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				美和水路トンネル 安全祈願祭  老朽化にともない、新設される伊那市長谷の非持地区の灌漑用の水路トンネルの安全祈願祭が、2日、現地で行われました。 
 2日は、県の関係者や、地元非持の上伊那美和土地改良区等が参加し、安全祈願祭が行われました。
 水路は黒川から、長谷の非持まで12キロにわたり引かれていて、非持地区の田畑に水を供給してきました
 水路のトンネル部分が老朽化に伴い破損し、通水できなくなる不安があるため、新たに、367メートルの水路トンネルが建設されます。
 水路の改修やトンネルの建設は、県営ため池整備事業として採択され、事業費は、水路橋やサイホンなどの整備を含めおよそ3億4500万円です。
 安全祈願祭で、市川武二上伊那地方事務所長は、「災害に強い農業にむけ、農業振興・地域振興につながる水路の無事完成を祈る。」と挨拶しました。
 土地改良区の北原幸彦理事長は、「水路は、地域農業の根幹であり、地元の農業経営の安定と生活の安全につながる」と話していました。
 水路トンネルは、来年10月に完成する予定です。
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				南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会 岩場で訓練  夏山シーズンを前に、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は3日、伊那市長谷の岩場で訓練をおこないました。 
 訓練には、対策協会の救助隊員26人が参加しました。
 訓練は、隊員の技術向上を目的に年に3回行われています。
 3日は、高さおよそ20メートルの岩場を難易度別に3か所に分かれ、救助用のロープを使って登っていました。
 2日までの雨の影響で岩が滑りやすくなっていて、隊員らは足元を1歩1歩確認しながら登っていました。
 南アルプスでは昨年度、遭難や滑落などが5件起きていて、そのうち救助隊は3回出動しました。
 南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会では、今後も訓練を積み重ね、緊急時に備えいつでも出動できる態勢をとっていきたいとしています。
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				南アルプス研究会 今年度「ふれあい調査」実施  自然環境を生かした地域づくりに取り組んでいる南アルプス研究会は今年度新たに、地域住民と協働で、自然の中での暮らしや遊びなど身近な自然とのかかわりを調べる「ふれあい調査」に取り組みます。 
 28日、南アルプス研究会の総会が伊那市長谷の入野谷で開かれ、事業計画が承認されました。
 ふれあい調査は、住んでいる地域で自然とどう関わり暮らしてきたか、子どもの時に自然の中でどのような遊びをしてきたかといった自然とのかかわりを調べ、地域づくりにつなげるというものです。
 調査は2011年度から2013年度までの3年間で、今年度は予備調査として長谷地域で行います。
 今後、住民と検討してテーマを設定し、9月から12月に調査する予定です。
 来年度からの本調査では、伊那市内のほかの地域にも呼び掛けたいとしています。
 南アルプス研究会の坂井昌平会長は、「研究会は地域住民と共に歩む体制づくりが課題となっている。今年度は住民と協働でふれあい調査を力一杯頑張っていきたい」と話していました。
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				地域防災について考える  地域防災のあり方について考える防災研修会が今日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター開かれました。 
 研修会は自主防災組織の必要性や、災害が起きたときの行動などについて考えようと伊那市が開いたもので会場には約150人が集まりました。
 研修会では今年4月に新たに設置された伊那市役所危機管理課の埋橋進防災係長が、話しをしました。
 埋橋係長は大災害が発生した場合、行政や消防、警察などは迅速な対応がとれないことや、個人の力では限界があるとして、自主防災組織の重要性を訴えました。
 また自主防災組織は、災害情報の収集、消火活動、災害弱者の安全確保など、役割をはっきりさせ対応することが大切だと話していました。
