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伊那市西町の旧井澤家住宅で押し花絵展
伊那市西町の旧井澤家住宅で、9日から18日まで、押し花絵展が開かれます。 伊那公民館の女性教室押し花クラブのメンバー14人が46点を展示しています。 自宅の庭先などで摘んで乾燥させた草花を絵のように並べて作った作品です。 シリカゲルを使うと4日ほどで乾燥するため、草花本来の色がそのまま表現できるという事です。 教室には伊那市に住む60代から80代の女性が通っていて、同じ趣味を持つ仲間同士、仲良く楽しみながら作品作りをしているという事です。 講師をつとめる伊那市中央の野澤伊代子さんは「花本来の美しさや、制作した人の花に対する気持ちを感じてもらいたい」と話していました。 伊那公民館女性教室押し花クラブの作品展は、旧井澤家住宅で、10月9日から18日(日)まで開かれます。
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春富中学校吹奏楽部 初めての定期演奏会 今月11日に
伊那市の春富中学校吹奏楽部の初めての定期演奏会が、10月11日に伊那文化会館大ホールで開かれます。 初めての演奏会の見どころのひとつマーチングメドレーを中心に練習に励んでいます。 これまで10月の学校の文化祭で3年生が引退していましたが、今年は初めての挑戦として、文化祭後に定期演奏会を開く事にしました。 歩きながら演奏を行うマーチングも初めての挑戦です。 楽譜を覚え、歩幅や足の高さをそろえる練習に力を入れてきたということです。 定期演奏会では、マーチングメドレーの他に、コンクールで演奏した曲や日本のポップスなど16曲を披露します。 3年生はこの演奏会で引退となるため「今までお世話になった人に感謝の気持ちを伝えるステージにしたい」と話していました。 春富中学校吹奏楽部の第1回定期演奏会「LAST concERT」は、10月11日(日)午後1時半から、伊那文化会館大ホールで開かれます。
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歌や踊りで交流 中坪演芸大会
地域住民が歌や踊りを披露する秋の恒例行事、伊那市手良中坪の演芸大会が3日中坪公民館で開かれました。 演芸大会は住民有志でつくる実行委員会が秋の例大祭の宵祭りとして開いているもので今年で15回目となります。 娯楽が少なかった昭和の中頃まで行われていた演芸大会もいつしか途絶えてしまいましたが、昔のように住民同士で楽しみたいと平成12年に復活し毎年続いています。 今年は子どもからお年寄りまで16の演目が披露されました。 実行委員会では「子ども達の思い出作りや地域住民の交流の機会として続けていきたい。」と話していました。
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箕輪北小4年生が野外でカレー作り
箕輪町の箕輪北小学校4年1組は、総合学習の一環で、7日ながた自然公園でカレーを作りました。 箕輪北小学校の4年生は今年度、総合学習で「一人でカレーが作れるようになること」を目標に活動をしています。 1年間で4回のカレー作りを計画していて、今回は2回目です。 野外での調理は今回が初めてで、火おこしに挑戦していました。 児童は薪をくべたりうちわを使ったりして、火加減を調節していました。 カレーが出来上がると全員で味わいました。 今後は12月と来年2月にカレー作りを計画していて、カレーを使った他の料理も作る予定だということです。
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伊那中学校吹奏楽部定期演奏会 10月12日に伊那文化会館で
伊那中学校吹奏楽部の定期演奏会が10月12日に伊那市の伊那文化会館で開かれます。 12日の定期演奏会に向け練習に励んでいます。 吹奏楽部は1年生16人、2年生13人、3年生14人の、合わせて43人です。 定期演奏会の前半は、日本のポップスなど聴きなじみのある曲が中心で、OB、OGによる演奏もあります。 後半は、コンクールの課題曲や自由曲などを演奏し全部で10曲を披露します。 この演奏会で引退となる3年生はカップを使ってリズムを奏でる曲を演奏する事になっています。 振り付けや歌に合わせての演奏もあり、会場全体で楽しめるステージを目指しているということです。 伊那中学校吹奏楽部の定期演奏会は10月12日午後2時から伊那文化会館で開かれます。
