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弥生祭で同窓会が菓子販売
伊那市の伊那弥生ケ丘高校同窓会は、校章と校名が焼き印されたどら焼きと饅頭を23日から始まる文化祭「弥生祭」で販売します。
16日は、同窓会館で下島典子同窓会長らが記者発表をしました。
伊那市内の和菓子店に協力してもらい、校章と校名の焼き印を押したどら焼きと饅頭をそれぞれ150円で販売し、売り上げの一部を生徒会に寄付する計画です。
饅頭は、粒あんとこしあんの2種類あります。
同窓会が、文化祭に出店するのは今回が初めてだということです。
高校の再編により伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校が2028年に開校します。
閉校まで学校が輝く場として存在していくことを願い、同窓会として学校への協力体制を強化しようと文化祭へ出店することにしました。
どら焼きと饅頭の販売は、弥生祭の一般公開となる25日に行い、時間は午前10時から午後4時まで。
それぞれ500個ずつで売り切れ次第終了となります。
同窓会では、「この事業を通して、社会や地域に対して弥生の魅力を伝える取り組みの一つになれば嬉しいです」と話していました。
なお、今回製作した焼き印は今後貸し出しも行うということです。 -
MINEHAHAさん伊那で7月コンサート
3000曲以上を歌いCMソングの女王といわれるMINEHAHAさんのコンサートが、7月2日に伊那市で開かれます。
この日はコンサートを前に、MINEHAHAさんと、伊那でのコンサートを企画した伊那市の みさと道心さんが伊那ケーブルテレビを訪れ、PRを行いました。
MINEHAHAさんは、3000曲ものCMソングを歌い、CMソングの女王と呼ばれています。
アフリカへの一人旅をきっかけにして、CMソングとは離れ、現在は全国でコンサートを開いています。
MINEHAHAさんのコンサートは、7月2日(日)開演は午後2時です。
場所は伊那市のかんてんぱぱ西ホールです。入場料は5,000円です。
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南アルプス林道バスが北沢峠まで運行
本格的な夏山シーズンを前に、伊那市長谷の南アルプス林道バスの全線運行が15日から始まり、北沢峠までが開通しました。
始発の午前8時5分の便には、伊那市や県外からの登山客、茨城県の自衛隊員ら17人が乗車しました。
4月25日から、歌宿までの運行が始まりましたが、4月に降った大雨で斜面が崩落したことから安全対策工事で5月8日から5月26日まで全面運休となりました。
また今月2日の大雨で3日に全面運休となり、4日からは通常運行となっています。
北沢峠まで開通した15日は天候が悪く霧がかかっていて道中の景色を楽しむことはできませんでした。
途中の林道には高山植物のムシトリスミレやタカネバラを見ることができました。
花は今月下旬まで見られるということです。
終点の北沢峠は標高2,032メートルにあり、仙流荘前からおよそ1時間かかります。
今シーズンの南アルプス林道バスは14日までにおよそ1,100人が利用しているということです。
去年の同じ日まではおよそ1,800人でした。
南アルプス林道バス営業所によりますと、減少した理由として、運休が続いたことが影響しているということです。
戻りのバスには2人の登山客が乗車をしました。
バスの運行は11月15日までを予定していて、仙流荘前から北沢峠までの運賃は1,150円となっています。 -
登喜和冷凍食品㈱ 県危険物安全協会会長表彰
危険物の保安管理や火災予防に努めたとして、伊那市の登喜和冷凍食品株式会社が、長野県危険物安全協会会長表彰を受賞しました。
15日は、登喜和冷凍食品株式会社で伝達式が行われ、上伊那防火管理協会の佐藤心吾事務局長から表彰状が伝達されました。
登喜和冷凍食品株式会社は、危険物の取扱が徹底されていることなどが評価されました。
また、優良危険物取扱者表彰として登喜和冷凍の飯室光男さんが表彰されました。
飯室さんは危険物取扱者として1971年から45年間従事し、2015年から2年間、上伊那防火管理協会の理事を勤めました。
上伊那ではほかに箕輪町の株式会社コトブキ石油スマイルスクエア箕輪給油所が、関東甲信越地区危険物安全協会連合会会長表彰を受賞しています。
優良事業所表彰は1社、優良危険物取扱者表彰で6人が表彰されています。
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写らくの会が写真展
伊那市や箕輪町の写真愛好家でつくる写らくの会の写真展が伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
