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美篶堂うさぎの絵本重版へ
伊那市美篶の手づくり製本業、美篶堂が出版したうさぎの絵本が都市部などで人気を集めています。
絵本のタイトルは、「うさぎがきいたおと」。
主人公のうさぎが魚やリスなど様々な生き物と出会いながら物語りは進み、音が絵で表現されている絵本です。
去年8月に出版され、東京や京都などのアート系の書店で販売されました。
今年の干支の物語ということもあり、一冊3,675円の絵本は、初版の500部がほぼ完売。
近々重版される予定です。
伊那市美篶で手づくり製本業を営む美篶堂。
社員は、2人、8人はパートです。
2005年から美篶の地で本格的に製本を始めました。
工場長の上島真一さん。
おじから受け継いだ昔ながらの製本技術、職人技にこだわっています。
明治時代の人海戦術から近代になって機械化された製本の歴史。
手づくりの良さがより発揮されるのは、絵本や詩集だということです。
今回出版された「うさぎがきいたおと」は、画用紙に近いファインペーパーという紙を使い、だれでも家庭でつくることができる技法で作られた手作り本です。
昔話「うさぎとかめ」のかめのように、あえて手づくり製本にこだわる美篶堂。
オートメーションによる大量生産の時代の次ぎは、このような手づくりの良さが見直される時代が来るかもしれません。 -
3学期始業式ピーク
上伊那地域のほとんどの小中学校で7日、3学期の始業式が行われました。
7日の伊那市の最低気温は、この冬一番とはならなかったものの、平年と比べ2度程低いマイナス7度と冷え込み、寒い朝となりました。
児童たちは、白い息をはきながら登校していました。
伊那市内では、伊那小、伊那東小に次いで3番目に大きい伊那北小学校。
12月28日から1月6日まで10日間の冬休みがあけました。
3年2組の教室では、通知表や冬休みの宿題を担任に提出していました。
体育館では、全校児童530人が始業式に臨みました。
1年、3年、5年の代表者が3学期に向けての抱負を発表。
1年生の平澤華朋さんは、大縄跳びをがんばりたい。習った漢字を使い、きれいな字で日記をつけたいと話しました。
5年生の中島竜汰君は、漢字のテストで100点をとりたい。委員会や係の活動をがんばりたいと話していました。
久保田延幸校長は、宮澤建治の詩をスクリーンに写しながら、「自分の為に、人の為になれる人になって欲しい。今年1年、どんな自分で過ごすか、しっかり目標を立てて欲しい」と子どもたちに呼びかけていました。 -
伊那スキーリゾートで親子スキー教室
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで5日、小学生とその保護者を対象にした親子スキー教室が開かれました。
この教室は身近なスキー場を利用して、スキーに親しんでもらおうと伊那市教育委員会が開いたものです。
5日は7組の親子16人が参加し、初心者と経験者の2グループに分かれてレッスンが行われました。
教室では伊那市体育協会スキー部のメンバーが講師を務めました。
初心者のグループでは板の広げかたや、ストックの扱い方などスキーの基本について指導がありました。
1時間ほど練習すると初めての体験となるリフトに乗り、本格的なコースへと向かいました。
参加者は教わった基本どおりにコース上を滑りながら、雪の感触を楽しんでいました。 -
美篶笠原でまゆ玉作り
伊那市美篶笠原で、6日まゆ玉づくりが行われました。
まゆ玉作りは、笠原北村集落のシルバークラブのメンバーらが、子どもたちに地区の伝統行事を知ってもらおうと行っていて、今年で20年ほどになります。
米の粉を練って蒸し、まゆの形にしてからそよぎの木に飾り付けます。
行事には笠原の子ども20人ほどが参加しました。
このまゆ玉は、今週末まで飾り、8日にどんど焼きにして地区住民みんなで味わうということです。 -
第8回漸進展
伊那市ゆかりの洋画家による作品展「漸進展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