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伊那東小学校5年柳組が伊那市社協に寄付
伊那東小学校5年柳組の児童は、9月のふれあい広場で手作り小物を販売した売上金を、5日、伊那市社会福祉協議会に寄付しました。 伊那東小5年柳組の児童33人が福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長に寄付金6,660円とお礼の手紙を手渡しました。 柳組は9月13日に行われた福祉のイベント「ふれあい広場」で、手作りのストラップやブローチを販売し、材料費を除いた売り上げを寄付する事にしました。 4年生の時から地域との交流をテーマに総合的な学習を行っていて、高齢者施設の訪問なども行っています。 市社協の伊藤会長は、「地域の皆さんが幸せになるように使わせて頂きます」と感謝していました。 柳組担任の佐々木由利教諭は「地域の人との交流を続けながら、福祉について学習を広げていきたい」と話していました。
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地域の文化遺産 石仏の清掃
高遠石工の調査研究に取り組んでいる一般社団法人高遠石工研究センターは4日、伊那市高遠町の建福寺で石仏の清掃活動を行いました。 建福寺は石仏の寺として知られていて境内には高遠石工の作品が40体ほどあります。 4日はその調査研究を行っている高遠石工研究センターの会員およそ10人が石仏や保管している建家の清掃を行いました。 会員は掃除機や雑巾を使って建家の中にたまった埃を取り除いたり石仏を拭いたりしていました。 センターでは石仏の記録映像も残すことにしていることからより良い状態で撮影しようと丁寧に清掃活動にあたっていました。 高遠石工研究センターは石仏を地域の文化遺産として保存継承していこうと今年4月に発足しました。 5年をかけて高遠石工の作った石仏を調べ情報発信するとともに、その価値を体系化しまとめていく計画です。
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楠洲流聖楠会 吟道大会
上伊那の詩吟の愛好者でつくる楠洲流聖楠会の吟道大会が4日伊那市のいなっせで開かれました。 楠洲流聖楠会は、伊北、竜東、竜西、東部、伊南の5つの吟詠会があり、およそ400人の会員がいます。 練習の成果を披露する場として毎年大会を開いていて、今回で44回目です。 団体で吟じる合吟の部には、5つの吟詠会から15のグループが出演し、迫力のある声を響かせていました。 楠洲流聖楠会では、「日本の伝統文化である吟に親しみ、道を究めていってほしい」と
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文化祭シーズン 東部中すず竹祭で高砂中と交流
上伊那の中学校では、文化祭シーズンを迎えています。 伊那市の東部中学校の文化祭「すず竹祭」では3日、東日本大震災の被災地、宮城県の高砂中とインターネット回線を使って交流しました。 東部中学校は、震災で桜が枯れてしまった高砂中にタカトオコヒガンザクラの苗木を贈っていて、「さくらプロジェクト」として交流が続いています。 午前は全校生徒が校庭に集まり、人文字の映像を撮影しました。 人文字は、今年の文化祭のテーマ「LINK」と、校内に植樹した桜の木の名前「虹(かけはし)」と「輝(ひかり)」を作りました。 映像は上空からドローンを使って撮影されました。 午後はインターネット回線を使って高砂中と交流しました。 スクリーンに人文字の映像が流れると、生徒からは歓声が上がっていました。 また、両校の生徒がエールの交歓をしました。 交流の後は、今後についてのディスカッションが行われ、「プロジェクトのテーマソング作成」について全校で話しあいました。 生徒からは、「曲を作ればさらに絆が深まる」「歌詞には桜の木の名前を入れたらよい」といった意見が出ました。 高砂中の生徒は今月13日に東部中を訪れ、その中でテーマソングの作成について話し合うということです。
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第15回水墨画県展
