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障害者週間 自主製品販売会
障害者週間にあわせ、上伊那の障がい者福祉事業所の自主製品販売会が伊那市の伊那合同庁舎で4日から8日までの日程で始まりました。
初日の4日は、南箕輪村のほっとジョイブがパンや洋菓子を、宮田村の親愛の里夢工房がバッグや日用品を販売しました。
販売会は、障害者週間に合わせて毎年開かれていて、今年は上伊那の12事業所が参加しています。
日によって販売する事業所が変わり、それぞれの自主製品が並びます。
販売会は、8日(金)まで、伊那合同庁舎で開かれています。
時間は正午から午後1時までです。
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灯油配達車両 特別査察
上伊那広域消防本部は、灯油の需要が増えるこの時期に合わせて、家庭などへ配達する車両の特別査察を、4日に行いました。
4日は、上伊那広域消防本部の署員が伊那市東春近のグリーンロード春富給油所を訪れ、車両の維持管理状況を確認しました。
春富給油所では、およそ3,000リットル分の灯油が入る車両が2台あります。
署員は、消火器の有効期限が切れていないか、給油ホースの劣化やノズルの違法改造がないか、タンク本体に腐食や損傷がないかなどを確認していました。
年末特別査察は、灯油の需要が増えるこの時期に毎年行われています。
確認の結果、異常はなかったということです。
上伊那広域消防本部では、4日と5日の2日間で3か所の事業所を査察するとしています。 -
ウクライナの子ども達の絵画展 開催へ
ロシアの侵攻を受けているウクライナの子ども達が描いた絵画の展示が、9日と10日の2日間、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで行われます。
絵画展は、人々の命の重みや戦地の子ども達の苦しみに思いを寄せてもらおうと、NPO法人チェルノブイリ救援・中部が企画したものです。
副理事長を務める南箕輪村南原の原富男さんです。
ウクライナの学校や保育園に絵の提供を呼びかけ、2歳~18歳の子ども達から合わせて112点の作品が集まったということです。
絵画展では、子ども達からのメッセージが絵に添えられるということです。
原発事故の被災者支援を行っているチェルノブイリ救援・中部では、ウクライナ侵攻が始まって以降寄付を呼び掛け、およそ1,500万円分の食料や医薬品などを贈っています。
絵画展は、9日土曜日と10日日曜日に、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれます。
両日とも、午後2時から1年間の活動報告が行われます。 -
伊那市社協元職員 新たに1,100万円超の着服発覚
今年2月に発覚した成年後見制度の業務を担当していた伊那市社会福祉協議会の元職員が制度利用者の預貯金などを着服していた問題で、新たに被害額が1,100万円増えていたことが分かりました。
成年後見制度は、認知症や障害などで判断能力が十分でない人の権利を守るものです。
元職員は、今年2月に事故死し、残務処理をしていたところ利用者の預金を無断で払い戻していたことが判明したものです。
今回弁護士らの指摘で新たな被害が発覚し、被害者は5人から1人増え6人に、被害額は1,379万円余から2,526万円余にそれぞれ増えたということです。
市社協では、「多大な心配と迷惑をかけ改めて深くお詫びしたい。一日も早い信頼回復に向けて、業務改善などの取り組みを徹底したい」としています。 -
県内縁の現代作家を紹介 シンビズム5
長野県内の学芸員が協同で県ゆかりの現代作家を紹介する「シンビズム5」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、南信地域のある現代作家3人の作品が展示されています。
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伊那市 メタバース体験会
インターネット上の仮想空間「メタバース」に触れてもらおうと伊那市は、伊那図書館で体験会を30日、開きました。
伊那市では昨年度から国の交付金を活用してメタバースを構築する事業に取り組んでいます。
今年度末に公開を予定している伊那市版メタバース空間の作成のため、市民からアイデアを募ろうと、デモ版に触れる体験会を開きました。
