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薪を山荘へ 西駒んボッカ大会
中央アルプス将棊頭山山頂直下にある伊那市の西駒山荘に薪を運ぶ登山レース「西駒んボッカ」が7日に行われました。
今年のレースには県内外から過去最多の260人がエントリーしました。
伊那市の鳩吹公園から西駒山荘までの
およそ11・6キロ、標高差1,750メートルを駆け上がりました。
薪は一束が3キロで、3キロ部門は1束、15キロ部門は5束を運びます。
西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として2013年に始まり、2017年からはストーブの燃料の薪を運び上げています。
3キロの部の優勝は、伊那市出身で駒ヶ根市在住の北原崇志さんでタイムは2時間14分40秒でした。
15キロの部の優勝は、新潟県の貝瀬淳さんで、タイムは2時間25分51秒でした。
運び上げられた薪は、西駒山荘
に設置されたストーブで使用されます。
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市内の高齢者長寿を祝う 白鳥市長が福澤さん100歳を訪問
15日の敬老の日を前に、伊那市は今年度100歳を迎える高齢者宅を訪問し、長寿を祝いました。
9日、白鳥孝市長が伊那市山寺の福澤章子さん宅を訪れ、市と国からの祝い品などを渡しました。
福澤さんは大正14年、1925年の6月生まれで、今年100歳です。
松本市出身で、駒ケ根市や南箕輪村などで教師を務め、43歳で退職しました。
現在は、趣味の折り紙で様々な作品を作っています。
米寿の時に作った千羽鶴は、一羽一羽に、福澤さんが出会った人の名前が刻まれています。
また、若い人の人生相談に乗ることもあり、評判を聞きつけて、県外からも相談が来るそうです。
白鳥市長は、「長い間、伊那市発展のためにご尽力いただき、感謝しています。今後もお体を大切に、末永く幸せに過ごしてほしい」と祝いました。
伊那市では今年、男性3人、女性38人が100歳を迎えます。
最高齢は、男性が106歳、女性が108歳です。
市では、88歳、100歳、最高齢の高齢者、合わせて535人に祝金や祝品などを贈ります。
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伊那北高校と伊那市議会が意見交換
伊那市の伊那北高校の生徒と市議会議員との意見交換会が25日に、市役所で開かれました。
意見交換会には、伊那北高校の2年生32人と市議会議員21人が出席しました。
生徒と議員は7つのグループに分かれ意見を交わしました。
あるグループでは、「新校建設に伴い、部活動で使っている体育館が取り壊される。他の施設への移動に時間がかり、練習量が減ってしまうことが心配だ」との生徒の意見に対し議員は、「マイクロバスを運行した場合、決まった時間に乗ることができますか?」などとやりとりしていました。
若者の政治や地域への関心を高め、選挙での投票率向上や議員の若手候補者を増やすことを目的に開かれたものです。
グループごとの意見交換の後、生徒らは「遠い存在に感じていた議会が身近に感じることができた」「ただお願いするのではなく、自ら動くことも必要だと感じた」などと感想を発表しました。
伊那市議会では、「参考になる意見がたくさんあった。何かあればいつでも相談にのります」と話していました。 -
創作話芸ユニット「ソーゾーシー」が公演
東京都を拠点に活動する創作話芸ユニットソーゾーシーの公演が、伊那市のニシザワいなっせホールで、8月30日に行われました。
公演は、全国12か所をまわるツアーの一環で行われました。
ソーゾーシーの春風亭昇々さん、瀧川鯉八さん、玉川太福さん、立川吉笑さんが落語や浪曲を披露しました。
はじめに、4人のトークで会場を盛り上げました。
その後1人ずつ新作のネタを披露しました。
このうち、玉川さんは、昔話桃太郎をアレンジした演目を、三味線に合わせて歌うように話す浪曲で披露しました。
この日はおよそ180人が訪れ、会場は笑いに包まれていました。
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八十二銀行 初のカフェ併設支店がオープン
老朽化のため移転新築工事が進められていた伊那市山寺の八十二銀行伊那北支店の新しい建物が完成し、8日、オープニングセレモニーが行われました。
八十二銀行では初めてのカフェが併設した店舗となります。
