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高遠城址の秋まつり始まる
伊那市高遠町の高遠城址公園で31日、秋まつりが始まった。オープニングセレモニーが行われ、テープカットで開幕を祝った。
高遠城址の秋まつりは、桜だけでなく紅葉の美しさも楽しんでもらおうと開かれていて、今年で8回目。
まつり実行委員会の伊東義人会長は、「多くの人に訪れてもらい、商店街にも足を運んでもらって伊那市全体が活性化してほしい」とあいさつした。
公園内では、とん汁や農産物などの販売、菊花展などが行われている。
県内外からクラフト作家が出店するクラフトハーツでは、手作り品を並べた店が多く並んでいた。
また公園内の高遠閣では、訪れた人たちが打ちたての新そばを味わっていた。
今年は、紅葉が昨年より1週間ほど早く、今が盛りということで、訪れた人たちは紅葉狩りを楽しんでいた。
高遠城址の秋まつりは11月15日まで。7日と8日には「山麓一の麺街道フェスタ2009」が開かれる。 -
北海道犬による野生動物の追払い
来年度から本格化北海道犬による野生動物の追払い事業を進める伊那市は、来年度から委託農家を中心とした野生動物の追払いを本格化させる。
伊那市高遠町三義で31日、今年最後となる北海道犬の合同訓練が行われ、伊那市から委託を受けた「追払い実施者の会」のメンバー7人が参加した。
伊那市では、増加する野生動物による被害を防ごうと、平成19年から北海道犬による野生動物の追払い事業を進めている。
1年目は事業の第1段階として専門家によるリーダー犬の養成を行い、2年目となる今年は第2段階として市内各地域の協力農家に犬を貸し付け、養成と追払いを実施してきた。
これまでに、西春近のリンゴ園でサルの群れを追い払い、その後サルが現れなくなるなどの実績が報告されている。
来年度以降は第3段階として、地域ごと複数頭のチームを編成し、要望のあった地域の追払い体制を強化する。
伊那市では、各地域から協力者を募り、今後生まれる北海道犬の子どもを配置していきたい竏窒ニしている。 -
越冬女王蜂の準備
羽化したクロスズメバチの女王蜂に卵を蓄えさせて冬を越し、来年の蜂追いにつなげようという越冬作業が始まった。
伊那市西箕輪大萱の作業小屋では、伊那市地蜂愛好会のメンバーが29日から、女王蜂の越冬作業を始めた。
小屋の中には、会長の小木曽大吉さんが設置した蜂の巣がいくつも置かれている。
この巣箱では、24日頃から女王蜂の羽化が始まっている。
一回り大きな女王蜂とオス蜂を効率よく交尾させ女王蜂に卵を蓄えさせ、冬を越し、来春会員たちに配る。
ハチ追いを楽しみながら、ハチ資源の増殖にも力を入れている愛好会は、こうして人工的に越冬させた女王蜂を山に放す活動を続けている。
この日から始まったのは、より効率よく交尾させるための作業で、朝のうちにまだ動きの悪い蜂たちを、オス蜂だけを通す網の中に入れて交尾の確率をさらに上げるという。
体の小さなオス蜂は、網をすり抜けてしまうため、最終的に巣作りの基となる女王蜂だけが残るというしくみだ。
オスは、羽化して1カ月ほどで死んでしまうが、女王蜂は、マイナス2度から3度に保った冷蔵庫で一冬を越させて来年春に会員に配る。
会員は、自分の好きな場所に女王蜂を放し、すがれ追いを楽しむ。
この作業は、11月半ば頃まで続くという。 -
高尾町菊づくりの会展示会
伊那市山寺の高尾町菊づくりの会の展示が29日、きたっせで始まった。
当日朝、会員が6月ごろから育ててきた菊を会場に運び込んだ。
高尾町菊づくりの会は、高尾町の住民18人で活動していて、きたっせで展示を開いて4年目。
展示会は11月1日まで。 -
信州DC 観光名所を視察
長野県とJRがタイアップして全国から観光客を誘客する「信州デスティネーションキャンペーン」に向け、観光名所の視察が29日、伊那市高遠町で行われた。
JRグループや全国の旅行代理店の関係者18人が参加した。
