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生ごみ処理機「キエーロ」ワークショップ
微生物の力で生ごみを分解する処理機「キエーロ」を作るワークショップが、箕輪町の地域交流センターみのわの広場で開かれました。
生ごみ処理機「キエーロ」は、蓋の付いた黒土の入った箱で神奈川県の男性が考案しました。
27日は、キエーロのオフィシャル認定アドバイザーの資格を持つ箕輪町の有限会社ヒライの平井洋子さんが講師を務めました。
平井さんは、土に生ごみを入れる実演をしながら、泥団子にできる程度に水分を入れること、土をきちんとかぶせると虫も寄ってこないことなどを説明していました。
このワークショップは、箕輪町が生ごみ減量化などを目的に初めて開きました。
箕輪町の6組が参加しました。
大きなサイズは人気が高く、定員を超える申し込みがあったということです。
箕輪町では、「電気式の処理機もあるが、自然の力を利用する方法もある。二酸化炭素の削減にもつながる」と話していました。
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ベルシャイン箕輪店にカラオケルーム
箕輪町の総合スーパーマーケット、ベルシャイン箕輪店に一風変わったテナントが入りました。
ベルシャイン箕輪店の空きテナントスペースだった場所に入ったのは、カラオケルームです。
7日にオープンを迎えました。
全部で3部屋あり、一部屋最大5人まで使用することができます。
価格は30分550円で、店内で買い物した、アルコール以外の商品を持ち込むこともできます。
この日は早速歌っている人もいました。
カラオケ事業大手の第一興商では、全国のスーパーにカラオケルームの導入を提案しています。
今回の導入は全国で7店舗目、甲信越では初めてです。
受付はサービスカウンターで行っています。
カラオケルームの営業時間は午前10時から午後8時までで、予約も受け付けているということです。
予約はベルシャイン箕輪店、電話、98-8111までお願いします。
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箕輪町 スカイランタンin minowa 開催
箕輪町は、町発足70周年記念事業として、ランタンを夜空に打ち上げる「スカイランタン in minowa」を5日の夜、箕輪中学校グラウンドで行いました。
5日は、事前に申し込んだ町民およそ300人が集まり、ランタンおよそ100基を空に放ちました。
ランタンは、樹脂製で、ヘリウムガスで浮かびます。
もみじをイメージしたオレンジ色のLEDライトが、やわらかな灯りをはなっていました。
ランタンには、10メートルほどの長さの異なる紐がついています。
四面には、参加者の願い事がかかれています。
イベントの様子をSNSで発信すると、70周年記念グッズがもらえるということで、早速アップしている人の姿もありました。
フォトスポットも用意され、参加者が記念写真を撮っていました。
町では、今年1月から70周年記念イベントを行っていて、12月にはタイムカプセルの封印を予定しています。 -
箕輪町市川よし子さん 県障がい者文化芸術祭で奨励賞
先月行われた、第28回県障がい者文化芸術祭で、箕輪町沢上の市川よし子さんの短歌が、文芸部門で奨励賞を受賞しました。
6日は、箕輪町役場で表彰伝達式が行われ、白鳥政徳町長が市川さんに賞状を渡しました。
市川さんは箕輪町沢上在住で、現在90歳です。
今回受賞した短歌は、
「大好きな 切絵諦め、ぬり絵する 片目となりて 心晴れずも」です。
市川さんが、3月に病気で左目の視力を失った時の気持ちを綴った短歌です。
市川さんはほかにも、切り絵と詩を出品しました。
文化芸術祭には県内からおよそ570点の出品がありました。
役場では、箕輪町から出品した作品、16点が10日金曜日まで展示されています。
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国宝「松林図屏風」高精緻レプリカ展示
箕輪町郷土博物館は、町発足70周年記念事業の一環で国宝の松林図屏風のレプリカを4日から13日まで展示しています。
