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クリスマスローズ作品展
いよいよ受験シーズンも本番。伊那市西春近のかんてんぱぱ・くぬぎの杜では、受験生にぴったりのクリスマスローズの展示会が開かれている。
一見大きな花びらが並んでいるように見えるクリスマスローズ。実はこの部分は「がく」。
クリスマスローズは「がく」が落ちずに残るため、長持ちする花として人気が高いという。
また「がく」が落ちないことから、受験生に縁起の良い花とも言われている。
展示会は、県内のクリスマスローズ愛好家でつくるヘレボルスクラブ伊那支部が去年から開いているもので今年で2回目。
会場には、会員8人の作品約100点が並んでいる。
訪れた人たちは、カメラで花を撮影しながら楽しんでいた。
ヘレボルスクラブのクリスマスローズ展は28日まで。時間は午前9時から午後3時まで。 -
中病にMRI棟建設へ
伊那市の伊那中央病院は来年度、2台目のMRI導入に伴い、MRI棟の建設を計画している。
25日夜開かれた伊那中央病院運営審議会で計画が示された。
計画では、MRI棟は病院本館の東側に建設し、本館とつなぐ。
3階建てで、延べ床面積は約500平方メートル。
1階はMRI検査室、2階と3階は医局などに利用したい考え。
建設費は約2億3600万円で、来年度当初予算に計上する予定。
また審議会では、病院の運営状況も報告された。
伊那中央病院は今年度、平成15年の開院以来初となる6500万円の黒字決算を見込んでいる。
来年度の当初予算案は、黒字化の見込みを受け、これまでの赤字予算から、初めて差引収支が0となる収支均衡予算になるという。 -
はらぺこで醤油づくり
伊那市東春近の自由保育所「山の遊び舎はらぺこ」で24日、しょうゆ作りが行われた。
しょうゆ作りには、園児とその保護者約30人が参加した。
はらぺこでは去年5月に、醤油麹に塩と水を加え、約150リットル分を仕込み、熟成させてきた。
園児らは熟成したもろみをひしゃくですくい、布袋に入れていた。
醤油搾り機は、園児の保護者で伊那市の造り酒屋、漆戸醸造の漆戸正彦さんが用意した。
もろみを入れた布袋が醤油搾り機の中に積まれていくと重みでこされ、しばらくすると、醤油が出てきた。
園児らは、醤油が出てくる様子を見ながら歓声をあげていた。
この醤油はビン詰めにして、家に持ち帰り、それぞれの家庭で味わったという。 -
農事組合法人はるちか設立総会
伊那市東春近の農家らでつくる、農事組合法人はるちかの設立総会が24日JA上伊那東春近支所で開かれた。
総会には東春近の農家など約100人が集まった。
農事組合法人はるちかは、地域農家の協同による農業経営を行うことで、農地を荒廃から守り経済性を高めようと組織された。
会員数は236人で、水稲、麦、大豆などの栽培を行う。
平成22年度の作付面積は105ヘクタールで販売高9670万円を計画している。
組合では、国が農業施策として掲げる個別所得補償制度などを例にあげ、どのように国の施策が変わっても動じない組織にしていきたいと決意を新たにしていた。 -
伊那小4年忠組がエコキャップ集め
伊那小学校4年忠組の児童は、去年4月から、ペットボトルのキャップを集め、ポリオワクチンにするエコキャップ運動に取り組んでいる。
今日は、忠組の児童33人が、エコキャップの取り次ぎをしている介護センター花岡を訪れ、これまでに集めた11,828個のキャップを伊那店店長の武田英敏さんに手渡した。
これは、14人分のワクチンになるという。
児童たちは、何か人の為になるようなことをしたいと去年4月下旬からキャップ集めを始めた。
忠組では、今後、この取組みを学校全体に広げ、地域にも呼びかけてエコキャップ運動の輪をさらに広げて行きたい考え。
26日届けられたキャップは、山梨県のNPO法人が再資源化事業者に売却しワクチンを購入。ユニセフを通じて発展途上国に届けられることになっている。 -
新保育園のテラスをビー玉で飾りつけ