パソコンやスマートフォン、VRゴーグルがあれば、仮想空間に入ることができます。
伊那市が構築を進めているのは、市内外の人々や企業などの、新たな交流の場を創出する空間です。
利用者は、バーチャル空間でアバターを介してコミュニケーションを図ることができます。
伊那市では9月にメタバースを活用した婚活イベントを開催し、好評だったということです。
30日は、伊那図書館を訪れた人たちがVRゴーグルをつけて体験していました。
12日にもベルシャイン伊那店で体験会を予定しています。
伊那市版のメタバースは、来年3月末にリリースする予定です。
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ザザムシ漁 解禁
伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日、解禁となりました。
伊那市の天竜川ではザザムシをとる人の姿が見られました。
伊那市山寺の天竜川の浅瀬です。
漁をしているのは、この道40年ほどのベテランで、中央の中村昭彦さんと、4年ほど前から漁を始めた東春近の原雄一さんです。
鍬で石を掘り返し、足を使って石の裏側についているザザムシをはがし、四手網と呼ばれる網に流しいれます。
ザザムシは、カワゲラやトビケラ、ヘビトンボの幼虫の総称です。
上伊那地域では昔から佃煮にして食べる文化があります。
中村さんによりますと、この時期の水温は8度ほどだということで、4度ぐらいまで下がると脂がのってさらに美味しくなるということです。
漁には、虫踏み許可証が必要となります。
今日現在、許可を取得したのは中村さんと原さんだけです。
年々漁をする人が減っていて後継者不足が深刻化しています。
1日は、天竜川漁業協同組合の伊藤伸一組合長らが様子を見に訪れました。
ザザムシ漁は来年2月29日まで行われます。
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フラワーアレンジメントの作品展
プリザーブドフラワーや造花などを使ったフラワーアレンジメントの作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、プリザーブドフラワーや造花を使ったフラワーアレンジメントおよそ350点が並んでいます。
作品は、伊那市の春日智子さんが自宅のアトリエで制作しました。
年に1度作品展を開いていて、5年ほどになります。
会場にはクリスマスや正月用のアレンジメントもあります。
春日さんは「さまざまな色や形の作品があるので、気に入ったものを見つけてほしい」と話していました。
フラワーアレンジメントの作品展は6日(水)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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縄文大工の雨宮さん12月に講演会
縄文時代の道具を使って家を建てる「縄文大工」の雨宮国広さんが来月10日に伊那図書館で講演会を行います。
20日は、雨宮さんが講演会を前に、親交のある伊那市美篶青島の矢島信之さん宅で自身の活動について話しました。
雨宮さんは山梨県在住で、縄文時代の道具を使って家を建てる「縄文大工」です。
去年7月から1年間かけて47都道府県を巡り、子ども達と手作りの石の斧を使い、丸木舟をつくるプロジェクトを行いました。
去年10月には高遠町三義でもイベントを行いました。
今年7月に舟が完成し、2025年からはその舟に乗り日本一周を目指します。
来月の講演会ではプロジェクトの結果報告や今後について話す予定です。
雨宮国広さんの講演会は来月10日午後2時から伊那図書館で開かれます。
入場は無料です。
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南箕輪小児童フラワーアレンジメントを体験
南箕輪村の南箕輪小学校の園芸委員会の児童は花と触れ合う花育の一環でフラワーアレンジメントを9日に体験しました。
この日は箕輪町松島のみのわ花園の山口元樹さんを講師に迎え、園芸委員会4年生から6年生の児童およそ30人がフラワーアレンジメント体験授業を受けました。
カーネーションや、ユーカリ、上伊那で生産されたアルストロメリアを使いました。
園芸委員会は、花で全校に笑顔を届けることを目標に今年度活動しているということです。
