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高遠町山室で薪を焼く火事
14日午後6時10分頃、伊那市高遠町山室で薪を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは高遠町山室のファミリーホーム「うずまきファミリー」です。
午後6時10分頃、この施設の代表者が、薪置場の薪が燃えているのに気づき、消防に通報したということです。
火はおよそ40分後の午後6時47分に消し止められました。
けが人はいませんでした。
伊那署では、薪置場付近から出火したものとみて、調べを進めています。 -
高遠城址公園南曲輪 発掘調査現地説明会
伊那市教育委員会は、伊那市高遠町の高遠城址公園の南曲輪で江戸時代後期にあったとされる庭園の発掘調査の現地説明会を13日開きました。
説明会は午前と午後の2回開かれ、午前の部には市内を中心に40人が参加しました。
13日は伊那市教育委員会の熊木奈美さんが、南曲輪にあったとされる庭園や池の痕跡などを説明しました。
熊木さんは他に「地表から1メートル30センチ掘り下げた場所で、長く水に浸っていた事を示す土が見つかり、池の水深は70センチから1メートルと推測される」などと話していました。
今回は、江戸時代の絵図を元に、南曲輪の現状を確認しようと5か所、75平方メートルで発掘調査が行われました。
今回発掘調査した場所は元に戻されます。
伊那市教育委員会では来年度以降も継続的に南曲輪の調査を進める計画で、全ての調査を終えた段階で庭園を再現したいとしています。
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高遠高校3年生と園児 音楽通して交流
伊那市高遠町の高遠高校の生徒と、高遠第2・第3保育園の園児は12日、高遠町老人福祉センターで、音楽を通して交流しました。
芸術文化コース、音楽専攻の3年生9人と、園児23人が、音楽を通して交流しました。
高遠高校の生徒は、ミュージックベルやトーンチャイムでクリスマスソングを演奏しました。
園児も、タンバリンやカスタネットなどでの演奏や、合唱を披露しました。
園児たちはほかに、10月15日に行われた、第2・第3保育園の新園舎建設の上棟式とクリスマスをテーマにしたオリジナルの劇を披露しました。
生徒たちは幼児教育音楽の授業を選択していて、園児と交流する実習を夏と冬の年2回行っています。
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高遠そば打ち講座始まる
自分で年越しそばを作ってもらおうと、伊那市高遠町の高遠閣でそば打ち講座が10日から始まりました。
講座には市内を中心に、25人が参加しました。
指導は伊那そば振興会や、高遠そば打ち愛好会のメンバーが行いました。
参加者はそば粉に少しずつ水を混ぜて捏ねていました。
そば粉は高遠産の物が使われています。
高遠町公民館ではおよそ20年前からそば打ち講座を行っています。
講座は全部で5回開かれ、今シーズンは今回が1回目です。
参加者のうち9人は初めてのそば打ちです。
参加者は四角く伸ばして、均一な細さになるように切っていました。
完成したそばは持ち帰って食べるということです。 -
伊那市長選挙 八木氏が出馬表明
来年4月29日の任期満了に伴い行われる伊那市長選挙に、無所属で新人の八木択真さんが立候補することを、9日に正式に表明しました。
八木さんは9日、市内で記者会見を開き立候補を表明しました。
八木さんは「来年4月の伊那市の市長選挙に出馬することを決めました。今じわじわと地域の疲弊が急速に加速していて、子どもたちが減る、若い人たちがどんどん減っていく、市内の企業は人手不足でどこも大変な状況になっています。
本当に必要なことをこの10年20年チャレンジしてきたのか。今必要なのは新しい手法に変えること。
民間では当たり前のことを市政の運営に取り入れていくだけで職員も市民も変化を実感できる市政へと変えていけると考えています。全力でみなさんと一緒にチャレンジしていきたい」と話していました。
八木さんは、現白鳥市政について、「新しいことにチャレンジしている」とした一方で、「結果が出たかと言われたら出ていないと言わざるを得ない。職員の負担も増えている」と話していました。
八木さんは昭和53年、12月2日生まれで、現在47歳です。
山寺在住、大阪府堺市出身で信州大学農学部を卒業後、産経新聞の記者となり、2013年に伊那市坂下で飲食店の経営を始めました。
2014年に伊那市議会議員に立候補し初当選しました。