初日の4日は、午前中から来場者が訪れ、細部まで忠実に再現されたレプリカを鑑賞していました。
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上伊那広域消防 林野火災想定の合同訓練
上伊那広域消防本部は、長野県消防防災航空隊と合同で、林野火災を想定した連携訓練を3日に箕輪町で行いました。
訓練は、箕輪町の箕輪ダム周辺で行われ、管内6つの消防署から署員合わせて31人が参加しました。
この訓練は、県の消防防災ヘリコプターとの連携体制を確認し、災害時に円滑な活動が行えるよう、年に1度行われています。
現場では、防災ヘリが到着すると、署員が誘導を行い、消防車から延ばしたホースを使って、空中消火用バケットに200リットルの水を給水しました。
このバケットには最大で900リットルの水が入るということです。
給水を終えたヘリコプターは、バケットを吊り下げてダム湖に向かい、上空から放水を行いました。
上伊那広域消防本部によりますと、今年は10月2日までに4件の林野火災が発生しているということです。
また、県消防防災航空隊に出動を要請したのは、2021年4月に西箕輪で発生した林野火災が直近だということです。
講評で上伊那広域消防本部の中村晃消防長は「訓練を活かし、今後も迅速な対応が可能となるように、体制の強化に努めてほしい」と話していました。
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秋映と南水 出荷作業ピーク
箕輪町のJA上伊那果実選果場では、りんごの秋映と梨の南水の出荷がピークを迎えています。
10月1日はJA上伊那の職員とアルバイトのあわせて60人が出荷作業を行いました。
秋映の出荷作業は9月下旬から始まり、現在ピークを迎えています。
秋映は、酸味があり味が濃いのが特徴です。
JA上伊那によりますと、主要品目ではないものの栽培しやすい品種ということもあり生産する農家が年々増えてきているということです。
去年は120トンを出荷し、今年は130トンを見込んでいます。
出荷作業は10日頃までを予定しています。
また、農家が選果場に収穫した南水を持ち込んでいました。
今年は水不足や気温が高い日が続いた影響で大きさにばらつきがありますが、味は良いということです。
去年は370トンを出荷し、今年は360トンを見込んでいます。
南水は冷蔵貯蔵できることから長期的に出荷できる品種で作業は12月頃までを予定しています。
秋映と南水はいずれも東京や名古屋、大阪などへ出荷されるということです。
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第18回進修祭 「ありがとうプロジェクト」で海外支援
箕輪町の箕輪進修高校生徒会は、今月行われる第18回進修祭で、家庭の不用品、リサイクル品を回収し、海外の困っている人に届ける「ありがとうプロジェクト」を行います。
9月25日に、箕輪進修高校3年で生徒会長の藤沢・カウエ・勇志さんと、2年で、次期生徒会長の小池天さんが役場を訪れ、くらしの安全安心課の職員に、プロジェクトの広報を依頼しました。
職員は依頼を快諾し、受け取ったチラシやポスターは町の施設に掲示されています。
プロジェクトでは、家庭の不用品、リサイクル品を回収し、伊那市西春近の一般社団法人ありがとうプロジェクトを通じて海外に送ります。
箕輪進修高校生徒会は多様性を尊重する活動を目指していて、海外にルーツのある生徒や住民にも参加してほしいという思いから、チラシを日本語だけでなく、英語、ポルトガル語でも作成しました。
第18回進修祭は17日と18日の2日間開催されます。
不用品、リサイクル品の回収は、一般公開日の18日土曜日の午前9時から午後2時まで、生徒玄関で行われます。
回収できる物品は二次元コードから確認することが出来ます。
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赤そばの里 高嶺ルビー見ごろ
箕輪町上古田の赤そばの里で、ピンクに色づく「高嶺ルビー」の花が見頃を迎えました。
広さ4.2ヘクタールの畑には、高嶺ルビーの花がピンクに色づいています。
