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宮田村消防団出初め式
宮田村消防団(平澤成己団長)の出初め式は7日、村民会館で開いた。大雪や強風を考慮して市街地をパレードする恒例の分列行進は中止。式典のみとなったが、昨年の豪雨災害を教訓に、日常の備え、心構えを再徹底し、結束を高めた。
分列行進の中止は「今まで記憶にない」(関係者)事態となったが、厳粛な雰囲気のなか式典で士気を高揚。
160人の団員と来賓が出席し、平澤団長は「災害はいつやって来るか分からない。日夜備え、全団員一丸となって地域の安全、安心のために一層励もう」と訓示した。
有賀健一前団長に感謝状を贈ったほか、功績があった団員、消防活動に協力する事業所なども表彰。受章者を代表して第1分団2部の倉田康秀部長が謝辞した。 -
紙が機体の世界最小電動ヘリ飛行成功
駒ケ根工業高校教諭の竹内浩一さん(宮田村南割区)が、紙を機体にした赤外線制御による世界最小クラスの電動ヘリコプターを開発し、飛行に成功した。同じ大きさでも紙より軽い発泡ポリプロピレン(EPP)の機体は市販されているが、重心配分など試行錯誤を繰り返して完成。7日、駒ケ根工業高校体育館であった飛行会で一般公開し、わずか15センチ、11グラムの小さな紙の機体が宙に舞った。
かつては高価で、飛行技術も要したラジコンヘリコプターだが、近年は電動モーターやバッテリーの小型化が進み、誰でも気軽に遊べる世界が広がっている。
軽量で丈夫なEPPが機体の材質の主流となっているが、竹内さんは、世界最小の市販品をもとに「紙でも機体を作れないか」と挑戦を始めた。
パソコンの立体画像ソフトを用いて設計。宙に浮いても安定しないなど失敗を繰り返したが、10機ほどの試作機を経て、ようやく完成した。
紙はEPPよりも数グラム重いため、重心配分とそのほかの軽量化で補正。「微妙な調整が大変だった」と振り返る。
今後は同様に、飛行機も紙の機体で挑戦したい考え。「ラジコンは決して難しいものではなく、多くの人に体験してもらいたい」と話している。
このヘリコプターに関することや飛行会の日程などは、竹内さんのホームページ(http://www.oidenansho.com)で随時更新していく。 -
七草がゆで今年も元気モリモリ
宮田村の福祉交流施設・なごみ家は6日、七草がゆを利用者に振る舞った。正月疲れで減退気味の食欲も、さっぱりした粥(かゆ)でモリモリ増進。何杯もおかわりし「今年も元気に過ごせそう」と笑顔が広がった。
同施設で栽培している大根の葉(清白=すずしろ)など、愛情たっぷりのおかゆに彩り豊かに添えた。
利用者は「美味しい」「ちょうど良い感じ」と絶賛。あっという間に完食し「おかわりしようっと」と箸(はし)が進んだ。
「これで1年無病息災」と、おなか一杯大満足。正月明けの伝統行事に親しんでいた。 -
のびのび書き初め、宅幼老所わが家
宮田村町一区の宅幼老所・わが家は4日、新春恒例の書き初めを行なった。1年の抱負などを頭に浮かべ、利用者が力強く筆を走らせた。
気恥ずかしさから「筆を持ったことがないもんで」と、はじめのうちは遠慮気味だったおじいちゃん、おばあちゃん。
しかし、いざ半紙に向うと、伸び伸びと力強く書く姿が。新年にふさわしく気合が入った素晴らしい書き初めに仕上がった。
職員が「上手に書けたねぇ」と声をかけると、みんな柔和な表情に。書をたしなみ、笑い初めもした。 -
保健補導員の発足会
宮田村保健補導員会の2007年発足会は5日、村老人福祉センターで開いた。新たな会長に鈴木初美さん=町三区=、副会長に唐澤艶子さん=同=、清水時江さん=町一区=が就き、さっそく情報交換。30人の補導員が地域密着で保健活動を展開するが、今年は国の医療制度改革をにらんで若年からの健康づくりを年間通じて学習する。
高齢になってからの医療費抑制を目標に、比較的関心が薄いとされる若い世代の健康増進が今年のテーマ。研修会などを通じて学習を深め、意識高揚にも力を入れていく考えだ。