2018年と2022年の伊那市長選挙に立候補し、次点で落選しました。
今回の市長選ではほかに、同じく無所属新人で元市議の吉田浩之さんが出馬を表明しています。
現職の白鳥孝さんは、現在開会中の市議会12月定例会で進退を表明する見込みです。
その他の動きについては不透明な情勢となっています。
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高遠小 芝平なんばんを調理
伊那市高遠町の高遠小学校で、信州の伝統野菜に選定されているトウガラシ「芝平なんばん」を使った調理実習が行われました。
10日は5年生の児童およそ30人が芝平なんばんを使った味噌などを作りました。
芝平なんばんは伊那市高遠町で栽培されてきたトウガラシで、2020年に信州の伝統野菜に選定されています。
講師は高遠在来とうがらし保存会会長の高嶋良幸さんが務めました。
児童は、トウガラシを切って、ミキサーで細かくしました。
米の栽培を行う5年生の児童は、ご飯に合うおかずを作ろうと芝平なんばんの苗を高嶋さんから譲り受けて7月から育ててきたということです。
味噌や砂糖、酒などを混ぜ、鍋で煮詰めました。
トウガラシと味噌を混ぜ合わせて1週間ほど寝かすととうがらし味噌が完成するという事です。
今日は他に、芝平なんばん醤油を作り給食で味わったという事です。 -
サクラコマ 合格祈願
コマを回すと花びらが開く、伊那市のご当地土産「サクラコマ」の合格祈願が、高遠町の弘妙寺で9日に行われました。
サクラコマは、伊那市の企業・団体でつくる製造業ご当地お土産プロジェクトチームが開発したものです。
回すと桜の花びらが開き、縁起が良いと受験生に人気だということです。
きょうはプロジェクトチーム7人が弘妙寺を訪れ、合格祈願を行いました。
毎年合格祈願をしてから販売をしていて、今年で13年目です。
高遠さくら咲くだるまとお守りの合格祈願も行われました。
合格祈願したものは、きょうから販売が始まりました。
サクラコマは、高遠さくらホテル、伊那市役所売店、有限会社スワニーのオンラインショップで販売されます。
価格は、1つ税込みで1,320円です。
だるまとお守りは、高遠さくらホテルで購入することができます。 -
小松壽美さん写真展「心に残った情景」
伊那市長谷中尾の写真愛好家小松壽美さんの第10回写真展「心に残った情景」が高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
会場には、小松さんの作品39点が展示されています。
小松さんは、高遠さくらホテルで年に1、2回展示会を開いていて、今回10回の節目に、この10年間で撮影した中から「運が良かった」「大変だった」「行って来て良かった」などに分けて展示しています。
「行って来て良かった」のコーナーでは、能登半島地震の100日前に撮影した石川県の風景写真も取り上げています。
小松さんは現在80歳です。
20代の頃に写真を撮影していましたが一度離れ、70歳から再び撮影を始めました。
小松壽美さんの写真展「心に残った情景」は、30日(火)まで、高遠さくらホテルで開かれています。
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高遠高校 児童に書き初め指導
伊那市高遠町の高遠高校の生徒が8日、高遠小学校で児童に書き初めの指導を行いました。
指導を行ったのは、高遠高校芸術文化コース書道専攻の生徒13人です。
8日は高遠小学校を訪れ、高遠小の4年生18人に書き初めの指導をしました。
児童たちは、冬休みの課題となっている書き初めに取り組みました。
生徒たちは、文字の配置やバランスなどをアドバイスしていました。
これは高遠高校が地域での体験学習を市内全域で行う「高遠学園構想推進連絡会」の取り組みの一環で行われました。
12日には、5、6年生を対象に書き初め指導が行われるということです。
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伊那市高遠町婦人会 今年度で解散
伊那市高遠町婦人会の創立80周年記念式典が11月21日に行われ、今年度で解散することが報告されました。
式典では会員や来賓などおよそ60人が出席しました。
矢澤清子会長は今年度で婦人会を解散することを報告しました。
伊那市高遠町婦人会は昭和20年、1945年の10月に戦後の混乱の中で女性の視点で社会貢献しようと設立されました。
会員の随筆や俳句などをまとめた文集「やますそ」を年に一回発行しているほか、研修旅行などを行っています。
伊那市高遠町婦人会は、来年3月に最後となる文集「やますそ」を記念号として発行し、80年の歴史に幕を閉じます。