視察旅行は県などが企画したもので、旅行代理店などに名所を紹介して旅行プランの参考にしてもらい、信州を訪れてもらうねらいがある。
視察は1泊2日で、上下伊那の名所を巡る。
このうち高遠町の進徳館では、伊那市の職員が、江戸時代から残るかやぶき屋根の建物で、学問所として使われていたことなどを説明した。
ある旅行代理店の営業担当者は、「個人向けプランに高遠城址公園周辺と温泉をからめたプランを提案したい」と話していた。
信州デスティネーションキャンペーンは、現在プレキャンペーン期間中で、本番は来年秋を予定している。 -
新型インフル ワクチン接種対象病院発表
長野県は29日、新型インフルエンザワクチンの一般来院の優先接種対象者にワクチン接種を行う医療機関を発表した。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内での対象病院は、伊那市38施設、箕輪町6施設、南箕輪村3施設。
接種は原則予約が必要で、予約開始時期は▽最も優先度の高い妊婦と基礎疾患がある人は11月2日▽1歳縲・歳の乳幼児は11月16日▽小学校低学年は12月2日▽1歳未満の小児の保護者は12月17日▽小学校高学年と中学生が12月後半から来年1月前半▽高校生と65歳以上の高齢者が12月または来年1月竏窒ニなっている。
県では、限られた数量のワクチンを円滑に接種できるよう、複数の医療機関に重複して予約をしないように呼びかけている。
ワクチン接種の対象医療機関などについて、詳しくは、伊那保健福祉事務所で相談に応じる。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内での対象病院は次の通り。
【伊那市】
下條医院、たけまつハートクリニック、新井耳鼻咽喉科医院、片桐医院、前沢眼科医院、中畑内科消化器科クリニック、医療法人保健同人会田中病院、中村クリニック、下島医院、古田産婦人科医院、春日医院、田畑内科医院、久保田皮膚科医院、医療法人伊那同心会天竜河畔医院、ふかさわ耳鼻咽喉科医院、樋代内科医院、池上医院、小坂産婦人科医院、木村内科医院、北原眼科医院、百瀬医院、清水耳鼻咽喉科医院、重盛医院、たかはし医院、松本医院、医療法人暁会仁愛病院、野沢医院、神山内科医院、滝小児科医院、長野県厚生連富士見高原病院附属みすず診療所、原内科消化器科医院、元の気クリニック、伊那市国保西箕輪診療所、酒井医院、医療法人春圭会春日医院、医療法人北原内科、伊那市国保長藤診療所、伊那市国保美和診療所
【箕輪町】
医療法人福島病院、上伊那生協病院、中川医院、箕輪町西部診療所、いくやま医院、箕輪町国民健康保険東部診療所
【南箕輪村】
市川内科クリニック、原胃腸科外科医院、長田内科循環器科医院 -
新型インフル 学級閉鎖
伊那市の小中学校では、新型インフルエンザへの感染とみられる児童などが規定数を超えたため、学級閉鎖の措置がとられている。
学級閉鎖になっているのは、東部中学校の1年生8クラス中2クラス。生徒74人中9人が感染した疑い。
伊那東小学校は、1年生4クラス中2クラス。児童63人中9人が感染した疑い。 -
伊那千秋会菊花大展示会
菊愛好家でつくる伊那千秋会の菊花大展示会が28日、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で始まった。会場には会員20人が丹精込めた作品約600点が並んでいる。
展示会は、個々に菊作りをしている会員の作品発表の場として毎年開かれているもので、今年節目となる50回目を迎えた。
今年は悪天候だった割に出来がよく、秋に晴天が続いたことで菊に良い色が出たという。
会では今年から定期的に盆栽教室も開いていて、会場には見ごたえのある作品が並んでいた。
小林芳雄副会長は、「見ごろを迎えた菊が並んでいる。大芝の温泉に入った後に寄って行ってください」と来場を呼びかけていた。
