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公募図書館長が語る
長野県内の公募図書館長が図書館について語るトークセッションが25日、箕輪町地域交流センターで開かれました。
これは、上伊那図書館協会が会員の研修会として開いたもので、県内の公共図書館の職員およそ60人が参加しました。
トークセッションでは、伊那市の伊那図書館など県内の公共図書館で働く公募図書館長4人が話をしました。
図書館長の仕事については、図書館施設とスタッフを守る、職員が自分の楽しみを見つけるヒントを振りまくなど、それぞれの考えを話していました。
このうち伊那図書館の平賀研也館長は、「職員には、積んだ経験で次のチャンスを手にしてほしい。責任は自分が取るので、好きなことをやってほしい」と話していました。 -
木下区民文化祭
第20回木下区民文化祭が23日、24日の2日間、箕輪町の木下公民館で行われました。
23日の音楽・芸能のステージでは、公民館で活動している団体や個人など23組が、日頃の活動の成果を発表しました。
今年は、20回記念として、公民館主催で毎月行われている「音楽の夕べ」に参加しているメンバーが、コーラスを披露しました。
そのほかにも、民謡やダンスなどが披露され、訪れた人を楽しませていました。 -
下古田でホタルの住める環境作り
休耕田を利用してホタルの住める環境づくりをしようと箕輪町下古田区で23日、整備作業が行われました。
作業は、子ども達が捕まえられるくらいたくさんのホタルを舞わせようと、区民でつくるボランティア団体「ほーたる来い」が初めて行ったもので、この日はおよそ15人が参加しました。
下古田区の勝沢川付近では、毎年10匹ほどの平家ボタルが舞っています。
会では川の近くに水場をつくり、平家ボタルのエサになるタニシやモノアラガイの住める環境をつくります。
この日は、草刈りや土の掘り返しなど、水場づくりを行いました。
林優会長は「子どもたちがホタルを取りに来れるような場所にしたい。」と話していました。
現場に同行した、辰野町のホタル童謡公園の管理人、矢ヶ崎達雄さんは「この場所には綺麗な水が流れている他、明るすぎず、ホタルが住みやすい環境」と話していました。
矢ヶ崎さんによると、多くのホタルが舞うには10年ほどかかるということで、会では今後も地道に整備を行っていくということです。 -
自衛隊募集看板除幕式
箕輪町自衛隊協力会は、自衛隊募集看板を箕輪町の国道153号沿いに設置しました。
22日は協力会会員や町職員、自衛隊員などおよそ20人が集まり除幕式が行われました。
看板は、協力会が発足15周年を記念して作ったもので、大きさは縦180センチ横270センチとなっています。
除幕式で箕輪町自衛隊協力会の市川治實さんは「立派な看板ができてうれしく思う。箕輪町から1人でも多くの隊員が入隊してくれればうれしい」と挨拶しました。
上伊那では、昨年度7人が自衛隊に入隊していて、横須賀や名古屋の基地に配属されているということです。 -
箕輪町学校給食アイディア料理コンテスト
箕輪町の小学生が学校給食の献立を考える料理コンテストの審査会が21日夜に開かれ、最優秀賞に箕輪北小学校6年の田中駿也くんのアイディアが選ばれました。
「元気もりもり夏バテ防止献立」。9種類の野菜を使うなどの工夫がされています。
箕輪北小学校の田中駿也くんが、お母さんと一緒に夏バテ防止メニューを考えました。
コ ンテストは、今年で3年目で、今回は、町内5つの小学校すべて155人人からアイディアが寄せられました。
町内の栄養士が各校1点にしぼり、21日の審査会で、食材や見た目、味など5項目で採点し、最優秀賞が決まりました。
最優秀賞に選ばれた「元気もりもり夏バテ防止献立」は、実際に学校給食のメニューとして採用されることになっています。 -
箕輪町消防団 救護大会
第15回箕輪町消防団救護大会が17日、藤が丘体育館で開かれました。
大会は、正しい救護法の知識と技術の向上を目的に開かれていて、各分団の代表合わせて6チームが出場しました。