 市では防災意識が高い地域は被害が小さい。普段の近所付き合いが防災への大きな力になるとしています。
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				長谷中生が総合学習でそば打ち体験  伊那市長谷の長谷中学校の生徒が19日、総合学習でそば打ちを体験しました。 
 長谷中学校の総合学習は、伝統文化や歴史など5つの講座があり、全校生徒51人が希望する講座に分かれて学んでいます。
 この日は地域の人を講師に迎えて学習が行われました。
 講座の一つ、食文化の講座では、生徒13人がそば打ちを体験しました。
 趣味でそば打ちをしている杉島の宮下定博さんが指導しました。
 生徒達は、そばをのしたり、切るなどの作業に取り組んでいました。
 食文化講座では、長谷の郷土料理を調査し、地域の人達と交流を深めています。
 学習発表を行う秋の文化祭までに5回の調理実習を行うということです。
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				シンポジウム「忘れまじ三六災害」  昭和36年に伊那谷を襲った「三六災害」についてのシンポジウム「忘れまじ三六災害」が21日、駒ヶ根市総合文化センターで開かれました。 
 シンポジウムは、三六災害からちょうど50年にあたる今年、その体験を伝承し、地域住民の防災力を向上させていこうと、NPO法人「天竜川ゆめ会議」が開きました。
 シンポジウムでは、伊那市長谷、中川村四徳、大鹿村の大西山で起きた土砂崩落などについて、3人が体験談を話しました。
 伊那市長谷の中山晶計総合支所長は、役場職員だった当時の体験談を話しました。
 中山支所長は「災害の時に三峰川が氾濫して魚が堤防に打ち上げられた。それを拾いに行った職員が橋を渡ったところ、その直後に橋が落ちたと聞いた」と話していました。
 中川村四徳出身の小松谷雄さんは、最も雨が降った6月27日の夜に見た光景について話しました。
 小松さんは「山の上には居場所を合図する明りがいくつも見えた。四徳川を流れる大きな岩がぶつかりあう音で眠る事もできなかった。次の日外に出てみると、6・7畳ほどの大きな岩が蔵の下に落ちていて恐怖を感じた」と話していました。
 大鹿村前村長の中川豊さんは、大西山が崩落していく様子について話しました。
 中川さんは「大西山の崩落は、崩れると言うよりも真下に落ちていく感じだった。崩落の後、村の大きな水田の真ん中には大きな山ができていた」と話していました。
 会場を訪れたある男性は「災害はひとごとではないということを感じた。災害対策について見つめ直してみたい」と話していました。
 天竜川ゆめ会議の福澤浩代表理事は「三六災害であった体験談を絶やしてはいけない。天竜川流域は災害ととなりあっていることを学び、地域全体で防災力を高めていかなくてはいけない」と話していました。
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				出水期に備え美和ダム管理演習  出水期に備えた全国一斉のダム管理演習に合わせ、伊那市長谷の美和ダム管理支所で19日、情報伝達などの管理演習が行われました。 
 演習は、大雨などで水量が増えた時に美和ダムから安全に放流できるよう毎年この時期に行われていて、この日は美和ダム管理支所などの職員20人が参加しました。
 演習は、大雨によりダムへの流入量が増えたとの想定で行われました。
 職員は、放流時の安全を確保するため、下流の市町村などに放流を知らせるファックスを送っていました。
 また住民に放流を知らせるサイレンを鳴らし、ゲートを開けるシミュレーションも行われました。
 職員は、ダムゲートの開閉など操作方法を確認していました。
 このダム管理演習は20日も行われます。
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				【カメラリポート】90歳越えた4人がハツラツプレー  伊那市長谷の溝口高齢者クラブでは約110人のお年寄りが、文化活動や、スポーツなどを行っています。 
 クラブの活動のひとつ、ゲートボール部には10人が所属していて、そのうち4人が90歳を超えた今も元気にプレーしています。
 気の合う仲間とともにハツラツとゲートボールをする90歳を超えたお年寄りたち。
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				南アルプス林道バス 運行開始  伊那市営南アルプス林道バスが、25日、今シーズンの運行を開始しました。 
