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箕輪の団体職員 国を提訴
暴行したとして起訴され、無罪が確定した箕輪町の60歳の団体職員は、違法な起訴で精神的苦痛を受けたとして、国に対し、慰謝料320万円と新聞への謝罪広告の掲載を求め25日、地裁伊那支部に提訴しました。 この男性と、代理人の長谷川洋二弁護士が25日にいなっせで記者会見を開き、起訴の違法性を訴えました。 訴状によりますと、男性は、去年2月に駒ヶ根市のマンションで、仕事中に出会った男性に暴行したとして起訴されました。 警察の取調べに対し、出会った男性が至近距離でどなったため、離れて欲しいと平手で相手の胸あたりを押したということですが、この行為が暴行にあたるとして起訴されたものです。 これに対し、伊那簡易裁判所は、今年4月、暴行罪と認定するには、合理的な疑問が残るとして、無罪を言い渡しました。 この男性は、国に対し慰謝料320万円と謝罪広告の掲載を求め25日に提訴しました。
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2014みのわ祭り 開催
箕輪町の夏のイベント、2014みのわ祭りが26日開かれ、町民による踊りの熱気に会場が包まれました。 みのわ祭りは松島区の工業団地と天竜公園周辺を会場に踊りイベントやステージ発表、各種イベントが行われました。 町民有志による実行委員会が主催し行われた祭りの踊りには、町内の小学生や企業など15団体、900人以上が参加しました。 参加者は、練習してきた踊りを元気に披露し、会場は熱気に包まれていました。 お祭りに欠かせない屋台も、50店が軒を連ねました。 訪れた子どもたちなどは、屋台で買ったかき氷を味わいながらお祭りを満喫していました。
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第26回みのわ祭り 26日開催
夏祭りシーズンとなりました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、トップを切って26日みのわ祭りが行われます。 25日は、会場となる松島区の工業団地周辺で、関係者が準備を進めていました。 26回目となるみのわ祭りは、あす午後1時に開幕し、歩行者天国は午後10 時までです。 踊りは午後3時45分スタート、打上花火は午後7時40分から、手筒花火は午後8時から行われます。 伊那ケーブルテレビでは、あす午後3時30分から午後5時まで、ご覧のチャンネルで祭りの様子を生中継します。
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八十二銀行箕輪支店が創立110周年
箕輪町松島の八十二銀行箕輪支店は7月19日に支店創立110周年を迎えました。 110周年を記念して、23日から3日間来店者にトイレットペーパーをプレゼントしています。 箕輪支店は、明治37年に上伊那銀行木下支店としてスタート。 昭和18年に合併し八十二銀行木下支店となりました。その後、昭和42年に、箕輪支店と改称し、昭和55年に現在の場所へ移転したということです 普段は応接室となっている特設喫茶スペースでは、これまでの歴代カレンダーが展示されています。 八十二銀行箕輪支店の吉村繁支店長は「これからもご愛顧いただけるよう努力していく」と話していました。 八十二銀行箕輪支店創立110周年来店感謝デーは25日まで行われています。
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箕輪南小学校 「あすから夏休み!」
上伊那のトップを切って、24日、箕輪町の箕輪南小学校で1学期の終業式が行われました。 子どもたちは25日から25日間の夏休みです。 箕輪南小学校では、95人の全校児童が出席し、多目的ホールで終業式が行われ、2年生と6年生が学習の成果を披露しました 6年生は修学旅行で訪れた東京の思い出をひとりひとり発表しました。 国会議事堂は大きかった、初めて食べたもんじゃ焼きはおいしかったなどと、振り返っていました。 宮下徳雄(とくお)校長は、「世の中には、欲望と言うたくさんのタイがいます。もっと寝ていたい。ゲームしたい。遊んでいたい。などのタイです。自分の中のタイを抑える夏休みにしてください。」と、児童に呼び掛けていました。 箕輪南小学校では、毎年、1学期の終業式の日に全校で学校に宿泊する全校キャンプを行っています。晩御飯を作ったりキャンプファイヤーを行うということです。 箕輪南小学校の夏休みは、18日までの25日間でとなっています。
