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立正佼成会伊那教会 玄米寄付
伊那市御園の立正佼成会伊那教会は、伊那市社会福祉協議会に玄米120キロを4月24日に寄付しました。
この日は立正佼成会の菅谷和正伊那教会長らが福祉まちづくりセンターを訪れ、社協の林俊宏会長に目録を手渡しました。
玄米の寄付は、1961年(昭和36年)の三六災害から続いていて、今年で64回目です。
玄米は、立正佼成会の会員が作ったものです。
菅谷伊那教会長は「少しでも困っている人の助けになればうれしい」と話していました。
林会長は「フードバンク伊那の活動やデイサービスセンターなどで使わせていただきます」と話していました。
立正佼成会伊那教会では、駒ヶ根市の社協にも玄米を寄付しました。
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コロナ週報 上伊那15人確認
4月30日発表の新型コロナウイルス感染症の4月21日から27日の週報です。
上伊那は15人、全県は195人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり2.41人で減少しています。
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上伊那の障がい者福祉事業所による自主製品販売会 ナイスハートバザール
上伊那地域の障がい者福祉事業所による自主製品の販売会、ナイスハートバザールが、伊那市のベルシャイン伊那店で5日に開かれました。
ベルシャイン伊那店の1階催事場には、上伊那地区7つの事業所が出店していました。
伊那市の伊那ゆいま~るは、ペットボトルケースや、ポーチなどの小物を販売していました。
南箕輪村のほっとジョイブは手作りのパンとバウムクーヘンを販売していました。
ナイスハートバザールは毎年2回ほど開かれていて、9月には駒ケ根市で開かれる予定です。
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宮下かね子さん がん経験描いた絵本の売上を寄付
伊那市富県の宮下かね子さんは、乳がんを患った経験をまとめた絵本の売り上げを、24日に伊那市に寄付しました。
この日は、宮下さんと、イラストと文字を担当した上松町の大畑哲也さんが市役所を訪れ、伊藤徹副市長に売り上げの一部、3万円を手渡しました。
現在76歳の宮下さんは、52歳の時に乳がんと診断され、左乳房を切除しました。
その経験をもとにした絵本「かねちゃんのおっぱいどこいったの?」を去年自費出版しました。
1冊1,200円で販売し、これまでにおよそ500冊が売れました。
宮下さんは、乳がんの手術の後に、肺にもがんが見つかり、現在も抗がん剤で治療を続けています。
自身の経験から、がんと闘っている人が前向きになれるよう、絵本の売り上げの一部を、伊那市の「がん患者アピアランスケア助成事業」に寄付しました。
アピアランスケアは、副作用による脱毛や乳房の喪失など、外見の変化をウィッグや補正具などでケアするもので、伊那市はその購入費用を補助しています。
宮下さん自身も治療の中で髪の毛が抜けてしまい、ウィッグを使っていました。
宮下さんは、伊那市のほかに、東春近の児童養護施設たかずやの里や、松本市のがん患者支援団体など6団体にも寄付をしています。
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モバイルクリニック 10月から妊産婦専用車両導入へ
伊那市は、現在1台で運用している移動診療車モバイルクリニックに、新たに妊産婦健診専用の車両を10月に導入します。
24日は、市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が概要を説明しました。
伊那市では、2019年度からモバイルクリニックを運用していて、内科、産婦人科、婦人科の診療を1台の車両で行っています。
昨年度の利用200件のうち55件が妊産婦の利用だったということで、需要が高まっていることから、導入することになりました。
車両は現在開発中で、10月頃の運用を目指すということです。
また、モバイルクリニックが市内の中学校・高校に出向き、女子生徒の体の悩みなどをオンラインで医師に相談することができる「ティーンズスマート相談室」を今年度から開催します。
昨年度、中学校と高校それぞれ1校で試験運用し、今年度は6つの中学校、4つの高校で開催を予定しています。
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コロナ週報上伊那27人確認
23日発表の新型コロナウイルス感染症の14日から20日の週報です。
上伊那は27人、全県は246人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり3.04人で増加しています。
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県内116社が協力 絵本を寄贈