8日は、吉田秀樹常務執行役員らによるテープカットでオープンを祝いました。
新店舗は、旧店舗北側の伊那市福祉まちづくりセンターの一角に作られました。
上伊那産のカラマツなど、県産材を利用した木造一部2階建てで、延床面積はおよそ790平方メートルです。
建物内には、窓口や各種相談ブース、ATMがあり、行員の作業スペースとは壁で仕切られています。
また、伊那支店にあったローンプラザ伊那が伊那北支店に移転しました。
8日は、併設されたタリーズコーヒーもオープンし、早速多くの人が足を運んでいました。
タリーズコーヒーは、県内で12店舗目、南信地域では初出店です。
金融機関と併設した店舗は全国で8店舗あり、県内では初めてとなります。
ロビーは供用のため、待ち時間にカフェを楽しむことができます。
太陽光パネルなど、最新省エネ技術を活用した店舗となっていて、総事業費はおよそ五億円です。
なお、旧店舗は取り壊し、駐車場として整備する計画です。 -
旧井澤家住宅 わが家のなんでも展
伊那市の旧井澤家住宅で、伊那部宿を考える会の会員の家庭で所蔵している作品などが並ぶ「わが家のなんでも展」が開かれています。
会場には、伊那部宿を考える会の会員、およそ15人が出展した絵画や陶器など150点以上が展示されています。
伊那市荒井の小平和夫さんの作品で伊那市の中心商店街を再現した模型です。
昭和から平成の商店街の写真を参考に木材で作ったということです。
この展示は旧井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会が開いたものです。
展示は21日(日)まで旧井澤家住宅で開かれています。
入館料は一般200円、中学生以下は無料です。
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伊那節の歌唱力を競う
伊那節の歌唱力を競う伊那節大会と、伊那谷の伝統芸能を披露するふるさと芸能祭が、伊那市のニシザワいなっせホールで7日に行われました。
伊那節歌唱コンクールには、20代から80代まで、上伊那を中心に県内各地から17人が参加し、自慢のうたごえを披露しました。
コンクールは、伊那節を次世代に引き継いでいこうと、ふるさと芸能祭実行委員会が開いていて、今回で23回目です。
伊那節は、伊那と木曽を行き来するときに唄われていた馬子唄で古くは「御嶽山」と呼ばれていました。
伊那節は、節回しが独特で、音程も高低差があり、難しい民謡だということです。
出場者は、太鼓や三味線、尺八の生演奏に合わせて歌を披露していました。
第2部のふるさと芸能祭では伊那節保存会やまほら伊那民謡会など5団体が発表を披露しました。
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横山維者舎 酒米の稲刈り
伊那市横山の住民有志でつくる、「横山維者舎」は、オリジナルの日本酒「維者舎」の原料となる酒米の稲刈りを行いました。
伊那市横山の田んぼに、横山維者舎のメンバーおよそ10人が集まり、酒米、美山錦の稲刈りを行いました。
横山維者舎は市内の酒蔵、宮島酒店と協力して、信濃錦純米吟醸酒「維者舎」を作っています。
今年は夏の暑さの影響で収量が下がるとみられていましたが、去年と同程度の量が収穫できました。
収穫した美山錦の仕込みは12月初旬に行われます。 -
官民連携で弥生高の校舎活用考える
官民連携で伊那弥生ケ丘高校の校舎活用について考える催しが24日、伊那市防災コミュニティセンターで行われました。
元宮田村地域おこし協力隊で公民連携地域づくりプロデューサ―として活動している坂口淳さんが話をしました。
高校再編により伊那北高校と統合する伊那弥生ケ丘高校は、統合後の校舎の利活用が課題となっています。
坂口さんは「学校の敷地内だけでなく、そのまわりのエリア、地域全体がよくなっていくことが大事です。エリア価値を上げることで経済面など地域に良い循環が生まれることが最終ゴールだ」と話していました。
催しは県内の高校再編を契機に発足した伊那市官民共創の新しいまちづくり協議会が開いたもので、会場には約40人が集まりました。
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箕輪町の書家 山本琇華さん作品展 9日まで
箕輪町の書家、山本琇華さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで3日から開かれています。
会場には、山本さんの作品、およそ100点が展示されています。
山本さんは箕輪町で書道、ペン習字の教室を開いています。
