-
はるちかコーロ・フェリーチェ発足30周年
伊那市東春近のコーラスグループ「はるちかコーロ・フェリーチェ」は今年発足30年を迎えました。
来月18日には30周年を記念した演奏会を開きます。
30日は、春近郷ふれ愛館で演奏会に向けての練習が行われていました。
はるちかコーロ・フェリーチェは、東春近の歌の好きな仲間が集まり平成元年に発足しました。
現在、団員は25人いてこのうち8人が30年前から続けています。
最初は、月1、2回の集まりでしたが徐々に発表する喜びを感じ3年毎のペースで演奏会を開いています。
元音楽教諭の田中眞郎さんが発足当初から指導にあたっています。
演奏会では、多くの童謡や流行歌などを残した作曲家中山晋平の曲やこれまでに歌ってきた印象に残る曲などを披露することになっています。
はるちかコーロ・フェリーチェの30周年記念演奏会は、来月18日に伊那文化会館で開かれます。
入場料は大人1000円、中高生が500円、小学生以下は無料となっています。
-
この秋一番の冷え込み
31日の伊那地域の最低気温は午前5時46分に1.6度となり、この秋一番の冷え込みとなりました。
31日朝の伊那地域は最低気温1.6度で11月中旬並みの冷え込みとなりました。
長野地方気象台では11月1日も昼頃まで寒気の影響を受け平年より気温が下がると予想しています。
-
防犯活動に尽力 4人表彰
防犯パトロールや広報啓発活動などを積極的に行ったとして、伊那エンジェルス隊の4人が防犯協会から表彰されました。
この日は伊那警察署で受賞報告が行われました。
伊那市山寺の守屋幸子さんと日影の唐澤利子さんは、全国防犯協会連合会表彰を受賞しました。
中央の唐木美ついさんと長谷溝口の西村静子さんは、関東防犯協会連絡協議会表彰を受賞しました。
4人は15年前から伊那エンジェルス隊に所属し、地元の祭りやイベントなどで防犯パトロールにあたったり、年金支給日にチラシを配布するなどの広報活動を行ってきました。
4人は「今後も地域のために一生懸命活動を続けていきたい」と話していました。
伊那エンジェルス隊は、長野オリンピック開催をきっかけに平成9年に発足し、現在会員は23人となっています。 -
園児と住民が貝沼を散策
伊那市の富県保育園の年長園児は30日、地域住民と一緒に散歩をしながら身近な自然に触れました。
この日は、富県保育園の年長園児14人と、地域住民でつくる貝沼の自然環境を守る会のメンバー8人が、富県貝沼地区を散歩しました。
守る会では、5年ほど前から子ども達に地元の自然に触れてもらおうと地区の散策を行っていて、毎年夏に実施していましたが今年は初めて秋に行われました。
園児たちは歌を歌ったり、きのこや虫などを見つけていました。
散歩の途中、落ちているクルミを見つけると、会のメンバーがとんかちで割り、出てきた中の実をみんなで食べていました。
天神様が祀られている石碑の前に到着すると「かっこいい1年生になれますように」と全員で頭を下げていました。
貝沼の自然環境を守る会では「世代を超えて会話をしながら触れ合う機会をこれからも大切にしていきたい」と話していました。 -
信大農学部前ユリノキ並木見ごろ
南箕輪村の信州大学農学部のユリノキ木並木が、見ごろを迎えています。
ユリノキは、モクレン科ユリノキ属の落葉高木です。
ゆりの木並木は、正門から校舎までのおよそ200メートルで、50本ほどが見ごろを迎えています。 -
伊那北高校10回生 60周年
昭和33年に伊那市の伊那北高校を卒業した第10回生の60周年記念のつどいが、28日に羽広荘で行われました。
10回生は、昭和33年3月に伊那北高校を卒業した同窓生で、現在78歳か79歳になります。
つどいには、同窓生およそ60人が集まり、全員で校歌を歌いました。
伊那北高校は、1920年大正9年に開校し、再来年100周年を迎えます。
式典で、北原明実行委員長は、「開校してしばらくは校歌がなく、当時の生徒らが何とかしようとカンパを募り、7年後にようやく完成した」などと歴史を振り返り、「協力して100周年の節目を迎えましょう」と話していました。
式では、10回生から集めた寄付金20万円を同窓会に贈りました。
