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弥生時代前期の壺など出土
今から2500年前の弥生時代前期に稲作に使ったとされる壺などが、伊那市野底の大久保遺跡で発掘されました。
東海地方から長野県へどのように弥生文化が伝わったかが分かる貴重な資料だということです。
こちらが、大久保遺跡から発掘された壺と石包丁です。
壺には、何本かの横線と丸い模様があり、これは弥生文化の始まりと広がりを示す「遠賀川系土器」だということです。
壺には大事な種もみを入れていて、一緒に出土した石包丁は稲を切るために使われたとの予想ができるということです。
また、この他に見つかった土器のうち、東海系の土器片も出土したことから、東海地方から天竜川を沿って長野県に稲作文化が広がったことにも繋がるということです。
24日は、報道機関向けの説明会が現地で開かれ、伊那市創造館学芸員の濵慎一さんが、土器について説明しました。
現在行われている国道153号伊那バイパスの道路建設工事に合わせて、市教育委員会では去年7月から大久保遺跡の発掘調査を始めました。
去年11月に、貯蔵穴として使われた土坑や土器が見つかったということです。
濵さんによりますと、弥生時代前期の土器が見つかるのは伊那市では初、上伊那では中川村の苅谷原遺跡に次いで2例目だということです。
今回出土した壺は今後、割れているものを組み合わせて復元させ、研究を進めるということです。 -
インフル流行拡大で注意喚起
県は、インフルエンザの流行拡大を受けて、医療機関や小中学校などに、注意喚起と予防策の徹底を、23日に通知しました。
特に子どもや高齢者は重症化しやすい傾向にあることから注意を呼びかけています。
1月14日~20日までの1医療機関あたりの県内のインフルエンザ患者数は58.09人で、前の週の43.87人からおよそ1.3倍となっています。
県によりますと、1週間の届け出数は、過去5年で最も多いということです。
上伊那も55.13人で、流行は急速に拡大しています。
13日には、北信地域の小学4年生の男子児童が、インフルエンザに感染した後、インフルエンザ脳症で亡くなっています。
これを受け県では、医療機関や高齢者施設などの福祉関係機関、保育園・幼稚園、小中高校などに注意喚起と感染予防策の徹底を通知しました。
小まめな手洗いやアルコール消毒を徹底し、不要不急な外出は避けること。
具合が悪くなったら早めに医療機関を受診し、インフルエンザと診断されたら学校や職場は休むことなどを呼び掛けています。
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伊那市交通安全協会 安全祈願
死亡事故ゼロを願い伊那市交通安全協会は、南箕輪村の恩徳寺で交通安全祈願を23日、行いました。
23日は、伊那市交通安全協会のメンバー20人が恩徳寺を訪れました。
交通安全祈願は、悲惨な交通事故がなくなるようにと初めて行われました。
本堂では、雑念を焼き尽くし願いをかなえてくれるとされる護摩祈祷が行われました。
伊那市では去年3件の死亡事故がありました。
今年に入って19日に境で道路を横断中の80代女性が跳ねられる死亡事故が発生しています。
伊那市交通安全協会では今後、高齢者に対しての啓発の他、2月8日には境の死亡事故の現地診断や街頭啓発をすることにしています。
安協では、事故防止のため夕方出歩くときは夜光反射材を身に着けることや夜の外出を控えることなどを呼び掛けています。 -
信大農学系長に藤田氏が再任
南箕輪村の信州大学学術研究院農学系長の選挙が21日に行われ藤田智之さんが再任しました。
22日は、信州大学農学部で記者会見が開かれました。
藤田さんは、岡山県出身で南箕輪村在住の59歳です。
信大では、21日に選挙を実施し立候補者は藤田さんのみで、投票資格をもつ農学系に所属する教職員から半数を超える信任を得ました。
藤田さんは今後「教育や研究、地域貢献、国際交流推進を柱に進めていきたい」と抱負を話していました。
農学部長も引き続き務め任期は今年の4月1日から2022年の3月31日までとなっています。
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園児が長~いソリコース楽しむ
22日の伊那地域は朝から雪が降りましたが昼頃にはやみ、晴れ間が広がりました。
伊那市高遠町の高遠第二第三保育園の園児はこの日、国立信州高遠青少年自然の家に設置された長いソリコースでソリ遊びを楽しみました。
