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箕輪町 8月の成人式延期
8月15日に予定されていた、令和2年度箕輪町成人式は、新型コロナウイルスの影響で延期されます。
25日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、白鳥政徳町長が成人式延期について話しました。
今年度の成人式は、274人の新成人が対象となっています。
県外からの帰省が予想されることや、新型コロナウイルスの早期収束が見通せないことなどから、延期を決めました。
式を主催する箕輪町と、箕輪町成人式実行委員会は、対象の新成人にはこの日延期の通知をし、日程については改めて周知するとしています。
なお、令和2年度箕輪町成人式は、来年1月を目途に計画しているということです。
また、この日の定例記者懇談会で白鳥町長は、新型コロナウイルスの早期収束と暮らしの回復に向けて住民から寄付金の受け付けを始めることを明らかにしました。
窓口は役場総務課に設置され、町内外から寄付を受け付けます。
集まった寄付金は、保育園や小中学校のマスク・消毒液の備蓄などに充てられるということです。
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田楽座 獅子頭の紙工作を市内小学生に寄贈
伊那市の歌舞劇団田楽座は、富県小学校を訪れ紙工作の獅子頭のキットを全校児童116人に21日に贈りました。
21日は田楽座の中山洋介代表らが学校を訪れ、児童会長の篭田心優さんに、紙工作の獅子頭を渡しました。
田楽座は新型コロナの影響で3月からすべての公演が中止か延期となっていて、現在は全国から支援金を募り活動しています。
そんな状況の中でも、支援を受けるばかりではなく、何かできることは無いかと考え、小学生にペーパークラフトを贈る事にしました。
キットは、田楽座のワークショップで使用しているもので、
ハサミや糊を使い、およそ2時間で完成するという事です。
田楽座では、作った獅子頭で両親や兄弟を噛んで「コロナ退散」を願ってほしいと話していました。
田楽座では、富県小学校の他、市内の小学4年生から6年生の児童およそ1,900人に紙工作のキットを贈る事にしています。
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伊那図書館 利用再開
新型コロナウイルスの影響で1か月以上休館していた伊那市の伊那図書館はき19日から利用を再開しました。
開館直後の午前10時には子供連れなど20人近くが訪れ、早速本を借りていました。
伊那図書館は新型コロナ感染防止の為4月8日から40日間休館していました。
緊急事態宣言が解除となり19日から利用を再開しました。
新型コロナ対策として連絡先の提出や、館内や備品のこまめな消毒、入館時間を1時間までとするなどに取り組みます。
また国連が持続可能な世界を目指すための目標SDGsの特別展が19日から始まっています。
展示の中にはSDGsの視点で新型コロナとの関係をまとめたポスターも掲示されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の箕輪町図書館と南箕輪村図書館も閲覧などの一部のサービスを除き19日から利用が再開しました。
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テレビ会議システムで授業
25日の学校再開に向けて現在分散登校となっている南箕輪村の南箕輪小学校で19日テレビ会議システムを使った初めての授業が行われました。
南箕輪小学校6年4組は児童の登校を午前と午後に分け授業を行いました。
担任は児童にタブレットを配りテレビ会議システムへのアクセスの仕方や使い方について説明していました。
しばらくすると児童の顔が映し出され会話ができるようになりました。
授業で試みたのは校内で形が対称となっているものを探して映し、その映像について児童と教諭が会話をするというものです。
南箕輪村教育委員会ではオンラインを活用した授業に取り組む計画で村内の小中学校3校に合わせて1,500台のタブレットを整備するとしています。
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高校再編 拙速な決定行わないよう求める
上伊那の住民有志でつくる高校再編を考える上伊那の会は、上伊那の市町村議会に対して県立高校の再編・整備計画案について拙速な決定を行わず、地域の声を聞く場を設ける事を求める意見書を長野県教育委員会に提出するよう求めます。
19日は伊那市役所で考える会が記者会見を開きました。
県教委は3月に伊那北と弥生を統合するなどとする上伊那の高校再編・整備計画の1次案を公表しました。
案では5月中に住民説明会を開き、6月の県議会を経て確定させる予定です。
考える会では、新型コロナの影響で住民説明会が開催できていない状況で、拙速な決定を行わず、地域の声を聞くよう求めています。
