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中尾歌舞伎が2年ぶり公演
伊那市無形民俗文化財の中尾歌舞伎の今年度の公演が11月と12月に初めてのダブルキャストで行われます。
本番を前に、中尾歌舞伎保存会の稽古が8日から始まりました。
伊那市長谷中尾にある中尾座に出演者が集まりました。
稽古初日の8日は台本の読み合わせをしました。
今回の演目は「神霊矢口渡 頓兵衛住家の段」です。
去年は新型コロナの影響で公演が全て中止となり、2年ぶりとなります。
コロナ対策として、無観客公演でキャストを2班に分けて1日ずつ出演するダブルキャストとなります。
また、役者同士が対面でセリフを言わないことやマイクで声を拾い、大声を減らすなどの対策を行うということです。
物語の時代は、鎌倉幕府滅亡後です。
足利家と新田家が権力争いをしていました。
渡し守の頓兵衛の家に新田義峰と恋人のうてなが、追っ手から逃れるため訪ねてきました。
頓兵衛の娘のお舟は義峰に一目惚れをしてしまいます。
足利の味方をしていた頓兵衛は、金目当てに義峰を狙いますが、お舟が身代わりとなり、刀で切られてしまいます。
最後の力を振り絞ってお舟が太鼓を叩き、二人を逃がすという悲恋の物語です。
稽古は毎週1回行い、来月からは立ち稽古が始まるということです。
中尾歌舞伎の今年度の公演は11月3日と12月4日に中尾座で行われます。 -
伊那市が通学路の交通安全対策検討
伊那市は市内の通学路の交通安全の確保について10月末までに対策案を出す考えを示しました。
これは9日に開かれた伊那市議会9月定例会で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は「交通事故は絶対にあってはいけない。警察などと協力して事故防止パトロールを行いたい」と話しました。
伊那市教育員会によりますと、市内の通学路には危険か所が216か所あるということです。
このうち学校から報告を受けている59の危険か所については、10月末までに対策案をまとめるとしていて、緊急対策として速度制限などの路面標示を行うとしています。 -
伊那市が住民非課税世帯に商品券配布
伊那市は、新型コロナの影響が長期化する中、所得の少ない世帯を支援するため、住民税非課税世帯に対し1人あたり1万3千円の商品券を配布する計画です。
伊那市は、第18弾となる新型コロナ感染防止対策などを含む総額5億2千万円の補正予算案を開会中の市議会9月定例会に9日、追加議案として提出しました。
第18弾となる新型コロナ対策では、住民税非課税世帯に対して、1人あたりプレミアム商品券13,000円分を配布する計画です。
該当するのは9,800人で事業費は1億3千万円となっています。
配布時期は11月上旬を予定しています。
ほかに、「第5波対応中小事業者応援金」事業を計画しています。
中小事業者には上限10万円を、個人事業者には上限5万円を給付するものです。
8月と9月の事業収入の合計が去年または一昨年の同じ時期と比べ、30パーセント以上減少した事業者が対象となります。
事業費は6千500万円で、 およそ800社の申請を想定しています。
第18弾となる新型コロナ感染防止対策などを含む総額5億2千万円の補正予算案は、議会最終日の17日に採決が行われます。
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東部中合唱部 練習再開
新型コロナウイルスの感染拡大により練習を自粛していた伊那市の東部中学校合唱部は、およそ1か月ぶりに7日練習を再開しました。
午後4時半。
音楽室では、合唱部の部員が発声練習をしていました。
東部中合唱部は、8月9日に塩尻市で開かれたNHK合唱コンクールの県大会で金賞を受賞し、10月の関東甲信越大会出場を決めました。
しかし県大会の翌日から、新型コロナの感染拡大などもあり、部活は自粛となりました。
生徒達は、部活中もマスクをし、歌うのは1時間と制限のある中で練習しています。
合唱部は、来月月1日に文化祭での発表、来月の9日にはNHK合唱コンクールの関東甲信越大会への出場を予定しています。
伊那市教育委員会によりますと、市内の中学校は13日から本格的に部活動が再開する予定です。
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白鳥市長「クマ個体数調整必要」
伊那市の白鳥孝市長は、市内でのクマの目撃や人を襲う被害が増えてきている事から「県に対し個体数調整の必要性を申し入れていきたい」との考えを示しました。
これは8日開かれた9月定例会の中で議員の質問に答えたものです。
伊那市内では去年10月に伊那市西箕輪で、今月6日には高遠町で人がクマに襲われケガをしました。
長野県内では、昨年度416頭捕獲され100頭がおしおきを受けたあと山に放す「学習放獣」を行いました。
