-
子どもたちがバリスタ体験
子ども食堂の開催や放課後の子どもの遊び場となっている箕輪町三日町のトイロベースで18日、子どもたちがカフェラテをつくるバリスタ体験が行われました。
バリスタ体験はスターバックスコーヒージャパン株式会社の協力で行われました。
子どもたちは店員と同じエプロンを身につけ、抹茶、ほうじ茶、ホワイトモカから好きな味を選びラテづくりに挑戦しました。
店員に教えてもらいながら、ミルクを泡立てました。
泡立てたミルクをカップに注いで混ぜ、完成させました。
この取り組みはスターバックスがバリスタ体験を通して、地域とのつながりの場をつくろうと全国で行っています。
今年は全国36か所で行っていて、長野県では箕輪町のトイロベースだけだということです。
トイロベースでは、こども食堂を開いている他、不登校の子どもの支援や居住支援、放課後の子どもの遊び場となっています。
18日は保育園児から中学生までの35人がバリスタ体験を楽しんでいました。
-
箕輪町 育休退園制度を来年度廃止へ
育児休業を取得した家庭は、3歳未満の園児を保育園から退園させなければならない国の制度、育休退園について箕輪町の白鳥政徳町長は来年度から廃止する考えを22日に示しました。
これは22日、役場で開かれた定例記者懇談会の中で、白鳥町長が明らかにしました。
この制度は、3歳未満の園児を保育園に通わせている保護者が育児休業を取得した場合は退園しなければならない国の制度です。
町では今後、制度を廃止した場合の受けれ人数の調査や保育士の手配などを検討していくとしています。
-
木下山車飾保存会 制作大詰め
来年1月に箕輪町木下の箕輪南宮神社で行われる初祭りに向け、山車飾りの制作が大詰めを迎えています。
21日は、木下山車飾保存会のメンバーが境内で制作をしていました。
保存会では今回4つの舞台を作ります。
こちらは「藤井聡太 八冠」です。
史上初の八冠を達成した藤井棋士の対局の様子です。
将棋を指す手の動きも付けました。
対する棋士が考え込む様子を首を振る動きで表現しています。
こちらは2つの舞台を使った大作「関ヶ原の戦い」です。
東軍の舞台です。
徳川家康が馬に乗り敵陣を見据えています。
西軍の舞台です。
石田三成が陣を構え、攻撃を仕掛ける様子を表しています。
来年の干支、辰にちなんだ山車も制作しました。
山車飾りは、明治28年に始まったとされ、箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
今年は11月4日から制作が始まり、木下の有志で作る保存会のメンバーが週に5日集まり作業を進めてきました。
新型コロナの影響で2021年のみ山車飾りを休止しましたが、規模を縮小し、続け、今年はほぼコロナ前に戻りました。
しかし、地域の子どもたち「スマイル山車くらぶ」の制作は今年もありません。
山車飾りは、来年1月13日と14日の箕輪南宮神社の初祭りで奉納されます。
-
伊那中央衛生センター 1年遅れで着工へ
伊那中央行政組合議会12月定例会が21日に開かれ、建て替え工事が計画されている、伊那中央衛生センターの工事請負契約についての議案が可決されました。
この日は、市役所で伊那中央行政組合議会12月定例会が開かれ、建て替え工事の請負契約に関する議案が提出されました。
伊那中央衛生センターは、建設からおよそ40年経ち、老朽化していることから隣にあるサンライフ伊那跡地に建て替える計画です。
工事費は、28億2,700万円で、来年度中に着工、2027年4月に稼働開始を目指します。
当初、去年3月に契約を結び、来年度着工、2026年度稼働開始の計画でしたが、地元住民などとの調整を慎重に行ったことで、およそ1年の遅れが生じたということです。
議会では、計画が遅れている分の1億900万円の施設整備費を減額する、今年度一般会計補正予算案も提出されました。
この日提出されたこれらの議案は、全会一致で可決しました。
-
箕輪中3年生に受験応援お守り
