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春近発電所 安全祈願祭・起工式
伊那市東春近にある、春近発電所の大規模改修工事の安全祈願祭と起工式が13日に、行われました。
13日はは、県企業局や伊那市の関係者などおよそ30人が出席しました。
春近発電所は昭和33年の運転開始から64年を迎えました。
改修工事は11月から予定されていて、建物自体は取り壊さず、内部の発電機や変電所を新しくします。
最大出力を現在の23,600kWから25,300kWに増やす計画です。
また、水力発電の仕組みなどが学べる展示施設や、災害時に地域などに電力が供給できる小水力発電所が新設されます。
長野県企業局の須藤俊一企業局長は「地域に親しまれる発電所にしていきたい」と話していました。
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県内で新たに上伊那157人を含む1,492人新型コロナ感染確認 7人死亡
長野県内で13日新たに、上伊那地域の157人を含む1,492人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、県と長野市は、基礎疾患のある65歳以上の感染者7人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は157人で、伊那市で61人、箕輪町で17人、南箕輪村で7人、駒ヶ根市で12人、辰野町で50人、飯島町で3人、中川村で5人、宮田村で2人、佐久保健所管内で179人、上田・諏訪保健所管内でそれぞれ148人、松本保健所管内で109人、長野保健所管内で104人、飯田保健所管内で73人、北信保健所管内で50人、大町保健所管内で20人、木曽保健所管内で18人、県外3人、長野市279人、松本市204人の合わせて492人です。
また、県は、基礎疾患のある65歳以上の感染者5人の死亡を、長野市は、基礎疾患のある90代の感染者2人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは19万3,012人で、入院は265人、死亡は327人です。
また、きのう午後8時現在の確保病床使用率は39.4パーセントとなっています。 -
伊那北 南信地区準優勝
第147回秋季北信越高校野球県大会の南信予選の決勝に進んだ伊那市の伊那北高校は、飯田OIDE長姫と対戦し3対12で敗れました。
11日は、諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで試合が行われました。
伊那北は1対2と1点リードされ迎えた7回裏、1アウト2塁3塁のチャンスをつくるとセーフティスクイズで1点、さらにピッチャーが打球をはじく間にもう一点を追加し逆転に成功します。
しかし8回表、伊那北は飯田OIDE打線につかまりこの回、一挙6点を奪われます。
9回にも4点を追加された伊那北は、3対12で敗れ準優勝に終わりました。
尚、23日から上田市の県営上田野球場などで行われる県大会に、上伊那勢は準優勝の伊那北と5位の赤穂が出場することになっています。 -
みはらしいちご園 苗の植え替え作業
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内のいちご園で、来シーズンの営業に向けた苗の植え替え作業が行われています。
作業は6日から行われていて、12日は組合員や地元住民などおよそ30人で苗の植え替えを行いました。
紅ほっぺ、章姫、女峰の3種類のいちごの苗を、ほぐして余分な葉を間引いていきます。
いちごは、シーズンが終わったあとそのままでも次の年に実をつけますが、みはらしいちご園では安定した収量の確保と病害虫の防除を目的に毎年植え替えを行っています。
ハウス内では、等間隔で苗を植えていました。
冬のうちから苗づくりを始め、3品種合わせて15万本を用意しました。
新型コロナの流行前は、年間8万人近くが訪れていたということですが、昨シーズンは1万人にまで減りました。
今シーズンは、1月2日から6月上旬まで営業し、食べ放題を復活させたこともあり、およそ3万5千人だったということです。
植え替え作業は、15日木曜日まで行われる予定です。 -
第16回ふれあい広場
伊那市の福祉の祭典、第16回ふれあい広場が、11日、福祉まちづくりセンターで開かれました。
ふれあい広場は、障害の有無によって分け隔てられることなく、互いに人格と個性を尊重しあおうと毎年開かれていて、今年で16回目です。
会場には、8店舗が参加するテイクアウトマーケットが設置され、パンや大福、ローメンなどが販売されました。