この日は他に、元東ティモール特命全権大使で伊那市ふるさと大使の北原巖男さんの講演も行われました。 -
美容師が交流 カミイナイト
上伊那地域の美容師でつくる上伊那美容師組合青年部は、同業者の交流の場「カミイナイト」を伊那市内で28日に初めて開きました。
イベントには、上伊那地域の14の美容室のスタッフが集まりました。
光る物を身に着けることが参加の条件となっていて、服やアクセサリーの他、中には髪の毛にライトを装飾している人もいました。
同業者の繋がりをつくり、業界や地域を盛り上げていこうと、上伊那美容師組合青年部が初めて開いたものです。
青年部では、「ファッションショーなどを企画して地域を盛り上げていきたい」と話していました。 -
兜で高遠城址の歴史知る
もみじ祭りが行われている伊那市高遠町の高遠城址公園で、兜を作って地域の歴史を知るイベントが、11月3日と4日に開かれます。
29日は、イベントを前に高遠保育園の年長園児およそ30人を招き、当日と同じ紙を使って兜を作りました。
イベントは、子ども達に高遠城址公園の歴史を知るきっかけにしてもらおうと、伊那市観光協会などでつくる高遠城址もみじ祭り実行委員会が初めて企画しました。
60センチ四方の厚紙を使って、折り紙の要領で兜を折ります。
できあがると、武田家や保科家など高遠に縁のある家紋を張って完成です。
園児らは、早速兜をかぶり桜雲橋の前で勝どきをあげていました。
3日と4日のイベントでは、小学生以下の子どもは無料で兜をつくることができます。
兜をかぶって高遠町の商店街に行くと、お菓子がもらえる他、歴史博物館では火縄銃を持って写真を撮ることができます。 -
ふれあい動物園
ポニーやヒツジなどの動物に触れることができる「ふれあい動物園」が箕輪町の三日町保育園で22日、行われました。
子どもたちに動物への興味を持ってもらおうと、箕輪町酪農振興協議会青年部とNPO法人ハーレンバレーパカパカ塾が毎年町内の保育園を巡回しています。
三日町保育園には、ポニーやヒツジ、子牛、ヤギ、ウサギがやってきました。
園児たちは、馬に乗ったり、エサを与えたりして触れ合っていました。
三日町保育園では、「子どもたちは動物に触れることを楽しみにしていました。動物と関わることで優しい気持ちを持ってもらいたい」と話していました。
-
ハロウィンと餅つき楽しむ
ハロウィンと餅つきを楽しむイベントが28日箕輪町の沢公民館で開かれました。
イベントは沢公民館が開いたもので箕輪北小学校の児童や沢保育園、長田保育園の園児とその保護者およそ120人が参加しました。
子どもたちは大きなカボチャをくり抜きランタンを作っていました。
仮装して集まった子どもたちはみんなで公民館近くを練り歩き
ハロウィンを楽しんでいました。
イベントでは餅つきも行われ子ども用の小さめの杵でもちを
ついていました。
沢公民館では「地域住民が交流することで繋がりを深めていきたい。」と話していました。
-
松島区民 臨時列車で秋の旅
箕輪町の松島区は貸し切りの臨時列車に乗って飯田線で天竜峡を目指す交流会を27日に開きました。
区民80人がJR伊那松島駅から貸し切り列車に乗り、飯田市の天竜峡駅を目指します。
「飯田線の秋を満喫する旅」と題し交流会を兼ねて初めて開かれました。
企画した箕輪町公民館松島分館の日向聖一分館長はJR東海飯田支店の元支店長です。
2両編成の「松島分館号」がホームに入ってきました。
今回のイベントには区民の97人の応募がありましたが席に限りがあるため抽選で選ばれた80人が参加しました。
一日駅長として出発の合図を出すのは、82歳の唐澤三利さんです。1番にイベント参加の申し込みを出した事から駅長に選ばれました。
午前10時58分、臨時列車は天竜峡を目指して出発しました。
社内では昼食をとったりしながら思い思いの時間を過ごしました。
天竜峡で温泉やりんご狩りを楽しみ、再び貸し切り列車に乗って伊那松島駅へと戻る日帰りの旅を楽しんだという事です。
-
27日から伊那愛石会の水石展
伊那愛石会による第58回水石展が27日から伊那市の坂下公会堂で開かれます。
最高賞となる市長賞には北條文明さんが選ばれました。
