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ジビエと雑穀コラボ料理を提供
ジビエと雑穀を組み合わせた料理を提供するイベントが、19日、伊那市長谷の雑穀レストラン野のもので行われました。
エゴマを使った穴熊の姿煮。
アワやたかきびなどを使ったホロホロ鳥のサムゲタン。
いのししのパテや鹿肉のソーセージにも雑穀が使われています。
イベントでは、ジビエと雑穀を組み合わせた料理が提供され、参加者20人ほどが味わいました。
このイベントは、伊那市長谷の雑穀レストラン野のものが初めて行ったもので、ジビエ料理を扱うざんざ亭とコラボレーションしました。
雑穀レストラン野のものは1月末に閉店することから、吉田さんは「ずっとやりたかったことを最後にでき、お客さんにも喜んでもらえてよかった」と話していました。
閉店後は、雑穀の栽培を専門で行うということです。
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種子と食の安全学ぶ講演会
去年3月に種子法が廃止されたことを受け、種子と食の安全について学ぶ講演会が19日、伊那市のいなっせで開かれました。
講演会では、食料安全問題に関する市民団体代表の安田節子さんが話をしました。
種子法は、主要作物である米・麦・大豆の種子の生産・普及は公的機関で行うことを昭和27年に定めたものです。
民間企業の参入を進めようと去年3月に廃止されました。
安田さんは、「日本では公的機関が品種を保全し地域に適した優良品種を生み出してきた。今後種子の多様性が失われることが懸念される」と話していました。
講演会は、上伊那の有志でつくる実行委員会が開いたもので、農業関係者などおよそ150人が訪れました。
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女声合唱「詩音」3月にオーストリアで演奏
上伊那の5つの合唱団体でつくる「女声合唱 詩音」は、3月にオーストリアで行われるウィーン国際文化祭に出演します。
20日は、伊那市のいなっせで3回目の練習が行われました。
ウィーン国際文化祭は今年で4回目で、毎年日本から3団体ほどが招かれ演奏を披露しています。
上伊那の60代以上の女性でつくる「ザ・シワクチャーズ伊那」の演奏を聞いたこの事業の担当者が出演を依頼したものです。
女声合唱詩音は、ザ・シワクチャーズ伊那のメンバーを中心に5つの団体から31人が集まり、去年12月に発足しました。
当日は、日本の歌やモーツァルト作曲の歌など6曲を披露します。
今年は、日本とオーストリアの交流が始まって150周年の節目ということで、代表の北沢理光さんは「貴重な機会に恵まれた」と喜んでいます。
コンサートは、3月22日にオーストリアのウィーンで行われます。 -
27日に箏や尺八の演奏会
東京で活動する若手の箏や尺八演奏家と地元で活動するグループによる「まちなかJAPAN+」の演奏会が27日に伊那市のいなっせで開かれます。
21日は、いなっせでリハーサルが行われました。
まちなかJAPANは、舞台から飛び出して多くの人に邦楽に親しんでもらおうと活動しているグループで、伊那での演奏会は今年で2回目です。
演奏会は、27日の午後2時からいなっせで開かれます。
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西春近北小 スケート授業
伊那市の西春近北小学校の校舎北側にある天然リンクでスケートの授業が21日から始まりました。
1時間目に2年生28人が初滑りを楽しみました。
21日の伊那地域は、午前5時39分に氷点下0.7度を記録しました。
ここ数日の寒さで日影にあるスケートリンクは厚い氷が張り、21日から授業で使えるようになりました。
西春近北小学校では、冬のスポーツを子どもたちに楽しんでもらおうと平成2年から校舎北側に天然リンクをつくり1、2年生が授業をしています。
児童たちは、氷の感触を楽しみながら滑っていました。
西春近北小学校では来月、岡谷市でスケート教室を予定していて、それまで1、2年生は体育の時間を使ってスケートを行うことになっています。
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伊那スキークラブ ジュニアチーム練習