箕輪町松島で金属製品の加工を行う株式会社伸和精工は箕輪中学校3年生に受験応援のお守りを20日に贈りました。
箕輪中学校で贈呈式が行われ、伸和精工の村山育生社長が3年生の代表生徒に受験応援のお守りを贈りました。
お守りには伸和精工の親会社の日東精工株式会社が製造した金色のねじが入っています。
贈られたのは特殊なねじで過酷な条件でも緩みづらく、頭は合格を表現する五角形になっていてます。
受験に向け気を緩めず臨んでほしいという願いが込められています。
日東精工はねじの製造販売で世界シェア1位だということです。
子会社の伸和精工では5年前から箕輪中の生徒にお守りを贈る活動を行っています。
お守りは3年生213人分が贈られました。
生徒たちには年明けに配布するということです。
-
みのわ芸文協 美術工芸作品展
みのわ芸術文化協会に所属する個人や団体による美術工芸作品展が、町文化センターで開かれています。
会場には、パッチワークや絵画などが並んでいます。
この作品展は、みのわ芸術文化協会に所属する個人や団体の作品を披露する場として、毎年この時期に開かれています。
美術工芸作品展は、22日(金)まで箕輪町文化センターで開かれています。 -
県産小麦100%のパン 学校給食に
長野県産の小麦を100%使ったコッペパンが11月30日に山形村の山形小学校の給食で提供され、児童が風味豊かなパンを味わいました。
県産小麦の生産や利用を広げようと長野県と生産者、食品加工業者などでつくるLFP長野が、プロジェクトの一環で企画したものです。
この日は、県農政部とJA、小麦粉とパンの製造業者ら7人が山形小学校を訪れ、5年3組の児童と一緒に給食を食べながら交流しました。
提供されたのは、長野県産の小麦「ゆめかおり」を100%使ったコッペパンで全校児童約500人です。
ゆめかおりは、約10年前から県内で生産されている風味豊かな味わいが特徴の小麦です。
子どもたちは、いつもよりふわふわでおいしいとパンの香りや食感を楽しみながら味わっていました。
LFP長野は、令和3年からこれまでにエノキダケの販路拡大や摘果リンゴを使った商品開発を行っていて、今年度は、小麦をテーマに活動しています。
LFP長野では、今後小麦を生産する若手農家から課題などを聞き取り小麦の生産拡大にも取り組んでいくとしています。 -
クリスマスシーズン 各地でイベント
クリスマスシーズンに合わせ、各地で色々なイベントが開かれています。
箕輪町文化センターでは17日に町内の合唱団によるクリスマス・コンサートが開かれました。
コンサートは、箕輪町の合唱団体らで作るみのわに生まれる合唱の輪実行委員会が毎年開いているもので、今年で12回目です。
箕輪町内の小中学校や合唱団を中心に13団体、およそ250人が出演しました。
コンサート中には、出演者と観客全員であわてんぼうのサンタクロースを歌いました。
実行委員会では「今後も続けていき、合唱の良さを伝えていきたい」と話していました。
-
伊那ケーブルテレビなんでも相談会
伊那ケーブルテレビが提供するテレビやインターネットなどに関する家庭での困りごとを解決する「なんでも相談会」が箕輪町のベルシャイン箕輪店で16日に行われました。
16日はベルシャイン箕輪店に相談スペースを設けました。
相談会はテレビの映りや通信費の見直しなど家庭で困っていることを伊那ケーブルテレビの社員が直接話を聞こうと開くものです。
また、箕輪町や南箕輪村に住む人の出張窓口としてテレビやインターネットなどの加入手続きも行っています。
次回は、2024年1月13日の午前10時から午後4時まで箕輪町のベルシャイン伊北店で予定しています。
-
箕輪町で子どもふゆまつり
箕輪町の小中学生を対象にゲームやクリスマスリース作りを楽しめるイベント子どもふゆまつりが16日、町文化センターと地域交流センターみのわで開かれました。
会場では、木の棒を投げて得点を競うモルックなどのゲームをを楽しんでいました。