会場には会員10人の作品およそ20点が並んでいます。
写真展は7年ほど前から年に1回開いています。
20代から80代までの会員が通勤時間や畑仕事の合間に心惹かれた景色を撮りためてきたものだということです。
コロナ前までは月に2回、集会を開き、お互いの作品の講評を行っていましたが、現在は展示会を開くことで交流を続けているということです。
会では、色やサイズの加工は行わず、撮影したままの状態を大切にしているということです。
写らくの会写真展は7月29日(土)まで高遠さくらホテルで開かれています。
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伊那市 2日の雨による被害状況報告
伊那市議会全員協議会が15日に市役所で開かれ、今月2日にから3日にかけての大雨による被害状況が報告されました。
6月2日、1日に降った雨は伊那市役所で164ミリ、高遠町藤沢で142.5ミリ、長谷杉島で170.5ミリといずれも6月の観測史上1位となりました。
この雨により、被害を受けた田んぼや畑の耕地は137か所で約3億2千4百万円、林道は44か所で約9500万円、市道は111か所で約3億2千万円の被害額となっています。
住宅への被害は、床下浸水4棟となっています。
きょう現在、比較的交通量の少ない14か所の市道が通行止めになっているということです。
市では、災害復旧関連の補正予算案を6月定例会の最終日に提出する見通しです。
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伊那文化会館で夏椿が開花
伊那文化会館では夏椿の花が咲いています。
夏椿は伊那文化会館が開設した35年前に植えられました。
木は別名で沙羅の木ともいわれています。
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長谷中3年生 サンハート美和で太鼓披露
伊那市の長谷中学校の生徒は特別養護老人ホームサンハート美和で太鼓の演奏を15日披露しました。
太鼓を披露したのは長谷中学校3年生の生徒11人です。
太鼓は地域の人から指導を受け、毎年3年生が演奏しています。
感染症対策のため生徒は中庭で演奏し、入居者はベランダから演奏を楽しみました。
また、長谷中学校の1、2年生も合唱を披露しました。
長谷中学校では自分たちの長谷地区を元気にしたいとして特別養護老人ホームサンハート美和の高齢者と毎年交流しています。
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ものづくりを通して電気を学ぶ
ものづくりを通して電気について学ぶ講座が、伊那市民体育館付属施設で10日に開かれました。
講座には小中学生6人が参加し、ものづくりをしながら電気について学びました。
講師は、元小学校教諭の北澤夏樹さんを中心とした3人が務めました。
全4回の講座で作るのは、金属探知機です。
2回目のきょうは、金属を検出する部分となるコイルを作っていました。
2人1組になり、銅線をアルミ缶に巻いていきます。
参加者は集中して作業をしていました。
このコイルに電流を流し金属に近づけるとスピーカーから音が出る仕組みになっています。
この講座は伊那市総合型地域スポーツクラブが、ものづくりに興味のある子どもを対象に去年から開いています。
次回は17日に予定していて、あと2回の講座で金属探知機が完成します。
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伊那新校開校契機に学園都市構築へ
伊那市の白鳥孝市長は2028年の「伊那新校」の開校に向けて、信州大学農学部から伊那市駅、伊那北駅一帯を学園都市として位置づけ整備していきたい考えを14日んに示しました。
これは14日に開かれた市議会一般質問の中で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
高校の再編により、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する「伊那新校」は2028年に現在の伊那北高校に開校する予定です。
また、上伊那農業高校などを再編統合する上伊那総合技術新校の校地は、上農か駒ヶ根工業高校で検討が進められています。
白鳥市長は、「仮に総合技術新校の校地が上農に決まった場合、伊那北駅を利用する生徒は2千人程になる。駅周辺に自習などを行える場所や通学路の整備が必要だ」との考えを示しました。
伊那市駅から高校や信大への移動には新産業技術を使った新たな公共交通を構築するほか、中心市街地にインターネット環境の整え、歩いて楽しめる街にしたいと話していました。