新型コロナの影響で参加できない人向けに、オンラインでも配信が行われ、社協のスタッフがテレビ会議システムを使って会場の様子を中継していました。
福祉まちづくりセンター内には、ボランティア団体の展示コーナーもあり、訪れた人が見学していました。
また、社協に寄贈された絵画のオークションも行われました。
伊那市社会福祉協議会の篠田 貞行会長は、「伊那市福祉まちづくりセンターが新しくなって、初めて行われるふれあい広場になります。福祉のお祭りを楽しんでほしい」と話していました。
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春近発電所が改修工事前に見学会
運転開始から64年を迎え大規模な改修工事が行われる、伊那市東春近の春近発電所で、11日に見学会が開かれました。
伊那市東春近田原にある春近発電所は高遠ダムから取水して発電を行うダム水路式発電所です。
11日は発電所の内部が公開され親子連れなどが訪れていました。
水車発電機の水車を回すための主軸が実際に回っている様子を見学していました。
春近発電所は昭和33年の運転開始から64年を迎えました。
改修工事は11月から予定されていて、建物自体は取り壊さず、内部の発電機や変電所を新しくするということです。
現在の最大出力は2万3,600キロワットでおよそ2万6,000世帯分の年間発電電力量です。
改修後には最大出力は2万5,300キロワットとなりおよそ3万世帯分の電力量になるということです。
発電所は11月に稼働を休止して、公園や災害時に対応する小水力発電棟の建設も行われます。
新しい発電所は令和7年4月の運転開始を予定しているということで、13日には起工式が行われます。
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自転車がガードレールに衝突 男子高校生が重傷
10日、伊那市長谷溝口の市道で男子高校生が運転する自転車がガードレールに衝突する事故がありました。
この事故で男子高校生は肺挫傷と内臓を損傷する重傷です。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのは、伊那市長谷溝口の市道です。
10日、午後5時頃、愛知県西尾市の16歳の男子高校生が運転する自転車がガードレールに衝突したものです。
男子高校生は自転車レース競技の練習を行っていたということです。
この事故で男子高校生は伊那市内の病院に搬送されましたが肺挫傷と内臓を損傷する重傷を負いました。
意識はあるということです。
伊那署は事故の原因について調べをすすめています。
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天竜川で「ワニのようなもの」目撃情報
10日午前8時頃、箕輪町三日町の明神橋付近で、「天竜川を泳ぐワニのようなもの」の目撃情報が警察に寄せられました。
箕輪町三日町の明神橋です。
伊那警察署によると、今日午前8時頃、付近を通行していた人から「ワニのようなものが天竜川を泳いでいるように見えた」と通報があったということです。
伊那署では付近を2時間ほど捜索しましたが、それらしきものは発見されなかったということです。
伊那署では、見かけた場合近寄らず警察に通報するよう呼びかけています。
なお午後4時半現在、他に目撃情報はないということです。
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全日本レディースソフトボール大会
全国各都道府県の予選を勝ち上がって優勝したチームが出場する第27回全日本レディースソフトボール大会が10日から伊那市の伊那スタジアムなどを会場に始まりました。
大会には、全国各地の代表44チームおよそ1000人が集まりました。
今年で27回目を数える大会は、新型コロナの影響で3年振りの開催となりました。
この大会が伊那市で開かれるのは、今回で3回目です。
トーナメント戦で試合が行われ、10日は伊那スタジアムや市営野球場など6会場で28試合が行われベスト16が決まりました。
開催地となった長野県からは、4チームが出場しています。
伊那スタジアムでは、長野市を拠点に活動する緑のユニフォームGOGO Beautyが滋賀県のチームに3対0で勝ち初戦を突破しました。
大会は11日にベスト4が決まり12日に準決勝と決勝が行われることになっています。
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いなテレスマホイベント11日も