長野県水墨画協会による第15回水墨画県展が3日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、長野県水墨画協会の会員の作品およそ220点が展示されています。 長野県水墨画協会は、作品の発表の場として県内持ち回りで毎年展示会を開いていて、今年は伊那市が会場となりました。 箕輪町の日野源七さんの作品は、「着想がよく、人物のデッサンがよくできている」として、長野県文化振興事業団賞を受賞しました。 伊那市の高林千尋さんの作品は、「構成がよく、趣がある作品」だとして、伊那市長賞を受賞しました。 審査員によると、今年は画面構成や構図に工夫があり、完成度の高い力作がが多いということです。 第15回水墨画県展は、7日まで伊那文化会館で開かれています。
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森田芳夫さん ベランのパノラマ作品を伊那市に寄託
伊那市ふるさと大使の森田芳夫さんは、オーストリアの画家、ベランが描いたパノラマ作品126点を伊那市に寄託しました。 2日、伊那市創造館を訪れた森田さんに、白鳥孝市長が感謝状を贈りました。 森田さんが伊那市に寄託したのは、オーストリアの画家、ベランが描いたパノラマ作品126点です。 坂下出身の森田さんは、出版社で働いていた45年前からベランと親交がありました。 ベランは、地形図を立体的に表現するパノラマ作品を得意としていました。 今回寄託されたのは、海外の観光に関する団体や企業の出版物126点です。 白鳥市長は「世界中に憧れている人がいるベランの作品を多くの人に見てもらいたい」と話していました。 伊那市創造館では明日から11月15日まで特別展を開き、寄託された作品の一部を公開します。 また、来年春には、伊那図書館での展示も予定しているという事です。
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学童クラブ指導員 スキルアップ交流会
放課後に小学生をあずかる学童クラブの指導員を対象としたスキルアップ交流会が30日伊那市の創造館で開かれ、発達障害のある児童の支援について学びました。 スキルアップ交流会は、学童クラブ運営の参考にしてもらおうと伊那保健福祉事務所が毎年テーマを変えて開いているもので、30日は上伊那から80人が参加しました。 去年の交流会後のアンケートで「発達障害のある児童への指導法を知りたい」という要望が多く、今回はこのテーマとなりました。 長野県南信教育事務所特別支援教育推進員の柴田惇さんが話をしました。 柴田さんは、発達障害の特徴について説明し、「児童が何に困っているのかを理解し、一人一人の違いに応じた支援をすることが大事。できることが増えると自信につながり、主体性を持って取り組めるようになる」と話していました。 参加者が8つのグループに分かれ、情報交換をしました。 参加者は、「預かる前に保護者にアンケートをとることで事前に対応を考えられよかった」などと情報交換していました。
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伊那節コンクール 最優秀賞に湯田さん
伊那節のうたごえを競う唄い手コンクールで伊那市山寺の会社員・湯田真琴さんが最優秀賞を受賞しました。 コンクールは長野県を代表する民謡のひとつ伊那節を次世代に歌いついでいこうと、上伊那の伝承芸能団体で組織する実行委員会が2年に1度開いています。 唄い手コンクールには20代から80代まで上伊那を中心に県内各地から30人が参加し発声や姿勢、歌の情緒が出ているかなどが審査されました。 歌詞は自由となっていて、参加した人達は地域に歌い継がれる歌詞を歌っていました。 最優秀賞には伊那市山寺の湯田さんが選ばれました。 湯田さんは、和楽器バンドの曲をきっかけに、三味線や民謡に興味をもつようになり、7月から本格的に民謡を習い始めたという事です。 コンクールの他に、第二部のふるさと芸能祭では、伊那市長谷のざんざ節保存会や、南箕輪村の御嶽山保存会などが、踊りを披露しました。
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防火ポスターコンクール 入選作品決まる