イベントは、新型コロナの影響で予約制にしていましたが、2023年は4年ぶりに誰でも来て遊べる形に戻したということです。
クリスマスが近いこともあり、ボランティアから作り方を教えてもらいながらリース作りをしていました。
ほかに、輪ゴム鉄砲で的当てをしたり、新聞紙で紙鉄砲を作っていました。
イベントは箕輪町公民館と郷土博物館、図書館の三館連携事業として開いたものです。
-
まちなかタクシー 利用順調
箕輪町で、10月から運行が始まった定額タクシー「まちなかタクシー」について、登録者と利用回数は順調に伸びていることが分かりました。
14日は役場で地域公共交通会議が開かれ、町内のバスやタクシーの利用状況について報告がありました。
まちなかタクシーは、65歳以上の高齢者や免許返納者が利用できるもので、10月に運行が始まりました。
11月30日現在の登録者は863人で、当初の予想の2倍以上だということです。
1日あたり平均31回の利用があり、登録者、利用回数は順調に伸びているということです。
また、1か月に10回以上利用する人もいるため、平等なサービスを提供できないことが課題となっています。
今後は、回数制限を設けることも検討していくということです。
-
防火作品コンクール 最優秀賞の箕輪中部小児童に表彰状
上伊那防火管理協会が募集した小学生防火作品コンクールで最優秀賞に選ばれた箕輪町の箕輪中部小学校の児童2人に表彰状が贈られました。
15日は、箕輪中部小学校で表彰式が行われ、上伊那防火管理協会の唐澤幸利会長から、防火ポスターの部最優秀賞に選ばれた5年生の早川和希さんと、防火書道の部最優秀賞に選ばれた6年生の道端絆菜さんに表彰状が渡されました。
作品は来年のカレンダーのデザインになっています。
コンクールは上伊那の小学生を対象に上伊那防火管理協会が開
いたものでポスター215点、書道58点の応募がありました。
上伊那防火管理協会の唐澤会長は「引き続き火災予防の意識を持ってもらいたい」と話していました。
-
箕輪町でクリスマスコンサート
箕輪町と姉妹友好都市協定を結んでいる東京都豊島区のオーケストラのメンバーによるクリスマスコンサートが町文化センターで10日、開かれました。
演奏したのは東京都豊島区の東京芸術劇場オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインドのメンバーです。
東京芸術劇場が2014年から若手演奏家の育成を目的に開いているもので、都内を中心に演奏活動を行っています。
10日は全メンバー21人のうちサクソフォン四重奏の4人が訪れ演奏しました。
10日は、クラシックの名曲やクリスマスにちなんだ曲など10曲を演奏しました。
演奏の途中、サクソフォンの特徴などを紹介しました。
会場にはおよそ400人が訪れ演奏を楽しんでいました。
コンサートは、箕輪町と姉妹友好都市協定を結んでいる東京都豊島区との文化交流を深めようと開かれました。
箕輪町での演奏は今回が4回目です。
-
みのわ天竜公園でイルミ
箕輪町のみのわ天竜公園でイルミネーションの点灯が行われています。
夜のみのわ天竜公園を楽しんでもらおうと地域おこし協力隊の髙橋寛充さんが今年初めて企画したものです。
ソーラーライトのため、午後5時半から7時頃まで楽しめるということです。
点灯期間は来年1月5日までです。
-
もみじ湖紅葉祭り 来場者減少
今年の10月21日から11月20日に箕輪町で開かれたもみじ湖紅葉祭りの来場者は、去年に比べ28.1%減の、48,218人でした。
箕輪町によりますと、今年10月21日から11月20日までの31日間のもみじ湖紅葉祭りの来場者は、48,218人でした。
去年の67,151人に比べ、28.1%の減少となっています。
町は減少した理由として、紅葉の予想が11月上旬とされていたため前半の出足が悪かったことや、雨の影響で一気に落葉が進んだことを挙げています。
2年目となったマイカー規制による駐車場利用台数は4,878台で、去年の5,623台より745台減少しています。
