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こもれび山荘 荷揚げ作業
伊那市観光株式会社は、23日から来年1月8日まで営業する南アルプス北沢峠にある山小屋「こもれび山荘」に食料などを20日、荷揚げしました こもれび山荘は、毎年4月25日から11月3日まで通常営業していますが正月を山で過ごし楽しんでもらおうと毎年、年末年始の営業も行っています。 南アルプス林道が冬季の間通行止めのためヘリコプターでの荷揚げを今日行い食材を中心に2往復しました。 伊那市観光によりますと毎年正月を山で過ごす人が増え、19日までに220人の予約が入っているということです。 こもれび山荘では、おせち料理や鍋料理などを提供するということです。 営業期間は23日から来年8日までで、料金は素泊まりが6000円、2食付きが9500円となっています。
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村子育て女性就業サポートセンター 開所1年で46人就職
「女性が社会で活躍しながら子育てできる村」を目指して南箕輪村が進める、子育て女性就業支援事業が、スタートから1年を迎えました。 村によると、1年間で46人の子育て女性の就職が決まったということです。 19日、子ども連れの村内の女性が相談に訪れていました。 当初、役場内に開設された支援室は現在、7月に完成したこども館に場所を移してサポートをしています。 主に、就業に関する相談や、女性が置かれた環境に見合った事業所の紹介などを行っているほか、事業所見学なども実施しています。 この日訪れた女性は、来年4月から子どもを保育園に預けて働きに出るために、履歴書の書き方などを教わっていました。 女性は「子どもを連れて来れるし、個室になっていて相談もしやすい。親身になって話してくれるのでとてもありがたいです」と話していました。 支援室の堀綾子さんは「子育て中の女性たちの希望にあった紹介をしているし、実際に就職した人もたくさんいる。できる限りの支援はするので、就業で悩みがあれば来てほしい」と話していました。 事業は、子どもを安心して産むことができる環境を目指して去年12月にスタートし、これまでに414件、119人から相談があったということです。 パートや契約社員を含め、今年度末までの就業人数の目標を40人としていましたが、11月末現在ですでに46人の就職が決まっています。 地域づくり推進課の田中俊彦課長は「女性が子育てをしながら活躍できる環境をつくることで、経済的にも豊かになっていただき、2人目、3人目の子どもを産んで育てられるような、そんな村になっていってほしい」と話していました。 南箕輪村の人口は、今月1日現在15,388人で、0歳から14歳までの年少人口の割合は県内77市町村の中で最も高くなっています。 なお、村では事業費として今年度予算で1,200万円計上していて、このうち半分の600万円は国の地方創生推進交付金が充てられています。
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西町の空き店舗 複合施設として改修
電子部品の開発・製造を行うKOA株式会社の子会社で農林業に関するイベントの企画などを手掛ける株式会社やまとわは、伊那市西町の空き店舗を活用しゲストハウスなどの複合施設を来年4月にオープンさせます。 オープンを予定しているのは、伊那バスターミナル南側の空き店舗で、やまとわが買い取り複合施設として改修します。 もともとは寿司店があった場所で、空き店舗になっていました。 建物は鉄骨の3階建てで、1階はテナントとして貸し出し、和風の飲食店が入ります。 2階は、ゲストハウスをやまとわが運営します。 1泊3千円代で最大6人まで泊まることができます。 また3階は住宅として貸し出します。 プロデューサーとして改修に携わるのは、今年3月まで伊那市の地域おこし協力隊として活動し、現在はやまとわでシェアハウスなどの企画・運営を担当する齋藤俊介さんです。 齋藤さんは、空き店舗が増える要因の1つに「建物の規模が大きく高い値段で貸したい大家と安く借りたい利用者とのマッチングが図れていないこと」だとし、複合施設にすることで家賃を安く抑え店を新たに始めたい人のハードルが低くなるといいます。 オープンは、来年4月を予定しています。
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伊那地域 最低気温-8.2度
伊那地域の今朝の最低気温は今季最低となるマイナス8.2度まで冷え込みました。 伊那地域は、上空の寒気の影響で午前6時49分にマイナス8.2度を記録しました。 長野地方気象台によりますと、向う1週間は高気圧に覆われ晴れる日が多く、気温は平年並みか平年より高い日が多くなるとみています。
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保育園児が〆の子づくり