白鳥市長は、「市民や学生の意見を聞きながら学園都市としての整備を進め、地域を支える人材を育てていきたい」と話していました。
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ざんざ節保存会 新宿で披露
伊那市長谷のざんざ節保存会は、11日に東京都新宿区で開かれた民踊大会で、唄と踊りを披露しました。
民踊大会は、新宿文化センターで開かれました。
保存会は、ざんざ節とキンニョンニョの2つの演目を披露しました。
新宿区と友好提携していることから、この民踊大会には毎年、市内から伝統芸能団体が出演してきましたが、新型コロナの影響で伊那市からの出演は4年ぶりとなりました。
大会では、ざんざ節保存会を含む特別出演5演目を含む45演目が披露されました。
ざんざ節保存会の下平 功会長は、「本番は大変上手に、気持ちよく発表することができた。新宿の皆さんにも喜んでいただき、伊那市をPRすることができた」と話していました。
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みはらし・さくらの湯 新たな指定管理者を検討へ
伊那市の白鳥孝市長は、日帰り温泉施設みはらしの湯とさくらの湯について、「福利厚生施設」として位置付け、今年度新たな指定管理者を検討したいとの考えを13日示しました。
13日開かれた市議会一般質問の中で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
伊那市の日帰り温泉施設、みはらしの湯とさくらの湯は現在伊那市観光㈱が指定管理者となっていて、コロナ禍以降、飲食の提供を縮小または休止しています。
また、利用者は減少し、老朽化により送迎車両を売却しています。
施設の今後の在り方について、白鳥市長は「伊那市の日帰り温泉施設は市民の利用が多く、観光客向けではない側面もある」とした上で「みはらしの湯・さくらの湯を福利厚生施設として明確に位置付けた上で、今年度新たな指定管理者を検討していきたい」と述べました。
白鳥市長は「新たな指定管理者と食事の提供、送迎の実施も調整をして進めていきたい」としています。
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伊那まつり おまつり広場 出店説明会
8月5日に開催される伊那市の伊那まつりのおまつり広場の出店説明会が12日市役所で開かれました。
出店説明会では、伊那まつり実行委員会の担当者から今年の飲食や物品販売の出店が並ぶおまつり広場について説明がありました。
1日開催となる今年の伊那まつりでは、これまで伊那市役所で行われていた「遊ingビレッジ」は無く、市民おどりの区間近くでおまつり広場を開催します。
場所は、セントラルパーク、いなっせ北側広場、伊那橋、伊那バスターミナルの予定です。
このうち、セントラルパークは荒井商工会と伊那青年会議所、いなっせ北側広場は伊那商工会議所青年部が出店する予定です。
一般の希望者は伊那橋と伊那バスターミナルに出店可能で、店舗数は15店舗程度です。
時間は午後3時から10時までの予定です。
実行委員会では「参加者と一緒に新たな形の伊那まつりを作っていきたい」と話していました。
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こじぞう’の世界展 25作品を展示
伊那市東春近のアーティスト、こじぞう‘さんの作品展が伊那図書館で開かれています。
会場には自然の情景をテーマに作られた、絵画や立体作品およそ30点が飾られています。
こちらはフランスで100年以上開かれている公募展サロン・ドトーヌに去年入選した作品で、漆を使って描かれています。
また、こちらの滝の作品は絵画と立体作品が並べて展示されています。立体作品は絵画を元に水の流れを樹脂で硬めたラップ、綿で水しぶきを表現しています。
こじぞう‘さんは「色々な作品があるので遊びにくる感じで見に来てほしい」と話しました。
展示してある作品は期間中に入れ替えも予定しているということです。
「こじぞう‘の世界展だいたいでいいんだでぇ弐之巻」は伊那図書館で18日日曜日まで開かれています。
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童謡唱歌楽しむ ふるさとの四季夏編
童謡唱歌を楽しむ教室「ふるさとの四季初夏編」が9日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
教室は、季節ごとに童謡や唱歌を歌って楽しんでもらおうと、NPO法人クラシックワールドが年に4回開いています。
9日は、およそ50人が参加し初夏にちなんだ10曲を歌いました。
