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上古田保育園でふれあい巡回動物園
ポニーや羊などの動物にふれあうことができる、ふれあい巡回動物園が6日、箕輪町の上古田保育園で行われました。
上古田保育園には、ポニーや羊、子牛などがやってきました。
子どもたちは、動物を撫でたり、ポニーに乗せてもらっていました。
ふれあい巡回動物園は、箕輪町酪農振興協議会青年部と、NPO伊那ハーレンバレーパカパカ塾が毎年開いていて、町内の保育園を巡回しています。
協議会では、「動物に触れあってもらい、酪農などに関心を持つきっかけにしてほしい」と話していました。 -
第25回記念書晋展
上伊那地域の書道指導者らでつくる書晋会の作品展「第25回記念 書晋展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、会員12人の作品およそ80点が並んでいます。
上伊那の書道教室の指導者らが毎年この時期に作品展を開いていています。
テーマは自由で、会員の得意とするジャンルの作品を展示しているということです。
書晋会では「異なる流派の個性ある力作が並んでいる。訪れた人に楽しんでもらいたい」と話していました。
展示は、8日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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手洗いマイスターが竜北保の園児に手洗い指導
インフルエンザなどの感染症が流行する時期を前に、手洗いマイスターによる手洗い指導が5日、伊那市の竜北保育園で行われました。
5日は、南箕輪村にある飲食店・まことおあがり亭の店長で手洗いマイスターの池上 正孝さんが講師を務めました。
園児たちは、ブラックライトに反応するジェルを手に塗り付けた後、石鹸を使って、手を洗いました。
園児たちは丁寧に洗っていましたが、ブラックライトを当てると手の甲や指の間などに残った汚れが青く光っていました。
手洗いの重要性を知ってもらいたいと、保育園と縁のある池上さんが指導することになりました。
竜北保育園では、それぞれの園児が洗い残した部分をチェックしていました。
竜北保育園では、新型コロナウイルスや、これからインフルエンザなどの感染症が流行する時期になるため、手洗いの徹底で感染予防につなげたいとしています。
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梅垣さん宅の菊 見ごろ
伊那市美篶笠原の梅垣佐知子さん宅では菊の花が見ごろを迎えています。
90歳になる梅垣さんは、25年ほど前から菊を育てています。
12種類70鉢の菊が庭に並べられています。
梅垣さんによりますと花は11月中旬まで楽しめるということです。
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第2弾プレミアム商品券販売
伊那市内の大型店や飲食店で使えるプレミアム率50%、1万円で1万5千円分の買い物ができる商品券の販売が5日から、市役所などで始まりました。
販売初日の5日は、開始の午前9時前から多くの人が市役所に列をつくっていました。
伊那市は新型コロナの影響で落ち込んだ消費を喚起しようと、過去最大規模となる10億500万円分、6万7,000セットを発行しました。
9月23日から10月14日まで申込受付をしたところ、2万498人から15万1113セットの申し込みがありました。
応募多数のため抽選を行い、当選者は9千76人で倍率は2.26倍でした。
当選者には、先月購入引換券が発送されました。
商品券15枚のうち大型店を含む全店共通券10枚、地域の中小店専用券が5枚となっていて、市内およそ1000店で利用できます。
また、伊那商工会館でも販売が行われ、引き換え券をもった人たちが買い求めていました。
商品券の販売は、市役所が18日まで、市内各支所や伊那商工会議所、伊那市商工会は13日までです。
新型コロナ対策の第2弾プレミアム商品券の利用期間は、来年の2月28日までとなっています。
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今季初めての氷点下
伊那地域の5日の朝の最低気温は、今シーズン初めて氷点下となり11月下旬並みの寒さとなりました。