体験授業は生産販売関係者で構成される長野県花きイノベーション推進協議会の事業として開かれたもので、他に県内の7校で行われたということです。
花は玄関に飾られた後、制作した児童が持ち帰ったということです。
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伊那西小 学校に植えられていた木で木べら作り
伊那市の伊那西地区総合展が伊那西小学校で開かれ、児童が学校に植えられていた木を使って木べらを作りました。
11日は伊那市の木工業「株式会社やまとわ」社長の中村博さんに手順を教わりながら児童たちが木べらを作りました。
レーザー加工機で加工した木材を児童たちがやすりで角を削り仕上げにオリーブオイルを塗りました。
学校の玄関の近くに開校当時に植えられ、70年以上児童を見守ってきたサワラの木が使われました。
サワラは倒木の危険性があることから今年3月に切られました。
木べらは200個作られ、後日名前を刻印したあと、児童が持ち帰る他、地域の人に日ごろの感謝を込めて配るということです。
伊那西地区総合展は伊那西地域と伊那西小学校、学校PTAの3者が共催で開いています。
総合展では各学年の展示や地住民による展示が行われました。 -
庄野真代さん 藤沢地区文化祭でコンサート
伊那市高遠町藤沢地区文化祭が11日から2日間開かれ、11日は紅白歌手の庄野真代さんやその生徒によるコンサートが藤沢多目的集会施設で行われました。
この日は庄野さんが紅白で歌った「飛んでイスタンブール」や、「見上げてごらん夜の星を」などを披露しました。
庄野さんは1978年に紅白歌合戦に出場した歌手です。
上伊那を中心とするメンバーで作り、庄野さんが講師を務めるコーラスグループ「LaLaLaINA星空コーラス」のメンバーも童謡唱歌を披露しました。
星空コーラスは伊那市西春近で月に1度集まり練習をしてきました。
藤沢地区文化祭は12日には地域住民による展示やステージ発表が行われたということです。
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上伊那生協病院 4年ぶり健康まつり
箕輪町の上伊那生協病院は地域との交流を目的とする健康まつりを4年ぶりに10月29日に開催しました。
健康まつりでは職員や上伊那医療生活協同組合の組合員によるステージ発表のほか、ブースが出店されフリーマーケットや野菜の販売が行われました。
上伊那生協病院の元職員で理学療法士の加納拓馬さんの医療講演が開かれました。
加納さんは日本人の4人に1人は膝の痛みに悩んでいるとして、痛みの場所に合わせたストレッチ方法を実演や体験を交えながら講演しました。
加納さんは「普段の生活に運動を取り入れてほしい」と話していました。
まつりに合わせて上伊那生協病院の隣のけやき薬局では子どもを対象にした調剤体験などのイベントが行われました。
参加した子どもたちは菓子を薬に見立てて調剤用の機械に菓子を並べ調剤を体験しました。
上伊那生協病院健康まつりは4年ぶりに開かれました。
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伊那谷38運動・サンセット作戦 安全運転呼びかけ
伊那警察署などは、横断歩道上での事故防止を呼び掛ける伊那谷38運動と、夕暮れ時や夜間の交通事故防止を啓発するサンセット作戦を27日、伊那市役所前で行いました。
27日は、伊那署や伊那市交通安全協会の会員などおよそ30人が、夜光反射材などの啓発グッズをドライバーに手渡し、安全運転を呼び掛けました。
伊那署では、道路交通法の38条にちなんで、横断歩道上での事故防止を呼びかける「伊那谷38運動」を今年度から行っています。
道路交通法38条では、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合、ドライバーは通行を妨げないことが義務付けられています。
他に、この時期は日の入りが早いことから、通行車両に対し、①早めのライトの点灯②ハイビームの活用③夜間歩行者は反射材を活用すること の3つをセットとして呼び掛ける「サンセット作戦」を実施しました。
伊那署管内で今年1月からきのうまでに発生した人身事故は、去年の同じ時期と比べて3件少ない200件で、うち死者は1人多い3人です。
横断歩道上で発生した人身事故は9件となっています。 -
森林づくり上伊那地域会議 伊那西小を視察