「暮らしの書画」をテーマの一つとして活動していて、書道、ペン習字に加え、イラストや工芸作品なども制作しています。
布に直接書を書いた作品は、今回初めて挑戦したということです。
書をデジタル印刷した作品もあります。
書を基に、金属をくりぬいて作った立体作品も展示されています。
作品展は9日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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高遠高校 11月に能登半島地震の被災地へ
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は、11月に能登半島地震の被災地に行き、美術作品の寄付や交流を行います。
4日は、美術専攻の生徒が、支援に向けた準備をしていました。
美術専攻の総合的な探究の時間で、美術を通して被災地支援ができないかと考え、被災地に行くことになりました。
生徒は、11月6日、7日の2日間、石川県穴水町に行き、仮設住宅で暮らす人たちと交流します。
折り鶴を使ったモザイクアートや、桜の花びら入りの入浴剤を贈るほか、現地の人と一緒に作品を作る予定です。
高遠高校では、「被災地の実態を知るだけでなく、防災の意識を高めてもらいたい」と話していました。
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有賀ファーム いちじく収穫ピーク
伊那市手良の有賀ファームでいちじくの収穫がピークを迎えています。
4日は、有賀ファームの有賀徹さんと豊子さんが、収穫作業を行っていました。
有賀ファームでは、2つのハウスで20本のいちじくを育てています。
今年は、春先の低温、お盆中の雨の影響で、1週間ほど遅れて収穫のピークを迎えました。
いちじくの木は、横に6mほどまで伸び、1本からおよそ600個収穫できるということです。
いちじくの特徴を有賀さんに教えてもらいました。
有賀さん「いちじくは賢い。実をつける時は上を向くが、熟してくると赤く色づき縞模様がでて、『採ってください』と下を向いてくる」
イチジクは、夏の暑さに強く、太陽の光を十分に浴びると、色づきも良く、甘くなるということです。
有賀ファームでは、10月いっぱい収穫が行われます。
いちじくは、南箕輪村のファーマーズあじ~なで買うことができます。
1パック4個~5個入りで、400円~500円となっています。
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高遠町の陶芸家 林秋実さんの作陶展 9日(火)まで
伊那市高遠町の陶芸家、林秋実さんの作陶展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には林さんの作品およそ200点が展示されています。
作陶展のタイトルは「触れてこそ器 使ってこそ器」で、日常的に使うことが出来る皿やカップなどが中心に展示されています。
わらや木の灰で出来たうわぐすりを使い、焼き上げた後で生薪を投げ入れる、燻技法で作られていて、独特の色合いが特徴ということです。
林さんは高遠町で培窯という窯を開いていて、器の販売なども行っているということです。
作品展は9日火曜日まで開かれています。
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新宿区の小学生が伊那谷で農家民泊を体験
伊那市の友好指定都市である新宿区の区立天神小学校の6年生が3日から5日まで、伊那谷で農家民泊を体験します。
5日は、伊那市の防災コミュニティセンターに天神小学校の6年生28人と、児童を受け入れる伊那市と箕輪町の農家8軒が訪れ、入村式が開かれました。
児童は班ごとに、歌や寸劇で、農家に自己紹介しました。
新宿の小学生の伊那谷での農家民泊は10年ほど前から行われています。
今年は天神小学校に加え、3つの小学校が伊那谷を訪れます。
民泊を体験する児童に、伊那谷の印象と、楽しみなことを聞きました。
児童たちは4日、各農家で農作業や郷土食づくりを体験します。
5日に退村式が行われ、その後、ますみヶ丘の新宿の森で木工体験を行います。 -
伊那北高校合唱コンクール 3年E組金賞
今年で58回目となる伊那市の伊那北高校の伝統行事、合唱コンクールが伊那文化会館で3日に行われました。
金賞には、3年E組が選ばれました。
今年の合唱コンクールでは、1年生から3年生まで、合わせて20のクラスが歌声を披露しました。