伊那市内では46頭がつかまり、すべてが山へと放されました。
白鳥市長は「年々個体数も増え、危険度も増しているのでクマの根本的な調整が必要だ。現在は県の方針で学習放獣を行っているが、個体数調整の必要性を県に粘り強く働きかけていきたい」と話していました。 -
親子で防災について考える
伊那青年会議所は、家族で防災について学習するイベント「防災体験セミナー」を南箕輪村の大芝高原屋内運動場で来月16日に行います。
2日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれイベントの概要を説明しました。
イベントは、自然災害が多発する中、親子で災害に対する意識を高めてもらおうと開かれるものです。
避難所の設営体験の他、
防災グッズや保存食を配り参加者が必要な防災用品について考えます。
また、伊那市消防団長による講和や1961年に伊那谷を襲った豪雨災害「三六災害」の体験者の証言をまとめた動画の視聴なども計画しています。
新型コロナの感染状況によりオンライン開催の場合もあるということです。
対象者は、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村在住の先着20組の家族で、参加費は1家族1000円で、申し込み締め切りは来月3日までとなっています。
申し込みは、伊那青年会議所、電話78-2328で受け付けています。
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水力発電所に自転車の充電設備を
伊那市は、長野県企業局と協力し、市内の水力発電所に電動アシスト付き自転車の充電設備を設置し、自転車を使った観光や健康推進の取り組みを進めていく計画です。
これは7日市議会一般質問で白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。
市は、長野県企業局と協力し、水力発電所の活用について検討を進めています。
その一つとして、水力発電所に電動アシスト付き自転車の充電設備を整備する方針です。
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割烹だるま 新商品「福みるく」販売
伊那市荒井の割烹だるまは駒ヶ根市のすずらんハウスとコラボした新商品のミルクジャム「福みるく」を販売します。
新商品のミルクジャム「福みるく」です。
「福みるく」は税別1個650円です。
割烹だるまで70年ほど前から製造されている「お多福豆」と駒ヶ根市のすずらんハウスで販売されている「ミルクジャム」を合わせたものです。
「お多福豆」を作る過程で形が崩れてしまったものが入っています。
焼いたパンに乗せたりワッフルにかけたり、そのままでも食べることができます。
7日は割烹だるまの本田敏和専務が商品の説明をしました。
「お多福豆」を若い人にも知ってもらいたいと商品を考えました。
割烹だるまは“福をお届け“をコンセプトに「福ふくだるま」という新ブランドを立ち上げました。
「福みるく」はその第一弾です。
「福みるく」は8日正午から10月7日までクラウドファンディングのインターネットサイトMakuakeで販売します。
また11月から割烹だるまでも販売を予定しています。
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杖突峠一時全面通行止め 現在は部分的に片側通行
上伊那地域は5日夜、湿った空気や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、局地的に強い雨が降りました。
伊那市と茅野市を結ぶ国道152号の杖突峠は、倒木により一時全面通行止めとなりました。
6日の朝9時半頃の現場の様子です。
山頂付近にある峠の茶屋の200mほど茅野側で倒木が発生し、5日の午後9時ごろから全面通行止めとなりました。
現場では、諏訪建設事務所の職員らが復旧作業にあたり、午後2時30分ごろ全面通行止めが解除されました。
ただ、現場周辺では土砂崩落が発生しているため、午後4時現在部分的に片側通行となっています。
伊那市では、5日の夜高遠町藤沢片倉地区に警戒レベル3の高齢者等避難を発令しました。
藤沢多目的集会施設に自主避難所を設けたということですが、避難した人はいなかったということです。 -
サン工業 抗ウイルス・抗菌めっき開発
表面処理やめっき加工を手掛ける伊那市西箕輪のサン工業株式会社は、独自の技術による抗ウイルス・抗菌めっき技術を開発しました。
今後は、新型コロナウイルスに対する評価試験を実施し、ドアノブや手すりなどへの利用を見込んでいます。
右側がめっき処理を行ったドアノブです。
金属の中でも抗菌性能が強いとされている銅を主成分に、酸化チタンの粒子を混ぜることで、紫外線だけでなく蛍光灯などの光でも殺菌効果が期待できるということです。
