハウス」として開設するため、クラウドファンディングを活用しての資金集めを、12日から始めました。
小林さんは、子猫にミルクをあげるボランティアをしたことがきっかけで、5年前から「いちごぱんこ」の名前で保護猫活動に取り組んでいます。
自宅の一室を利用して野良猫として産まれた子猫を保護し、譲渡に繋げています。
猫は、春と秋の年2回子を産むため、現在は春に産まれた25匹の面倒をみています。
11日の取材中にも、自宅の庭で見つかったという子猫が、小林さんのもとに届けられました。
これまでは、ある程度の大きさまで育て、譲渡会やSNSを通じて里親を見つけていました。
今回のクラウドファンディングでは、自宅を「譲渡型ふれあいハウス」に改修することを目指します。
譲渡を希望する人だけでなく、家の都合で飼えない人など誰でも気軽に訪れることのできる施設にします。
そうすることで、自身の活動をより多くの人に知ってもらう他、けがや病気などで譲ることが難しい成猫と触れ合ってもらおうというものです。
また、入場料をとり、餌やトイレの砂代に充てたい考えです。
改修費用を集めるため、今日からクラウドファンディングを始めました。
目標金額は、第一目標が300万円で、猫同士の感染症対策としてクリアパネルや柵の設置、空気清浄機などを購入する計画です。
第2目標は500万円で、白血病やエイズなどの病気の子猫の医療費の他、避妊手術代に充てたい考えです。
支援するには、クラウドファンディング「レディーフォー」のホームページで「いちごぱんこ」と検索してください。
期間は、6月30日までです。 -
伊那市議会臨時会
伊那市議会臨時会が12日に市役所で開かれ、高遠第2・第3保育園建設建築工事請負契約の締結についてなど6議案が提出され可決されました。
伊那市は、老朽化に伴い建て替えが行われる伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の建築工事を株式会社ヤマウラ伊那支店と2億5千9百5万円で随意契約を結びました。
新園舎は鉄骨造の平屋建てで延べ床面積は529.57平方メートルです。
来年3月末の完成を目指します。
12日に提出された6議案は全て可決されました。 -
伊那市70代男性 490万円の詐欺被害
伊那市の70代の男性が、490万円をだまし取られるSNS型投資詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは伊那市内に住む70代の男性です。
男性は、3月上旬にSNSで見つけた投資関連の広告にアクセスしたところ、投資家を名乗る相手から株式投資を勧めるメッセージを受信しました。
3月中旬から4月上旬の複数回にわたり指定された口座に合せて490万円を振り込みました。
その後、不審に思った男性が警察に相談し、被害に気付いたものです。
伊那署では「儲け話を鵜呑みにしない」「インターネットやSNSでの投資話は詐欺を疑う」など被害防止を呼び掛けています。
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伊那中央ロータリークラブが6団体に助成金
伊那中央ロータリークラブの創立記念例会が4月22日に伊那市内で開かれ、6団体に助成金を贈りました。
記念例会には、会員などおよそ30人が集まりました。
信州大学農学部の私費留学生2人に、公益財団法人 信州農林科学振興会を通じてそれぞれ42万円を贈りました。
伊那英語ガイドクラブに5万円、伊那西高校インターアクトクラブに20万円。
アルプスい~なちゃんソフトボールクラブと、イ~ナJr.ソフトボールクラブにそれぞれ5万円。
伊那市社会福祉協議会に生活困窮者支援金として12万円を贈りました。
熊谷健会長は「奉仕活動を通して今後も地域に根差した地域貢献をしていきたい」と話していました。
伊那中央ロータリークラブは1987年に発足し、国際交流や青少年育成活動などの社会奉仕活動を行っています。
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上戸水神様 地鎮祭
伊那市西箕輪の上戸環境保全会は、今年度から4年間かけて水神様が祀られている森を区民が憩える場所に整備します。
11日は、地鎮祭が行われました。
地鎮祭には、区民などおよそ50人が出席しました。
西箕輪は昔、水に恵まれない土地だったということです。