伊那スキークラブのジュニアチームの練習が、毎週日曜日に行われています。
20日も、日本スキー連盟が定める技能テストの合格に向けて練習に励んでいました。
伊那スキークラブのジュニアチームには南信から40人ほどの小中学生が通っています。
ジュニアには、日本スキー連盟が定める5級から1級まであり、技能テストで合格するとバッジが与えられます。
それぞれ今の級より上のバッジを目指して練習しています。
バッジテストには、ジュニア、一般の上のクラスに、テクニカルがあります。一般も混ざってのテクニカルの合格率は1割という厳しいテストです。
去年、テクニカルテストに合格した伊那市の高遠小学校6年生の北村 一歩君です。
北村君は、今年、最上級のクラウンへの挑戦を目指しています。テクニカルよりもさらに厳しく、合格率は3%ほどだということです。
チームの指導者たちも、北村君や、メンバーの活躍に期待を寄せています。
北村君の夢はスキーのデモンストレーターになることです。
ジュニアチームの練習は、シーズンの3月上旬まで毎週日曜日に行われます。
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西箕輪上戸 大文字下ろし
伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事「大文字」の柱が、今日地域住民によって下ろされました。
20日午前5時30分、太鼓が打ち鳴らされると、柱が建てられた辻に地域住民が集まってきました。
大文字は区内の辻に柱を建て厄除けを願う小正月の伝統行事で、毎年14日に建てています。
住民およそ90人が集まると、大文字下ろしが始まりました。
さすまたを使い、長さ12メートルほどの柱をゆっくりと下ろしていきました。
柱が下りると、花飾りや巾着を外していきます。
地域住民は気に入ったものを手に取っていました。
花飾りは玄関へ、巾着は神棚に1年間厄除けとして飾るということです。
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高遠高校 卒業定期演奏会
伊那市高遠町の高遠区緒工の音楽専攻の卒業定期公演が20日信州高遠美術館で開かれました。
卒業定期演奏会には音楽専攻と合唱部の生徒20人が出演し22曲を披露しました。
音楽専攻では年に20回ほど演奏活動を行っていて、この演奏会が3年生にとっては最後となります。
3年生は合唱のほか、琴などの演奏を披露しました。
館内では、芸術コース美術専攻・書道専攻の生徒による卒業制作展も開かれていて、油絵や陶芸、書などおよそ50点が展示されています。
作品と一緒に、3年間の制作についてまとめた文章も1人1人展示しています。
このうち書道専攻の生徒6人は、合同で木簡作品を作りました。
全部で83枚あり、中村不折の書を手本に、筆跡に差が出ないよう仕上げたということです。
高遠高校美術・書道専攻の卒業制作展は31日(木)まで開かれています。
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センタ―試験 トラブルなし
19日と20日に全国一斉に行われている大学入試センター試験についてです。
大学入試センターによりますと、午後4時現在長野県の会場でトラブルの報告は入っていないということです。
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県警音楽隊がコンサート
長野県警察音楽隊によるふれあいコンサートが伊那市の伊那文化会館で19日、開かれました。
ふれあいコンサートは、演奏を通し警察を身近に感じてもらおうと年に1回開かれていてます。
南信地域では初めてのコンサートだということです。
ステージは3部構成となっていて、1部では子どもからお年寄りまで楽しめる曲が披露されました。
コンサートの間には、交通安全教室が開かれ、シートベルトの着用や夜光反射材を活用することなどを呼びかけていました。
2部では、伊那西高校の吹奏楽クラブによるマーチングが披露されました。
1、2年生26人は、この日のコンサートに向け去年10月から練習を重ねてきたということです。
会場には、多くの人が訪れ演奏を楽しんでいました。
長野県警察音楽隊は、警察官で組織し交通安全や防犯活動などの啓発イベントで演奏を行っています。
