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さくらの湯 端午の節句にちなみ菖蒲湯
端午の節句にちなみ伊那市高遠町のさくらの湯では、7日と8日の2日間菖蒲湯の提供が行われています。 さくらの湯の露天風呂には、男湯、女湯ともに菖蒲の束とヨモギの葉が浮かべられています。 さくらの湯では、季節に合わせたイベントを行っていて、今年度第1弾として菖蒲湯を企画しました。 邪気を払い健康長寿に効くとされる菖蒲の束と、美肌効果が期待できるとされるヨモギの葉を湯に浮かべました。 菖蒲湯は8日も行われます。 さくらの湯をはじめとする市内4か所の温泉施設では、伊那市合併10周年企画として5月中は通常大人600円の入館料を500円にしていて、多くの来場を呼び掛けています。
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高遠城跡案内所 開所
伊那市高遠町の有志でつくる観光案内ボランティアふきのとうの会は、観桜期外に城跡を案内する高遠城跡案内所を3日に開所しました。 3日は会員などおよそ20人が参加し高遠城址公園のグランドゲートで開所式を行いました。 式の後には、おとずれた観光客を早速案内していました。 高遠城は国の史跡や日本100名城に選定されていて、近年城跡を目的にした観光客が増加しているということです。 城跡を詳しく知りたいという要望を受け、伊那市からグランドゲート事務所を借りて、初めて案内所を開設しました。 小田中一男会長は、「高遠城は中世から近世までこの場所で続いた珍しい城です。案内を通じて町の活性化にもつなげていきたいです」と話していました。 今後は、8月を除く11月まで、月に2日間、会員2,3人が案内所に滞在し観光客を案内します。
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ジオラマ作家 山本さんトークイベント
伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれているジオラマ展「昭和幻風景」に合わせ、ジオラマ作家の山本高樹さんのトークイベントが3日に開かれました。 会場には、昭和の風景をモチーフにした作品約30点が展示されていて、3日は山本さんが制作過程や作品への思いを語りました。 山本さんは、「建物の質感にこだわり、統一感を出すことで、作品に説得力をもたせています」と説明していました。 東京都のジオラマ作家山本さんは2001年から昭和をテーマにした作品の制作をはじめ、NHKの連続テレビ小説でも使用されました。 山本高樹 昭和幻風景ジオラマ展は22日(日)まで信州高遠美術館で開かれています。
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高遠石工を紹介する映像作品完成
高遠石工の石仏を紹介するDVDとブルーレイディスクが完成し、6日に伊那市役所で報告が行われました。 今日は映像を製作した高遠石工研究センターの代表者二人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に完成の報告を行いました。 映像は22分で高遠町を中心に上伊那にある高遠石工の作品およそ70体を四季の風景とともにナレーション付きで紹介しています。 平成27年度の文化庁による文化遺産を活かした地域活性化事業の一環として280万円をかけて制作されました。 DVDとブルーレイディスクはそれぞれ150枚ずつ作られ、今後伊那市を通して上伊那の図書館や小中学校に配布されます。
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伊那市高遠町で保科正之の生誕405年祭
旧高遠藩主で名君とされる保科正之の生誕405年祭が伊那市高遠町の歴史博物館で4月29日に行われました。 生誕祭は、博物館中庭にある保科正之の石像の前で行われ、神事で正之生誕405年を祝いました。 伊那市のほか保科正之ゆかりの福島県会津若松市や猪苗代町からおよそ60人が参加しました。 生誕祭は、NHK大河ドラマ化実現への機運を盛り上げようと毎年行われています。 保科正之は、徳川家3代将軍家光の異母兄弟で、幼少時代を高遠で過ごしました。 高遠藩主となったのちに会津藩主や四代将軍家綱の補佐役を務め、名君と呼ばれています。 大河ドラマをつくる会会長の白鳥孝伊那市長は、「大河ドラマ化の夢に向かって進んでいきたい。 東北の復興も祈念したい」と話しました。 副会長の室井照平会津若松市長は、「保科公の精神を胸に刻んで、街づくり、地域づくりを進めていきたい」とあいさつしました。
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伸和コントロールズ新入社員研修
伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社は伊那谷の地域の歴史や情報を紹介するアプリ「高遠ぶらり」を使って26日に新入社員研修を行いました。 新入社員研修には、県内外の事業所から19人が参加し、市街地や進徳館などを見て回りました。 ガイドを務めたのは、高遠郷土研究会の北原紀孝会長と、高遠町図書館の諸田和幸さんです。 参加者は、タブレットやスマートフォンで「高遠ぶらり」の情報を見ながら説明を聞いていました。 「高遠ぶらり」は伊那図書館や高遠町図書館などで作る高遠ぶらり制作委員会が提供する地域の歴史や情報を紹介するアプリです。 これまで一般の観光案内などでは使われていましたが、企業の研修会で活用されるのは初めてです。 アプリを使ってガイドを務めた諸田さんは「これからも要望があれば研修会などに参加して地域振興に役立てていきたい。」と話していました。
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市議会総務委が体育施設に提言
伊那市議会総務委員会は、市内の体育施設の在り方、方向性について、伊那市と市教育委員会に、20日提言しました。 この日は、市議会総務委員会が、白鳥孝市長と、北原秀樹教育長に提言を行いました。 市議会総務委員会では、数回にわたり施設を視察し、重点的、または、問題があると思われる施設について提言をまとめました。 提言で問題があるとされた施設は次の通りです。 ●長谷の宿泊施設入野谷隣にある伊那里体育館は、利用者が少ないため市営から外し、民間委託を検討すべき。 ●高遠町小原の河南グラウンドは、ほとんど活用されていないにも関わらず年間200万円の借地料が支払われている点について検討すべき。 ●遠照寺そばにある三義グラウンドについては、ドクターヘリの離発着場として位置づけされていて、存続すべきだが、借地料の点で検討すべきとしています。 ●市民プールの50メートルプールは機能しておらず廃止もやむを得ない。 ●高遠スポーツ公園プールは、ろ過機が寿命を迎えつつあり、今後については地域協議会も含め検討を重ねるべきとしています。 そのほかに重要な施設として、●伊那市民体育館●高遠スポーツ公園文化体育館●陸上競技場●市営・県営野球場●テニスコートをあげ、これらについては、必要があれば改修して存続を図っていくべきとしました。 提言を受けて白鳥市長は、「1つ1つ精査いただきありがたい。無駄をなくすために、できることはすぐに手を打ちたい」と話していました。
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高遠城址公園 桜まつり期間15万4千人
4月9日の高遠城址公園 天下第一の桜の名所としてしられる高遠城址公園の今年の入場者数は伸びなやみました。 桜の開花が平年より1週間ほど早まった事や旅客バス500キロ規制問題などもあり15万4千人にとどまりました。 伊那市によりますと、最終的な集計結果はまだ出ていませんが、今年の有料入園者数は、およそ15万4千人でした。 開花から散り終わりまでの有料入園期間は4日から17日までの14日間でした。天候には恵まれましたが、今年は、全国的に一斉に桜が開花したため、市では他の名所へ観光客が分散してしまったと見ています。 平成23年の東日本大震災の年は、15万3千人ほどに落ち込みましたが、今年はそれに次ぐ、低い数字にとどまりました。 悪天候にたたられた去年よりも4千人減少しています。 20日に開かれた定例記者会見で白鳥孝市長は、「一人当たりの観光消費額を増やす事や、桜だけでなく、食や文化を組み合わせた通年観光の仕組みづくりなど戦略の見直しが必要だ」との考えを示しました。 伊那市では、今回の入園者数の減少について、原因を分析し来年以降につなげていきたいとしています。
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高遠町杖突街道沿いの桜見ごろ
天下第一の桜、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜は散り終わりましたが、まだまだ桜のシーズンは終わりません。 高遠城址公園などの桜を管理する桜守の西村一樹さんに案内していもらいました。 現在、国道152号杖突街道沿いにはソメイヨシノや枝垂れ桜が見ごろを迎えています。 街道沿いの桜は、桜守と区のの人たちが手入れをしています。
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伊那市 南アルプスの学習用DVDを市内小中学校へ配布