5日の朝の伊那地域の最低気温は氷点下0.9度まで下がり今季一番の寒さとなりました。
朝7時過ぎ、伊那市東春近の畑には霜が降りていました。
通学する小学生たちは冬支度で登校していました。
長野地方気象台によりますと6日以降は平年並みの気温に戻ると予想しています。
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伊那市の電器店で子熊捕獲
3日午前10時30分ごろ、伊那市荒井の商店街にある電器店で子熊が捕獲されました。
子熊は3日、市内の山に放されました。
この日伊那市荒井の電器店「ミツワ無線電機商会」の店内で捕獲された体長およそ40センチの子熊です。
この店の店主によりますと、3日の午前10時20分ごろ、自動ドアから店内に入り込んだということです。
子熊が入り込んできたときには、店内には客が3人いて、いずれもけがはないということです。
客がJR伊那市駅近くの交番へ駆け込んで状況を相談し、猟友会のメンバーなどが捕獲したということです。
市によりますと、4日は午前6時15分頃西箕輪大萱で、午前9時40分ごろ、東春近木裏原で熊の目撃情報があったということです。
伊那市と南箕輪村では、熊との思わぬ遭遇に注意するとともに、目撃のあった場所に近づかないなどの対策を呼び掛けています。 -
上農生が作った経木のランプ展示会
上伊那農業高校の3年生が制作した薄く削った木、経木のランプの展示会が南箕輪村の大芝高原味工房で開かれています。
会場には、上農高校コミュニティデザイン科里山コースの生徒が作った20点のランプが並んでいます。
このランプは、大きな球体の中に小さな球体を入れることで、より光が広がるように工夫したということです。
このランプは、壁に写る光の模様を自分で調整することができるようになっています。
里山コースの3年生は、昨年度かんなくずを使って卒業生のコサージュを作ったことをきっかけに、経木をテーマに取り組んできました。
伊那市の木工業株式会社やまとわの協力を得て校内のアカマツを伐採し、経木に加工しました。
経木は薄く割れやすいため、制作途中で壊れてしまうなどの苦労があったということです。
経木ランプの展示会は、8日(日)まで、大芝高原味工房で開かれています。
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森JOY オンラインで開催
森に親しむイベント森JOYが1日伊那市内で行われました。
今年は新型コロナ感染防止でオンラインで開催されました。
伊那市ますみヶ丘のフォレストコーポレーション社屋にスタジオを構え、YouTubeでの配信と、伊那ケーブルテレビで生中継が行われました。
森JOYは伊那市が進める50年の森林ビジョンをサポートする伊那市ミドリナ委員会が、森に親しむイベントとして開いているもので、今年は新型コロナ感染防止のためオンラインで行われました。
森JOYでは東京都のレストラン日比谷松本楼や伊那市内各地の森をネット回線でつなぎ紹介しました。
また、森に関わる仕事や教育などの対談も行われました。
また、1日はオンラインの他に、ますみヶ丘平地林の市民の森にたき火が用意されました。
事前予約をした人限定で、訪れた人たちは思い思いに過ごしていました。
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コロナ対策をして高遠城址もみじ祭り
伊那市高遠町の高遠城址公園で、10月31日から「高遠城址もみじ祭り」が始まりました。
高遠城址公園には、およそ250本のカエデが植えられていて、徐々に色づき始めています。
園内には、地元の特産品や地酒を販売するテントが並び、賑わっていました。
今年は、新型コロナ対策として、会場に入る際に検温や健康状態の確認などを行っています。
チェックを済ませた人には、目印となるリストバンドが付けられます。
高遠閣では、恒例の「高遠そば新そば祭り」が始まりました。
例年は、10月から11月にかけて市内各地で5つのそば祭りが行われていますが、今年は新型コロナの影響で他の4つが中止となり、このイベントのみの開催となりました。
もみじ祭りに合わせて、期間限定の御城印の販売が行われています。
もみじ祭りは、11月8日までで、見ごろは来週末だということです。 -
東春近の阿部さん宅でツワブキ見ごろ