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俳優・田中要次さんトークショー
社会福祉法人 上伊那福祉協会の創立60周年記念式典が19日伊那市のいなっせで行われ、木曽町出身の俳優田中要次さんが地元長野県や俳優業について話をしました。
田中さんは、長野県木曽町出身の俳優で、1989年にデビュー。映画やドラマ、CMなどに出演しています。
トークショーでは、伊那市出身のタレント成美さんが司会を務め、地元長野県や俳優業について話をしました。
トークショーは、上伊那福祉協会の創立60周年記念として、地域の人たちに楽しんでもらおうと企画されました。
上伊那福祉協会は、昭和34年に南箕輪養老院を開所し、それに伴い南箕輪養老院会として発足しました。
現在は、上伊那で、養護老人ホーム2施設、特別養護老人ホーム8施設、障害者支援施設1施設の11施設を運営していて、1,067人が生活しています。
平澤豊満理事長は、「高齢者福祉施策がめまぐるしく転換する中、真心が通じあえる職員の育成に努め、地域の期待に応えられるよう邁進していきたい」と式辞を述べました。
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協力隊の宮坂さんが活動を報告
マウンテンバイクを活用して観光振興に取り組む伊那市の地域おこし協力隊の宮坂啓介さんが16日、地域住民に活動報告をしました。
茅野市出身の宮坂さんは、平成29年から伊那市の地域おこし協力隊としてマウンテンバイクを活用した観光振興に取り組んでいます。
これは、地域おこし協力隊の活動を地域の人たちに知ってもらおうと伊那市が開いたもので会場となった西箕輪公民館には地区住民25人が集まりました。
2017年には農業公園みはらしファーム内に地面を蹴って進むキックバイクコースを整備しました。
去年から羽広地区の山林でマウンテンバイク専用のコースを整備していて、GW前までには完成するということです。
宮坂さんは「地元の人に愛されるフィールドにしたい。そのためにも地元のみなさんにマウンテンバイクで走って楽しんでもらいたい」と話していました。
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寒中の川に「そばの実」
伊那市高遠町の高遠そば組合は、そばの実を冷たい川の水に浸す「寒ざらし」を18日に行いました。今年は130キロ、およそ900食分を用意しました。
18日は組合員7人が、伊那市長谷市野瀬にある粟沢川にそばの実を浸しました。
「寒ざらしそば」は、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされています。
18日の伊那地域の最低気温は 氷点下2.7度でしたが、粟沢川の水温は3度でした。
そばの実を寒中の水に浸す事でアクが抜け、デンプン質が糖に変わり甘みが増すという事です。
高遠そば組合では、夏のそばの消費拡大につなげようと寒ざらしそばの商品化に取り組んでいます。
そばは立春の来月4日に引き上げる予定で、その後乾燥させます。
組合に加盟する伊那市高遠町の6軒のそば店で7月13日から期間限定で提供される予定です。
参加店舗 ・壱刻 ・華留運 ・ますや ・楽座 紅葉軒 ・紅さくら ・きし野
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伊那バス 交通安全協会長表彰
伊那市の伊那バス株式会社は、会社をあげての交通安全への取り組みが評価され全日本交通安全協会から最高賞となる協会長表彰を受章しました。
18日は、伊那バスの中村健二専務が伊那警察署を訪れ、駒村公孝署長に受章の報告をしました。
伊那バスでは、ドライバーをはじめ事務や経理の社員も含め、全社をあげて交通安全活動に取り組んでいます。
駒村署長は「地域の交通安全を牽引してもらいありがたい」と感謝していました。
中村専務は「この表彰にはじないよう、交通安全に取り組んでいきたい」と話していました。
表彰式は17日東京都で行われ、全日本交通安全協会長表彰は全国で88社が、県内では伊那バスの他に1社が受章しました。
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伊那西小児童がツリークライミングに挑戦
伊那西小学校の児童が18日学校近くの林でツリークライミングに挑戦しました。