今年で8回目を数える作品展で、会場には伊那市在住あるいは出身の13人の作家による作品13点が並んでいます。
油彩とアクリルで、50号から100号までの大作がそろっています。
漸進展は、中央の展覧会に出品している作家が集まり、それぞれの個性を追求しようと毎年開いています。
作品は、去年秋の展覧会に出品したもの、この春に出品を予定している新作などです。
作家13人は、会派やスタイルが異なり、それぞれの個性と持ち味を生かした作品が並んでいます。
関係者は、「それぞれの表現の違い、独自性を見て、気持ちを感じてほしい」と話していました。
この漸進展は、9日(日)まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
長谷地区成人式
伊那市高遠町、長谷の両地区と南箕輪村で正月成人式が行われ、合わせて276人が大人の仲間入りをしました。
1日は、伊那市長谷地区の成人式が長谷公民館で行われました。
新たに成人となったのは、男性7人女性18人の、合わせて25人です。
式では新成人を代表して、村上康さんが「責任感と自覚を持ち、くじけることなく立ち向かっていきたい」と決意を述べました。
中学校時代の担任の鬼頭つかさ教諭は「苦労と心配、喜びをそれぞれの人生で出会う人達と共に感じながら、感謝の気持ちをもって過ごしてください」と話しました。
これを受け、城口みずきさんは「先生に頂いた言葉を糧に、成人としてさらに成長していきたい」と話していました。 -
伊那市生涯学習基本構想案を答申
伊那市生涯学習基本構想審議会は5日、市生涯学習基本構想案を白鳥孝伊那市長に答申しました。
5日は、審議会の兼子文徳会長と武田登副会長が伊那市役所を訪れ、白鳥市長に市生涯学習基本構想案を答申しました。
構想案は生涯学習に関する市の中長期的な施策の方向性をまとめたもので、「共に学び、今に生かし、更に深め、未来へとつなぐ」を基本理念としています。
また推進目標を、「いつでもどこでも誰もが生涯学習に取り組むことのできる環境づくりとしています。
重点事業として、高齢者の経験や知恵、技術などを次世代へ継承できる体制の整備や地域間、世代間交流、地域住民のボランティア活動への参加などをあげています。
市では来年度から平成27年度までの5年間を計画期間として、この案を生涯学習事業に役立てていくことにしています。 -
37年ぶりの再会を祝う
昭和48年度の伊那中学校卒業生が2日、伊那市で同窓会を開き、37年ぶりの再会を祝いました。
同窓会は、卒業式以来となる学年全体で集まる機会をつくろうと、昭和48年度の卒業生有志が企画したものです。
この日はこの年代の卒業生約280人のうち90人ほどが集まりました。
出席者は昭和33年と34年生まれで、現在、51から52歳となっています。
卒業以来、初めて会ったという人も多くいて、集まった人たちは思い出話に花を咲かせていました。 -
初売りイベントで宝投げ
2日に伊那市のいなっせ北側広場で初売りイベント、宝投げが行われました。
宝投げは朝8時半から始まり、会場となった、いなっせ北側広場は、大勢の人たちで埋め尽くされていました。
このイベントは通り町商店街といなっせ管理組合が合同企画として行っている新春の恒例行事で今年で5年目です。
宝投げでは、商品券などが入った袋が1400個用意され、集まった人たちは、宝を掴もうと一斉に手を伸ばしていました。
宝が投げられるたびに、集まった人たちからは、歓声が起こり初売りイベントは賑わいをみせていました。 -
ルビコン仕事始め
上伊那地域の企業の多くが5日仕事始めとなり、今年の事業活動が始まりました。
伊那市西箕輪に本社をおきアルミ電解コンデンサなどを製造しているルビコン株式会社でも5日、仕事始め式が行われました。
式では社員約350人を前に登内英夫会長があいさつしました。
