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トルコギキョウ出荷始まる
上伊那を代表する花のひとつトルコギキョウの出荷作業が始まっています。
JA上伊那では、今年は去年より40万本ほど多い270万本を計画しています。
伊那市富県の橋爪公明さんの選花場では、出荷作業がピークを迎えています。
上伊那のオリジナル品種仙丈の涼をはじめ、早生系の品種およそ10品目です。
トルコギキョウは、8月ごろから出荷のピークを迎えますが、橋爪さん宅では時期をずらし、この時期と9月下旬からの年に2回行っています。
12年前にサラリーマンをやめ親から引き継いだ時は年間6万本ほどの出荷量だったということですが、去年は3倍以上の20万本にまで増えました。
今年は、新たに6棟ハウスを増やし、30万本を目標にしているということです。
JA上伊那によると、上伊那は県内では諏訪に次ぐ産地で、今年は270万本を計画しているということです。 -
上伊那消防ポンプ操法大会
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が、8日に伊那市役所で開かれ、ポンプ車操法で伊那市が2位、小型ポンプ操法で南箕輪村が3位となりました。
上伊那の消防団の1位を決めるこの大会には、ポンプ車操法の部に7チーム、小型ポンプとラッパ吹奏の部にそれぞれ8チームが出場しました。
ポンプ操法は、火点を倒すまでの時間や、一連の動作の正確さ、安全性などで順位を決めます。
減点方式で行われ、選手1人ひとりが実施要領に沿った規律や操作で競技に挑んでいました。
また、基準タイムを上回ると唯一点数が加算されるため、迅速な行動に努めていました。
大会の結果、ポンプ車操法の部は飯島町が優勝、準優勝が伊那市、3位は駒ヶ根市でした。
小型ポンプ操法の部は、駒ヶ根市が優勝、2位は中川村、3位は南箕輪村でした。
ラッパ吹奏の部は辰野町が優勝、2位は駒ヶ根市、3位は中川村でした。
優勝チームは、22日に木曽郡大桑村で開かれる県大会に出場します。 -
「読書楼」地域住民に公開
旧高遠藩の藩校「進徳館」の最後の師範代とされる北原節堂の私塾「読書楼」が伊那市高遠町西高遠にあります。
読書楼はこれまで明治時代の建物とされていましたが、去年行われた調査で江戸時代中期の武家屋敷の可能性が高いことがわかりました。
7日は読書楼が地域の人に公開され、建物の所有者で北原節堂の玄孫にあたる北原俊史さんが説明をしました。
読書楼は、木造一部二階建てで、1階に4部屋、2階に茶室があります。
進徳館の最後の師範代とされる北原節堂の私塾でこれまで明治時代の建築とされていました。
去年8月北原さんが専門家に調査を依頼したところ、間取りが1830年頃の江戸時代の武家屋敷の図面と一致したということです。
さらに部屋の壁には柱の跡があり、改築した痕跡があることから、江戸時代中期の建築の可能性があるとしています。
ここに駕篭のためのスペースがあり、玄関には駕篭を乗り降りするための「式台」があることから、節堂は駕篭を使って高遠城へ行っていたことがうかがえるということです。
建物の活用については伊那市教育委員会と話し合い検討していくとしています。
なお読書楼は、一部近代様式に改築されていることから、俊史さんは「いずれは改築してしまった部分も昔の姿に戻したい」としています。
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若者が石窯ピザに挑戦
箕輪町公民館の「若者チャレンジ講座」が7日に開かれ、参加者が組立式の石窯で手作りピザを焼きました。
町内を中心に伊那市や南箕輪村に住む10代から40代の男女24人が参加しました。
耐熱レンガを積み上げて作る石窯で手作りのピザを焼きます。
講座は「若者チャレンジ講座」として箕輪町公民館が去年から開いているものです。
この日は今年度1回目の講座が開かれました。
ピザ生地を手作りし、彩りを見ながら具材を乗せていきます。
網にピザを乗せて石窯に入れました。
町公民館では「若いうちから公民館に親しんでもらい地域の活動に関心を持ってもらいたい」と話していました。
若者チャレンジ講座は、次回10月13日にニュースポーツ体験を予定していて、町外からも参加ができます。
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南アルプス林道 通行止め解除のお知らせ