金属以外に樹脂製品にも加工することができます。
サン工業では、新型コロナの感染防止に役立つ商品の開発を去年6月から進めてきました。
大腸菌で社内試験を行ったところ、プラスチックやステンレス製品は3時間たっても付着した菌の数が変わらないのに対し、今回開発したものでは30分後には98%、1時間後には99.9%が死滅するという結果が出ました。
これは、一般的な抗菌めっきと比べても3倍の効果が得られるということです。
抗菌効果については、抗菌製品技術協議会の認証を得ていて、来年1月を目途に新型コロナウイルスに対する検証を進めていくということです。 -
伊那市高遠町で熊が70代男性を襲う人身事故
6日午前8時ごろ、伊那市高遠町の月蔵山で、70代の男性がツキノワグマに襲われる人身被害が発生しました。
男性は、命に別状はないということです。
伊那市によりますと、ツキノワグマによる人身被害が発生したのは、伊那市高遠町東高遠の月蔵山の山中です。
キノコ狩りで訪れていた70代の男性が子連れのツキノワグマに遭遇し、親グマに右足をひっかかれたということです。
熊は逃げていったということです。
男性は自力で下山し命に別状はないということです。
伊那市ではこれをうけ、安心安全メールや防災行政無線で注意を呼びかけました。
市内では他に、8月下旬に西箕輪中条で親子と思われるツキノワグマが目撃されていて、伊那市猟友会が檻を仕掛けたということですが、6日現在捕まっていません。 -
第15回ふれあい広場 オンライン開催
伊那市社会福祉協議会は、5日、福祉の祭り、「第15回ふれあい広場」を、2年ぶりにオンラインで行いました。
5日は伊那市福祉まちづくりセンターから、テレビ会議システムを使って福祉施設やボランティアサークルなど、9団体の発表が配信されました。
このうち、伊那手話サークルは、オリンピックやパラリンピックに関係する手話を紹介していました。
ふれあい広場は伊那市社会福祉協議会が行っているもので、新型コロナの影響で去年は中止となり、今年は2年ぶりにオンラインで行われました。
最後は、事前に市民から募集したメッセージをつけた風船が空に放たれました。
ふれあい広場の各団体のステージ発表の模様は、ご覧のチャンネルで今月18日から放送します。
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地元で就職を 企業が紹介番組制作
伊那職業安定協会は2023年3月に大学や短大などの卒業者を対象にした企業紹介番組の収録を3日から始めました。
3日は、トップを切って伊那市の株式会社ニシザワの収録がベルシャイン伊那店で行われました。
コロナ禍の中、地元への往来が困難なため、映像を通して地元企業と学生を結びつけるきっかけにしようと、県の元気づくり支援金を活用して伊那職業安定協会が制作するものです。
伊那ケーブルテレビが撮影・編集を行い、ケーブルテレビやYouTubeで放送されます。
ニシザワでは、若手職員8人でプロジェクトチームをつくり動画の企画を考えました。
客目線で店内を紹介したり、「あなたにとってニシザワとは?」の問いをそれぞれの部署の若手職員が書いて会社の魅力を伝えました。
企業紹介番組は、上伊那のおよそ30社を収録する他、人事担当者の座談会も予定しています。
伊那職業安定協会では、番組を通して学生のUターン率や、採用後の社員の定着率の向上につながればと話していました。
地元企業の紹介番組は、ケーブルテレビで12月13日から5日間放送を予定しています。
放送後にはYouTubeにもアップされることになっていて地元出身で県外に住んでいる学生でも見ることができます。 -
農業用水確保へ棚沢川に水門設置
伊那市は、中央区の農業用水の確保のための水門を、福島の棚沢川に設置しました。
この日は、中央区の役員と渇水対策委員会のメンバーが水門の使い方などを確認しました。
水門は、古川への取水を目的に設置されました。
古川は、4月から9月の間は天竜川から取水できますが、10月から3月の間は取り決めなどにより、取水できなくなります。
そのため、古川の水を農業用水として使う中央区の要望を受けて伊那市が水門を設置しました。
水門は中央区が管理し、なるべく早い運用を目指したいとしています。
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伊那市 認知症賠償事故補償制度
伊那市は、認知症の人が、日常生活で事故を起こし家族が損害賠償を負った場合などに保険金の支払いを受けることができる賠償事故補償制度事業を行っています。
伊那市では認知症の人が安全に外出できる取り組みとして認知症見守りネットワーク登録制度を行っています。
補償制度は、市の認知症見守りネットワーク登録者が対象です。
伊那市が契約者となる賠償保険に加入することで、日常生活での偶然な事故により他人を死傷させたり、電車を運行不能にさせるなど賠償を求められた場合に保険金の支払いを受けることができます。