登内会長は、「我社の製品は、品質ではどこにも負けない。しかし価格ではアジア諸国の製品と比べて高くなっている。」としたうえで、「価格競争で勝たなければ生きていけない。今年を負けない製品をつくるスタートの年とし、2年の間に価格で勝負できる商品づくりを達成したい。」と述べ競争力強化に意欲をみせました。
ルビコンでは高品質と納期管理、低価格を柱にアジア諸国の製品と競争できる製品づくりに取り組むとしています。 -
みはらしファームで“日本一早い”いちご狩り
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、日本一早いとうたっているいちご狩りが、1日の午前0時にオープンし、予約していた100組の人たちが年明けと同時にイチゴ狩りを楽しんでいました。
みはらしファームでは、いちご園がオープンした7年前から毎年、午前0時からいちご狩りを行っています。
今年は、生育が1か月ほど遅れていて、例年300組のところ、100組に制限してのオープンとなりました。
羽広いちご生産組合の井踏岩夫組合長は「生育は遅れているが、例年通りおいしいいちごができた」と話していました。
みはらしいちご園のイチゴは2月中旬頃最盛期を迎えそうだということです。 -
伊那西スケート場 一般開放始まる
伊那市の伊那西スケート場が5日から全面滑走可能となり一般開放されました。
この日は、朝8時から親子連れなど13人が訪れ初すべりを楽しみました。
作シーズンは12月27日から滑走可能となっていて、今シーズンは、ここ数年ではやや早めの一般開放となりました。
年末からの冷え込みで氷の厚さは10センチから12センチ程になったという事です。
伊那西スケート場では、11日(火)から15日(土)まで、ちびっこスケート教室、23日(日)には、プチカーリング大会を予定しています。 -
丸伊伊那青果 初競り
伊那市西春近の食品卸売会社丸伊伊那青果で5日、初競りが行われました。
この日は、商売繁盛を願っての3本じめで競りが始まりました。
丸伊伊那青果では、毎年5日が初競りの日となっています。
この日は、白菜やネギ、ホウレンソウ、ナズナなどの野菜が並び小売業者が目当ての品を買い求めていました。
今年は、12月に雪が少なかったため、葉物野菜が充実しているということです。 -
冬山相談所 開設
年末に南アルプス登山をする人達に、山の情報などを提供する冬山相談所が28日開設しました。
冬山相談所は、南アルプスの冬の登山口となる伊那市長谷の戸台川の河原に毎年開設されます。
南アルプス北部地区遭難対策協議会のメンバーが、多くの登山者が出発する午前6時から11時の間、常駐します。
冬山登山は危険が伴うことから、登山者の身元や緊急連絡先、登山ルートなどを記入する登山者カードを預かり、山の積雪情報などを提供します。
28日は協議会のメンバーが見守る中、午前中3組8人が南アルプスに向かったという事です。
冬山相談所は、31日までの4日間、午前6時から午前11時まで設置されています -
夢ケーキ
伊那市の菓匠shimizuシェフパティシエの清水慎一さんが代表を務めるDream Cake Projectは、子ども達の夢をケーキにする「夢ケーキ」の活動を全国展開しています。
今月NPO法人として認可を受けました。
菓匠shimizuでは、ケーキを囲んで家族団らんの場を過ごしてもらいたいという思いから8月8日を 夢ケーキの日として、子どもたちが描いた絵を忠実に再現したケーキを作ってプレゼントしています。
今年、日本記念日協会から8月8日は「夢ケーキの日」と認定を受けました。
夢ケーキを日本全国、世界に広めたいと考える清水さんの想いに賛同した福島県と三重県の菓子店の店主の3人でDorem Cake Projectoを今年8月に設立し9月にNPOへ法人としての認可取得申請を出していました。
その後、輪は広まり全国各地の菓子店20軒で集まる組織へと成長しました。
今月10日に、NPO法人として認可され、来年1月の総会で組織体制や今後の取り組みなどについて協議することになっています。
清水さんは一般の人と菓子店がチームを作って夢ケーキをつくる全国大会なども計画したいと話しています。 -