大雨で南アルプス林道が通行止めになり、それに伴い林道バスが7月5日(木)から運休していましたが、林道の安全確認ができたので7月8日(日)午前6時~林道の通行止めを解除します。
バスの運行再開は7月8日(日)午前6時05分 仙流荘発の便からです。
詳しくは、長谷総合支所 電話98-2821にお問い合わせください。 -
大雨 美和バイパス 最大放流毎秒160トン
活発な前線と湿った空気の影響で、県内でも大雨となっている地域があります。
伊那市長谷の美和ダムでも、バイパストンネルを運用し最大毎秒160トンを放流しました。
国土交通省三峰川総合開発工事事務所では、まとまった雨に対応するため、5日午前9時20分に美和ダムの分派堰を開き、土砂バイパストンネルの運用を開始しました。
運用は、平成17年に施設が完成してから17回目、去年10月以来の運用となります。
美和ダムへの流入が一定量を超えるとダムとバイパストンネルの両方で放流を始めます。
20分後には、トンネルを抜けた吐口にも水が達しました。
5日は、最大で毎秒160トンを放流し、午後2時30分現在は毎秒100トンとなっています。
美和ダムに流入する地域の総雨量はこれまでに平均180ミリを超えています。
バイパストンネルを管理する国土交通省三峰川総合開発工事事務所では、24時間体制で警戒に当たるとしています。
長野地方気象台によりますと、活発な前線と南から暖かく湿った空気が入り込み大気の状態が不安定となっています。三峰川上流の黒川では濁流がしぶきを上げていました。
南アルプス林道は連続雨量が規定以上に達したため通行止めになり、林道バスは当面の間運休となりました。
気象台では、伊那地域でもまとまった雨が降っていてこれからも雨が続く予報となっていることから、土砂災害・河川の増水に注意を呼び掛けています。
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伊那市消防団女性チーム大会へ練習
伊那市消防団で初めて結成された女性だけのチーム「伊那娘」は、8日のポンプ操法の上伊那郡大会・22日の県大会に向け、練習に励んでいます。
伊那市美篶のJA上伊那美篶花卉選花場です。
4日夜は雨が降ったため、この場所で小型ポンプ操法の練習をしていました。
指揮者は、山田晃子さん。美篶分団に所属しています。
1番員は北島 梨乃さん。美篶分団に所属しています。
2番員は、伊藤美穂さん。伊那市消防団の本部員で、操法は今回が初めてです。
3番員は村田由紀子さん、消防音楽隊で事務主任を務めています。
靴もゼッケンもトビもチームカラーのピンクに統一しています。
県大会に、女性チーム2チームが出場することになっていて、今年は伊那市が担当になったためこの「伊那娘」が結成されました。
6月に入り週に4~5回練習を重ね、6月下旬に開かれた伊那市消防団の大会では、14チーム中10位に入りました。
この大会で3番員の村田さんは番員賞も受賞しています。
郡大会・県大会でも男性チームと同じ審査を受けることになっています。
伊那娘の練習には、美篶と手良の分団の団員やOBがサポートに入り、前・伊那市消防団副団長の伊藤 功一さんが監督にあたっています。
ポンプ操法の上伊那郡大会は8日、県大会は22日に大桑村で予定されています。
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村内の古いブロック塀撤去へ
南箕輪村は、村が管理する中央墓地公園北側のブロック塀について、塀自体が古く傾きがあることや鉄筋が入っていないことから危険と判断し、撤去する方針を5日に示しました。
中央墓地公園北側で村道105号線に面するブロック塀は、高さ1.1メートルから1.4メートルあり、築年数は少なくとも30年以上経過しているということです。
先月18日に大阪府北部を震源とする地震で倒れてきたブロック塀に女子児童が挟まれ死亡したことを受け、村では公共施設や通学路を点検しました。
このブロック塀は以前から危険との声があり、地震の事故を受けて県が出しているチェックシートを元に調査を行ったところ、「危険」と判定される40点を下回る39.2点となったということです。
近くにはマンションがあり、小中学生も通学路として利用していることから村では撤去する考えです。
撤去後はガードレールを設置し、安全性を確保するとしています。
ブロック塀の撤去については他の箇所も点検した上で9月議会に補正予算案として提出する予定で、認められれば工事の発注を行うとしています。
小中学生や墓地の利用者には、注意を呼び掛けるということです。 -
5日にかけて大雨の見込み