高嶺ルビーはヒマラヤ原産のそばで、気温が低くなると花が色づきます。
管理する古田の里赤そばの会によりますと、今年は残暑を考慮して例年より1週間遅く種をまき、色づきを調整したということです。
30日は平日にもかかわらず、県内外から多くの人が訪れていました。
赤そばまつりでは、地元の農産物が並ぶ直売所があります。
この日は近くで採れたという松茸がありました。
赤そばが味わえるそば処にも多くの人が訪れていました。
古田の里赤そばの会は今年、発足20周年を迎えます。
記念事業として、10月4日(土)にアルプホルンと大正琴のコンサートを開きます。
また、上古田野点の会による抹茶のふるまいも行われます。
赤そばまつりは10月12日(日)まで開かれています。
高嶺ルビーの見ごろは、10月上旬までだということです。
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JC 地元の魅力発見イベント
伊那青年会議所は、伊那谷の魅力を発見する小学生対象のイベントを10月に行います。
29日は伊那商工会館でメンバーが記者会見を開きました。
イベントは10月26日に行われます。
伊那市横山のバイクパークGLOP Ante.や箕輪町郷土博物館、南箕輪村の大芝高原などを巡り、魅力を再発見します。
まとめとして、A3サイズの新聞を作る予定です。
参加費は2千円で対象は伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学4年生から6年生の30人です。
伊那青年会議所では現在参加者を募集しています。
詳しくは、電話78-2328までお問い合わせください。
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「手話は言語」 箕輪町役場ブルーライトアップ
9月23日の手話言語の国際デー、手話の日に合わせ、箕輪町役場のブルーライトアップが、27日の夜、行われました。
27日の夜、箕輪町役場の正面玄関が青色の光で照らされました。
世界平和を象徴する青色の光で、手話が言語であることの認識を広げるため、23日に県内各地でブルーライトアップが行われました。
23日は、手話言語の国際デーです。
国連総会で手話言語は音声言語と対等であり、ろう者の人権が完全に保障されるよう決議されています。
また、国内でも、今年6月25日に手話施策推進法が成立し、23日は手話の日に制定されています。
上伊那の自治体と聴覚障害者との懇談会の中で、ブルーライトアップについて話があったことから、箕輪町が今回初めて行いました。上伊那では初の取り組みとなります。
ブルーライトアップは、27日のみ行われました。
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第1回みのわまちあそび
箕輪町商工会は町発足70周年記念事業として松島の中心市街地を会場に第1回みのわまちあそびを20日に開きました。
そのうち、みのわBASEでは、箕輪進修高校のロボット部による競技用ロボットの実演や大抽選会などが行われました。
みのわBASE近くの山岸ビル、センターパークまつしまでは飲食の出店も行われました。
また、19日に姉妹都市協定を締結した愛知県幸田町の職員による出店もあり、特産品の筆柿などの販売をしていました。
商店街を回るスタンプラリ―も行われました。
このイベントは箕輪町商工会が商店街の活性化や町民の交流の場にしようと初めて開きました。
商工会では、長く続くイベントにしていきたいと話していました。 -
信州みのわ山野草クラブ 秋の山野草展示会
箕輪町の、信州みのわ山野草クラブによる、第39回秋の山野草展示会が、木下公民館で27日と28日の2日間開かれます。
会場には会員が育てた山野草およそ250点が展示されています。
信州みのわ山野草クラブは現在、60歳から80歳までの13人で活動しています。
会長の浦野伸さんは「暑さの影響で秋の植物が育ちにくかったが、工夫して様々なものを展示しているのでぜひ楽しんでほしい」と話していました。
秋の山野草展示会は27日と28日の2日間、木下公民館で開かれます。
それでは天気予報です