参加者は、歌にまつわる歴史の解説や歌い方の指導を受けながら歌を歌いました。
富県写真クラブが撮影した地元の写真もステージに映し出され、伊那の季節を感じながら楽しんでいました。
次回は、11月に秋編が予定されています。
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鳥獣被害軽減を目指す協議会が開かれる
鳥獣被害の軽減を目指す上伊那鳥獣被害対策協議会の定期役員総会が24日伊那市役所で開かれました。
今回の総会では昨年度の事業報告や、今年度の事業計画案と予算案について審議されました。
上伊那の農林業被害額は2010年度は2億円でしたが2021年度は4,900万円に減少しているということです。
協議会会長の白鳥孝伊那市長は「依然として鹿や猿の被害などは多く、農家の耕作意欲を失わせている。関係機関が連携して上伊那全体で取り組む必要がある」と話しました。
2021年度の農作物被害は4,300万円でカラスなどの鳥による被害が1,200万円、鹿やハクビシンなどの獣類は3,000万円でした。
協議会は2011年に上伊那8市町村や農林業、狩猟団体で組織された団体です。 -
ガールスカウト 入団式
上伊那地域の少女が通うガールスカウト長野県連盟第26団の入団式が伊那市の伊那公民館で27日に開かれました。
入団したのは小学校低学年のブラウニー部門に1人と高学年のジュニア部門に1人です。
この日はジュニア部門に入団した大島るりさんが出席し、スカーフを受け取りました。
平澤恵美子団委員長は「考える力、活動する力を身に着け、仲良く楽しんでほしい」と話しました。
団員はおよそ20人になり、今後は伊那公園の花壇整備や、4年ぶりのキャンプを予定しているということです。
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伊那市スポーツ少年団ミニバス大会でカレー大作戦
伊那市スポーツ少年団のミニバス大会が伊那市高遠町の高遠町文化体育館で11日に行われ、昼食に子ども食堂のカレーが提供されました。
ミニバス大会には男子と女子のあわせて9チームが参加しました。
午前中はそれぞれ2試合が行われました。
昼食には子どもたちにカレーが無料で提供されました。
伊那市社会福祉協議会が主催するカレー大作戦の一環として行われたものです。
カレーを作ったのは依頼を受けた伊那ローメンズクラブです。
子どもだけでなく、大人にも1食300円で提供されました。
伊那市スポーツ少年団の大会でカレー大作戦が行われたのは11日が初めてで、大人と子どもあわせて、およそ250食が提供されたということです。
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三峰川フォーラムが4年ぶりに開催
河川環境保護などに取り組む三峰川みらい会議は「三峰川フォーラム」を11日に4年ぶりに伊那市役所で開きました。
11日は関係者や一般などおよそ50人が参加しました。
フォーラムでは天竜川上流河川事務所の竹内昭浩流域治水課長が三峰川の水害と治水について講演しました。
全国で大雨による土砂災害や洪水が発生していることについて竹内さんは「河川整備基本方針・河川整備計画の改訂として気候変動を踏まえた計画の見直しが必要だ」と話しました。
11日はほかに白鳥孝伊那市長が講演をしました。
多目的ダムとして国が美和ダム上流部に建設を計画していたものの、事業見直しにより現在建設が止まっている戸草ダムについて説明しました。
白鳥市長は「美和ダムだけでは今後の災害に対応できなくなる。県や国に建設再開を働きかけたい」と話しました。 -
高遠バラぶらり 多くの人で賑わう
現在伊那市内で開催中の伊那バラフェスタのイベントのひとつ、高遠バラぶらりが10日に高遠町で開かれました。
会場となった仲町駐車場には地元飲食店のキッチンカーやテントが並び、多くの人で賑わっていました。
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伊那西地区考える会 ロゴ完成
伊那市の伊那西地域の活性化を目的に活動する伊那西地区を考える会のロゴを作成しました。
ロゴは7つの色の違う丸が、伊那西地区内にある7つのエリアを示し、西駒から流れる小黒川と小沢川に抱かれた平地であることを表しています。
色がついていない部分を抜き取ると木が浮かび上がるデザインになっています。
10日は、伊那西小学校内にあるいな西てらすで、伊那西地区を考える会がロゴを披露しました。
ロゴをデザインしたのは伊那市出身で中野市在住の川井 奈樹さんです。
伊那西地区を考える会では、シンボルとなるロゴを活用して、地区をPRしていきたいとしています。
考える会では、デザインの入ったTシャツを作るほか、今後はグッズ制作なども行っていきたいとしています。