伊那千秋会の菊花大展示会は11月3日まで。 -
仙丈小屋から荷下げ
南アルプスにある仙丈小屋の冬の間の営業休止を前に28日、ヘリコプターによる荷下げ作業が行われた。
標高2890mにある仙丈小屋から、標高1680mで荷降ろしの作業ができる歌宿までの間をヘリコプターが往復した。
降ろした荷物は水をくみ上げるためのポンプや小屋の外壁修理に使った資材などだった。
今年は梅雨明け後の長雨や、北海道での遭難事故の影響など登山者数の減少が心配されていた。
しかし仙丈小屋の利用者は6月15日の営業開始から27日現在で2996人に上った。
利用者数は昨年が2698人で、年々増加している。
仙丈小屋を経営する伊那市観光株式会社では、「中高年のリピーターが多かったことや小屋の経営努力が利用者増につながった」と話している。
仙丈小屋は10月末まで営業を続け、冬期間は冬山登山者のために、避難小屋として使えるという。 -
美篶地区新ごみ処理施設に関する委員会
アセス合意を見守り今後を検討伊那市美篶地区の新ごみ処理施設に関する委員会が27日夜、開かれ、上伊那広域連合が計画する新しいごみ処理施設について、建設候補地の地元区の動向を見守りながら、美篶地区の今後の対応を検討していくことを決めた。
区長や各種団体の関係者などが集まり、上伊那広域連合から進捗状況について説明を受けた。
広域連合は、現在建設候補地の地元、富県桜井区、北新区に対し、11月末までに環境アセスメントの実施について回答してもらうよう依頼していることを説明した。
参加者からの「地元区ではどのように話し合いが進んでいるか」という質問に対しては、「内部検討の段階。どういう状況か分からない」と答えた。
美篶地区としては、地元区がアセス実施をどう判断するかを見守りつつ今後の対応を検討していきたい竏窒ニしている。
また、現在の建設候補地に施設を建設することに反対していた住民有志の会「美篶ごみ問題連絡会」が、委員会から9月末に脱退した報告もあり、赤羽要委員長は、「脱退してほしくないという思いは伝えたが、一方的な脱退となった。美篶全体の意見をまとめきれなかったのは大変残念なこと」と話した。 -
高校生セーフティーサミット
高校生が犯罪にあわないようにするにはどうすればよいか考える、高校生セーフティーサミットが27日夜、伊那警察署で開かれた。
高校生セーフティーサミットは街頭犯罪抑止強化月間にあわせて、伊那警察署などが開いた。
この日は上伊那の高校生や教員ら約20人が出席し、心配事やメールによる被害、いじめ問題などについて意見を交わした。
高校生からは、「通学路で人家や電灯がなく、帰りが遅くなると怖いところがある」「携帯電話に身に覚えのないお金を振り込むようメールがきた」などの事例が出されていた。
また、いじめについて「問題が表面化しない場合が多いので、クラスや学年単位で問題意識を持ち、解決するべき」との意見が出されていた。
伊那警察署管内で高校生が被害にあう犯罪としては、自転車盗が多く、9月末現在で121件発生している。
サミットでは「防犯意識を高め、いじめや犯罪のない学校生活を送っていく」とするサミット宣言があり、生徒らは、「安心して生活できる地域実現のため、自らも努力する」と誓っていた。 -
新型インフルで学年・学級閉鎖
伊那市と南箕輪村の小中学校では、新型インフルエンザへの感染とみられる児童などが規定数を超えたため、学年閉鎖などの措置がとられている。
学年閉鎖になっているのは、長谷中学校の2年生で生徒11人中2人が感染した疑い。
学級閉鎖になっているのは、東春近小学校の5年生2クラス中1クラスで生徒30人中3人が感染した疑い。
また、南箕輪村の南箕輪小学校は、3年生4クラス中1クラスで、児童32人中4人が感染した疑い。 -
長野県総合防災訓練
伊那市での開催は24年ぶり3回目となる県総合防災訓練が25日、富士塚スポーツ公園を主会場に行われた。