期間中はほとんど交通渋滞が発生しなかったということです。
今年初めての取り組みとなったJR伊那松島駅からの往復のシャトルバスは、490人が利用しました。
箕輪町では「シャトルバスの一定の必要性はある」として来年以降も検討していきたいとしています。
-
箕輪町と豊島区環境交流ツアー
箕輪町が姉妹友好都市協定を結んでいる東京都豊島区の区民を招いた環境交流ツアーが11月18日と19日の2日間行われました。
ツアーには、親子連れを中心に豊島区民36人が参加しました。
18日は、ながた自然公園南側にあるとしまの森で、林業体験を行いました。
参加者は、森を散策したあと伐採の様子を見学し、倒した木の枝をのこぎりで切りました。
-
古田人形芝居定期公演
箕輪町上古田に伝わる伝統芸能、古田人形芝居の定期公演が、きょう、町文化センターで行われました。
定期公演は、毎年、この時期に行われています。
4日は、古田人形芝居保存会と、箕輪西小学校古田人形クラブ、箕輪中学校古田人形部が、それぞれ演目を披露しました。
このうち、箕輪西小学校古田人形クラブは、傾城阿波の鳴門 順礼歌の段を、現代語で演じました。
クラブは4年生以上の希望者14人で活動しているということです。
行き別れた母子の悲哀を人形で表現していました。
古田人形芝居は、江戸時代中頃、上方から伝わったとされていて、保存会では、来年度伝承300年を記念した特別公演を計画しているということです。
-
JR長野駅でおやきやパンの試食会
信州産小麦を使ったおやきやパンなどの試食会が11月23日に長野市で開かれ多くの人で賑わいました。
JR長野駅で「食べようつくろう信州小麦大行動」と銘打ち信州産小麦を使った食品の試食会が開かれました。
これは、農林水産省が進めるローカルフードプロジェクト、略してLFPの取り組みの一つで信州産小麦の消費拡大を目指そうと
県と県内企業が参加するLFPながのが展開しています。
今回提供されたのは、参加企業が信州産小麦を使って新たに開発した商品で、11月1日に県庁で披露されたものです。
会場には、おやきやパン、肉まんなど18種類が並び訪れた市民や県外からの観光客が信州の味を楽しみました。
用意された試食約700食は、祝日の賑わいもあり1時間ほどで終了。
試食後には、味や商品価格などについてアンケートも行われました。
アンケート結果は、県内の小麦生産者と共有して生産量拡大に向けた検討に活用していくということです。 -
県産小麦使用商品 松本で試食販売会
長野県産小麦を使用した商品の試食販売会が11月19日に松本市のイトーヨーカドー南松本店で開かれました。
信州の郷土料理おやき、さくさく食感アップルパイ、これらは長野県産の小麦を使って県内各地のおやき販売店や農産物直売所、コンビニ大手のセブンイレブンなどが開発した商品です。
この日は試食販売会が開かれ多くの人で賑わいました。
信州小麦大行動と題し開催されたこのイベントは、長野県産小麦の利用拡大を図ろうと生産者や食品加工業者、長野県などが取り組むLFPながの(地域食品産業連携プロジェクト)の一環として行われたものです。
LFPながのでは、3年前からきのこやりんごなど地場産食材を使った商品開発を行っていて、こうした取り組みを通じて地域の課題解決や経済成長などを目指します。
会場には、様々な具材のおやきをはじめ、パンやコロッケ、クッキーなどが並び県産食材を広くPRしました。
なお、今回試食販売された商品の一部は、農産物直売所など開発した各店舗で販売されているということです。 -
箕輪町議会12月定例会 開会
箕輪町議会12月定例会が1日開会し、「箕輪町こども・子育て応援条例」の制定に関する議案など18議案が提出されました。
箕輪町こども・子育て応援条例は、こども・子育てに関する基本理念を定め、町の責務や家庭・地域住民・学校などの役割を明確にするものです。
町では、地域全体で子どもを育てる気運を高めていこうと、子ども・子育て審議会から意見を聞き条例案を作成しました。
