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みはらしギャラリー手書き染め展示
伊那市西箕輪のみはらしの湯、1階ギャラリーで、7月から新たに、手描き染め教室蒼花会(宮下梨花代表)のメンバー10人の作品を展示している。
展示作品は、額を中心に、ブラウスやクッションなど約30点。
手描き染めは、布に直接染料で描き込む手法。使われる色素は青、赤、黄の3原色のみ。しかし、色のかけ合わせや「ぼかし」という手法によって、さまざまな色彩表現ができる。
伊那市と駒ケ根市、2カ所の教室は、それぞれ月に2度ずつ開かれており、長い人は20年近く続けているという。
日ごろの成果を多くの人に見てもらおう窶狽ニ、昨年この時期に作品を展示したところ、好評だったため、今年も展示することになった。
花などが鮮やかに描かれた作品の数々は、ロビーを明るく彩っていた。
蒼花会の作品は、みはらしファーム内とれたて市場の工芸品販売コーナーで購入することができる。
##(写真よこ)
##(了) -
「気場」発見10周年
長谷村分杭峠で「気場」が発見されて10周年を迎え、2・3日に同村入野谷の南アルプス生涯学習センターで記念イベントがあった。主催は、関連団体などで作る実行委員会(宮下市蔵長谷村長)。
2日は早稲田大学名誉教授の春木豊さんの記念公演などが、3日は「気場発見」の立役者の宮本高行さん(発見当時の三峰川総合開発工事事務所長)による経過の説明と、パネルディスカッションなどがあった。
パネルディスカッションには春木さん、宮本さん、宮下村長のほかに、「気場」体験者として、横浜市の中村祐子さん・茨城県ひたちなか市の佐藤清さんも並び、前県議で駒ヶ根元気UPの会代表の佐々木祥二氏がコーディネーターを務めた。
「分杭峠は初めて来た時から強い気を感じ、体の調子が良くなった」(中村さん)、「脳梗塞で右麻痺になったが、気場に来て体がしびれ、帰る時には歩いて帰れた」(佐藤さん)窶狽ネどと体験談が述べられると、心理学者である春木さんからは「科学的に証明されていない話を私は解説できないが、体を治そうという強い『気力』と、気場に集まることによる一種の催眠作用などにより、体の調子が良くなることはあると思う」窶狽ネどと発言。それぞれの視点から「気場」を語り合った。
長谷窶泊蜴ュ村境にある分杭峠は、中央構造線が作る地形の影響で地磁気が特殊な状態を示すが、10年前の7月2日、宮本さんや佐々木さんが中心になって中国から招いた気功の大家・張志祥さんが「世界有数の気場」であると宣言した。
以来、不思議な力を持つ「気場」として気功の力を信じる人々の間で評判になってきた。長谷村も「気場」の効力にあやかって、地域振興や医療・保健・福祉の充実に重点を置いた「気の里」構想を立案・実施し、地元企業も「気の里」の・ス不思議な水・スを使った特産品づくりを進めてきた。
宮下長谷村長は「このイベントは気場を大切にする民間の力で実現したもの。気の力を信じる人と信じない人いろいろいる。村としてはできることは協力するが、医療・福祉の充実が主眼」と報道陣に話した。 -
特集・目指せ甲子園 赤穂高校
春先から攻守ともに安定せずにきたが、ようやくまとまってきた。打線の機動力はいまひとつだが、失策の目立った守備は、主戦投手の熊谷と昨夏を唯一経験している遊撃の松崎を中心に堅さをみせる。「守備には自信がある。今年は少ないリードを守って勝つ」(田中主将)。
熊谷はカーブとスライダー、調整を続けてきたナックルといった変化球と制球力の良さを武器に打ち取る。追い込んでからの勝負球の甘さが課題だったが、「球のキレも良くなって、状態はいい。万全の体制で臨めそう」と自身も手応えを感じている。継投には左腕丸山、2年生の小田切、黒塚が控えるが、最も成長した丸山の起用が高い。
チーム打率は2割5分弱と低く、出塁して、得点圏に進めた後の攻撃が課題。「適時打が出ないし、得点能力が低い」(真野監督)と不安を残す。
安定感のある根津、長打の期待が高い松崎、原の中軸でなんとか先取したい。代打にはチームで1、2位の長打力を誇る片桐も控える。
「大きくリードを許すと追い上げるのは相当苦しい」(真野監督)ため、点差を広げての勝利は厳しく、序盤に先制して守りぬきたい。
初戦は11日、上田と対戦する(午後12時30分、県営飯田野球場)。
◆田中潤也主将
打線もつながり始め、ようやくチームとして勢いづいてきた。打てるチームじゃないため、細かい攻撃でなんとか先制し、守り勝つ野球で上位進出を狙いたい。とにかく、初戦を突破してリズムをつかみたい。 -
特集・目指せ甲子園 駒ケ根工業高校
春の大会では昨年に続いて南信大会を勝ちあがり、県大会出場を決めた。勝負強さに課題を残すが、勢いづけばブレーキがきかない爆発力をもつ。
投手は主将で4番の左腕宮内と、昨春から主戦として投げる小椋の2枚。守備の要である遊撃の大澤、中堅の松崎が安定した守りで、リズムをつくる。
宮内は制球力が持ち味で、カーブやスライダーといった変化球を織り交ぜ、打たせて取る。ゲームメイクがうまく、大量失点の恐れは少ない。「安心して見ていられる」と監督の信頼も厚い。
問題は小椋の不調。直球とカーブを武器に勢いのあるピッチングを披露していたが、昨年から肘と膝の故障を抱え、思い通りの投球が出来ずに苦しんできた。徐々に本来の調子を取り戻してきてはいるが、大会までの復調が鍵をにぎる。
打線は全体的に長打の期待は薄いが、安打で地道に点数を稼ぐ。しかし、残塁の多さにも頭を抱える。出塁率の高い先頭の松崎、3番大澤、4番宮内で確実に得点に結びつけて、チームを盛り立てたいところ。ポイントは下位から上位へのつながり。山岸監督も「春は下位がうまく機能した」と打線には手応えを感じているが、一方で、試合の流れを大きく左右しそうだ。
「投手を中心とした守りでリズムを作って、攻撃につなげたい」
初戦は11日、中条高校と対戦する(午後2時、諏訪湖スタジアム)。
◆宮内弘司主将
守備も打線も良くなってきているし、大会までに仕上げたい。自分を含めた投手がきっちり投げ、確実な守備でリズムを作って、ワンチャンスを必ず得点に結び付けたい。本番に合わせて気持ちを高めて、一つひとつ大事に戦っていきたい。 -
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