伊那市の富県保育園の園児たちが25日、4月から通うことになる新しい保育園のテラスをビー玉で飾り付けた。
富県保育園の新しい園舎は、3月完成を目指して現在建設作業が進められている。
この日は、年少から年長までの80人が、新しい保育園の園舎を訪れ、思い思いのビー玉を持って、まだ固まっていないモルタルの上に、ビー玉を一つひとつ埋め込み飾り付けた。
子どもたちがビー玉を埋めた部分は、テラスとなる予定。 -
伊那市地域づくり活動事業報告
平成21年度伊那市地域づくり活動支援金事業の活動報告会が昨夜、伊那市役所で開かれました。
伊那市地域づくり活動支援金事業は、地元住民の地域活性化活動を支援しようとおこなわれている。
平成21年度は18の事業が行われ、支援金の総額は4149万円となった。
報告会は、そのなかから特色のある活動を広く知ってもらおうと開かれたもので、会場には地区役員など、約100人が集まった。
発表した団体のうち「歴史の道 伊那街道を歩こう会」の白石利彦さんは、いいとこマップの作成や案内看板を設置したことを発表し、活動を通して普段の生活の中で気付かなかった地元の、良さを感じたと話していた。
伊那市では3月1日から24日まで平成22年度の地域づくり活動支援事業の実施団体を募集することにしていて、4月上旬の選考委員会で決定する予定。 -
使う人の視点で贈り物づくり
使う人の気持ちを考えて贈り物をつくろうと、伊那市東春近小学校の1年生が25日、3月に卒業する6年生に贈る「しおり作り」に挑戦した。
この日、1年東組の児童およそ30人が、6年生に贈るしおり作りに挑戦した。
伊那市では、今年度、諏訪市のエプソンインテリジェンス株式会社に委託して、「ユーザー視点のものづくり事業」を東春近小学校で実施している。
誰かの役に立つものづくりを行い、ものづくりの楽しさを知ってもらおうという試みで、エプソンインテリジェンスからコーディネーターの河野満さんを迎え、各学年で取り組みをしてきた。
今回1年生は、3月で卒業する6年生に贈るしおりを作ることにした。
事前に6年生にアンケートを行い、好きなものを聞き、その中から選んだ絵をしおりに描き裏にはメッセージを付けることにした。
しおりは、6年生を送る会で贈るという。 -
紙ごみのアンケート実施へ
伊那市ごみ減量化・資源化推進委員会が25日、伊那市浄水センター開かれ、紙ごみを減らす方策を検討した。
空き箱や封筒などの雑紙は、資源ごみだと知らない市民も多いことから、実態を把握するアンケート調査を行う。
委員会では、排出ごみに占める割合が10%と2番目に多い紙ごみの減量化について話し合った。
菓子やティッシュペーパーの空き箱や、封筒などの「雑紙」と呼ばれる紙類は、伊那市では平成16年度
から資源ごみとして収集している。
しかし、「市民がまだ、新聞や雑誌以外の紙が資源ごみであると認識していない」などといった意見が多く出された。
そのため、伊那市では、今月末から始まる各地区のごみの出し方説明会でアンケートを実施し、どの程度の市民が、雑紙について認識しているか、調査することした。
また、紙ごみを減らす具体的な方策としては、過剰包装をやめる、紙ごみの分別を周知・徹底する、子どもに対し、啓発活動を行うなどといった案が出された。
紙ごみの減量化・資源化については、次回の委員会で意見をまとめる予定。 -
伊那市観光協会通年ポスター審査
伊那市観光協会は、桜や紅葉の時期だけでなく、通年で伊那市をPRしていこうと、今回新たにポスターを作っている。
25日、伊那市役所で、審査会が開かれ、小坂樫男市長など6人が審査に当たった。
ポスターは、信州高遠美術館館長の竹内徹さんの作品を元に作られ、印刷業者4社から6点が寄せられた。
委員は、第一印象やキャッチフレーズ・コンセプトなどから、審査した。
審査の結果、「本当にあるんだ こんな風景」をコンセプトとする、田園風景の絵を使用したポスターが選ばれた。
伊那市観光協会では、構図など委員の意見を参考にしながら校正をし、3月19日に完成させる予定。