発足会で鈴木会長は「昨年も自分たちの健康は自分たちで守ろうと取り組んできた。今年1年間も皆さんの協力を」と呼びかけた。
村の保健補導員は地区ごとに2人から6人が選出され、任期は2年。新年に半数を改選している。
この日は、昨年の活動状況を交えて情報交換。また、村保健補導員が編み出したオリジナルのズンドコ節を踊って、1年目、2年目の補導員がともに汗を流して交流を深め、業務を始めた。
07年の保健補導員は次の皆さん。
【町一区】清水時江、友野悦子、酒井啓恵【町二区】小木曽通代、代田香代子、倉田照子、渡辺まさ子【町三区】小田切由美子、鈴木初美、唐澤艶子、藤田和子、丸山美代子、近藤静子【北割区】加藤フサ子、櫻井明美【南割区】川手秀子、北澤登志子、斎藤孝子【新田区】小田切悦子、米田留美子【大田切区】佐藤千子、田中としゑ【大久保区】加藤ちづ子、小松ユミ子【中越区】小田切房世、小林敏子【つつじが丘区】清水典子、原茂代【大原区】横山正子、小松ゆき子 -
宮田村消防団7日に出初式
宮田村消防団(平澤成己団長)は7日、出初式を行う。午前10時から村内中心部を分列行進し、清水靖夫村長が観閲。式典は10時半から村民会館で開き、のべ78人の団員と第2分団、第3分団を表彰。団活動に協力したり、防火優良の村内3事業所も表彰する。受賞者は次の皆さん。
◆県消防協会長表彰▽退職者感謝状=有賀健一▽功績章=平澤成己▽功労章=上條雅典、倉田康秀▽努力章=小澤敏博、唐澤忠▽精績章=武井克憲、酒井靖浩▽技術章=春日真一、北原憲明▽精勤章=川手哲弘、酒井豊典、小田切真次、小林泰幸、三浦隆、本田宏行、牧田久孝、小田切俊一、北原修一、飯島保
◆上伊那消防協会長表彰▽優秀章=第2分団▽無火災章=第3分団▽功労章=山下秀樹、小林一男▽精勤章=春日政浩、三浦博文、武井元、宮本雄一、春日政信、田中慶一、中原淳、加藤輝明、清水悦史、上野則秋
◆村長表彰▽15年勤続章=春日直明、浦野正敏、春日昇、永谷和春、白鳥義典、小田切浩明▽10年勤続章=武井克憲、酒井靖浩、田中英治、宮本雄一、山岸誠司、小林一男、加藤輝明、飯島保、清水悦史、北原修一、春日学、北原洋介、有賀光行、小木曽章典、三浦信之、小田切豊、渡辺悟、有賀哲也、豊岡聖之、小田切晃、田中洋利▽5年勤続章=小池晃、拓植高光、小田切俊一、小椋学、高橋耕学、小牧秀徳、庄野延幸、佐藤王成、近藤偉、伊東真一、小田切忠、小川堅一、保科靖国、山本謙吾、中塚英介
◆村消防団長表彰▽防火優良事業所=テーケー、宮田アルマイト工業▽消防団協力事業所=タカノ南平工場 -
伊南行政組合消防本部特別点検
伊南行政組合消防本部(竹上俊隆消防長)は5日、中原正純組合長による新春特別点検を北消防署隣りの駒ケ根市立赤穂公民館で受けた。署員約50人がきびきびと整列して服装や手帳などの点検を受け、新年のスタートに当たって職務遂行の意気込みを新たにした=写真。
中原組合長は「昨年は長年の懸案であり、待望久しかった新庁舎建設に着工できた。今年度中に何としてもしゅん工させたい。今後の大きな課題として消防体制の広域化があるが、職員の意見を聞きながら議論を深め、積極的に取り組んでいきたい。住民の身体、生命、財産を守るために向上心を持って日々の訓練に当たり、研さん精進を重ねてほしい」と訓示した。 -
伊南福祉会仕事始め式
伊南福祉会(理事長・中原正純駒ケ根市長)は5日、07年の仕事始め式を駒ケ根市の特別養護老人ホーム観成園で行った。同施設のほか救護施設順天寮、介護老人保健施設フラワーハイツの職員など約40人が出席し、中原理事長の訓示を聞いて気持ちも新たに1年をスタートさせた=写真。
中原理事長は「昨年は順天寮の大改修、観成園と伊南訪問看護ステーションの移転、新築と、施設整備計画を進められた意義深い年だった。経営環境が厳しさを増す中、職員の皆さんが入所者のために24時間体制で一生懸命頑張ってくれていることをうれしく思う。今後もそれぞれの施設で互いに助け合ってやってほしい」と期待を込めて訓示した。 -
河原町リバース元旦から始動