競技は、バイク事故により2人が怪我をした想定で行われ、団員らは日頃の訓練の成果を発揮していました。
団員らは「痛いところは無いか」と聞きながら、傷や骨折した場所の手当てをしたり、心臓マッサージやAEDを使い心肺蘇生を行っていました。
箕輪町消防団の小松孝寿団長は「大会を通して、さらなるレベル向上を目指してもらいたい」と話していました。
大会の結果、沢・大出・八乙女の第1分団が優勝しました。 -
スーパーキッズダンスフェス
ダンスチームの子どもたちによるスーパーキッズダンスフェスティバルが17日、箕輪町の文化センターで開かれました。
箕輪町をはじめ上伊那で活動する5つのチームがダンスを披露しました。
これは、箕輪町で16日と17日に行われたフェンシングの全国カデエペ選手権大会に合わせて開かれたイベントの一つです。
フェンシングに力を入れている箕輪町が、ダンスなどのイベントで大会を盛り上げようと開き、今年で2回目です。
ステージでは、保育園児から中学生までが、それぞれのチームごとにダンスを踊りました。
子どもたちは、激しいリズムの曲に合わせ、息の合ったダンスを披露していました。 -
フェンシング全国大会 みのわもみじカップ
フェンシングの全国大会みのわもみじカップが、17日から箕輪町民体育館で始まりました。
17日、18日の2日間、箕輪町では、14歳未満を対象にしたみのわもみじカップと、14歳以上の中高生が対象で、世界大会日本代表選考基準の全国カデ・エペ選手権大会が開かれています。
会場となった箕輪町民体育館では、全国各地から集まった選手150人ほどが熱戦を繰り広げていました。
今日はリーグに分かれて総当たり戦が行われ、上位の選手は明日の決勝トーナメントに進みます。
選手達は、ポイントをあげると大きな声をあげ喜んでいました。
地元から参加したある選手は「地元開催の全国大会なので良い雰囲気の中試合ができる。この経験を県外での大会にも活かしたい」と話していました。 -
森林づくり地域会議現地調査
森林税を活用した施策について住民の意見を聞く森林づくり上伊那地域会議は13日、間伐場所などを視察する現地調査をしました。
地域住民や林業関係者など上伊那地域会議の委員が、箕輪町や南箕輪村の4カ所を回りました。
このうち、箕輪町上古田では間伐集約化団地となっている山を視察しました。
この山は所有者が58人いて、森林税を活用して昨年度から作業の集約化と間伐が行われています。
木が細いため、間伐した木材は運び出さずに山に置く、切り捨て間伐をしています。
委員からは、切り捨て間伐について「間伐した木は今後ずっと置いたままにしておくのか」などの質問が出ていました。 -
箕輪町名物料理 おいしんぼコンテスト
箕輪町の名物料理を決めるおいしんぼコンテストの二次審査が11日箕輪町産業会館で開かれ、12品中5品が最終審査に進むことになりました。
おいしんぼコンテストは、箕輪町の名物料理をつくろうと商工会や飲食店組合などでつくる箕輪名物料理研究会が企画したものです。
コンテストには、町内外から43点の応募があり、この日は、書類審査を通過した12品が実際に調理され審査が行われました。
審査では、独創性や味覚、食材が入手しやすいかなどの普及性、盛り付けなど4項目を点数で評価しました。
審査の結果、もみじの色をイメージした「みのわ赤いもみじカレー」、地元でとれた長いもをつかった「みのわのイモイモ丼」、ナスをトッピングし味噌とチーズで味付けした「油味噌ピザ」、もみじ型のニンジンでアクセントをだした「もみじ焼きそば」、信州の郷土料理鉄火みそを使った「鉄火豚丼」が最終審査に進む事になりました。
最終審査は、今月下旬に行われる予定です。 -
箕輪町長選挙立候補届出説明会に一派が出席
任期満了に伴い11月9日告示、14日投開票の日程で行われる箕輪町長選挙の立候補届出説明会が12日、役場で行われました。
説明会には、すでに出馬を表明している現職の平澤豊満さんの一派のみが参加し、立候補手続きや選挙運動で注意することなどについて、説明を受けました。
現在、箕輪町長選挙に、出馬を表明しているのは、無所属で現職二期目、沢の平澤豊満さん(69)のみとなっています。