可決されれば来年4月1日から施行されます。
町によりますと、上伊那で子どもや子育てに関する理念条例はほかにないということです。
他に、2億4,600万円を追加する今年度一般会計補正予算案が提出されました。
主な事業のうち、障がい者の福祉サービス給付金に7,000万円、文化センターの新たな駐車場を松島保育園西側に整備する工事費に2,000万円、中学校の特別支援教室などへのエアコン設置・テニスコートの防球ネット張り替えに1,200万円などとなっています。
箕輪町議会12月定例会は、11日と12日に一般質問、18日に委員長報告と採決が行われます。
-
箕輪町 未来委員会へ第5次振興計画進捗報告
箕輪町の第5次振興計画における、昨年度の事業実績などが町の第三者機関みのわ未来委員会に29日に報告されました。
29日は産業支援センターみのわで開かれた委員会では、第5次振興計画の主な事業の進捗の報告と昨年度の評価が行われました。
重点プロジェクト「みのわチャレンジ目標」では、昨年度の住民満足度は83.1%で2025年度目標の70%以上を大きく上回りました。
一方、人口規模は24,602人で前の年度より28人の減少、2025年度目標の24,800人より約200人下回りました。
他に基本計画の主な29事業の内部評価が報告され、順調・概ね順調は24事業、努力が必要は4事業、実績値なしは1事業でした。
白鳥政徳町長は「少子高齢化に向け人口規模を維持し、町の活力が失われないよう、町政を進めていきたい」と話していました。
-
古田人形芝居 定期公演に向け練習
箕輪町上古田を拠点に活動する古田人形芝居保存会は、12月2日に行われる定期公演に向け27日に本番前最後の練習をしました。
この日は保存会のメンバーが上古田公民館に集まり、舞台を清める舞、三番叟を練習していました。
古田人形は、1体の人形を「頭と右手」「左手」「両足」に分けて3人で操ります。
去年保存会に入った、林大智さん24歳です。
三番叟では人形の左手を担当します。
-
上伊那生協病院 4年ぶり健康まつり
箕輪町の上伊那生協病院は地域との交流を目的とする健康まつりを4年ぶりに10月29日に開催しました。
健康まつりでは職員や上伊那医療生活協同組合の組合員によるステージ発表のほか、ブースが出店されフリーマーケットや野菜の販売が行われました。
上伊那生協病院の元職員で理学療法士の加納拓馬さんの医療講演が開かれました。
加納さんは日本人の4人に1人は膝の痛みに悩んでいるとして、痛みの場所に合わせたストレッチ方法を実演や体験を交えながら講演しました。
加納さんは「普段の生活に運動を取り入れてほしい」と話していました。
まつりに合わせて上伊那生協病院の隣のけやき薬局では子どもを対象にした調剤体験などのイベントが行われました。
参加した子どもたちは菓子を薬に見立てて調剤用の機械に菓子を並べ調剤を体験しました。
上伊那生協病院健康まつりは4年ぶりに開かれました。
-
箕輪町職員労働組合 食料品などを寄付
箕輪町職員労働組合は組合員から募集した食料品や日用品などを町社会福祉協議会に27日、寄付しました。
27日は市川廣幸執行委員長ら3人が箕輪町社会福祉協議会を訪れ、贈呈式が行われました。
寄付したのは米、インスタントラーメンなど食料品や、洗剤などの生活用品です。
組合では今月1日から22日までの期間、役場に回収箱を設置し、組合員から家にある食料品などを募ったということです。
この取り組みはボランティア活動の一環として去年から行われています。
町社会福祉協議会の中村克寛会長は「物価上昇の影響を受けている方にも役立てていきたい」と感謝していました。
この日寄付された食料品などは生活困窮者への支援やこども食堂に活用される予定です。
-
箕輪町金融団統一防犯キャンペーン 詐欺被害防止呼びかけ
箕輪町金融団が独自のチラシで詐欺被害防止を呼び掛ける防犯キャンペーンが27日から始まりました。
