-
懐かしい写真巡回展「まちなかミュージアム」
伊那市内各地の公民館や小中学校に昔の写真を展示する写真巡回展「まちなかミュージアム」が1日から始まりました。
「まちなかミュージアム」は高遠町歴史博物館が企画する写真巡回展で昨年度に続き2回目となります。
市内26か所の公民館や小中学校に、それぞれ2点の写真パネルを月替わりで展示するというものです。
そのうち、ほかの施設とは異なり、地域の貴重な写真が多く残っている長谷地区では、公民館で同じ写真30点ほどを、1か月展示します。
展示されているのは、昭和30年代の長谷の美和ダムの建設に関わる写真です。
ダムに水没して今はない溝口や黒河内の田園風景、前の神田橋やダム建設の様子をとらえた写真が並びます。
高遠町歴史博物館では、昭和中ごろまでの伊那地域の風景や、家族、戦時中の記録などを集め、デジタル化を進めていて、広く提供を呼びかけています。
まちなかミュージアムは、来年3月まで開かれています。
-
きょうは衣替え 伊那西高校 冬服で登校
10月1日は衣替えです。
伊那市の伊那西高校では、冬服に装いを変えた生徒たちが登校していました。
1日朝、伊那地域に降った雨は登校時間にはやんでいましたが、最低気温は14.8度まで下がり、肌寒い朝となりました。
生徒たちは、夏服から冬服に装いを変えて、登校していました。
伊那西高校の制服のリボンは、赤と緑があり、今年からチェック柄が加わりました。
生徒たちは好きな色を選んでつけているということです。
ある生徒は、「気温の変化が激しいので、体調管理に気を付けたいです」と話していました。
-
GPSで子ども見守り実証
伊那市は1日からGPS端末を利用した子どもの見守りサービスの実証事業を始めました。
実証事業は3年計画で今年は2年目です。
実証事業で使用するGPS端末です。
中部電力が提供する位置情報配信サービスを利用し、登録した保護者のスマートフォンで帰宅の通知、子どもの現在位置、移動履歴が確認できます。
登下校の安心安全の向上につなげようと伊那市が事業化に向けて進めているもので今年は、3年計画の2年目です。
昨年度は、伊那東小と伊那北小の1年生・4年生合わせて82人が参加しました。
今年は、竜西地区5つの小学校の低学年の児童を対象に実施し、150人の申し込みがありました。
去年のモニターへのアンケートでは6割が必要・継続利用すると回答しました。
実証事業は、来年2月までの5か月間で、伊那市では期間中にアンケートを行うとともにアンケートでは回答しきれない感想や意見を聞く座談会を予定しています。
-
「中国料理みどり」惜しまれつつ閉店
73年間、地域の人達に親しまれてきた伊那市山寺の食堂「中国料理みどり」がおしまれつつ29日閉店しました。
29日の午後6時半頃、店には閉店を前にもう一度みどりの味を味わおうと常連客などが訪れていました。
主人の立石勝幸さんです。
妻の聖子さんといっしょに店を切り盛りしてきました。
みどりは終戦直後の昭和22年、勝幸さんの父・四郎さんが坂下の小沢川にせり出した一角で営業を始め、その後山寺に移転しました。
勝幸さんも80を超え、元気なうちに店をたたむ事にしました。
午後8時過ぎ、全ての客が帰ると食器を片付け、娘たちと記念写真をとりました。
昭和、平成、令和と地域の人達に親しまれてきた「みどり」の最後の営業日となった29日午後8時半すぎに看板の灯りは消され閉店しました。
-
東部中学校で体育祭
伊那市の東部中学校で、全校生徒850人が参加して、30日体育祭が行われました。
新型コロナウイルス対策として密になる大玉送りや綱引きなどは行わず、3種目のみで、学年が交わる種目は行いませんでした。
例年、保護者が参観に訪れていますが、今年は生徒のみでの体育祭となりました。
2年生、1年生、3年生の順で大繩跳びに挑みました。
続いて、クラス全員が竹を持ってグラウンドを走り、アンカーにつなぐ「台風の目」に挑みました。
最後は、クラス対抗で全員が走ってバトンを繋ぐ、「全員リレー」です。
各クラスで激しい順位争いが繰り広げられました。
なお、この日の体育祭の結果、1学年は2組が、2学年は8組が1位で、3学年は2組と5組が同点で1位でした。 -
来年の聖火リレー 概要を発表
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、1年延期となった東京オリンピックの聖火リレーの概要について28日発表しました。