ポスターは200枚用意され、旅行業者や、県外の関係市町村に配布するほか、イベント等で活用される。 -
周回コース完成でランナー試走
伊那市の富士塚スポーツ公園にあるジョギングコースにウッドチップを敷く改修工事が完了し、25日、地元ランナーが試走して新しいコースの感触を確認した。
富士塚スポーツ公園のジョギングコースは、グラウンドまわり一周550mとなっている。
これまで土のコースだったが、今年度事業で、約110万円かけて、5センチ掘り下げウッドチップを敷き詰めた。
この日は、伊那市内の高校陸上部生徒などが試走し、新しくなったコースの感触を確かめた。
ウッドチップは、クッション性があり足に負担がかかりにくいとされていて、ランナーは、
「柔らかくて、とても走りやすい」と話していた。
伊那市では、来年度、ますみヶ丘平地林でのクロスカントリーコースの整備を予定していて、富士塚のコースを参考に、「駅伝のまち」として練習コースの整備を進めていくという。 -
伊那市議会開会 43議案提出
伊那市議会3月定例会が24日開会し、市側から43議案が提出された。
今議会には、H22年度一般会計予算案や、今年度補正予算案、条例改正案など43議案が提出されている。
条例改正案では、伊那市海洋センターの利用料を1時間100円から300円に引き上げる条例改正案や、富県保育園の新築移転に関する条例改正案などが提出されている。
伊那市議会3月定例会は、3月3日から5日まで一般質問が行われ、3月15日に閉会する予定。 -
旧井沢家住宅で古い雛人形 一般公開
伊那市西町の旧井沢家住宅では古いひな人形などが飾られ一般公開されている。
ひな人形の展示は伊那部宿を考える会がおこなっているもので、市有形文化財に指定されている館内には約120体の人形が並べられている。
伊那部宿を考える会では、ひな祭りの行事を地域で受け継ごうと、毎年この展示を行っていて、今年で5年目となる。
飾られているのは会員が持ち寄った昭和初期の古いひな人形の他、布を貼り合わせてつくられた「押しびな」、御殿の中に人形がある「御殿びな」など様々。
他には珍しい手作りの「つるしびな」もあり、訪れた人たちの目を引いていた。
また女の子の節句に関連して、母、娘、孫の3代にわたり結婚式で着たといわれる花嫁衣装も展示されている。
伊那部宿を考える会では27日土曜日と28日日曜日には訪れた人たちに甘酒を振る舞うことにしていて、来場を呼びかけている。 -
伊那市 下水道使用料金の未請求が明らかに
伊那市は、下水道に接続しているにもかかわらず料金システムが未登録であったため使用料を請求していなかった事例が204世帯分あった事を明らかにした。
これは、24日開かれた伊那市議会全員協議会で小坂樫男市長が明らかにした。
伊那市によると、昨年末、下水道接続の推進のための個別訪問を行ったところ、無届工事や使用料未請求と思われる事例が発見されたため、今年1月から2月にかけ改めて現地調査を実施した。
調査の結果、未請求が判明したのは、2月23日現在で134件、204世帯で、金額は約2300万円、うち900万円は時効が成立しているため回収できない。
原因として、下水道使用開始届の確認不足、関係部門の連携不足などが65%を占め、他に、指定工事店によらない無届工事などを挙げている。
小坂市長は「収益をあげようという職員の熱意のなさが原因。再発防止に努めたい」と話していた。
なお、今議会に提出予定だった下水道使用料金を値上げする条例改正案は、今回の不手際で市民の理解が得られないとして提出が見送られている。 -
人権擁護委員協議会が西春近北保育園で啓発
伊那人権擁護委員協議会は、24日、伊那市の西春近北保育園を訪れ、人形劇などを通して、思いやりの心を持とうと園児に呼びかけた。
24日は、伊那人権擁護委員協議会の伊那市と南箕輪村でつくる中部支部のメンバーが西春近北保育園を訪れ、園児に人権について話をした。
協議会では、子ども達に思いやりの心をもってもらおうと、上伊那各地の保育園で啓発活動を毎年行っていて、今年で5年目になる。