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箕輪中 ふきはら祭
箕輪町の箕輪中学校ではふきはら祭が26日から始まりました。
箕輪中学校では全校生徒631人が社会体育館に集まり開祭式が行われました。
式では生徒会のメンバーによる劇や動画の上映が行われました。
今年のふきはら祭のテーマは「彩~一人ひとりが描く色彩の軌跡~」です。
一人ひとりの個性を活かし、全員で文化祭を作り上げたいという願いが込められています。
ステージバックは美術部3年生の生徒が中心になって制作したということです。
式の後は古田人形部の部員9人が芝居を発表しました。
演じたのは江戸時代の物語「伊達娘恋緋鹿子」です。
恋人を救うために女性が火の見櫓を目指します。
生徒たちが日々の活動について発表する意見発表会では、ダンススクールに通う生徒が実演を交えてダンスの楽しさを伝えました。
体育館では各学級の活動をまとめたパネルや、部活動で製作した作品の展示が行われています。
箕輪中学校の文化祭ふきはら祭は27日までで、27日は合唱祭が行われるということです。 -
「調査が終わった段階で発送を再開」
ふるさと納税の返礼品で区域外の梨が含まれていた事案で箕輪町の白鳥政徳町長は国や県の調査が終わった段階で発送を再開したいとの考えを示しました。
これは25日役場で開かれた記者懇談会で白鳥町長が明らかにしたものです。
この事案は箕輪町のほか、伊那市、南箕輪村がふるさと納税の共通返礼品として提供していた梨とジュースに登録産地以外の梨が混入していたものです。
箕輪町は返礼品の告知については、信州産としていたため産地偽装にはあたらないとしています。
白鳥町長は「今回の件について寄付者からのクレームは入っていない。返礼品を発送していない人には国や県の調査が終わった段階で基準に適合しているものを発送したい」としています。
町ではすでに発送している人への返金は考えていないということです。 -
箕輪中部小4年1組 農業用水探検隊で西天竜幹線用水路学ぶ
箕輪町の箕輪中部小学校の4年1組の児童はきょう、西天竜幹線用水路にまつわる施設を見学しました。
25日は、児童29人が、上伊那地域振興局の職員の案内で、西天竜幹線用水路にまつわる施設を見学しました。
はじめに、箕輪町松島の円筒分水工を見学しました。
西天竜から流れてきた水を周辺の農地に分配するもので、地域の水の奪い合いを治めた歴史があります。
西天では大正から昭和にかけて50基建設され、そのうち35基が今も現役で使われています。
次に、西天の水を使っているリンゴ畑で、車両や、張り巡らされたホースからの水やりを見学しました。
その後は、木下の開田記念碑で水路の歴史を聞きました。
記念碑は高さおよそ8メートル、重さ30トンで、用水路完成までの経緯や思いが刻まれています。
地域の農業用水路について学ぶ、農業用水探検隊は2007年から上伊那地域振興局が小学4年生を対象に行っています。
今年度は、上伊那の9つの小学校からおよそ500人が参加する予定です。
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庄内地区が洋菊ポットマム寄贈
箕輪町と友好交流推進協定を結んでいる静岡県浜松市庄内地区は洋菊ポットマムの鉢植えを町に贈呈しました。
25日、庄内地区・箕輪町交流協会の2人が役場を訪れ白鳥政徳町長と小林久通教育長にポットマムを手渡しました。
ポットマムは庄内学園中等部の生徒が育てたものでメッセージが添えられています。
夏休み期間中は生徒がそれぞれ自宅に持ち帰って手入れしたということです。
庄内地区と箕輪町はおよそ60年前に海の街と山の街で互いの青年団同士が交流を始めたということです。
1995年に友好交流推進協定が結ばれ庄内地区・箕輪町交流協会が発足しました。
庄内地区はポットマムの栽培が盛んで贈呈は2020年に始まり今年で6回目です。
今回67鉢が贈られ箕輪町内の小学校すべてのクラスへ届けられます。
花は10月中頃に咲き1か月ほど楽しめるということです。
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町内一周駅伝 松島A2連覇