伊那ケーブルテレビジョン賞には中山和幸さんが選ばれました。
会場には会員14人が天竜川水系から集めた石が並んでいます。
伊那愛石会の水石展は27日と28日の2日間伊那市の坂下公会堂で開かれます。
-
春日さん からくり人形展
伊那市美篶の春日彰さんが作ったからくり人形の作品展が、伊那ハウジングセンター内のギャラリー粋で26日から始まりました。
会場には、手で回すタイプと自動で動くタイプの作品あわせて20点が並んでいます。
春日さんはダリアやチューリップを栽培する農家です。
からくり人形は趣味で制作しています。
2008年にからくり人形の展示会を訪れたことがきっかけで、独学で作り始めました。
2009年から2016年までは、音楽に合わせて自動で動く作品をつくってきました。
2014年に制作した「サプライズ・ディナー」は、高層ビルの高級レストランで男女が食事をしている場面から始まります。
去年からは手回しの人形を作り始め、会場では作品に触れることができます。
春日彰さんのからくり人形作品展は、28日(日)まで伊那市役所隣の伊那ハウジングセンター内ギャラリー粋で開かれています。
また、インスタグラムで「からくりきらりん」と検索すると、新作や作品を作る工程を見ることができます。 -
来月4日に森JOY
森で遊び森を知り森で食べるイベント森JOYが伊那市のますみヶ丘平地林で来月4日に開かれます。
企画の一つ「森のコンサート」に出演する長谷中学校の生徒は24日、長谷公民館で練習を行いました。
イベントは「森と歓喜する」をテーマに伊那市50年の森林ビジョンを推進する伊那市ミドリナ委員会が企画したものです。
イベントの一つとして森のコンサートが開かれます。
24日は、出演する長谷中学校1年生が長谷公民館で事前練習を行いました。
指導には、世界で活躍するバリトン歌手の高橋正典さんと伊那市出身のピアニスト平澤真希さんがあたりました。
長谷中の生徒が歌う曲は、去年の伊那市のプロモーション映像に使われた「森のこえ」です。
伊那市芸術文化大使でミドリナ委員会の委員長を務める柘植伊佐夫さんが作詞したオリジナル曲で、生徒たちは長谷小学校6年生の時に歌声を録音しています。
平澤さんの伴奏に合わせて生徒たちが歌い、高橋さんがポイントをアドバイスしていました。
コンサートでは、伊那北高校の合唱部の演奏の他、高橋さんと平澤さんの共演も予定されています。
森JOYは来月4日に伊那市のますみヶ丘平地林で午前10時から開かれます。
コンサートの他、木工教室や飲食ブースなどが設けられることになっています。
-
「霜降」 出征大イチョウ見頃
23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。霜が降り、紅葉が始まる頃とされています。
伊那市西春近細ヶ谷では、グラウンド横にある大イチョウが見頃を迎えています。
戦時中、西春近公民館の横にあったこのイチョウに、出征兵が手を合わせていたことから「出征大イチョウ」と名付けられ、昭和53年にこの場所に移植されました。
西春近公民館によると、見頃は11月上旬までだということです。 -
第一美術南信部会小作品展
第一美術協会が主催する全国公募の展示会に出品した人の作品が並ぶ第5回第一美術南信部会小作品展が、23日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、絵画・工芸・彫刻の作品32点が並んでいます。
「第一美術」は、毎年東京都の国立新美術館で開催される全国公募の展示会です。
6月から7月にかけては、豊科町で支部展も開催され、今回の作品展は出品作品を地域の人に見てもらおうと開かれました。
出品者は、年に1度の大きな展示会に向けて作品づくりに励んだということで、作家それぞれの個性を感じることができます。
こちらは、東京都知事賞に選ばれた伊那市西春近の田中寛美さんの絵画作品です。
音楽をテーマにした作品で、人の精神が漂う様子を表現したということですが、見た人それぞれでイメージを膨らませてもらいたいと話していました。