メンバーは、人権擁護のイメージキャラクター「まもるくん」と「あゆみちゃん」を使って、「いじめはダメ」、「悪い事をしたらゴメンネと言おう」と呼びかけていた。
中部支部の白田 信隆支部長は、「人権の基本となる、友達と仲良くしよう、喧嘩をやめようという心を育んでもらいたい」と話していた。 -
152号バイパス東高遠工区3月25日完成
伊那市高遠町で工事が進められている国道152号バイパス東高遠工区が3月25日に完成する。
これは、24日開会した伊那市議会3月定例会で、小坂市長が示した。
国道152号バイパス東高遠工区は、的場から高砂までをつなぐ2,250メートル。152号バイパス工事は、昭和54年に国の補助事業としての採択を受け、総工費111億円をかけて工事を行ってきた。
今回開通する東高遠工区は、最終工区となるもので、これで、昭和54年からの事業は完了することになる。
伊那市では、高遠城址公園の花見シーズン前に完成予定であることから、交通渋滞の緩和に期待している。 -
伊那西スケート場利用状況まとまる
伊那市ますみヶ丘の天然リンク、伊那西スケート場は、14日で今シーズンの営業を終了した。
伊那市教育委員会によると、今シーズンは、去年12月25日から今年2月14日まで52日間の開場期間中、滑走可能になったのは、31日間で、入場者数は、のべ1,635人、一日の平均は53人だった。
シーズン中は、子どもスケート教室や市民体育祭スケート競技、プチカーリング大会などのイベントも予定通り開催された。
伊那西スケート場の入場者数は、昭和60年度の23,764人をピークに年々減少傾向にあり、平成7年度には、3,000人台、10年度には、1,000人台と推移している。 -
伊那タクシーとつばめタクシー統合
伊那バスグループの、伊那タクシー(株)とつばめタクシー(株)は、今月21日から経営を統合し営業をスタートさせた。
景気低迷による需要の減少に伴い今月21日つばめタクシーが伊那タクシーに経営統合をした。
呼び名は、これまでの両社の名称を残し伊那・つばめタクシーに、正式名称は、伊那タクシー(株)とした。
本社の建物に、名称が書かれた看板が設置された他、すべての車両のナンバーを電話番号の下4桁にした。
統合により伊那タクシー(株)では、車両の台数が増えたことで効率的に乗客を運べる事や、経費の削減が可能になると話している。
伊那タクシー(株)では、より多くの人達に利用してもらえるようサービスの向上を図っていきたいとしている。 -
伊那養護学校高等部が販売
伊那養護学校の高等部の生徒は21日、作業学習でつくった製品などの販売を伊那市のAコープ中央店で行った。
伊那養護学校の高等部の生徒54人は、作業学習の一環で陶芸品や竹炭、机や椅子などを作っている。
販売は、その作業学習の成果を発表する場にしようと毎年この時期に開いている。
会場には、生徒達が作った300点の製品が並べられ、訪れた人たちが買い求めていた。
生徒達は、お揃いのバンダナを身に付け、元気に接客をしていた。
商品は4時間ほどで売り切れになったという。
伊那養護学校では、「この販売でお客さんが声をかけてくれる事が生徒達の励みになる。また来年に向けて頑張りたい」と話していた。 -
いーな伊那プレミアム商品券
2並びの日に抽選会平成22年2月22日、2が並んだこの日にちなみ、総額で2億2千万円発行した第2弾いーな伊那プレミアム商品券の「お楽しみ抽選会」が開かれた。
抽選は関係者が出席し、伊那市の伊那商工会館で、午後2時22分22秒にスタートした。
第2弾いーな伊那プレミアム商品券は、総額で2億2千万円発行され、昨年12月に売り出された。
商品券にはお楽しみ抽選会の応募券が添えられていた。
締め切りの2月15日までに約7300枚の応募があり、抽選で液晶テレビやゲーム機、図書カードなどが67人に当たった。
伊那商工会議所の向山公人会頭は、「プレミアム商品券が、地域経済の景気回復の足がかりに繋がってくれれば」と話していた。
2月15日現在、商品券の利用率は約65%となっている。