11月の高校新卒者内定状況
ハローワーク伊那は、来年3月卒業の高校新卒者の11月末現在の就職内定状況などを発表しました。
就職内定率は、81.3%で前の年の同じ時期を下回っています。
それによりますと、11月末現在の就職内定者数は256人で、前の年の同じ時期より40人多くなっています。
しかし、内定率は81.3%で、前の年の同じ時期を3.1ポイント下回りました。
これは、求職者数が去年より増えているためです。
景気悪化が著しかった去年は、就職から進学に切り替えた人も多かったことから、この時期の求職者数は256人に留まっていましたが、今年はそれより59人多い315人が就職を希望しています。
求人数は294人で前の年の同じ時期を56人上回っています。
求人倍率は0.93倍で前の年と同じとなっています。
ハローワーク伊那では、「就職先が全くないわけではない。ハローワークへ相談にきて自分に遭った企業を見つけてほしい」としています。 -
伊那西スケート場で安全祈願
伊那市の伊那西スケート場で27日、シーズン中の安全を願う祈願祭が行われました。
この日は、伊那市教育委員会などの関係者が、シーズンの無事を祈り神事を行いました。
氷の状態は、週末の冷え込みもあり、全面結氷していますが、厚さはおよそ2センチとまだ滑る事はできません。
氷の厚さが、10センチくらいになると滑走可能となり、市ではさらなる冷え込みに期待しています。
久保村清一教育長は、「冬場の体力作りや仲間との交流の場として、シーズンを通して、怪我なく安全で、楽しい場にしたい」とあいさつしました。
昨年度は、31日間の営業で1635人が利用しました。
今年度の開場期間は、2月13日までの予定で、時間は午前7時から10時までです。
利用料は1人1回200円となっています。 -
南箕輪村と伊那ケーブルテレビジョン 災害情報などの放送に関する協定を締結
南箕輪村と伊那ケーブルテレビジョンなどは27日、災害情報などの放送に関する協定を結びました。
27日は、南箕輪村の唐木一直村長と、伊那ケーブルテレビジョン株式会社の向山公人社長、伊那市有線放送の野笹吉男組合長の3人が調印式に出席し、協定書を取り交わしました。
今回の協定は、村内で災害発生時やその恐れがある場合、村が要請し伊那ケーブルテレビなどが災害情報について放送するもので、被害の軽減と住民の安全確保を目的としています。
その他、村が導入中のデジタル防災行政無線システムで通信した緊急情報が、伊那ケーブルテレビジョンの自主放送に自動的に割り込み、放送されるようになります。
向山社長は、「災害情報や避難情報をいち早く伝えることが、住民の命を守ることにつながると思う」と話しました。 -
伊那広域シルバー人材センター 13万円寄付
伊那広域シルバー人材センター伊那地区のメンバーは、27日、伊那市に13万円を寄付しました。
伊那広域シルバー人材センターでは、毎年、支えあい募金を、各市町村に寄付しています。
この日は、伊那地区のメンバーが、13万97円を伊那市に寄付しました。
代表の牧田元起さんは「高齢者福祉に役立ててほしい」と話していました。 -
伊那公民館の高齢者教室 3万3252円を伊那市に寄付
伊那公民館の高齢者教室のメンバーは27日、3万3252円を伊那市に寄付しました。
27日は、高齢者教室のメンバーら6人が伊那市役所を訪れ、松田素好会長が白鳥孝市長に寄付金およそ3万円を手渡しました。
高齢者教室は、12月に開かれた忘年会で、参加した会員およそ60人から募金を集め、寄付したものです。
教室は、現在会員141人です。
松田会長は「ささやかだが福祉に役立ててもらえればうれしい」と話していました。 -
避難所運営訓練
伊那市は、大規模災害を想定した避難所運営訓練を27日、伊那市役所で行いました。
訓練には、災害時に避難所の初動対応と運営にあたる職員らおよそ40人が参加しました。
訓練では、HUGと呼ばれるゲームを行いました。
このゲームは、避難者の年齢や性別、国籍などが書かれたカードを、避難所に見立てた図に配置しながら状況判断していくというものです。