第5回第一美術南信部会小作品展は、29日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
バス新山線 廃止の方針
24日に伊那市役所で地域公共交通会議が開かれ、富県新山地区を走るバス路線「新山線」を来年度廃止する方針が示され承認されました。
伊那市地域公共交通会議で新山線廃止を含む来年度の運行計画案が示され承認されました。
委員で伊那バス㈱の藤澤洋二社長が新山線の廃止申し入れについて説明しました。
運行する伊那バスでは、利用者の減少や運転手不足などの現状から、廃止したい考えを9月に伊那市に申し入れしていました。
新山線は、新山地区から西町の伊那バス本社を結ぶ路線で、現在は朝と夕方の1日2便運行しています。
主に、新山地区に住む東部中学校の生徒が利用しているもので、生徒11人中、1日に2~3人の利用があるということです。
ほとんどの生徒は自家用車での送迎で、中学生以外の一般の利用は月に4~5人程度だということです。
廃止になった場合、利用している中学生については、教育委員会でスクールタクシーの運行を検討し、一般の利用については、新山・桜井・貝沼線などの利用を促し対応するとしています。
なお計画案に示された、西箕輪線の今後については、路線が含まれる南箕輪村と協議し検討するとしています。 -
大竹七未さんが先生に
プロスポーツの選手らが先生になって目標を持つことの大切さを伝える夢の教室が、南箕輪村の南部小学校で15日、開かれました。
先生を務めたのは、元女子サッカー日本代表の大竹七未さんです。
教室は5年生を対象に開かれ、初めに、手を取り合ってチームで競争するゲームをしました。
大竹さんは「チーム内で意見を出し合うことは、対立ではなく仲間を助けることだと覚えていてほしい」と児童たちに呼びかけました。
この後、大竹さんの現役時代の映像が紹介されたほか、プロサッカー選手を目指したきっかけなどについて話をしました。
大竹さんは、「小学校5年生の時、プロを目指すため男子チームに入り練習した。自分が決めたことを最後まで貫いたことで夢が叶った」と話していました。
教室は、日本サッカー協会が全国の自治体と連携してスポーツ教室を開く「JFAこころのプロジェクト」の一環で開かれたものです。
-
海外販売用の米を味わう
伊那市長谷で海外販売用の米を育てているWakka Agriは、お世話になった地域の人たちを招いての感謝祭を21日、中尾座で開きました。
21日は、今年収穫した米をつかった、五平餅と鹿肉が入った炊き込みご飯が用意され、中尾地区の住民が味わいました。
Wakka Agriでは去年から伊那市長谷非持で試験的に胚芽の量が多いカミアカリという品種を栽培しています。
2年目の今年は、長谷中尾の圃場を借り栽培面積を広げ、およそ4トンの米を収穫しました。
感謝祭は、海外へ輸出している米を味わってもらおうと企画しました。
報告会で、Wakka Agri代表の出口友洋さんは、「去年ハワイで販売したところ収穫した長谷の米は、1か月も経たないうちに完売となった。」と話していました。
長谷で収穫した米は、ハワイ・香港・シンガポール・台湾・ニューヨークで販売することになっています。
-
チューリップの球根植え
遊休荒廃農地の解消に取り組んでいる箕輪町上古田の住民有志の呼びかけで22日、地域のお年寄りや子どもたちがチューリップの球根植えを行いました。
22日は、上古田住民有志でつくるこれからの農業林業を考えるEグループや畑近くの箕輪西小学校と上古田保育園の子どもたちがおよそ1万2千個の球根を植えました。
子どもたちは、一列に並び一つの穴にひとつずつ球根を入れていました。
チューリップは、来年4月下旬頃から楽しめるということです。
-
まほらいな市民大学同窓会 展示
伊那市のまほらいな市民大学の同窓会作品展が、22日と23日の2日間、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、俳句や押し花などの作品の他、ゴルフや歴史めぐりなど同好会の活動をまとめた資料などが展示されています。
また、今年から同窓会員個人が趣味で取り組んでいる生け花やパッチワーク、写真などの作品も展示されています。