台風7号などの影響で県内では5日にかけて南部を中心に大雨になる見込みで長野地方気象台では土砂災害や河川の増水などに注意するよう呼び掛けています。
4日は時折、雨が強く降り強い風が吹きました。
箕輪町三日町では、正午過ぎに竜東線で倒木があり一部が通行止めとなりました。
午後1時25分に通行止めは解除されました。
長野地方気象台によりますと台風7号と前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、
5日にかけて大雨になる見込みです。
5日、正午までの24時間に降る雨の量は、南部で200ミリと予想されています。
長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水などに注意するよう呼び掛けています。
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ブロック塀 106か所で不適合
6月18日に発生した大阪北部地震でブロック塀の倒壊により死傷者が出たことを受け、長野県が県有施設1,354か所で行った緊急調査の結果、106か所で現在の基準に適合していないことが分かりました。
県が行った緊急調査の結果、合同庁舎や福祉施設、県営住宅などブロック塀がある138の県有施設のうち、106か所のブロック塀が建築基準法の現行基準に適合していないことがわかりました。
エリア内では、伊那弥生ヶ丘高校と上農高校の職員宿舎で3か所、東春近の駐在所の1か所でブロック塀を支える控え壁がなかったということです。
県では、現行基準に適合していないものは速やかに撤去、補修を行うとしています。 -
日輪寺 アジサイ見ごろ
箕輪町南小河内の日輪寺で、アジサイが見ごろを迎えています。
日輪寺は、1191年に開創された真言宗の寺です。
境内には数種類のアジサイが植えられていて現在見ごろを迎えています。
3日の伊那地域の最高気温は、午後2時20分に30.8度を記録し、4日連続の真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、4日から8日頃までは前線や湿った空気の影響で雨が降りやすく、最高気温は25度前後になると予想しています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症で搬送された人はいないということです。 -
ごみ排出量推計 451g
上伊那広域連合廃棄物政策審議会が今日伊那市のいなっせで開かれ、2028年度の1人1日あたりのごみ平均排出量は、昨年度と比べて16.6g少ない451gとする推計結果が示されました。
Nきょう示された人口推計値のデータによりますと、10年後の2028年度の上伊那の人口は、17万2,895人となっています。
2017年度の人口は18万5,845人で、今後も人口減少は続くと予想しています。
2028年度の1人1日あたりのごみ平均排出量は451gと推計しています。
昨年度の平均排出量は467.6gで、人口減少の影響もあり、今後もゆるやかに減少していくと予測しています。
上伊那広域連合では、適切なごみの処理を図る「ごみ処理基本計画」を平成11年度に策定し、5年ごとに見直しを行ってきました。
今年度は第5次の見直しを行い改定を行うことになっていて、昨年度までの実績をもとに来年度から10年間の目標値や政策を設定します。 -
伊那美術展 力作並ぶ
今年で94回目を迎える、伊那美術協会の作品展が1日から、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
洋画、日本画、彫刻、工芸など、会員の作品およそ100点が展示されています。
伊那美術協会は、前身となる黒百合会が発足した大正13年から、これまで94年間、毎年展示会を開いています。
作品の大半を占める絵画は、例年に比べて大作が多く、見ごたえがありあます。
このうち最高賞の伊那美術協会賞には、伊那市の大澤政和さんの洋画「移ろふもの」が選ばれています。
自分の世界観をテーマを持って表現している点が評価されたということです。
ある会員は「絵が好きな人だけでなく、いろんな人に見てもらいたい」と話していました。
第94回伊那美術展は8日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。入場は無料です。 -
32.5度 80代男性熱中症
伊那地域2日の最高気温は、32.5度と3日連続の真夏日となりました。
80代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されています。
