-
判決・高齢者を相手に詐欺を働く
箕輪町内の高齢者女性から126万円を騙し取った罪に問われていた、住所不定の無職・松澤貫志被告(47)に対し、地裁伊那支部は14日、懲役2年8月、未決勾留日数中60日算入(求刑懲役3年)を言い渡した。<br> 起訴状によると、松澤被告は、昨年の12月21日ころから今年の1月13日までの間、前後3回にわたり、箕輪町内の女性(当時72歳及び73歳)方において、同人に対し、「おれに任せてくれれば会社に内緒で安く床下調湿剤を入れてやる」などと、工事をする意思・能力もないのに嘘をいって、現金合計126万円を騙し取った。<br> さらに、同被告は昨年の12月28日から今年の2月7日までの間、箕輪町、伊那市、辰野町の高齢者3人に対しても、家屋の消毒工事、耐震補強工事や、神棚購入代金として、現金合計102万5千円を騙し取った。<br> また、同被告は無免許で、3月7日午前9時07分ころ、県南安曇郡豊科町南穂高の中央自動車道長野線下り豊科インターチェンジ付近の道路で、普通乗用自動車を運転した。
-
05年上半期の交通事故状況
伊那署はこのほど、管内で発生した今年上半期(1月-6月)の交通事故の状況をまとめた。人身交通事故は305件で前年同期比17件減(5・3パーセント減)、死者は1人で同比3人減(75・0%減)、けが人は385人で同比25人減(6・1パーセント減)となった。
市町村別の人身交通事故の発生状況は、伊那市が184件で同比7件減(3・7パーセント減)、高遠町が8件で同比3件増(60・0パーセント増)、箕輪町が60件で同比18件減(23・1パーセント減)、南箕輪村が52件で同比8件増(18・2パーセント増)、長谷村が1件で同比3件減(75・0%減)。箕輪町の事故件数については、バイパスでの事故が今年に入って減っている。
第一当事者が高齢者の事故、高齢者の関わりがある事故、歩行者の事故、飲酒がらみの事故が前年同期と比べ増加。事故原因の多くは、わきみ運転、左右の安全不確認、速度超過など、基本的な運転行為を怠っていた。
一方で、第一当事者が女性の事故、若年の事故、交差点内の事故が前年同期と比べ減少。交差点内での事故については、道路管理者と連携を取り、事故多発地点に安全対策を実施した効果が、減少につながったのでは-としている。
伊那署の下里幸巳交通課長は「今年の下半期からは特に、高齢者事故防止を重点にして、参加、体験、実践型の交通安全教育などを実施し、交通事故総量抑制を図るなかで交通死亡事故を防止していきたい」と話す。 -
無免許運転
伊那署は9日午後1時59分、無免許運転の疑いで、伊那市東春近中殿島の自営業・矢花顕二容疑者(56)を現行犯で逮捕した。<br> 調べによると、矢花容疑者は、免許が無いのに自宅から軽4乗用自動車を乗り出した疑い。<br>
-
西春近表木の男性死体の身元が判明
4日、伊那市西春近表木の農道脇で近くの女性が発見した男性の死体について、伊那署は6日までの捜査で、市内の無職の男性(30)と判明した。
身元は、新聞記事を見た家族から「帰宅しない息子ではないか」と警察への連絡があり、身体の特徴などから断定した。
伊那署では、検死の結果などから、自殺とみて捜査を継続している。 -
伊那市中央区で重傷事故
2日午前2時20分ころ、伊那市中央区の市道で、市内美篶の会社役員・小松渡さん(32)が運転する普通乗用自動車が、市内山寺区の有賀唯之さん(34)と、市内境区の警察官・小林誠さん(29)に衝突。この事故で有賀さんは右足骨折の重傷、小林さんは左足負傷のけがを負った。
調べにによると、小林さんが、自転車に乗車していた有賀さんを職務質問している際、東方から運転してきた小松さんの車に衝突されたもの。