新たな候補者の擁立を目指すグループが模索を続けていますが、候補者擁立には至っていません。
箕輪町長選挙は、11月9日告示、14日投開票となっています。 -
箕輪町で天竜健康ウォーク
天竜川のほとりを歩きながら、健康・体力づくり取り組む、箕輪町の天竜健康ウォークが10日行われました。
10日は、町内外から570人が参加しました。
箕輪天竜公園を出発し、天竜護岸を往復する5キロのコース、天竜護岸と田園丘陵を歩く9キロのコース、天竜護岸からもみじ湖をめぐる13キロのコースに分かれて行われました。
この天竜健康ウォークは、平成18年豪雨で箕輪町が被災したことをきっかけに、天竜護岸のウォーキングコースの整備が進み始まったもので、今年で4回目です。
小林ふさ子実行委員長は、「秋晴れの中、歩きながら、コミュニケーションを深めるとともに、健康につなげて欲しい」と話していました。 -
箕輪中学校に武道場完成
平成24年度からの学習指導要領変更に対応するため、箕輪町が中学校に建設していた武道場が完成しました。
武道場は、箕輪中学校の体育館西側に建設されました。
広さは、450平方メートルで鉄骨平屋建て。建設費は約1億円で、ほとんどを国の補助でまかないます。
128畳の柔道場と、板張りの剣道場が1面ずつ整備されました。
8日は、生徒会役員も参加して、看板の序幕式が行なわれ、施設の完成を喜びました。
柔道は、現在体育の選択授業で、男子が町の武道館まで移動して授業を受けていますが、平成24年度以降は、必修科目となるため、町がこれに備えました。
箕輪中学校では、武道のみでなく学年集会やPTA集会などにも有効に使っていきたいと話しています。
この新しい武道場は、11月の体育の授業から使用されることになっています。 -
長野県交通安全協会女性部研修会 伊那安協が事例発表
長野県の交通安全協会女性部の研修会が7日松本文化会館で開かれ、伊那安協女性部が伊那ケーブルテレビジョンで放送中のコマーシャル「交通安全愛のメッセージ」について事例発表しました。
研修会は、県内に29ある交通安全協会女性部の交流と情報交換の場として年に一度松本市で開かれています。
毎年2団体が順番に事例発表を行っていて、今回伊那安協女性部は19年ぶりに活動を発表しました。
伊那安協は、交通安全を呼びかけるコマーシャルを制作し、伊那ケーブルテレビで放送しています。発表ではそのCMと制作過程をビデオで上映しました。
発表の最後には全員でステージに上り、飲酒運転やスピード違反をしないようよびかける「交通安全音頭」を、オリジナルの振りをつけて発表していました。
伊那安協の春日富美子女性部長は「このような取り組みを行っているのは県内ではめずらしい。CMは沢山の人に見てもらっていて励ましてくれることがうれしいし、また元気に活動できる。それぞれが工夫しながら見ている人をひきつけるCMを作っていきたい」と話していました。 -
八ヶ岳南麓風景街道 信州みのわ花街道を視察
山梨県北杜市の八ヶ岳南麓風景街道の会は6日、箕輪町の信州みのわ花街道を視察しました。
この日は、八ヶ岳南麓風景街道の会のメンバー15人が箕輪町を訪れ、信州みのわ花街道となっている県道辰野与地線の富田から長田までの6キロを視察しました。
八ヶ岳南麓風景街道の会は、H19年に国土交通省の日本風景街道に登録されていて、同じく風景街道に登録されている信州みのわ花街道の活動を知ろうと視察に訪れました。
1,500本の花ももが植えられている「花ももの小径」では、住民が間伐材から作ったウッドチップを敷きつめている事、景観の統一感を出すために、県に要望しガードレールを木製にした事などが説明されました。
八ヶ岳南麓風景街道の会は、8つの市民団体と行政で構成されていて、八ヶ岳のすそのの北杜市で活動しています。
今後は、この日の視察を参考に風景にあった看板やガードレールの設置など、道路景観の整備を進めていくという事です。 -
箕輪西小学校児童 栗拾い
箕輪町の箕輪西小学校の児童は6日、木下にある栗園で栗拾いを楽しみました。
この栗園は、岐阜県に本社を置くわかば農園(株)が管理しているもので、37aに70本の栗が植えられています。