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箕輪中生徒 戦争体験を聞く
箕輪町の箕輪中学校の3年生が24日、戦争体験者の話を聞きました。 この日は、箕輪中学校の3年生257人が、戦争体験を聞きました。 話をしたのは辰野町長久寺の住職、岩波昭(しょう)賢(けん)さん、87歳です。 この戦争体験を聞く会は、軍人として戦場で亡くなった人の家族でつくる箕輪町戦没者遺族会が、戦争の悲惨な記憶を語り継ごうと、箕輪中3年生を対象に毎年開いています。 岩波さんは、土浦海軍航空隊に配属され、18歳で終戦を迎えました。 アメリカの戦闘機、グラマンから機銃掃射を受け、九死に一生を得ました。 8月15日の終戦の日、隊員が集まり玉音放送を聞きました。 岩波さんは、「戦争は人と人の殺し合い。絶対にやってはいけない。皆さんにも絶対に経験させたくない」と話していました。 箕輪中学校では、戦争のない平和な世界の実現にはどうしたら良いのか、考えるきっかけにしてほしいと話していました。 3年生は、夏休みの間、社会科の課題として戦争についてまとめた新聞をつくるということです
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箕輪西小学校でチョウゲンボウを放す
先月駒ヶ根市で保護された希少な鳥、チョウゲンボウが22日、箕輪町の箕輪西小学校で自然に帰されました。 チョウゲンボウは長野県のレッドデータブックに記載されている希少な鳥です。 22日は箕輪西小の1年生13人が放鳥を見学しました。 このチョウゲンボウは、先月駒ヶ根市で見つかったもので、長野県野生傷病鳥獣救護ボランティアの小口泰人さんが保護してきました。 この取り組みは、希少な鳥を子どもたちに見てもらい、動物を大切にしてもらおうと上伊那地方事務所が行っています。 小口さんが放つと、チョウゲンボウは勢いよく飛んでいきました。
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語学研修を前に箕輪中生徒があいさつ
夏休みにニュージーランドで語学研修をする箕輪中学校の生徒が22日、平澤豊満箕輪町長に出発前のあいさつをしました。 22日は研修を控えた1,2年生7人が箕輪町役場を訪れ、平澤町長に挨拶をしました。 生徒たちは、8月2日から13日まで、ニュージーランド北部のハミルトンでホームステイをし、語学研修を行います。 これは、箕輪町や伊那市などが行っているもので、研修にかかる費用の一部を自治体が負担します。 生徒たちは、「英語がどのくらい通じるか試してみたい」「日本とは違う文化を体験してみたい」と話していました。 平澤町長は、「目的をもって勉強し、しっかりと身に着けてきてください」と話していました。
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箕輪町のレストランたべりこ 20日オープン
箕輪町大出の農産物直売所「にこりこ」のとなりに隣接するレストラン「たべりこ」が、20日にオープンします。 この日は、大根サラダや、野菜の漬物、サヤエンドウの胡麻和えなど、野菜を中心に30種類ほどが並びました。 隣の直売所にこりこに普段並ぶ、地元箕輪で採れた野菜を主に使っていて、旬の味が楽しめるメニューとなっています。 レストランはバイキング形式で、参加者は、少しずつ皿にとって味わっていました。 目玉の商品は石臼で自家製粉した赤そばを使った手打ちそばで、こちらも、お代わり可能です。 箕輪町では、町の農産物をPRするとともに、農家所得を増やすことができればと、3月下旬から、5000万円かけて、施設を改修しました。 たくさんの野菜の味を楽しんでもらうため、常時、30~40種類のメニューを用意したいとしています。 レストランたべりこは、大人一人1300円で、営業時間は、平日で午前11時から午後3時、12月までは無休で営業、20日にオープンします。