商工会議所では、「利用期日が3月末までとなるので、忘れずに使ってほしい」と呼びかけている。 -
伊那市長選 白鳥孝さん出馬表明
任期満了に伴い4月に行われる伊那市長選挙に前副市長の白鳥孝さんが21日、立候補することを表明した。
白鳥さんは、地元西箕輪の中条公民館で正式に立候補することを表明した。
白鳥さんは「市民との対話や現場主義を大切にして、観光や産業、福祉などを充実させていきたい」としている。
また政党からの推薦は受けない考えを示している。
また、地元中条の後援会組織が発足した。
中条後援会の田中清会長は、「7万市民のために生活を守ってほしい。地区をあげて一生懸命後押しをしたい」と話した。
白鳥さんは立候補することを正式に表明した事を出席者に伝え、「地元中条のみなさんのご支援をお願いしたい」と協力を呼びかけた。
28日には西箕輪地区の後援会組織が発足する予定。
立候補を表明した白鳥さんは54歳。伊那北高校を卒業後、立教大学に進み、昭和54年に信英蓄電器箔株式会社に入社。平成16年に伊那市収入役に就任。平成19年から副市長を務め21日付けで退職した。
伊那市長選で立候補を表明したのは白鳥さんが初めて。
市長選をめぐっては、候補を擁立する動きはあるが、現在のところ白鳥さんの他に立候補を表明した人はいない。
伊那市長選は4月18日告示、25日に投開票される。 -
環境アセスメント説明会
上伊那広域連合などは、新しいごみ中間処理施設の建設候補地に対し21日夜、環境アセスメントのスケジュールを示した。
伊那市富県の桜井研修センターで環境アセスメントの概要説明が行われ、区民約50人が出席した。
環境アセスメントは、環境に及ぼす影響について調査・予測・評価などを行う。
桜井区では昨年12月に環境アセスメント実施に同意をしている。
この日は、上伊那広域連合の職員がアセス実施までのスケジュールを説明した。
上伊那広域連合が示したスケジュールによると、5月頃から調査方法などを決める方法書案を作成し、まとめた物を今年の秋頃に関係地区に説明する。
来年の春から1年間、現況調査を行い、3年かけて評価書を作成する計画。
春日康造区長は「当面は区の役員が窓口となり必要があれば対策委員会を設置して対応したい」と話していた。
27日には同じく地元区の北新区で環境アセスメントの概要説明会が行われることになっている。 -
キッズ王国 親子でにぎわう
手作りの遊びや紙芝居などが楽しめるキッズ王国が21日、伊那市の伊那公民館で行われ、親子連れで賑わった。
キッズ王国は冬の時期に室内で出来る手作りの遊びを楽しんでもらおうと伊那市公民館連絡協議会などが開いたもので、今年で18回目。
会場には、小麦粉粘土遊びや紙の魚を釣るコーナーなどが設けられ、訪れた子ども達は夢中になって遊んでいた。
中でも、紙のプールは毎年子ども達に人気で、頭から紙をかぶったり、投げ合ったりしていた。
初めて訪れたある母親は「たくさんのコーナーがあってびっくりしました。子どもと一緒に楽しめました」と話していた。
伊那市公民館連絡協議会によると、イベントには約700人が訪れたという。 -
南ア食害対策中部森林管理局長賞
ニホンジカの被害対策に取り組んでいる南信森林管理署と南アルプス食害対策協議会が、中部森林管理局長賞を受賞した。
南信森林管理署と南アルプス食害対策協議会が22日、小坂樫男伊那市長に受賞を報告した。
2月初旬に長野市で開かれた中部森林技術交流発表会で、南信森林管理署と南ア食害対策協議会が共同でニホンジカの被害対策について発表し、局長賞優秀賞3点のうちの1点に選ばれた。
発表した取り組みは、仙丈ケ岳馬ノ背周辺にボランティアの協力を得て防護ネットを設置したことと、職員自らがくくりワナによる捕獲をしたことについて。
南信森林管理署の竹内正比古署長は、「今後も共同事業を続けていきたい」と協力を呼びかけた。
小坂市長も「一緒にシカ対策に取り組んでいきたい」と話していた。 -
西春近北小で2分の1成人式
伊那市の西春近北小学校で、10歳の節目を祝う2分の1成人式が、19日行われた。