訓練には、県や伊那市のほか関東管区警察局長野県情報通信局や陸上、自衛隊、民間企業など92団体、3300人が参加して、60種目の訓練が行われた。
地震被害、火災、豪雨被害、テロによる被害が想定され、富士塚スポーツ公園を主会場に訓練が行われた。
走行中の車両が地震により崩落した土砂に埋まり、車の中に人が取り残されているとの想定で行われた埋没車両からの救助訓練では、神奈川県警の広域緊急援助隊「特別救出班」と長野県警が車の中に取り残されたけが人を発見し、救出していた。
会場周辺は、午前8時から午後1時まで緊急車両が行き来し自衛隊のヘリコプターが飛び交うなど、緊迫した雰囲気に包まれていた。 -
もみじ湖夢まつり
箕輪ダムの秋の恒例イベント、もみじ湖夢まつりが25日、箕輪ダムイベント広場で開かれた。
もみじ湖夢まつりは、地域農業の活性化を目的に活動するもみじ湖夢くらぶが毎年開いているもので、今年で7回目。
まつりでは、住民有志による出店が並んだほか、長靴飛ばしなどさまざまなイベントが行われ、会場を盛り上げていた。
まつりの人気イベント、ロール転がしでは、重さ300キロのロールをチームごと転がして、およそ30メートルのコースを往復してスピードを競った。
途中でロールを相手チームのロールにぶつけてしまうチームがあるなど、会場は盛り上がった。
また主催したもみじ湖夢くらぶが作るもみじ湖夢ワインの初物がお披露目され、去年収穫し、1年間熟成されたワインの味を堪能していた。
根橋英夫会長は「大勢の人が来てくれてうれしい。みなさんに楽しんでもらえたと思う」と話していた。 -
新しいごみ中間処理施設建設反対組織 結成
新しいごみ中間処理施設の建設候補地を、伊那市富県の天伯水源付近とする計画に反対する住民組織が25日、結成された。
この日は、約20人が伊那市民会館に集まった。
これまで各地区で反対活動をしてきた団体や個人が連携していこうと、今回新たに焼却場天伯河原建設反対三峰川連合を発足させた。
連合は候補地選定の過程など不透明な点が多いとして、計画の白紙撤回を求めていくとしている。
この日の集会では意見交換が行われた。
建設候補地の地元が11月末日を目途に環境アセスメントの実施に関する回答を求められていることについて、参加者からは「地元だけでなく近隣地域でもアセスの同意を得るべき」といった意見が出された。
連合では近日中に役員の選出を行い、今後会員を募っていくという。 -
上伊那医療生協病児保育開始
上伊那医療生活協同組合は25日、職員を対象に、入院を必要としない病気やけがの子供を預かる保育サービス「病児保育室」を開所した。
施設は、箕輪町の上伊那生協病院の南側の建物の一室を改装し設置され、関係者約20人が出席して開所式が行われた。
病児保育は、保育園で預かってもらえない病気やけがの子供を預かるサービス。
上伊那医療生協では、子供の病気などによる子育ての負担を軽くし、安心して働ける環境をつくろうと、上伊那で初めて病児保育室を開いた。
施設の広さは44平方メートルで、部屋の中は、より病状の重い子供を隔離する部屋があり、保育士の資格を持つスタッフが常駐する。
上伊那医療生協の小林伸陽理事長は「病児保育の先駆けとなり、医療体制のバックアップをしていきたい。また、ゆくゆくは一般にもサービスを行えれば」と話していた。 -
新型インフルエンザ拡大 休校も
伊那市と箕輪町の小中学校などでは、新型インフルエンザへの感染とみられる児童などが規定数を超えたため、休校などの措置がとられている。
休校になっているのは西春近北小学校。新型インフルエンザに感染したとみられる児童数は200人中30人で、休校期間は26日縲・0日。
学年閉鎖になっているのは、東部中学校3年生。生徒302人中42人が感染の疑いがあり、期間は26日縲・9日。
東部中学校の学級閉鎖は2年生7クラス中1クラス。生徒38人中5人が感染の疑いがあり、期間は26日縲・9日。
東春近小学校は1年生が学年閉鎖。児童56人中8人が感染の疑いがあり、期間は26日縲・0日。