長野県は来年4月1日と2日に行われる予定です。
聖火リレーは来年3月25日に福島県でスタートし、7月23日に東京都でゴールとなります。
長野県では来年4月1日と2日に行われます。
現時点では、ルートは変更しない予定で、伊那市を通るのは4月2日となっています。
県内ではおよそ170人のランナーが走ることになっていて、県の実行委員会が選定した44人は変更せず、辞退があった場合実行委員会で調整するということです。
-
伊那JC 全力Smile動画を公開
withコロナの行動宣言と地域の人の笑顔の写真を集める伊那青年会議所の「全力Smileプロジェクト」の動画が完成し、公開されました。
こちらが完成した動画です。
動画配信サイトYouTubeで公開されています。
動画には、地域の人の笑顔の写真とwithコロナの行動宣言が使われてます。
全力スマイルプロジェクトは、地域の親子と青少年を対象に木製のフォトフレームを製作してもらい、写真を集め動画にまとめました。
100人がフレームを製作し、60人ほどから写真が集まったということです。
伊那青年会議所では「身近な人との時間やコロナ禍でできることについて改めて考えてもらいたい」と話していました。
動画は12月31日まで公開されています。
【https://youtu.be/zmq_fxrISa8】 -
秋の味覚マツタケ 不作で品薄
夏の猛暑や少雨の影響で、秋の味覚マツタケが品薄となっています。
伊那市の産直市場グリーンファームです。
例年多くのマツタケが並ぶ時期ですが、今年は品薄となっています。
ポップには「大不作」と書かれています。
29日は2キロ弱の入荷がありましたが、今年はこれまでに例年の10分の1ほどしか入荷していないということです。
グリーンファームでは9月上旬からマツタケの入荷が始まりますが、今年は1か月ほど遅れ、先週の土曜日頃から入り始めました。
店頭に並べると、買い物客が手を伸ばしていました。
空の売り場を眺める買い物客の姿もありました。
今年は8月の猛暑や少雨の影響で、県内各地でマツタケの収穫量が落ちているということです。
グリーンファームによりますと、マツタケの入荷は例年10月下旬までだということです。
-
宮田村で発砲事件 住民「不安」
28日宮田村で男性が拳銃のようなもので撃たれる殺人未遂事件が発生しました。
警察は撃った男と撃たれた男性はともに暴力団組員とみて捜査しています。
事件から一夜明けた29日事件現場では撃たれた男性が乗っていたとみられる車を警察が調べていました。
駒ケ根警察署によりますと事件は28日午後5時頃、宮田村の農道沿いにあるラーメン店の駐車場で発生しました。
店の駐車場に車を停め車内にいた40代の男性が男に拳銃のようなもので腹を撃たれたものです。
男性は駒ケ根市内の病院に運ばれ重傷ですが命に別状はないということです。
駒ケ根警察署によりますとこの男性は松本市の暴力団組員とみられるとして警察が事務所を捜査しているということです。
撃った男も暴力団組員とみられていて拳銃のようなものを持ったまま29日午後3時現在、逃走中です。
駒ケ根警察署では2人の間になんらかのトラブルがあったとみて男性の回復を待って事情を聞くとともに撃った男の行方を追っています。
-
伊那飲食店組合が伊那養護学校にマスクなど寄付
伊那市と南箕輪村の飲食店でつくる伊那飲食店組合は、新型コロナウイルス対策などに役立ててもらおうと、マスク139枚と、各店舗で集めた募金40,167円を、伊那市の伊那養護学校に28日、寄付しました。
この日は、伊那飲食店組合の小松秀雄組合長と田畑文博企画厚生部長が学校を訪れ、齋藤良直校長にマスクと募金を手渡しました。
伊那飲食店組合では、毎年10月に学校で開かれている文化祭、どんぐりまつりにアトラクションを出店しています。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、規模を縮小し開催することとなり、今年は出店しないことが決まったということです。
そんな中、どんぐりまつり出店に向けて集めていた募金と、国が配布した未使用のマスクを、学校で役立ててもらおうと寄付したものです。
募金は、組合に加盟する11店舗で地域住民から、マスクは組合員などから集めたということです。
齋藤校長は「常日頃から学校のことを気にかけていただきありがたい。有効活用させていただきます。」と感謝していました。