27日は、長野銀行箕輪支店で、職員が訪れた人に詐欺被害防止を呼び掛けるポケットティッシュを配っていました。
箕輪町金融団は、長野銀行・けんしん・八十二銀行・あるしんの町内4つの金融機関で構成されています。
「電話でお金詐欺」の被害が増えていることを受け、初めて統一防犯キャンペーンを実施しました。
独自のチラシを作成し、各金融機関で配布しています。
金融団では「地域での被害者を減らすため、町の金融機関として被害防止に努めたい」としています。
防犯キャンペーンは、12月1日まで行われます。
-
箕輪野球の日 4年ぶりに開催
箕輪中学校野球部は、ルビコン株式会社野球部のメンバーから技術指導を26日に受けました。
26日は、ルビコン野球部のメンバー11人が箕輪中を訪れ、守備やバッティングの基礎などを指導しました。
これは箕輪中学校野球部の保護者会が野球の楽しさを知ってもらおうと「箕輪野球の日」と題し企画したもので、コロナウイルスの影響で4年ぶりに開催されました。
今年は、町内の小学6年生4人も体験入部も兼ねて参加しました。
ポジションごとの守備練習では、ルビコンの選手から1対1でキャッチングや投球フォームを教わっていました。
保護者会では、今後も社会人との交流を通して技術向上の手助けを行っていきたいとしています。
-
ながたの湯にお菜洗い場設置
22日の伊那地域の最低気温は氷点下0.5度まで下がりました。
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯西側には期間限定でお菜洗い場が設置されています。
お菜洗い場では、野沢菜を洗う人の姿がありました。
このお菜洗い場は冬の時期に温泉の湯を使って野菜を洗ってもらおうと毎年設置されています。
利用者は「温かいお湯が使えて助かる」と話していました。
お菜洗い場は12月10日まで利用できます。
時間は午前8時から午後8時までです。
-
信州縁起物製作所で正月飾りづくり
今年も残すところあと1か月余りとなりました。
箕輪町沢の信州縁起物製作所では来年用の正月飾りづくりが行われています。
22日は6人が作業していました。
正月飾りは今年の8月から製作作業が始まり、現在は主に神社仏閣に飾るしめ縄づくりを行っています。
ほかに南箕輪村の殿村八幡宮で販売する熊手作りも行われていました。
信州縁起物製作所では14種類の飾りを製作していて、白馬村から飯田市までのスーパーやホームセンターに出荷しているということです。
作業は12月20日頃まで行う予定です。
-
4年ぶりKOA感謝祭
箕輪町の電子部品メーカーKOA株式会社の「KOA感謝祭2023」が11日に4年ぶりに開かれました。
会場には特設の屋台が設けられホタテ焼きやソーセージ、五平餅などが無料でふるまわれました。
電子工作ブースでは子どもたちが社員に教わりながらキットを使いラジオやサッカーロボットを作っていました。
製品展示のコーナーではセンサーが画面内に埋め込まれていて風速を測り映像にするパネルが展示されました。
このセンサーはエアコンの製造開発などに使われるということです。
KOA株式会社では「これからも地域とともに生きていきたい」と話していました。
-
㈱北沢建築が箕輪北小にSDGsかるたを寄贈
箕輪町沢の株式会社北沢建築は箕輪北小学校にSDGsかるたを27日、寄贈しました。
27日は北沢建築の北澤宗則社長が箕輪北小学校を訪れ、小林みゆき校長に目録を手渡しました。
寄贈されたのはSDGsかるた37セットです。
また、かるた大会が開けるよう、トロフィーも合わせて寄贈されました。
北沢建築は、アルプス中央信用金庫のあるしんSDGs私募債「ちいきのミライ」を発行しました。
この私募債は、引き受け手数料の一部が割引されていて、その割引分で物品の寄贈が行えます。
北沢さんは北小がSDGsについての学習に積極的に取り組んでいることを知り、全校児童が楽しく学べるようかるたを寄贈しました。
小林校長は「子どもたちのSDGsへの意識がより高まればうれしいです。」と感謝していました。