恒例のマラソン、お雑煮でスタミナつけて宮田村の少年野球チーム「河原町リバース」は1日朝、恒例の元旦マラソンを行なった。約30人の選手たちが元気に・ス走り初め・ス。初詣もして必勝を祈願した。
町三区公民館から南割区の姫宮神社まで往復4キロほどの道のり。元旦の朝にも関わらず大半の子どもたちが参加し、白い息をはきながら力走した。
神社で上條途夢主将、小林安彦監督が「1勝でも多く勝とう」と話し、全員で祈願。
保護者が用意してくれたお雑煮でスタミナをつけ、復路も全力で走った。 -
JA宮田支所のだるま貯金
宮田村のJA上伊那宮田支所は4日、来客者に縁起物の福だるまを配る「正月だるま貯金」でにぎわった。
だるま約550個を用意。・ス初貯金・スを終えた人たちが次々と受け取り、午前中だけで終了した。
お年玉を貯金しようと訪れた子どもも多く、干支のイノシシをかたどった貯金箱をプレゼントした。
同支所の初貯金は昨年並みの5千万円。「天候にも恵まれ好調な出足」と、忙しさを喜びに感じて職員は仕事に追われていた。 -
宮田村商工会仕事始めの式
宮田村商工会は4日、新年の仕事始めの式を開いた。前林善一商工会長は経営指導など日常業務の再点検を事務局職員に呼びかけ、激励した。
二極化が激しく「景気回復の実感がわかない」と指摘。そのうえで経営指導、相談など会員企業への支援充実に協力を求めた。
「凡事全力」と言葉を掲げ、「平凡な仕事でも、普段手を抜くと大事な時に力が出せない。会員のために日常の業務にまい進して」と話した。 -
宮田村仕事始めの式
宮田村役場は4日、07年新年の仕事始めの式を開いた。清水靖夫村長は「目標に向って挑戦して」と約100人の職員を激励。地域に出て住民と一緒に知恵を出し合う「宮田らしさ」の構築も求めた。
「今年は亥年だがただ走るだけでなく、目標に向って前進することが我々の責務」と話し、切磋たく磨して挑戦する・ス未来志向・スで取り組んでと要望。
住民協働のむらづくりを推進するために「もう一度自覚を」と喚起した。 -
初日の出に歓声
天候に恵まれた元旦、宮田村内では南アルプス方面から昇る初日の出を拝もうと、眺望スポットに人が集まった。高台にある太田切川の駒ケ根橋には30人ほどが訪れ、天高く燃ゆる鮮やかな陽光で新春の朝を迎えた。
快晴に恵まれ午前7時すぎ、山の頂上がオレンジ色に染まると、「ワーっきれい」と歓声も。
昇ってゆく太陽に向って拝んだり、写真撮影する姿があった。
「ここから眺めるのが最高だと聞いてきた。日の出は一瞬だったがきれいだった」と村内の男性は話した。 -
・ス学問の神様・ス大原天満宮の初詣でにぎやか
宮田村大原区の大原天満宮は二年参りや三が日にかけて、初詣に訪れた多くの参拝客で賑わった。
・ス学問の神様・スとして有名な京都・北野天満宮の分社でもあり、受験生をはじめ子どもたちが参拝する姿も。村外から訪れる家族もあった。
12月31日から元旦にかけての二年参りは区民ら約50人が集まり、みんなで揃って年越し。新年を迎える午前零時とともに、社殿に向って一斉に参り、お神酒なども振る舞われた。
たき火を囲みながら隣近所が迎春のあいさつ。「今年も良い年でありますように」と年始に語り合った。 -
おせち料理って何だろう?東保育園児が新年の風習にふれ
宮田村東保育園は28日、年末年始休業を前に終わりの会を開いた。園児はおせち料理など新年の伝統文化について楽しく学び、正月が来るのを・ス指折り・ス数えた。
飯島千恵子園長が、しめ縄飾りや鏡もちなど正月の風習を子どもたちに紹介。「幸せが入ってきますようにって、お餅を食べるんだよ」と話した。
おせち料理についてもゲーム感覚でお勉強。レンコンやこぶじめなど、なぜ正月に食べるのか由来なども聞き、園児たちは正月気分を高めた。
良い新年が迎えられるように、教室なども園児全員で清掃。新年は4、5日に希望保育を行なうが、9日から通常の園生活が始まる。 -
寄せられた正月飾りで迎春準備
宮田村社会福祉協議会には、利用者や有志から正月飾りが寄せられ、感謝しながら迎春準備に追われた。