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登戸研究所の風船爆弾を再現
地域の高校生で組織する上伊那高校生平和ゼミナールは、第2次大戦時に使用された風船爆弾を再現しました。 箕輪進修高校で最後の仕上げが15日に行われ、1/20の風船爆弾の模型が完成しました。 20年前に赤穂高校の平和ゼミナールが作ったものをリニューアルしました。 風船爆弾は、太平洋戦争末期に、陸軍の秘密機関、登戸研究所が実際に使用したもので、アメリカのスミソニアン博物館に現物が展示されています。 アメリカにある設計図をもとに5月末から放課後を中心に制作を進めてきました。 箕輪進修高校の2部で学ぶ3年生が中心です。 本物と同じくこんにゃくのりを使い、風船部分には、和紙を貼りつけました。 風船の下の部分に取り付けられた自動に高度を保つ装置も細部にこだわりました。 倉科雄多君は、「アメリカではこの爆弾で実際に亡くなっている人がいると聞く。戦争の悲惨さを感じた」と話しています。 上伊那高校生平和ゼミナールは、高校生による自主活動を復活させようと、上伊那の教職員などがバックアップし、今年に入って活動を本格化させました。 8月5日に広島で開かれる平和集会にも参加を予定していて、それに向けた千羽鶴も一般の生徒が協力して折っています。 完成した風船爆弾の模型は、7月19日の辰野高校の文化祭で登戸研究所の資料などと一緒に一般公開されます。
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沢区民運動会で地域の絆深める
箕輪町沢区の区民運動会が6日沢グラウンドで開かれました。 運動会にはおよそ500人が参加し13常会の対抗戦で行われました。 運動会は公民館が毎年開いているもので、40年以上つづいている行事です。 バケツの水を10メートル先の一升瓶に移す「満水リレー」では、参加した人たちが、茶碗などにくんだ水をこぼさないよう慎重に運んでいました。 子供達はダンスの披露やお菓子ひろいに出場するなど集まった人たちは、それぞれの競技をたのしんでいるようでした。 大槻隆伸区長は「運動会は、子供からお年寄りまで参加でき、世代を超えた交流ができる。 地域の繋がりが生まれる大切な行事」と話していました。
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高校生が登戸研究所の聞き取り調査
第2次大戦末期、神奈川県から上伊那地域に疎開した陸軍の秘密機関、登戸研究所について、高校生5人が当時を知っている人たちから13日聞き取り調査をしました。 駒ヶ根市の中沢公民館。 中沢にも登戸研究所の一部が疎開し、短期間でしたが小型爆弾などのスパイ兵器の製造などが行われました。 中沢小学校も研究所になり、公民館は、その跡地に建設されました。 聞き取り調査をしたのは、辰野高校や箕輪進修高校の生徒たちが参加する上伊那高校生平和ゼミナールの5人です。 調査内容をまとめ、それぞれの文化祭で発表する予定です。 この調査に協力したのは、当時を知る地域住民2人です。 上村睦生さんの父親が登戸研究所で働きました。 「小学生のころ研究所には大量の黄燐があり、川遊びでやけどをした」 竹村寿彦さん。 終戦とともに秘密機関だった研究所を進駐軍に隠そうと資機材を処分した時の様子を見ていました。 「爆発はものすごい衝撃で、近所のガラスが割れ、窓枠も曲がるほどだった」 高校生たちは、メモをとりながら、初めて聞く事実に戦争を身近に体験している様子でした。 高校生平和ゼミナールは、19日の辰野高校の文化祭でこれまでに調査した資料をまとめ一般公開する予定です。
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箕輪南宮神社伝統 雨乞いの鹿頭奉納
箕輪町木下の南宮神社伝統の雨乞いの神事、鹿頭(ししがしら)の奉納が13日行われました。 13日は、小雨が降る中神事が行われました。 子ども達が鹿の頭に見立てた飾りをかぶり、境内を3周します。 およそ450年前の大干ばつの時に、雨乞いで雨が降ったことに感謝し、鹿を神様に献上したことが始まりとされています。 名前に「福」「大」「富」が付く地区で、天竜川より東側の福島・福与と、西側の大泉・大泉新田、富田、大萱が毎年交代で行っています。 今年は東側が担当しました。 この後、ご神体遷座の神事が行われ、ご神体を乗せた神輿が三日町の秋宮へ向かっていきました。 ご神体は12月に秋宮から春宮の南宮神社にふたたび遷座されます。