伊那市は、南アルプスの成り立ちや自然環境、人との関わりについてわかりやすく紹介した小中学生向けの学習用DVDを製作しました。 DVDは、南アルプスの成り立ちや自然、人との関わりなどの5部構成で全部で14分です。 ユネスコエコパークに登録され、日本ジオパークに認定されている南アルプスについて子どもにも分かりやすく解説しています。 18日は高遠小学校で初めてお披露目され、4年生の児童が鑑賞しました。 子ども達はDVDを見て分かった事を、配布された資料に書き込んでいました。 伊那市ではこのDVDを市内すべての小中学校に配布する事にしています。
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高遠城址公園 有料期間終了
高遠城址公園の有料入園期間は17日で終了しました。 4日~17日までの有料期間中に団体客を除いた入園者数は、市のまとめによりますと11万4千人でした。 18日の高遠城址公園です。 有料期間中に高遠城址公園で入場券を購入した人は、およそ11万4千人でした。 市では、団体客を加えた今年の有料入園者数は去年並みの16万人前後になると見込んでいます。 園内の桜は17日の雨と風によりほとんど散ってしまいましたが、県内外からのツアー客などが訪れていました。 中には、シートを広げ花見気分を楽しんでいるグループもいました。 こちらは、市内の小学校を卒業した同級生の集まりで1年前に花見を計画しました。 露天商の中には撤収を始める人の姿も見られました。 ある店主は「花が早く散ったのは残念です」と話していました。 伊那市では、今月中に有料入園者数の速報値を発表する予定です。
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三沢あけみさん 桜吹雪の中「高遠ざくら」披露
伊那市観光大使で歌手の三沢あけみさんが、伊那を舞台にした曲「高遠ざくら」を、高遠城址公園で16日披露しました。 16日は桜の花びらが舞う中、三沢さんが「高遠ざくら」など3曲を披露しました。 平成25年にリリースされた「高遠ざくら」は、伊那を舞台にした別れの曲です。 歌手の三沢さんは、伊那市荒井出身で、昭和38年に日本レコード大賞新人賞を受賞しました。 昭和39年から5年間連続で、NHK紅白歌合戦に出場しています。 平成24年に伊那市観光大使に委嘱され、今回初めて高遠城址公園で「高遠ざくら」を披露しました。 高遠城址公園の桜は、現在落花盛んですが、多くの観光客が訪れ、三沢さんの歌に聞き入っていました。
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伊那市と韮崎市が文化交流
伊那市と山梨県の韮崎市との文化交流会が12日に伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれました。 文化交流会ではまず、韮崎市文化協会の会員など関係者およそ120人が公園内の新城藤原社で神事を行いました。 新城藤原社は、武田信玄の4男武田勝頼の弟仁科五郎盛信を祀っています。 武田家との縁で昭和49年から伊那市と韮崎市の文化交流会が開かれ、今年で42回目です。 神事の終わりには韮崎市文化協会詩吟部のメンバーが、桜を題材にした詩吟を奉納しました。 神事に続いて伊那市の伊那芸術文化協会と孤軍高遠城伝承会、韮崎市文化協会がそれぞれの地域の踊りなどを披露しました。 秋には、伊那市から関係者が韮崎市で行われる祭りに参加します。
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弘妙寺のタカトオコヒガンザクラが見頃
伊那市高遠町の弘妙寺のタカトオコヒガンザクラが見頃を迎えています。 標高1020メートルにある弘妙寺にはおよそ50本のタカトオコヒガンザクラがあり見頃を迎えています。 弘妙寺の田中勲雄住職は「明日には満開になり、来週いっぱいまで楽しめそうだ」と話していました。 また、境内にあるソメイヨシノや枝垂れ桜もこれから順次見頃を迎えるということです。
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6月上旬並みの23.7度 花の丘公園でスイセン見ごろ
14日の伊那地域の最高気温は6月上旬並みの23.7度で、今年一番の暖かさとなりました。 伊那市高遠町の花の丘公園です。現在、スイセンが見ごろとなっています。 公園を管理する伊那市振興公社によりますと、例年より4、5日早く10日頃に見ごろになったという事です。 14日の伊那地域の最高気温は、6月上旬並みの23.7度で、今年一番の暖かさとなりました。 暖かさに誘われて園内の八重桜も少しずつ開き始めています。 スイセンの見ごろは4月下旬頃までだという事です。
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高遠城址公園でかっぽれを披露
