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山小屋資材ヘリ運搬 入札不成立
中央アルプスの西駒山荘建替えに伴う、建設資材のヘリコプターでの運搬に関する入札が31日、伊那市役所で行われ、不成立となっています。 伊那市によりますと、入札には県外の業者1社が参加しました。 入札の結果、予定価格を上回っていた為、入札は不成立となりました。 市では、今後、不成立となった原因について精査し、業務内容の仕様書の見直しを行い、建設に支障が無いよう、8月中旬に再度、入札を行う予定です。 西駒山荘は、来年7月に営業を再開する予定です。
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輪っこはうす・コスモスの家 盆ござ販売
障害者社会生活支援センター輪っこはうすコスモスの家では、お盆に位牌を奉る棚座用の盆ござを販売します。 輪っこはうすコスモスの家では、利用者が所有する田んぼの白毛餅の稲を青刈りし乾燥させ、麻糸で編んで盆ござを作りました。 30日にボランティア3人と職員4人でおよそ100枚を編みました。 施設では、注文を受け付けていて、来月2日金曜日が締め切りですが希望者がいればそれ以降も販売するということです。 値段は、幅45cmが800円、70cmが1,200円となっています。 受け渡しは来月5日から9日までです。 詳しくは、障害者社会生活支援センター輪っこはうすコスモスの家までお問い合わせください。
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野底堤の歴史看板設置
水不足を補うため、江戸時代に築かれた伊那市野底の「野底堤」の由来や歴史を知ってもらおうと、地域の住民が、看板を設置しました。 27日は、野底にある溜池「野底堤」で看板の除幕式が行われました。 看板は、堤の由来や歴史を知ってもらおうと、野底区と野底つつみ環境保全の会が設置したものです。 「野底堤」は棚沢川の流水が少ない野底地域で日常の飲料水などを含めた水源を確保するため、今から340年前の江戸時代、1673年に溜池としてつくられました。 その後何回かの大飢饉が続き、水田の耕作面積を拡大しようと考えた地元住民は、高遠藩主内藤頼寧に堤の拡張を直訴したということです。 6年に渡る拡張工事は1854年に完了し現在の野底堤の原型が完成しました。 由来や歴史については、野底区の平澤敏男さんが所有する古文書を、2年をかけて解読しました。 野底つつみ環境保全の会の平沢基男さんは、「300年以上、この地区の稲作や生活用水の水源として守られてきた堤を、後世に引き継いで行きたい」と話していました。
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西駒山荘改築 随意契約を結ぶ
伊那市は中央アルプス西駒山荘建て替え工事で伊那市に本社を置く建設会社西武建工と随意契約を結びました。 今年度建て替えが予定されている西駒山荘は中央アルプスの将棊頭山にある山小屋です。 伊那市は今年度当初予算に6,000万円の事業費を計上しましたがヘリコプターで資材を運搬するなど特殊な状況にあることから請負業者を決める入札が2回不成立となっていました。 30日は3回目の入札が行われましたが、不調に終わり、最低価格を提示した西武建工と随意契約を結びました。 西武建工の見積もり採用金額は、5,355万円でした。 市はヘリコプターでの運搬費用などとして2,100万円を追加補正していて、31日は資材運搬についての入札が予定されています。 西駒山荘は来年の7月に営業を再開する予定です。
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戦争中の国策宣伝の『写真週報』展示
太平洋戦争中の国策を宣伝した冊子、写真週報などを展示した、ビジュアル資料で知る戦争展が伊那市創造館で開かれています。 写真週報は、戦争中の昭和13年から20年にかけて国の機関が発行していたものです。 戦争にかんする国策を写真や絵で宣伝した冊子で375号が発行されました。 伊那市創造館ではそのうちの159号が保存されていて今回の展示ではそれらが、モニターやアイパッドでも見ることができます。 写真週報からは当時の政府や軍部の考え方が分かるほか、国民を戦争へと向かわせることに躍起になっている文章が多く見られます。 伊那市創造館となる前の上伊那図書館に勤務し写真週報の整理作業にあたっていた、伊那市の湯澤敏さん。 湯澤さんは、写真週報が戦争を知るうえで貴重な資料になると思い大切に保管したといいます。 戦争展ではほかにポスターなども並べられています。 ビジュアル資料で知る戦争展は8月31日まで伊那市創造館で開かれています。