長野県内の116社が協力し、県内の児童養護施設と乳児院に絵本など366冊を22日に贈りました。
この日は伊那市東春近の児童養護施設たかずやの里で贈呈式が行われました。
協賛企業代表で株式会社キタノヤ電器の北原國人会長が、一般社団法人長野県児童福祉施設連盟の西村武副会長に絵本を手渡しました。
取り組みは今年で16回目を迎え、県内の企業116社が協力しました。
贈られた絵本など366冊は、県内21か所の児童養護施設と乳児院に配られます。
たかずやの里には17冊が贈られました。
今回は、長野市在住の児童文学作家、丸田かね子さんが、各施設に2冊ずつ自身の絵本を贈りました。
北原会長は「絵本を読み、思考力・表現力を豊かにしてほしい」と話していました。
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フリーキッズ 里親支援事業
高遠町商店街です。
里親養育包括支援機関、上伊那フォスタリング機関「こごみのねっこ」の拠点があります。
里親に興味を持ってもらうリクルート活動を行います。
里親は、事情により家庭で暮らせない子どもたちを自分の家庭に迎え入れて、養育するものです。
上伊那地域には3月末現在、19世帯の里親がいますが、まだまだ足りない状況です。
里親制度には、週末だけや3か月ほどの短期など種類も多くあり、制度を知ってもらうこと、そして里親を増やすことを目的に、長野県からの委託を受け活動しています。
こごみのねっこにはスタッフ2人が常駐していて、制度について話を聞くことができます。
この場所は、午前9時30分から午後6時30分まで開いています。
里親相談のほか、子どもたちが集まれる場所にもしていきたい考えです。
奇数月の第3日曜日と、偶数月の月末の金曜日には、実際の経験を聞くことができる里親カフェを開きます。
また、こごみのねっこでは、26日(土)に伊那市保健センターで同様のイベントを開きます。
詳しくは、こごみのねっこ、電話070-3239-5530にお問い合わせください。
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南箕輪村が福祉事業所に応援金
南箕輪村は物価高騰対策として村内の福祉事業所に応援金を交付しました。
17日は藤城栄文村長が放課後等デイサービスほしあいを訪れ、代表社員の北原英行さんに交付金を手渡しました。
放課後等デイサービスほしあいは令和3年に開所し現在10人が利用しています。
応援金は村内28の福祉事業所を対象に合計520万円が交付されました。
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さくらの家 生活介護部門を期限付きで継続
6月末で事業廃止が予定されていた、伊那市長谷の障害者多機能型事業所さくらの家の「生活介護部門」は、経営の改善が見込まれることから2年間の期限付きで継続することとなりました。
11日は伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で、非公開で利用者家族に説明が行われました。
説明会に出席した利用者家族は「存続が決まり一安心しました。ただ、またなくなってしまうのではないかという不安もある」と話していました。
障害者多機能型事業所さくらの家には「就労継続支援B型部門」と「生活介護部門」があります。
生活介護部門は、定員10人に対し、9人が利用しています。
収支は4年連続の赤字で、昨年度は、およそ330万円の赤字でした。
このことから、さくらの家を運営している市社協は、6月末での事業終了を予定していました。
これに対し、利用者家族から存続を訴える要望が出されていました。
これを受け、市社協は伊那市に対して支援の申し入れを行い、市から2年間の期限付きで支援する方針が出されたことから継続を決めたものです。
市社協では、2年後の事業継続については今後の経営状況から判断をしていく考えです。
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自閉症啓発デー・発達障害啓発週間でライトアップ
伊那市の伊那中央病院では、世界自閉症啓発デーと発達障害啓発週間にあわせ、シンボルカラーの青色のライトアップを行っています。
伊那中央病院の西側では、昨夜からシンボルカラーの青色にライトアップされています。
毎年4月2日は「世界自閉症啓発デー」となっていて、日本では2日から8日は「発達障害啓発週間」となっています。
伊那中央病院では、この取り組みを知ってもらおうと、10年以上前からライトアップを行っています。
院内には、啓発ポスターも掲示してあります。
ライトアップは、8日までで、時間は午後5時から翌朝6時の予定です。
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JA上伊那生活部会 子ども応援プラットフォームに寄付
JA上伊那の女性組織・生活部会は、子どもの居場所づくりを推進する活動を行っている、上伊那地域子ども応援プラットフォームに寄付金をこのほど贈りました。