わかば農園は、箕輪町で大根の栽培をしていて、地域貢献の一環で、3年前からこの栗園を地元住民に開放しています。
この日は、箕輪西小学校の1、2年生31人が栗拾いをしました。
1年生の児童のほとんどは栗拾いが初めてという事で、1週間ほど前から楽しみにしていたという事です。この日拾った栗は、それぞれ家に持ち帰り味わったという事です -
ワイン用のブドウを収穫
農業を通して地域活性化に取り組む、箕輪町の地元有志でつくるもみじ湖夢くらぶは5日、ワイン用のブドウを収穫しました。
今年は、天候にも恵まれ豊作です。
もみじ湖夢くらぶは、8年前から町内でブドウを栽培しオリジナルワインをつくっています。
長岡にあるおよそ35aブドウ畑では、白ワイン用のシャルドネと赤ワイン用のメルローを栽培しています。
今日はメンバー15人が白ワイン用のシャルドネを収穫しました。
メンバー達は、ひと房ずつハサミで切りコンテナに入れていきました。
今年は天候に恵まれ糖度も高く出来が良いということです。
今年は、去年より100キロ多い600キロを収穫しました。
このうち150キロはジュース用にして残りは塩尻市の井筒ワインで醸造されます。
ワインは1年ねかせ、来年の10月に味わうということです。
今月9日には、赤ワイン用の メルローの収穫を予定しています -
伊那小児童 西天水路を掃除
伊那市の伊那小学校の児童は、上伊那の農業用水路について学ぶ中で、西天竜幹線用水路にごみが多く捨てられている事を知り、4日、箕輪町大出の深沢サイホンを掃除しました。
4日は、あいにくの雨となりましたが、雨具を身につけた子ども達が、箕輪町大出の深沢サイホンで、空き缶やペットボトルなどのごみを拾いました。
ごみを拾ったのは、伊那小学校4年仁組の子供たちです。
仁組は、8月に、上伊那各地の農業用水の施設を見学しました。
その中で、西天の水路にごみが多くあることに気付いた児童がごみ拾いを提案し、西天の水路を管理する西天竜土地改良区などに呼びかけ、4日、ごみを拾うことになりました。
子どもたちは、分別しながらごみを集めていました。
西天竜幹線用水路は、諏訪湖の釜口水門から、伊那市の小沢川まで25キロに渡り整備されている水路です。
辰野町・箕輪町・南箕輪村・伊那市の3100戸の農家が、水田に水を引いています。
水路への不法投棄が後を絶たず、今年2月には、深沢サイホンの3本ある水路管の1本から、5トンものごみが撤去されました。
ごみ拾いを終えた子どもたちは、今後、ごみが捨てられないように、柵を高くしたり、ごみ捨て防止を呼びかける看板を設置することなどを西天竜土地改良区などに提案しました。
西天竜土地改良区では、不法投棄防止にむけて、子どもたちの提案を参考にしていきたいとしています。 -
町発足55周年航空写真撮影
今年町発足55周年を迎えた箕輪町で2日、記念事業として航空写真の撮影が行われました。
箕輪町は昭和30年に発足し、今年55周年を迎えました。
記念事業は、町の姿を空から撮影しようと行われ、町内15区それぞれが撮影に臨みました。
このうち沢区では、区民が沢グラウンドに集まり、輪になって手をつなぎました。
下古田区では、介護予防拠点施設の駐車場で、区民が椅子に座りハートの形を作りました。
形が分かりやすいように、みのわ祭りのうちわをカメラマンが乗った上空のセスナ機に向けて持ち、写真に納まっていました。
今回撮影された写真は、後日町内全戸に配られるということです。 -
富田秋祭り
箕輪町富田の富田神社で3日秋まつりが行われました。
境内には、わたがしや、やきそば等の出店が並び、地区住民らで賑わっていました。
富田秋祭りは地区の経営者などでつくる、富田地区経営友の会が、途絶えていた行事を復活させ開いたもので、今年で9年目となります。
境内にはシートがひかれ、集まったお年寄りたちが食事や会話を楽しんでいました。
また用意されたゲームコーナーでは子どもたちがゲームに熱中していました。
友の会では「地区の子どもからお年寄りまで集まり賑やかな秋まつりにすることができた。
住民が交流する場として、これからも続けていきたい。」と話していました。 -