ツリークライミングはロープを使って木に登るもので2年生7人が体験しました。
講師を務めたのは伊那市高遠町のインストラクター宇治田直弘さんでロープの結び方などについて指導していました。
伊那西小学校では学校近くの林を活用した学びの森づくりを進めています。
地域の人たちから木に関する話を聞いたり様々な体験をするものでツリークライミングもその一環で行われました。
はじめは慣れない様子の児童たちでしたが、しばらくすると大人の背丈より高く登れるようになっていました。
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伊那市議会 魅力ある議会へ
伊那市議会の魅力ある議会づくり検討会は、議員定数を現状維持とし報酬については白紙諮問とするなどの検討結果をまとめました。
18日、黒河内浩議長と飯島進副議長が議員活動を評価してもらうために白鳥孝伊那市長に特別職報酬等審議会を開くよう要請しました。
魅力ある議会づくり検討会は去年4月の市議選が無投票だったことから市民の議会に対する関心を高めようと黒河内浩市議会議長が設置したものです。
検討の結果、定数についてはこれ以上減らした場合地域の声が届かなくなるとして現状の21人が妥当だとしています。
現状月額36万5千円の議員報酬については特別職報酬等審議会に白紙諮問するとしています。
議会への関心を高めるための方策として委員会審議をインターネットで中継するとしています。
伊那市議会では定数や報酬、市民の関心を高める方策についての
検討を随時行い、議会の必要性、重要性について理解を求めていくとしています。
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伊那市とKDDIがドローン・5G連携協定
伊那市と大手通信会社KDDI株式会社は、ドローンと第5世代移動通信システム・5Gの利活用に向けた連携協定を、17日、締結しました。2020年の実用を目指す5Gは大容量通信が可能となり、観光や移住定住への活用にも期待がかかります。
スマートフォンで撮影している画面上にドアが現れ、動きながらドアをくぐると、画面上では新宿御苑や大阪の街に移動し、360度の映像の中で歩き回ることができます。
これは、AR・拡張現実の技術です。
望遠鏡のようなゴーグルを覗くと、360度の3D映像が楽しめるこちらは、VR・仮想現実の技術です。
どちらも、大容量の画像を必要とするため、5Gと親和性の高い技術です。
17日KDDIが、伊那市役所で5G活用のデモンストレーションを行い、白鳥孝市長らが体験しました。
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高遠中と高遠高校サッカー部 合同練習
伊那市の高遠高校と高遠中学校のサッカー部は、中・高の連携を深めていこうと合同練習を高遠町文化体育館で14日行いました。
練習には高校生8人と中学生7人が参加し、パスやドリブルなどの基礎を行いました。
高遠高校と高遠中学校のサッカー部の合同練習は3年間行われています。
中学生はこれから必要な技術を学び、高校生は教える事でサッカーに対する理解を深めていこうと行われています。
練習ではグループ毎に分かれ、パス回しや、ドリブル競走などをしました。
高遠高校と高遠中学校はサッカー部の他に、野球部やバスケットボール部でも同様な交流を行っています。
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地域づくり出会いのひろば
シニア世代の活躍の場と、支援を求めるボランティア団体のマッチングを目的とした「地域づくり出会いのひろば」が17日、伊那市のいなっせで開かれました。
会場には、傾聴ボランティアグループやスポーツ同好会、子ども支援団体など、シニアの活動を求める21の団体が活動をPRしました。
会場にはおよそ100人が訪れ、担当者から話を聞きました。
地域づくり出会いのひろばは、シニア世代が積極的に社会参加に取り組めるよう、活動希望者と活動支援を依頼する団体のマッチングを進めようと、長野県長寿社会開発センターと伊那保健福祉事務所が開いているもので、今年で4年目です。
介護グループで話を聞いた参加者は「活動を通して多くの出会いがあり、いきがいをもってやっている話を聞いて参加したくなった」と話していました。