伊那市高遠町の高遠城址公園で、14日、東京を拠点に活動している大道芸グループがかっぽれを披露しました。 桜が散り始めとなった高遠城址公園で14日、江戸流かっぽれ家元、桜川光江さんとその弟子25人が踊りを披露しました。 高遠町出身の弟子がいた事が縁で毎年桜まつりで披露していて今年で8年目です。 桜川社中が披露したかっぽれは、江戸時代に大阪から伝わった踊りをもとに、大道芸として受け継いでいるものです。 江戸時代末期から明治にかけて、景気が悪かった日本を元気にしようと盛んに踊られていたという事で、現在は祭りなど祝い事の時に披露しているという事です。 花見客は手拍子をしながら楽しんでいました。
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高遠囃子 満開の夜桜と共演
伊那市高遠町に古くから伝わる高遠囃子を保存継承している桜奏会は12日、見ごろとなった高遠城址公園で演奏を披露しました。 12日は、桜奏会のメンバーが提灯を先頭に太鼓や笛、三味線などを演奏しながら公園内を練り歩きました。 桜奏会では、花見客が訪れるこの時期に伝統の音色を楽しんでもらおうと毎年園内での巡行を行っています。 高遠閣を発着点に桜雲橋を渡り園内を一周するコースで、行きはゆっくりとしたテンポの本囃子を演奏しました。 帰りは、テンポが速く賑やかな帰り囃子を演奏しました。 訪れた観光客たちは、桜色の法被に花笠姿の巡行の様子を写真におさめていました。 桜奏会の北條良三会長は、「満開の城址公園で巡行できてうれしい。訪れた人たちにも城下町の情緒を感じてもらえたと思います。」と話していました。 伊那市によりますと、高遠城址公園の桜は、現在ちりはじめで天候にもよりますが花吹雪も含めて週末まで楽しめそうだということです。
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高遠町勝間しだれ桜 見頃
伊那市の桜の名所のひとつ、高遠町勝間のしだれ桜が見頃となっています。 13日は、曇がかかるあいにくの天候となりましたが多くの花見客が訪れ咲き誇るしだれ桜の風情を楽しんでいました。 勝間のしだれ桜は樹齢150年を越える古木です。 例年は、高遠城址公園の桜より数日遅れて見頃となりますが、今年は城址公園とほぼ同じ時期に満開となり現在見頃を迎えています。 訪れた観光客は、城址公園とはまた違った、桜の風情を楽しんでいるようでした。 勝間のしだれ桜は、地域住民が年間を通して管理や保護活動を行っていて、周辺にはタカトウコヒガンザクラが植えられ整備が進んでいます。 勝間のしだれ桜は今週いっぱい楽しめそうだということです。
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信州高遠美術館 60万人達成
平成4年に開館した伊那市高遠町の信州高遠美術館の入館者の累計が60万人を12日、達成しました。 12日はセレモニーが行われ、60万人目の入館者とその前後1人づつに記念品が贈られました。 60万人目は、千葉県の市川誠三さんです。 白鳥孝伊那市長は、「美術館の中から見た風景は大変に素晴らしい。来年も再来年も友達を連れてきていただけるとありがたいです」と話していました。 60万人目の市川さんは、満開の桜を見ようと高遠町を訪れたということです。 観桜期を中心に、ここ数年は年間でおよそ2万人が訪れていてます。 美術館では現在、特別展として昭和をテーマとしたジオラマ展が開かれています。
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高遠城址公園 風の影響ほぼなく観光客がイベント楽しむ
桜の花が満開となり晴天にも恵まれた高遠城址公園は、11日も多くの観光客が訪れ、篠笛の演奏などのイベントを楽しんでいました。 11日の高遠城址公園です。朝から伊那地域は強い風が吹きましたが、桜守の西村一樹さんによりますと園内の桜にほぼ影響はなかったという事です。 先週金曜日に満開となった高遠城址公園は11日、一番の晴天に恵まれました。 中央アルプスとタカトオコヒガンザクラの共演が楽しめる撮影スポットでは、多くの花見客がカメラを構えていました。 伊那市によりますと桜は、天候にもよりますが、今週いっぱいは見ごろだという事です。 園内では、東京都出身の篠笛奏者、大野利可さんの演奏が行なわれました。伊那市でコンサートを開いたのが縁で毎年さくら祭り期間中に演奏を行っていて、市内で篠笛の指導もしています。 三の丸では、11日から伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームの出店も始まりました。 高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラの枝で染色した小物や、みはらしファームで採れたイチゴの加工品などオリジナル商品が販売されています。 みはらしファームは17日まで三の丸で出店しています。