トヨタ自動車が出前授業
トヨタ自動車は、車の魅力や環境対策の取り組みを児童に学んでもらう出前授業を28日、箕輪町の箕輪北小学校で行いました。
これは、自動車への興味を高めてもらおうと全国各地の小学校で行われているものです。
箕輪北小学校では5年生が社会科の授業の一環で自動車産業について学習していることから、今回トヨタ自動車に授業を依頼しました。
授業では、5年生が車と環境や産業、経済との関わりを考えるゲームをしました。
ゲームは、児童が経営者になり、環境保全を考えながら車の開発を進めていくというものです。
車を開発するか?環境に投資するか?などの質問が出されます。
子供たちは、経営者の立場で環境と車の開発のバランスを考えながらゲームを進めていました。
トヨタ自動車の出前授業は今年度全国351の小学校で実施されることになっています。 -
ふるさと歴史ウォーキング
箕輪町では26日、東山山麓の歴史遺産を訪ねる「ふるさと歴史ウォーキング」が行われました。
これは、箕輪町郷土博物館が行ったもので、およそ20人が参加しました。
町では、北小河内から三日町までの東山山麓に歴史コースを整備しています。
今回は、整備が終わった南小河内のコースの一部を歩きました。
コースには、案内看板が設置されていて、参加者は博物館の学芸員の説明を聞いていました。
コースの一つ、臨済宗の寺、普済寺では、町の有形文化財に指定されている参道を歩きました。
普済寺の参道の両側にはスギ、ヒノキ、カヤの木が茂り、町内でもこれだけ立派な参道の並木は珍しいということです。
町郷土博物館では、「自然と歴史豊かな東山山麓の歴史コースを皆さんに歩いてほしい」と話していました。 -
明音寺で平澤真希さんピアノコンサート
箕輪町の明音寺本堂で、伊那市出身のピアニスト平澤真希さんのピアノコンサートが26日、開かれました。
明音寺の本堂にはおよそ170人が集まり、平澤さんのピアノ演奏に聞き入っていました。
明音寺では、ヨーロッパの教会でコンサートが行われるように、寺でコンサートがあってもいいのではと、8年前に初めて平澤さんのピアノコンサートを開きました。
それ以後、人形浄瑠璃や落語、バンド演奏などを本堂で行っています。
平澤さんは伊那市出身で、ポーランドのショパン音楽大学を最優秀主席で卒業しています。
今回は明音寺で4回目のコンサートで、ショパン生誕200年に合わせショパンの曲13曲が演奏されました。
訪れた人たちは、コンサートホールとは違った空間で奏でられるピアノの音色にじっと耳を傾けていました。 -
秋晴れに恵まれ各地で歴史に触れるイベント
さわやかな秋晴れに恵まれた26日は、上伊那各地で地域の歴史に触れるイベントが行なわれました。
伊那市では、西町公民館主催の「歴史の道 伊那街道を歩こう」が行なわれ、区民らが市内9箇所の史跡などを徒歩でまわりました。
伊那市文化財審議委員で古文書研究会会長の久保村覚人さんが講師をつとめ、一般的な歴史書には出てこない、伊那地域の研究者ならではの視点から解説していました。
一行は、西町公民館を出発し、伊那橋を見学。
伊那橋を通る国道153号は、明治7年当時、長野県が南信地域で最初に取り組んだ大事業だったことなどが説明されました。
入舟の天竜川舟着場では、竜東方面の荷物を扱う舟着場が、左岸の中央区側にもあったことや下流まで流れていった舟を回収する仕事が大変だったことなどを話していました。
関係者は、「健康づくりも兼ねて地域の歴史を再発見してもらえたら」と話していました。 -
信州みのわ山野草クラブ 秋の山野草展
箕輪町の山野草愛好家でつくる「信州みのわ山野草クラブ」の秋の山野草展が、25日から木下公民館で開かれています。
会場には会員19人の作品、およそ230点が並んでいます。
信州みのわ山野草クラブは、8年前に木下公民館のクラブとして発足して以来、毎年展示会を開いています。
会場には、石の上に植える「石付け」や、ひとつの鉢に様々な種類の草花を植える「寄せ植え」などの作品が並んでいます。
今年は夏に暑い日が続いたため、秋の花の咲きが遅く、展示に間に合わせるのに苦労したということです。