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手良小5年生が正しい歯の磨き方学ぶ
伊那市の手良小学校の5年生は、口と歯の健康週間にあわせて正しい歯のみがき方について9日に学びました。
5年生の児童18人は、DVDを見ながら歯の磨き方について学びました。
児童は鏡を手に持ち、歯茎の状態を確認していました。
歯ブラシの面をしっかりと歯に当てて1か所を20回ずつ磨くのが正しい磨き方だということです。
手良小の5年生は、公益社団法人日本学校歯科医会が主催する全国小学生歯みがき大会に参加していて、9日もその一環で行われました。
日本学校歯科医会によりますと、10歳から14歳の34.5パーセントは歯茎が赤くはれ出血する歯肉炎にかかっているということです。
歯肉炎は正しい歯みがきをすることで予防できるということです。
手良小学校では「健康は口からと言われている。一人ひとりが歯をしっかり磨いて健康を保ってほしい」と話していました。
伊那市内では全国小学生歯みがき大会に手良小を含め6校が参加しました。
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木村内科医院 バラが見頃
伊那市荒井にある木村内科医院のバラが見ごろを迎えています。
JR伊那市駅東側にある木村内科医院には、15株ほどのバラが植えられています。
2007年に開院した時に育て始めたものです。
木村内科医院のバラの見頃はあと2週間ほどで、一声かければ持ち帰ることもできるということです。
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伊那市創造館 「中尾歌舞伎」優秀企画展賞
伊那市創造館で現在開催中の企画展「中尾歌舞伎」が長野県博物館協議会の令和4年度の優秀企画展賞を受賞しました。
この賞は地域に根差した文化や歴史などを調査研究し広く一般に公開した企画展に贈られるものです。
長野県博物館協議会は、県内およそ130館を超える様々な施設が加盟しています。
1日に長野県立美術館で開かれた総会で、県博物館協議会の笹本正治会長から表彰状を受け取りました。
地域の伝統芸能である中尾歌舞伎を丁寧に紹介していることなどが評価されたということです。
伊那市創造館の他に、寺社仏閣などを紹介した諏訪市博物館と下諏訪町立諏訪湖博物館合同の企画展も優秀企画展賞を受賞しています。
伊那市創造館は、中尾歌舞伎の衣装やかつらなどを並べた企画展を26日まで開いています。
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たんぱく質が補給できるマッスルゼリー
伊那市の菓子庵石川は、低カロリーでたんぱく質が補給できるマッスルゼリーを開発しました。
ストロベリー・抹茶・パインの3種類の味が楽しめます。
8日は、伊那市の伊那商工会館で菓子庵石川の石川雄也専務取締役と商品の監修をした南箕輪村のボディービルダー征矢洋文さんが商品の発表を行いました。
商品開発には、石川さんの特別な思いがありました。
石川さんの長男(10歳)が2年前に筋肉が次第に衰える難病を発症しました。
病気の進行を遅らせるために摂取しているステロイドの影響でカロリー制限をかけられています。
同じ病気の人でも食べられる低カロリーの菓子を作りたいと一年前から開発を始めました。
一般社団法人MAP―Jファインビルディング協会代表も務める征矢さんが開発したプロテインがゼリー一個あたり7g使用されています。
身体への吸収が良く純度が高いプロテインだということです。
砂糖のかわりに植物性の甘味料ステビアが使用されています。
マッスルゼリーは1つ250円で菓子庵石川やベルシャイン伊那店などで販売しています。
なお、マッスルゼリーの売り上げ金の一部は、一般社団法人日本筋ジストロフィー協会に寄付するということです。 -
農福連携 麦ストロー用の麦を収穫
伊那市が市社会福祉協議会に委託し行っている脱プラスチックの取り組みのひとつ、「麦ストロー」に使う麦の収穫作業が、西町の圃場で8日に行われました。
この日は、市内3つの障害者多機能型事業所の利用者と職員13人が刈り取った麦を束にして運びました。
麦ストローは、麦の茎を使ったストローです。
伊那市では、脱プラスチック推進事業の一環で、麦ストローの普及活動を行っています。
今年度で4年目となり、委託を受ける市社協では、麦の種まきから収穫、加工、販売を行っています。
市社協に委託をすることで、人手不足が課題となっている農業分野と、賃金の安さや働く場所の確保が課題となっている福祉分野が連携する「農福連携」にもなっているということです。
収穫した麦は、山寺の輪っこはうす・コスモスの家でストローにします。