-
特殊詐欺被害を未然に防ぎ感謝状
伊那警察署は、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市のセブンイレブン伊那高尾町店に感謝状を14日、贈りました。
この日は、伊那警察署の土屋秀夫署長がセブンイレブン伊那高尾町店を訪れ、オーナーの春日寿子さんに感謝状を手渡しました。
先月27日に、店を訪れた70代の女性が、30万円分の電子マネーを購入しようとしました。
この女性は、「未納料金があり、このままでは裁判になると言われている」と話したということです。
不審に感じた春日健人店長が架空請求詐欺を疑い、オーナーの春日寿子さんが警察に通報し被害を未然に防ぎました。
伊那署によりますと、今年に入り管内の特殊詐欺被害の件数は6件で、被害額は866万円だということです。
-
伊那市総合教育会議 市長と意見交換
伊那市総合教育会議が28日、市役所で開かれ、夏休み期間中、公民館などで行った中学生の自習室の利用実績の報告と、ICTを活用した教育の進め方について意見交換しました。
この日は、白鳥孝市長や笠原千俊教育長、教育関係者らが集まり意見交換しました。
中学生の自習室は、伊那市が2年前から始めたもので、1年生から3年生を対象に、夏休みの期間、市内の公民館で学習スペースと、簡単な昼食を提供するものです。
今年度は、市内4つの公民館で5日間にわたり延べ203人が利用しました。
利用した生徒からは、「涼しい環境で、集中して勉強できた。」などの感想が集まったということです。
出席者からは、「各公民館で定員があるので大規模な中学校への対応が課題だ。」「保護者への情報伝達をきちんと行う必要がある。」などの意見が出されました。
また、ICT教育に関して、職員研修の結果、知識やスキルアップの向上が必要だ、との意見が出されました。
白鳥市長は「これからは、ICT教材を日常的に使えるようにする時代になってきている。支援員の充実など、更なる環境づくりが重要だ」と話していました。
総合教育会議は年4回開かれていて、小中学生の教育のあり方や課題などについて協議しています。
-
児童が学習机の天板を付け替え
伊那市の伊那西小学校で木育授業が27日に行われ、4年生が学習机の天板の付け替え作業をしました。
この日は、4年生の児童とその保護者ら18人が作業をしました。
児童らは、これまでついていたものを外すと、上伊那産のカラマツでできた新しいものに付け替えていました。
木育授業は、子どもたちに木の役割や、地域産材の利用などについて知ってもらおうと、伊那市などが行っているものです。
-
第1回歴博カフェ開催
地域の研究者などを講師に招き、喫茶店などで歴史について話を聞く伊那市高遠町歴史博物館の「第1回歴博カフェ」が、伊那市のBooks&Cafeニシザワいなっせ店で25日開かれました。
この日は、南箕輪村郷土館に勤める松澤英太郎さんが、「伊那の近代交通の夜明け~中馬から伊那電気鉄道へ~」と題し話をしました。
松澤さんは、「馬による輸送業は江戸時代から明治時代にかけて伊那谷の一大産業だった」と話し、米や酒、たばこなどを運んでいた中馬について説明していました。
その後、明治初期には船を使い天竜川で物資を運んでいたことや、明治42年には辰野~伊那松島間で伊那電気鉄道が開通した歴史を話していました。
歴博カフェは、地域の人が訪れる喫茶店などを会場に、歴史について話を聞く催しです。
軽食をとりながら気軽に話を聞くことで歴史への関心が薄い人にも、楽しんでもらおうと、市教育委員会が初めて企画しました。
なお、12月13日(日)に第2回が計画されています。 -
中学・高校生が歌声響かせる
伊那市内の中学、高校の合唱部が出演する、アルプス・ユース・コーラスフェスティバルが27日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は、市内の中学、高校あわせて7校の合唱部が出演しました。
コーラスフェスティバルはNPO法人クラシックワールドとアルプス男声合唱団が毎年開いていて、今年で7年目です。
新型コロナウイルスの影響で、当初は無観客での開催を予定していたということです。
国内のオーケストラなどが加盟する団体が定める、コンサートに関する感染予防ガイドラインが緩和されたことから、観客席を開放し、ホール本来のかたちでの開催にこぎつけました。