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伊那谷の所蔵品 「武田勝頼の古文書『判物』」
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
5日は、高遠町歴史博物館蔵の「武田勝頼の古文書『判物』」です。 -
新酒「やまむろ」 奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社にある酒の神松尾社に4日に奉納しました。
地酒「やまむろ」は地域の酒店でつくる高遠旨い酒研究会が企画・販売する日本酒です。
農事組合法人山室が育てた酒米、「ひとごこち」を使い株式会社仙醸が醸造しました。
4日は関係者15人が鉾持神社にある酒の神松尾社に新酒を奉納しました。
やまむろしぼりたて生原酒は1,000本限定で720ml入り1,650円です。
高遠町の十一屋商店、桜井酒店、萬寿屋商店、酒舗にんべんの4店舗で5日から販売されます。
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いとう岬と7人の女流作家展
写真や人形などの作品が並ぶ「いとう岬と7人の女流作家展」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、障害者の就労支援を行っている伊那市のいとう岬さんの詩の他、県内外の7人の作家の作品が展示されています。
作品展は、いとうさんの短歌と川柳をまとめた「空語選集」のの発売を記念して開かれたものです。
いとう岬と7人の女流作家展は、15日月曜日まで、信州高遠美術館で開かれています。
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満開時の土日の入園料値上げの方針
伊那市は高遠城址公園のさくら祭りについて満開の土曜日と日曜日の入園料を来年から400円値上げし1,000円とする方針です。
これは21日伊那市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が明らかにしたものです。
白鳥市長はさくら祭り満開時の渋滞緩和を目的に入園料値上げの方針を示しました。
さくら祭りの入園料は大人600円、小中学生は300円で伊那市民は無料です。
来年からは満開時の土曜日と日曜日は大人のみ400円値上げし1,000円とし小中学生の300円と伊那市民の無料は変わりありません。
伊那市では値上げにより1,000万円ほどの増収を見込んでいます。
伊那市では入園料を改定する条例改正案を12月定例議会に提出します。 -
春日酒造と仙醸 鑑評会で優秀賞
伊那市の酒蔵、春日酒造と仙醸の純米大吟醸が、今年度の関東信越国税局の鑑評会で共に最優秀賞に次ぐ優秀賞を受賞しました。
伊那市西町の春日酒造株式会社です。
優秀賞に選ばれた「井乃頭 純米大吟醸 金紋錦39」です。
県内で契約栽培された酒米・金紋錦を39パーセントまで磨き上げ仕込みました。
春日酒造で酒米・金紋錦を使ったのはこの酒が初めてで、これまでの経験を活かしながら仕込んだという事です。
井乃頭 純米大吟醸 金紋錦39は、720ml/4,235円で販売されています。
伊那市高遠町の株式会社仙醸です。
優秀賞に選ばれた「黒松仙醸 純米大吟醸 山恵錦 磨き40」です。
上伊那産の酒米・山恵錦を40パーセントまで磨きあげて仕込み、低温で長期発酵させました
黒松仙醸 純米大吟醸 山恵錦 磨き40は、720ml/2,420円で販売されています。
関東信越国税局酒類鑑評会には173蔵が出品しました。
上伊那では、春日酒造と仙醸を含め5蔵が優秀賞を受賞しました。
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フィンランドの知事が伊那を視察
伊那市と森と学びを軸とした連携を進めているフィンランド北カレリア地域の知事が18日伊那市を訪れ、取り組みを視察しました。
18日は、フィンランド北カレリア地域のマルクス・ヒルヴォネン知事ら3人が伊那市を訪れました。
一行は、高遠町の上伊那森林組合 伊那木質バイオマス発電所を訪れました。
発電所ではフィンランド製の木質バイオマス発電機を導入していて、流木や松枯れの被害木で発電しています。
伊那市とフィンランド北カレリア地域は、2019年に森林・林業分野の協力に関する覚書を締結しています。
今回は、幅広い分野での協働の可能性を探ろうと伊那を訪れました。
マルクス知事と白鳥孝市長はカーボンニュートラルの取り組みについて意見を交わしました。
