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上伊那の小中学生が歌声響かせる
上伊那の小中学生が出演するスプリングコンサートが伊那市のニシザワいなっせホールで2日に開かれました。
コンサートでは、はじめに参加者全員で春にちなんだ曲を歌いました。
2日は市内の小学校の合唱団や、上伊那の中学校合唱部などが出演し歌声を響かせました。
このうちいな少年少女合唱団は、童謡やわらべうたなどを発表しました。
コンサートは、日ごろの練習の成果の発表の場にしようとNPO法人クラシックワールドが開いたもので、今回で18回目です -
今年100歳 福澤さん折り紙のひな人形
伊那市山寺で今年100歳になる福澤章子さんの自宅には、折り紙で作った色とりどりのひな人形が並びます。
福澤さんは大正14年生まれで、今年6月に100歳になります。
元小学校教諭だった福澤さんは、多くの子どもと接し、家族の大切さを肌で感じてきました。
その思いを折り紙に重ね、70歳を過ぎてから作品を作り始めました。
福澤さんは去年体調を崩したため、今年は折ることが無かったということで、これまで作った作品を飾りました。
人形の顔は、植物の種やマッチ棒が使われています。
ぼんぼりは、ストローと折り紙でつくりました。
和紙をハマグリの殻に張って作ったものもあります。
28日は、いとこの福澤寿子さん94歳、向山八千子さん90歳が訪れ、ひと足早いひな祭りを楽しんでしました。
折り紙のひな人形は、来月中旬まで自宅に飾るということです。
来月4日には、教え子たちと人形を見ながら食事を楽しむ予定です。
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豊島区の卒園児にアルストロメリア贈る
東京都豊島区と姉妹友好都市協定を結んでいる箕輪町は、この春卒園を迎える豊島区の園児に、アルストロメリアを贈ります。
27日は、町文化センターで職員が発送の準備を行っていました。
今年度は、豊島区の19の保育園と幼稚園の卒園児392人に、上伊那産のアルストロメリアを贈ります。
箕輪町は、2002年から豊島区との交流事業を行っていて、2019年から卒園児に花を贈っています。
花は、卒園式の日程にあわせ、順次発送されます。
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伊那市公共交通合同会議 ぐるっとタクシー運行状況報告
伊那市の地域公共交通会議と公共交通協議会の合同会議が、いなっせで20日に開かれ、ぐるっとタクシーの運行状況などが報告されました。
ぐるっとタクシーの今年度の利用者数は、去年12月末現在、2万2,237人、前の年の同じ時期とほぼ同じで、昨年度と横ばいとなる見込みです。
また、コロナ禍で減少した路線バスの利用者は徐々に回復しているほか、市街地デジタルタクシー、市街地循環バスの利用者は、増加しているということです。
伊那市では、「今後も利便性向上に努め、利用者の増加につなげたい」としています。
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最高気温10.1度 3月中旬並みの気温
26日の伊那地域の最高気温は、午後2時8分に10.1度まであがり3月中旬並みの気温となりました。
長野地方気象台によりますと伊那地域は、27日、28日は、26日よりも2度ほど高い日が続き、3月1日・2日は18度ほどまであがるということです。 -
小学生がミヤマシジミの学習展示
伊那谷を中心に絶滅危惧種のチョウ、ミヤマシジミの保全・保護活動を行うミヤマシジミ研究会による環境展が伊那市役所1階ロビーで開かれています。
ミヤマシジミは羽根を広げた大きさが2.5センチから3センチほどのチョウです。
絶滅危惧種に指定されていて、県内では主に伊那谷に生息しているということです。
会場では、上伊那の小学校4校の児童による去年1年間のミヤマシジミの保護活動が紹介されています。
そのうち、伊那西小学校と西春近北小学校の児童は学校周辺で採集したチョウやガを標本にしました。
会場には、およそ50点が展示されています。
26日は、西春近北小の3年生が市役所を訪れ、展示会を見学しました。
児童たちは自分たちで作った標本や他校の保護活動の様子を見ていました。
この展示会を開いたのは信州大学農学部や地域住民などでつくるミヤマシジミ研究会で、今回で13回目となります。