考える会では、上伊那の市町村議会に対し、これらを県教委に意見書として出すよう求める陳情書を提出するという事です。
伊那ケーブルテレビの取材に対し県教委は「高校再編については新型コロナの状況を注視して必要な対応を考えていきたい」とコメントし「説明会の開催時期や県議会6月定例会中に議論するかどうか現在検討中だ」という事です -
田楽座 あすツイキャスで公演ライブ配信
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は、新型コロナウイルスの影響による自粛ムードの中、インターネットで演目を楽しんでもらおうと、16日午後7時からオンライン公演を有料でライブ配信します。
15日は、配信に向け稽古場でリハーサルが行われました。
配信に使うスマートフォンとタブレットで、カメラワークと本番の流れを確認していました。
予定している演目は「獅子舞」と「水口囃子」です。
新型コロナウイルスの影響で、予定していた公演が3月から中止となる中、少しでも多くの人に田楽座の公演を見てもらおうと、準備を進めてきたということです。
田楽座のライブ配信は、動画配信サイト「ツイキャス」から視聴できます。
16日午後7時から配信予定で、視聴料は500円です。
当日は演目のほか、メンバーによるトークも予定されているということです。
https://twitcasting.tv/c:dengakuza/shopcart/5757 -
小中学校 学校再開に向けて分散登校
新型コロナウイルスの影響で休校となっている小中学校で、学校再開に向けた分散登校が、11日から始まりました。
放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村のほとんどの学校で、11日が登校日となりました。
このうち南箕輪小学校では、午前と午後に分かれ、およそ1時間、授業や学活を行いました。
この春入学した1年生の教室では、クラスの半分の16人が午前中に登校し、課題として出されていたひらがなの練習帳や似顔絵を提出していました。
南箕輪小学校では休校中、家庭訪問を実施した他、下駄箱を使って課題のやりとりをしていましたが、教室での指導は初めてです。
6年生の教室では、算数の授業が行われました。
6年生で習う内容ですが、授業がなかったため子ども達は家で教科書を見て予習してきたということです。
南箕輪小学校では、「久しぶりに子ども達の元気な声が聞こえてきてよかった。感染防止に努めながら、学力維持と心のケアに取り組んでいきたい」と話していました。
南箕輪小学校では、25日の学校再開までに6日間分散登校し、3時間の授業を行うことにしています。
なお、伊那市と箕輪町の小中学校でも、25日に再開を予定しています。 -
受験生を応援 塾の授業を収録
伊那ケーブルテレビは、新型コロナの影響で授業が受けられない中学3年生を応援しようと、塾の講師の協力を得て数学を学ぶ番組を制作し、来週から放送します。
8日は伊那市西町の学習塾伸清学院で授業の収録が行われました。
中学3年生の数学「平方根」の授業です。
伸清学院塾長の清澤健二さんは、新型コロナウイルスの影響で休校が長引く中、地域のために何かできないかと考え、伊那ケーブルテレビに協力を呼びかけました。
自宅での学習では理解が難しい数学をとり上げました。
番組は来週火曜日から121チャンネルで放送します。
放送時間は、火曜日から金曜日の午前7時30分、午後4時55分、午後6時25分です。
20分番組で、毎日違う内容を放送します。
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小中学校25日 授業再開
伊那市、箕輪町、南箕輪村の教育委員会は、新型コロナウイルスの影響で10日まで臨時休校業している小中学校の休校期間を22日まで延長し土日をはさんだ25日に通常授業を再開することを7日決めました。
伊那市役所で新型コロナ感染症対策本部会議が7日に開かれ、小中学校の休校延長や授業の再開予定などが報告されました。
会議の冒頭 白鳥孝市長は「新たな感染者の報告は減少しているが、いったん手をゆるめると、元にもどってしまう。まだまだ続く事を前提に感染防止対策に取り組んでいきたい」と挨拶しました。
伊那市内の小中学校21校は、新型コロナの影響で10日まで臨時休校となっています。
伊那市教育委員会では、4日に政府が緊急事態宣言を延長し、5日に長野県が対応方針を示した事を受け、小中学校の再開時期などについて検討しました。
その結果、休校期間を22日まで延長し、土日を挟んだ25日に通常授業を行い給食も提供するとしています。
11日から22日までは、学校毎に臨時登校日を設ける予定です。
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県立学校 22日まで休業延長
長野県は、新型コロナによる県立学校の臨時休業を22日まで延長する事を5日決めました。