伊那市東春近田原の阿部正則さん宅でツワブキの花が見ごろとなっています。
阿部さん宅の庭には、20年ほど前に静岡県伊豆市で採ってきて植えたというツワブキが黄色い花を咲かせています。
例年数輪の花が咲くということですが、これだけ多いのは初めてだということです。
阿部さんは、「暗いニュースが多い中で、きれいな花が沢山咲きうれしいです」と話していました。
花は、11月いっぱい楽しめそうだということです。 -
熊の出没を受けて小中学校で登下校 警戒
伊那市街地での熊の目撃情報や人が襲われたことを受け、小中学校では2日に集団で登下校することなど注意を呼び掛けました。
10月31日西箕輪の79歳の女性が熊に襲われ大けがを負ったことを受け、現場に近い西箕輪小学校では、メール配信で複数人での登校や各家庭での送迎を呼び掛けました。
西箕輪小では、昨年度全校児童に熊よけの鈴を配っていて、子ども達はカバンにつけて歩いていました。
2日は、外での活動を制限した他、下校時は1人にならないよう学年別に集団で歩いて家に帰ったということです。
目撃情報があった地区の市内の小中学校と、隣接する南箕輪村の小中学校では、警戒を呼びかけるメールを各家庭に送ったということです。
市によりますと、2日午後2時頃荒井の荒井橋交差点付近で、午後4時頃上荒井バス停付近で熊の目撃情報があったということです。
午後4時現在熊が捕まったという情報は入っていないということです。 -
春富中が歌唱「大樹のように」完成
伊那市の春富中学校合唱部の3年生が、長野県老人クラブ連合会の新しいテーマソング「大樹のように」を歌って収録したCDが完成しました。
こちらが会の新曲「大樹のように」です。
CDは1枚1,200円で300枚つくられました。
10月30日は、長野県老人クラブ連合会の松下隆志事務局長と、伊那市高齢者クラブ連合会の樋代義男会長が学校を訪れ、有賀泰司校長に感謝状を、合唱部の米山美音部長と坪木文佳副部長にCDを手渡しました。
来年4月に県老人クラブ連合会が、県シニアクラブ連合会に名称を変えることに合わせ、イメージアップを図ろうと、新曲をつくったということです。
1961年から歌い継がれた「老人クラブの歌」に代わって、新たに「大樹のように」が完成しました。
伊那市の広報番組で春富中合唱部の歌声が放送されたのを聞いた連合会が、収録の協力を呼び掛けました。
合唱部の3年生10人が8月から練習を重ね、9月に歌を収録したということです。
新曲「大樹のように」は、今後は式典や県の大会、各地区の総会などで歌われることになっています。
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上農吹奏楽部定演
南箕輪村の上伊那農業高校吹奏楽部の定期演奏会が、伊那市のニシザワいなっせホールで1日行われました。
定期演奏会は、1年間の発表の場として毎年行われています。
会場には、保護者らが訪れ演奏を楽しんでいました。
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林さん5.15キロで優勝
クロスズメバチ通称「地蜂」の巣の重さを競うコンテストが伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで1日、開かれました。
伊那市西箕輪の林鶴良さんの巣が5.15キロで優勝しました。
コンテストは、伊那市地蜂愛好会が毎年開いているもので、今年は新型コロナの影響で規模を縮小して行われました。
会員が夏場に蜂を追って巣を見つけ自宅に持ち帰り育ててきました。
コンテストでは、会員22人が持ち寄った自慢の巣の重さを競いました。
蜂が飛び出さないよう段ボール箱に入った巣に煙幕を焚いて眠らせます。
今年は、天候にも恵まれ蜂にとってはエサが豊富だったということで大きな巣が多くみられました。
巣が取り出されると重さを測ります。
コンテストの結果、優勝は伊那市西箕輪の林鶴良さんの巣で、重さは5.15キロでした。
林さんは、平成26年に優勝して以来2回目です。
伊那市地蜂愛好会では、「伊那谷の伝統文化蜂追いを後世に伝えていきたい」と話していました。
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市街地でクマ目撃相次ぐ
31日の未明から昼過ぎにかけ伊那市中央や御園でクマを目撃したとの情報が伊那市や警察などに寄せられ、隣接する南箕輪村の水路ではクマとみられる足跡が見つかっています。