 25日は、始発便の出発に先立ち、伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所で安全祈願祭と開始式が行われました。
 今シーズンの第一便には、静岡県から訪れた男性2人が乗り込み、「毎年来ているが、バスの運転手のガイドが楽しみ。南アルプスの自然をわかりやすく説明するのが魅力」と話していました。
 南アルプス林道バスは、6月14日までは、標高1,680メートルの歌宿までの運行。
 6月15日からは、標高2,032メートルの北沢峠まで運行する予定です。
 昨シーズンは45,262人が利用しました。
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				戸台集落へ想いを馳せる  伊那市長谷の黒川上流にある戸台地区から移住した人たちのおもいで会が16日、仙流荘で開かれ、当時の思い出話に花を咲かせました。 
 おもいで会は、今回の実行委員長穴澤辰幸さんが、戸台地区に住んでいた証を残すため、写真を集めようと同級生に声をかけたところ、みんなで集まろうという話になりました。
 この日は戸台集落出身者、60人ほどがおよそ20年ぶりに集まりました。
 戸台集落は、南アルプス登山口として、また、炭焼きや林業などで昭和38年頃まで栄えた集落です。
 しかし、昭和34年の伊勢湾台風や36災害などで被害を受けた他、出稼ぎなどで集落を離れる人が多く、昭和37年に戸台分校が廃校。集落に住む人も次第にいなくなりました。
 集まった人たちは、展示された当時の写真を見ながら昔を懐かしんでいました。
 ある女性は「森林鉄道に乗せてもらい通学したことや長い道のりを歩いたことなど思い出がたくさんある。懐かしい人達に会えてとてもうれしい」と話していました。
 実行委員長の穴澤さんは「当時は住みづらいと思ったが、今思えば戸台は素晴らしい場所。今日は多くの人が集まってくれ本当によかった」と話していました。
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				日本一の桜の里づくり計画策定  伊那市は、市の花である桜の管理や保護育成の目標となる「日本一の桜の里づくり」計画を策定しました。 
 市では、合併した平成18年から、旧高遠町の進めてきた桜からのまちづくりを継承し、「日本一の桜の里づくり」計画の検討を進めてきました。
 市内には、1万2千本を超える桜の木が確認されていますが、管理の行きとどかない桜も多く点在しているという事です。
 計画では、「桜を愛し、育み、親しむ桜の里」を将来像に掲げ、今後10年間の取り組みをまとめています。
 具体的には、●桜の植栽や管理、看板やベンチ整備などの経費を支援、●地域の桜を管理する、地域桜守の育成、●高遠城址公園を核とし、春日公園や伊那公園への誘客を促す取り組みを進める等です
 伊那市では、「地域を巻き込み、いつまでも多くの人に親しまれるような、桜の里を目指したい」と話していました。
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				伊那市観光(株)宿泊施設キャンセル853人に  伊那市観光株式会社が運営する4つの宿泊施設は、東日本大震災後、予約のキャンセルが853人となっている事が、28日、取締役会で報告されました。 
 報告によりますと、地震発生後の3月16日現在の3月と4月の予約とキャンセル状況は次の通りです。
 ●羽広荘 予約1526人のうちキャンセルが572人
 ●高遠さくらホテル 984人のうちキャンセルが154人
 ●仙流荘 予約311人のうちキャンセルが60人
 ●入野谷 予約261人のうちキャンセルが112人
 これらは、春の高校伊那駅伝の中止を受け、高校生の合宿や報道関係者のキャンセルが相次いだ事が大きいという事です。
 また、震災後、旅行を自粛する傾向にあり、伊那市観光では、今後もキャンセルが発生すると見ています。
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				空き家バンク仲介など協定締結  伊那市高遠町や長谷地区の定住促進対策事業の一つ空き家情報登録制度「空き家バンク」について、市は伊那不動産組合と、28日、仲介等の業務について協定を締結しました。 