生徒たちは、日ごろの練習の成果を発揮し、息の合った歌声を披露していました。
審査の結果、「INTERRAPAX地に平和を」を歌った3年E組が金賞となりました。
第58回伊那北高校合唱コンクールの模様は来月11日から121チャンネルで放送を予定しています。
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上伊那岳風会 詩吟体験会
上伊那岳風会による詩吟体験会が、伊那市のニシザワいなっせホールで8月17日に開かれました。
体験会には、上伊那岳風会の会員と一般の未経験者あわせて130人が参加しました。
松田岳峰指導部長が講師となり、俳句を吟唱しました。
参加者は音階や息継ぎをする場所が書かれた紙を見ながら吟じていました。
上伊那岳風会には、現在20代から90代まで、170人の会員が所属しています。
体験会は、詩吟の魅力を伝えようと開いていて、今回で3回目となりました。
この日は、詩吟や舞の発表も行われました。
上伊那岳風会では「今後も体験会を開き、詩吟を広めていきたい」と話していました。
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最高気温35.2度 9月観測史上2番目の高さ
3日の伊那地域の最高気温は35.2度と2023年9月16日に観測した35.3度に次いで、9月で2番目に高い気温となりました。
南箕輪村の大芝高原では、カモが木陰で休んでいました。
伊那地域の最高気温は午後0時56分に35.2度を記録しました。
9月に35度以上の猛暑日となるのは、1993年の統計開始以来、2010年、2023年に続いて3日で3回目です。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症とみられる症状で箕輪町の50代男性が搬送されたという事です。
症状の程度は軽症です。
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市内小学生 救急救命法を学ぶ
伊那市の西春近南小学校と西春近北小学校の児童は日本赤十字社の職員から救急救命法を3日に学びました。
3日は西春近南小の5・6年生と西春近北小の6先生、合わせておよそ70人が西春近南小で実習を行いました。
講師は日本赤十字社長野県支部の救急法指導員5人が務めました。
児童たちは、胸骨圧迫の方法やAEDの使い方を学びました。
胸骨圧迫は大人であればおよそ5センチ、子どもの場合は体の厚みの3分の1程度押し込み、1分間に100回~120回のリズムで絶え間なく続けるなどの指導を受け実践していました。
児童に救急救命法を身に付けてもらいたいと西春近南小が日本赤十字社に依頼しました。
日本赤十字社が児童に対して授業の中で実習を行うのは伊那市で初めてということです。
伊那市は、市内全ての小中学校に、体育館の入口にAEDを設置するよう今年7月に要請しています。
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上伊那ナイターソフトボール連盟 選手権
上伊那ナイターソフトボール連盟の第44回選手権が、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で8月17日に行われました。
大会は、8月10日に8チームがエントリーして行われる予定でしたが雨で延期となり、この日は3チームで戦いました。
出場したのは、伊那市の信濃路クラブ、GTE、箕輪町の坂井クラブです。
総当たりで戦い、信濃路クラブとGTEが優勝を争いました
試合の結果、3本のホームランを放った信濃路クラブが優勝しました。
この大会は、毎年市町村の持ち回りで行っていて、来年は箕輪町で開催されるということです。
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埋橋さん宅で月下美人咲く
伊那市富県の埋橋喜美子さん宅で、一夜限りの花を咲かせる月下美人が、1日開花しました。
1日は1輪が花を咲かせました。
月下美人はサボテン科の植物で、夜に花を咲かせ、朝にはしぼんでしまいます。
きのう午後8時頃から咲き始め、10時頃に見ごろになりました。
花を育てている埋橋喜美子さんです。
埋橋さんは30年ほど前に知人から月下美人をもらい育ててきました。
毎年花を咲かせていて、以前は知人を招き花を見ながら酒を飲んだりしていたということです。
月下美人は1日に咲いた1輪の他に8つのつぼみをつけていて、数日楽しめるということです。