伊那市のJA上伊那本所で3月7日に行われた贈呈式では、プラットフォームを代表して、箕輪町のフリースクール、Purみんなの学校、の北原智美代表に生活部会の山岸眞由美部長から、寄付金、61,713円が贈られました。
寄付金はJAのイベントなどで集めました。
子ども応援プラットフォームはNPOなど民間35団体で構成され、子ども食堂やフリースクールなどの支援活動を行っています。
寄付金は、プラットフォームを通じて、子どもの支援に活用されます。
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宮坂組 大芝高原をボランティア清掃
南箕輪村の総合建設会社宮坂組は、日頃お世話になっている地元の役に立ちたいと29日大芝高原でボランティア清掃を行いました。
29日は宮坂組の社員66人が大芝高原の道路沿いの落ち葉を取り除いたりゴミ拾いを行いました。
宮坂組は、2006年・平成18年の豪雨による天竜川の補強工事を行い、河川に堆積していた土砂の運搬経路として大芝高原を利用しました。
工事の時にお世話になった大芝高原や地元への恩返しをしようと、社員で作る親睦会が中心となりボランティア清掃を行っています。
宮坂組のボランティア清掃は2007年から行っていて今年で15回目です。 -
さくら祭りに向けて 桜のしおり製作
伊那市長谷の障害者多機能型事業所さくらの家の利用者は高遠城址公園のさくら祭りで販売するしおりを製作しています。
28日は施設の利用者が桜のしおりを作っていました。
さくらの家では毎年、高遠城址公園で行われるさくら祭りに合わせてしおりを製作して販売しています。
人気商品となっていて、去年は300枚ほど売れたということです。
桜は高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが使われています。
剪定で切り落とされたものを施設内で早咲きさせて、押し花にしています。
利用者は、桜の葉や、つぼみ、花びらを好みの組み合わせで並べていました。
桜のしおりは4月3日に高遠閣1階でオープンする「にこにこショップひだまり」で販売され、価格は1枚200円からとなっています。
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道路清掃活動で知事感謝状
長年にわたり道路の清掃や草取りなどに取り組んだ南箕輪村の住民団体、春歩会はその活動が認められ、道路河川愛護活動知事感謝状が贈られました。
17日は伊那市の伊那合同庁舎で感謝状の伝達式が行われ、伊那建設事務所の川上学所長から春歩会代表の髙嶋勝男さんに感謝状が渡されました。
春歩会は4人で活動していて平成21年、2009年から春日街道、大泉南交差点付近の歩道で清掃や草取りに取り組んでいます。
歩道に雑草が生い茂った状態を見た髙嶋さんらが会を立ち上げ、年に13回ほど清掃活動を行っています。
伝達式では飯島町で河川愛護活動を行っている団体も表彰されました。
川上所長は「県が管理している道路、河川は広範囲にわたり、維持、管理が行き届かないところがあります。地域住民の皆さまの協力に感謝します。」と話していました。 -
コロナ週報 上伊那82人確認
19日発表の新型コロナウイルス感染症の3月10日から16日の週報です。
上伊那は82人、全県は488人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり5.61人で減少しています。
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高遠中学校生徒会 さくらの里に車いす寄贈
伊那市高遠町の高遠中学校生徒会は、特別養護老人ホームさくらの里に車いすを、4日に寄贈しました。
さくらの里に高遠中学校2年生で清掃福祉委員会委員長の藤川樹乃さんと副委員長の小松颯太さんが訪れ、さくらの里の古村香施設長に車いすを渡しました。
寄贈したのは、ひじ掛けの調節などができる万能型の車いす一台と、車いす用のクッション一つです。
試乗した入所者の北條房子さんは「乗り心地がとても良い」と話していました。
さくらの里からはお礼として、入所者が描いた絵が生徒に贈られました。
高遠中学校生徒会は、10年以上前から、毎年アルミ缶回収で集めたお金を使い、さくらの里に車いすや歩行器などを寄贈しています。
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伊那商工会議所女性会 市社会福祉協議会に寄付
伊那商工会議所女性会は2月に行われた新春ふれあい祭りで集めた募金を、伊那市社会福祉協議会にきょう寄付しました。
伊那商工会議所女性会の小林旬子会長が福祉まちづくりセンターを訪れ、市社協の林俊宏会長に、寄付金を手渡しました。
寄付されたのは、伊那商工会議所女性会が2月に開催した、第2回新春ふれあい祭りで集めた、34,725円です。
市社協からは、小林会長に、善意の証が贈られました。
寄付金は、市社協が市から委託されている、伊那市子どもの未来応援隊の活動助成金として、子ども食堂などに活用されるということです。
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コロナ週報 上伊那97人確認