阿部守一知事は緊急事態宣言の延長を受け、県立学校の臨時休業を22日まで延長すると5日発表しました。
16日以降は分散登校を行いますが授業は行いません。
23日から31日までは、授業日を設定した分散登校を実施する予定です。
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伊那西小学校 独自に遠隔ミニ授業
伊那市の伊那西小学校は、新型コロナによる臨時休校のため家庭で課題学習に取り組む子ども達の進捗状況を確認しようと、インターネットを使ったテレビ会議システムでミニ授業を、1日に行いました。
1日は、夜7時から各学年10分ずつミニ授業が行われました。
このうち、6年生の教室では社会科の授業が行われました。
課題として取り組んでいる日本国憲法についての問題が教室から出され、イラストを見て何の権利や義務かを子ども達が自宅から答えていました。
2年生の教室では、音楽の授業が行われました。
楽譜を見ながらリズムに合わせて手拍子をしたり、何の曲かを当てたりしていました。
伊那西小では、休校前から授業などで子ども達がICT機器に触れる機会が多かったことから、今回独自に遠隔授業を行いました。
市内の小学校は、11日から授業が再開される予定ですが、今後も休校が延長されるようなら本格的に活用していきたいとしています。 -
小中学校 休校10日まで延長
伊那市・箕輪町・南箕輪村の教育委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う小中学校の臨時休校について、10日まで延長することを決めました。
伊那市内の小中学校は休校を10日まで延長します。
学童クラブはこれまで通り受け入れるということです。
11日以降の対応については、国・県の方針を踏まえ今後決定するとしています。
箕輪町の小中学校も休校を10日まで延長します。
学童クラブはこれまで通り受け入れるということです。
11日以降の対応については、国・県の方針を踏まえ7日以降に決定する予定だということです。
南箕輪村の小中学校も休校を10日まで延長します。
学童クラブはこれまで通り受け入れるということです。
11日以降、南箕輪中学校・南箕輪小学校は分散登校を行う方針です。
南部小学校は授業の時間を短縮し、学校を再開する方針です。
これらは国・県の方針により変わる可能性もあるということです。
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南箕輪村 小中学校長メッセージ
南箕輪村教育委員会と伊那ケーブルテレビジョンは、新型コロナウイルスの影響で休校中の村内の小中学生に向け、校長からのメッセージ番組を制作し30日から放送します。
24日は南箕輪小学校で収録が行われました。
大島俊彦校長は、得意のヴァイオリンの演奏を披露した他、身近な風景の写真を見せながら話をしました。
大島校長は「外出はできませんが、自宅から見える自然を観察して下さい」と呼び掛けていました。
メッセージの最後には「新型コロナに感染しないよう、手洗いやうがい、人ごみを避ける事を心がけ、休校あけには元気な姿を見せてください」と話していました。
南箕輪村の小中学校は新型コロナの影響で来月6日まで休校となっています。
村教育委員会では、自宅で過ごす子ども達を励まそうとメッセージ番組を作ることにしました。
この番組は30日の正午からご覧のチャンネルで放送予定です。
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箕輪中 eライブラリを活用
24日、2週間ぶりの登校日となった箕輪町の箕輪中学校の1年生は、休校中にスマートフォンやタブレットで学習できるオンラインの問題集「eライブラリ」の使用方法を学びました。
24日は箕輪中学校の1年生がタブレット端末を使いeライブラリの使い方について説明を受けました。
eライブラリはオンラインの問題集で、学年に応じた問題を解くことができるほか、学校で使われている教科書に対応した解説も読むことができます。
生徒たちはサイトにログインすると、実際に問題を解いていました。
箕輪町では、町内の小中学校にeライブラリを導入しています。
休校中は、家庭にあるスマートフォンやパソコンなどでログインし自主学習に活用するということです。
箕輪中学校は新型コロナの感染拡大防止で10日から休校となっていて、24日は1年生がおよそ2週間ぶりに登校しました。
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長谷中で遠隔会話のテスト
新型コロナウイルスの影響で休校となっている伊那市長谷の長谷中学校では、生徒の健康チェックをテレビ会議システムで行う準備が進められています。
20日は、3年生の教室で生徒は自宅に、教諭は職員室にいると想定し、学校備品のタブレット端末を使ってシステム接続の確認をしていました。
新型コロナウイルスの影響で休校となっている中、伊那市教育委員会は市内の小中学校で、生徒と教諭のオンラインを使ったコミュニケーションの構築を進めていて、生徒の健康チェックなどを行います。