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南ア北部救助隊岩場で訓練
夏山シーズンを迎え、南アルプス北部地区山岳救助隊は30日、万が一に備え伊那市長谷黒河内の岩場で訓練を行いました。 救助隊は、民間や行政などおよそ80人で構成されています。 救助訓練は毎年この時期に行われていて、30日は救助隊およそ20人が参加しました。 訓練には、市役所の新人職員3人も参加し、ロープの結び方などを教わっていました。 隊員らはザイルの扱い方や命綱の結び方を確認し、高さおよそ20メートルの岩場を登っていました。 西村和美隊長は、「マナーを守らない登山者が増えていて事故につながる恐れがある」とし話しています。 また、29日に中央アルプスで発生した遭難事故について「天候が悪いのに行動したこと。ガイドをつけなかったことが原因」などと話していました。 管轄するエリアでは昨年度、死亡者が2人、遭難や滑落などが6件発生しています。 救助隊では今年10月に県警のヘリと合同で訓練を行う予定です。
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福島県の親子伊那でリフレッシュツアー
福島第一原発の事故の影響を受けている福島県在住の親子を伊那市に招待し、自然に触れてもらう「信州伊那谷親子リフレッシュツアー」が伊那市高遠町で行われています。 参加しているのは福島県南相馬市と飯舘村の8組19人の親子です。 福島第一原発事故後、安心して外で遊ぶことができない子どもや不安に思う親達に、自然の中でリフレッシュしてもらおうと、今回初めて開かれました。 27日に始まったこのツアーは、上伊那地域の住民有志で作るボランティア団体「伊那谷リフレッシュプロジェクト」が企画したものです。 29日は高遠町の三義交流館やまびこで、木工教室が開かれました。 プロジェクトのメンバーと地域ボランティア13人が講師を務め、木の船や鉄砲の作り方を教えていました。 信州伊那谷リフレッシュプロジェクトでは、ツアー前に寄付金を募ったところ、100万円以上が集まり、来年以降の実施も検討しています。 参加者は3泊4日のツアーの中で、そば打ちやブルーベリー狩りなどを体験しました。
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小松総合印刷と市土地開発公社が土地売買契約へ
伊那市横山の株式会社小松総合印刷は事業拡大に備え伊那市土地開発公社と土地売買契約を今月31日に結びます。 小松総合印刷が新たに取得するのは、今の社屋の隣接地およそ3300平方メートルです。 金額はおよそ2700万円で将来の事業拡大に備えるための用地取得となります。 今回契約を締結する伊那市土地開発公社は解散するとの方針が決まっていて9月議会で議決後、10月に正式に解散となります。
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新山保育園 来年度再開の見通し
園児数の不足により休園となっている伊那市の新山保育園。 来年度、再開の基準となる園児20人を確保できる見通しがたったことがわかりました。 28日新山保育園で開かれたイベントの中で、地域住民でつくる新山保育園・小学校を考える会が再開基準となる園児20人を確保できる見通しがたったことを保護者に説明しました。 新山保育園は平成21年度から園児数の不足で休園となっていて現在は富県や美篶保育園などに通っています。 伊那市では園児数が20人以上となった場合は保育園を再開するとしています。 考える会によると、来年度の園児数は新山地区で年長2人、年中3人、年少6人、未満児が9人の合わせて20人が希望しているということです。 また、平成28年度までは園児数が確保できる見通しとしています。 考える会では、今後は子どもの確保に向け、定住対策にも力をいれていきたいとしています。 伊那市では、11月初旬に来年度の入園予定者がまとまった段階で20人に達すれば再開に向け準備を進めていくとしています。
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ますみヶ丘平地林で昆虫などを観察