白鳥征男会長は「難しい気候条件の中で、会員が丹精込めて作った作品が並んでいるので是非見に来てください」と来場を呼びかけていました。
信州みのわ山野草クラブの秋の山野草展は木下公民館で26日(日)まで開かれていて、時間は午前9時から午後4時までとなっています。 -
箕輪町でマルメロの選果作業
箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場で25日、マルメロの選果作業が行われました。
今年は酷暑の影響で例年よりサイズが小さめとなっています。
この日は生産農家やJA職員などが選果作業にあたりました。
箕輪町では、毎年20トン以上のマルメロを出荷しています。
今年は夏の酷暑の影響で例年よりサイズが小さく、去年の3分の2のおよそ15トンの出荷を見込んでいます。
箕輪町マルメロ専門部会の大槻昭治部会長は「今年は全般的に小物が多い。いくら手を加えても天気だけにはかなわない」と話していました。
作業にあたった人たちは、大きさや形、傷がないかなどを確認しながら、マルメロをベルトコンベアに乗せていました。
この日選果したマルメロは、主に諏訪地域の加工業者に出荷され、シロップやのど飴、ジュースなどに加工されるということです。 -
箕輪町役場人事異動
箕輪町は10月1日付の人事異動を24日、内示しました。
異動総数は18人で小規模の異動となっています。
課長には3人が昇格します。
経営企画課長には、住民環境課生活環境係長の唐澤紀朗さん。
住民環境課長には建設水道課建設管理係長の倉田祐ニさん。
建設水道課工事担当課長には建設水道課建設工事係長の柴敏夫さんが昇格します。 -
箕輪町駅伝大会
箕輪町内東と西の2コースを走る駅伝大会が23日行われました。
大会には、小学生から一般までの39チームが出場しました。
これまでは町内を一周する形でしたが今年から東と西のコースにわけ、コース別優勝と合計タイムの総合優勝を競う形で開催しました。
東コースは北河内公民館をスタートし福与公民館までの4区間8,8キロです。
昨日は、激しい雨の中選手たちは声援を受けながら力走していました。
東コースの優勝は、木下Aでした。
西コースは、沢グラウンド南側をスタートし西部地域を通り、役場隣の地域交流広場までの6区間13,4キロです。
沿道には多くの住民がのぼり旗を持って声援を送っていました。
西コースの優勝は松島Aでした。
合計タイムの総合優勝は、木下Aで、大会15連覇を達成しました。 -
箕輪東小児童がフナ捕り
箕輪東小学校6年生の児童は22日、フナを育てていた池の水とり作業を行いました。
箕輪東小学校の6年生30人は、環境学習の一環で学校近くの休耕田に水を張りフナを育ててきました。
今年5月にフナの卵を買い、水を替えたり、エサをやるなどしながら大きくなる様子の観察を続けてきました。
22日はフナを真水に入れ替え、ドロ抜きをするために、水とり作業を行いました。
児童らはドロだらけになりながら、水をとり、フナをつかまえていました。
フナは体長3センチほどに育っていて3日ほど学校内の池に張った真水にいれ、ドロ抜きをしたあと直売所に販売することになっています。
フナの販売による売り上げについては、今後の学校生活に役立ていくということです。 -
箕輪町の仏教遺産を訪ね歩く
箕輪町の仏教遺産を訪ねる催しが20日行われ参加者が町内の寺を巡りました。
この催しは箕輪町に残る、仏教遺産について理解を深めてもらおうと町郷土博物館が開いたものです。
この日は20人が参加し、町内の寺を巡りながら、そこに残る仏像などを見学しました。
このうち箕輪町木下の高雲寺では室町時代に作られたとされる五大明王像を見学しました。
五大明王像は京都の仏像彫師の作といわれていてその巧みな出来栄えから町の有形文化財に指定されています。
他に木下の法界寺では、高遠の石工、守屋貞治により作られた地蔵尊を見学しました。
右手を頬にあて物思いにふけっているかのような姿が特長で、この地蔵尊も町有形文化財に指定されています。
参加者は興味深そうに地蔵尊などを見て歩きながら町の仏教遺産について理解を深めていました