住民が明治30年から大正9年までの23年をかけて、長さおよそ1キロの横井戸を掘り、上戸に水田を開いたということです。
水神様はその記念として祀られました。
上戸環境保全会では、長い間手入れがされていなかった水神様周辺およそ2,000平方メートルを国の補助金を活用して整備することにしました。
またこの場所の愛称を区民から募集し、「人と樹」としました。
11日は、伊那フィルハーモニー交響楽団による奉納演奏が行われました。
ほかに、餅投げが行われ賑わいをみせていました。
上戸環境保全会の鈴木好実代表です。
今後は区民が協力し4年かけて整備していく予定です。
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子ども服や文具などシェアリング
伊那市は家庭で不要になった子ども服や遊具や文具などを希望者に譲る「学用品・子ども用品シェアリング」を市役所で10日に開きました。
市役所1階の市民ホールには、服や文具などが並べられ訪れた人たちが気になるものに手を伸ばしていました。
提供したい人は事前予約制で、今回は56人が提供したという事です。
譲ってほしい人は、会場に訪れ気に入ったものがあれば持ち帰ることが出来ます。
350人程が訪れ、開始から30分程で並べられた物の大半は無くなってしまいました。
伊那市は、モノやコト、スキルなどを循環させる仕組みづくりを進めようとシェアリングエコノミーサービス「こころむすび」を運用していて、今回もその一環で開かれました。
前回1月に開いたシェアリングでは、園児服や学生服が欲しいとの声を受け、今回は学用品まで幅を広げ開催しました。
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南アルプス 登山者協力金制度6月から導入
南アルプスの伊那谷エリアの登山道の維持管理や高山植物保護のための登山者協力金制度が6月から導入されます。
協力金制度を実施する、南アルプス山岳環境保全連絡協議会の今年度の総会が9日に伊那市役所で開かれました。
総会には、伊那市、飯田市、大鹿村のほか、山岳関係者などおよそ20人が出席しました。
総会では、6月から登山者から一口500円以上を任意で徴収する協力金制度の事業計画が報告されました。
山小屋など18か所に協力金箱を設置するほか、QRコード決済にも対応します。
QRコード決済をした登山者には山岳保全などに関するアンケート調査も実施していくとしています。
集めた協力金は登山道の維持管理や高山植物の保護、携帯トイレの普及などに活用します。
協議会では協力金制度について、ホームページやポスター、チラシで登山者への周知をしていくとしています。
集まった協力金の実績の公表は来年3月を予定しています。
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伊那谷の所蔵品 信州高遠美術館
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
9日は、信州高遠美術館所蔵の、江崎孝坪「武者図」です。 -
第15回山水会展 絵画約50作品が展示
伊那市や箕輪町の水彩画愛好者による「山水会展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水彩画を中心とした16人の作品およそ50点が展示されています。
「山水会展」は絵画教室「月友会」の会員の作品展です。
月友会には、現在60代から80代を中心とした17人が所属していて、週に1回、伊那市のくぬぎの杜に集まり、風景画や静物画などを描いています。
会員の中には、全国展に出展する人もいるということです。
作品展は、会員の作品の発表の場として年に1回開いていて、今回で15回目です。
「山水会展」は、15日(木)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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県シニア大学伊那学部49人が入学
長野県シニア大学伊那学部の入学式が、伊那市の伊那合同庁舎で9日に行われました。
今年度は48歳から90歳の49人が48期生として入学しました。
シニア大学は、シニア世代の仲間づくりや社会参加のきっかけにしてもらおうと、県長寿社会開発センターが県内10か所で行っているものです。