長野県森林づくり県民税を活用した事業について検証する「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」は、伊那西小学校で27日に現地視察を行いました。
この日は、林業関係者や建築士など、メンバー6人が伊那西小学校を訪れ、学校林を視察しました。
伊那西小学校では、学校林を活用した学習を行っていて、2019年度からは、長野県森林づくり県民税を使い野外施設の整備やシイタケ栽培をしています。
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議は、森林づくり県民税を使って行われた事業について、それが適切に活用されているかを確認するために現地視察を行っています。
現地視察は、伊那西小学校のほか、大芝高原でも行われました。
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第19回落ち葉たきコンサート
伊那市内の小学生合唱団が出演する落ち葉たきコンサートが、伊那文化会館で25日に開かれました。
コンサートには、市内3つの小学校の合唱団などが、落ち葉で彩られたステージで童謡唱歌やわらべ歌を披露しました。
コンサートは、NPO法人クラシックワールドが、合唱団の交流の場にしようと毎年開いているもので、19回目となりました。
今年は、11月に東京都で開かれた国際声楽コンクールの本選に出場した高遠高校2年の市村信吾さんが特別出演しました。
ほかに、伊那文化会館付属のジュニアオーケストラも出演し、最後には合唱団が加わり「翼をください」を歌いました。
落ち葉たきコンサートの模様は、来年2月にご覧のチャンネルで放送予定です。
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箕輪町金融団統一防犯キャンペーン 詐欺被害防止呼びかけ
箕輪町金融団が独自のチラシで詐欺被害防止を呼び掛ける防犯キャンペーンが27日から始まりました。
27日は、長野銀行箕輪支店で、職員が訪れた人に詐欺被害防止を呼び掛けるポケットティッシュを配っていました。
箕輪町金融団は、長野銀行・けんしん・八十二銀行・あるしんの町内4つの金融機関で構成されています。
「電話でお金詐欺」の被害が増えていることを受け、初めて統一防犯キャンペーンを実施しました。
独自のチラシを作成し、各金融機関で配布しています。
金融団では「地域での被害者を減らすため、町の金融機関として被害防止に努めたい」としています。
防犯キャンペーンは、12月1日まで行われます。
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西春近新そば祭り
伊那市の「秋のそば満喫月間」を締めくくるイベント、西春近の新そば祭りが、西春近公民館で12日に行われました。
新そば祭りでは、「春近そばの会」のメンバーが、打ちたてのそばを提供しました。
西春近産のそば粉を使ったそばが1杯600円で提供され、昼時には多くの人で賑わっていました。
祭りは、信州そば発祥の地をPRしようと伊那市が行っている「秋のそば満喫月間」の一環として開かれました。
10月15日から、およそ1か月にわたり4会場でそば祭りが行われ、西春近が最後となりました。
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向山雅重さんの写真で昭和振り返る
宮田村出身の民俗学者向山雅重さんが昭和時代に撮影した写真を見ながら当時の暮らしを振り返るイベントが伊那市高遠町の伊那市民俗資料館高遠なつかし館で26日に開かれました。
この日は地元住民12人が参加し、伊那市教育委員会の大澤佳寿子学芸員が向山さんの写真について解説しました。
向山さんは平成2年に亡くなった宮田村出身の民俗学者です。
きょうは秋の農風景をテーマに昭和20年~40年代に県内で撮影された稲刈りの様子が紹介されました。
参加者は千刃こきを使った脱穀の様子などを見ながら語り合っていました。
このイベントはこれまでも田植えや正月行事をテーマに開かれていて今回で4回目です。
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伊那市民吹奏楽団 第44回定期演奏会
伊那市民吹奏楽団の第44回定期演奏会が、伊那市の伊那文化会館で26日に開かれました。
演奏会では、クラシックやポップスなど11曲が披露されました。