カードには避難者の情報の他にも「たばこが吸える場所はどこですか」「着替えができる場所はありますか」など質問が記されたものもありました。
職員らは、人や物の位置など状況を考えながらカードを置いていきました。
伊那市では、「災害時に的確な対応が取れるよう訓練を積み重ねていきたい」と話しています。 -
(株)ヤマウラ 長谷アルプスフォトギャラリーの入場料全額を寄付
伊那市長谷在住の山岳写真家津野祐次さんのフォトギャラリーを運営する(株)ヤマウラは24日、今年1年間の入場料7万円を伊那市に寄付しました。
24日は、ヤマウラの増澤信夫伊那支店長と津野さんが伊那市長谷総合支所を訪れ、中山晶計支所長に7万円を手渡しました。
ヤマウラは、伊那市長谷非持で運営する「長谷アルプスフォトギャラリー」の入場料全額を、8年前から毎年寄付しています。
ギャラリーには、津野さんが撮影した山や四季折々の自然など様々な作品が展示されています。
入場料は100円で、今年は700人が訪れました。
中山支所長は「津野さんの作品のお陰で、山や写真に関心のある人が増えた。ギャラリーは長谷にとっての宝物」と感謝しました。 -
高遠町長藤分団第1部にポンプ車導入
伊那市高遠町長藤分団第1部に新しいポンプ車が導入されました。
24日には入魂式が行われ、消防団員など関係者およそ30人が集まりました。
長藤分団第一部がこれまで使用していたポンプ車は、25年たち老朽化していました。
今回導入された車両は、吸水につかう真空ポンプが1つ増え、吸水時間を短縮することができます。
最大放水量も、これまでの車両の毎分2000リットルから、2600リットルとなりました。
装備品などを含め、購入金額はおよそ1,500万円です。
長藤分団の伊藤秀樹分団長は「長藤、高遠、藤沢の各地区の、中心となるポンプ車として、十分能力を発揮できるよう訓練を重ねていきたい」と話しました。 -
創造館逸品展記念講演会
伊那市の創造館で23日、明治時代の国民国家形成についての講演会が開かれました。
講演会は、創造館の逸品展「白旗縲恣垬I戦争の終結と歴史の転換縲怐vに合わせて開かれたもので、およそ80人が訪れました。
講師は、上伊那郷土研究会会長の伊藤一夫さんです。
「国民国家形成への足どりと日清・日露戦争」と題して、明治時代の日本について話しました。
伊藤さんは、江戸時代まではなかった国民という概念が明治のころにでき、その概念の形成に唱歌が大きな力になったことを話しました。
伊那市高遠町出身で東京芸術大学初代学長の伊澤修二が唱歌と遊戯の教育の基礎を築き、国民形成に貢献したと話していました。 -
クリスマスイブに宅配サンタ
クリスマスイブの24日、伊那市のボランティアグループがサンタクロースに扮してプレゼントを配達しました。
サンタクロースに扮したのは、伊那市在住のメンバーでつくるイベント企画チーム「笑龍」のメンバー4人です。
笑龍では、夢のあるクリスマスを過ごしてもらおうと、7年前にこの企画を始めました。
24日夜は、伊那市西箕輪の飲食店で行われていたクリスマスパーティーの会場に料理を届けました。
裏口で料理を受け取ると入口へ向かい、静かに中に入っていきました。
パーティーをしていた人達は、サンタクロースの登場に驚きながらも喜んでいる様子でした。
パーティーに参加していた男性は「何十年ぶりにクリスマスにサンタに会えた。驚きましたがとてもうれしい」と話していました。
サンタクロースに扮した笑龍のメンバーは「子どものように喜んでくれていたので良かった。」と話していました。
笑龍では、今後も地域の人たちが笑顔になるようなイベントを企画していきたいとしています。 -
冬休み子ども書き初め教室
冬休みに入った小学生を対象にした「子ども書初め教室」が、25日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日はおよそ30人の子どもが集まり、伊那市内に住む書道家6人から指導を受けました。
教室は、広いスペースでのびのびと書初めをしてもらおうと毎年開かれています。