教室では、担任の田中祐貴教諭が操作方法を説明し、生徒全員が接続できるか確認していました。
また、この日は専用の学習アプリから生徒が授業の課題を取得する手順の確認も行われました。
伊那市教育委員会では、「インターネットや端末などの環境が整っていない家庭の生徒にどう対応するかなどの課題はあるが、今後は各学校での状況を確認しながら子どもたちの学習支援を検討していきたい」と話していました。
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伊那市の小中学校臨時休校延長
国の緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大したことを受け伊那市教育委員会は、小中学校の臨時休校を来月6日まで延長することを18日発表しました。
これまで、伊那市内の小中学校は今月23日まで臨時休校としていましたが、国や県の方針を受け来月6日まで休校期間を延長することを決めました。
学童クラブについては、土日祝日、振替休日を除く午前8時30分から午後6時まで、中学校の部活は実施しないとしています。
休校中は、各学校で登校日を設ける予定です。
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高遠中 テレビ会議システムで学活
新型コロナウイルスの影響で休校となっている伊那市高遠町の高遠中学校で、テレビ会議システムを使った学活が14日行われました。
3年1組の教室です。
朝9時からテレビ会議システムを使った学活が行われました。
生徒たちは各家庭にあるスマートフォンやパソコンなどを使って学活に参加しました。
担任の教諭が生徒一人ひとりに休校中の生活について聞いたり、登校日の連絡をしていました。
高遠中学校では、新型コロナウイルスの影響で休校となる中、生徒と顔を合わせる機会を作ろうとICTを活用した取り組みを進めています。
テレビ会議システムを使った学活は、3月の休校中に一度行っていて、新学期になってからは初めてです。
3年1組では、24人中23人が学活に参加しました。
参加できない生徒には教諭が電話などで個別に連絡を取るということです。
高遠中では今後、授業の配信についても研究を進めていくということです。
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松進でオンライン授業スタート
箕輪町松島に本部を置く学習塾「松進」は、新型コロナウイルス対策としてオンラインの授業を、9日からスタートしました。
この日は、箕輪校で小学5年生の算数の授業がオンラインで行われました。
講師の三澤拓哉さんが、6人の生徒とモニターを通して授業を進めていました。
松進では、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、先月からオンライン授業の準備を進めてきました。
新学期の開始に合わせて、9日から授業がスタートしました。
生徒は、自宅のパソコンやスマートフォンを使って、授業に参加します。
オンラインで生徒が講師に質問をすることができます。
松進では、授業で理科の実験も行っていて、きのうは振り子の実験も行われました。
松進では「生徒たちの学力の向上につなげたいが、塾に生徒を集めることは感染のリスクがあることから当面の間オンラインで授業をしたい」と話しています。
保護者からは、学力の向上と安全の両方に配慮してもらいありがたいなどの声が寄せられたということです。
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箕輪中 臨時休校前に特別時間割
箕輪町の箕輪中学校は、10日から23日まで臨時休校となることを受け、9日、20分12コマの緊急特別カリキュラムを組んで生徒たちに休校中の学習のやり方を指導しました。
国語や数学のほか、音楽や体育など9科目を、それぞれ20分に凝縮し、12コマの授業が行われました。
9日から新年度の授業が始まる予定だったことから、教諭と生徒の顔合わせを兼ねた時間となりました。
教諭たちは、休校中にどのように学習を進めていけばよいかを指導したほか、生徒が教科に興味を持てるような宿題を出していました。
伊那ケーブルテレビでは、箕輪町教育委員会と学校の協力を得て、きょう、学年ごとの12コマ、合わせて36コマを撮影しました。
休校中にもこの授業の様子を視聴し学習に役立ててもらいたいというものです。
撮影した授業の時間は合わせて6時間で、13日月曜日から、午前9時からの午前の部3時間、午後1時からの午後の部3時間に分け放送していく予定です。
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授業再開 学校で感染対策
伊那市内の小中学校は7日から授業が再開しました。
授業再開にあたり、学校では新型コロナウイルス感染対策が取られています。