夏休み中の子供たちが28日、伊那市のますみヶ丘平地林に生息する昆虫を観察しました。 これは夏休み中の子どもたちに珍しい昆虫や植物が生息するますみヶ丘平地林で自然に親しんでもらおうと伊那市と信州大学農学部が合同で開いたものです。 28日は、市内の親子21組51人が参加しました。 指導には信州大学農学部の中村寛志教授らがあたりました。 中村教授は、ここでおよそ70種類のチョウを観察することができると説明していました。 子どもたちは、虫かごと網をもって平地林内をあるいてチョウやバッタなどを捕まえていました。 中には、カブトムシを捕まえる子どもの姿もありました。 観察会では他に、ますみヶ丘平地林近くの田園にも訪れました。 ここでは、環境省の絶滅危惧種に指定されているチョウ・ミヤマシジミを観察することができます。 28日もミヤマシジミを観察することができました。 県の支援金事業を活用し平成24年度に伊那市が作成したガイドブックを使って名前や生態についての学習を行いました。 9月にも、ますみヶ丘平地林でトンボやバッタなどの観察会が行われることになっています。
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新山保育園で夏パーティー
園児数の不足により休園となっている伊那市の新山保育園で28日、夏パーティーが開かれました。 夏パーティーには、地元新山地区を中心におよそ60人が参加しました。 これは新山の小さい子どもがいる家族の交流の場にしようと、地域住民でつくる新山保育園・小学校を考える会が開いたものです。 会場には、ヨーヨー釣りの他、やきそばやフランクフルトのコーナーも設けられました。 中でも、長さおよそ10メートルの竹をつかって行われた流しソーメンは子供たちに大人気でした。 子どもたちは我先にと箸を伸ばしていました。 新山保育園は平成21年度から園児数の不足で休園となっていて、現在園児は富県や美篶保育園など他地域の保育園に通っています。 新山保育園・小学校を考える会では、こうした機会を通して自然を生かした新山保育園の良さをしってもらい保育園の再開につなげていきたいとしています。
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芳賀さん おもちゃ作り講座
仙台市在住の手作りおもちゃ作家でパフォーマーの芳賀哲さんの「玩具づくり講座」が、28日、伊那市の伊那図書館で開かれました。 芳賀さんは、仙台市在住で、東日本大震災で被災しましたが、子供たちに笑顔になってもらおうと被災地で手作りおもちゃを使ったパフォーマンスを行っています。 この日は、市内を中心に、親子連れなど80人が参加しました。 玩具づくり体験では、紙とストローで作る「はばたくチョウ」を作りました。 芳賀さんは、震災直後に気仙沼の小学校に入学する新1年生1000人にこのチョウをプレゼントしたということです 参加した子供たちは、チョウの形に切り取られた画用紙に、ペンやクレヨンを使い、色を付けていました。 羽の部分とストローをホッチキスで固定し完成すると、子供たちは、羽を動かし楽しんでいました。 参加したある保護者は、「家でも簡単に作れそうなので、子供といっしょに楽しむ、良いきっかけになりました」と話していました。
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アニメの名場面を再現する自転車イベント
アニメ「究極超人あ~る」の場面を再現するサイクリングイベントが27日、JR飯田線沿線で行われました。 27日は、全国からアニメファンや飯田線ファン、自転車愛好家など70人が参加し、ゴールの伊那市駅を目指して、飯島町の田切駅を出発しました。 アニメファンが物語の舞台を訪れる事は、「聖地(せいち)巡礼(じゅんれい)」と呼ばれています。 「究極超人あ~る」は、その聖地巡礼が最初に行われたアニメだということで、スタートの田切駅で、「聖地巡礼発祥の地宣言」が行われました。 アニメ「究極超人あ~る」では、主人公らが東京駅から伊那市駅までのスタンプラリーに参加し、そのクライマックスで田切駅から伊那市駅まで自転車で走ります。 イベントは、そのシーンを再現しようというものです。 参加者はゴールの伊那市駅前に到着すると、用意されたスタンプを押していました。 このイベントは去年飯田線開業100周年を記念し行われ、参加者に好評だったため今回は伊那まちの再生やるじゃん会が引き継ぎ行いました。 いなっせ北側広場では閉会式が行われ、参加者らが完走を喜んでいました。
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三洋グラビア 手作りの感謝祭
包装用フィルムパッケージの企画・製造・販売を行っている伊那市西箕輪の三洋グラビア株式会社は、27日に感謝祭を開きました。 本社がある西箕輪のウイングファクトリーでは、かき氷やわたあめの模擬店のほか手作り講座のスペースも設けられ、子どもからお年寄りまで楽しむことができるよう趣向が凝らされていました。 感謝祭は、社員の家族や友人を招待し、交流を深める場として毎年開催されていましたが、東日本大震災以来自粛していて今年は3年ぶりとなりました。 社員がレクリエーションチームを組織して企画立案、運営をしました。 原敬明社長は、「職場を見てもらいながら家族間や来場者同士の交流を深めてもらいたい」と話していました。 ある来場者は、「三洋グラビアに西箕輪来てもらって感謝している。感謝祭は、社長にも会えるし、孫をつれてくるのも楽しみ」と話していました。 三洋グラビアは、今年で操業56年を迎えた全国でも屈指のグラビアラミネート企業です。