式辞で伊那保健福祉事務所長の須藤恭弘学部長は「多岐にわたる講座を受講していただきます。その間、学びと喜び、温かな友情が得られるものと確信しています。」と挨拶しました。
新入生を代表して伊那市西箕輪の桑名節子さんは「みなさんと一緒に学ばせていただきながら成長していきたい」と抱負を述べました。
シニア大学では、これからの2年間、趣味・健康・地域づくりなどの講座を通じて学びを深め、生涯にわたる仲間づくりを進めていきます。
今年度、特殊詐欺の手口を実際に体験する講座が初めて計画されています。
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花に親しみ心豊かに 西春近北小で花育の授業
花に親しむことで心を豊かにする「花育」の授業が、伊那市の西春近北小学校で8日に行われました。
は、白鳥孝市長、JA上伊那の下島芳幸専務、花き部会の中原睦男副部会長が西春近北小学校を訪れ、児童にアルストロメリアの花束を贈りました。
花育は、伊那市とJA上伊那、花き部会が、花に親しむことで豊かな心を育んでもらおうと、2014年度から市内15校の小学3年生を対象に行っています。
アルストロメリアの生産量は、上伊那が日本一で、昨年度はおよそ1,100万本が出荷されました。
花束は1束10本で、全クラスに贈られ、各教室に飾るということです。
児童を代表して、白鳥樹暉さんがお礼をしました。
授業では、花き部会青年部が作成したDVDを見て、花の栽培などを学びました。
JA上伊那では今年度、箕輪町、駒ヶ根市、飯島町、宮田村でも授業を行う予定です。
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大雨に備え美和ダム管理演習
大雨に備え、関係機関への情報伝達などを行うダム管理演習が8日に、伊那市長谷の美和ダムなどで行われました。
管理演習では、大雨でダムの水量が増えたことを想定し、水位の調整作業のシミュレーションを行いました。
演習は出水期に備え、毎年この時期に行われています。
ダムの水を放流する前には、関係機関への情報伝達が行われます。
天竜川上流河川事務所や天竜川ダム統合管理事務所、行政など22の機関に、電話やFAXで連絡をしていました。
中川村の小渋ダムと映像共有の確認も行われました。
美和ダム管理支所では「演習は、職員の技術向上につながる。安心安全なダムの管理をしていきたい」と話していました。
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伊那まちバラのファッションショー オリジナルBGMを募集
伊那市の中心市街地をバラで彩る恒例のイベント「伊那まちバラぶらり」が25日から始まります。
イベント初日のファッションショーでは、モデルの他、今年は会場で流れるオリジナルのBGMも募集しています。
8日の中心市街地です。
日当たりの良い場所では、つぼみが膨らんでいるものや、咲いているものがありました。
伊那まちバラぶらりは、中心市街地を会場に、今月25日から6月21日まで行われ、様々なイベントが予定されています。
初日の25日には、いなっせ正面口でバラのファッションショーが行われます。
一般公募で集まったモデルが好きな服を着てランウェイを歩く市民参加型のイベントで、今年で4回目になります。
現在モデルを募集中で、年代、居住地問わず誰でも応募することができます。
今年は、初の試みとして、モデルが歩く時に流すオリジナルのBGMを募集しています。
ショーに合う3分が目安のオリジナル曲で、ジャンルは問いません。 -
大明化学とサンスイがコラボ 母の日ギフト
11日(日)は母の日です。
伊那市の生花店有限会社FlowerPeace南信州サンスイでは、南箕輪村の化学工業製品製造業の大明化学工業株式会社とコラボレーションした母の日ギフトセットを販売しています。
サンスイでは母の日にあわせた、ギフトセットを限定販売しています。
今回のコラボは、大明化学が地元の生花店サンスイと一緒に母の日を盛り上げようと初めて企画したものです。
サンスイの石鹸を使い作られた花、ソープフラワーと、大明化学の天使の美肌水、天使の美肌UVクリームのセット2種類となっています。
価格は、美肌水入りが3,700円。
UVクリーム入りが4,500円です。
ギフトセットは限定販売となっています。
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工藤さん個展「光と幻想の息吹」