伊那市赤木の白鳥喜好さんからは手製の正月飾りがプレゼントされ、さっそく神棚に。サービス利用者からも手作りのおやすが寄せられ、飾りつけた
それぞれ見事な出来映えに、職員も感心しきり。「良い新年が迎えられそう」と喜んでいた。 -
プラムの里で・ストキメキ・スのフラダンス
宮田村のフラダンスグループ「ときめきフラみやだ」(伊藤すなお代表)は、村内の介護老人保健施設プラムの里を訪問した。
5人のメンバーが揃いの衣装でダンスを披露。ゆったりとした音楽に乗って楽しく踊った。
館内は夏の南国を思わせる熱気を帯び、利用者も雰囲気を満喫。年の瀬のプレゼントを喜んでいた。
同グループは積極的なボランティア活動を展開。プラムの里へも毎月のように訪れている。 -
プラムハワイアンズがデイサービスで演奏
宮田村のハワイアンバンド「宮田プラムハワイアンズ」(MPH)はこのほど、村社協デイサービスセンターを訪問。寒さ増す年末も元気に過ごしてほしいと、真夏のハワイアン音楽を届けた。
同バンドは1960年代に音楽活動をしていた5人が、今年になって再結成。デイサービスセンターはその復活ライブをした場所でもあり、メンバーは気合を入れて今年最後の演奏に臨んだ。
数曲を演奏。哀愁漂う懐かしいメロディを利用者のおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に口ずさんでいた。 -
地域づくり支援事業、名物丼プロジェクトを認定
宮田村は27日、村内飲食店と村商工会青年部による「名物丼プロジェクト」を地域づくり支援事業に認定。15万円の助成を決めた。住民も巻き込んで意欲的に進む同プロジェクトだが先日、「鶏の山ぶどう酒煮丼」を村の名物丼に選び、3月末の発売開始に向けて準備中。村も動向をみながらPR面など支援していく考えだ。
村の特産山ぶどうワインを使った名物丼。年明けにも飲食店有志が参加する形で、販売に向けた取り組みを始める。
清水靖夫村長は「この取り組みが本物になれば、村の活性化にとっても素晴らしいこと」と話す。
村産業建設課は、今後の具体的な取り組み状況をみながら、観光協会とも協力してPR分野の支援をしていく方針。
地域づくり支援事業は、住民の自主的なむらづくりを助成。今回の認定で34件となり、予算枠290万円に対しておよそ280万円分が固まった。 -
さくらがなごみ家大掃除
宮田村の心の病と向き合う当事者グループ「さくら」は27日、いつも利用している村福祉交流施設・なごみ家の年末大掃除をボランティアで行なった。
隅々まできれいに・スすす払い・ス。窓ガラスを磨いたり、普段は手の届かない天井まで雑巾で吹いたり。せっせと体を動かした。
「いやー本当に助かった。1人じゃできないし、みんなのおかげ」と同施設職員の鈴木幸子さん。
いつも使う交流の場をピカピカにして、メンバーも満足げ。「良い年が迎えられそう」と笑顔が広がった。
なごみ家は29日から年末休み。新年は5日から開き、きれいになった館内でまた多くの人たちが交流の輪を広げる。 -
冬トレ新たに大原ゴルフ同好会
宮田村大原区の愛好家約50人でつくる「大原ゴルフ同好会」は、シーズンオフの冬場も体力トレーニングなどして、みんなでスコアアップを目指そうと取り組み始めた。毎年秋の村民ゴルフ大会団体で上位進出するのが目標。月1回集まり切磋たく磨するなかで、絆も深めている。
同会の活動は今まで、年に3回のコンペが中心。「もっとみんなでレベルアップを図ろう」と、体力づくりと健康増進も取り入れてる形で新たにトレーニングを始めた。
初回は昭和伊南病院の理学療法士・北沢郁美さんを講師に、ゴルフに適した筋力づくりを学習。
ストレッチ体操で体を柔らげ、バランスの良い筋肉の鍛え方を実践で体験した。
終了後は柔軟性も高まり「体の痛みもとれた」と好評。持ち寄った料理を囲みつつ酒も酌み交わし、ゴルフ談義にも花が咲いた。
「このような機会を持つことで、アドバイスしあったり、より深い話しもできた」とある会員。