南箕輪村神子柴の伊那電装株式会社近くの水路です。
20センチほどのクマとみられる足跡を従業員の男性が見つけたという事です。
連絡を受けた南箕輪村の職員と猟友会の会員がかけつけ、どの方向に向かったか確認していました。
伊那警察署の発表によりますと31日の午前1時30分頃、伊那市中央の伊那公民館近くで体長1メートルのクマ1頭が目撃されたという事です。
また午前4時頃に伊那市御園の新水神橋近くで、午後2時45分に伊那市西箕輪の西箕輪郵便局東側の大清水川沿いで目撃情報が寄せられました。
伊那市や南箕輪村では、クマの目撃情報があった場所への不要な外出は控えるよう注意を呼び掛けています。 -
シカナンソバ きょうから販売
伊那市のそばと鹿肉がコラボした商品「シカナンソバ」が完成し、31日からオンラインで数量限定で販売が始まりました。
こちらがシカナンソバです。
そばは入野谷在来種を粗びきにして風味を楽しめるようにしたという事です。
鹿のもも肉をそば麴味噌で味付けしローストしました。
スープは鹿の骨や鰹節、昆布などで出汁をとり、醤油やみりん、焼きみそで仕上げました。
付け合わせは山芋のすりおろしや伝統野菜の羽広菜かぶ、天然のキノコなどで食材はすべて地元産です。
シカナンソバを開発したのは伊那市高遠町のそば店「壱刻」の山根健司さんと、伊那市長谷でジビエ料理を提供する「ざんざ亭」の長谷部晃さんです。
2人は2018年に森に親しむイベント「森JOY」にあわせ、鹿南蛮そばを作り、今回は、究極の一杯をつくろうと春から試行錯誤を重ねてきたという事です。
シカナンソバは配送のみの販売で、専用サイトから予約できます。
価格は2人前1セット1万円(税・送料別)で20セット限定です。
11月販売分の受付は31日から11月13日までです。
伊那ケーブルテレビではあす、午後1時から122チャンネルで「森JOY」を中継し山根さんと長谷部さんも出演する予定です。
■■■シカナンソバ販売サイト https://sicanan.base.shop■■■ -
東春近文化祭 力作並ぶ
伊那市の東春近公民館で、地元で活動する団体やグループの作品が並ぶ、東春近文化祭が開かれています。
会場には、公民館の利用者のほか、園児や小中学生などの作品およそ900点が並んでいます。
例年は生け花の体験や人形劇の発表があるということですが、今年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、展示のみとなりました。
公民館の関係者は「今年も多くの作品が集まった。訪れた人に楽しんでもらいたい」と話していました。
文化祭は、11月1日まで開かれています。 -
高遠町商店街でハロウィン
伊那市高遠町の商店街では、主婦でつくるお家母会が、かぼちゃで作った飾りなどが並んでいます。
お家母会は、毎年ハロウィンのイベントを行っていましたが、今年は新型コロナの影響で中止としました。
雰囲気だけでも楽しんでもらおうとハロウィンの飾りを展示することにしました。
展示は31日までの予定です。 -
コーヒーと御守で合格祈願
受験生を応援しようと、伊那市内のコーヒーショップと神社がコラボした、合格祈願の商品が販売されています。
コーヒーのドリップバッグ4袋と御守がセットになった商品で、価格は1,600円です。
商品を取り扱っているのは、伊那市境のコーヒーショップ「カフェコーデ」です。
コーヒーは、カフェコーデで焙煎・ブレンドしたドリップバッグで、御守は伊那市東春近の春近神社のものです。
春近神社では、春が近いという縁起のよい神社名にちなんで、毎年多くの受験生やその保護者が参拝に訪れています。
春近神社では花畑樹彦宮司が定期的に祈祷しています。
受験勉強の時の飲み物として定番となっているコーヒーですが、海外では、昔から徹夜で修行などをする時に眠気覚ましとして飲まれていた歴史があるということです。
セットは4年前から販売していて、受験生からは合格の便りも寄せられているということです。今年は新たに疫病退散の御守をセットにした商品も2,100円で販売しています。
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富県小 70年前の修学旅行写真を発見
伊那市の富県小学校で、今から70年前の昭和26年度の卒業生が、愛知県名古屋市の東山動物園などを訪れた修学旅行の写真が見つかりました。