上伊那の小学生を対象に募集した防火ポスターの選考会が28日に開かれ、最優秀賞に箕輪中部小の中野ほのかさんの作品が選ばれました。 最優秀賞に選ばれたのは、箕輪中部小学校5年の中野ほのかさんの作品です。 優秀賞には、箕輪東小学校5年の三谷太陽くんの作品が選ばれました。 防火ポスターコンクールには、上伊那の小学校22校から400点の応募がありました。 これまで伊那と伊南の防火管理協会がそれぞれ行っていましたが、消防の広域化に伴い、今年から上伊那防火管理協会として実施する事になりました。 最優秀賞、優秀賞の他に入選作品14点が決まり、11月9日から始まる秋の全国火災予防運動に合わせて市内で展示される事になっています。
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十五夜にお供え「おからこ」づくり
伊那地域に伝わる十五夜のお供え餅「おからこ」づくりが27日伊那市の旧井澤家住宅で行われました。 伊那部宿を考える会では、地域の風習を伝えていこうと10年前から毎年十五夜に合わせ石臼と杵を使い、おからこづくりを行っています。 完成した団子は、近くの畑から取ってきた里いもの葉に乗せ、カボチャやネギ、クルミなど今年とれた野菜と共に縁側に並べました。 伊那部宿を考える会の中村國義会長は、「おからこを月に供え、収穫の喜びや感謝してきた先人の営みを若い人たちにも伝えていきたい」と話していた。 おからこは、一晩月に供えた後、28日に「おからこ汁」にして味わうという事です。
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古い地名調査 3グループが報告
伊那市が進めている古い地名調査の中間報告が26日行われ、代表グループが地名の由来などについて報告しました。 報告会では、伊那市日影、高遠町藤沢、長谷溝口の3つのグループが報告をしました。 調査は、古い地名を調べることで地域の歴史や先人たちの暮らしを後世に残していこうと伊那市が進めているものです。 長谷溝口の調査グループは、「溝口」という地名について「三峰川の入り口で中ごろに位置するため、溝の口から溝口になったなどという説があり、地形が由来の地名だと断言できる」と話していました。 また、美和湖左岸にある「こはくび」という地名については、「この地域にある「雨漏りを怖がる首の化け物」という言い伝えから、「怖がる首」となり、「こはくび」と呼ぶようになった」と話していました。 高遠町藤沢の調査グループは、「片倉地域の地名を調査する中で、明治7年に作られたとされる絵地図を発見した」と報告しました。 日影の調査グループは、「これまでに区内のお年寄りを招き、古地図などを見て聞き取り調査をした。今後は、地名を種類ごと分類し特徴を調べていきたい」と話していました。 地名調査は、市内81グループが取り組んでいます。 これまでに44の報告書が提出されていて、今後は報告書のデータベース化や図書館での閲覧も行っていきたいということです。
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通称「ビリギャル」の著者、坪田信貴さん講演会
通称「ビリギャル」の著者、坪田信貴さんの講演会が、24日、伊那文化会館で開かれました。 学年最下位の女子高校生が1年間で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した実話を書いた本、通称、ビリギャルの著者、坪田さんが県内で講演を行うのは今回が初めてです。 坪田さんは、「勉強ができない事で自信をなくしてしまう子供がいるが、勉強は正しい方法で一生懸命やればできるようになるもの。」と話していました。 講演会は、伊那市西町のcafe tiesと、県内の若手経営者でつくる伊駒考動倶楽部などが実行委員会を作り開いたものです。 cafe tiesは、人と人とのつながりをコンセプトに今年4月にオープンしてから半年を迎えた事から、地域への感謝の気持ちを込めてこの講演会を企画したという事です。
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伊那市高遠町で燈籠祭
伊那市高遠町で燈籠祭が行われ、本祭りの23日は、山車や高遠ばやしが商店街を練り歩きました。 高遠ばやしは、霜町、相生多町、新町の3つの連が練り歩きました。 山車は、仲町と本町の2つの連が巡行しました。 ご祝儀をもらった店の前では、威勢のいい三三七拍子が響いていました。 燈籠祭は、豊作と無病息災に感謝する鉾持神社の例祭として行われています。 稲穂に見立てた赤いほうずき提灯が並び、商店街を彩っていました。