子供たちに伝統文化を伝えようと伊那市西箕輪のみはらしファームに飾る新年用の〆の子づくりが西箕輪保育園で18日、行われました。 18日は、西箕輪保育園の年長園児42人が、みはらしファームの職員たちから教わりながら〆の子づくりに挑戦しました。 〆の子は、しめ飾りにつける飾りのひとつで20本ほどのワラをなって束にしたものです。 みはらしファームでは、毎年西暦と同じ数だけ〆の子を園内に飾りつけていて、今年は2018本を保育園の園児や観光客に体験してもらいながら作っています。 園児たちは、職員や地域の人に手伝ってもらいながら〆の子を作っていました。 出来上がると、名前と願い事を書いた札を付けていました。 この〆の子は、28日にみはらしファームの園内に飾られることになっています。
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美術・工芸作品展
箕輪町で芸術文化活動を行っている団体や個人が制作した洋画や陶芸、わら細工など様々な作品を並べた「美術・工芸作品展」が、町文化センターで開かれています。 作品展は、みのわ芸術文化協会の発表の場として毎年この時期に開かれているものです。 会場には日本画や陶芸、木彫などの作品およそ50点が展示されています。 展示の中には、今年亡くなった会員で南小河内の大槻博一さんの作品もあります。 干支やフェンシングをする人などをわらを使って表現しています。 みのわ芸術文化協会の大槻武治理事長は、「わら細工に生きがいを持っていた人。今後遺作展を計画している」と話していました。 みのわ芸術文化協会の「美術・工芸作品展」は、21日(木)まで箕輪町文化センターで開かれています。
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音楽レク サポーター養成講座
歌謡曲などを使った音楽レクリエーションのリーダーを育てるサポーター養成講座が17日伊那市のきたっせで開かれました。 養成講座には上伊那を中心に80人ほどが参加しました。 講師を務めたのは福岡県在住で音楽健康指導士の資格を持つ島田里美さんです。 島田さんは「笑顔は自分も他の人も明るくする。レクリエーションの時は笑顔を忘れないようにしましょう」と話していました。 講座を主催する音レク伊那実行委員会の春日くに子代表は「歌って体を動かすことは簡単にできるので、多くの人に音楽レクを楽しんでもらいたいです」と話していました。
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ワイズダンス発表会
伊那市出身のプロダンサー宮原ゆかりさんのダンススクール「ワイズダンス」の発表会が箕輪町の伊那プリンスホテルで17日、開かれました。 ワイズダンスの教室は、今年8月に伊那市にオープンし、10代から80代までの男女が社交ダンスなどを学んでいます。 日頃の練習の成果の発表の場として開かれ生徒たちがペアを組んで踊っていました。
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子どもサンタがクリスマス盛り上げ
地域の小学生が学年の枠を超えて交流する荒井区子どもクリスマス会が16日、伊那市の伊那中学校で開かれました。 控え室ではサンタクロースに扮する6年生が準備をしていました。 プレゼントを待ちきれずに控え室をのぞきに来る子どももいました。 会場にサンタクロースが現れると子どもたちはうれしそうにプレゼントを受け取っていました。 クリスマス会は荒井区と荒井区青少年育成会などが開いたものです。 企画運営は6年生が主体となって行われ会場を飾り付けたり、プレゼントを購入するなど準備を進めてきました。 クリスマス会には荒井区の小学生約180人が集まり交流を深めていました。
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子どもたちが餅レンジャーと餅つき楽しむ
餅を通して地域を元気にしようと活動している餅レンジャーと箕輪町の親子が16日、町文化センターで餅つきを楽しみました。 餅つきは町公民館などによるイベント、子どもふゆまつりのなかで行われたものです。 餅レンジャーは箕輪町の商工会青年部や行政職員が餅つきで地域を盛り上げようと結成したものです。 イベントでは参加した子どもたちも、餅つきを体験していました。 イベントには約350人の親子が集まり、つきたての餅を味わっていました。
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飲酒運転撲滅パトロール