NPO法人クラシックワールドでは「ようやく観客を入れて開催できた。子どもたちには歌を歌う喜びを感じてほしい」と話していました。
会場には歌声が響き渡り、訪れた人は耳を傾けていました。
-
スポーツ少年団秋季球技大会
伊那市スポーツ少年団秋季球技大会の軟式野球が美すずスポーツ公園グラウンドなどで26日開かれました。
大会には、市内の12チームが参加しトーナメント戦で試合が行われました。
スポーツ少年団の軟式野球は年に4回の大会を開催しています。
今年は新型コロナの影響で5月6月に予定されていた2つの大会は中止となりました。
今回の秋季大会は、伊那市スポーツ少年団が主催する今年初めての大会となりました。
感染予防として、各ベンチに消毒液を置き、トイレには手洗いを呼び掛ける啓発チラシを貼るなどの対応をとっていました。
各チームはコロナ対策を取りながら日々練習を重ねてきたということです。
27日は、26日に勝ち上がった4チームで準決勝・決勝が行われることになっています。
なお、27日は男子・女子それぞれのミニバスケットボールの大会が高遠スポーツ公園文化体育館などで開かれます。
-
高遠さくらホテル10月1日営業再開
新型コロナの影響で4月23日から営業を休止していた伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、来月1日から再開します。
営業再開に先立ち26日からプレオープンとしてレストランと日帰り入浴を始めました。
伊那市観光株式会社が運営する高遠さくらホテルは新型コロナの影響で4月23日から営業を休止していました。
年中無休が売りだった高遠さくらホテルでは休業中、環境整備やコロナ対策などの準備を行ってきたということです。
感染予防策などをまとめたガイドラインを独自で作成しました。
感染予防策として入り口には非接触型の検温器を設置し、フロントにはアクリル板などを設置しました。
レストランや宴会場などは客席をこれまでの半分にし、入浴は、人数が多い場合は人数や時間制限するなどの対策をとっています。
プレオープンの26日は、昼時になると多くの人たちがレストランに訪れていました。
再開に伴い地元感謝キャンペーンとして来月18日まで和食・洋食のランチが通常の半額で提供されています。
30日までのプレオープン期間中はレストランが午前11時30分から午後2時まで、日帰り入浴が午前10時から午後3時までとなっています。
-
伊那バスと伊那市が災害協定
伊那バス株式会社と伊那市は災害時に人や物資の輸送に協力することなどを定めた協定を25日結びました。
伊那市役所で調印式が行われ伊那バスの藤澤洋二社長と白鳥孝市長が協定書を取り交わしました。
協定では災害時に伊那バスが市の援助要請により被災者や物資などを運ぶ役割を担います。
他には伊那バスの車両が浸水などにより被害を受ける可能性があるときは伊那市が所有する高台の鳩吹公園と春日公園の駐車場に停めることができるようになります。
伊那市が災害時の相互協定を結ぶのは伊那バスが73団体目で市では万一に備え災害に強い地域づくりに努めていきたいとしています。 -
サン工業が伊那市と中病に寄付
伊那市西箕輪のサン工業株式会社は伊那市と伊那中央病院にそれぞれ100万円を寄付しました。
25日サン工業の川上健夫社長が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長と
伊那中央病院の本郷一博院長に目録を手渡しました。
サン工業では将来を担う子どもたちの教育資金として活用してもらいたいと伊那市に100万円をまたコロナ禍のなか医療現場の
最前線で働いている医療関係者に役立ててもらおうと伊那中央病院に100万円を寄付しました。
寄付を受け白鳥市長と本郷院長は「有効に活用させていただきます。」と感謝していました。
-
伊那市がVR仮想現実の体験機器
伊那市は高遠城の戦いを再現したVR仮想現実の体験機器を来月1日から高遠町歴史博物館に設置し運用を始めます。
25日は運用開始を前に機器がお披露目され、白鳥孝市長らが
仮想現実を体験していました。
機器は来月1日から高遠町歴史博物館に10台設置されることになっていて視聴料は300円です。
専用のゴーグルとヘッドフォンをつけることで360度のVR仮想現実を体験することができます。
内容は戦国時代の高遠城の城主仁科五郎盛信と織田信長の大軍との戦いを再現したものです。