学級閉鎖になっているのは、西箕輪中学校の1年生2クラス中1クラス。生徒30人中5人が感染の疑いがあり、期間は24日縲・0日。
伊那北小学校は、1年生3クラス中1クラスと、5年生3クラス中1クラス。2クラスの児童63人中13人が感染の疑いがあり、期間は27日縲・0日。
箕輪町の箕輪中部小学校は、5年生4クラス中2クラス。2クラスの児童64人中10人が感染の疑いがあり、期間は27日縲・1月2日。
休園になっているのは、伊那緑ヶ丘幼稚園。園児45人中8人が感染の疑いがあり、期間は26日縲・0日。
美篶保育園は、園児154人中7人が感染の疑いがあり、期間は26日縲・0日。
伊那東保育園は、園児72人中5人と、職員1人が感染の疑いがあり、期間は26日縲・0日。
学級閉鎖になっているのは、緑ヶ丘敬愛幼稚園の年中2クラス中1クラス。園児13人中2人が感染の疑いがあり、期間は26日縲・0日。
箕輪町の松島保育園は、年中2クラス中1クラス。園児25人中3人が感染の疑いがあり、期間は24日縲・0日。
また、新型インフルエンザによる学級閉鎖が増えている現状に配慮し、28日に予定されていた中部連合音楽会は中止になった。 -
桜の里づくり事業に上伊那林産協同組合寄付
伊那市が取り組んでいる「日本一の桜の里づくり」事業に役立ててほしいと、上伊那林産協同組合が21日、伊那市に寄付金を贈った。
上伊那林産協働組合の白鳥和夫理事長らが市役所を訪れ、小坂樫男市長に寄付金を手渡した。
組合は、木に関わることで社会貢献をしたいと、今回20万円を寄付した。
「日本一の桜の里づくり」事業は、市内の桜の調査や桜の維持管理体制づくりなどを行う。
市では、伊那北駅前のロータリーに、タカトオコヒガンザクラ1本を植樹する計画をしている。
今回の寄付金の一部は、この植樹のために使われ、残りは、さくら基金に積み立てるという。
小坂市長は、「桜の里づくりにご理解いただきありがたい」と感謝していた。 -
まちじゅう美術館 入賞作品表彰式
園児から募集した絵を伊那市内の商店街などに展示する「まちじゅう美術館」の入賞作品の表彰式が24日行われた。
24日は会頭賞などに入賞した園児35人とその家族が集まり、一人ひとり表彰を受けた。
まちじゅう美術館は、伊那商工会議所などが商店街の活性化を目的に行っている。
今年は「私の好きな店」と「私の家族」というテーマで作品を募集したところ、市内の保育園や幼稚園から、694点の作品が集まった。
応募があったすべての作品は、来月1日から25日までの間、市内の商店街などに展示される。 -
八幡町ハロウィン
八幡町ハロウィンが、24日伊那市の伊那北駅前広場で開かれた。
このイベントは、八幡町ロマン通り商店会が、商店街の振興を願って始めたもので今年で8年目となる。
恒例の仮装コンテストにはマンガのキャラクターや魔女など、思い思いに扮した32人の子供達が出場した。
今回のイベントでは、伊那北駅周辺の活性化について学んでいる、伊那小学校6年夏組の児童がスタッフとして参加した。
照明を担当した吉池望君は、「多くの人が訪れて、喜んでいる姿を見る事ができうれしいです」と話していた。
4時半過ぎには、会場に並べられた90個のカボチャ提灯に灯りが灯されていた。 -
東春近ポケットパーク整備
伊那市東春近の地区住民は24日、今年3月に開通した殿島橋の左岸に公園を新たにつくった。
公園は、殿島橋左岸の東春近側に整備された。
東春近地区協議会では、橋の建設に伴い住民の憩いの場を作ろうと検討を進めてきた。
平成18年7月豪雨災害で旧殿島橋の橋脚の一部が崩れたため、自転車・歩行者用の新しい橋が建設され今年3月に完成した。
24日は、東春近の地区住民32人が参加し、桜の植樹やベンチの設置などをした。
事業は、伊那市地域づくり支援金を活用していて事業費はおよそ20万円。
参加者達は、協力しながら作業を進めていた。