箕輪町の第66回町内一周駅伝大会が23日に開かれました。
午前8時50分、八十二銀行箕輪支店前を一斉にスタートしました。
大会には各地区や町と交流のある静岡県浜松市の庄内地区の合わせて22チームと短縮コースに7チームが出場しました。
コースは13区間、およそ26kmです。
第7中継所の大出コミュニティセンター北側です。
6区間およそ12kmの短縮コースに出場する7チームのスタート地点にもなっています。
姉妹都市協定を、締結している愛知県幸田町も短縮コースに出場しました。
1位選手の通過15分後に短縮コースの選手を含め繰り上げスタートが行われました。
大会の結果、松島Aが大会新記録の1時間29分44秒で2連覇を果たしました。
これまでの大会記録は第60回大会の1時間30分43秒でした。
アンカーを務めた生坂悟夢さんです。
監督の井口正宏さんです。
2位は木下A大会新記録の1時間30分29秒、3位は大出A1時間35分40秒でした。 -
第27回日本の太鼓 in みのわ
箕輪町教育委員会とみのわ太鼓保存会が主催する、第27回日本の太鼓in みのわが14日、町文化センターで開かれました。
上伊那の団体に加え、静岡県浜松市のグループも出演し、全部で8つのグループが演奏を披露しました。
最初に演奏したのは、みのわ太鼓ジュニアです。
「勇田楽とんばね太鼓」など2曲を演奏しました。
今年初めて出演した駒ヶ根市の駒ヶ根太鼓は、光前寺の早太郎伝説をテーマにした曲を、神楽を交えて披露しました。
みのわ太鼓保存会は、天竜川をイメージしたオリジナル曲「大天竜」を披露しました。
日本の太鼓in みのわは1996年から開かれていて、今回で27回目です。
今回は、みのわ太鼓45周年、箕輪町発足70周年記念公演として開催されました。
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赤そばの里 オープニングセレモニー
箕輪町上古田にある赤そばの里で「赤そばの里祭り」のオープニングセレモニーが21日行われました。
オープニングセレモニーでは、テープカットやアルプホルンの演奏が行われました。
畑を管理する「古田の里赤そばの会」の押野光会長は「夏の暑さと雨が少ない影響で色づきが遅れているが、朝晩の冷え込みが増せば色が濃くなってくるので期待したい」と話していました。
広さ4.2ヘクタールの赤そばの里には、「高嶺ルビー」と呼ばれる赤そばが植えられています。
花は現在5分咲きで、9月下旬~10月初旬に見ごろを迎えるということです。
きょうは県内外から観光客が訪れ、写真を撮るなどしていました。
赤そばの里祭りの期間中は上古田産の赤そばが味わえるそば処や、地元農産物などが購入できる直売所が営業しています。
赤そばの里祭りは来月12日まで行われます。
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箕輪町発足70周年記念式典
箕輪町発足70周年記念式典が町文化センターで20日に行われました。
式典には、町の関係者や来賓などおよそ300人が出席し、始めに箕輪町の歌を斉唱しました。
箕輪町は、昭和30年1月1日に中箕輪町と箕輪村、東箕輪村の3つの町村が合併して誕生しました。
当時およそ1万8000人だった人口は9月1日現在、男性1万2188人、女性1万2049人合わせて2万4237人となっています。
白鳥政徳町長は、70年の歴史を振り返りながら式辞を述べました。
式では他に、地方自治や産業、教育の振興などに尽力した個人や団体に表彰状が贈られました。
受賞者を代表して大槻金吾さんは「未来の箕輪町をさらに発展させる責務をあらためて感じている。引き続きそれぞれの立場でまちづくりのために力を尽くしていきたい」と挨拶しました。
また、小中学生による「未来へのメッセージ」では、6人が「未来の箕輪町への提言」をテーマに発表しました。
箕輪町発足70周年記念式典の模様は、10月4日の午後2時から他、伊那ケーブルテレビの121chで再放送します。
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箕輪町と幸田町 姉妹都市協定締結