補償額の上限は1億円となっています。
認知症見守りネットワークの登録は、福祉まちづくりセンター1階の伊那市役所福祉相談課で申請・登録ができます。
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コ・デンタル講習会オンラインで開催
上伊那地方の歯科医師や歯科衛生士などの勉強会「コ・デンタル講習会」が8月25日に開かれました。
新型コロナ感染防止対策のためオンラインで開催され、216人が参加しました。
上伊那歯科医師会の村上順彦会長が、伊那市の上伊那歯科医師会館から話をしました
村上会長は、「コロナ禍で厳しい状況だが、この危機を乗り越えると同時に、乗り越えた先の準備もしなければいけない」と話していました。
上伊那歯科医師会では、コロナ禍の中、会員研修により院内感染対策を講じているということです。
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明るい選挙啓発ポスターコンクール審査会
明るくきれいな選挙の推進を呼びかける、「明るい選挙啓発ポスターコンクール」の一次審査会が伊那市役所で1日に開かれました。
今年は市内の小学校から55点、中学校から26点の応募がありました。
審査の結果、小学生の部は最優秀賞に伊那小6年の唐木莉彩さん、
優秀賞に伊那北小6年の戸田涼榎さん、
秀作に西春近北小6年の臼田一菜さん、伊那北小6年の田中美彩紀さんが選ばれました。
また、中学生の部の審査も行われました。
審査の結果、最優秀賞に春富中1年の唐木つつみさん、
優秀賞に春富中2年の原田一史さん、
秀作に春富中2年の平澤千織さん、
佳作に春富中3年の春風萌さんが選ばれました。
選ばれた小学生、中学生の上位4人の作品は県審査会に進むということです。
このほかの入賞者は小学生部門で佳作に伊那西小6年の唐木優良さん、美篶小6年の田畑明李さん、入選に美篶小6年の伊東祐亜さん、伊那北小6年の櫻井雅さん、手良小6年の矢澤侑芽さん、推薦に高遠北小6年の大井毬歌さん、伊那北小6年の福島春馬さん、伊那西小6年の溝口詩音さん。
中学校の部は入選に高遠中1年の石川奨也さん、春富中3年の酒井柚奈さん、推薦に高遠中1年の石川玲音さん、春富中2年の田中啓さん。 -
「絵島生島事件」 絵島を偲ぶ法要
江戸時代に江戸城の大奥を舞台に起こった事件「絵島生島事件」で伊那市高遠町に流刑され生涯を終えた女中の筆頭だった絵島を偲ぶ法要が伊那市高遠町の蓮華寺で2日行われました。
2日は伊那市観光協会会長の白鳥孝市長などおよそ10人が参加し、絵島の冥福を祈りました。
法要は毎年行われていて今年で281回目です。
「絵島生島事件」は江戸時代中期に起こりました。
絵島は大奥の女中の筆頭でした。
芝居を見に行って門限に遅れたことを罪に問われ、絵島は高遠町に、生島は東京都の三宅村に流刑となりました。
この事件は絵島と生島の悲恋として伝えられています。
高遠町歴史博物館にある絵島囲み屋敷は、絵島が生涯を終えるまで過ごした家が再現されたものです。
絵島は玄関から見て番人詰所の部屋の奥にある8畳間に住んでいました。
家全体には忍者も入れないと言われていた「忍び返し」という塀もあり、逃げられないような作りとなっています。
毎年法要には生島が流された三宅村からも訪れていましたが、新型コロナの影響で2年連続伊那市の関係者のみで行われました。
参加者は法要後、蓮華寺にある絵島の墓に花を手向けていました。
去年三宅村との友好連携50周年を祝い予定されていた記念式典は今年に延期となっていて、9月28日に行われる予定です。
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ぐるっとタクシー市内全域に網羅
伊那市が取り組む人工知能AI乗り合いタクシー「ぐるっとタクシー」は、美篶や手良など新しいエリアでのプレ運行が1日から始まりました。
これにより市街地を除いた市内全域を網羅することになります。
初日の1日、新たに対象となった人が、ぐるっとタクシーを通院などに利用していました。
新たに対象となるのは、福島・野底・若宮・美原・前原・仙美・美原北町・美篶・手良地区と河南・高遠南区を除く高遠町の全ての地区です。
プレ運行中、対象地区は無料で利用できます。
AI乗合タクシーは、対象エリアに住む65歳以上や免許返納者、障害者が利用することができます。
運行時間は平日の午前9時から午後3時までで、電話やインターネット・ケーブルテレビで予約が出来ます。
ぐるっとタクシーは去年4月から天竜川西側地域で本格運行し今年4月には天竜川東側地域へ運行エリアを拡大しました。
1日からプレ運行を始めたエリアでも10月1日から本格運行する計画で、市街地を除いた市内全域を網羅することになります。
新しいエリアの1日現在の登録者は254人となっています。