マルクス知事は「私たちのこれまでの取り組みを喜んで共有しますのでお互い協力していきましょう」と話していました。
18日は他に、高遠の石仏や信州大学農学部などを視察したということです。
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長野市で全国直売サミット
全国農林水産物直売サミットが6日に長野市で開かれ、直売所の持続的な発展に向けて運営者らが取り組みや課題などについて話し合いました。
全国各地から直売所の運営に関わる人など約300人が参加しました。
直売所同士が情報交換をしてそれぞれの持つ課題を解決することなどを目的に、年に1度程度開かれているもので、長野県での開催は15年ぶり2回目です。
22回目となる今回は、各地の企業や団体、大学がブースを出し、直売所に取り入れる商品やシステム、サービスなどを紹介しました。
長野市内には、30以上の農産物直売所があります。
サミットでは視察も行われ、グループに分かれて県内の直売所道の駅などを回りました。
(取材:INC長野ケーブルテレビ)
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高遠城址公園 紅葉が見頃
伊那市高遠町の高遠城址公園では、現在紅葉が見頃を迎えています。
高遠城址公園には、カエデおよそ250本が植えられています。
9日間にわたって行われた高遠城址もみじ祭りは9日に終わりましたが、紅葉は現在見頃となっています。
13日は、平日にも関わらず多くの人が訪れていました。
園の南側では、まだ青いところもあり、緑と赤のグラデーションを楽しむことができます。
高遠町観光案内所によりますと、今年は去年よりややはやく見頃を迎え、色も鮮やかだということです。
雪化粧した中央アルプスとの共演も楽しめます。
桜雲橋下の池では、水面に映った紅葉も見ることができます。
高遠町観光案内所では、「秋の城址公園をゆったりと楽しんでほしい」と話していました。
紅葉は今週いっぱい楽しめそうだということです。
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魅惑のガラス世界展
日本ガラス工芸の第一人者で、伊那谷にゆかりがある江副行昭さんの作品などを展示する「魅惑のガラス世界展」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、江副さんのガラス作品などおよそ120点が飾られています。
江副さんは、佐賀県出身で高遠でとれた土とガラスを混ぜ溶かしてつくる熔壌ガラスを考案しました。
それが縁で、およそ40年間、高遠と長谷を拠点に創作活動をしてきました。
熔壌ガラスで作った作品は、土に含まれる金属成分から独特な色合いになるということです。
江副さんは高齢のため、2022年に長谷のアトリエを閉鎖し、多くの作品を伊那市へ寄贈しました。
ほかに、中国工芸の嗅ぎタバコを保管する容器「鼻煙壺」も展示されています。
鼻煙壺は、ファミリーマ―トの初代社長などを務めた沖正一郎さんのコレクションで2012年に寄贈されたものです。
19世紀から20世紀のもので、大きさは5センチから10センチほどです。
佐伯さんは。
魅惑のガラス世界展は2026年1月30日まで信州高遠美術館で開かれています。
入館料は、一般500円、高校生以下および18歳未満は無料です。
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中村弥六に関する新史料公開
高遠町出身で政治家の中村弥六に関する新しい史料が見つかり8日伊那市高遠町の地域間交流施設で公開されました。
見つかったのは弥六の肉筆の原稿や書簡など約300点です。
弥六は1855年安政元年高遠町で生まれ1890年明治23年衆議院議員に当選したほか、林学博士としても知られています。
議員時代にアメリカに支配されていたフィリピンへ日本軍の武器を送り独立革命を支援しようと尽力した人物です。
史料を公開したのは日本大学の髙綱博文名誉教授が代表を務める中村弥六研究会で髙綱さんらが史料について説明しました。
5月に弥六の甥の自宅で見つかったもので研究会に譲渡されました。
このうち「布引丸秘録遺稿」は1899年明治32年に弥六の支援によりフィリピンの革命軍に送る武器を積んだ船、布引丸が暴風雨で沈没したときの心情を書いたものです。
この一件は布引丸事件と呼ばれ、研究会では重要な歴史的出来事としています。
中村弥六研究会では今回見つかった史料について整理、分析を進め弥六に関する歴史認識について再検討していくことにしています。