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9月も暑い日続く きのこに影響
2日の伊那地域の最高気温は34.7度と、9月に入りましたが暑い日が続いています。
これからシーズンを迎えるきのこにも暑さの影響が出ています。
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームです。
例年この時期にはチチタケやアカヤマドリダケなどの夏きのこが店頭に並ぶということですが、現在は栽培きのこしかありません。
青果部の河合潤さんです。
これからシーズンを迎えるマツタケはどうでしょうか。
伊那市富県新山のマツタケ名人、藤原儀兵衛さんです。
藤原さんによると地中にある菌根の状態は良く、条件が整えば秋のマツタケは期待できるということです。
2日の伊那地域の最高気温は34.7度を記録し、真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、あすから前線が南下し5日頃までは気温が下がるものの、その後はまた気温が上がり、少なくとも2週間は厳しい残暑が続くと予想しています。
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たかずやの里で上伊那の郷土食じんだ作り体験
伊那市の児童養護施設、たかずやの里で8月19日、上伊那の郷土食、じんだ作りを体験するイベントが開かれました。
たかずやの里の小中学生10人がじんだ作りを体験しました。
じんだは上伊那の郷土食で、茹でた青大豆をつぶして作るおはぎです。
お盆や正月などで食べられていたということです。
体験会は、県のシニア大学の卒業生と現役生で作る「ゆるゆるG」が、伊那市社会福祉協議会と協力して開きました。
子どもたちは、茹でた青大豆を粗くすりつぶして、そこに砂糖を入れてじんだを作りました。
出来上がったじんだと、あんこ、ごまのおはぎなどを添えて50パックを作りました。
じんだを食べた児童は「とても美味しい」「独特の味がくせになる」と話していました。
ゆるゆるGは今後も、市内の施設などで体験会を開いていくということです。
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いななき学舎 堀辰雄について学ぶ講演・朗読会
上伊那で活字文化の振興活動を行っている、いななき学舎による、講演・朗読会が、伊那市の伊那図書館で8月24日に開かれました。
会には、47人が参加しました。
講演・朗読を行ったのは、伊那北高校出身で、聖心女子大学の講師などを務める、文学研究者の松野志保さんです。
今回テーマとしたのは、昭和初期に活躍した小説家の堀辰雄です。
「菜穂子」「風立ちぬ」など、軽井沢を舞台とした作品を数多く残しました。
松野さんは、「当時活躍していた小説家の芥川龍之介は堀の師であり、特別な関係にあった。芥川の死は堀の作風に大きな影響を与えた」と解説しました。
いななき学舎は今年で発足20年を迎えていて、毎月伊那図書館で読書会を開いています。
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伊那北 海外の生徒と交流
伊那市の伊那北高校の生徒がインドネシアから訪れた高校生と2日に伊那北高校同窓会館で交流しました。
伊那北高校2年学際コースの生徒31人が、インドネシアから研修旅行で訪れた生徒18人とカードゲームなどで交流しました。
伊那北高校の生徒が英語で坊主めくりのルールを説明しました。
ゲームは、グループごとに行われ、札をめくって盛り上がっていました。
県では海外の学生との交流を通じて国際感覚を育んでもらおうと、訪日教育旅行の受け入れを行っています。
インドネシアの生徒の日本滞在は8月31日~9月6日までで、東京都の観光などをして帰国するということです。 -
伊那市が人のつながり創出事業
伊那市は人のつながりの創出などを目的としたリアルこころむすびプラットホームbeyond community創出事業を今年度から3年間実施します。
これは1日市役所で開かれた市議会全員協議会で説明されたものです。
リアルこころむすびプラットホームbeyond community創出事業は若者をはじめ多様な人が挑戦し地域の魅力を共創・発信できる環境を整えることなどを目的としています。
事業は今年度から3年間で事業費は9,500万円です。
2年目までは新たな価値を創出するための環境づくりと可視化による魅力発信、3年目は活動拠点の整備を行う計画です。