伊那市の西春近南小学校です。
朝7時40分、児童が間隔をあけて校庭に並びました。
児童は、教諭に「健康チェックカード」を渡し、確認してもらっていました。
西春近南小学校では児童1人ひとりに「健康チェックカード」を配布していて、登校前の体温や咳の有無などを記入するようになっています。
熱や咳などの症状がある場合は、教室とは別の部屋で待機し、場合によっては家庭へ連絡し帰宅させるということです。
伊那市教育委員会では、国の学校再開方針に基づいて、検温や手洗いの徹底などを指示しているということです。
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あすから小中学校臨時休校
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、10日からおよそ2週間、伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校は臨時休校となります。
各学校では9日に休み中の過ごし方の指導が行われました。
伊那市の美篶小学校です。
1年1組の教室では9日、2時間目まで通常の授業が行われました。
国語の授業では、字を書くときの姿勢や鉛筆の持ち方を習っていました。
美篶小学校では6日に入学式が行われ、1年生は9日まで午前中のみ授業を受けてきました。
10日が初めての給食の予定でしたが、食べられるのは学校再開後となりました。
また、1年生は校歌の練習をしていないため、1人1枚校歌が録音されたCDが配られました。
美篶小学校では、4月中に予定されていた授業参観、家庭訪問をやめ、学校再開後も全校集会は基本的に行わず、校内放送で対応するということです。
伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校では、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、10日から23日まで臨時休校となり、授業再開は24日の予定です。 -
南信工科短大 入学式
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校の入学式が8日、行われ、37人がものづくりの技術者をめざして学校生活をスタートさせました。
今年度入学したのは、機械・生産技術科が15人、電気・制御技術科が12人の、あわせて27人です。
このほか、6か月の短期過程に10人が入学しました。
入学式は、新型コロナウイルス感染を防ぐため、在校生は出席せず、間隔を空け時間を短縮して行われました。
大石修治校長は、「ものづくりのスペシャリストを目指して、技能を磨き、積極的に技術向上に励んでください」と式辞を述べました。
新入生を代表して、須藤駿介さんが誓いの言葉を述べました。
今年度の新入生は南信が24人でこのうち上伊那が14人、中信が2人、北信が1人となっています。
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小中高校10日から臨時休業
伊那市では、市内の小中学校を10日から23日まで臨時休業することを8日発表しました。
学童クラブについては、午前8時30分から午後6時まで子ども達の受け入れを行うとしています。
市内の公立保育園については通常通り受け入れを行うという事です。
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臨時休業に備え 高遠中ICT講習
伊那市の高遠中学校は臨時休業に備え、インターネットで授業の課題や学活が行えるICT講習会を8日急遽開きました。
このうち3年生の講習会では、遠隔会議や授業への参加の仕方を教わりました。
高遠中では臨時休業の場合、インターネットを使いクラス毎に生徒の安否や健康状態の確認を行う事にしています。
説明会では、IDとパスワードを教わると、タブレットを使いアクセスしていました。
高遠中の伊藤栄勇教頭は「インターネットの活用で生徒の不安を少しでも和らげていきたい」と話していました。
高遠中では、インターネットが使えない家庭については、個別に訪問するという事です。
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教諭が教室の消毒作業
高遠高校では新型コロナウイルスの感染予防として教諭による
教室内の消毒作業が7日から始まりました。
午後3時から作業が始まり教諭らは布に消毒液をかけ机やドアなどを拭いていました。
1つの教室を3、4人の教諭が分担し約30人で9クラス分を消毒しました。
高遠高校では生徒に新型コロナウイルスをうつされない、またうつさないための指導を行っているということです。
高遠高校の教諭は消毒作業を17日まで毎日行うことにしています -
箕輪東小学校で入学式
入学式シーズンを迎え、4日は箕輪町と南箕輪村の小中学校で入学式が行われました。
このうち箕輪東小学校では、新1年生19人が学校生活をスタートさせました。