酒の席が増えるこの時期に合わせ、伊那市交通安全協会は飲酒運転撲滅パトロールを昨夜行いました。 15日は、伊那市交通安全協会の会員と伊那警察署の署員およそ20人が、4つのグループに分かれてパトロールをしました。 伊那市駅周辺の飲食店およそ100店舗を回り飲酒運転撲滅のチラシなどを配りました。 パトロールは酒の席が多くなるこの時期に伊那市交通安全協会が毎年行っています。 15日現在、伊那署管内の今年の交通事故の件数は去年より7件少ない312件で、死亡事故は1件多い6件となっています。
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年賀状の受け付け始まる
年賀状の受付が15日から始まり伊那市の伊那郵便局では専用のポストが設けられました。 受付初日の15日は訪れた人が入口に設けられた専用ポストに投函していました。 伊那郵便局では来年1月8日以降はがきの料金が52円から62円となることから注意を呼びかけています。 伊那郵便局では数量限定で東京オリンピックパラリンピックの寄付金付き年賀はがきの販売も始めています。 年賀状は今年に引き続き年明け2日の配達はなく、伊那郵便局では元日に届けるために遅くとも28日には投函してもらいたいとしています。
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そば打ち講座 開講
伊那市の高遠町公民館は手作りのそばで年越しをしてもらおうと、高遠閣でそば打ち講座を6日、開きました。 そば打ち講座は、高遠町公民館の人気の講座で、毎年この時期に開かれています。 今年は、市内から25人が参加しそのうちの14人が初心者です。 高遠そばの会と高遠そば愛好会のメンバーが講師を務め、参加者はそば打ちの技術を学びました。 高遠そばの会の飯島進会長は「こねばち3年、のし3月、きり3日。まずはこねる工程を何度も練習してコツをつかむことが大切です」と話していました。 高遠町公民館によりますとこれまでの受講者の中に高遠町内でそば店を開いた人が3人いるということです。 そば打ち講座は来年の1月17日まで5回を予定していて、最終日には修了証が贈られることになっています。
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子どもの居場所づくり考えるフォーラム
地域が一体となって子どもの居場所づくりを考えるフォーラムが10日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、東京都のNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークの栗林知絵子さんが講演しました。 豊島子どもWAKUWAKUネットワークでは、遊具のない自然の中で遊ぶプレーパークや子ども食堂などを運営しています。 栗林さんは「成長するにつれて様々なサポートが必要になる。孤立しがちな子どもの居場所づくりを、この町でも実践してほしい。」と話していました。 フォーラムには、上伊那地域のNPO法人や行政関係者などおよそ50人が参加しました。 「信州こどもカフェ」は、学習支援や食事、悩み相談などができる居場所の総称です。 その居場所づくりを推進するために、県が市町村やNPO法人などと連携して組織する「地域プラットフォーム」を、今年度県内10圏域ごとに構築する計画で、上伊那では食事を提供する「子ども食堂」の運営に重点を置くということです。
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西春近南小でしめ飾りづくり
西春近南小学校の児童とその保護者は、正月用のしめ飾りを2日作りました。 2日は西春近南小学校の1年生から6年生までの児童70人と、保護者46人が参加し、しめ飾りを作りました。 地域のお年寄り4人が講師となり、作り方を指導しました。 手作りのしめ飾りで新年を迎えてもらおうと、西春近南小学校PTAが毎年企画しています。 5年生は、総合的な学習の時間で自分たちが育てた稲のワラを使って作りました。 2日はほかに、クリスマスのリースも作りました。 西春近南小PTAでは「地域の人たちと交流をしながら日本に伝わる文化を学んでほしい」と話していました。
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上伊那地域の若者が意見交換
上伊那地域の若者が、日常生活の気になる話題を自由に語り合う集いが、5日伊那市内で開かれ、教育や国際情勢について意見を交わしました。 この日は、伊那市や宮田村在住の20代~30代の7人が参加し、教育や北朝鮮問題をテーマに意見を交わしました。 教育について参加者からは「1人で生きていく力を教える事が大切だ。」「様々な体験を通して知恵を伸ばすことが子どもにとって良い教育だ。」などの意見が出ていました。 集いは、上伊那地域の若者でつくる「未来を考える若者の会」が、政治や経済に興味を持ってもらおうと企画したものです。 会では、今後も月に1回程度集いを開く予定で、参加者を募っています。