主催した伊那保健福祉事務所では「これまでの人生の経験を活かして目的をもって活動が始められるきっかけにしてもらいたい」と話していました。 -
㈱ミクロデント新伊那工場竣工
メッキ加工処理を行う㈱ミクロデントの新伊那工場の竣工式が17日、伊那市上の原で行われました。
この日は、岡本知彦社長や白鳥孝伊那市長が出席して竣工式が行われ、新しい工場の完成を祝いました。
㈱ミクロデントは、岐阜県に本社を置き、生産能力の強化を目指して、これまで南箕輪村にあった工場を伊那市上の原に移転しました。
これまでの工場の敷地面積の1.2倍にあたるおよそ6,600平方メートルを伊那市から取得し、総事業費はおよそ7億円です。
新しい工場の稼働に伴い、地元採用で新たに5人を雇用したということです。
工場の移転に合わせて加工前の製品を自動で洗浄する最新の機械を導入しました。
岡本社長は「変化の激しい業界だが、一人ひとりのお客様の目線に立って価値が創造できるメッキ処理加工をやっていきたい」と話していました。
新しい伊那工場の稼働は、1月7日から始まっています。
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山の遊び舎はらぺこ 写真展
伊那市東春近の野外保育施設「山の遊び舎はらぺこ」の子どもたちの普段の様子をとらえた写真展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
泥しぶきを浴びて笑顔を見せる園児の写真など、会場には、今年度のはらぺこの保育活動で撮影された写真61点が並びます。
現在25人の園児が通っていて、自然の中での活動を保育の柱としています。
はらぺこでは、自然の中の子どもたちの普段の様子を見てもらおうと写真展を開いています。
この写真展は、23日の午前中まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
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来年度予算編成 市長査定はじまる
伊那市は、来年度の予算編成にかかわる市長査定を16日からスタートさせました。
白鳥孝伊那市長は「職員が考えた提案に対し、査定の中では厳しいやりとりもする。新しい取り組みがあれば積極的に取り入れた予算編成にしていきたい」と話していました
来年度、予算化を検討する主な事業は、JR沢渡駅の建設や若宮団地高齢者向け住宅の建設、移住定住対策として車の運転に不慣れな移住者の支援、新山移住定住促進住宅の建設などとなっています。
市長査定は2月1日まで行う予定で新年度の当初予算案は2月中旬に発表されます。
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伊那少年剣道クラブ 鏡開き
伊那市内の小中学生が通う伊那少年剣道クラブの鏡開きと初稽古が、14日伊那市の伊那東小学校で行われました。
伊那少年剣道クラブには、市内の園児から中学3年生までのおよそ30人が所属しています。
代表の飯島浩さんは「感謝の気持ちを忘れず、目標を持って稽古を行い、去年以上の成績を残しましょう」とクラブ員に呼びかけました。
また、代表児童2人が誓いの言葉を述べました。
鏡開きの後は稽古が行われました。
子供たちは、一つ一つの動作を確かめ、竹刀を打ち込んでいました。
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高遠焼 登り窯で窯出し
伊那市高遠町勝間にある白山登り窯で16日焼きあがった高遠焼の窯出し作業が行われました。
16日は、高遠焼の陶芸家・浦野真吾さんが登り窯の中から作品を取り出していました。
今年は4百点の茶碗や花瓶などを焼きあげました。
浦野さんは、「窯の温度や灰などにより作品の出来は明けてみるまで分からないが、登り窯ならではの風合いのある物が焼ける」と言います。
登り窯は幅が3メートルで斜面に沿って4段あります。
去年の大晦日に火を入れ、4日間温度が一定になるよう番をして焼きました。
窯出しは19日頃まで行われます。
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高遠 桜の開花予想4/3
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、1回目の今年の桜の開花予想を16日に発表しました。高遠城址公園の開花は4月3日の予想となっています。