公園内には、豪雨災害の記憶を忘れないよう崩れた旧殿島橋の一部が置かれた。
約3時間後、公園が完成した。
東春近地区協議会では「東春近の玄関口に公園を作る事ができた。地域の憩いの場になればうれしい」と話していた。 -
伊那愛樹会 秋の盆栽展
盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会の秋の盆栽展が23日、いなっせで始まった。
会員8人が手塩にかけて育てている盆栽28点が並んでいる。
日照不足で苦労も多かったということだが、松を中心に見事な枝ぶりをみせている。
盆栽展は25日まで。 -
池上幸雄さんが文科大臣表彰受賞
長年にわたり、伊那市の伊那公民館長を務めた池上幸雄さんが、文部科学大臣表彰を受賞した。
池上さんが21日、市役所で、小坂樫男市長に受賞の報告をした。
池上さんは、多年にわたり地域の社会教育の振興に尽くしたとして、文部科学大臣表彰の社会教育功労者表彰を受賞した。
16日に東京で開かれた社会教育法施行60周年記念全国公民館研修大会の場で表彰された。
池上さんは、教職を退いたあと、平成6年から9年間、伊那公民館長を務め、地域の公民館活動の発展に努めた。
平成15年からは伊那市生涯学習センターの初代館長を3年半務めた。
小坂市長は、「生涯学習センターの基礎を作ってもらった」と感謝し、受賞を祝っていた。 -
伊那小児童カボチャ提灯づくり
伊那小学校6年夏組(32人)は、24日に伊那北駅周辺で行われる八幡町ハロウィンに向け22日、カボチャ提灯作りに取り組んだ。
夏組は、総合学習の一環で、5年生のときから伊那北駅周辺の地域活性化に取り組んでいる。
地域の商店主らとともに月2回、駅前で朝市を開くなどの活動をしている縁で、昨年からカボチャ提灯づくりを担当している。
2年目ということもあって、子どもたちは慣れた手つきでカボチャの中身を抜き、ノコギリなどでデザインを切り抜いていた。
この日作ったカボチャ提灯は、24日に伊那北駅前で開かれる八幡町ハロウィンのイベント会場に飾られる。
当日は、伊那小夏組がプロデュースする伊那北駅前広場子どもフェスティバルが午前中に開かれ、伊那小のほかの学年やクラスがさまざまな出し物を披露するほか、伊那中学校の吹奏楽部による演奏もある。
また、毎年恒例の仮装コンテストは、午後3時15分から、カボチャ提灯の点灯式は午後4時30分から。
八幡町ハロウィンを主催する八幡町ロマン通り商店会の橋爪利彦さんは「カボチャは子そもたちの力作がそろった。大勢の子どもに集まってもらい、八幡町を賑やかに盛り上げてもらいたい」と話していた。 -
保科正之の小説 音訳配信開始
長野日報社が連載している「保科正之 人生道中記」を、視覚障害者のために朗読し、インターネットを使って配信する取り組みが22日、始まった。
この日は、伊那図書館2階にある朗読室で、録音作業が行われた。
目の不自由な人のために音訳を行っているのは、伊那市を中心としたボランティアでつくる鈴音の会。
鈴音の会では、地域の新聞記事から身近な情報を選んで音訳する取り組みを平成7年から行っている。
今回、新たに音訳を始めたのは、長野日報に連載されている保科正之の小説「人生道中記」。
大河ドラマ化の運動が行われている保科について知ってもらおうと、会では初めて、連載小説を配信することにした。
音声は、パソコンに録音され、インターネット回線を利用した視覚障害者専用の端末で聞くことができる。
現在利用者は、伊那市内に7人いて、会では「いずれは利用者の希望に応じて、本の音訳をすることが目標。この取り組みをその第一歩にしていきたい」と話していた。
小説は全200回を予定していて、連載が終わるまで、火曜、水曜を除き、毎日新しいものを配信していくという。 -
新型インフル 伊那市内小中学校、幼稚園で学級閉鎖
伊那市の小中学校3校と伊那緑ヶ丘幼稚園では、新型インフルエンザへの感染とみられる児童などが規定数を超えたため、学級閉鎖の措置がとられている。