 28日、伊那市役所で調印式が行われ、伊那不動産組合の原武光理事長と伊那市の白鳥孝市長が協定書を取り交わしました。
 伊那市は、高遠町や長谷地区の空き家情報を、定住希望者に発信するためのシステム「空き家バンク」の運用を開始。空き家バンクの情報は28日から、市のホームページで閲覧する事ができます。
 市では、去年9月、両地区にある空き家399戸を対象にアンケートを実施。アンケートで賃貸または、売買しても良いと50戸から回答がありました。
 今回結んだ協定により、市と伊那不動産組合では、人が住めるか等の確認・調査を行い、市場にあった物件である場合、市は空き家バンクに住宅情報を登録します。
 伊那不動産組合ではこれらの物件について、現地の案内や契約交渉など仲介業務を行います。
 白鳥市長は「長谷・高遠を中心に当面は行い、旧伊那市でも様子をみながら取り組み、信州というブランドを上手に発信していきたい」と話していました。
 原理事長はい「伊那市の活性化、過疎化対策に組合として協力していきたい」と話していました
 伊那市では、プロの力を借り定住促進をスムーズに推進していきたいとしています。
 また、市では定住希望者に対し、市の施設を利用した短期滞在型の体験プログラム行っていきたいとしています。
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				南アの食害調査結果報告 防護柵効果あり  3年前から南アルプスのシカによる食害を調査してきた信州大学農学部が、19日、調査結果を報告し、防護柵の効果があることを説明しました。 
 この日は、伊那市のいなっせでニホンジカ被害対策合同シンポジウムが開かれ、市内外からおよそ100人が会場を訪れました。
 シンポジウムは、シカによる食害が著しい南アルプスで活動を行っている食害対策協議会が開いたものです。
 シカによる食害が与える影響について、3年前から南アで調査を行っている信州大学農学部が調査結果を報告しました。
 植物チームは、防護柵を設置した場所としていない場所での植生の比較調査を行いました。
 その結果、植物の発生率は、柵の中が82%、柵の外が60%で、2割以上の差が見られたということです。
 また、開花や結実については、柵の中が62%、柵の外が42%で、この調査についても2割ほの差がみられたということです。
 治山チームは、シカの歩く場所と防護柵を設置して歩かない場所の土壌の浸食率を調査しました。
 その結果、馬の背での調査では、シカの歩かない場所に比べて歩く場所は、6.2倍浸食率が高かったということです。
 農学部では「これからも調査が必要だが、防護柵の効果があることは間違いない」と結論づけています。
 シンポジウムでは、京都大学農学研究科教授の藤崎憲治さんがシカの食害による影響について講演し「生態系の崩壊は人々の生活にも大きな影響を与える。生態系を守っていくための方策を考える必要がある」と話していました。
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				住宅用火災警報器 伊那消防組合管内普及約7割  伊那消防組合管内の住宅用火災警報器の普及率は69.7%で、県平均の65.9%より、3.8ポイント高くなっています。 
 長野県は10日、県内の14消防本部毎の住宅用火災警報器の推計普及率を発表しました。
 それによりますと、伊那消防組合の推計普及率は、69.7パーセントで、県平均の65.9パーセントより、3.8ポイント高くなっています。
 また、県内14消防本部のうち、長野市消防局が79.9%で最も高く、伊那は、5番目となっています。
 住宅用火災警報器は、平成21年6月に全ての住宅で取り付けが義務化され、1年と6か月がすぎました。
 警報器の設置により、全国では、命が助かった事例などが報告されていて、伊那消防組合では、早めの取り付けを呼びかています。
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				入野谷 春待ちお姫様ランチ  伊那市観光株式会社が運営する、伊那市長谷のゼロ磁場の宿「入野谷」は、伊那食品工業株式会社と共同で開発した、新たな、ランチメニューを14日発表しました。 
 新メニューの名前は、「春待ちお姫様ランチ」です。
 メニューは、伊那食品の寒天を使った、お吸い物や、あえ物、わらび餅風のデザートと、春野菜の天ぷらなど全8品です。
 寒天には食物繊維が多く含まれ、629キロカロリーと、健康面を意識したメニューとなっているという事です。