28日は、昭和26年度の卒業生ら18人が学校を訪れ、プロジェクターに映された当時の写真を眺めていました。
富県小の塚田博之校長が、6月に学校の資料を整理していたところ、今から70年前の、昭和26年度の修学旅行の写真フィルムを見つけたということです。
今年は新型コロナウイルスの影響で年に1度の同級会が開催できなかったということですが、塚田校長から話を聞いた昭和26年度の同級生が、富県小に集まって写真を見ようと声を掛け合い、学校を訪れました。
当時の修学旅行は、電車の旅で、中央線を名古屋方面へ下り、東山動物園や、静岡県浜松市の弁天島を見学し、浜名湖で宿泊したということです。
今年で82歳になる同級生は、写真を眺めながら当時の様子を懐かしく振り返っていました。
富県小の塚田校長は、「70年前の貴重な思い出が見つかった。懐かしんでもらえてありがたい」と話していました。 -
唐澤良二さんが防犯栄誉銀章
伊那市坂下の唐澤良二さんは、長年にわたり防犯活動に尽力したとして警察庁長官と全国防犯協会連合会長から贈られる防犯栄誉銀章を受章しました。
27日は、唐澤さんが伊那警察署を訪れ、土屋秀夫署長に防犯栄誉銀章の受章を報告しました。
唐澤さんは、現在71歳です。
伊那エンジェルス隊の隊員として平成19年から活動を行っていて、平成29年から隊長を務めています。
また、平成12年から少年警察ボランティアとしても活動しています。
2か月に1度年金支給日に合わせ特殊詐欺防止の啓発活動を行っている他、夏祭りや年末年始などに、大型店やイベント会場で非行防止の声かけを行っているということです。
長年にわたる防犯活動が評価され、警察庁長官と全国防犯協会連合会長の連名で贈られる防犯栄誉銀章を受章しました。
表彰式は6日に佐久市で行われました。
今年長野県内で防犯栄誉銀章を受章したのは2人となっています。
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南箕輪村で焼酎用のサツマイモ収穫
南箕輪村の住民有志で作るいも焼酎南箕輪会は、焼酎用のサツマイモを、27日、大泉の畑で収穫しました。
27日はいも焼酎南箕輪会のメンバーが焼酎用のサツマイモ「黄金千貫」を収穫しました。
会では、自分たちが栽培した芋で焼酎を作ろうと村内の休耕田を活用し黄金千貫を栽培していて、今年で13年目です。
南箕輪村ブランドの焼酎「大芝の華」として販売しています。
今年は32アールの畑で栽培し、平年並みのおよそ6.3トンを収穫したということです。
イモ焼酎は飯田市の喜久水酒造で醸造し、12月中旬から販売する予定です。
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高遠町 的場文化祭 住民の力作並ぶ
伊那市高遠町的場区の住民が制作した作品を展示する文化祭が、24日、25日の2日間行われました。
会場となった的場生活改善センターの入り口では本物そっくりな人形が出迎えてくれます。
会場には、クラフトバッグや絵画など25人から出品された作品60点ほどが並びます。
特にクラフトバックは、的場区の住民10人程が参加する教室で作品作りが盛んにおこなわれているということです。
的場区では2年に1度、この文化祭を行っていて、今回で3回目です。
例年は、発表会も行いますが、今年は新型コロナの感染対策として展示のみとしました。
的場区は、36戸、100人程が住む地域です。
文化祭を主催した的場地域社会福祉協議会の矢澤利一さんは「熱心に取り組んだ力作ばかり。住民同士、互いに見せ合い、交流を深めたい」と話していました。
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VC長野試前に弥生ダンス部踊り披露
24日に松本市で行われたVC長野トライデンツの試合の前に伊那弥生ケ丘高校ダンス部が踊りを披露しました。
新型コロナで発表の機会がなくなった若者を応援しようとVC長野が企画したもので、今後もホームゲームで様々な団体の発表が行われる予定です。
弥生ダンス部の2年生10人はおよそ1400人の観客を前に息の合ったダンスを披露しました。
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古布で作品制作4人の展示会「なないろ布ものがたり」