環境展は3月6日(木)まで伊那市役所1階ロビーで開かれています -
高遠さくら祭り デジタルチケット試験導入
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りは、混雑緩和対策として入園券をスマートフォンで購入できるデジタルチケットを導入します。
26日は高遠町総合福祉センターやますそで高遠城址公園さくら祭り対策打合せ会議が開かれ伊那市や商工会などの関係者50人が出席しました。
会議では、入園時の混雑緩和を目的にデジタルチケットを試験的に導入することが報告されました。
スマートフォンで事前にチケットを購入すると入園券として使用できます。
また、コロナ前まで実施していた市役所からのシャトルバスの運行を最盛期の土曜日の1日間行うとしています。
また開園150周年記念事業として、南曲輪で高遠城址公園の歴史を振り返るパネル展が開かれます。
高遠城址公園のさくら祭りの公園開きは来月22日の予定です。
昨シーズンの有料入園期間は4月6日から18日までの13日間で、有料入園者数は10万7,368人でした。
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東春近保育園の園児 シイタケのコマ打ち
伊那市の東春近保育園の園児は、老松場の丘古墳公園でシイタケの菌のコマ打ちを25日行いました。
25日は東春近保育園の年中・年少園児およそ70人がシイタケの菌のコマ打ちをしました。
長さ1メートルのナラやクヌギの原木60本とコマ3000個が用意されました。
これは、地元住民で作る老松場の丘古墳公園整備委員会が開いたものです。
メンバーが原木に穴を開けると、子どもたちがコマを打ち付けていきました。
コマ打ちが終わると、園児は思い思いに公園で遊んでいました。
シイタケは、早ければ秋に収穫でき、子どもたちが給食で味わうということです。
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三澤寺 武田住職が大荒行を終え奉告式
伊那市福島の日蓮宗三澤寺の武田正幹住職は、100日間の修行の成果を披露する「帰山奉告式」を24日に境内で行いました。
24日は、武田住職が同じ期間修行をした僧侶5人と共に水行を行いました。
武田住職らは、去年11月1日から2月10日までの100日間、千葉県にある日蓮宗の寺で「日蓮宗大荒行」を行いました。
世界三大荒行の一つとされていて、期間中は午前2時半に起床し、読経や写経と3時間おきの水行を午後11時まで繰り返し行っていたということです。
修行は、極限状態に身を置き、心身を鍛錬するものです。
修行前に73キロに増やしていった体重は、58キロまで減り、毎日の読経で声は枯れていました。
水行を行った午前10時頃の伊那地域は、気温が1度ほどと冷え込みましたが、およそ60人の檀家らが見守る中、経を唱えながら冷水をかぶっていました。
武田住職の大荒行は、10年ぶり2回目となっています。
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グリーンファーム ランと春の花フェア
100種類のランが並ぶ、ランと春の花フェアが伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで開かれています。
フェアは園芸ハウス内を会場に開かれていて、およそ100種類のランが展示販売されています。
コチョウランやカトレア、シンビジウムなど、およそ1,000鉢が用意され、価格は1鉢1,000円から7,000円ほどとなっています。
またランだけでなく、チューリップやパンジーなど訪れた人に春を感じてもらおうと、およそ100種類の春の花も販売されています。
ランと春の花フェアは3月9日(日)まで、グリーンファームで開かれています。
時間は午前8時から午後6時です。
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洋ランの花を楽しむ会 展示会
中南信のランの愛好者で作る洋ランの花を楽しむ会の展示会が箕輪町の木下公民館で23日まで開かれています。
会場には、会員が育てたカトレアやシンビジウムなどのラン、210鉢が並んでいます。
洋ランの花を楽しむ会は、上伊那を中心に中南信の愛好家35人が所属していて、年に1度展示会を開いています。