ウェザーニューズが発表した予想によりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花は4月3日、満開は9日となっています。
去年は、過去最速の4月1日に開花し満開は4月5日でした。
第2回開花予想は2月14日の予定です。
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地域の安泰願い大文字建て
伊那市西箕輪上戸で、小正月の伝統行事「大文字」建てが14日に行なわれました。
午前4時半、大文字の開始を告げる太鼓が始まると区民それぞれが作った巾着飾りを持って集落の中心部の三ツ辻に集まります。
長さ12メートルあまりの「大文字柱」が辻まで担ぎ出され、巾着袋や役員たちが事前に色紙で作った花、酒樽が飾り付けられていきます。
大文字は、鎌倉時代末期にはじまり、松本方面から辰野・箕輪・伊那に伝わったとされています。
厄落としと1年間の無事を祈る道祖神まつりで、過去に一度この祭りを中止したところ村に疫病がはやり死人も出たと言い伝えられています。
飾りつけが終わると柱を建て、20日の早朝まで飾られます。
柱の脇にある作業小屋では、区民らがお神酒を酌み交わし、今年1年の無事を願っていました。
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富県の園児 まゆ玉飾りつけ
伊那市富県の富県保育園の園児と地域住民は15日、まゆ玉の飾りつけを農林産物直売所たかずやで行いました。
この日は、富県保育園の年長園児12人と農林産物直売所たかずやの会員が、ミズナラの木にまゆ玉を飾り付けました。
今年1年の健康と豊作を願って小正月の伝統行事として毎年行われていて、まゆ玉は20日頃に食べるということです。 -
オスプレイ訓練中止など申し入れ
伊那市議会の共産党議員らは、上伊那地域の上空でオスプレイとみられる飛行体の目撃情報が寄せられていることについて、飛行訓練の中止などを、15日に伊那市に申し入れました。
この日は共産党市議団3人が市役所を訪れ、城取誠総務部長に申し入れをしました。
今月に入り、飯田市や箕輪町の上空で米軍のオスプレイと見られる飛行体が目撃されたとする新聞記事が掲載されたことを受け申し入れをしました。
内容は、飛行ルートの情報公開や、オスプレイの飛行訓練の中止などを求めるものです。
伊那市では「長野県内の市長会と歩調を合わせて対応を考えていきたい」としています。 -
質の向上へ 伊那市議員研修会
伊那市議会は、議員の一般質問の質を高めようと15日に市役所で研修会を開きました。
地方議会総合研究所の廣瀬和彦さんが、一般質問の手法について説明しました。
議会の開会前に、一般質問の要旨を記入する通告書について、伊那市議会では質問内容のほとんどを文書にしています。
これについて廣瀬さんは「全部文書にするのもいいですが、答弁書をもらわないといけません。相手は質問の内容を知っているのに、こちらは答弁の内容がわからないのでは立場が不利になってしまいます」と話していました。
また、一問一答方式についての注意点として「話題になっている事案の質問は集中しやすいです。同じことを繰り返し聞いても同じ答えが返ってくるだけなので、質問を削って、ほかの質問に時間を割くのもテクニックです」と話していました。
黒河内浩議長は「議員の質を高めることが、議会の魅力づくりにもつながる」と話していました。
研修会は、2018年4月に新しい議員が8人加わったことから、より質の高い議会にしていこうと開かれたものです。 -
伊那市消防団出初式
伊那市と南箕輪村の消防団の出初式が13日行われ、団員らは地域防災への決意を新たにしていました。
このうち伊那市消防団の出初式には消防団と赤十字奉仕団、合わせて638人が参加しました。
中心市街地で行われた分列行進で白鳥孝市長や北原政一団長らの観閲を受けました。
伊那市では去年1年間で、32件の火災があり被害額はおよそ7600万円となっています。
伊那文化会館で行われた式典で北原団長は「市民の安全安心のために心を一つにして活動して欲しい」と訓示しました。
式典には阿部守一長野県知事も出席し、「あらゆる災害から県民の生命、身体、財産を守りぬく消防の崇高な使命感のもと今後も尽力いただきたい」と挨拶しました。