まほらいな市民大学同窓会は、市民大学を卒業した人たちでつくる集まりで、330人ほどが会員となっています。
1人で3つから4つのクラブを掛け持ちする人もいるということで、会では生きがい作りの場になっていると話します。
作品展は23日まで、いなっせ2階の展示ギャラーで開かれています。 -
11月に明治150年記念コンサート
今年は、明治元年から数えて満150年の年となります。
これを記念したオルガン・ピアノコンサートが、11月17日と18日の2日間、伊那市の創造館で開かれます。
22日は、当日演奏を披露する伊那市出身のピアニスト平澤真希さんが、コンサートの概要を説明しました。
コンサートで使用するオルガンは、創造館の倉庫にあったものを今年修理したものです。
昭和12年に作られた日本製のもので、戦争により翌年から日本では楽器の製造ができなくなったことから、音楽関係者も注目する貴重なものだということです。
音の強弱や高低を変えるレバーが付いています。
コンサートは、2日間の日程で行われます。
初日の11月17日は「歌でつづる日本・ドレミの歴史」と題し、園児や小学生でも楽しめる曲を中心に、平澤さんの演奏と伊那北高校合唱部の歌、映像で日本の音楽の歴史に触れます。
2日目は、「オルガンとピアノのための平澤真希リサイタル」で、クラシックやオリジナル曲など15曲ほどを演奏します。
オルガンの他に、ピアノは伊那市の名誉市民で作曲家の故・高木東六さんが愛用していたものを使用するということで、平澤さんは「楽器それぞれの持ち味が十二分に生きる演奏を心掛けたい」と話します。
入場料は、両日とも大人2,000円高校生以下は無料で、定員は各120人です。
2日目は小学生以上が対象となっています。
伊那市創造館 72-6220 -
一般から募集 伊那谷の作家展
一般から募集した、明治から平成にかけ活躍した伊那谷ゆかりの作家の作品展「私たちのコレクション展」が、20日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
5月から7月にかけ、一般からの協力を求め集まった伊那谷ゆかりの作家の作品約80点が展示されています。
辰野町出身の陶芸家大森光彦、彫刻家の瀬戸團治、洋画家の中川紀元、伊那市出身の日本画家の戸田祐暉、洋画家の中島覚雄、版画家の山岸主計、宮田村出身の平沢喜之助の7人の作品が集まりました。
作品の隣には、出品した人のエピソードが添えてあります。
この作品は、山岸主計の木版画です。
美術品収集が趣味だという伊那市中央の伊藤和夫さんが出品しました。
こちらは中川紀元の墨彩画です。
伊那市西町の伊藤君枝さんが出品しました。
この展示会は、伊那文化会館の開館30周年を記念して、地域の人たちと共に作り上げようと開かれました。
今回は20人ほどがコレクションを出品しました。
伊那文化会館では、「普段は見ることができない個人コレクションの数々を楽しんでほしい」と話していました。
「私たちのコレクション展」は来月18日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
-
カラタチの実から甘い香り
伊那市西箕輪大萱ではカラタチの実が甘い香りを漂わせています。
ミカン科の植物で春に白色の花をつけ秋に直径4センチほどの実をつけます。
あたりには甘い香りが漂っていました。
-
JA年金友の会 発表
JA上伊那で年金を受給している人たちで組織する「JA上伊那年金友の会」のイベント「生きがい教室」が、18日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
会場にはおよそ1,000人が来場し、第1部のアトラクションでは5つの地区のグループ発表が行われました。
このうち箕輪地区を代表して、エアロジャズクラブが2曲のダンスを披露しました。
生きがい教室は、JAバンクを使って年金を受給している人たちでつくる組織「JA上伊那年金友の会」の会員が、日頃の活動の成果を発表する場として毎年開かれています。
友の会の会員は、およそ2万3,000人となっています。 -