箕輪町は愛知県幸田町と姉妹都市協定を19日に締結しました。
19日は町文化センターで締結式が行われ、白鳥政徳町長と幸田町の成瀬敦町長が協定書を取り交わしました。
締結式ではそれぞれの町を紹介する動画が上映されました。
幸田町は人口42,000人で町のおよそ6割が森林です。
製造業が盛んで農産物では筆柿が特産品ということです。
箕輪町は1995年に幸田町の中学生の農業体験を受け入れ、2012年には災害時における相互支援に関する協定を締結しました。
協定をきっかけに両町の祭りや物産展への参加などで交流を続けていました。
締結式では記念品の交換が行われ、箕輪町からは染色画家の※吉田冴子さんの作品「筆柿の夢」が贈られました。※吉は土に口
幸田町からは古田人形の絵が描かれた大凧が贈られました。
協定締結を記念したアトラクションが行われ箕輪南小学校3年生の児童が太鼓の演奏をしました。
幸田町は伝統芸能の三河万歳の舞を披露しました。
箕輪町が姉妹都市協定を結ぶのは東京都豊島区に次いで2例目となります。 -
みのわの未来ギャラリー
箕輪町は町発足70周年記念事業の一環で、町内の園児や小中学生から募集した作品を町文化センターで展示しています。
会場にはおよそ700点の絵画や立体作品が展示されています。
町では町発足70周年記念事業の一環で、町内の保育園や、小中学校に今の箕輪町の好きな場所や未来の箕輪町をイメージした作品を募集しました。
会場には、みのわ祭りの花火や、赤そばの里を書いた作品がありました。
展示は29日(月)まで町文化センターで、10月1日から11月3日まではみのわBASEで行われます。
箕輪町では20日に町発足70周年記念式典が行われます。 -
東京箕輪会が会報誌300冊を寄贈
関東在住の箕輪町出身者などでつくる、東京箕輪会は暮らしと人をテーマにした会報誌を12日に町に贈りました。
東京箕輪会の夏目滋会長と浦野英明副会長が役場を訪れ、白鳥政徳町長に会報誌300冊を贈りました。
会報誌は全36ページで「暮らしと人」をテーマにしています。
暮らしのページには、昭和19年に撮影された農家の食事風景などの写真が掲載されています。
学びのページには、昭和30年代の授業風景の写真などが掲載されています。
今の写真もあり、昔と今の時代の変化を見比べることができます。
東京箕輪会では、町の外から見た魅力を発信したいと制作しました。
会は、1994年に関東在住の町出身者で設立され、現在およそ120人の会員がいるということです。
町では、贈られた会報誌を20日の町発足70周年記念式典で出席者に配布するということです。 -
作業中の宙吊りを想定し救助訓練
箕輪消防署と辰野消防署の救助隊は、高所作業中に宙吊りになってしまった人を救助する合同訓練を、箕輪町のイオン箕輪店で18日に行いました。
訓練は、イオン箕輪店南側の壁で、作業中に具合が悪くなり宙吊り状態になってしまった人を助ける想定で行われました。
隊員は屋上からロープを使って降り、人にみたてた70キロほどの人形の救助活動を行いました。
合同訓練は、2つの救助隊の連携強化と、地域住民に消防活動を知ってもらう目的で、初めて商業施設で行われました。
要救助者のもとに到着した隊員は、声掛けをしながら降ろしていきました。
上伊那広域消防本部では、今後想定される大規模災害に備え、合同訓練などを通して上伊那全体での連携を強化していきたいとしています。
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旧陸軍伊那飛行場米田所長の長女主美さん 山寺の下宿先を訪問
伊那市上の原にあった旧陸軍伊那飛行場で所長だった米田主登さんの長女、主美さんが16日に伊那市を訪れ、米田所長の下宿先だった山寺の福沢勉さん宅を訪問しました。
米田主美さん、埼玉県熊谷市在住の80歳です。
高遠町歴史博物館の塚田博之館長が発見した文書から伊那飛行場の米田主登所長の長女とわかり、今回の伊那市訪問につながりました。
山寺の福沢勉さん宅です。
主美さんが保管している父主登さんのアルバムには、下宿先の写真も残されていて、松や池、庭の眺めから福沢さん宅と特定されました。
当時、主登所長のお世話をしていたというよしさんの仏壇に手を合わせ、感謝の気持ちとともに父の生活に思いをはせます。