学級閉鎖になっているのは、東部中学校の3年生8クラス中1クラス。新型インフルエンザに感染したとみられる生徒数は38人中5人で、学級閉鎖期間は23日から29日まで。
伊那東小学校は、2年生4クラス中1クラスと、3年生4クラス中2クラス。3クラスの児童88人中14人が感染の疑いがあり、期間は23日から29日まで。
高遠小学校は、2年生2クラス中1クラスと、4年生2クラス中1クラス。2クラスの児童40人中5人が感染の疑いがあり、期間は24日から28日まで。
伊那緑ヶ丘幼稚園は、年少児の全1クラスが学年閉鎖。園児12人中3人が感染の疑いがあり、期間は23日から29日まで。 -
厚生労働大臣表彰伝達
婦推協伊那支部南箕輪支会など長年にわたって福祉などのボランティア活動を行っている個人や団体に贈られる厚生労働大臣表彰の感謝状の伝達式が20日、伊那合同庁舎で行われた。
表彰されたのは、長野県婦人教育推進協議会伊那支部南箕輪支会と飯島町の糸ぐるまの2団体。
山崎宗廣伊那保健福祉事務所長から感謝状が伝達された。
このうち県婦人教育推進協議会は南箕輪村で昭和62年から活動しているボランティアグループで、脳卒中による後遺症がある人のためのリハビリ教室や村の広報紙を視覚障害者のために朗読する活動などを行っている。
代表の高橋紀美代さんは、「続けてこられたのも家族や地域の人達のおかげ。これからも頑張っていきたい」と話していた。 -
新型インフル 伊那西小、南箕輪小で学年・学級閉鎖
伊那市の伊那西小学校と南箕輪村の南箕輪小学校では、新型インフルエンザへの感染とみられる児童が規定数を超えたため、学年閉鎖などの措置がとられている。
学年閉鎖になっているのは、伊那西小学校の5年生と6年生。新型インフルエンザに感染したとみられる児童数は、2学年の29人中4人。学年閉鎖期間は22日から27日まで。
南箕輪小学校は、5年生4クラス中1クラスが学級閉鎖。児童31人中4人が感染の疑いがあり、学級閉鎖期間は22日から28日まで。 -
オリオン座流星群観察会
上伊那の小中学生でつくるガリレオ天文クラブは21日夜、オリオン座流星群の観察会を開いた。
伊那市のますみヶ丘公民館に、天文クラブの会員やその保護者ら60人ほどが集まった。
オリオン座流星群は、毎年この時期、1週間程度見られるもので、この日は期間中最も活動が活発となる極大日だった。
参加者は、防寒具を身に付け、地面に寝転がって星を観察した。
観察を始めた午後9時15分頃は、オリオン座が上がってくる東の空は曇っていたが、午後9時40分には晴れ渡った。
観察を行った45分間で、8個の流れ星が確認できた。
主催した伊那天文ボランティアサークルすばる星の会代表の野口輝雄さんによると、流れ星とは、ハレー彗星などが通ったあとに残るごみが、地球の軌道に入り、大気圏で燃えるもので、地上140キロメートルほどで光り、地上40キロメートルほどで消滅するという。
地球の近くで燃えるため、米粒ほどのごみでも明るい光を発するという。
次は、11月中旬に、しし座流星群が見られるということで、ピークには1時間に500個ほどが観察できそうだという。 -
新型インフルワクチン 医療従事者の接種始まる
伊那市の伊那中央病院で22日、最優先とされた医療従事者を対象に、新型インフルエンザ用のワクチンの接種が始まった。
伊那中央病院でワクチンの接種が行われ、医療従事者は、問診を受けたあと、接種を受けていた。
医療従事者のワクチン接種は、院内での感染を予防するため、全国の医療機関で行われている。
伊那中央病院には、従事者全員分のワクチンは届かなかったということで、外来の医師や看護士を中心に接種を受けた。
伊那中央病院ではこれまでも、病院にウイルスを持ち込まないよう、家族間での感染を予防したり、感染の疑いのある時は出勤しないなどの対策をしてきたという。
伊那中央病院では3日間かけて、ワクチンの接種を行う予定。