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」を10日と11日の2日間限定で大幅値下げし販売するイベントが伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
イベントでは、スマートフォンやタブレット端末を台数限定で大幅値下げし販売しています。
いなテレスマホは伊那ケーブルテレビが提供する格安スマートフォンサービスです。
料金は最も安いプランで月額1188円となっています。
また、ケーブルテレビやインターネットなどの各種サービスもキャンペーン価格となっています。
イベントは11日も開かれ、時間は午前10時から午後5時まで、会場はベルシャイン伊那店1階の時計台広場です。
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南信地区高等学校書道展
上下伊那と諏訪地区の高校生による南信地区高等学校書道展が、9日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
書道展には南信地区15校の生徒の作品108点が集まりました。
今回で37回を数える書道展は、新型コロナの影響で3年振りの開催となります。
作品は生徒一人一人が題材となる古典を書き写した臨書です。
線の質や字の形全体の構成を考えて書いたということです。
会場では他に、南信地区の高校の書道教員展も行われています。
県内で唯一書道専攻のコースがある高遠高校の生徒は9日、書道展の準備をしました。
高遠高校では、1年生から3年生まであわせて22人が作品を出品しています。
3年生は、新型コロナの影響で、学校以外で作品を展示するのは今回が初めてだということです。
第37回南信地区高等学校書道展は11日まで伊那文化会館で開かれています。
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伊那市上下水道料金 据え置き答申
伊那市上下水道事業運営審議会は、市から諮問されていた、令和7年度までの上下水道料金について、据え置くよう白鳥孝市長に2日に答申しました。
この日は、審議会の岡野哲郎会長らが市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
上下水道の料金は、人口減少などで利用者が減っているため値上げをする必要があるということですが、新型コロナや物価高騰の影響で家庭の負担が増えていることから、市側の諮問通り据え置くよう答申しました。
市側は、下水道については、これまでの3年間は一般会計から4億円を補填していて、令和5年度からの3年間については、6億5千万円を補填し、料金の据え置きに対応すると諮問していました。
岡野会長は「生活に困っている人が増えているため、これまで以上に細やかな対応をしてもらいたい」と話していました。
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トルコギキョウの出荷がピーク
長野県が生産量全国1位で、上伊那が県内2位の花、トルコギキョウの出荷が現在ピークを迎え、花卉農家では出荷作業に追われています。
このうち伊那市東春近で花の生産を行っている、株式会社フロムシードでは、年間およそ50万本のトルコギキョウを栽培しています。
トルコギキョウはアルストロメリアと同様、上伊那の花の主力品種の一つで、フロムシードでは毎年6月下旬から10月末まで出荷をしています。
この時期は秋の彼岸を前にピークを迎えていて、およそ25人が作業を行っています。
7日の1日で6,000本の収穫とサイズや品質別に分ける選花作業を行いました。
フロムシードでは15種類のトルコギキョウを栽培していて、ほとんどがオリジナル品種だということです。
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伊那市 住宅新築補助 拡大へ
伊那市の白鳥孝市長は、過疎地域などに行っている45歳以下か、中学生以下の子どもがいる家庭が住宅を新築する際の最大150万円の補助を、市内全域に拡充する考えを8日に、示しました。
これはきょう、市役所で開かれた、伊那市議会9月定例会の一般質問の中で議員の質問に対して白鳥市長が答え
たものです。
伊那市では現在、新山などの田舎暮らしモデル地域と、高遠町や長谷地区に新築を建てる際、45歳以下か、
中学生以下の子どもがいる家庭には150万円の補助を行っています。
今後は定住支援として範囲を伊那市全体に広げるとしています。
白鳥市長は「若い人に住み続けてもらえるような定住支援や子育てしやすい環境づくりなどを一気にこれからやっていきたい」と話しました。