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宮崎吾朗監督 母校で後輩と対談
映画監督の宮崎駿さんの長男で信州大学農学部卒業の宮崎吾朗さんは、農学部創立70周年の記念として後輩たちと20日に対談しました。 現在映画監督の宮崎さんは、平成元年に信州大学農学部森林工学科を卒業し、卒業後は、建設コンサルタント、環境デザイナーとして公園緑地や都市緑化の計画・設計に従事しました。 スタジオジブリの美術館建設を機に1998年にジブリに入社。 アニメーション映画ゲド戦記、コクリコ坂で監督をつとめています。 対談では、映画で出てくる建物が、農学部の学生寮中原寮をモチーフにしていることなどの裏話を披露。 学生たちからは、当時の学生生活や授業、アルバイトのことなどに質問が集まりました。 心に残っているのは、南アルプス仙丈ヶ岳の馬の背ヒュッテで1か月アルバイトしたことと答えていました。 宮崎さんは、「成績は良いが役に立たない人が多い。 自分の言葉できちんと伝えることができ、行動力のある人が求められている。」と話し、さらに「学生時代に無駄なものをたくさんつめこんでおいたほうがいい」と後輩たちにエールを送っていました。
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信州大学農学部 創立70周年祝う
今年で創立70周年を迎える南箕輪村の信州大学農学部で、19日、節目を祝う記念式典が行われました。 19日は、農学部のOBや来賓などおよそ100人が集まり、70周年を記念して伊那市から寄贈されたタカトオコヒガンザクラの苗木3本を構内に植樹しました。 信大農学部の前身となる県立農林専門学校は、第2次世界大戦終戦の年の1945年昭和20年に開校しました。 4年後の昭和24年には、信州大学の設置に伴い農林専門学校を吸収する形で農学部が発足。 これまでに、9,375人の卒業生を輩出しています。 今年4月には、これまでの3学科制から複数のコースを専攻することができる1学科4コース制に改め、卒業後の活躍の場の広がりが期待されています。 第4期生で信州大学農学部の北澤秋司名誉教授は「開校当時は実験道具もなく、国や県の出先機関、民間企業から器具を借りてなんとか研究ができるような質素な大学だった。今後も、農学部の発展のために尽力したい」と話していました。 式典では他に、信州大学交響楽団のメンバーによる演奏が披露されました。 20日は、午後1時から農学部OBでスタジオジブリの宮崎吾朗さんと現役学生との特別対談が行われます。
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田楽座 旧たかずや体育館で稽古場公演
伊那市富県を拠点に活動する歌舞劇団田楽座は、9月25日と26日に、恒例の稽古場公演を開きます。 今回は、購入することになった旧児童養護施設たかずやの里の体育館で、演目を披露します。 田楽座では、現在、本番に向けて、連日、稽古を行っています。 稽古を行っているのは、旧たかずやの里の体育館です。 たかずやの里が東春近の新しい施設に移転したため、田楽座が体育館を購入することになりました。 中には幕が張られ、公演の準備が整えられています。 田楽座では、毎年、この時期に、稽古場公演を行っていて、今年で22回目です。 今回の演目は、小学校などで主に披露している「おまつり てれんどろん」です。 滋賀県に伝わる祭り「水口囃子(みなくちばやし)」をアレンジしたものや、創作民話、太神楽(だいかぐら)などを披露します。 出演するメンバーも若返りが進み、7人中6人が20代です。 今回の演目では、移動式の舞台も用意されています。 今回の公演は、新たな拠点のひとつとなる体育館の披露の意味合いもあります。 おまつりてれんどろんの公演は、25日と26日の2日間、それぞれ、午後1時からと午後7時からの1日2回行われます。 入場料は大人千円、子ども500円となっています。 (歌舞劇団 田楽座 電話78―3423)
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伊澤修二音楽祭へ市民合唱団練習開始