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高校生らに交通安全呼びかけ
夏の全国交通安全運動に合わせ、伊那警察署の若手署員でつくるヤングドライバークラブなどは23日、通学する高校生に交通安全を呼びかけました。 23日は、南箕輪村の上伊那農業高校前の交差点でヤングドライバークラブや伊那交通安全協会、上農高校の生徒など30人が交通安全を呼びかけました。 参加したメンバーたちはお揃いのユニホームを着て啓発活動をしていました。 また、信号待ちしているドライバーに啓発チラシなどを配り「安全運転でお願いします」と呼びかけていました。 今年の伊那署管内での交通死亡事故件数は22日までに4件となっています。
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伊那市のメガソーラー計画 譲歩案提出
伊那市の片桐建設が西春近細ケ谷で進めているメガソーラー計画で、片桐建設は、民家に近いA区画と呼んでいる場所でのパネル設置をとりやめる譲歩案を住民側に示しました。 区画約2,600平方メートルを取りやめることにより、発電量は3割減る見通しです。 25日夜に3回目の住民説明会が開かれましたが、景観や環境が変化するなどと反発している一部住民との距離は縮まらなかったということです。 片桐建設は、土地の購入や太陽光パネルの発注で、すでに4億円を投資しているということで、住民側との埋まらない溝は、年内の操業開始に黄色信号をともしています。 片桐正会長は、26日記者会見を開き、客観的なルール作りの必要性や第三者機関の調整の必要性を訴えました。 片桐建設は、25日の説明会で住民側から出された要望について、書面で小出3区の区長あてに回答することにしています。 次回の説明会の開催日程は今のところ決まっていません。
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伊澤さんの昆虫植物微細画展
伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで、伊澤潔さんの微細画展が開かれています。
伊澤さんは伊那市高遠町でデザイン会社を経営しています。
伊澤さんの微細画には必ず昆虫と草花が一緒に描かれていて、「普段見過ごしがちな虫や草なども、この絵を通して感じ、再発見してもらいたい」と話していました。
微細画展は伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで30日まで開かれています。 -
バラの街をPR「バラキャラ」完成 名前を募集
バラをテーマにした、伊那市の中心市街地の活性化を目指して活動しているプロジェクトチームは、バラの街をPRするためのキャラクターを制作しました。
25日から名前の募集をしています。
キャラクターは、バラの妖精をイメージしています。
キャラクターに変身できる子供用のコスプレ衣装も用意しました。
伊那の勘太郎をイメージした和風の衣装に、頭にはバラの花、背中には、バラのような妖精の羽がついています。
24日、8回目のプロジェクト会議が伊那市通り町のタウンステーション伊那まちで開かれました。
バラキャラプロジェクトは、「伊那まちバラ咲く街角連絡協議会」が主催している「バラまちフェスタ」を中心に、バラをテーマにした中心市街地の活性化をはかろうと、今年5月から活動を始めました。
富県や美篶など、市街地以外からの参加者もあります。
キャラクターの制作には、富県の設計デザイン会社スワニーが協力し、缶バッジも作りました。
プロジェクトでは、名前の募集を25日から来月7日まで行っています。タウンステーションなど7か所に投票箱を設置し、先着100人に缶バッジをプレゼントします。
子供用のコスプレ衣装は、タウンステーション伊那まちに3着あり、だれでも無料で試着し、写真撮影ができるということです。
バラキャラプロジェクトでは、バラをキーワードに商店街に足を運んでもらえるような企画を、今後も検討していくということです。 -
「はせっこサマースクール」始まる
夏休み中の子ども達が公民館に集まり、宿題や体験学習を行うサマースクールが、25日から伊那市の長谷公民館で始まりました。