 春まちお姫様ランチは、2月17日から3月末までのランチメニューで、一人前千2百円となっています。
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				長野県内初 コンビニ交付スタート  上伊那の6市町村は、「住民票の写し」と「印鑑登録証明書」を全国のセブンイレブンで取得できるコンビニ交付を7日から始めました。 
 この取り組みは県内で初めてとなります。
 コンビニ交付を行うのは、伊那市や駒ヶ根市、辰野町、箕輪町、南箕輪村、宮田村の6市町村で、県内で初めてのサービスです。
 7日は、伊那市のセブンイレブン伊那みすず店で、市町村長や関係者が出席し開始セレモニーが行われました。
 白鳥孝伊那市長は「最初は2種類だが、今後は、税関係など取得できる種類を増やし、利便性を高めていきたい」と挨拶しました。
 株式会社セブンイレブンジャパンの星劭さんは「ニーズが高い行政サービスを積極的に取り入れ、近くて便利なコンビニにしていきたい」と挨拶しました。
 テープカットに続き、早速、市町村長らは、機械を操作し、証明書を発行しました。
 コンビニ交付は、住民基本台帳カードを使い、全国にある、およそ1万3千店舗のセブンイレブンで、住民場の写しと印鑑登録証明書を取得する事ができるものです。
 時間は、午前6時半縲恁゚後11時までで、手数料は、一部あたり、250円。役所の窓口や自動交付機で発行する場合は、300円で、50円安くなっています。
 コンビニ交付に必要な、住基カードの普及率は、6市町村で、およそ3万3千6百枚、19.4パーセントにとどまっています。
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				津野祐次さんの写真展「感謝と祈り~祭りと神宿る大自然」  山岳写真家、津野祐次さんの写真展「感謝と祈り縲恪ユりと神宿る大自然」が、伊那市の長谷アルプスフォトギャラリーで開かれています。 
 会場には、主に南信地域の祭りや民族芸能を撮影した作品34点が並んでいます。
 津野さんは、写真を通して祭りや民俗芸能で無病息災などを願う日本人の思いを表現したといいます。
 作品のうち、去年諏訪大社下社で撮った「建御柱」は、デジタルカメラで被写体の輪郭をはっきりさせたということで、御柱が建てられる瞬間を収めたものです。
 また毎年4月に行われる高森町の民俗芸能「獅子舞」は、躍動感を表現したということです。
 津野祐次さんの写真展「感謝と祈り」は、3月27日日曜日まで長谷アルプスフォトギャラリーで開かれています。
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				入野谷が市内の受験生を応援  伊那市観光(株)が経営するゼロ磁場の宿・入野谷は、受験生を応援しようと、市内の中学3年生に応援割引券を贈りました。 
 27日は、入野谷の白鳥博文支配人が長谷中学校を訪れ、3年生全員に、受験応援割引券を贈りました。
 これは、射りの矢(入野谷)の語呂にあわせて、矢があたり、志望校に合格しますようにとの思いをこめて、初めて行われたものです。
 応援割引券は、入浴料600円が半額の300円となるほか、食事も100円引きのサービスが受けられるというものです。
 また、割引券を持参した受験生には、夜食用に、ゼロ磁場の水で仕込んだどら焼きもプレゼントされます。
 ゼロ磁場の宿・入野谷では、市内全ての中学3年生659人に、この割引券を贈る予定です。
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				ボランティアガイド研修会  ボランティアで観光客を案内するボランティアガイドの研修会が、分杭峠をテーマに18日、伊那市役所で開かれました。 
 ボランティアガイドには47人が登録しています。
 18日の研修会には、この内29人が参加しました。
 ボランティアガイドは、観光客に対し市民がおもてなしの心をもって案内できるようにと、伊那市観光協会が進めているものです。
 18日は、伊那市長谷総合支所産業振興課課長の池上直彦さんが講師を務め、分杭峠についての研修会を開きました。
 参加者からの「湧水は飲めますかと尋ねられたらどうすればいいか」との問いに対し「煮沸してから飲むことを勧めてください」などと、1つひとつ質問に答えていました。
 ある参加者は「楽しく快適に過ごしてもらいながら、長谷のよさをアピールしていきたい」と話していました。