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高遠高校の生徒製作 火災予防看板
秋の全国火災予防週間に合わせ、伊那市高遠町の高遠消防署で、高遠高校の生徒が製作した火災予防看板が11日にお披露目されました。
看板は高遠消防署が高遠高校に依頼して毎年製作されています。
炎に立ち向う消防士に対しての尊敬と心強さを表現したということです。
高遠消防署の若林豊署長は「この看板を見てみなさんが火の用心してくれると思います」と話していました。
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戦後80年展 創造の翼を広げる作家たち
戦争を体験した作家などの作品が並ぶ「戦後80年展 創造の翼を広げる作家たち」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、戦時中から現代までの作家16人の、絵画や立体作品48点が展示されています。
信州高遠美術館では、戦後80年の節目に、戦中・戦後の創作活動を振り返るとともに、平和への願いを込めた現代作家の作品を見てもらおうと企画しました。
戦時中に創作活動をしていた10人の収蔵作品と、上伊那地域の現代作家6人の作品が並んでいます。
「戦後80年展 創造の翼を広げる作家たち」は、来年1月30日(金)まで、信州高遠美術館で開かれています。
入館料は、一般500円、高校生以下および18歳未満は無料です。
1月10日には、学芸員と現代作家6人によるギャラリートークが予定されています。
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高遠でもみじ祭り 9日まで
伊那市高遠町の高遠城址公園でもみじ祭りが1日から9日までの日程で始まりました。
高遠城址公園のもみじは現在色づき始めとなっています。
初日はオープニング式が行われました。
伊那市観光協会会長の白鳥孝伊那市長は「桜だけでなくもみじも定着してきた。通年でたくさんの人に高遠を満喫してもらいたい」と話しました。 -
第39回伊澤修二記念音楽祭
伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績を称える記念音楽祭が、25日に伊那市内で行われました。
音楽祭は、1部と2部に分かれ行われました。
第1部は、高遠町文化体育館を会場に、高遠北小学校、高遠小学校、高遠中学校、長谷中学校、高遠高校の児童と生徒が、それぞれ歌や音楽劇を披露しました。
このうち高遠中学校は、伊澤修二が残した言葉に箕輪町の音楽家、唐沢史比古さんが曲をうけた「仰望」を全校生徒で歌いました。
また、東京芸術大学の学生によるサクソフォンカルテットも演奏を披露しました。
伊澤修二記念音楽祭は、高遠町出身の伊澤修二が東京音楽学校、現在の東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で始まり、今年で39回目です。
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霜町ハロウィン
伊那市高遠町の商店街でハロウィンイベントが26日行われました。
高遠町の商店街では、様々な仮装をした子どもたちの姿が見られました。
また、今回は特別企画として信州プロレスのメンバーが会場を盛り上げていました。
ハロウィンイベントは、商店街の活性化を目的に商店主らでつくる霜町実業団が企画したもので、今年で8回目です。
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ペレットストーブフェア 25日まで
木質ペレットを燃料とするペレットストーブフェアが、伊那市高遠町の上伊那森林組合バイオマスエネルギー工場で、25日まで開かれています。
このフェアは、再生可能エネルギーの利用促進とペレットストーブの普及を目的に、上伊那森林組合が開いたものです。
会場には、40万円から100万円の国内外7社のメーカーのペレットストーブが展示されています。
中には、自宅にWi-Fi環境があれば、外出先からでもスマートフォンで電源を入れられる最新モデルもあります。
訪れた人は、担当者の説明を聞いて購入を検討していました。
上伊那森林組合では、上伊那地域のカラマツやアカマツを原材料として、燃料用木質ペレット「ピュア1号」を生産しています。
この「ピュア1号」は、日本木質ペレット協会による品質認証第1号を受けた製品で、燃焼効率が高く灰が少ないなど品質の良さに定評があるということです。
環境意識の高まりを背景に需要は年々増加し、昨年度の販売量はおよそ4,500トン。