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木下南宮神社夏祭り 鼓笛隊パレード
箕輪町木下の南宮神社の例大祭に合わせ、南宮神社夏祭りが12日行われました。 夏祭りでは、児童による鼓笛隊パレードが行われました。 木下地区内で3つに別れ、区内を練り歩きました。 鼓笛隊パレードは、祭りを盛り上げようと毎年行われています。 児童は6月末から練習をしてきたということで、「ミッキーマウスマーチ」と「線路は続くよどこまでも」の2曲を演奏しました。 区の中心部を周る中隊は、ますや旅館駐車場など7か所で演奏を披露しました。 13日は、南宮神社伝統の雨乞いの行事、鹿頭踊りが行われることになっています。
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ひと味ちがう箕輪の子ども育成事業10周年記念イベント
運動あそびや英語を幼少期から取り入れる、箕輪町の「ひと味ちがう箕輪の子ども育成事業」の10周年記念イベントが12日、町文化センターで行われました。 イベントでは、10周年を記念して運動あそびと英語あそびの実践報告が行われました。 三日町保育園の園児が逆上がりや蛙飛びなどを披露していました。 ひと味ちがう箕輪の子ども育成事業は、健康で知力に富み、国際舞台で活躍できる子どもをめざし、「運動あそび」「英語あそび・英語活動」「読育」「食育」の4点を柱に取り組んでいるものです。 イベントでは、運動遊びを考案した松本短期大学名誉教授の栁澤秋孝さんが実績を報告をしました。 それによりますと、運動あそび導入当時保育園の年中だった子どもの、小学校5年時点での体力測定の結果が、全国トップクラスだったということです。 栁澤さんは、脳科学の研究結果から、幼少期の体験が発育に大切だと話していました。 また、英語あそびの実践報告も行われました。 おごち保育園の園児は野菜の名前や色を英語で発表していました。 松島保育園の園児による英語の手遊び歌では、来場者も一緒になって手を動かしていました。 箕輪町では、今年度箕輪中学校にタブレット端末を導入するなど、ICT教育にも力を入れていきたいとしています。
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みのちゃんバス 新ルートとダイヤ決まる
箕輪町内を走る巡回バス「みのちゃんバス」の、新たなルートとダイヤが決まりました。 これは、11日に役場で開かれた、箕輪町地域公共交通会議で決まったものです。 みのちゃんバスは、6つのコースがあり、そのうち「南東コース」と「北西コース」のルートとダイヤの見直しがありました。 南東コースは、役場を発着点とし、中学生の登下校に合わせた時間が新たに決まりました。 北西コースも発着点は役場で、高齢者の声を元に、ダイヤ変更により、ながたの湯での滞在時間が増えるとしています。 両コースとも、これまで運行していなかった月曜日も運行することが決まりました。 また、バスの運行の変更が始まる10月1日に合わせて、バスのデザインも変わり、青空をイメージした青色に、自然・文化・産業を表す三本線が描かれる予定です。
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みのわ健康アカデミー 楽脳フィットネス
みのわ健康アカデミーの卒業生を対象に認知症予防の「楽脳フィットネス」が11日、箕輪町の町民体育館で開かれました。 指導したのは、長野市のフィットネスサポートセンター代表の三浦弘さんです。 この日は、みのわ健康アカデミーの卒業生と今年度受講している10期生およそ100人が参加しました。 フィットネスは、リズムに合わせて足や手を動かしながら、しりとりをしたり、色や数字を覚えるゲームをしました。 三浦さんは「60歳を境に、脳が衰える傾向がある。定年退職などで仕事から離れても社会参加をすることが必要です」と参加者に呼び掛けました。 健康アカデミーでは、卒業生を対象に、昨年度から健康講座と体力測定を行っていて、卒業しても健康づくりの意欲を持ち続けてほしいとしています。