来月はグリップの握り方、スイングの方法などを練習する予定だ。 -
映画「Beauty」エキストラに上伊那全域の協力を
伊那谷の地歌舞伎を題材にした映画「Beauty」のエキストラ募集で26日、メガホンを取る後藤俊夫監督=飯島町在住=ら関係者が上伊那各市町村の役場を訪れて協力を要請した。2月11日に大鹿村で500人規模の撮影を行なうため。上伊那全域の住民にエキストラとして参加してもらう主旨で、お願いにまわった。
宮田村役場では清水靖夫村長が応対。後藤監督らはエキストラの募集取りまとめなどを要請し、村長は「寒いので体に気をつけて頑張ってください」と快諾した。
当日の撮影場所は大鹿村大磧神社で、エキストラの役柄は村歌舞伎の観衆。昭和60年代の設定のため服装は普段着で可能。
今後、各市町村窓口で募集することになるが、宮田村では総務課企画情報係が対応。広報などを使って参加を呼びかけていく。
宮田村分の申し込み、問い合わせは村企画情報係上條さん85・3181まで。 -
県ポスターコンクールで宮田小から2人県知事賞
県林業関係ポスターコンクールで宮田村宮田小学校2年の中山紗希さん=中越区=が県知事賞を受賞。同級生2人も入選した。県防犯ポスターコンクールでも同6年の宮下倫子さんが県知事賞に輝いた。
中山さんは野鳥愛護ポスターの部にチャボと人間のふれあう絵柄を出品。
国土緑化・育樹運動ポスターの部では篠田琢充君=河原町=が県教育委員会賞、同じく堀井満里奈さん=同=が県緑の基金理事長賞を受けた。
同級生の3人は「絵を書くことが大好き。絵の具を混ぜて色をつくれるのが楽しい」と受賞を喜んだ。
林業関係ポスターコンクールの表彰式は1月17日に県庁講堂で行われる。 -
リトミックでクリスマス
楽しみながらリズム感を養う乳幼児親子対象の宮田村公民館「リトミック教室」は22日、村民会館のエントランスホールを使ってクリスマスコンサートを楽しんだ。音楽に体をゆだね、体を動かしたり、聴き入ったり。約80人の親子が参加した。
この日は3カ月に及んだ全9回の講座の最終回。指導する宮田ミュージックサークルの瀧澤智恵子さんの発案で、吹き抜けで広いエントランスを使ってみんなでクリスマスを過ごすことになった。
同サークルのメンバーが「ジングルベル」から「アヴェマリア」まで多彩な楽曲を演奏。参加親子は音楽にあわせてリズム感をとった。
手拍子打ったり、ステップ踏んだりするチビッコも。ある母親は「講座に参加するようになって、子どもが積極的に体を動かすなど、音楽に乗せて表現するようになった」と話した。
同講座は今年新たに始まったが好評で、9月から2つのクラスに分けて新規に開講。来年度も継続する予定だ。 -
サンタと一緒にどんぶりレンジャー大忙し
地域に笑いと幸せ運んで宮田村商工会青年部のサンタクロース隊が24、25日、村内各所を訪れてクリスマスを盛り上げた。サンタとともにその年の人気キャラクターが同行するのが恒例だが、今年はご存知、村のニューヒーロー「どんぶりレンジャー」が登場。家庭や福祉施設など16カ所を忙しく回り、地域に笑いと幸せをプレゼントした。
同青年部は先日開いた歳末慈善パーティーのオークションで「サンタ券」を発売。落札者の希望した場所に部員扮するサンタが訪れるもので、毎年人気を集めている。
4年前から今のような趣向を凝らした内容となり、一昨年のマツケンサンバ、昨年のハードゲイ(HG)に続き、今年は部員によって発隊したどんぶりレンジャーがサンタに同行した。
25日午後は村社会福祉協議会デイサービスセンターを訪問。サンタがソリに乗って現れ、どんぶりレンジャーも颯爽(さっそう)と登場すると、デイサービス利用の高齢者は驚きながらも大喜びした。
きよしこの夜を全員が歌ってプレゼント。どんぶりレンジャーは本来の使命である名物丼のPRも忘れず、サンタとともに・ス疾風・スのように次の場所へ向った。 -
正月みやだ飾りが好評
竹に3カ所の切れ目を入れるなど、珍しい形の正月飾りが近年、宮田村に定着してきている。村商工会が独自の文化にと1995年から、会員をはじめ希望者に頒布している。今年も年始を控えて97セットもの予約注文があった。