この補助金についての予算案は、伊那市議会9月定例会に提出されていて、13日に委員会審査、16日に委員長報告と採決が行われます。
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伊那節大会・ふるさと芸能祭
伊那節の歌唱力を競う伊那節大会・ふるさと芸能祭が、4日に伊那市のいなっせで行われました。
伊那節大会には、上伊那から19人が出場しました。
最優秀賞には伊那市富県の歌舞劇団「田楽座」に所属している、中山ねむかさんが選ばれました。
大会は、伊那節を次世代に引き継いでいこうと2年に1度開かれていましたが、新型コロナウイルスの影響で2017年以来になります。
ふるさと芸能祭では、まほら伊那民謡会や民謡ふるさと会など5団体が発表を披露しました。
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林秋実さん作陶展
伊那市高遠町の陶芸家、林秋実さんによる作陶展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
作陶展は主役は料理で器は脇役をテーマに開かれていて、皿や茶わん、カップなどおよそ200点が並んでいます。
林さんは三重県出身で40年ほど前から陶芸を始めました。
益子焼を学び、2006年に高遠町に移住してきました。
薪ストーブから出た灰やわらの灰を混ぜた釉薬を使っているということです。
展示会は毎年この時期に開いていて、今年で15回目となります。
作陶展は11日まで開かれていて、展示品の販売も行われています。
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白鳥市長「市戦没者慰霊祭」検討へ
伊那市の白鳥孝市長は、伊那市遺族会の会員が減少している事などから、各地区で開催している式を一本化し、市主催の戦没者追悼式の開催を検討していきたいとの考えを示しました。
これは7日開かれた、市議会で議員の質問に答えたものです。
伊那市内では、9地区で遺族会が地区社協の協力を得て追悼式などの活動を行っています。
しかし、戦後77年が過ぎ遺族の高齢化が進んでいて、遺族会の会員数はこの4年で477人から291人と180人以上減少しています。
白鳥市長は「国や県の追悼式を参考しながら、遺族会と協議を進めていきたい」と話しました。
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台風に備え果樹農家が収穫
大型で強い台風11号は午後4時半現在日本海を北東へ進んでいます。
伊那地域では果樹農家が対応に追われていました。
6日は伊那市西箕輪の果樹農家笠松悟さんが、りんごの収穫に追われていました。
品種は今が収穫時期のつがるです。
リンゴ狩りの受け入れを行っているため残していましたが、台風に備え収穫をしていました。
長野地方気象台によりますと、伊那地域では午後1時24分に最大瞬間風速17.4mを記録しました。
長野地方気象台によりますと、県南部では、夜には風は収まるということです。
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知立市野外センター 閉所セレモニー
来年3月末の廃止が決まっている伊那市西春近の知立市野外センターの閉所セレモニーが6日行われました。
6日は、野外学習で現在施設を訪れている愛知県知立市の知立西小学校の5年生が参加し閉所セレモニーが行われました。
知立市野外センターは伊那市と友好都市提携を結んでいる愛知県知立市が平成7年に設置し、知立市の小学5年生と中学2年生が「山の学習」で毎年訪れていました。
敷地面積はおよそ4万4千平方メートルで、管理棟やテント広場、宿泊棟などがあります。
施設の老朽化などにより知立市が去年3月に廃止することを決めました。
知立西小学校は今日から一泊二日の日程で施設を訪れていて、知立市による施設の利用は最後だということです。
野外センターは知立市が利用する日以外は一般に公開され、伊那市民も宿泊やバーベキューなどで活用してきました。
施設は10月末まで一般の利用が可能です。
知立市によりますと、廃止後は土地・建物を売却予定だということです。
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障がい者就労施設支援 林福連携事業を検討
伊那市の白鳥孝市長は、障がい者就労施設への支援として、林業と福祉を連携させた「林福連携事業」を進めていきたい考えを示しました。