長野地方気象台によりますと、県内は高気圧に覆われて晴れ間が広がり、最高気温は32.5度と真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、2日正午ごろ箕輪町の80代の男性が犬の散歩中に具合が悪くなり、伊那市内の病院に搬送されたということです。
男性は、重症ということですが、命に別状はないということです。
気象台では「高温注意情報」を出して、暑さを避け水分をこまめにとり熱中症に十分注意するよう呼び掛けています。
なお、晴れ間が広がるのはあすまでで、あさってからは台風7号の影響などで向こう1週間は雨の日が続くということです。 -
ますみ農園 ブルーベリー狩り
伊那市ますみヶ丘のますみ農園で、ブルーベリー狩りが始まっています。
ますみ農園では、今年は1週間ほど早く先週木曜日に営業を始めました。
シーズンを通して30種類ほどを味わうことができ、現在は早生種の5種類が食べごろとなっています。
料金は、1時間食べ放題で中学生以上が平日600円、土日祝日は800円となっています。
持ち帰りは、1キロ1,200円です。
ますみ農園の中村保寿さんによりますと、冷凍保存をしておけば1年中食べられるということで、多い人では20キロ以上持ち帰る人もいるということです。
ブルーベリー狩りは、午前8時から午後1時までで、8月初旬まで楽しめます。
ますみ農園では暑さ対策として、予約をすれば午前6時半から入場できるということです。 -
長衛の思い出を語る座談会
南アルプスで登山道整備などに尽力した竹澤長衛の思い出を語る
座談会が30日伊那市長谷、南アルプスの大平山荘で開かれました。
座談会には長衛の親族や親交があった人などおよそ20人が集まりました。
長衛は明治22年に伊那市長谷で生まれ南アルプスで登山道を整備したり山小屋を建設してきました。
山案内や狩猟を生業とし69歳でその生涯を閉じました。
座談会では長衛とともに山へクマ撃ちに出かけた経験がある矢澤章一さんと建石繁明さんがその時の様子を撮影した写真や映像を交えながら話をしました。
集まった人たちは2人のクマ撃ちに出かけた時の話を興味深げに聞いていました。
座談会は長衛の遺徳を偲ぶ長衛祭に合わせて開かれたものです。
会場となった大平山荘は長衛の孫が管理していて登山者の宿泊や休憩場所となっています。
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ハッチョウトンボ観察会
日本で最も小さいトンボ「ハッチョウトンボ」の観察会が1日、伊那市新山のトンボの楽園で開かれました。
貴重なハッチョウトンボを見てもらうとともに、自然豊かなトンボの楽園を知ってもらおうと、新山山野草等保護育成会が毎年開いています。
ハッチョウトンボは1円玉ほどの大きさで、日本で一番小さいトンボと言われています。
会場は朝から多くの人で賑わい、湿地の周りの遊歩道を歩きながら、小さな姿を探していました。
また、会場ではメダカの採取も行われ、子ども達が裸足になって泥の中に入り、捕まえていました。
会では「新山の素晴らしさを知ってもらい、住んでみたいと思ってくれる人が増えたらうれしい」と話していました。 -
坂下神社で茅の輪くぐり
半年間の穢れを祓い残り半年の無病息災を祈る茅の輪くぐりが伊那市の坂下神社で30日に行われました。
坂下神社氏子総代会の役員や地域住民など13人が参加しました。
茅の輪は今朝総代会で作ったものです。
茅の輪の前で軽く礼をすると左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻ります。
次は右足からまたいで右回りで回ります。
これを2回繰り返します。
茅の輪くぐりは半年間の穢れを祓い残り半年間の無病息災を願うものです。
坂下神社氏子総代会では「今年前半は区内に大きな事故もなく過ごすことができたので、後半も平穏に過せるよう祈りたい」と話していました。
茅の輪は、7月8日の午前中まで本殿前に置かれていて誰でもくぐる事ができます。
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伊那地域30.7度 真夏日
30日の伊那地域の最高気温は30.7度の真夏日で暑い一日となりました。
伊那地域の最高気温は8月上旬並みの30.7度で真夏日となりました。
長野地方気象台では7月10日頃までは最高気温が30度を超える日が続くと予想しています。 -
関東甲信 過去最も早い梅雨明け