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				長谷地区成人式  伊那市高遠町、長谷の両地区と南箕輪村で正月成人式が行われ、合わせて276人が大人の仲間入りをしました。 
 1日は、伊那市長谷地区の成人式が長谷公民館で行われました。
 新たに成人となったのは、男性7人女性18人の、合わせて25人です。
 式では新成人を代表して、村上康さんが「責任感と自覚を持ち、くじけることなく立ち向かっていきたい」と決意を述べました。
 中学校時代の担任の鬼頭つかさ教諭は「苦労と心配、喜びをそれぞれの人生で出会う人達と共に感じながら、感謝の気持ちをもって過ごしてください」と話しました。
 これを受け、城口みずきさんは「先生に頂いた言葉を糧に、成人としてさらに成長していきたい」と話していました。
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				(株)ヤマウラ 長谷アルプスフォトギャラリーの入場料全額を寄付  伊那市長谷在住の山岳写真家津野祐次さんのフォトギャラリーを運営する(株)ヤマウラは24日、今年1年間の入場料7万円を伊那市に寄付しました。 
 24日は、ヤマウラの増澤信夫伊那支店長と津野さんが伊那市長谷総合支所を訪れ、中山晶計支所長に7万円を手渡しました。
 ヤマウラは、伊那市長谷非持で運営する「長谷アルプスフォトギャラリー」の入場料全額を、8年前から毎年寄付しています。
 ギャラリーには、津野さんが撮影した山や四季折々の自然など様々な作品が展示されています。
 入場料は100円で、今年は700人が訪れました。
 中山支所長は「津野さんの作品のお陰で、山や写真に関心のある人が増えた。ギャラリーは長谷にとっての宝物」と感謝しました。
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				伊那市理容組合がさくらの家に寄付  伊那市理容組合は20日、伊那市長谷の障害者社会就労センターさくらの家に、歳末募金として4万3千500円を寄付しました。 
 20日は、伊那市理容組合の小林佑介さんと白沢新一さんが、さくらの家を訪れ、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長に、寄付金を手渡しました。
 伊那市理容組合では、毎年、加盟するおよそ60店の協力をつのり、市内の福祉施設に寄付をしています。
 小池会長は、「利用者の為に大切に使わせていただきます」と話していました。
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				雑穀ビール商品化へ試飲検討会  伊那市長谷で栽培した雑穀を使った雑穀ビールの試飲検討会が16日、長谷の気の里ヘルスセンターで行われました。 
 雑穀ビールは、NPO法人南アルプス食と暮らしの研究舎が雑穀の販路拡大のため発案し、宮田村の南信州ビール(株)と共同開発しています。
 この日は、試験的に醸造された雑穀ビール3種類を関係者17人が試飲しました。
 雑穀ビールは、伊那市長谷で栽培した雑穀シコクビエとホップ信州早生を原料の一部に使った発泡酒です。
 参加者は、シコクビエと麦芽の配合比率が異なる3種類のビールについて、色、香り、苦味などを評価し、シートに書き込んでいました。
 今後、評価の結果などを参考に再度試験醸造し、来年度中には本格販売をしたいとしています。
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				「匠なオイサン」が薪小屋製作  伊那市長谷の団塊世代の男性を対象にした公民館講座の受講者は、長谷保育園内に薪小屋を製作しました。 
 13日には、長谷保育園の園児およそ30人に薪小屋が披露され、早速園児達が薪を運びこんでいました。
 「匠なオイサン」という名称のこの講座は、団塊世代の男性にこれまでの知識や経験を、地域のために活かしてもらおうと今年始まった講座です。
 薪ストーブが設置されている長谷保育園で、薪置き場が雨ざらしになっていることを聞き、今回講座のメンバーが1日かけて小屋2棟を製作しました。
 高さ2メートル、幅5メートル40センチある小屋には、環境に配慮して地域で出た廃材が使われています。
 あるメンバーは「自分たちも楽しみながらやっている。子どもたちに喜んでもらえて良かった」と話していました。
 長谷保育園の伊藤澄子園長は「大変ありがたい。地域の人たちに支えられていることを感じる」と話していました。