これは6日市役所で開かれた、伊那市議会9月定例会の一般質問の中で議員の質問に対して白鳥市長が答えたものです。
白鳥市長は「伊那市から障がい者就労施設に対して安定的な仕事の発注を行うことは重要だ。林業と福祉を連携させた、林福連携事業を進めていきたい」と話しました。
伊那市では、樹木の育苗や植樹、山林の下草刈り等を発注できないか検討をしているということです。 -
上農高校の生徒が春日公園を整備
上伊那農業高校コミュニティデザイン科里山コースの3年生は、伊那市の春日公園にある噴水跡地を人が集う場所にリニューアルする取り組みを行っています。
6日は3年生17人が現地で縁石の設置作業をしました。
長野県建設業協会伊那支部青年部のメンバーが作業のやり方を指導していました。
この場所には平成元年に噴水が整備されましたが、平成2年にコスト削減のため運用が停止され、それからおよそ30年間使われていませんでした。
この噴水跡地の整備を上伊那農業高校の生徒が行うことになりました。
昨年度から3年生がこの事業に取り組んでいて、今年度は南側の200平方メートルにブロックを敷き詰め桜の模様を作る計画です。
7月から測量を行い、先月末から本格的に作業を始めました。
里山コースの生徒たちは、9月は毎週火曜日に整備作業を行います。
この取り組みは、建設業の人材確保につなげようと、長野県が、長野県建設業協会伊那支部青年部の協力を得て行っています。
一帯の整備は令和6年度まで行う予定です。
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伊那北高校 合唱コンクール
伊那市の伊那北高校の第55回合唱コンクールが6日に伊那文化会館で行われ、3年D組が最優秀賞に選ばれました。
コンクールでは1年生から3年生までの18クラスが発表しました。
審査の結果、「一詩人の最後の歌」を歌った3年D組が最優秀賞を受賞しました。
コンクールの模様は、10月からご覧のチャンネルで放送します。
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痴漢・盗撮被害撲滅を目的 伊那市駅に弥生書道部の作品
痴漢・盗撮被害撲滅を目的とした、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校書道部の書道作品が1日から、JR伊那市駅に飾られています。
きのうは制作を依頼した長野県鉄道警察隊の隊員が作品を展示していました。
作品は、JR伊那市駅の待合室に飾られています。
縦2メートル、横3メートルの書道作品です。
作品には「あなたの勇気が被害者を救います。痴漢・盗撮を見て見ぬふりせず安心安全なまちづくりをしよう」と書かれています。
これは、長野県鉄道警察隊と伊那弥生ヶ丘高校の書道部が連携して制作されました。
文章は伊那弥生ヶ丘高校の書道部が考え、製作期間は1ヶ月だということです。
なお、痴漢・盗撮被害撲滅を目的とした書道作品は弥生の他県内3つの高校でも制作されました。
長野県鉄道警察隊では、被害に遭った時や目撃したときは、すぐに110番へ通報してほしいとしています。
この書道作品は9月30日まで飾られています。
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倉田さんやり投げ全国優勝 報告会
先月行われた全国高校総体陸上競技の女子やり投げで全国優勝を果たした伊那市の伊那北高校3年の倉田 紗優加さんの報告会が、1日に学校で開かれました。
報告会では優勝を祝って、生徒会長でクラスメイトの今井 伶さんから、花束が贈呈されました。
南箕輪村在住の倉田さんは、先月6日に行われた高校総体の女子やり投げで、53m82を投げ優勝しました。
1日は、各教室に配信する形式で、報告会が開かれ、全校生徒720人がオンラインで参加しました。
埋橋浩校長は、「やればできるということを全校のみんなに教えてくれました。このキャリアを、自信を持った人生につなげてほしい」と全国優勝を祝っていました。
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薪を背負って運ぶ西駒んボッカ 3年ぶりに開催
中央アルプスの山小屋西駒山荘まで薪を背負って駆け登る「西駒んボッカ」が4日に、3年ぶりに行われました。
参加者は、4日午前6時半に伊那市の鳩吹公園をスタートし、西駒山荘を目指しました。
部門別に3キロか15キロの薪を背負い、標高差1,750mのコースを走ります。
最初に姿を見せたのは、3キロの部に出場した伊那市の鈴木昌幸さんです。
タイムは、2時間11分20秒でした。
鈴木さんは、過去にもこの大会で優勝していて、長野県縦断駅伝競走大会の上伊那チームの選手としても活躍しています。