伊那市民吹奏楽団は、伊那市を中心とした上伊那の30人が所属していて、定期演奏会は今回で44回目となりました。
来年4月には、スプリングコンサートも計画しているということです。
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市民の森でシューティングゲーム
伊那市ますみヶ丘の市民の森をフィールドに安全な赤外線銃を持ち、シューティングゲームとかくれんぼを楽しむイベントが25日、行われました。
イベントは、森林空間の利活用や森林保全などの事業を各地で展開する株式会社フォレストーリーなどが開いたもので、伊那市や岡谷市、諏訪市などからおよそ40人が参加しました。
イベントは、安全な赤外線の受信機を参加者が頭に着け、子ども向けの赤外線銃を持ち、シューティングとかくれんぼを楽しむものです。
頭につけた受信機をめがけ赤外線銃を撃つと、ランプが光り、音が鳴る仕組みです。
3つのグループに分かれ1つのグループは鬼役、もう2つのグループは市民の森に隠れます。
鬼役は銃を持ち、隠れた人たちを探します。
隠れた人たちを見つけると、受信機を目がけて銃を撃ちます。
撃たれた人は、鬼役へ回り、最終的に逃げ切った人数が多いチームが勝ちとなります。
参加者たちは、鬼に見つからないよう隠れながら森の中を駆け回っていました。
このイベントは、伊那市の農林資源を活かした事業の支援を行うプログラム「伊那農林アクセラレーター」に採択された事業の一つです。
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中尾歌舞伎 JA上伊那主催の特別公演
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎中尾歌舞伎の特別公演が23日に、伊那市の伊那文化会館で行われました。
今回の演目は、「奥州安達原 三段目袖萩祭文の段」です。
平安時代を舞台に、親子の情愛を描いた悲話です。
駆け落ちして勘当された盲目の娘袖萩は、父の最期に一目会いたいと一人娘のお君を連れて両親がいる屋敷に向かいます。
袖萩は家の中に入れてもらえず、雪が降る中、門の外で父と母に不幸を詫びる祭文を語ります。 -
ハンドメイドクラフトフェスタ2023
小物やインテリア、洋服などのハンドメイド作家が一堂に会するイベント「ハンドメイドフェスタ2023」が伊那市のmontrrinaで23日から25日まで開かれました。
会場では上伊那を中心に17人の作家による展示やオーダー販売、作品づくり体験の「ワークセミナー」が開かれています。
このイベントはこれまで飯島町で毎年開かれていましたが、より多くの人に作品にふれてもらおうと、今年は伊那市内に会場を移し開催しました。
「ワークセミナー」は、午前と午後の1日2回開かれています。
レース編みや造花をつかった締め飾りづくり、スマホケース作りなどがあり、訪れた人達は教わりながら手を動かしていました。
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いのちのWa!コンサート 合唱団とオケが共演
上伊那の小中学生や一般の合唱団とプロのオーケストラが共演する「いのちのWa!コンサート」が、駒ヶ根市文化会館で23日に開かれました。
コンサートには、上伊那の小中学校や一般の合唱団、プロの音楽家で構成されたオーケストラ、総勢200人が出演しました。
各合唱団が出演した第1部では、箕輪中学校の合唱部も演奏を披露しました。
第2部では、この日のために作られた音楽劇が上演されました。
コンサートは、子どもを中心とした幅広い世代がプロの音楽に触れることで音楽文化の発展に繋げようと開かれていて、今年で2回目となりました。
箕輪町上古田の音楽家唐沢史比古さんが音楽監督を務め、コンサートの最後には合唱団とオーケストラが共演し迫力のある演奏を披露しました。
いのちのWa!コンサートの模様は、ご覧のチャンネルで、来年1月の新年特番で放送予定です。
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農福連携で野沢菜収穫作業
伊那市西春近の有限会社ぱぱな農園の圃場で、「農福連携」による野沢菜の収穫作業が23日から始まりました。
23日は、上伊那の3つの障害者就労支援施設の利用者と職員、あわせておよそ10人が、30アールの畑で作業を行いました。