辰野町在住の洋画家工藤ひろしさんの個展「光と幻想の息吹」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には近作を含む42点が展示されています。
こちらは今回の個展に向けて描き上げた油彩画「天駆ける」です。
夕暮れ時の西駒ヶ岳の思い出を基に雲と光を描いたもので、大きさは縦1.8メートル、横2.2メートルあります。
会場には、映画や小説からインスピレーションを得たものや、カラスに自分の悩みや希望を投影し描いたものなどが並んでいます。
工藤さんの個展「光と幻想の息吹」は8日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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高鳥谷山富県区民ハイキング
伊那市富県区民を対象にした恒例行事、高鳥谷山富県区民ハイキングが3日に行われました。
ハイキングでは、区民およそ300人が高鳥谷山頂上付近のつが平を目指しました。
このうち上新山区からはおよそ60人が参加し、出発地点の場広公民館からゴールを目指しました。
つが平は、標高およそ1,200メートルにあり、中央アルプスを望むことができます。
高鳥谷山富県区民ハイキングは、昭和42年、1967年から続いていて、今回で58回目を迎えました。
参加者は、およそ2時間かけて山頂に登りました。
ゴール地点では、富県小学校と新山小学校の交流会が開かれました。
参加した児童は、互いの学校の紹介を行い、校歌を歌いました。
また、富県区を拠点に活動しているまつり芸能集団田楽座が太鼓を演奏しました。
式典が終わると参加者たちは家族や仲間と昼食をとり、連休の1日を楽しんでいました。 -
いなまちこどもマルシェ
子どもたちが自分で企画した店を出店するイベント「第6回いなまちこどもマルシェ」が伊那市の中心市街地で4日に行われました。
マルシェは伊那市のフリースペースを備えた駄菓子屋「本と駄菓子と、、、それぞれ」や、通り町を会場に開かれました。
子どもたちに出店の経験の場を提供しようと2年前から定期的に開かれています。
飲食や射的など、子どもたちが考えた13ブースが出店されました。
出店したのは小学生の親子がほとんどで、これまでのマルシェの参加者や、SNSでの募集を通じて集まった人たちおよそ30人です。
マルシェを企画したのは「本と駄菓子と、、、それぞれ」代表の平賀裕子さんです。
いなまちこどもマルシェにはおよそ150人が来場しました。
次回は7月に開くということです。 -
交通事故防止コンクール 表彰
去年行われた長野県内の交通事故防止コンクールで、伊那警察署管内から2つの事業所が優秀事業所に選ばれました。
4月22日は優秀事業所に選ばれた箕輪町の株式会社伸光製作所と南箕輪村の信英蓄電器箔株式会社に表彰状が渡されました。
伸光製作所は社員への交通安全の呼び掛けや交通安全講話を行いました。
信英蓄電器箔は朝の通勤時間に合わせて会社付近の交差点で道行くドライバーに街頭啓発活動を行いました。
安全運転管理者選任事業所交通事故防止コンクールは去年9月から12月に行われました。
期間中の交通安全活動や、事故の発生状況などから審査し、県安全運転管理者協会と県警察が連盟で表彰しています。
コンクールには県内から402事業所が参加し、40事業所が表彰されました。 -
天竜川水系整備計画を協議 伊那市三峰川総合開発事業対策協議会
戸草ダム建設など、天竜川水系の整備計画について協議する、伊那市三峰川総合開発事業対策協議会が市役所でこのほど開かれました。
協議会では、治水機能の増強のための新設ダムの検討調査実施等について天竜川上流河川事務所などが説明しました。
天竜川上流河川事務所の吉田桂治所長は今年度新設された開発調査課で、上流部の治水機能について調査、新設ダムについての検討を行うとしています。
長谷地域対策協議会の中山晶計会長は「何十年も調査を行ってようやくダム建設開始、ということでは地域住民が不安なまま過ごすことになってしまう。できるだけ早期に実施するという目標の中で進めてほしい。」と発言しました。
吉田所長は「地域住民が水害を心配に思う気持ちは承知している。なるべく早く調査を進めて次に何をするかを示していきたい。」と回答しました。
会長を務める白鳥孝伊那市長は、「調査検討が早期に行われて、戸草ダムはどうしても必要だという方向にもっていってほしい。」と話していました。