現在会員を募集していて、山本忠文会長は「初心者も楽しめる会なので、ぜひ一緒に花を咲かせる喜びを味わってほしい」と話していました。
洋ラン展示会は23日まで木下公民館で開かれています。
余剰株の販売や植え替え講習も行われます。
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東駒ヶ岳開山200周年 保全と活用を語る
東駒ヶ岳の伊那側からの開山200周年を記念したパネルディスカッションが伊那市西箕輪のinadani seesで22日開かれました。
パネルディスカッションでは南アルプスの山岳関係者4人が東駒ヶ岳の成り立ちや、登山の歴史などについて話をしました。
このうち、南アルプスジオパーク認定ガイドの榎本晃さんは「南アルプスはこの70年間で40センチ隆起していて世界でもトップクラスの速さだ」と説明しました。
長野県山岳協会顧問の唐木真澄さんは「南アルプススーパー林道が開通し登山者にとって便利になったが、これからどう維持管理していくかが課題だ」と話していました。
伊那側から東駒ヶ岳への登山道が拓かれ去年200年の節目を迎えました。
パネルディスカッションはこれを記念し東駒ヶ岳や南アルプス北部の保全や活用について考えようと開かれました。
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交通安全目標 2人の児童を表彰
伊那市の西春近北小学校4年の児童2人が考えた交通安全目標が、県交通安全教育支援センターの「私たちの交通安全宣言」で最優秀賞と優秀賞に選ばれました。
最優秀賞に選ばれたのは、4年の白井一真君です。
「ヘルメットしっかりかぶって安全に」
優秀賞に選ばれた4年の平澤初花さんです。
「自分はみえてもライトをつけよう。相手はみえない」
21日は、表彰式が行われ県交通安全教育支援センターの熊谷猛彦理事長からそれぞれに表彰状が贈られました。
私たちの交通安全宣言は、児童の自主的な交通安全意識の向上を図ろうと平成29年から県交通安全教育支援センターが行っているものです。
今年度、県内全ての小学生に具体的な交通ルールやマナーなどの目標を募集しました。
1609人の応募の中から最優秀賞2人、優秀賞6人が決まりました。
白井君と平澤さんは、自分自身の経験などをもとに目標を考えたということです。
最優秀賞の白井君の目標は、来年度の下半期の目標として今年の秋、県内の小学校などに配るポスターに使われることになっています。
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箕輪町で地産地消イベント
地元産の食材を使った料理と地酒を楽しむイベントが箕輪町で20日に行われ、多くの人で賑わいました。
去年5月に元JA上伊那東箕輪支所を改修しオープンしたレストラン信州箕輪もみじ湖夢の里は、南小河内の酪農家、根橋英夫さんがオーナーを務めています。
イベントは、生産者を応援し地域を盛り上げようと初めて企画しました。
根橋さんが地元で経営する牧場のブランド牛「信州もみじ湖黒毛牛」のすき焼きに焼肉、牛すじカレーなど上伊那産の食材にこだわった料理と地酒を用意しました。
施設全てのフロアを使用し、すき焼きコース、焼肉コース、ラーメンの食べ比べができるレストランコースの3つが用意されました。
酒はビールに、地元のワインや芋焼酎などが並び飲み放題1500円です。
厨房では料理長の板倉廣明さんが腕を振る舞いました。
20日は、町内を中心におよそ100人が訪れ、料理を楽しんでいました。
会場では、ものまねショーも行われイベントを盛り上げていました。
信州みのわもみじ湖夢の里では「今後も食を通じて地元を盛り上げるイベントを開催していきたい」と話していました。
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災害時に役立つパッククッキング実習
伊那市女性団体連絡協議会は、災害時に役立つ、「パッククッキング」の調理実習を21日に伊那市防災コミュニティセンターで行いました。
21日は、伊那市女性団体連絡協議会の会員11人が参加しました。
実習では、ご飯とオムレツ、蒸しパンの3品を作りました。
「パッククッキング」は、食材を耐熱性のポリ袋に入れて混ぜ合わせ、湯煎して調理する方法です。
このうち、オムレツは卵1個を使い、チーズとハムは手でちぎって入れ混ぜていきました。
鍋で10分間、湯煎すると完成です。
ほかにご飯は米40グラムに水60CCを入れて30分間、湯煎しました。