年長・年中とその保護者、およそ30人がソリを楽しみました。
自然の家では毎年ソリコースを設置していますが、今年は雪が少なく、施設の回りに積もったわずかな雪を運び入れてコースをつくっていました。
きょうの降雪でコースの状態も良くなり、子ども達は積もったばかりの雪の上を滑っていました。
園児らは「すべるところがたのしかった」「カーブのところをすべるのがおもしろい」と話していました。
自然の家では、2月2日・3日に、ソリコースを使った「そりすべり大会」も予定しています。 -
おもてなし牛乳 販売数増
上伊那の若手酪農家が企画・開発した牛乳「酪農家のおもてなし牛乳」の今年度の販売実績が1000ml入りはおよそ2万本で、昨年度より1割増えたことが22日に報告されました。
この日は、JA上伊那本所で上伊那地域酪農協議会の事業懇談会が開かれ、販売実績が報告されました。
「酪農家のおもてなし牛乳」は、上伊那地域の10代~40代の若手酪農家が自分たちで搾った牛乳を多くの人に飲んでもらおうと、2015年11月から販売しています。
1000ml入りの12月末までの今年度の販売数は、昨年度の同じ時期と比べて1割増のおよそ2万本でした。
200ml入りは、昨年度の同じ時期と比べて2倍のおよそ6万本でした。
これは、学校給食での提供が増えたことが大きく影響しているということです。
意見交換では、参加した市町村担当者や学校の栄養士などから「もっと学校給食での提供を増やして地産地消を進めてほしい」といった意見が多く出されていました。 -
北小河内漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸常会でも19日大文字が下ろされました。
午前8時に地域住民およそ40人が区内の辻に集まり、柱を下ろしました。
漆戸集会所まで柱を運びます。
飾りつけられた松や榊、花飾りを取り外しました。
花飾りは無病息災の厄除けとされていて、住民は気に入ったものを手に取っていました。
漆戸常会の大文字は、今から260年前に天竜川が氾濫したことから、災害がなくなることを祈って始まったとされていて、箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
花飾りは1戸3本ずつ持ち帰り、一年間玄関に飾られます。
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女声合唱「詩音」3月にオーストリアで演奏
上伊那の5つの合唱団体でつくる「女声合唱 詩音」は、3月にオーストリアで行われるウィーン国際文化祭に出演します。
20日は、伊那市のいなっせで3回目の練習が行われました。
ウィーン国際文化祭は今年で4回目で、毎年日本から3団体ほどが招かれ演奏を披露しています。
上伊那の60代以上の女性でつくる「ザ・シワクチャーズ伊那」の演奏を聞いたこの事業の担当者が出演を依頼したものです。
女声合唱詩音は、ザ・シワクチャーズ伊那のメンバーを中心に5つの団体から31人が集まり、去年12月に発足しました。
当日は、日本の歌やモーツァルト作曲の歌など6曲を披露します。
今年は、日本とオーストリアの交流が始まって150周年の節目ということで、代表の北沢理光さんは「貴重な機会に恵まれた」と喜んでいます。
コンサートは、3月22日にオーストリアのウィーンで行われます。 -
27日に箏や尺八の演奏会
東京で活動する若手の箏や尺八演奏家と地元で活動するグループによる「まちなかJAPAN+」の演奏会が27日に伊那市のいなっせで開かれます。
21日は、いなっせでリハーサルが行われました。
まちなかJAPANは、舞台から飛び出して多くの人に邦楽に親しんでもらおうと活動しているグループで、伊那での演奏会は今年で2回目です。
演奏会は、27日の午後2時からいなっせで開かれます。
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西春近北小 スケート授業
伊那市の西春近北小学校の校舎北側にある天然リンクでスケートの授業が21日から始まりました。
1時間目に2年生28人が初滑りを楽しみました。
21日の伊那地域は、午前5時39分に氷点下0.7度を記録しました。
ここ数日の寒さで日影にあるスケートリンクは厚い氷が張り、21日から授業で使えるようになりました。
西春近北小学校では、冬のスポーツを子どもたちに楽しんでもらおうと平成2年から校舎北側に天然リンクをつくり1、2年生が授業をしています。