体験機器設置の事業費は約980万円で半分は国の補助で
賄われています。
伊那市では小中学校の歴史教材や市主催のイベントなどにも活用していくとしています。
-
中病7億4千万円の赤字
伊那中央行政組合議会が25日伊那市役所で開かれ昨年度の伊那中央病院の収支が7億4千万円の赤字となることが報告されました。
昨年度の伊那中央病院の収入は126億9千万円、支出は134億3千万円で7億4千万円の赤字となりました。
伊那中央病院は3年連続の赤字となります。
これについて伊那中央行政組合組合長の白鳥孝市長は「有価証券を含め53億円を保有しており資金不足におちいることはない」との考えを示しました。
-
権兵衛峠道路10月8日に対面通行可能に
去年10月の台風19号の影響で、仮橋による片側交互通行となっていた権兵衛峠道路は、復旧工事が終了し、来月8日午後3時に従来通りの対面通行が可能になります。
復旧工事が終了し、対面通行が可能となるのは、伊那側の権兵衛トンネル付近およそ300メートルです。
この場所は去年10月の台風19号の影響で道路が崩落し、12月には仮橋が設置されました。
仮橋は長さ15メートル、幅4メートルの鉄骨製です。
これまでおよそ10か月にわたり24時間誘導員が付き、片側通行となっていました。
復旧工事が完了し、対面通行となる来月8日からは、これまで通行できなかった幅が3メートル以上のものや総重量が25トンを超える車両の通行が可能になるほか、連続雨量が60ミリに達した場合の通行止めなどの制限も解除されるということです。
なお、この対面通行が可能となったことについて白鳥孝市長は、「今一度この361号の重要性を踏まえ、人、モノ、情報の交流を一層活性化できるように、また、安全・安心な暮らしを支える重要な道路をしっかりメンテナンスを怠りなく、減災・防災・国土強靭化の意義を肌で感じたところです。このような状況下、姥神峠道路についても、361号現道区間で大規模崩落による通行止めが今も続いており、早急な整備を切に願っております。」とコメントを発表しています。
-
長谷中 花火大会25日
上伊那の多くの中学校であすから文化祭が開かれます。
各中学校ではコロナ禍で、今出来る様々なイベントを生徒たちが計画しています。
このうち伊那市長谷の長谷中学校の文化祭くろゆり祭は25日、26日の2日間行われ、24日は準備が行われていました。
今年は、地域の人たちを元気づけようと花火大会を企画しました。
コロナの影響で、学校行事などが縮小される中、地域の人たちと楽しめる企画ができないか考え花火を打ち上げることにしました。
長谷中学校では、総合学習の一環で地域おこしについて学習しています。
自分たちが育てた唐辛子で作ったラー油を販売したり、耕作放棄地を活用して畑を作るなどの活動をしています。
当初は、ラー油の売り上げで花火を打ち上げる計画でしたが目標金額の30万円に届かず、長谷地域の個人や企業などに生徒が出向いて協力を呼びかけました。
30万円を超える多くの協賛金が集まりました。
花火大会は、25日の午後6時から長谷中学校のグラウンド周辺の5か所で打ち上げられます。
64番組が計画されていて、最後は仕掛け花火も予定されています。
伊那ケーブルテレビでは、花火大会の模様を午後5時55分から122chで生放送します。
-
泡フェス来月3日に開催
伊那谷のシードルや地ビールなどを味わう泡フェスが来月3日に伊那市のセントラルパークで開かれます。
完全予約制にするなどのコロナ対策をとって実施する計画です。
イベントは伊那谷の飲食店や酒造店などでつくるアスタルシードルクラブが主催するもので、23日は関係者が記者会見を開き概要を説明しました。
泡フェスには、伊那谷の蔵元7社と飲食店8店が出店する計画です。
シードルや地ビールの他、伊那谷の野菜やキノコを使った料理が提供されます。
新型コロナ対策として、入場は南信地域の先着80人限定で予約が必要となります。
6枚綴りの1500円のチケットを買うと1枚でシードル、2枚でビールを飲むことができます。
飲み物や料理については、誰でもテイクアウトすることができクラブでは、「自宅でも泡フェスを楽しんでほしい」と呼び掛けています。
泡フェスは、来月3日の午後4時から伊那市のセントラルパークで開かれます。
問い合わせ 080‐5146‐4599 -
青葉の会作品展 27日まで
伊那市内の写真愛好家でつくる「青葉の会」の作品展が、27日まで伊那図書館で開かれています。