12日発表の新型コロナウイルス感染症の3月3日から9日の週報です。
上伊那は97人、全県は569人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり6.47人で減少しています。
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げんきあっぷクラブ VC長野応援グッズ製作
南箕輪村の介護予防教室、げんきあっぷクラブのメンバーは2月27日、VC長野トライデンツの試合観戦で使うグッズの製作を行いました。
この日は大泉地区のげんきあっぷクラブのメンバー18人が参加しました。
VC長野の難波宏治選手と山田航旗選手も参加し、グッズ作りを手伝いました。
げんきあっぷクラブのメンバーは、3月15日と16日の2日間、村が企画した応援ツアーに参加します。
試合の応援で使う、ポンポンとハリセンを作りました。
作り終わると、応援練習を行いました。
応援ツアーには、2日間で各地区のげんきあっぷクラブのメンバー27人が参加するということです。
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さくらの家生活介護部門 存続求め要望書
今年6月末の閉鎖が検討されている、伊那市長谷の障害者多機能型事業所さくらの家の「生活介護部門」の利用者家族は、伊那市社会福祉協議会に、存続を訴える要望書を6日に提出しました。
この日は、利用者の家族など9人が、伊那市社協を訪れ、林俊宏会長に、生活介護部門閉鎖の方針の撤回と、存続を訴える要望書を手渡しました。
伊那市長谷の障害者多機能型事業所さくらの家は、「就労継続支援B型」部門と「生活介護」部門があります。
このうち日常生活の支援などを行う「生活介護」部門は、現在、定員10人に対し9人が利用していますが、赤字のため、今年6月末で閉鎖することが決まっています。
この決定は、1月の社協の臨時理事会で承認され、先月4日に利用者の家族に伝えられました。
社協では、「次の受け入れ先は責任を持って探す」としていますが、家族らは「突然で一方的な通告だ」とし、存続を求める要望書を提出しました。
伊那市社協では、「今後は利用者に寄り添って個々に話をしていきたい」としています。
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コロナ週報 上伊那71人感染
5日発表の新型コロナウイルス感染症の2月24日から3月2日の週報です。
上伊那は71人、全県は580人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり6.59人で増加しています。 -
長藤診療所にリハビリテーション科設置へ
伊那市は高遠町の長藤診療所に新たにリハビリテーション科をおき診療体制の充実を図る方針です。
これは27日、市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。
高遠町の長藤診療所は月水金曜日の午前、午後に整形外科、木曜日の午前に内科の診療を行っています。
4月からはそれに加え月水木金曜日の午前、午後にリハビリテーション科を、木曜日の午前、午後に
整形外科の診療を追加します。
これにより地域に根差した医療機関として診療体制の充実を図るとしています。
一方、長谷の美和診療所で平日行っていた介護リハビリ事業は
利用者の減少により火曜日のみの実施となり、理学療法士は火曜日以外は長藤診療所に常駐するということです。
医療体制の変更は4月から実施されます。
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伊那ロータリークラブ ローメンズクラブを顕彰
伊那ロータリークラブは、こども食堂などのボランティア活動を行っている伊那ローメンズクラブに、ロータリー顕彰を27日に贈りました。
この日は伊那市のくぬぎの杜で創立65周年記念定例会が開かれ、平出吉範会長から伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんに顕彰が贈られました。
伊那ローメンズクラブは、ローメンの普及活動を行う傍ら、こども食堂の開催や、石川県珠洲市での炊き出しなどボランティア活動にも力を入れています。
その活動が地域の結束を深めているとして評価されました。
伊那ロータリークラブでは地域の発展に貢献した人などを毎年表彰していて、ロータリー顕彰贈賞は今回で46回目となりました。
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新型コロナ週報 上伊那104人感染
26日発表の新型コロナウイルス感染症の2月17日から23日の週報です。
上伊那は104人、全県は572人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり6.50人で減少しています。 -
(有)スワニー 3Dプリンター寄贈
伊那市富県で製品設計開発を行う有限会社スワニーは、3Dプリンター1台を20日に、障がい者多機能型事業所に贈りました。