気象庁は29日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
関東甲信地方の6月中の梅雨明けは、統計開始以降初めてだということです。
梅雨が明けた29日、伊那市高遠町の高遠保育園では地域のお年寄りを招いて七夕の飾り付けをしていました。
6月中の梅雨明けは、気象庁が統計を開始した1951年以降初めてで、平年より22日、去年より7日早い梅雨明けだということです。
子ども達はお年寄りに願い事を書いてもらうと、用意された笹に結びつけていました。 -
7月29日に鹿嶺高原でカレーフェス
伊那市長谷の長谷中学校の生徒は来月29日に地域おこしの活動として鹿嶺高原でカレーフェスを開きます。
29日は生徒たちがカレーフェスの概要を説明しました。
カレーフェスは人口の減少や高齢化などの課題を抱える長谷地区の活性化につなげようと開かれるものです。
鹿肉のほか地元で採れた野菜や内藤とうがらしを使ったジビエカレーが500円で提供され250食ほどが用意されます。
当日はほかに中尾歌舞伎PRブースや内藤とうがらしPRブースも設けられます。
長谷中では「鹿嶺高原の魅力や地元の特産品、文化を発信していきたい。」と話していました。
カレーフェスは来月29日午前10時から伊那市長谷の鹿嶺高原で開かれます。
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箕輪町戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める戦没者慰霊祭が28日、箕輪町文化センターで行われました。
慰霊祭は、町と町社会福祉協議会が毎年行っているもので、遺族などおよそ90人が参列し黙祷を捧げました。
箕輪町では、明治時代の西南戦争から日清・日露・太平洋戦争までで602人が命を落としています。
参列した人は花を手向け、手を合わせて冥福を祈っていました。
箕輪町社会福祉協議会の平井克則会長は「過去を謙虚に反省し、戦争を知らない若い世代に今まで以上に語りついでいくことが大切だ」と話していました。
箕輪町遺族会の平出政敏会長は「戦後73年の歳月を積み重ねてきたが、苦しみや悲しみは昨日のことのようによみがえってくる。尊い犠牲の上に今の平和があることを決して忘れてはいけない」と話していました。 -
土砂災害危険個所をパトロール
6月の土砂災害防止月間に合わせて28日、伊那市高遠町で危険箇所のパトロールが行われ、県や市の担当者が状況などを確認しました。
この日は午前中に高遠町内3か所でパトロールが行われ、その後意見交換が行われました。
意見交換では「地域住民と危険箇所や避難場所を確認しておくことが必要だ」「災害は前兆が必ずある。地元の人が早めに危険を察知して連絡することが重要だ」などの意見が出ていました。
3か所のうち、土砂災害警戒区域に指定されている勝間の猫場沢では、土砂災害が発生した場合、土砂は国道152号を越えた先にあるグループホーム桜まで到達する可能性があることが確認されました。
パトロールと意見交換は、6月の土砂災害防止月間に合わせて毎年行われているもので、県や市、消防の関係者などおよそ30人が参加しました。
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上伊那消防協会がTシャツ作成
上伊那消防協会は「上伊那は一つ」をイメージした自治体消防70周年記念上伊那消防協会Tシャツを作成しました。
Tシャツは自治体消防の制度ができて70年の節目を記念して作られたものです。
消防団の法被の図柄を取り入れまといなどが描かれています。
このTシャツは来月8日に伊那市役所駐車場で開かれる上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会の会場で予約受付が行われ価格は
税込3,000円となっています。 -
ゴンベエさん栄村の人たち笑顔に
バルーンアートのパフォーマンスで伊那市を拠点に活動するゴンベエさんこと矢野正貴さんは、2011年の県北部地震後に交流を深めた栄村で28日、29日の2日間、公演を行います。
27日は、自宅で風船など公演で使う道具の準備をしていました。
矢野さんは2011年の東日本大震災と県北部地震の直後の4月上旬から半年間全国を回る大道芸の旅を行いました。
震災直前に、公演依頼を受けていた栄村をスタート地点に選びました。
当時は、余震が続く中、保育園や役場でパフォーマンスを披露したということです。
その後も、年に数回栄村を訪れ仮設住宅などで芸を披露しました。