児童たちは、氷の感触を楽しみながら滑っていました。
西春近北小学校では来月、岡谷市でスケート教室を予定していて、それまで1、2年生は体育の時間を使ってスケートを行うことになっています。
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西箕輪上戸 大文字下ろし
伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事「大文字」の柱が、今日地域住民によって下ろされました。
20日午前5時30分、太鼓が打ち鳴らされると、柱が建てられた辻に地域住民が集まってきました。
大文字は区内の辻に柱を建て厄除けを願う小正月の伝統行事で、毎年14日に建てています。
住民およそ90人が集まると、大文字下ろしが始まりました。
さすまたを使い、長さ12メートルほどの柱をゆっくりと下ろしていきました。
柱が下りると、花飾りや巾着を外していきます。
地域住民は気に入ったものを手に取っていました。
花飾りは玄関へ、巾着は神棚に1年間厄除けとして飾るということです。
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箕輪中部小・箕輪中合唱で日本一
箕輪町の箕輪中部小学校合唱団と、箕輪中学校合唱部は、20日東京で開かれた子ども音楽コンクールの合唱部門で、ともに最高賞となる文部科学大臣賞を受賞しました。
このニュースについては後日詳しくお伝えします。
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県警音楽隊がコンサート
長野県警察音楽隊によるふれあいコンサートが伊那市の伊那文化会館で19日、開かれました。
ふれあいコンサートは、演奏を通し警察を身近に感じてもらおうと年に1回開かれていてます。
南信地域では初めてのコンサートだということです。
ステージは3部構成となっていて、1部では子どもからお年寄りまで楽しめる曲が披露されました。
コンサートの間には、交通安全教室が開かれ、シートベルトの着用や夜光反射材を活用することなどを呼びかけていました。
2部では、伊那西高校の吹奏楽クラブによるマーチングが披露されました。
1、2年生26人は、この日のコンサートに向け去年10月から練習を重ねてきたということです。
会場には、多くの人が訪れ演奏を楽しんでいました。
長野県警察音楽隊は、警察官で組織し交通安全や防犯活動などの啓発イベントで演奏を行っています。
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箕輪町で若者対象の料理教室
箕輪町公民館の若者対象の料理講座「プロに学ぶ料理」が、19日町保健センターで行われました。
講座には上伊那在住の10代から40代までの男女16人が参加しました。
指導したのは町内の洋食店「クアトロ・フォリオ」のオーナーシェフ大内学さんです。
作ったのは、パスタ・ガーリックトースト・サラダの3品です。
野菜やベーコンなどを炒め、そこにトマトソースや鳥ガラスープを入れてパスタソースを作りました。
大内さんは「パスタソースのにんにくをみじん切りにするときは火の通りが均一になるよう大きさを揃え、絶対に焦がさないようにしましょう」とコツを紹介していました。
箕輪町公民館は、昨年度から、若い世代の交流のきっかけにしてもらおうとこうした若者対象の講座を開いています。
この講座は、2月23日と3月9日にも開かれる予定で、まだ定員に空きがあるということです。
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協力隊の宮坂さんが活動を報告
マウンテンバイクを活用して観光振興に取り組む伊那市の地域おこし協力隊の宮坂啓介さんが16日、地域住民に活動報告をしました。
茅野市出身の宮坂さんは、平成29年から伊那市の地域おこし協力隊としてマウンテンバイクを活用した観光振興に取り組んでいます。
これは、地域おこし協力隊の活動を地域の人たちに知ってもらおうと伊那市が開いたもので会場となった西箕輪公民館には地区住民25人が集まりました。
2017年には農業公園みはらしファーム内に地面を蹴って進むキックバイクコースを整備しました。
去年から羽広地区の山林でマウンテンバイク専用のコースを整備していて、GW前までには完成するということです。