伊那市では活動拠点について地域の共助基盤としての機能を目指すとしています。
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伊那市議会9月定例会開会 29議案提出
伊那市議会、箕輪町議会、南箕輪村議会の9月定例会が1日に開会しました。
このうち伊那市議会では、7290万円を減額する一般会計補正予算案など29議案が提出されました。
主な事業のうち、富県公民館空調設備更新工事に300万円、高齢者福祉施設備品購入費に350万円、地域クラブ運営補助金に100万円などが盛り込まれています。
新型コロナ定期予防接種委託料が1億400万円減額されたことなどから、補正予算案では、7290万円の減額となっています。
市議会9月定例会は10日から12日に一般質問、24日に委員長報告と採決が行われます。
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ゆうあいマーケット エリア拡大へ 無料お試し
伊那市は、食料品などを自宅まで配送する買物支援サービス「ゆうあいマーケット」のエリア拡大に伴い、西春近、西箕輪、伊那西部地区を対象にした無料お試しキャンペーンを1日から始めました。
ゆうあいマーケットは、市内対象エリアの登録者が、伊那ケーブルテレビや電話を利用して食料品などを注文すると、ドローンや自動車を使って集落支援員などが自宅まで届けるサービスです。
サービスを新たに提供するエリアは、西春近・西箕輪・伊那西部地区で本格運用は10月からです。
9月は、おためしキャンペーンとして月額利用料1000円が無料で、期間は1日から30日(火)までです。
1日には、すでに2世帯が、お試しで利用したということです。
利用は事前登録制で、きのう現在120世帯が登録しています。
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高校生が舞台技術を学ぶ
上伊那地区の高校演劇連盟に加盟する演劇部員が、伊那市の伊那文化会館で舞台技術に関するセミナーを11日に受けました。
11日は、上伊那地区高校演劇連盟に加盟する伊那北高校、伊那弥生ケ丘高校、赤穂高校、稲西高校の演劇部員およそ30人が参加しました。
このセミナーは、来月に開催される上伊那地区の合同演劇発表会を前に、舞台の仕組みを理解し、技術を向上させることを目的に、伊那文化会館の舞台課が企画したものです。
セミナーでは、グループに分かれ県文化会館の舞台課の職員3人から、音響、照明、大道具の使い方について指導を受けました。
このうち照明について学んだグループはストーリーの内容に合わせて空間を演出するための調整技術を学びました。
生徒たちはメモを取るなどして熱心に話しに耳を傾けていました。
参加した生徒たちの練習の成果を披露する合同演劇発表会は、来月21日に伊那文化会館で開催される予定です。
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伊那市総合防災訓練
大地震を想定した総合防災訓練が31日に伊那市で行われました。
伊那市では、午前6時にマグニチュード9、震度6強の地震が発生したとの想定で訓練が始まりました。
今年は、美篶小学校を主会場に全体訓練が行われました。
避難所開設訓練では、役割ごとに7つの班に分かれて活動しました。
このうち避難誘導安全点検児童支援班は、学校のガラスが割れたり資料館の壁が崩れている場合を想定し「安全確保のため最優先に取り組まないといけない」と話し合っていました。
ほかに、情報班は避難者のリストを収集して65人が避難所に避難していることを本部に報告しました。
また、グラウンドでは防災スポーツフェスタが開かれました。
参加した住民は、非常用簡易トイレ作りなどを体験していました。
伊那市は、訓練を通して災害時に迅速な初動対応を取り、逃げ遅れゼロを目指す体制づくりに取り組みたいとしています。
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35.8度 6日ぶりの猛暑日
30日の伊那地域の最高気温は、35.8度と6日ぶりの猛暑日となりました。
伊那市の市役所裏にある噴水では、子どもたちが水遊びをしていました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、駒ヶ根市で10代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。症状の程度は中等症です。