来月31日に予定されている第29回伊澤修二記念音楽祭に向け、市民合唱団の練習が伊那文化会館で始まりました。 16日夜は、参加を申し込んだ市民70人ほどが、初練習を行いました。 今回、市民合唱団が挑戦する曲は、ヨハン・シュトラウス2世作曲の「美しく青きドナウ」です。 音楽祭は、高遠町出身で、東京芸術大学初代校長の伊澤修二の縁で毎年開かれていて、東京芸大のオーケストラが、演奏を披露しています。 市民合唱団も、オーケストラと共演する予定です。 練習は、毎週1回、計7回予定されていて、10月7には、東京芸大の学生が指揮をし、合唱団を指導する予定です。 また、今回の伊澤修二記念音楽祭に合わせて、本番終了後に市民合唱団と芸大オーケストラの伴奏による「伊那市の歌」の収録も予定されています。 来年度音楽祭が30周年を迎えることを記念して行われるもので、CDにして市内の小中学校や公民館などで活用するということです。 伊澤修二記念音楽祭は10月31日(土)に予定されています。 市内の小学生などが出演する第1部は、高遠町文化体育館で、午前9時から開かれ、入場は無料です。 市民合唱団や東京芸大のオーケストラが出演する第2部は伊那文化会館で午後1時から行われ、入場料は500円となっています。
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「くらしに生きる手仕事展」 古布リメイク作品を展示販売
古布をリメイクした作品の展示即売会が、17日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、昔の着物など古布をリメイクした作品約600点が展示販売されています。 出展しているのは、上伊那や諏訪、木曽などに住む作家10人です。 手作り小物を販売するイベントで知り合った仲間で、毎年3月と9月に展示会を開いています。 代表の塀和紀代子さんは「同じものが二つとできないリメイクの魅力を知ってもらいたい」と話していました。 くらしに生きる手仕事展は、23日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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K・絵画サークル 第6回作品展「K展」
伊那市高遠町を拠点に活動しているK・絵画サークルの第6回作品展が、17日から、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、日本画やアクリル画、油絵など11人の作品36点が展示されています。 高遠高校の元美術教諭で国画会会員の北原勝史さんが指導するK・絵画サークルは、高遠高校が地域住民を対象に行った学校開放講座で学んだメンバーが中心となって2009年に発足しました。 月2回教室を開いていて、30年以上絵を描いているベテランもいます。 年々力もついてきているという事で、県展や伊那美術展での入賞、入選作品も数多く展示されています。 この1年で制作した力作が並び、今年は50号の大作が増えたという事です。 代表の大脇弘造さんは「メンバーそれぞれの個性を楽しんで欲しい」と話していました。 第6回K展は、23日(水)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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旧陸軍伊那飛行場 遺構保存求め議案提出へ
伊那市議会総務委員会は、伊那市上の原に残る旧陸軍伊那飛行場に関する建物や資料などについて、白鳥孝伊那市長に保存に向けた対策を求める議案を市議会最終日に提出します。 これは16日開かれた総務委員会で遺構保存に関する議案が示され、全会一致で可決しました。 伊那飛行場については、敗戦の混乱により資料が失われ、周辺地域は宅地化が進み当時の状況を知る事が難しくなっています。 今後は近くにバイパス整備も見込まれている事から、市議会では戦後70年の節目にあたり、後世につたえる取組が必要としています。 決議では、伊那飛行場の遺構保存に向け、市長に対し必要な対策や道路整備などの開発にあたっては、保存に配慮するよう求めています。 伊那飛行場の遺構保存に関する議案は、議会最終日の18日に提出される見通しです。
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高遠学園構想 「市全体が望ましい」