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7月月間有効求人倍率 1.39倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、前の月を0.09ポイント上回る1.39倍となりました。
7月の月間有効求人数は3,472人、月間有効求職者数は2,500人で、月間有効求人倍率は1.39倍となりました。
全国は1.15倍、県は1.44倍です。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、改善が進んでいる」として、判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「求職者の動きが読めないことから、今後も注視していきたい」と話していました。
また、ハローワーク伊那は先月末現在の来年春新規高校卒業者の求人・求職の状況について発表しました。
求人数は前の年の同じ時期に比べて74人増加の557人です。
求職者数は前の年の同じ時期に比べて24人減少の388人です。
求人倍率は前の年の同じ時期に比べて0.27ポイント上回る1.44倍です。
求人の公開は7月1日から始まっています。
学校からの推薦開始日は9月5日以降で、企業の選考や内定開始日は9月16日以降となっています。
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中止情報
9月4日に予定されていた伊那都市計画用途地域の変更案に係る公聴会は公述の申し出がなかったため中止となりました。
なお、9月4日午後2時に伊那市の伊那公民館で予定されている伊那都市計画道路の変更に係る公聴会は予定通り開催されます。
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伊那弥生ケ丘高校がコロナ対策でオンライン授業
伊那市の伊那弥生ケ丘高校は授業をオンライン配信で行っています。
オンライン授業は30日から始まり、1クラスを対面式とオンラインの2グループに分けて授業を行っています。
これは県教育委員会から通知されている、新型コロナ感染対策のガイドラインに沿って行われているものです。
授業の様子をオンライン配信し、自宅のグループはタブレット端末で授業を受けました。
藤澤幹彦教頭は「今回は休校ではなく生徒間の接触を控えた授業を求められている。公平に授業が受けられるように進めていきたい」と話していました。
オンライン授業は9月12日まで実施する予定です。
上伊那の県立高校でオンライン授業を実施しているのは31日までに、伊那弥生ケ丘高校のほかに伊那北高校と赤穂高校です。
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高校生の就活 新型コロナに関する配慮への協力要請
伊那職業安定協会は来年春新規高校卒業者の就職活動の採用選考に関して県独自の新型コロナ感染警戒レベル5の状況下での配慮に関する緊急の協力要請を会員企業に行います。
31日はハローワーク伊那で記者発表が行われ、伊那職業安定協会の中山公良雇用管理委員長らが趣旨を説明しました。
協力要請は来年3月に卒業予定の新規高校卒業者の就職活動の採用選考に関する内容です。
20日に新型コロナの感染警戒レベルが全県で5に引き上げられました。
企業の採用選考が9月16日から始まることから、面接等での感染対策を行うことや濃厚接触者になった場合でも日程の変更やリモートでの面接に切り替えるなど採用選考に不利にならないような柔軟な対応を求めています。
高校の進路指導の教諭からの要望などを受け今回初めて会員企業約300社に対し文書を出しました。
なお新型コロナ感染拡大の影響から昨年度は採用スケジュールが一ヶ月遅れたということです。
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とくし丸利用者に特殊詐欺被害防止を呼びかけ
伊那警察署と伊那防犯協会連合会は20日、株式会社ニシザワが運営する移動スーパー「とくし丸」の利用者に、特殊詐欺被害防止を呼びかけました。
この日は伊那市手良地区で啓発活動を行いました。
株式会社ニシザワは、移動スーパーとくし丸を運営していて利用者の多くは高齢者です。
7月末までの長野県内の特殊詐欺被害件数は95件、被害額は1億5,700万円ほどで、その中でも高齢者の被害が多くなっています。
そのことから、担当ドライバーや伊那警察署の署員が利用者に啓発をしました。
「電子マネーカードを買え!は…サギ!」と書かれたティッシュなどを配りました。
ニシザワでは、啓発活動が終わっても利用者の暮らしを見守る役割を果たしていきたいということです。
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施設休館・イベント中止情報