宮坂さんは「地元の人に愛されるフィールドにしたい。そのためにも地元のみなさんにマウンテンバイクで走って楽しんでもらいたい」と話していました。
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地域づくり出会いのひろば
シニア世代の活躍の場と、支援を求めるボランティア団体のマッチングを目的とした「地域づくり出会いのひろば」が17日、伊那市のいなっせで開かれました。
会場には、傾聴ボランティアグループやスポーツ同好会、子ども支援団体など、シニアの活動を求める21の団体が活動をPRしました。
会場にはおよそ100人が訪れ、担当者から話を聞きました。
地域づくり出会いのひろばは、シニア世代が積極的に社会参加に取り組めるよう、活動希望者と活動支援を依頼する団体のマッチングを進めようと、長野県長寿社会開発センターと伊那保健福祉事務所が開いているもので、今年で4年目です。
介護グループで話を聞いた参加者は「活動を通して多くの出会いがあり、いきがいをもってやっている話を聞いて参加したくなった」と話していました。
主催した伊那保健福祉事務所では「これまでの人生の経験を活かして目的をもって活動が始められるきっかけにしてもらいたい」と話していました。 -
箕輪南小学校全校児童で百人一首
箕輪町の箕輪南小学校伝統の全校児童が参加する百人一首大会が、17日、開かれました。
全校児童が対戦相手と向かい合って並びます。
5色の百人一首を使い、1色20枚ずつで対戦します。
去年の成績や実力をもとにならび順が決まっており、11回の対戦の勝敗で順序を入れ替えていきます。
教師たちが読み手を務めます。
箕輪南小学校では、伝統的に百人一首を学んでいますが、今年度は授業では特別に練習などは行いませんでした。
子どもたちがそれぞれに、自宅で勉強して実力をつけてきたということです。
会場向かって左側が上級者たちが並ぶ列です。
そして、最前列が優勝争いを行う対戦席です。
次々に勝者が入れ替わる混戦となりました。
今年優勝したのは、3年生の毛利 優衣菜さんでした。
箕輪南小学校では、この取り組みを機に百人一首の内容や背景にも興味を持ってほしいと話していました。
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インフルエンザ警報発令
長野県は16日、全県にインフルエンザ警報を発令しました。
1月7日~13日までの県内の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は43.87人で、警報の基準となる30人を上回ったことから、この日県は全県に、インフルエンザ警報を発令しました。
上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は44.25人となっています。
県内11の保健所のうち、大町を除く10の保健所で警報基準を上回っています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小学校では、16日現在、伊那市で3校1クラスずつ、箕輪町で1校2クラス、南箕輪村で1校1クラスがインフルエンザによる学級閉鎖となっています。
中学校で学級閉鎖はありません。
感染予防として、
●石けんで小まめに手洗いを行うこと
●十分な休養とバランスの取れた栄養摂取を心がけること
●乾燥しやすい室内では加湿器などを使って適切な湿度を保つこと
●人混みに出かけることを避け、やむを得ず出かける場合はマスクを着用することなどを呼び掛けています。
また、万が一かかってしまった場合は早めに医療機関を受診し、学校や職場は休んで十分に休養することなどを呼び掛けています。 -
高遠焼 登り窯で窯出し
伊那市高遠町勝間にある白山登り窯で16日焼きあがった高遠焼の窯出し作業が行われました。
16日は、高遠焼の陶芸家・浦野真吾さんが登り窯の中から作品を取り出していました。
今年は4百点の茶碗や花瓶などを焼きあげました。
浦野さんは、「窯の温度や灰などにより作品の出来は明けてみるまで分からないが、登り窯ならではの風合いのある物が焼ける」と言います。
登り窯は幅が3メートルで斜面に沿って4段あります。
去年の大晦日に火を入れ、4日間温度が一定になるよう番をして焼きました。
窯出しは19日頃まで行われます。
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高遠 桜の開花予想4/3