公民館が主催する「はせっこサマースクール」は今年で7年目です。
今年は、小学1年生から6年生まで60人が参加しています。
初日のこの日は、ふるさとの地名について知ってもらおうと、長谷地域自治区長の中山晶計さんを講師に招いて学習会が開かれました。
中山さんは、「長谷」という地名は長い谷という意味もあるが、初めて三峰川の川の「瀬(せ)」ができる、「初めての瀬」という意味もあると説明していました。
このサマースクールは、土日を除く30日まで毎日開かれ、午前中は学校の宿題、午後は川遊びや工作などの体験学習を行う計画です。 -
丸山 美智子さん介護日記展
伊那市西箕輪の丸山 美智子さんが、夫・勝一さんの介護の様子を絵と言葉でつづった介護絵日記展が、伊那市通り町のコミュニティカフェ・セジュールで開かれています。
夫・勝一さんは、平成19年1月に、急性心筋梗塞で倒れ、意識不明の重態となりました。
美智子さんは、倒れた日から、勝一さんの体温や血圧などとともに、思いを日記にしたためるようになりました。
最初の2年間は、話すこともできず寝たきりでしたが、表情が変わるなどわずかな変化を喜びとして、日記で思い入れのある部分を色紙などに書くようになりました。
フェルトで作った掛け軸に、色紙5枚1組で11セットが完成しています。
3年目からは、奇跡的に回復し、話ができるようになりました。
勝一さんが口にした「中華料理屋に食べに行きたい」「夜の街に繰り出したい」など、一つ一つの夢を実現するたびに描かれた絵が、現在は10枚になっています。
25日は、美智子さん本人による介護の様子をまとめた手づくりの絵本の読み聞かせが開かれ、15人ほどが耳を傾けました。
話もできなかった勝一さんが1369日目、美智子さんの誕生日にハッピーバースデーの歌を歌った時の絵がこちらです。
この介護絵日記ことだま展は、8月6日(火)まで、コミュニティカフェ・セジュールで開かれています。 -
伊那市河川治水砂防推進期成同盟会発足
伊那市内の4つの河川の期成同盟会などでつくる、伊那市河川治水砂防促進期成同盟会が25日発足しました。
25日は、伊那市役所で初会議が開かれました。
期成同盟会は大沢川、小黒川、小沢川、棚沢川の関係者で組織され、治水砂防事業を促進し、地域住民の生活の安全を図ることを目的としています。
期成同盟会の白鳥孝会長は、「今まで河川の氾濫など災害もあったが、沢山の恩恵を受けてきた水源をみんなで守りたい」と挨拶しました。
意見交換では小黒川について「平成22年度から着工している300mの護岸整備を急いで欲しい」との声が上がっていました。
これに対し、伊那建設事務所では、予算がつかずなかなか工事が進まないが、現在およそ半分が完了していると答えていました。
同盟会では、地元組織と連携を図り、国や県に対して事業促進を要望していくことにしています。 -
伊那中央ロータリークラブ たかずやの里にテレビ寄贈
伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の移転改築に伴い、新しい施設の備品として役立ててもらおうと、伊那中央ロータリークラブは、25日、液晶テレビを寄贈しました。
この日は、池田幸平会長ら6人がたかずやの里を訪れ、施設を運営するたかずや福祉会の埋橋良和理事長に目録を手渡しました。
贈られたのは、22万円相当の52インチの液晶テレビです。
テレビは、今の施設の食堂に設置され、新しい施設でも活用するということです。
池田会長は、「いろいろ活用してもらい、勉強にも役立ててください」と話していました。 -
藤原くん囲碁全国大会へ
30日から東京の日本棋院会館で開催される、第34回文部科学大臣杯少年少女囲碁全国大会に新山小学校6年の藤原改君が出場します。 24日は、藤原君ら4人が市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に出場の報告をしました。 先月16日に大町市で開かれた、長野県代表選抜大会の、小学生の部Aで優勝して全国大会出場を決めました。 藤原君は普段、日本棋院上伊那支部に所属していて、小学2年の頃から囲碁を習い始め、今ではアマチュア5段の腕前です。 白鳥市長は「是非優勝できるよう頑張って来て下さい」と話していました。
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バラ友の会たかずやの里に寄付
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでボランティア活動をしているバラ友の会は、富県の児童養護施設たかずやの里の移転改築に伴う費用に役立ててもらおうと、5万5,716円を寄付しました。