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南宮神社初祭りに向けて山車飾りづくり
来年1月13、14日に行われる箕輪町木下の南宮神社の初祭りに向けて、山車飾りづくりが行われています。 11日は、境内にある祭典準備室で、住民有志でつくる木下山車飾り保存会のメンバー13人が作業にあたっていました。 保存会では、初祭りに合わせて境内とJR木ノ下駅前の6つの舞台に山車飾りを展示しています。 境内脇の一番大きな舞台のテーマは、桜田門外の変です。 幕末の江戸城の門外で大老井伊直弼が水戸藩の浪士たちによって殺害された場面を人形飾りで表現します。 他にも、平安時代の「源氏物語」やペリーが開国を迫る「黒船来航」など、毎年会員がテーマを決めて制作しています。 山車飾りづくりは、11月14日から始まり、週6日集まって進めています。 初祭りは、来年1月13、14日の2日間行われます。 祭りに先駆けて、19日の午後から木ノ下駅前で山車が展示されます。
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南箕輪中学校であいさつ運動
毎月11日は長野県が定める「信州あいさつの日」です。 南箕輪村の南箕輪中学校の正門前では、村のイメージキャラクターまっくんが登校する生徒や児童に声をかけていました。 11日は、まっくんの他、生徒会執行部の生徒や村の職員などおよそ30人が、登校する生徒らに声をかけていました。 この取り組みは、家庭や地域で互いにあいさつをすることで、人と人との繋がりや地域ぐるみでの健全育成を進めていこうと、平成26年から始まったものです。 南箕輪中学校では、1日の始まりを元気な挨拶でスタートさせてほしいと話していました。
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大芝高原道の駅 来年7月末のオープンを予定
南箕輪村が進めている大芝高原の道の駅化について、来年7月末のオープンを予定していることが分かりました。 11日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、村が道の駅登録についてのスケジュールを初めて示しました。 それによりますと、道の駅登録に関する申請書を来年2月に提出し、4月下旬に登録される見通しで、オープンは7月末になるということです。
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短編映画「ピカレスカ」 完成披露試写会
山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞した、全て伊那市内で撮影が行われた短編映画「ピカレスカ」の完成披露試写会が9日、創造館で開かれました。 試写会には、倉田健次監督や出演者4人が出席し、映画の完成とグランプリ受賞を報告しました。 映画「ピカレスカ」は、バスジャックを試みる男女3人が何度も挑戦しては失敗する中で生まれる人間模様を描いたロマンティックコメディです。 今年1月10日から12日までの3日間、創造館や伊那スキーリゾートなど全て伊那市内で撮影が行われました。 この映画は、289作品が出品された山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞しました。 過去にグランプリを受賞した作品は、海外の映画祭に出品されたこともあります。 会場には、エキストラとして出演した人も含めておよそ100人が訪れ、映画の完成を祝いました。 短編映画「ピカレスカ」は、現在、韓国・釜山と香港の映画祭にエントリーしているということです。 短編映画のため、単独の公開の予定はないということですが、倉田監督は他の作品と一緒に作品集として来年公開する予定だと話していました。
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若者が企画 クリスマスマーケット
信州大学の学生や地元の中高生が中心となって企画した「ワカモノ・クリスマスマーケット」が9日、伊那市のセントラルパークで行われました。 セントラルパークでは中高生や大学生が、食べ物やワークショップのブースを設けました。 マーケットは、商店街で中高生向けの古本屋を開いている信州大学農学部3年の増川千晶さんらが中心となって企画しました。 古本屋に通っている高校生は、リース作りのワークショップを企画しました。 総合学習の授業で地域との交流に取り組んできた伊那中学校2年3組の生徒は、手作りの松ぼっくりツリーやヘアゴムを販売したり、訪れた人と一緒に制作していました。 また、セントラルパークには中高生たちが飾り付けたイルミネーションが設置されています。 テーマは「春」で、一か月ほどかけて制作しました。 イルミネーションは9日の午後5時に点灯式が行われ、およそ一か月間商店街を彩ります。