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、1回目の今年の桜の開花予想を16日に発表しました。高遠城址公園の開花は4月3日の予想となっています。
ウェザーニューズが発表した予想によりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花は4月3日、満開は9日となっています。
去年は、過去最速の4月1日に開花し満開は4月5日でした。
第2回開花予想は2月14日の予定です。
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地域の安泰願い大文字建て
伊那市西箕輪上戸で、小正月の伝統行事「大文字」建てが14日に行なわれました。
午前4時半、大文字の開始を告げる太鼓が始まると区民それぞれが作った巾着飾りを持って集落の中心部の三ツ辻に集まります。
長さ12メートルあまりの「大文字柱」が辻まで担ぎ出され、巾着袋や役員たちが事前に色紙で作った花、酒樽が飾り付けられていきます。
大文字は、鎌倉時代末期にはじまり、松本方面から辰野・箕輪・伊那に伝わったとされています。
厄落としと1年間の無事を祈る道祖神まつりで、過去に一度この祭りを中止したところ村に疫病がはやり死人も出たと言い伝えられています。
飾りつけが終わると柱を建て、20日の早朝まで飾られます。
柱の脇にある作業小屋では、区民らがお神酒を酌み交わし、今年1年の無事を願っていました。
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富県の園児 まゆ玉飾りつけ
伊那市富県の富県保育園の園児と地域住民は15日、まゆ玉の飾りつけを農林産物直売所たかずやで行いました。
この日は、富県保育園の年長園児12人と農林産物直売所たかずやの会員が、ミズナラの木にまゆ玉を飾り付けました。
今年1年の健康と豊作を願って小正月の伝統行事として毎年行われていて、まゆ玉は20日頃に食べるということです。 -
伊那市消防団出初式
伊那市と南箕輪村の消防団の出初式が13日行われ、団員らは地域防災への決意を新たにしていました。
このうち伊那市消防団の出初式には消防団と赤十字奉仕団、合わせて638人が参加しました。
中心市街地で行われた分列行進で白鳥孝市長や北原政一団長らの観閲を受けました。
伊那市では去年1年間で、32件の火災があり被害額はおよそ7600万円となっています。
伊那文化会館で行われた式典で北原団長は「市民の安全安心のために心を一つにして活動して欲しい」と訓示しました。
式典には阿部守一長野県知事も出席し、「あらゆる災害から県民の生命、身体、財産を守りぬく消防の崇高な使命感のもと今後も尽力いただきたい」と挨拶しました。
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羽広の獅子舞 奉納
伊那市西箕輪羽広で400年あまりの歴史がある小正月の伝統行事、羽広の獅子舞が13日、仲仙寺で奉納されました。
午前7時、雄獅子と雌獅子による舞が始まりました。
口を閉じているのが雄獅子、口をあけているのが雌獅子で、2頭の舞合わせが特徴です。
大きく静かに舞う「肇国の舞」や剣を使い悪魔を打ち払う「剣の舞」など、5つの舞で構成されていて、総称して「阿吽の舞」と呼ばれています。
羽広の獅子舞は市の無形民俗文化財に指定されていて、区内全戸が会員となる羽広獅子舞保存会が受け継いでいます。
13日は、地域の人やアマチュアカメラマンなど50人が本堂を取り囲み、さかんにシャッターを切っていました。
獅子舞の奉納が終わると、北と南に分かれて区内の家庭を周り家内安全や五穀豊穣を願う「戸毎舞」が行われました。
家には家族や近所の人たちが集まり、舞を楽しんでいました。
今年は南北合わせて25戸を周りました。
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無病息災願う どんど焼き
正月飾りを燃やし無病息災を願うどんど焼きが12日、上伊那各地で行われました。
南箕輪村南原のどんど焼きは、南原グラウンドで行われました。
6年生が、しめ飾りに火をつけ、やぐらに点火しました。
どんど焼きは、正月飾りを燃やして無病息災を願う小正月の行事です。
南原では、青少年子ども育成会が毎年この時期に行っています。
火が弱まってくると、やぐらの近くに網を設置し、餅を焼いていました。
どんど焼きの火で焼いた餅を食べると一年間風邪をひかないといういわれがあります。