野沢菜を収穫したあとかぶの部分を切り、葉を選別していました。
農福連携は、農業を福祉施設の利用者が手伝うことで、働く場所の確保や工賃アップを目指すものです。
作業は就労支援施設のサポートをしている、NPO法人長野県セルプセンター協議会が仲介役となり行われました。
ぱぱな農園では、上伊那の施設と連携し収穫作業を行っていて、今年で4年目です。
作業は12月7日までで、上伊那の9施設が参加する予定です。
収穫した野沢菜は、来年1月中旬から、全国のかんてんぱぱショップで野沢菜漬けとして販売されます。
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伊那市長谷の分杭峠 駐車場廃止
伊那市は、伊那市長谷にある分杭峠の交通渋滞緩和のため、近くにある駐車場を廃止します。
これは、24日に市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。
伊那市長谷の分杭峠は、ゼロ磁場があるパワースポットとして毎年観光客が訪れます。
分杭峠近くの粟沢駐車場からシャトルバスに乗り、ゼロ磁場に向かいます。
繁忙期には多くの観光客が訪れ、およそ100台停めることが出来る粟沢駐車場に入りきらず並んでしまい、近隣住民から苦情が来ていたということです。
伊那市は来年度から混雑緩和の対策として、粟沢駐車場を廃止し仙流荘から定期観光バスを運行します。
バスは、伊那市が運行するということです。
車は、仙流荘周辺に整備される駐車場に停めることが出来ます。
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ながたの湯にお菜洗い場設置
22日の伊那地域の最低気温は氷点下0.5度まで下がりました。
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯西側には期間限定でお菜洗い場が設置されています。
お菜洗い場では、野沢菜を洗う人の姿がありました。
このお菜洗い場は冬の時期に温泉の湯を使って野菜を洗ってもらおうと毎年設置されています。
利用者は「温かいお湯が使えて助かる」と話していました。
お菜洗い場は12月10日まで利用できます。
時間は午前8時から午後8時までです。
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信州縁起物製作所で正月飾りづくり
今年も残すところあと1か月余りとなりました。
箕輪町沢の信州縁起物製作所では来年用の正月飾りづくりが行われています。
22日は6人が作業していました。
正月飾りは今年の8月から製作作業が始まり、現在は主に神社仏閣に飾るしめ縄づくりを行っています。
ほかに南箕輪村の殿村八幡宮で販売する熊手作りも行われていました。
信州縁起物製作所では14種類の飾りを製作していて、白馬村から飯田市までのスーパーやホームセンターに出荷しているということです。
作業は12月20日頃まで行う予定です。
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上農里山コースの3年生 建築士に教わりながら木工
南箕輪村の上伊那農業高校里山コースの3年生は、地元の建築士に教わりながら木工製品作りを行っています。
10月17日の授業では長野県建築士会上伊那支部の会員が講師を務め、生徒16人がイスやサイドテーブルなどを制作します。
今回は赤松や杉の丸太からチェーンソーを使い部材を切り出しました。
生徒はチェーンソーの持ち方や刃の当て方を教わりながら作業しました。
イスやサイドテーブルは次回以降の授業で組み立て、その後塗装します。
この授業は木と触れ合い、ものづくりの楽しさを知ってもらおうと行われていて、12月まで全6回を予定しています。 -
税務署長納税表彰式
申告納税制度や税知識の普及発展に努めた人を表彰する税務署長納税表彰式が14日に伊那市のいなっせで行われました。
伊那税務署管内のうち伊那ケーブルテレビの放送エリア内からは一般社団法人伊那法人会の上田幸生副会長が税務署長納税表彰をうけました。
また租税教育推進校として上伊那医師会附属准看護学院が税務署長感謝状をうけました。
税についての作文の表彰も行われ、春富中学校の片桐えまさんと長谷中学校の丸茂未來さんが受彰しました。
原田幸嘉伊那税務署長は「税務行政の理解者として尽力してもらい心強く感じる。今後とも協力してもらいたい」と話していました。