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台風8号 農作物被害なし
台風8号は、10日深夜に長野県に最も接近しましたが、上伊那地域への影響はありませんでした。 県内有数のスイートコーンの生産地南箕輪村の農家もほっと一息です。 南箕輪村大泉の清水忠雄さん。 若干倒れたものもあるということですが、台風の影響は少なくひと安心です。 台風一過の11日、伊那地域の最高気温は、30.3度と真夏日となりました。 台風8号は、10日深夜、長野県に最も接近しましたが、雨や風の影響はありませんでした。 10日午後4時48分に上伊那地域に出された大雨洪水警報は、午後11時22分に解除されました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村によりますと、雨や風による被害はなかったということです。 10日午後6時から運休していた南アルプス林道バスは、11日午前8時から運行を再開しました。 JA上伊那によりますと、11日現在、辰野町から中川村までの上伊那管内で、被害の報告はないということです。
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医療と介護連携へ 箕輪町検討会設置
箕輪町は、重度な要介護状態となった人でも最後まで地域で暮らし続けられるよう医療や介護、生活支援を一体的に提供できるシステム構築に向け検討会を設置しました。 「箕輪町医療と介護の連携検討会」は8日町役場で開かれ、医師や介護支援専門員など15人に平澤豊満町長から委嘱状が手渡されました。 箕輪町の人口に占める65歳以上の割合は、去年10月の時点では25.7%でしたが、団塊の世代が75歳以上となる2025年には30.2%になると予測されています。 今後高齢化が進み、介護が必要な状態となっても住み慣れた地域で最後まで生活できるように「住まい」や「医療」「介護」「生活支援」が一体的に提供できるシステムの構築が課題となっています。 会議では、現在抱えている課題について2つのグループに別れ意見を出し合いました。 出席者からは「一人暮らしや高齢者世帯が増え、連絡が年々難しくなってきている。」などの意見が出されていました。 検討会では、来年1月までに連携方法について意見をまとめる事にしています。
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おごち保育園 お別れ会
東みのわ保育園の開園にともない、8月に60年の歴史に幕を下ろすおごち保育園で6日お別れ会が開かれました。 お別れ会は、多くの保護者にも参加してもおらおうと日曜参観に合わせて開かれおよそ170人あまりが出席しました。 会では、保育園の歴史を振り返るスライドの上映や卒園した保護者が当時の思い出を振り返っていました。 おごち保育園は昭和30年12月24日に箕輪町で7番目の保育園として開園しました。 現在の園舎は昭和52年に建てられたものでこれまでに1419人が巣だっていったという事です。 地元の南小河内区長と北小河内区長は、昭和31年3月、卒園児第1期生として保育園を巣立ちました。 式の最後には、子供達がうたを披露し、園舎に別れを惜しんでいるようでした。 東みのわ保育園は8月18日に開園する予定です。
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おとなのクラフトイベントinみのわ
様々なクラフトの制作体験ができる「おとなのクラフトイベントinみのわ」が5日、箕輪町文化センターで開かれました。 トールペイントやチョークアートなど、14の教室が開かれ、およそ300人が体験しました。 このうち、箕輪町松島のクラフト作家、柴和彦さんの教室では渓流魚の木彫り体験が行われました。 柴さんは5年ほど前から木彫りを始め、趣味の渓流釣りがきっかけで魚をテーマに作品を作っています。 教室に参加した6人は、サワラの木を使ってアマゴを彫りました。 参加者は、柴さんから彫る順番や力の入れ方などを教えてもらうと、作品作りに集中していました。 イベントは、公民館・郷土博物館・図書館の三館連携事業として行われたもので、今後も大人から子どもまで多くの人が楽しめる行事を行っていきたいとしています。