火災想定合庁で消防訓練
火災を想定した消防避難訓練が18日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
午前10時に地下1階の食堂から火災が発生したとの想定で訓練が行われました。
職員48人でつくる伊那合同庁舎自衛消防団は、5つの班に分かれて消火訓練などを行いました。
このうち12人で組織する消火班は、ホースを使って3階の部屋に向けて放水しました。
またこの日は、5年ぶりに煙ドームの体験が行われました。
職員はハンカチで口元を押さえながら煙が焚かれたテントの中を通りました。
今回の訓練には、職員229人が参加しました。
自衛消防団団長で上伊那地域振興局の堀田文雄局長は「混乱もなく実践的な訓練を行うことができた。いざという時の危機管理能力を常に持ちながら業務にあたってもらいたい」と職員に呼び掛けました。
-
台湾の高校生が上農を訪問
台湾から研修旅行で訪れた高校生が17日、南箕輪村の上伊那農業高校の農場を見学しました。
上伊那農業高校を訪れたのは台湾の高校生20人です。
畜産や農業について学習していて、日本の授業の取り組みを学ぼうと訪れました。
17日は、2班に分かれて上農の生徒が農場内を案内しました。
このうち、果樹園では、上農の生徒が、りんごの果実にシールを張って文字や絵を浮き上がらせる「デザインアップル」の作り方や栽培方法を紹介していました。
台湾の高校生は、22日まで日本に滞在し農業や畜産について学ぶということです。
-
ごみ処理基本計画素案報告
上伊那広域連合は、今年度中の策定を目指す第5次ごみ処理基本計画の素案を、16日に白鳥孝連合長に報告しました。
この日は廃棄物政策審議会の岡野哲郎会長と菅沼桂子副会長が伊那市役所を訪れ、白鳥連合長に計画の素案を報告しました。
第5次ごみ処理基本計画の期間は2019年度から2028年度までの10年間です。
1人1日あたりの家庭ごみの排出量目標は、2019年度の462gから2028年度の438gに削減するとしています。
年間の事業ごみの排出量目標は、2019年度の8,497トンから2028年度は8,239トンにするとしています。
岡野会長は「ごみ袋の証紙代金変更に伴い減量がどのくらいになるのか、今後は統計の取り方も含めて議論していきたい」と話していました。
12月に住民意見を集め、来年3月の計画策定を目指します。 -
南アルプス 紅葉狩りシーズン
伊那市長谷の南アルプスでは葉が色づき紅葉狩りシーズンが
始まっています。
17日は東京から訪れた団体客が紅葉を楽しんでいました。
南アルプス林道バスの停留所がある歌宿付近では9月の終わりごろから葉が色づきはじめ現在見ごろを迎えています。
17日は東京から訪れたツアー客がバスを降り林道を散策しながら紅葉狩りを楽しんでいました。
南アルプス林道バスによりますと紅葉狩りを楽しむ団体客の予約がすでに入り始めているということです。
南アルプス林道バスの運転歴10年になる中山保さんによりますと南アルプスの紅葉は来月初めまで楽しめるということです。
南アルプス林道バスは積雪の状況にもよりますが11月15日までの運行を予定しています。
-
園児がお守り型の夜光反射材プレゼント
西箕輪保育園の園児が17日交通安全を願い祖父母にお守り型の夜光反射材をプレゼントしました。
17日は祖父母参観があり訪れたおじいちゃんとおばあちゃんに交通安全を願うお守りを手渡しました。
日没が早まり夕暮れや夜間の歩行者事故が増えることからお年寄りに夜光反射材を付けてもらおうと伊那市交通安全係と西箕輪保育園が企画したものです。
西箕輪が県の高齢者事故モデル地区に選ばれていることから西箕輪保育園が選ばれました。
お年寄りたちは園児が作ったお守りをもらうとうれしそうにしていました。
伊那警察署によりますと16日現在管内の今年の人身事故は214件でこのうち夜間に発生したものは52件、お年寄りが関わっていたものは89件だということです。
伊那市役所交通安全係では「夜光反射材は持っていてもなかなかつけてもらえないが孫からもらったものはつけてもらえるのではないか」と話していました。