パッククッキングは、鍋を汚さずに複数の調理が同時にでき、温かい食事を提供することができることから、災害時に役立つということです。
伊那市女性団体連絡協議会では、平時から災害に備えるために実習として今回初めて行いました。
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高遠町「平和の文化祭」
絵画や写真などを通して平和について考えるイベント「平和の文化祭」が伊那市高遠町の高遠町総合福祉センターやますそで、21日から始まりました。
会場には、絵画や写真など、およそ100点が展示されています。
このイベントは、高遠町九条の会や上伊那医療生協などでつくる実行委員会が開いたもので、今回で6回目です。
展示の中には、戦時中の日本を描いたものもあります。
空襲を受けている様子や終戦を伝えるラジオ放送を聴いている様子が描かれています。
実行委員会では「芸術を楽しめるのは、平和のおかげということを若い世代にも伝えていきたい」と話していました。
平和の文化祭は23日(日)まで高遠町総合福祉センターやますそで開かれています。
22日(土)には、子ども向けの工作やゲームなどのイベントが開かれます。
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伊那ビデオクラブ作品で平成を振り返る
ビデオ愛好家で作る伊那ビデオクラブの作品を観て平成を振り返る講座が伊那市のニシザワいなっせホールで18日開かれました。
伊那ビデオクラブの赤羽仁会長が講師となり、会員が平成の時代に制作した9作品を紹介しました。
このうち、平成11年・1999年に制作されたこの作品は、長野オリンピックの聖火リレーの様子が撮影されています。
平成13年・2001年制作のこの作品は、伊那市西箕輪のお盆の行事「百八灯」の様子をまとめています。
伊那ビデオクラブは平成5年・1993年に発足しました。
現在会員は12人で、今後は市内小中学校の校歌の映像化を目指しているということです。
この講座は、まほらいな市民大学の講座として開かれ、59人が参加しました。
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旧井澤家住宅 ひな祭りでひな人形の展示
伊那市西町の旧井澤家住宅で、3月3日の桃の節句を前に、雛人形展が開かれています。
旧井澤家住宅には、地域住民から寄贈された段飾りや、吊るし雛など、ひな祭りにちなんだ品が展示されています。
この展示は旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会が行っていて、今年で18回目です。
今年初めて展示している、土で作られた雛人形です。
中には面長の男雛もあり、江戸時代に作られたということです。
タペストリーは、御園の宮下文子さんの作品です。
吊るし雛の飾りが布に縫い付けられています。
花嫁衣裳も展示され、中には親子三代が結婚式で着たものもあります。
展示は3月3日まで行われます。
23日には雅楽の演奏会が、3月2日には甘酒の振る舞いが行われます。
入館料は大人200円、高校生以下は無料です。
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二十四節気「雨水」 寒波の影響で寒い一日
18日は二十四節気のひとつ、雨水です。
雪や氷が解け始め、田畑を潤す時期であり、古くから農耕を始める目安とされてきました。
今日の伊那市の最高気温は 4.2度、最低気温は氷点下 3.8度と、寒波の影響で寒い1日でした。
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お笑いライブ 大ひょうきん展開催
伊那ケーブルテレビの番組でもおなじみの松川町在住のお笑い芸人松尾アトム前派出所さんによるお笑いライブ「大ひょうきん展」が、15日に、伊那文化会館で行われました。
松尾さんは、りんご農家を営みながら大手芸能事務所タイタンに所属し活動しているお笑い芸人です。
大ひょうきん展は、松尾さんを応援する伊那市と松川町の有志でつくる実行委員会が、初めて企画したものです。
ライブには4組が出演しました。
トップバッターは、モグライダー。
次に登場したのは、街裏ぴんく。
過去にダンス・ボーカルグループEXILEのオーディションを受けた際のエピソードを話しました。