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森林税上伊那地域会議
森林税を活用して行う施策について住民の意見を聞く上伊那地域会議が4日伊那合同庁舎で開かれました。 会議には、委員に委嘱されている関係する団体の代表など9人が出席しました。 森林税は、平成20年度から導入されていて、間伐や里山の集約化などが進められています。 25年度からは間伐した木材の搬出支援も始まりました。 税収規模は、毎年6億円ほどです。 委員からは、近年のゲリラ豪雨で山における作業道整備が崩壊をもたらす危険があるとして、県の指導強化を求める意見や森林を伐採してのメガソーラー開発を危惧する意見がありました。 会議では、市町村の申請により配分される総額1,328万円の森林づくり推進支援金の配分案が示されました。 伊那市は、松くい虫の被害木の処理などに420万円、箕輪町も松くい虫対策などに151万円、南箕輪村は、大芝高原関連などに116万円が配分される見通しです。
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上伊那の観光 じゃらんに
上伊那8市町村と鉄道やバス会社などで組織している上伊那観光連盟は、さらなる誘客をはかるため、アンケート調査を実施し、リクルートが発行している旅行専門雑誌じゃらんの無料ガイドブックを作成します。 アンケートは、消費者ニーズを把握するためGAP調査と言われる手法で行います。 上伊那地域にある観光施設や食を中心に50項目を聞きます。 調査は、インターネットで行い、関東・中京それぞれ400人ずつと県内200人の合わせて1,000人が対象です。 7月中に行い、そのアンケート結果に基づきじゃらんの無料ガイドブックを8月中をめどに作成します。 この事業は、県の元気づくり支援金を活用するもので、665万4,000円の予算案が4日の総会で承認されました。 観光連盟会長の白鳥孝伊那市長は、「伊那谷は全国に知られておらず、上手に情報発信をする必要がある。もうかる観光を目指し、広域一丸となって進めたい」とあいさつしました。 また、「具体的な目標値を掲げてとりくまなければ成果はあがらない」として、各市町村単位で将来に向けた観光消費額の目標を定めることも確認しました。 平成25年度の上伊那の観光消費額は、111億円で県内10広域中下から3番目、1人あたりの観光消費額は、1人あたり2,427円で最も低くなっています。
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箕輪町の平澤澄子さんに 警察ボランティア協会特別功労会員表彰
箕輪町沢の平澤澄子さんは、長年にわたり少年警察補導員として地域の青少年の健全育成に尽力したとして功労表彰を受賞しました。 3日、平澤さんが伊那警察署を訪れ、小山満彦署長に受賞の報告をしました。 平成14年に少年警察補導員となった平澤さんは、これまでの活動が認められ、長野県少年警察ボランティア協会会長から表彰されました。 夫の平澤豊満箕輪町長が進める安心安全のまちづくりの一端を担おうと、日ごろから、子ども達への声掛けなどを積極的に行ってきたということです。 現在、伊那警察署管内には46人の補導員がいて、大型店での巡視や街中での声掛けなどを行い、警察と連携して、青少年の非行防止、健全育成に努めています。
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災害時のLPガス供給で協定
箕輪町と長野LP協会上伊那支部、長野県LPガス協会の3者は災害時のLPガス供給確保などに関する協定を締結しました。 30日は町役場で調印式が行われ平澤豊満町長と上伊那支部の小沢陽一支部長が協定書を取り交わしました。 これは災害時の生活支援を目的に結ばれたもので避難場所へのLPガス供給のほか設備の点検、復旧などが行われます。 小沢支部長は「食事を作る際や暖房など万一の時には力を発揮できるよう組織をあげて尽力したい。」 平澤町長は「災害時に安定的に供給されれば住民にとって心強い。」とあいさつしました。 箕輪町は避難者の受け入れや生活物資の提供にかんするものなど各種団体と災害協定を結んでいて、今回が69番目となっています。