2分の1成人式には、4年生の児童35人や、その保護者、地域の人たちなど約90人が参加し、子供達の成長を祝った。
児童を代表して、田中悠羅(ゆら)さんは「成長を見守ってくれた、両親や地域の人達に感謝し、どんな大人になりたいか考える機会にしたいです」と挨拶した。
続いて児童一人一人が、「スポーツ選手になり親を喜ばせたい」「食べた人が笑顔になれる、料理人になりたい」等、将来の夢を発表した。
式では、保護者と手紙の交換も行われた。
子ども達からは、日頃の感謝の気持ちなどが書かれた手紙が、保護者からは妊娠からこれまでの成長の様子等を記した手紙が送られていた。
酒井照明校長は、「夢や希望に向かいチャレンジし、立派な大人になって下さい」と話していた。
また、担任の曽根原 浩教諭は「二十歳までに沢山の友達を作り、成人式の時に報告して下さい」と話していた。 -
どろカップ 今年は東春近で開催
地域の活性化を目指し伊那商工会議所青年部が毎年開いている、どろんこサッカー全国大会「どろカップ」が、今年は8月28日に伊那市東春近で開催される。
伊那商工会議所青年部は19日夜、商工会館で記者会見を開き、どろカップの開催期日と会場を発表した。
新しい会場については、青年部が開催地を公募したところ、東春近の細田清登さんから応募がありました。
青年部では、市街地に近いことや、中央アルプスを臨める景観が素晴らしいことなどから、応募のあった東春近を開催地に決めた。
会場となる細田さんの田んぼは、広さおよそ3千800平方メートルの転作田で、大会参加者が身体の泥を落とすための水場も確保できるという。
青年部では大会に向け準備を進め、5月から参加チームの募集を始める。 -
伊那朗読の会発表会
伊那市の朗読愛好者でつくる「伊那朗読の会」の発表会が20日、伊那市のいなっせで開かれた。
20日は、伊那朗読の会のメンバー15人が、それぞれ好きな詩やエッセーなどを朗読した。
そのうち、『どうぶつニュースの時間』という作品の朗読を行ったグループは、6人がさまざまな動物になり、動物の世界のニュースを伝え、会場を楽しませていた。
訪れた人たちは、メンバーのさまざまな朗読に聞き入っていた。 -
「雨水」 春の歌声響く
19日は、雨水。雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころとされている。
いなっせでは、恒例の童謡・唱歌教室が開かれ、春らしい歌声が響いていた。
参加者たちは、オルガンの伴奏に合わせて早春にちなんだ歌を歌っていた。 -
【カメラリポート】緑のさなぎから出てきたものは・・
建石さんは、1月に安曇野市に出かけた際、緑色のさなぎを見つけた。
これまで本などで緑色のさなぎを見たことはあったが実際に見つけたのは初めてだったという。
建石さんは、どんなチョウが出てくるか観察しようと自宅に持ち帰りプラスチックケースに入れ羽化を待っていた。 -
銭湯で健康づくり
地域にある銭湯を活用して生活習慣病の予防や健康増進を図っていこうと、19日伊那市荒井の菊の湯でモデル事業が実施された。
19日は、日ごろから銭湯を利用している人たち約20人が参加した。
伊那市荒井の銭湯、菊の湯は、この日健康情報発信の場へと早代わり。
参加者たちは、保健師による血圧測定や保健指導を受けたり、健康運動指導師による有酸素運動を行っていた。
銭湯で健康づくりをしようというこの取組みは、県内で公衆浴場を営む業者の組合と財団法人長野県生活衛生営業指導センターが国と県の補助を受け、毎年県内2カ所でモデル事業として展開している。
一時は300以上あった銭湯は、現在では37軒に、上伊那地域では、菊の湯も含めて3軒しかない。
年々減少傾向にある銭湯を健康に関する情報発信の場として活用することで、新たなニーズを掘り起こそうという狙いもある。
財団法人長野県生活衛生営業指導センターでは、利用者には健康増進を図ってもらい、庶民の生活に密着している銭湯には、新たな活用法でファンを増やしてもらいたいと話している。