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				東部中、高遠中、長谷中 学校再編検討伊那市教育委員会は、東部中、高遠中、長谷中の3つの中学校について、通学区再編などの検討を進めています。 
 県内一のマンモス校である東部中と、過疎により生徒数が減少している、高遠中と長谷中の問題を解消しようと、市教育委員会が今年度から、本格的に議論を進めています。
 再編は「東部中学校の通学区内の生徒が、希望により隣接する中学校へ通えるようにする」、「東部中の分割や、高遠中と長谷中の統合など学校の再編」、「高遠高校との中高一貫校を見すえた連携」の3つ案を柱に検討が進められています。
 市教育委員会では、構想がまとまり次第、関係者による委員会を立ち上げ、議論を進めていきたいとしています。
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				さくらの家でもちキビ収穫祭  伊那市長谷にある、障害者社会就労センターさくらの家の通所者は6日、施設で栽培したもちキビで収穫祭をしました。 
 収穫祭は、通所者やボランティアで栽培の手助けをした、伊那ライオンズクラブのメンバーを招待し行われました。
 10月にとれたたもちキビ入りのカレーを全員で食べ、収穫に感謝しました。
 さくらの家では、農業を通じた地域の人達との交流や、障害者施設への理解を深めてもらおうと2年前から雑穀もちキビの栽培をしています。
 今年は、収穫量を増やそうと専用の機械を使った事で、去年の10倍およそ50キロのもちキビが採れたという事です。
 ある通所者は「おいしい。来年も沢山収穫できるよう頑張りたい」と話していました。
 さくらの家の小林敏子施設長は「農業を通じ地域の人たちとの交流できる事が大きな喜び。今年は収量も増え、取り組みの花が開きそう」と話し、もちキビの栽培に手ごたえを感じているようでした。
 さくらの家では、収穫したもちキビを袋づめし、来年度、高遠城址公園や分杭峠のシャトルバス駐車場等で販売していきたいとしています。
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				ガラス工芸家、江副行昭さん制作本格化  伊那市長谷のガラス工芸家江副行昭さんの工房では制作作業が本格化しています。 
 江副さんは、土とガラスを混ぜたものを、およそ1500度の窯の中で溶かし、花器などの作品を作ります。
 11月中旬に窯に火を入れて以来、連日作品づくりに取り組んでいます。
 3日は土を混ぜず、明治から大正時代につくられたというガラスを溶かし、花器を作っていました。
 作業は、弟子の江口智子さんと共同で行い、溶かしたガラスを棒にまきつけるようにして、窯に入れます。
 次に江副さんが、形を整えていきます。
 作業は12月中頃まで続き、期間中におよそ100個の花器を作る予定です。
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				郵便局で強盗対策模擬訓練  犯罪が増加する年末を前に17日、伊那市長谷の美和郵便局で強盗対策模擬訓練が行われました。 
 訓練では、強盗役の警官が、人質をとり、現金を出すよう局員を脅していました。
 犯人が逃走すると、局員が追いかけ、塗料のかわりに水が入ったカラーボールを投げつけていました。
 訓練終了後は、警官が、犯人役が着ていた服の色や、年齢、身長など、その特徴を局員に聞いていました。
 伊那警察署管内では今年8月に伊那日影郵便局に強盗が押し入り、現金およそ60万円が奪われる事件が発生しています。
 局員らは「今日の訓練を活かし何かあった時に対応できるようにしたい」と話していました。
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				南アルプス林道バス今季営業終了  伊那市営南アルプス林道バスの今シーズンの運行が7日終了しました。 
 今シーズンの林道バスの利用者数は4万5,262人で去年と比べて412人多くなっています。
 運行期間は、今月15日までを予定していましたが林道の補修工事により7日で運行が終了となりました。
 今シーズンはあらたに、市内の高齢者を対象に林道バスによる南アルプスの周遊と温泉の入浴をセットにしたパノラマツアーも実施され、369人が利用しました。
 南アルプス林道管理室によりますと運行期間中、事故や大きなトラブルはなかったということです。