主美さんは、創造館で開かれている伊那飛行場に関する展示も見学しました。
訓練用の複葉機、赤とんぼの整備兵だった城倉肇さんとも対面し、展示資料を見ながら当時の話に耳を傾けました。
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赤そばの里祭り 20日から
箕輪町上古田の赤そばの里では、赤そばの花が色づき始め3分咲きとなっています。
20日からの赤そばの里祭りを前に、準備が進められています。
広さ4・2ヘクタールの畑には、ネパール原産で品種改良された赤そば「高嶺ルビー」が植えられています。
畑を管理している古田の里赤そばの会の押野光会長です。
会は今年で発足20周年を迎えます。
花は現在3分咲きで、今月下旬に満開になるという事です。
赤そばの里祭りは20日から始まります。
今年は気温が高い日が続いたことから、花の成長を祭りに合わせるため、例年より1週間遅い8月上旬に種をまき育ててきました。
20日は、町外から花を見に訪れる人の姿が見られました。
会のメンバーは農産物直売所の準備をしていました。
販売台の設置や新型コロナ感染症の飛沫対策を行っていました。
また、雨水がたまらないように建設業者が重機を使い道の整地を行っていました。
赤そばの里祭りは20日から10月12日まで行われます。
花は今月下旬から祭り終わりまで楽しめるということです。
27日と10月4日には、イベント広場で会発足20周年を記念したコンサートと上古田野点の会による抹茶の振る舞いが企画されています。
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地価調査 南箕輪村の住宅地2年連続上昇
長野県は、土地の価格を算定した「地価調査」の結果を16日に公表しました。
上伊那では、南箕輪村の住宅地が2年連続の上昇で、他はすべて下落となっています。
地価は、各基準地の1平方メートル当たりの標準価格を判定したものです。
住宅地は県内275地点で調査が行われ、96地点で上昇、30地点で横ばい、149地点で下落となりました。
平均変動率は、伊那市は1%の下落、箕輪町は0.8%の下落、南箕輪村が0.5%の上昇となりました。
南箕輪村は2年連続の上昇です。
商業地は県内111地点で調査が行われ、37地点で上昇、13地点で横ばい、61地点で下落となりました。
平均変動率は、伊那市が1%の下落、箕輪町は1.8%の下落、南箕輪村は1%の下落となっています。
また、長野県の住宅地の平均変動率が29年振りに0.2%上昇、商業地が33年ぶりに0.4%上昇しました。
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箕輪町議会9月定例会 閉会
箕輪町議会9月定例会は、町から提出された18議案を原案通り可決、また継続審査となっていた議員提出の1議案を否決し、16日に閉会しました。
歳入歳出に760万円を追加する今年度一般会計補正予算案には、8月3日の豪雨で被害を受けた林道中樽線・萱野線の災害復旧費が盛り込まれています。
また、6月定例会に提出され継続審査となっていた「選択的夫婦別姓制度の早期実現を求める意見書の提出について」の議員提出議案は、14人中賛成5の賛成少数で否決されました。
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直江津遭難の日
83年前の9月13日に箕輪中部小学校の前身、中箕輪国民学校の児童5人が修学旅行先の新潟県直江津で大波に襲われて遭難し、亡くなりました。
12日は登校した児童およそ580人がグラウンドにある慰霊碑に手を合わせていました。
この事故は1942年(昭和17年)9月13日に箕輪中部小学校の前身、中箕輪国民学校の6年生の児童26人が修学旅行で訪れていた新潟県直江津の堤防で大波に襲われて遭難し、5人が亡くなったものです。
慰霊碑は亡くなった児童の同級生が十三回忌に建てたもので、裏面には亡くなった5人の名前が記されています。
箕輪中部小学校では毎年「命の大切さについて考える集会」を開き、事故について学んでいるということです。