伊那市教育委員会の松田泰俊教育委員長は高遠高校が小中学校との連携を図る「高遠学園構想」について、現在の長谷・高遠から伊那市全体に広げるのが望ましいとの考えを改めて示しました。 これは、11日開かれた市議会一般質問で議員の質問に松田委員長が答えたものです。 松田委員長は構想について「中高一貫校を考える物ではなく、小中学校や地域との連携を図り、高遠教育の精神の実学を育てていきたい」と答えました。 白鳥孝市長は「緩やかな連携の中で、あらゆる可能性をいっしょに考えていきたい」と話していました。 議員からは「目に見える形にして示すよう市教委が中心となり構想の素案をたて議論していくのが望ましい」と話していました。 高遠高校では「少子化に向かう中、地域創生の核となるよう、地域に残る人材を育てていきたい」と話していました。
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伊那弥生ヶ丘高校音楽会 3年F組最優秀賞
伊那弥生ヶ丘高校の音楽会が10日伊那市の伊那文化会館で開かれ、3年F組が最優秀賞に選ばれました。 音楽会はクラスマッチ形式で行われ、1年生から3年生までの18クラスが練習の成果を披露しました。 音楽教諭は講評で、「合唱を通じて一人ひとりが成長し、クラスの絆ができる。練習を通じて得たものを大事にしてほしい」と話していました。 審査の結果、最優秀賞には「地球に寄り添って センスオブワンダー」を歌った3年F組が選ばれました。
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力作並ぶ 第68回長野県書道展
第68回県書道展が、11日から、伊那市の伊那文化会館で始まります。 会場には、上伊那地区の、一般と小中高校生の入選・入賞作品、あわせて900点ほどが展示されています。 伊那地区の入選・入賞作品の他に、県全体の特選入賞者の作品も巡回展示されています。 流派もジャンルもなく、バラエティ豊かな作品が楽しめるということです。 上伊那の高校生からは114点の応募があり、3点が特選に選ばれました。 小中学生は、721点の応募があり、22点が特選に選ばれました。 関係者は、「県内で最も権威ある書道展。それぞれ入賞・入賞を目指してきたため力作がそろっている」と来場を呼び掛けていました。 県書道展は、13日(日)まで伊那文化会館で開かれます。
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高遠ブックフェス今年は街歩きテーマ
今回で7回目となる本をテーマにしたイベント「高遠ブックフェスティバル」が、今月19日から23日まで伊那市高遠町の中心商店街を会場に開かれます。 9日は、ブックフェスティバルの実行委員会のメンバーとなっている高遠町図書館の職員が商店街各地に設置する本箱をもってイベントをPRしました。 今回のテーマは、まちあるき・本・まつりです。 空き店舗となっている旧いてふや(いちょうや)には、県内6軒の古本屋が出店します。 同じく空き店舗となっている旧ほていやでは、山の本をテーマにした古本や、伊那市内の本屋が選ぶ新刊が並ぶほか、期間中ブックカフェがオープンします。 ブックカフェでは、中村不折の書から着想を得たコーヒー・不折ブレンドの提供が行われます。 そのほか、高遠町出身の小説家、島村(しまむら)利(とし)正(まさ)のテキストを街中で集めるワークショップなどが企画されています。 高遠町の中心商店街には、写真撮影スポットや本棚を設置し、本を通して街中を散策する楽しみを提案するということです。 高遠ブックフェスティバルは、19日から23日まで高遠町商店街で開かれます。高遠町図書館ではひと箱古本市の出店者を募集しています。(高遠町図書館 電話94-3698)
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みはらしの湯で琴伝流大正琴のミニコンサート
琴伝流大正琴のミニコンサートが9日、伊那市西箕輪のみはらしの湯で開かれました。 コンサートは、大正琴の普及を目的に琴伝流大正琴普及協会が開いたものです。 大正琴誕生100年を記念して、2011年に9月9日を「大正琴の日」と定め、毎年全国各地でコンサートを開いています。 伊那市内では今回初めて開かれ、長井幸子さんが美篶公民館で指導する教室のメンバー11人が6曲を演奏しました。 琴伝流大正琴普及協会では、多くの人に大正琴を知ってもらい、伊那市でもミニコンサートを今後増やしていきたいと話していました。