会場には、会員12人の近作24点が展示されています。
作品展は、年に1回発表の場として毎年開かれています。
年に数回グループで撮影に出かけているということですが、今年は新型コロナの影響で行くことができず、それぞれが身近な風景を撮影したということです。
会員の年齢は60代から80代で、写真歴は長い人で30年近くになるということです。
会では、「力作ぞろいで見ごたえのある作品ばかりです。訪れた人に心の安らぎを感じてもらいたいです」と話していました。
青葉の会の作品展は、27日日曜日まで伊那図書館で開かれています。 -
伊那市 窓口業務の一部民間委託へ
伊那市は市民サービスのさらなる向上と業務の効率化を目的に、市民課の窓口業務の一部を来月から民間委託します。
伊那市によりますと窓口業務を民間委託するのは県内の19市の中で初めてだという事です。
民間委託するのは市民課窓口で行っている証明書の発行や印鑑登録、戸籍などの異動処理です。
伊那市では平成26年度から住民の異動に関する入力業務は民間委託していましたが、来月からは窓口業務も含め民間委託する予定です。
委託先は株式会社エイジェック松本オフィスで期間は5年間です。
契約額は5年間で1億1,800万円です。
なお、戸籍の審査や手数料の徴収、収納業務についてはこれまでどおり、市の職員が行うという事です。
-
イベント開催「なお、慎重であるべき」
長野県内の新型コロナの感染第2波は8月下旬から9月上旬をピークに減少に転じていますが、伊那市の白鳥孝市長は今後のイベントの開催に対して「なお、慎重であるべきだ」との考えを23日に示しました。
23日は市役所で定例の記者会見が開かれ、白鳥市長は今後のイベント開催について「これまでも連休後は感染が増える傾向にある」と話し、「県の警報と注意報は16日に解除されたが、慎重な対応が必要だ」と話しました。
県内ではきのうまでに303人の感染が確認されていて、このうち上伊那は13人です。
上伊那で最後に感染が確認されたのは8月4日でした。
-
土砂災害警戒区域をパトロール
伊那市は、台風や長雨のシーズンに備えて、土砂災害警戒区域など市内7か所のパトロールを23日、行いました。
この日は、市の職員や消防団など関係者あわせて22人が参加しました。
パトロールしたのは、竜東地区の急傾斜地で、土砂災害警戒区域となっている7か所です。
このうち、伊那市野底の野底公民館は、平成11年に大雨の影響で近くの河川が増水し、氾濫の危険があったということです。
パトロールは、台風シーズンに合わせ、土砂災害警戒区域などの状況を確認しようと年2回行われているものです。
市では、「パトロールを行うことで現地の状況を確認し、災害時に適切な対応ができるよう備えたい」としています。 -
連鶴教室開催
一枚の紙から複数の鶴を折る連鶴の教室が、伊那市東春近の春近郷ふれあい館で20日開かれました。
連鶴は、一枚の紙に切り込みを入れ複数の鶴を作ります。
江戸時代に三重県桑名市の僧侶が考案したとされていて、桑名市の無形文化財に指定されています。
20日は春近郷ふれあい館で教室が開かれました。
指導したのは宮田村在住の中城忍夫さんです。
中城さんは伊那や駒ヶ根など4か所で教室を開いています。
中城さんは「先端が尖っていると綺麗に見えるので、先端を揃えて折るのが大切です」と話していました。
20日は20人ほどが参加し、思い思いの作品を作っていました。
制作した作品は、10月31日と11月1日に開かれる東春近文化祭で展示するということです。
-
西箕輪小児童が与地の伊那節を学ぶ
伊那市の西箕輪小学校4年生は、授業の一環で地域に伝わる伝統芸能「与地の伊那節」を学んでいます。
18日は、西箕輪の与地伊那節保存会の伊藤光雄会長らが学校を訪れ、児童に与地の伊那節を披露しました。
西箕輪小4年生は、授業の一環で、与地の伊那節を学んでいて、今回は保存会のメンバーを招いて踊りを見学しました。
伊那節は、木曽地方に伝わる「おんたけ山」が、江戸時代に権兵衛峠を行き来するときの馬子歌として伊那に伝わったものとされています。
このうち与地の伊那節は、主に結婚を祝って座敷で歌われたものだということです。
児童らは、保存会の活動や、踊っている時の手の動きについて質問していました。
西箕輪小4年生は、今後は公民館を訪ね資料を見学したりするなど、地域の人と伊那節の関わりについてさらに学習を深めていくということです。