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高遠石工の石仏 ライトアップ
伊那市高遠町の建福寺に並べられている西国三十三所観世音菩薩のライトアップが9日に行われました。 ライトアップされたのは江戸時代後期の高遠石工、守屋貞治の最高傑作とされる西国三十三所観世音菩薩です。 観世音菩薩は建家に安置されていて普段正面には格子状の木枠がはめられています。 ライトアップは高遠石工の作品の保存や調査を行っている高遠石工研究センターがその表情などがよく見えるようにと試験的に行ったものです。 訪れた人たちは高遠石工研究センターのメンバーから守屋貞治やその作品について説明を受けていました。 高遠石工研究センターでは建福寺の了承を得る中で通年のライトアップや足場の改善などに取り組みたいとしています。
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ポレポレの丘で高遠町レッツゴー詩吟クラブが詩吟披露
スイセンが見ごろを迎え、「水仙まつり」が行われている伊那市高遠町のポレポレの丘で9日、高遠町レッツゴー詩吟クラブの子どもたちが詩吟を披露しました。 9日はクラブに所属する中学1年生と小学校4年生のメンバー5人が詩吟を披露しました。 一般の前で発表するのは初めてだということです。 9日は仁科五郎盛信と織田軍との戦いを表現した「高遠城の戦い」などを披露しました。
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高遠城址公園 入り込みピーク
天下第一の桜として知られる高遠城址公園。 満開となって初めての週末を迎え、9日は県内外から訪れた花見客でにぎわいました。 高遠城址公園に植えられた1500本のタカトオコヒガンザクラはきのう満開となり、見ごろを迎えています。 公園内には県内外から多くの観光客が訪れ、にぎわっていました。 訪れた人たちは、写真を撮ったり、料理を囲んで花見を楽しんでいました。 三の丸では、ローメンやソースかつ丼、伊那餃子といった伊那の名物が並ぶ伊那のうまいもん大集合」が行われました。 それぞれ100食~200食ほどが販売され、お昼には完売になっていました。 また、高遠高校の生徒が琴の演奏を披露しました。 午後になっても高遠町内は県内外から城址公園に向かう車で渋滞していました。 高遠中学校では、校庭が駐車場として開放され、生徒が観光客をもてなしました。 生徒会とPTAが中心となり、駐車場の案内や、桜茶のサービス、土産物の販売を行っています。 今年は2年1組の生徒がオリジナルのパンフレットを製作し、100円で販売しています。 高遠城址公園では、11日から伊那の旬の食材が並ぶ「みはらしマルシェ」が行われます。 公園を管理する桜守によりますと、見ごろは来週末までだということです。
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天下第一の桜 満開に
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園のコヒガンザクラが8日満開となりました。 花曇りとなった8日、高遠城址公園には平日にもかかわらず多くの花見客が訪れていました。 1,500本のタカトオコヒガンザクラは、去年より一日早く平年より一週間ほど早い満開となりました。 タカトオコヒガンザクラはこの一帯に植えられた固有種で、長野県の天然記念物にも指定されています。 花はやや小ぶりで赤みを帯びています。 花見客の入り込みは9日、10日がピークと見られます。 今週末から来週にかけて、伝統の高遠囃子の巡行などのイベントや地元の名物が食べられるコーナーも設置されることになっています。
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花見に合わせて 高遠閣で蕎麦販売
伊那市高遠町の高遠城址公園内にある高遠閣では、地元住民による高遠そばの販売が、7日から始まりました。 高遠町内の有志でつくる「そば処高遠」のメンバーが、信州そば発祥の地・伊那をPRしようと、去年から打ち立ての蕎麦を販売しています。 蕎麦は1食800円で、1日300食限定で販売しています。 初日の7日は、県外や外国から訪れた人の姿もありました。 蕎麦の販売は17日(日)まで高遠閣で行われています。
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高遠町文化体育館周辺 桜見ごろ