この日は有限会社スワニーの橋爪良博社長が輪っこはうす・コスモスの家を訪れ、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長に3Dプリンター1台を贈りました。
贈られた小型の3Dプリンターは、スワニーが家庭向けに開発したものです。
おもちゃやペン立てなど1,200種類を作ることができます。
万が一口に入れても害がないよう、植物由来の樹脂を使用しています。
樹脂とプリンター合わせて6万円ほどです。
輪っこはうす・コスモスの家では、スワニーの製品の組み立てや梱包などを利用者が行っています。
利用者の仕事の幅が広がるようにと、今回初めて寄贈しました。
輪っこはうす・コスモスの家では、間に合えば高遠さくら祭りで販売する商品を作っていきたいとしています。
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上伊那更生保護団体研修会で春風亭愛橋さん講演
上伊那地区の更生保護司会は駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんを講師として招き、伊那市のニシザワいなっせホールで研修会を開きました。
6日、上伊那地区更生保護団体の合同研修会が開かれました。
講師を務めたのは駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんです。
愛橋さんは「“優等生がいない落語”を支えるものとは」というテーマで講演を行いました。
愛橋さんは「落語は正解の無い、様々な生き方を考え続ける、考えさせるものです」と話しました。
講演の後半は、テーマを踏まえた落語を披露し、会場は笑いに包まれていました。
この研修会は、上伊那地区の保護司会が開いたものです。
罪を犯した人の更生を支援する保護司は、上伊那地区には73人います。
会には上伊那地区の保護司に加え、民生児童委員、学校教職員などおよそ300人が参加しました。
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災害時外国人支援サポーター養成講座 実践方式で対応学ぶ
上伊那北部の辰野町・箕輪町・南箕輪村が共同で開く災害時の外国人支援サポーター養成講座が、2日に開かれました。
会場となった産業支援センターみのわを避難所と想定し、避難者の役を務める箕輪町在住の外国人が入場してきました。
大雨の影響で土砂崩れの可能性が高まり、箕輪町松島区に避難指示が発令されたとの想定です。
避難所で過ごす外国人に対し、サポーターが困ったことはないかなど、聞き取り調査を行いました。
参加したのは、養成講座の受講生30人、通訳ボランティア10人、箕輪町在住の外国人16人、3町村の職員15人です。
サポーターは、質問する人、書き込む人と役割を分担し、通訳を交えて、困りごとや、住所や家族構成などを確認していました。
通訳がいない場合でも聞き取りができるように、翻訳アプリを使ってやりとりをしていました。
サポーター養成講座の受講者は、「実際にやってみると何を質問したらよいのかわからずうまくできなかった」「訓練を通していざというときに備えたい」などと話していました。
この講座は、災害時に孤立しがちな外国人住民の支援について考えようと、辰野町・箕輪町・南箕輪村の3町村が共同で、今年度初めて開かれました。
災害時の外国人支援についてサポーターを養成する事業は、県内でも先進的な事例だということです。
先月26日に開かれたやさしい日本語を学ぶ入門編に続き、この日は具体的な支援方法を学ぶ実践編が開かれました。
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コロナ週報
5日発表の新型コロナウイルス感染症の先月27日から2日の週報です。
上伊那は120人、全県は758人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり8.61人で減少しています。
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みんなの基地 豆まきで鬼撃退
箕輪町木下の民家を開放して行っているこどもの居場所拠点「みんなの基地」で節分に合わせて、3日に豆まきが行われました。
「みんなの基地」で保育園児から中学生まで40人程が放課後を自由に過ごしていると鬼が登場しました。
こどもたちは豆に見立てて丸めた新聞紙を鬼に投げていました。
中には机の下に隠れるこどももいました。
鬼はボランティアスタッフの知り合いで豆まきの為に新潟県から駆け付けたということです。
豆まきをした後は優しくなった鬼と記念撮影をしていました。
みんなの基地は2年前に設立された箕輪町の任意団体Purみんなの学校が運営しています。
こどもの居場所として南箕輪村の社会福祉法人が借りた民家を活用して、毎週月曜日に年齢や地域に制限なく部屋を無料で開放しているほか、不定期でこども食堂を開いています。
この日のこども食堂では恵方巻や肉じゃがなどが子どもたちに無料でふるまわれました。