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ニシザワ文芸コンクール表彰式
上伊那の小中学生を対象にした読書感想文のコンクール、ニシザワ文芸コンクールの表彰式が9日、伊那市創造館で行われました。 9日は、受賞した16人に株式会社ニシザワの荒木康雄社長から表彰状が贈られました。 小学校低学年の部の最優秀賞には、美篶小3年生の下島有里菜さんの感想文が選ばれました。 下島さんは縄跳びができない女の子ができると嘘をついてしまう「へなちょこ」という本を読みました。 小学校高学年の部では東春近小5年生の矢島優月さんの感想文が最優秀賞に選ばれました。 オスカー・ワイルド原作の「しあわせの王子」を読みました。 また、中学生の部では辰野中2年の柚原綾花さんの感想文が 最優秀賞に選ばれました。 ニシザワ文芸コンクールは、書店として創業した株式会社ニシザワが本を通して考える力を養ってもらおうと開いています。 今年は、上伊那の41の小中学校から1472点の応募がありました。 荒木社長は「読書を通して想像力を広げ、文章にすることで自分の考えを相手に伝える力を育んでいってほしい」と話していました。
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下古田区 景観保護について勉強会
箕輪町下古田区の住民は、地域の景観保護についての勉強会を、26日、地区の公民館で開きました。 26日は、住民16人が集まり、景観育成や保全について伊那建設事務所の林章敬建設課長から話を聞きました。 区内では高齢化が進んでいるということで、耕作放棄地の増加やそれに伴うソーラーパネルの建設などが予想されることから、今回初めて勉強会を開きました。 林さんは、住民主体で景観を守る「景観育成住民協定」について説明しました。 協定は、建物の外観や緑化などに関して自主的なルールを定め県が認定するものです。 質疑応答で、「山林などは地権者が複雑で難しい作業になるのでは」「下古田だけでなく近隣地域と一緒に取り組んだほうが良い」といった住民からの意見に対し、林さんは「手遅れにならないよう、区内全部を対象にするのでなくできるところから手を入れて徐々に広げていってはどうか」などとアドバイスしていました。 下古田区では、今年度中にもう1度勉強会を開く計画です。
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純高遠産の地酒「やまむろ」 新酒が完成
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり7日、関係者が鉾持神社に祀られている酒の神様に奉納しました。 この日行われた神事では、出来たてのやまむろで乾杯が行われました。 乾杯が終わると高遠旨い酒研究会の北原義克会長は「(今年の)新酒を初めて飲んだが去年よりもまろやかでおいしい。胸を張ってみなさんにおすすめしたい」と話していました。 やまむろは、高遠町の酒販店などでつくる「高遠旨い酒研究会」が醸造しています。 山室の酒米「ひとごこち」を使い、地元の酒蔵「仙醸」で仕上げる純高遠産の日本酒です。 今年は1000本をつくる予定で、この日は関係者20人程が繁盛を祈願していました。 やまむろは、1瓶720ミリリットル入り1300円(税込)で、高遠町内の5つの酒販店で販売されます。 【販売店】・酒舗にんべん・叶屋酒店・桜井酒店・十一屋酒店・萬寿屋酒店
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馴染みの居酒屋に手作り看板贈る
伊那市高遠町出身の原明徳さんは7日、高遠町の居酒屋「ながせ」に手作りの看板を贈りました。 看板には店主の長瀬仁さんと母親のあや子さん、背景に高遠城址公園の桜の写真がプリントされています。 看板を贈った原さんは現在長野市に住んでいますが、子どもの頃は居酒屋「ながせ」の隣に住んでいました。 今も交流があり店や地域を明るくしたいと看板を手作りしました。 居酒屋「ながせ」は創業100年近くになる老舗で店主の仁さんは創業者のひ孫で4代目です。 原さんは「味も雰囲気も良いので多くの人に店に立ち寄ってもらいたい。」と話していました。
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ドローン操縦の養成スクール 来年1月に伊那市で開校