販売開始以来右肩上がりに伸びていて、生産体制を強化するため今年度、新たに製造ラインを増設しました。
ペレット人気の高まりで、長野県をはじめ上伊那地域の市町村では、ペレットストーブ購入に対する補助事業が実施されていて、フェアではこの補助制度についての詳しい説明も行われています。
ペレットストーブフェアは、25日まで、伊那市高遠町の上伊那森林組合バイオマスエネルギー工場で開かれています。
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高遠城址公園開園150周年 舞台公演「足跡に、花筏」
伊那市高遠町の高遠城址公園開園150周年を記念した舞台公演「足跡に、花筏」が、11日と12日に、ニシザワいなっせホールで行われました。
演じたのは、伊那市を中心とした社会人劇団「咲花座」です。
オリジナルの脚本「足跡に、花筏」は、高遠城主 仁科五郎盛信を主人公にした物語です。
1582年に織田軍と戦った高遠城の戦いのシーンでは、殺陣も交えて熱演していました。
公演には、鑑賞を希望する市内の小学生が招待されました。
この公演は高遠城址公園開園150周年記念として行われたものです。
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高遠高校の創立100周年記念式典
今年、創立100周年を迎えた伊那市高遠町の高遠高校の記念式典が18日に行われました。
高遠スポーツ公園文化体育館で行われた式典には、生徒や同窓会、来賓などおよそ400人が出席しました。
式辞で実行委員会の大脇弘造実行委員長は「創立からこれまで地域に支えられ地域と共に歩んできた。今後も地域に認められる学校となり新たな歴史を作っていきたい」と述べました。
生徒会長の清澤苺禾さんは「高遠高校は新しい時代の変化に対応しながらも、伝統を受け継ぎつつ自らを高めて歩み続けていきます」と挨拶しました。
式では、創立100周年を記念し歴史を振り返る映像が流されました。
大正15年、1926年に前身の高遠実業補習学校が設立され、昭和23年、1948年に新制高等学校令により高遠高校が開校しました。
現在は、芸術文化コース、地域創生コース、人間福祉コースの3コースが導入されています。
卒業生はこれまでに1万4千人を超えているということです。
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高遠第2・第3保育園 棟上げを祝う会
新園舎の建設が進められている伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園で、棟上げを祝う会が15日に開かれました。
15日は、園児や地域住民、来賓などおよそ80人が出席しました。
棟上げを祝う会は、保育園の保護者会が主催し開かれました。
高遠第2・第3保育園は、老朽化のため旧園舎跡地に新園舎の建設が進められています。
神事は、保護者が神主の代わりを務め行われました。
鋲締めの儀は、下島直美園長や来賓などが行いました。
検鋲の儀には園児たちが交代で参加しました。
神事が終わると餅投げが行われました。
15日は建設中の園舎の見学も行われました。
新園舎は鉄骨造りの平屋建てで、延べ床面積はおよそ529平方メートルで、事業費は、およそ2億5,900万円です。
建物には保育室3室、未満児室1室、リズム室などが造られます。
園舎の完成は2026年3月を予定しています。
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東京芸術大学の卒業生が高遠高校合唱部を指導
25日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向け、伊那市高遠町の高遠高校合唱部の生徒が東京芸術大学の卒業生から14日に指導を受けました。
この日は高遠高校合唱部の生徒19人が指導を受けました。
講師は、東京芸術大学大学院音楽研究科を修了し、現在昭和音楽大学講師の黒川和伸さんが務めました。
高遠高校合唱部の生徒は25日に行われる伊澤修二記念音楽祭に出演します。
生徒たちは本番で披露する曲を歌いました。
黒川さんは「言葉一つ一つの発音や意味を考え、伝えることで味わい深くなる」などと指導していました。
伊那市では、高遠町出身の伊澤修二が東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で、交流を行っています。
高遠高校合唱部は、高遠町文化体育館で行われる第1部に出演するほか、伊那文化会館で行われる第2部に市民合唱団として出演します。
第39回伊澤修二記念音楽祭は、25日(土)に行われます。