古布を使った洋服やバッグなどを制作する中南信在住の4人の展示会「なないろ布ものがたり」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
伊那市や駒ヶ根市で、着物を扱ったり、古布を使って作品を作っている4人が展示販売を行っています。
関係者は、「古い布の魅力。一点ものへのこだわりを見てほしい」と話しています。
この展示会「なないろ布ものがたり」は28日水曜日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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山荘ミルクで犬のしつけ教室
犬を飼い始めて間もない初心者を対象にした、しつけ教室が、伊那市横山の山荘ミルクで24日、開かれました。
この日は、上伊那地域を中心に40匹の犬と40人の飼い主が参加しました。
講師を務めたのは、箕輪町長岡のドッグスクールタカギの、髙木のり子さんです。
髙木さんによりますと、ほかの犬と喧嘩をしないように社会性を学ばせたり、飼い主を噛まないようにきちんとしつけをすることが大切だということです。
きちんとしつけるには4か月ほどかかるということです。
この日は、エサを前に、飼い主から離れて「待て」の練習をしました。
辛抱強く待っている犬もいれば、我慢できずにエサを食べてしまう犬もいました。
髙木さんは「犬が吠えたり、噛んだりしないようにするためにも、しつけが重要なことを知ってほしい」と話していました。
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富玉会 玉ねぎの苗植え
箕輪町富田で玉ねぎの栽培で地域活性化に取り組んでいる富玉会は、地元の子どもたちと一緒に玉ねぎの苗植えを24日、行いました。
この日は、地元の子どもたちやその保護者などおよそ50人が参加し、玉ねぎの苗を植えました。
広さおよそ17アールの畑に、1万本の苗を植えます。
会は、遊休農地の有効活用と地域活性化を目的に、11年前から玉ねぎの栽培に取り組んでいます。
富玉会の向山勝一会長は、「苗は、土の中に深く入れすぎないように気をつけてください」と指導していました。
会では、「子どもたちに農業に対する関心を持ってもらうきっかけにしてほしい」と話していました。
玉ねぎは、来年6月に収穫し、町内の学校給食に提供されることになっています。
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コロナ対策をして泡フェス
りんごの発泡酒シードルとクラフトビールを味わうイベント泡フェスが3日伊那市のセントラルパークで開かれました。
泡フェスは新型コロナ対策として予約制で行われました。
泡フェスは伊那谷のシードルや地ビールを楽しんでもらおうと飲食店や醸造所などでつくるアスタルシードルクラブが開いたものです。
会場には伊那谷の飲食店や醸造所のブースが並び訪れた人たちがそれぞれの味を楽しんでいました。
今回は新型コロナウイルスの影響もありましたが、予約制にして密集を避けるなど感染予防対策をしての開催となりました。
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地域の史跡に説明看板設置
伊那市西箕輪の大萱区は区内の史跡について理解を深めてもらおうと、このほど説明看板を設置しました。
説明看板は区内の史跡3か所に設置しました。
伊那市協働のまちづくり交付金を活用したもので事業費は23万3千円です。
説明文は小林和道区長を中心に役員が郷土史研究家の書物を調べるなどして記載したということです。
史跡の阿弥陀堂は平安時代からの浄土信仰に伴い極楽往生を遂げるための修行を目的に作られたとされています。
現在の建物は1939年昭和14年に建てられたもので、堂内には2体の阿弥陀如来像が祀られているということです。
血下げ場と馬頭観音は農業に馬が利用されていたころ馬が活動的になりすぎるのを防ぐため血を抜いた場所とされています。
この場所には馬を祀る馬頭観音も数多く残されています。
獄門畑は江戸時代の1740年頃近隣の村と土地を巡って起きた争いがもとで当時の大萱村の村民が打ち首となり、その首がさらされた場所とされています。
大萱区では地域に残る史跡を地域住民が保存管理していくことで郷土愛を育んでいきたいとしています。