24日は、バラ友の会の北原秀男副会長とバラ園の管理をしている森一義さんがたかずやの里を訪れ、中川泰理事長代理に目録を手渡しました。
バラ友の会は、6月に開かれたバラ祭りで入園者への案内や苗の販売を行い、その売上金の一部を今回寄付しました。
北原副会長は「たかずやの子ども達は挨拶がしっかりできて元気が良い。そんな子ども達の役に立てたら嬉しい」と話していました。
たかずやの里は来年3月に移転することが決まっています。 -
「ねじれ解消 望ましい形」
白鳥孝市長は、21日に投開票が行われた参院選の結果について、「国会のねじれが解消され、今後の経済や政治を行ううえで望ましい形」と歓迎していました。
白鳥市長は、ここ数年の国政について、「これまでは野生鳥獣害対策や農業用水路の改修など、地方の現状を把握せず予算がカットされ、都会中心で地方は軽んじられてきた。今回の選挙の結果により、もっと地方に目がむけられるよう期待したい」と話していました。
また、東日本大震災の被災地復興については、「地方の財政は厳しい状況だが、常に国民は、被災地に向いている。被災地が、一日も早く復興できるよう、国を挙げて取り組みを進めてほしい」と話していました。 -
藤原くん囲碁全国大会へ
30日から東京の日本棋院会館で開催される、第34回文部科学大臣杯少年少女囲碁全国大会に新山小学校6年の藤原改君が出場します。
24日は、藤原君ら4人が市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に出場の報告をしました。
先月16日に大町市で開かれた、長野県代表選抜大会の、小学生の部Aで優勝して全国大会出場を決めました。
藤原君は普段、日本棋院上伊那支部に所属していて、小学2年の頃から囲碁を習い始め、今ではアマチュア5段の腕前です。
白鳥市長は「是非優勝できるよう頑張って来て下さい」と話していました。 -
中国人留学生が市長を表敬訪問
日中友好協会伊那地区本部のホームステイ事業で24日から、伊那市内でホームステイする中国人留学生2人が24日、白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。
24日は中国人留学生2人がホームステイ先の家族と共に伊那市役所を訪れました。
ホームステイするのは東京大学で教育社会学を学んでいるラン・キンさんと、東京理科大学で半導体を学んでいるリ・トウさんです。
2人は、伊那市体育協会の理事長を務めている伊那市の阿部凱人さん宅に滞在します。
日中友好協会伊那地区本部会長の白鳥孝伊那市長は、「伊那の自然を満喫して欲しい」と話していました。
2人は、24日から26日までの3日間、阿部さんの家族と過ごします -
暑さが厳しい 大暑
23日は、二十四節季の一つ、大暑。一年のうちで最も暑さが厳しくなる頃とされています。伊那地域の日中の最高気温は、31.9度と、4日連続で真夏日となりました。
大暑の今日は、市内の竜南保育園園児が涼を求めて小沢川でニジマスつかみやチューブを使った川下りなど、元気に川遊びをしていました。
長野地方気象台によりますと、明日は雲の多い一日で暑さも和らぎますが、あさってからはまた30度を超える日が続くと予想しています。 -
いよいよ夏休み 伊那小で終業式
子供たちが楽しみにしていた夏休み。
上伊那の小中学校のトップを切って伊那市の伊那小学校で23日、1学期の終業式が行われました。
23日は、全校児童650人が体育館に集まり1学期の終業式が行われ、代表児童4人が1学期の思い出や頑張ったことを発表しました。
本多俊夫校長は「夏休は家族の一員として出来る手伝いをしてください」などと児童たちに呼びかけていました。
最後に、伊那小学校の合唱団が8月に開かれるコンクールの曲を披露しました。
式が終わると各クラスで行っている総合学習の片付けなどをしていました。
初めての夏休みを迎える1年生の教室。
伊那小学校では通知表がないため、夏休みの宿題や日記帳のみが担任から児童に配られていました。
児童たちは夏休み中の過ごし方などを発表していました。
伊那小学校の夏休みは8月19日までの27日間となっています。
上伊那の小中学校の終業式は、26日がピークとなっています -
東京の三宅小と高遠北小が交流
伊那市と友好関係にある、東京都三宅村の三宅小学校の児童が22日、高遠北小学校を訪れ百人一首や合唱で交流しました。
22日は、三宅小5年生の13人が高遠北小を訪れ5年生12人と、交流しました。
三宅村と旧高遠町は昭和45年に友好町村盟約を結んでいて、平成7年から、三宅小と同じ規模の高遠北小が交流を行っています。
児童らは、午前中の校舎見学で打ち解けて、午後は百人一首や合唱をして交流をしていました。
お別れの会では、三宅小の代表が、「次は海のある三宅小へ来て、一緒に海で泳ぎましょう」と挨拶しました。