3番目に登場した日本エレキテル連合は、2014年に流行語大賞にも選ばれた持ちネタを披露しました。
トリを務めたのは、松尾さん。
農作業中に聞いていたラジオで気づいたことを話しました。
用意したチケットは完売し、およそ400人が訪れたホールは笑いに包まれていました。
実行委員会では、「松尾さんの魅力を改めて知ってもらえる機会になったと思う。今後もこのような機会を作っていきたい」と話していました。
なお、松尾さんが出演している伊那ケーブルテレビの番組「松尾アトム前派出所の瞬間メタル」は、毎週火曜日の午前11時40分ほかで放送しています。 -
伊那市山寺で下草火災
15日午後1時32分に伊那市山寺で下草を焼く火事がありました。
この火事によりけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市山寺の休耕地です。
下草約92平方メートルが焼けたほか隣接する休耕地の下草約247平方メートルと電柱の支線ガードが焼けました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では下草を燃やしていた火が燃え広がったものとみて調べを進めています。
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天竜川水系 渓流釣り解禁
伊那谷の天竜川水系で、渓流釣りが16日、解禁となりました。
伊那市の天竜川では、愛好家たちが釣りを楽しんでいました。
天竜川漁業協同組合では、解禁に合わせ、アマゴの成魚400キロを放流しています。
天竜川漁協の伊藤伸一組合長です。
まぐろなどの餌を使い、初日から大物を狙います。
なかなか釣り上げることができず、場所を変えながら待つこと1時間半。
体長50センチのニジマスを釣り上げました。
遊漁料は、年間券が7,700円、一日券が1,650円です。
渓流釣りの期間は、9月30日までとなっています。 -
地震体験車で震度7の揺れを体験
防災意識を高めてもらおうと、地震体験車による体験会が伊那市のベルシャイン伊那店駐車場で15日行われました。
15日はベルシャイン伊那店の駐車場に地震体験車が設置されました。
地震体験車では南海トラフ地震を想定したものなど、震度7までの揺れを体験することができます。
親子連れは、体験車に乗り込むと机の脚にしっかりとつかまっていました。
この体験会は、訪れた人たちに防災意識を高めてもらおうと、伊那市が開きました。
地震体験車による体験会は、16日も午前9時30分から11時30分までMEGAドン・キホーテUNY伊那店で行われます。
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箕輪町 国保据え置き
箕輪町国民健康保険運営協議会が14日に箕輪町役場で開かれ、来年度の国保税率を据え置くことが決まりました。
協議会には委員6人と白鳥政徳町長が出席し来年度の国保税率について協議しました。
現在の税率は10.6%で、加入者一人当たりの年間金額は41,500円となっています。
協議会では現状の税率で国保運営が可能と判断し据え置くこととしました。
今年度の箕輪町国民健康保険特別会計決算見込みは歳入がおよそ20億9,200万円で収支差額の1,200万円を来年度への繰越金としています。 -
園児が親子で箸作りに挑戦
伊那市の竜西保育園の園児が保護者と一緒に14日に箸作りに挑戦しました。
年長の園児23人が保護者に手伝ってもらいながらヒノキの箸を作りました。
箸作りを教えたのは保育園がある荒井区で8年前まで大工をしていた小池貴彦さんです。
小池さんは現役を引退した8年前から端材を使って箸作りをしています。
園児は小池さんが1センチ角の木から箸を削り出す様子を見学していました。
木の香りをかいでいる様子も見られました。
園児たちは小池さんが用意した木を紙やすりで角をとって仕上げていました。
この日は小池さんの他にしめ縄飾りの作り方を去年12月に園児に教えた北原文明さんも来ていました。
しめ縄飾りを作るときに小池さんの作った箸を北原さんが園児に贈りました。
その後、園児は2人を招いて歌でお礼をして、箸をきっかけに木について学習したということです。
今回の箸作りは作り方を学ぼうと保育園からの依頼があって行われたものです。
竜西保育園では「木に触って、香りをかぐことで木のぬくもりを感じてほしい」と話していました
箸は園児がそれぞれ3膳作り、家に持ち帰ったということです。 -
箕輪町沢で竹細工作り