矢野さんは、2013年以降、栄村に訪れてはいませんが、地元の人たちと年賀状などで交流をしてきました。
今年の5月に県北部を震源とする地震が発生し、再び栄村の人たちに笑顔を届けたいと公演を決めました。
矢野さんは28日、栄村の保育園やデイサービスセンターなどでバルーンパフォーマンスやパントマイムなどを披露することになっています。
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交差点での事故防止へ 街頭啓発
交差点での交通事故防止を呼びかける街頭啓発が26日、伊那市御園の駒美信号交差点で行われました。
午前7時すぎ、交差点付近が通勤の車で混み合う中、伊那市と南箕輪村の交通安全協会のメンバーなど30人が交通安全を呼びかけました。
長野県内の交通事故のうち、半数近くは交差点で起きています。
県内ではきのう現在、3,464件のうち、4割を超える1,530件が、伊那署管内では128件のうち、半数を超える66件が交差点での事故となっています。
また、駒美交差点はアクセス道路と春日街道の2つの主要道路が交わることから事故が多く、伊那署によると、今年に入り29件発生しているということです。
街頭啓発は、長野県内で今月に入り3件の交通死亡事故が発生していることから県内一斉に行われたものです。 -
31.3度 2日連続真夏日
26日の伊那地域の最高気温は、午後2時32分に31.3度を記録し、2日連続の真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、27日の最高気温は26日より5度程低くなる見込みで、木曜日以降は再び30度を超える日が続きそうだということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症により搬送された人はいないということです。 -
山ぶどうジュース販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうを使って作ったジュースの販売が、26日から始まりました。
ジュースの原料となる山ぶどうは、信州大学農学部の植物資源科学コースの学生が育てたものです。
およそ3.5トンを収穫し、このうち735キロがジュースになりました。
糖度は19度~20度と高く、濃厚で甘酸っぱい口当たりに仕上がったということです。
ジュースの販売は今年で6年目で、去年は2日間で完売したということです。
この日も午前中だけで100本程が売れました。
山ぶどうジュースは、500ml入り1,000円で530本限定です。
人気のため、購入は1人3本までとなっていて、生産品販売所で買うことができます。 -
悩み語り合うママサミット
子育て中の母親を対象に、育児の悩みや抱えている思いを語り合う「ママサミットin南箕輪村」が、大芝高原味工房で26日に開かれました。
これは、子どもが同じ保育園に通う母親3人でつくるグループ、ワクワク探検隊が初めて開いたものです。
はじめに自己紹介をした後、育児や家庭、仕事について不安に思っていることを出し合いました。
母親たちからは「育児でいっぱいいっぱいになって家事が思うように出来ずに悩んでいる」「再就職に不安がある」などの意見が出ていました。
また必要と感じていることについては「女性のキャリアについて教えてくれる場所がほしい」「母親同士で集まれるコミュニティがほしい」などの意見が出ていました。
「ママサミットin南箕輪村」は、母親たちが育児の悩みや抱えている不安などを話し合い共感しようと開かれたもので、村内を中心に上伊那から10人が参加しました。 -
還暦の節目に同窓会
昭和48年度伊那中学校の卒業生は、還暦の節目を記念した同窓会を23日に開きました。
会場となった南箕輪村の大芝荘には卒業生や恩師などおよそ90人が集まりました。
今年60歳となり全員が還暦を迎える事から、赤色の服や小物を身につけ集まる事にしました。
また、一番似合っている人を決める「赤色のコーディネート」大賞の投票も行われ、爪に同窓会開催を祝うメッセージを入れ、赤色のツナギを身につけた、唐澤昌宏さんが優勝しました。
会ではこの他に1組から7組までクラス順に現在の状況などを紹介しました。
出席者が一番少なかった7組では、当時の担任高見親久さんが「次の同窓会では出席率を上げます」と宣言し、会場からは拍手が起きていました。
5組の担任だった柿木邦夫さんの指揮で伊那中学校の校歌を歌いました。
最後には、次の同窓会開催に向けて大きな声で団結を高めていました。