25、26日には配布作業があり、シルバー人材センター宮田事業所の協力で、注文家庭や店舗、工場などに届けた。
95年当時、商工会員が見覚えのある一風変わった正月飾りにヒントを得て考案。「正月みやだ飾り」として2千円程度の低価格でセット販売を始めた。
竹の本数は3本ではなく2本で、上部をとがらさないのが特徴。一方で切れ目を入れることで、松や扇、南天などを豪華に飾るように工夫している。
シルバー人材センターによる宅配も師走の風物詩となっており、作業に汗を流した会員は「今年も終わるんだねぇ」と感慨深げだった。 -
パーティー収益33万円余りを村商工会青年部が寄付
宮田村商工会青年部(前林裕一部長)は22日、先日開いた歳末慈善パーティーの収益金から33万8600円を村へ寄付した。
前林部長ら役員4人が役場を訪れ「住民の皆さんのため、本当に必要な部分に使ってほしい」と善意を手渡した。
清水靖夫村長は「毎年本当にありがとうございます。教育と福祉に有効に使わせて頂きます」と感謝した。
地域に還元する形で開く恒例の慈善パーティーをはじめ、同青年部は多彩な活動を展開。最近も名物丼の開発に取り組むなど、村おこしにも力を入れる。 席上、清水村長は若者たちの積極的な取り組みを高く評価し「もっと若い人が連携して何かが生まれてくるよう、我々も協力したい」とエールを送った。 -
米国人のサンタさん、西保育園のクリスマスに
サンタさんはやっぱりお鼻が高いんだ‐。宮田村西保育園は22日、クリスマス会を開いた。米国出身で駒ケ根市で英会話を教えるラルフ・グリーンさんが、妻のなおみさんとともにサンタクロースに扮して来園。大喜びの園児たちと握手を交わし、プレゼントを手渡した。
鈴の音とともに現れたサンタさんに、子どもたちはビックリ。「何歳ですか」「どうしてヒゲがあるんですか」と次々に質問をぶつけた。
真っ赤な衣装に身を包んだラルフ・サンタはやさしく笑顔で受け答え。一緒に歌ったり、踊ったり楽しい時間を過ごした。
お楽しみのプレゼント。サンタさんの温かで大きな手を握り、子どもたちは満面の笑顔で受け取っていた。 -
区長会が村長要望、村議会定数削減の必要性盛り込む
宮田村区長会(会長・太田照夫町二区長)は、取り組むべき地域の課題5項目を清水靖夫村長に要望。村議会定数削減の必要性も盛り込んだ。
要望には区行政を運営するなかで気にかかったものを取り上げ、特に緊急を要するものをまとめた。
村議会の定数については「さらに削減を行なう必要があるのでは」と投げかけた。
太田会長は「議員数がまだ多すぎるとする区長の総意で要望に盛り込んだ。村が自立していくうえでさらなる削減が必要という考え方」と説明する。
村議会は先日、削減などを前提にしない形ながら、議員定数の適正規模を検討すると確認。今後内部的な研究に入るとみられるが、今回の要望のように住民からの意見をどのように反映していくかも注目される。
村内11区の区長は年末までが任期。毎年区長会は提言や要望を取りまとめ、村長に提出している。 -
昭和伊南総合病院の上半期純損失2億円
伊南行政組合議会第6回定例会は22日、本会議を開き、地方公務員法の改正に伴う人事行政の運営等の状況の公表に関する条例制定など条例案件2、06年度一般会計補正予算1の計3議案をいずれも原案通り可決して閉会した。
議会全員協議会では昭和伊南総合病院の上半期業務状況が報告された。4縲・月の実績をもとに減価償却費などを含めて計算した純損失は約2億円でほぼ昨年並み。述べ患者数は入院が4万7千人で微増だが、外来は7万8千人で昨年比2500人の減。
同病院は累積欠損金39億8千万円(05年度末時点)の解消のため、9月に同額の資本剰余金を取り崩してこれに充てた。同月末の剰余金の残高は5億1千万円となっている。同病院は90年度から10期連続で赤字を計上。以降、01年度のみ黒字となったものの、02年度から再び4期連続の赤字経営を続けている。