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伊那消防組合 規律訓練
伊那消防組合の規律訓練が2日伊那市の市民体育館で行われました。 訓練は、消防活動の基礎となる動作を迅速かつ的確に出来ることを目的としています。 この日は、伊那消防組合管内の署員合せて68人が参加しました。 署員らは、回れ右や整列などの基本動作や30人程で構成するグループから8人程のグループに構成し直す動作などを確認していました。 この訓練は3日も行われる事になっています。
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自動車第4、小型第6、ラッパ第3分団 優勝
箕輪町消防団のポンプ操法、ラッパ吹奏大会が29日、役場で開かれ自動車ポンプは第4分団が小型ポンプは第6分団、ラッパ吹奏は第3分団が優勝しました。 大会には、町内にある6つの分団からそれぞれの競技に代表チームが出場しました。 選手たちは大会にむけ、5月中旬から訓練を行ってきたという事です。 大会の結果、自動車ポンプは木下の第4分団が、小型ポンプは長岡・南小河内・北小河内の第6分団が、ラッパ吹奏は松島・中原の第3分団が優勝しました。 大会の模様は7月1日からご覧のチャンネルで放送します。
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東みのわ保育園 完成8/18開園
箕輪町南小河内に建設が進められていた東みのわ保育園が完成し30日、引渡し式が行われました。 箕輪町が、おごち保育園と長岡保育園の統合保育園として建設を進めてきた、東みのわ保育園が完成しました。 保育園は6,700平方メートルの敷地に新築され、鉄骨平屋建て、延床面積1,750平方メートルで、事業費はおよそ6億円、です。 建物には上伊那の保育園では初となる、地中熱を使った冷暖房施設が設置されたほか、太陽光発電も行われます。 保育室は、全部で9つあり、全て床暖房が備わっています。 保育園の定員は120人で、0歳児から2歳児までの未満児保育も行われます。 引渡し式で、平澤豊満箕輪町長は、「明るくあたたかみのある園舎ができた。最新の設備を活用し、子どもたちがのびのびと生活できるようにしたい」と挨拶しました。 東みのわ保育園は、7月末におごち保育園と長岡保育園の保護者を対象に見学会を行い、8月18日(月)から利用が始まります。
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湯澤さん&なるみさんがトークライブ
伊那市出身のシンガーソングライター湯澤かよこさんと、タレントなるみさんのトークライブが28日箕輪町で行われました。 湯澤さんは伊那市東春近出身、なるみさんは西春近出身で春富中の同窓生です。 トークライブは、箕輪町松島のカフェ プラットで行われ、地元を中心に遠くは千葉県から約60人のファンがつめかけました。 2人は、それぞれの経歴を話しながら、お互いに質問しあいました。 なるみさんが曲はいつ作っているのかと聞くと、湯澤さんは、「自転車に乗っている時」などと答えていました。 湯澤さんが、アイドルグループオトメコーポレーションを卒業したときの心境について聞くと、なるみさんは、「次のステップを目指そうと思った」などと答えていました。 2人は、それぞれ新曲も披露し、会場は、笑いと拍手に包まれていました。
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力作30作品を審査
伊那ビデオクラブの作品審査会が29日美篶公民館で開かれました。 上伊那地域を中心にビデオ愛好家が集う伊那ビデオクラブは、毎年作品コンクールを開いて撮影技術や編集テクニックの向上を目指しています。 今年で17回目になるコンクールには、会員から30の作品が寄せられました。 審査は、クラブ員のほか、映画監督の後藤俊夫さんや伊那市、地域の報道機関があたり、10点満点で点数をつけていきます。 作品は、地域の風景や出来事、伝統文化や技術をテーマにしたものなど様々です。 中には、社会問題を反映した特殊詐欺被害に関するものもありました。 表彰式は、7月13日にいなっせで行われる予定で、各賞が発表されることになっています。