箕輪町沢の北澤公仁さんのビニールハウスでは、びくやざるなど竹細工の製作が行われています。
ハウスを活動場所として提供している北澤公仁さんです。
今年7月に90歳になる北澤さんは、13年前に独学で竹細工を始めました。
続けていると一人、また一人と仲間が増え、今では、多い時で6人が作業をしています。
14日は、ベテランの大宮稔さんと林清衛さん、今年2年目の大槻浩子さん3人が、竹割をこなし、なれた手つきで竹細工に編み上げていました。
冬の期間のみ作業場に変わるビニールハウスは暖房なしでも温かく快適です。
竹細工の製作は毎年、正月の箱根駅伝が終わってから始まるということです。
月曜日から土曜日までの毎日、午前9時から午後4時まで作業をしています
好きな時に来て作業をしていいことになっていて、決まりごとは、午前10時と午後3時のお茶の時間だということです。
竹細工に魅了された大槻さんは、コーヒードリッパーを作っていました。
竹細工の製作は、3月いっぱい行われます。
3月10日と11日には、箕輪町公民館の竹細工を楽しむ講座が開かれ、北澤さんらが講師を務めることになっています。
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倉田加代子さん作詞の南箕輪村賛歌 16日に初披露
16日に行われる、南箕輪村の村政150年記念式典で、塩ノ井の元小学校教諭、倉田加代子さんが42年前に作詞した「南箕輪村賛歌」が初めて披露されます。
南箕輪村塩ノ井の倉田加代子さん91歳です。
倉田さんは、42年前の1983年、昭和58年に村のことをもっと知ってもらおうと、「南箕輪村賛歌(ふるさと賛歌)」を作詞しました。
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上伊那農業高校畜産班 3年生のために蕎麦打ち練習
南箕輪村の上伊那農業高校、畜産班の1、2年生は、この春卒業する畜産班の3年生に振舞うために、蕎麦打ちの練習を行っています。
1月31日は、上伊那農業高校畜産班の1、2年生12人が練習を行っていました。
指導を行ったのは、伊那市地域おこし協力隊で蕎麦打ちの魅力を広める活動を行っている、下平彩楓さんです。
上伊那農業高校畜産班では毎年、卒業する3年生のために送別会を開いていて、今年は農業コースの生徒が作った蕎麦粉、小麦粉を使って手打ち蕎麦を振舞うことにしました。
練習会は3月にもう一度開かれ、その後3月4日の畜産班の3年生送別会で蕎麦を振舞うということです。
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乳がんの経験をまとめた絵本出版
伊那市富県南福地の宮下かね子さんは乳がんを患った経験をまとめた絵本、「かねちゃんのおっぱいどこいったの」を自費出版しました。
宮下かね子さん、76歳。宮下さんは52歳のときに乳がんと診断され、左乳房を切除しました。
その後も肺にがんが見つかり今も抗がん剤で治療を続けています。
がんと診断され手術を受けたときは、落ち込んでいましたが、社交的な宮下さんは、まわりの人たちとの交流のなかで徐々に元気を取り戻していきました。
そしてこれらの経験が誰かの救いになればと去年12月自身の経験をもとにした絵本を出版しました。
絵本「かねちゃんのおっぱいどこいったの?」は子守りをした友人の子どもたちとの交流を題材にしています。
絵本は昔からつきあいのある上松町のイラストレーター大畑哲也さんの協力により作られました。
出版がきっかけで手術をしてもらった医師との再会も果たしました。
絵本は1,000部作られ価格は1,200円(税込)、県内の平安堂などで販売されているほか、大畑さんのホームページ「ありがTOH企画」からも購入できます。
宮下さんは売り上げの一部を児童養護施設たかずやの里などに寄付するということです。
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桜開花予想 高遠城址は4月3日
民間気象情報会社のウェザーニューズは今年3回目の桜の開花予想を13日に発表しました
高遠城址公園の桜は開花が4月3日、満開は4月9日と予想しています。
伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は前回と同じ4月3日、満開の予想は今回が初めてで4月9日となっています。
4回目の発表は2月下旬を予定しています。