新型コロナの影響による施設の休館・イベント中止情報です。
伊那文化会館は、9月12日まで利用休止となります。
それに伴い、プラネタリウム秋のプログラムの開始が18日(土)に延期となりました。
9月5日(日)と19日(日)に予定されていた、大芝高原森のマルシェ2021とマウンテンバイクトレイル一般開放は中止となりました。
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伊那西小学校 オンライン学校見学
伊那市内への移住を検討している親子を対象としたオンラインでの学校見学が26日に行われました。
東京都や石川県など県外や県内東信地区の5組8人が参加し、伊那市の伊那西小学校をオンラインで見学しました。
学校敷地内にある「森の教室」に1・2年生の児童20人が集まり、用意された紙のキットでムササビ飛行機を作りました。
その様子が撮影され、配信されました。
紙のキットは事前に親子にも配られていて、画面を通して一緒に作っていました。
学校見学は自然豊かな教育環境を求めて移住を検討する人のために伊那市と伊那西小学校が企画したもので新型コロナ感染予防のためオンラインで行われました。
参加した親子は「自然のいい空気や、子どもたちがのびのびとしていていることが伝わってきた」と話していました。
伊那市は7月1日に伊那西地域を「田舎暮らしモデル地域」に指定していて、移住者に対する受入体制の整備や生活基盤の確立に向けた支援を行っています。
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松茸 今年は豊作?不作? 藤原儀兵衛さんに聞く
伊那地域の30日の最高気温は33.2度と、5日続けて真夏日となり、厳しい残暑が続いています。
気になるのは、秋の味覚松茸。
今年は豊作か不作か、伊那市の松茸名人藤原儀兵衛さんに聞きました。
藤原さんが管理している松茸山です。
今年は、先週27日から収穫を始めていて、これは平年より2週間ほど早いということです。
その原因として、8月12日から13日の朝にかけての冷え込みで地熱が下がり、松茸の菌が秋と勘違いしてしまったのではないかとみています。
土を掘って、菌の状態を確認します。
「菌に粘り気がなく、今年はだめかもしれないな」
一昨年は気温の影響で、去年は水不足により2年連続で不作となっています。
「どうも今年はだめだな。3年連続不作かもしれない」
現状では不作気味ということですが、今後このままの気温が10日ほど続けば、平年並みぐらいは期待できるということです。
「予想がはずれればいいね」
長野地方気象台によりますと、向こう1週間は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多い予想で、気温も平年並みか平年より低い日が多くなるとみています。 -
伊那拓本協会から伊那市に寄付
上伊那にある、松尾芭蕉の句碑の拓本をとる活動をしていた伊那拓本研究会が、19日伊那市に37,861円を寄附しました。
今日は、伊那拓本研究会会員の丸山輝子さんと向山光子さんが市役所を訪れ、笠原千俊教育長に寄附金を手渡しました。
伊那拓本研究会は、今年4月に亡くなった元会長の竹入弘元さんが、拓本の技術を学ぶために昭和63年に結成し、当時は32人の会員がいたということです。
研究会は、上伊那にある56の松尾芭蕉の句碑を拓本し、製本にすることで、文化を後世に伝えていくことを目的に活動してきました。
竹入元会長が亡くなったことから研究会を解散することとなり、残った活動資金37,861円を伊那市に寄附しました。
会員の丸山輝子さんは「寄附金は文化財保護などに使ってもらいたい」と話していました。 -
伊那市の事業に補助金50万円 子ども活動支援補助金オンライン贈呈式
保育園巡回運動指導事業を行っている伊那市は、18日に大阪府の公益財団法人ライフスポーツ財団から、補助金50万円を受けました。
贈呈式は新型コロナの影響でオンラインで行われました。
贈呈式には白鳥孝市長や、伊那市総合型スポーツクラブゼネラルマネージャーの山岸洋子さんらが出席しました。
ライフスポーツ財団の清水進理事長から白鳥市長にオンラインで目録が贈呈されました。
補助金は50万円となっています。
保育園巡回運動指導事業は、今年度から伊那市が伊那市総合型スポーツクラブに委託している事業で、保育園児のスポーツ指導などを行っています。
ライフスポーツ財団は、子どもに向けたスポーツ事業を行っている地域団体をサポートしていて、これまでに全国で62団体97の事業に助成金を交付しています。 -
新型コロナによるイベント中止・延期
新型コロナウイルスの拡大に伴うイベントの中止・延期情報です。
伊那市では、10月3日に予定されていた伊那市環境展2021は中止となりました。
箕輪町では、9月4日に予定されていた2021みのわナイトウォークは10月2日に延期となりました。