無人航空機ドローンの操縦技能者・資格取得者を養成するための「ドローンスクール信州伊那校」が、来年1月に伊那市内で開校します。 7日は、ドローンスクール信州伊那校の校長を務める伊那市手良のsky contact代表の蟹澤幸一さんが記者会見を開き、概略を説明しました。 蟹澤さんは、全国に130校あるドローン技能者を養成するスクール「JUIDA」の講習を修了し、今年11月に講師として認定されています。 JUIDAは、国土交通省のホームページにも管理団体として認定されていて、県内では東信・中信・長野市に養成スクールがそれぞれ1校あり、今回、南信地域では初めての開校となります。 これからドローンの需要が増える中で操縦者の人手不足が想定されることから、安全に操縦できる人を育成します。 スクールを修了すると、JUIDA認定操縦士に申請することができ、認定証が交付されるほか、国交省への利用申請の手続きを簡略化することができるようになります。 蟹澤さんと一緒に、伊那市西町でドローンの空撮を行う会社DIG TRIPの大木大輔さんも協力して指導にあたります。 養成スクールは、来年1月29日から5日間の日程で伊那市長谷で開校し、座学と実技が計画されています。 HPから申し込みを受け付けていて、募集人数は5人程度です。 申し込み先・・・http://ndmc.co.jp (開校日の1週間前まで)
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東ティモール高校生が伊那を訪れる
東南アジアの東ティモールから、伊那市に10人の高校生が訪れ、農家民泊や企業見学などを行いました。 6日の夕方、一行が伊那市役所に到着しました。 市役所では、入村式が行われ、伊那市や、生徒たちが宿泊する農家の紹介がありました。 科学技術振興機構の事業に採択され東ティモールの高校生を招聘したのは、東京のサレジオ工業高等専門学校です。 サレジオ高専は、学生が東ティモールで技術指導を行うなどの交流を続けています。 東京オリンピック・パラリンピックで伊那市が東ティモールのホストタウンになったことから3日から11日までの今回の研修旅行の日程に伊那市が入りました。 東ティモール大使館のヌノ参事官は、「現地の言葉で「イナ」は「母」という意味がある。皆さんに母のような気持ちで受け入れていただいていると感じ感謝している」とあいさつしました。 7日は、伊那食品工業を見学しました。 伊那食品工業では寒天の原料となる海藻を、東ティモールの隣の国・インドネシアで養殖しています。 生徒たちからは、東ティモールでも養殖できるかなどの質問が出されていました。 東ティモールの高校生は、8日に伊那を出発し、11日まで国内に滞在します。
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伊那地域最低気温 -6度
7日は二十四節季の一つ「大雪」。平地でも雪が降るころとされています。 7日の伊那地域の最低気温はマイナス6度と、1月上旬並みの冷え込みとなりました。 朝は畑の畔の雑草にも霜が降りていました。
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新山小学校にいた猫「たま」との思い出を振り返る集会
伊那市の新山小学校で18年以上飼われ、去年12月に死んだ猫「たま」との思い出を振り返る集会が6日、学校で開かれました。 校内には、写真が飾られ、児童たちがたまとの思い出を振り返っていました。 たまは、新山小学校で18年以上飼われていました。 児童の登下校を見守ったりひなたぼっこをしたりと可愛らしい姿を見せ、多くの児童や地域住民に愛されていましたが、老衰のため去年12月6日に息をひき取りました。 命日となるこの日の集会では、これまでの思い出を学年ごとに発表しました。 3年生は、呼びかけと、リコーダーを演奏しました。 6年生の竹村花さんは「今でもたまの姿を思い出します。卒業式でおめでとうと言ってほしかったのは叶わなかったけど、天国からお祝いしてください。」と手紙を読みました。 髙見真美校長は「年をとって命の火が消えること、1日1日を生き抜くこと、たくさんの大切なことを教えてくれました。たまを見ると優しい気持ちや頑張る勇気をもらえました。」と話していました。 児童は1人ずつ花を手向け、冥福を祈っていました。
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上伊那広域連合廃棄物政策審議会
上伊那広域連合廃棄物政策審議会が5日に伊那市のいなっせで開かれ、平成40年度の1人1日あたりのごみの平均排出量は、今年度と比べ25g少ない464gとの予測結果が示されました。 上伊那広域連合では、適正なごみ処理の推進を図るための「ごみ処理基本計画」の見直しを行い、平成30年度中に改定するとしています。 計画では、平成40年度のごみの平均排出量などが示されました。 1人1日あたりのごみの平均排出量は、平成28年度と比べて25g少ない464gとなっています。 今後人口減少が見込まれることからごみの総排出量は減少する見込みです。 平成28年度現在、世帯人数のうちわけは、1人世帯と2人世帯がおよそ55%を占めていて、今後も増加するとみています。 広域連合によりますと、世帯人数が少なくなるにつれて家庭ごみの量は多くなる傾向があるということです。 今後は、この数値や住民アンケートの結果をもとに、具体的な目標値を設定していくとしています。