子ども達は「元気良く書くように」「スペースに気をつけて」など指導を受けながら、集中して書いていました。
ある子どもは「先生の見本がうまかったのでいつもより上手に書けた気がする」と話していました。
指導にあたったある講師は「普段、筆で書く機会が少ないので指導のしがいがあるが、みんなのびのびと書けている」と話していました。 -
年に1度の窯焼きに向け準備
伊那市高遠町伝統の「高遠焼き」の窯、白山登り窯での窯焼きの準備が進んでいます。
今週はじめから窯焼きの準備が進められ、窯元の浦野真吾さんが焼き物を窯に詰めています。
高遠焼きは江戸時代からの伝統があり、一時途絶えていましたが昭和50年に復活。平成7年に現在の場所に登り窯が作られました。
白山登り窯は、千点以上の焼き物を同時に焼くことができます。
年に1度、焼き物の数が揃った時期にだけ使われる独自の窯です。
焼き物を窯に詰め終わると、入口の部分に隙間のないようレンガを積み重ねます。
上部には窯に薪を投げ込むために取り外すことのできるふたを取り付けます。
薪が奥まで届くように何度も高さを調整します。
電気窯で焼いたものと違い、火のムラが醸し出す独特の風合いが出るのが特徴です。
浦野さんは「この時期が来ると気持ちが高まる。どんな焼きものができるか楽しみ」と話していました。
火を入れて本格的に焼きはじめるのは30日頃からになるということで、4日間焼き続け、その後2週間ほど乾燥させてから窯出しを行います。 -
伊那市創造館のマスコットキャラクター
愛称は「つくルン」伊那市創造館のマスコットキャラクターの愛称が「つくルン」に決まりました。
応募総数69点の中から選ばれた愛称は、伊那市山寺に住む伊那北高校3年の中村ともみ友美さんの「つくルン」です。
選考理由は、さまざまなものを新たに作り出す「創造」のイメージを表現していて、明るく親しみやすい名前であるからということです。
このほかに、どきコさん、えがおまるちゃん、こうこちゃん、ドキーナちゃんなどの作品が寄せられました。 -
クリスマスイブ ケーキ店大忙し
24日は、クリスマスイブ。
市内の菓子店では、クリスマスケーキの販売に追われる一日となりました。
このうち、伊那市上牧にある菓匠Shimizuでは、午前10時の開店前から店員がケーキ作りに追われていました。
開店前に全体でミーティング。
一年のうちでもっとも忙しい一日を迎えるにあたり、連絡の徹底、意思統一をはかります。
菓匠Shimizuでは、クリスマスに向けて、期間限定のものも含め、デコレーションケーキ9種類を制作。
従来のショートケーキなど含めるとこのクリスマスシーズンに販売するのは、50種類を超え、その数は、数千個に上ります。
午前10時の開店を前に店内は、緊張感に包まれていました。
そして、午前10時、クリスマスケーキを買い求めるひ人たちで、店内は活気にあふれていました。
中には、デコレーションケーキを2個・3個と買い求める人もあり、レジカウンターの前には、長い列が出来ていました。
いつもの年ですと、24日のクリスマスイブが最盛期となりますが、今年は、カレンダーの関係で25日も24日と同じ位の予約が入っているということです。 -
上伊那の小中学校で終業式が始まる
上伊那の小中学校で終業式が始まりました。
校舎の耐震化工事が進められている伊那小学校では、校内放送による終業式が行われました。
伊那小学校では、2学期の始めから体育館と校舎の一部の耐震化工事が進められています。
そのため24日は、校内放送による終業式となりました。
児童代表の挨拶では、2年の御子柴睦さんと5年の高橋光さんが2学期を振り返りました。
御子柴さんは「3学期には、九九をスラスラ言えるようになりたい」
高橋さんは「漢字や算数に意欲的に取り組めた。苦手を少なくしていきたい」とそれぞれ話しました。
武田育夫校長は「みなさん1人1人のまわりには支えてくれている人が必ずいます。今日のような節目の時に“ありがとう”と言えるようにしましょう」と挨拶しました。
上伊那の小中学校の終業式は、28日にピークをむかえます。