市内の飲食店を中心に3本100円で受注販売をしていて、昨年度は1,512本が売れたということです。
この日収穫した麦は、乾燥させたあと切り、消毒や袋詰めをして8月ごろから販売をする予定です。
市社協ではほかに、余った麦を使ったインテリア雑貨の販売も行いたいとしています。
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伊那市60代女性キャッシュ―カード2枚騙し取られる
伊那市内の60代の女性が、金融機関の職員を名のる男に、キャッシュカード2枚をだまし取られる電話でお金詐欺が発生しました。取られたカードは使用され、現金426万円が不正に引き出されたという事です。
伊那警察署の発表によりますと先月26日、伊那市内の60代女性に金融機関の職員を名のる男から電話があり「キャッシュカードが古くなり、作り替えないといけない。職員が取りに行くので、カードを渡してほしい」などと言われたという事です。
その後、女性は、自宅に来た男にキャッシュカード2枚を渡しました。
男はカードを受け取ると封筒に入れ、「新しいカードが来るまで開けないで下さい」などと言い、ゲーム用のカードが入った別の封筒とすり替え、キャッシュカードが入った封筒を持ち去ったという事です。
騙し取られたカード1枚から9回にわたり現金およそ426万円が不正に引き出されたという事です。
伊那署では、自宅の電話は留守番電話に設定し、他人にキャッシュカードを渡さない、暗証番号を教えないなどを徹底するよう、注意を呼び掛けています。
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子ども食堂の売上を運営費に
伊那市の中心市街地にある観光情報交流拠点「伊那まちBASE」は、今後の運営費に充てる為に、子ども食堂「ワッフル食べ放題」を7日初めて行いました。
ワッフル食べ放題は事前予約制で7日は定員を上回る43人が訪れたという事です。
料金は大人1,000円、高校生以下は無料となっていてワッフルの他にサラダとドリンクが付いています。
子ども食堂は、食べ放題にしバイキング形式を取り入れ、楽しい雰囲気づくりをしたという事です。
伊那まちBASEは、子どもの居場所づくりや飲食業の創業支援などを目的に2021年にオープンしました。
日本財団からスタッフの人件費や交通費、光熱費など年間570万円の助成をうけ運営をしていますが、助成は今年度で終了する事になっています。
伊那まちBASEでは、施設を継続させるため様々な企画を実施していて、子ども食堂もその一環で行われました。
きょうの売上22,000円は全て運営費に充てるという事です。
伊那まちBASEでは月1回の予定でこども食堂を実施していくという事です。
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ざんざ節保存会 新宿で披露へ
伊那市長谷で活動をしているざんざ節保存会は、11日に東京都で開かれる新宿区民踊大会に出演します。
7日は伊那市長谷の長谷公民館で、練習が行われました。
保存会が披露するのは、ざんざ節とキンニョンニョです。
ざんざ節は、江戸時代に全国的に流行した民謡です。
長谷では、馬に荷物を乗せて運ぶ時に歌う馬子唄として伝えられています。
キンニョンニョも江戸時代の流行歌で、長谷で歌い踊られてきたものだということです。
ざんざ節保存会は現在22人の会員がいます。
歌を担当している、余語宏紀さんとキンニョンニョの踊りを担当している築山栗子さん夫婦です。
去年11月に東京から長谷に移住し、ことし4月に保存会に入りました。
新型コロナの影響で、民踊大会に伊那市の団体が参加するのは4年振りだということです。
またこの日は、伊那ケーブルテレビが練習の様子を収録しました。
今年度取り組み始めた地域の伝統芸能や行事を映像で残すプロジェクトの一環です。
新宿区民踊大会は11日に東京都の新宿文化センターで開かれます。
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伊那市が新しいまちづくりに関する連携協定締結
伊那市は富山県に本社を置きシステム開発など行う株式会社インテックと新しいまちづくりに関する連携協定を5月26日に締結しました。
5月26日は市役所で締結式が行われ、白鳥孝市長と株式会社インテックの北岡隆之社長が協定書を取り交わしました。
協定では、伊那市の新しいまちづくりにおいて福祉や教育、安心安全、交通など様々な分野での推進に向け情報を交換し、連携・協力していくとしています。
白鳥市長は「伊那市の魅力を知ってもらえるように、まちづくりやブランド化に力を入れていきたい」と話しました。
北岡社長は「ICTの活用など行い、新しいまちづくりに協力していきたい」と話しました。