伊那市高遠町文化体育館周辺のタカトオコヒガンザクラが、見ごろを迎えています。 高遠小学校から高遠町文化体育館周辺には、およそ100本のタカトオコヒガンザクラが植えられています。 高遠城址公園を管理する桜守によりますと、ここの桜が見ごろになってから4、5日後で高遠城址公園の桜が満開になるということです。 桜は、13日頃まで楽しめるということです。
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信州高遠美術館の観桜期特別展「昭和幻風景ジオラマ展」
桜が咲き始めた伊那市高遠町の高遠城址公園に隣接する信州高遠美術館では、観桜期の特別展として東京都在住の山本高樹さんによる昭和をテーマにしたジオラマ作品展が開かれています。 昭和初期の路面電車が走る銀座をテーマにした作品「モダン都市 銀座」。山本さんが作った昭和ジオラマシリーズの第一作で戦前の銀座の風景をイメージしています。 こちらはモノレールが開通した昭和30年代の上野を舞台にした作品です。 会場には、昭和時代の日本の風景をモチーフにした作品を中心に30点が展示されています。 山本さんは東京都在住のジオラマ作家です。 日活芸術学院を卒業後、映画やテレビCMで使用するミニチュアセットを製作する仕事をしていましたが、2001年に独立しジオラマ作家となりました。 粘土で作る人形には様々な表情やしぐさをつけて物語のような情景を表現しています。 建物は本物に近い素材を使って作り、奥行きが出るように配置されています。 東京などの都市部のほかに、長野県飯山市で実際に見た風景を表現した作品もあります。大根が干された軒先で2人の女性が野沢菜を洗っています。 山本さんの作品は2012年放送のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」でも使用され、これまで全国20か所で個展を開いてきたという事です。 観桜期特別展「昭和幻風景ジオラマ展」は5月22日まで信州高遠美術館で開かれていて、5月3日と4日には山本さんによるトークイベントも企画されています。
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「い~なガイドの会」 高遠城址公園に観光案内所開設
伊那市の観光ボランティアガイド「い~なガイドの会」の観光案内所が、4日、高遠城址公園に開設されました。 観光案内所は高遠閣隣りにあります。 市内の名物や桜の名所、飲食店などが掲載されたパンフレットが並んでいます。 4日は、早速、福岡から来た観光客に公園内や伊那市、県内の観光情報を紹介していました。 花見最盛期となる6日から20日頃までは10人体制で案内をします。 500円で30分間公園内を案内するワンコインガイドは毎年100団体ほどの利用があるということです。 園内の桜は少しずつ咲き初めていて、観光客が写真に収めるなどして楽しんでいました。 伊那市では10日頃に満開になると予想しています。
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高遠町の桜 オリジナル切手販売
伊那市内の郵便局で、花見シーズンに合わせ、高遠町内の桜を題材にしたオリジナル切手の販売が始まっています。 4日に高遠郵便局の髙橋晴彦局長と伊那東郵便局の井口正弘局長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長にオリジナル切手2種類を贈りました。 切手は52円切手と82円切手のそれぞれ10枚つづりで、高遠城址公園など高遠町内の桜を題材にしています。 販売価格は、それぞれ930円と1,230円となっています。 4月1日から伊那市内の郵便局で販売されていて、高遠城址公園でも4月6日 から桜の見頃が終わるまで販売されるということです。 白鳥市長は「今年も素晴らしい出来。高遠石工の切手も作って頂き、桜と一緒にPRできればありがたい。」と話していました。
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高遠城址公園 開花宣言
伊那市は3日、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラの開花を宣言しました。 去年より2日早い開花宣言となります。 3日の午前9時に、高遠町総合支所の小松由和支所長が開花宣言をしました。 今年は去年より2日早い開花宣言となりました。 公園南側は、ここ数日の温かさで花が咲き始めています。 観光客の姿も見られカメラで撮影するなどして楽しんでいました。 桜守の西村一樹さんは「今年は蕾の数も多く綺麗な花が咲きそうです」と話していました。 園内の桜はまだ蕾で、伊那市では10日頃から見ごろになると予想しています。 期間中園内では、さくら茶のサービスや篠笛の演奏、高遠ばやしの巡行などが計画されています。