今年度箕輪東小学校に入学したのは男子11人、女子8人の合わせて19人です。
教室では、新1年生が保護者と一緒に持ち物の確認をしていました。
式が始まり、田原克彦校長が「学校が始まったら、自分から進んで挨拶をしましょう」と児童に呼び掛けていました。
その後、新1年生は歌を披露しました。
式が終わると、担任の伊東美水教諭が、「とまとと似ている名前です。これからよろしくお願いします。」と自己紹介していました。
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南箕輪村 中部保育園入園式
伊那市、箕輪町、南箕輪村の保育園で3日、入園式が行われました。
このうち、南箕輪村の中部保育園には、未満児を含む33人が入園しました。
保護者とともに初めて保育園を訪れた入園児は、受付を済ませると、教室で式の準備をしていました。
新型コロナウイルスの影響もあり、園児や保護者はアルコール消毒をしていました。
式が始まると、保護者と手を繋いで会場に入りました。
水﨑アツ子園長は、「これから、ドキドキワクワクの保育園生活が始まります。困ったときは、お兄さんやお姉さんが助けてくれます。元気よく通ってください」と入園児に呼び掛けていました。
式では、年長園児が歓迎の歌を披露しました。
式が終わり、教室に戻った入園児は、保育士から保育園での生活の仕方を教わっていました。
南箕輪村内では、未満児を含め今年度114人が入園しました。
この日は伊那市と箕輪町でも入園式が行われ、伊那市は486人、箕輪町では136人が新たに入園しました。
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「ばらの騎士」6月20日上演
6月20日(土)に、伊那市の伊那文化会館で、18世紀のウィーンの貴族たちの恋物語を描いたオペラ「ばらの騎士」が上演されます。
この日は、伊那文化会館で記者会見が開かれ、北沢理光館長と、担当者の日野麻由美さんがオペラの概要を説明しました。
オペラ、「ばらの騎士」は、5月下旬から1か月間、伊那市内で開かれる伊那バラフェスタ2020の関連事業で企画されたものです。
コンサート形式で上演されることになっていて、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で楽しむことができます。
オペラ「ばらの騎士」は6月20日(土)、午後2時から開演の予定です。
字幕付きのドイツ語上演で、料金は全席指定S席7,000円、A席5,000円、B席3,000円です。
また、若者にもオペラに親しんでもらおうと、25歳以下の人は入場料が半額になります。
前売り券は、伊那文化会館で販売されています。
電話:73-8822
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キャリアフェスに向け生徒実行委員会発足
伊那市内のすべての中学2年生を対象に11月に行われるキャリアフェスに向け、生徒による実行委員会が30日、発足しました。
この日は、伊那市役所で生徒実行委員会の初会合が開かれ、委員になった生徒が自己紹介をして委員会がスタートしました。
生徒実行委員会は、市内6校からそれぞれ2人の生徒が参加し12人で構成します。
会では、今後合宿などをしながら運営方針を決めていくということです。
ある生徒は「伊那のことや将来につながることを考えるフェスがつくれるように頑張りたい」と話していました。
またこの日は、発足にあたって白鳥孝市長が挨拶しました。
白鳥市長は、「キャリアフェスは、いろいろな企業が参加し、どんな気持ちで働き、伊那をどう思っているか直接話してくれる機会です。これから頑張ってください」と生徒たちを激励していました。
11月にエレコムロジテックアリーナ伊那市民体育館で行われるキャリアフェスは、市内6校の中学2年生およそ670人を対象に行われます。
フェスでは、企業のブースを回って仕事について理解を深めるほか、地域の伝統や文化について知る企画が予定されています。
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高校再編・整備計画案 受け入れられない
上伊那の住民有志でつくる高校再編を考える上伊那の会は、24日に長野県教育委員会が示した県立高校の再編・整備計画の一次案について、地域の声を聞いておらず受け入れられないとの見解を示し、見直しを求め運動を行っていくとしています。
27日は伊那市役所で考える会が記者会見を開き、久保田逸巳代表代行が考える会としての見解を示しました。
伊那北と弥生を統合するなどした再編・整備計画案については「統合再編よりも少人数学級で現在の高校を存続する事が地域の要望だ」と話しました。また、総合学科校や総合技術校の新設については「今ある農業や工業高校の専門性や技術力の損失に繋がり、地域の技術力の低下につながる」と話しました。
会では近いうちにシンポジウムを開き、意見をまとめ県教委へ要望を伝えていきたいとしています。