西駒んボッカには、男女合わせて127人が参加し、126人がゴールしました。 -
大学生が砂防施設見学
砂防について関心のある大学生が、伊那市長谷の美和ダム内に令和2年度に完成したストックヤードを26日、見学しました。
日本大学、鹿児島大学の学生2人と信州大学の大学院生1人が参加しました。
天竜川上流河川事務所は学生が砂防事業について学ぶことができる「キャンプ砂防」を主催しています。
キャンプ最終日の26日は、美和ダムのストックヤードを見学しました。
三峰川総合開発工事事務所の職員がストックヤードの概要や仕組みを紹介しました。
この施設は、美和ダムの土砂を一時的にためておき、大雨時に水の勢いを利用して土砂バイパストンネルに流すもので、容量は約3万立方メートルです。
三峰川は多量の土砂を含んでいて、今後もダム機能を維持していくために令和2年度に作られました。
ストックヤードは、国内初めての施設だということです。
天竜川上流河川事務所では、「施設見学を通し、将来の職業選択に役立ててもらいたい」と話していました。
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上伊那111人含む県内1,488人の新型コロナ感染確認
長野県内で4日新たに、上伊那地域の111人を含む1,488人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は111人で、
伊那市で54人、箕輪町で9人、南箕輪村で5人、駒ヶ根市で18人、
辰野町・中川村でそれぞれ4人、飯島町で2人、宮田村で15人
松本保健所管内で154人、諏訪保健所管内で149人、長野保健所管内で130人、
佐久保健所管内で125人、飯田保健所管内で110人、上田保健所管内で103人、
北信保健所管内で45人、大町保健所管内で43人、木曽保健所管内で3人、
県外12人、長野市292人、松本市211人の合わせて1,488人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは18万1,087人で、入院は463人、死亡は303人です。
また、3日午後8時現在の確保病床使用率は55.9パーセントとなっています。
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絵島を偲び法要 今年202回忌
江戸時代、絵島生島事件で江戸城から高遠に追放され生涯を終えた大奥の女中絵島を偲ぶ法要が、3日に、伊那市高遠町の蓮華寺で行われました。
今年で282回目となる法要には、伊那市観光協会の役員などおよそ10人が参加し、絵島の墓に花を手向けていました。
江戸時代中期、幕府内の政権争いにより起きた「絵島生島事件」で、大奥御年寄の絵島が高遠に、歌舞伎役者の生島が東京都の三宅島へ流されました。
法要は、絵島を偲び毎年行われています。
「絵島生島事件」が縁で、旧高遠町が昭和45年に三宅村と友好町村盟約を結び現在も交流が行われています。 -
中尾歌舞伎秋季公演 親子招待
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」の秋季公演に向けての稽古が1日から始まりました。
今回の公演は、市内の親子先着150人が招待されます。
1日は、中尾歌舞伎保存会のメンバー8人が中尾座に集まり秋の公演に向けての稽古をスタートさせました。
秋の公演は、子どもたちに地域の伝統芸能を伝えようと伊那ロータリークラブの特別公演として行われます。
市内在住の小学生親子150人を招待します。
今回、上演する演目は「人情噺 文七元結」です。
博打好きの男長兵衛と、その娘で父の借金を返すために身売りするお久など江戸時代の町民の気質と人情が表現された作品です。
この演目は、披露するのは平成28年以来で、子どもたちにもわかりやすい作品になっているということです。
今回の演目を演じる10人のうち2人が、初舞台を踏みます。
昨夜は、台本の読み合わせが行われ、ベテランの役者が若手の役者にアドバイスを送っていました。
伊那ロータリークラブの特別公演は、11月3日の午後1時30分から中尾座で開かれます。
尚、歌舞伎の観劇を希望する小学生親子は、来月3日~17日まで長谷公民館で電話予約を受け付けます。 -
音楽制作活動に取り組む高校生 木下渉平さん
勉強の傍ら、音楽制作活動に取り組む伊那市の高校生を取材しました。
伊那北高校3年の木下渉平さん。
西箕輪の自宅には、ギターやドラム、シンセサイザーなどが置かれています。
中学生のころからバンドを組みライブ活動を行っていて、高校では軽音楽部に入りました。