小豆の汁が用意され、子どもたちは焼いた餅を中に入れお汁粉にして食べていました。
南原のどんど焼きには、児童とその保護者およそ80人が参加しました。
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新春初笑いことぶき展
伊那市西町の旧井澤家住宅で、13日から「新春初笑いことぶき展」が始まります。
会場には、宮田村の水引工芸教室の生徒の作品43点、伊那部宿を考える会の会員が所蔵する土人形や掛け軸などの作品67点、伊那市の漫画家橋爪まんぷさんの干支にちなんだイラスト32点が展示されています。
この展示会は、年の初めに縁起の良い作品を見て楽しんでもらおうと開かれていて、今年で2回目です。
旧井澤家住宅の新春初笑いことぶき展は27日(日)まで開かれています。
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上古田スケート場 あすオープン
上伊那に残る数少ない天然リンク「上古田スケート場」では12日のオープンに向け準備が進んでいます。
11日は、町の職員やスケート場を管理する地域の人達が雪をかきコースを作っていました。
標高890メートルにある上古田スケート場は、昨年12月中旬にグラウンドに水を引き入れました。
当初は7日にオープンする予定でしたが例年に比べ暖かい日が続き、氷が張りませんでした。
ここ数日の寒さもあり、十分な厚さになったという事です。
リンクの北側は、まだ氷が薄いため当分の間は、南側から出入りするようになるという事です。
上古田スケート場の今季の営業は12日から27日までの予定です。
一般開放は土日祝日の午前7時から10時までで、入場料・スケート靴の貸し出しは無料です。
(問合せ 電話:79-0152)
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アンサンブル伊那でやきいも販売
伊那市西箕輪の知的障害者就労支援施設アンサンブル伊那で、
この時期恒例の焼いもの販売が始まっています。
アンサンブル伊那の敷地内にある小屋で焼いもが作られ販売されています。
利用者の工賃アップを目的に行われていて価格は1本200円です。
サツマイモは茨城県産の「紅はるか」という品種で甘みの強いのが特徴です。
石の上で45分ほど焼いて焦げ目をつけてから水に浸しアルミホイルを巻いてさらに15分ほど焼き上げます。
これによりパサツキがなくしっとりとした食感になるということです。
燃料は利用者が割った薪が使われていて100度から150度ほどに調整しています。
新聞で手づくりした袋に入れることで見栄えもよくしています。
多いときには1日50本ほど売れるということでアンサンブル伊那では「気軽に立ち寄ってもらいたい。」と話していました。
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児童がまゆ玉づくり
箕輪町の箕輪東小学校の児童は11日地域のお年寄りと一緒にまゆ玉づくりをしました。
11日は学校の近くに住むお年寄り12人が箕輪東小学校の1・2年生と一緒に作りました。
米粉にお湯と砂糖を混ぜてよくこね、茹でた後にまゆの形にしていきました。
まゆ玉は、養蚕の豊作や五穀豊穣を祈る小正月の伝統行事です
箕輪東小では、地域の伝統文化を子供たちに伝えていこうと、小正月に合わせ、まゆ玉をつくっています。
最後に木の枝の芽の部分につけていきました。
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110番の日 正しい理利用を
1月10日は110番の日です。
伊那警察署管内の大型店や駅などでは、110番の正しい利用を呼び掛ける啓発活動が行われました。
南箕輪村のデリシア伊那インター店では、南箕輪村駐在所の署員など4人が、110番の正しい利用を呼び掛けるチラシとポケットティッシュを来店客に配りました。
チラシには、「110番は緊急の事件・事故の時に利用する番号で、その他の相談や問い合わせは警察署や駐在所にかけてほしい」などと書かれていました。
長野県警によりますと、去年1年間の110番通報の件数は、8万9,374件で、このうち有効だったのはおよそ8割にあたる7万6,547件だったということです。
事件・事故以外で相談などがある場合は、♯9110または伊那警察署に電話するよう110番の正しい利用を呼び掛けています。
【伊那警察署72‐0110】