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遠照寺 ぼたん見頃
ぼたん寺として知られる、伊那市高遠町の遠照寺のぼたんが見ごろを迎えています。
遠照寺のぼたんは、1983年に松井教一住職の母親が地域おこしのために、3株の苗を植えたことが始まりです。
現在は180種類、およそ2,000株のぼたんが植えられています。
花の上にある傘は、日よけや雨よけの役割があるそうですが、花と傘の色合いを見に訪れる人もいるということです。
12日は市内外から訪れた人たちが写真を撮り、花を楽しんでいました。
また12日は、高遠北小学校の1、2年生の児童も遠足で遠照寺を訪れました。
遠照寺によりますと、今年は例年より1週間ほど早く開花したということです。
遠照寺ではあすから「ぼたん祭り」が開かれ、午後2時から開園式が行われます。
遠照寺のぼたんは来週末まで楽しめるということです。
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南極観測の経験 母校で伝える
海上自衛隊の南極観測船「しらせ」の運用長で南箕輪村出身の小坂樹範さ
んの講演会が11日、母校の伊那北高校で開かれました。
小坂さんは南極観測船「しらせ」の運用長として去年の11月に日本を出発し、南極で3か月間活動しました。
先月帰国した時には、南極から持ち帰ってきた氷を南箕輪村の小中学校や伊那北高校に贈りました。
児童らは長い年月をかけてつくられた氷の感触を楽しんでいました。
11日の講演では氷を割ったり、積もった雪を溶かしながら進む観測船
や、船内での生活、乗組員の仕事を紹介しました。
小坂さんは地球温暖化について、260万年前には、地球に氷床がない
温暖な時代があったことや、南極では20年サイクルで氷が厚くなった
り、薄くなったりを繰り返していることを紹介し、温暖化の影響ははっきりとは分からないと話していました。
小坂さんは「メディアは地球温暖化をセンセーショナルに伝えがちだが、
広い視点で考えることが大切だ」と話しました。
この講演会は生徒に国際平和や地球環境に興味を持ってもらおうと開かれたもので、2年生236人が参加しました。
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伊那市がCO²削減でエコバッグ配布
伊那市はCO²とプラスチックごみの削減を目的に市内のコンビニエンスストアで4月21日にエコバッグを無料配布しました。
伊那市のローソン伊那市駅前店で市役所職員がエコバッグの無料配布を行いました。
これは、環境に対する意識づけを図ることを目的に市内15の企業と協働で行ったものです。
エコバッグには協賛企業の社名と「伊那から減らそうCO²!!」と書かれたメッセージがプリントされています。
エコバッグは全部で5,500個作られていて、今後環境に関するイベントでも配布していくということです。
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伊那東大社で浦安の舞
伊那市の伊那公園内にある伊那東大社の例大祭にあわせ、浦安の舞が4月22日に奉納されました。
宵祭りの4月22日は中央、日影、境、上新田、下新田、上の原の総代や区の役員が見守る中、地元の小学6年生12人が舞を披露しました。
浦安の舞は安らかな心で平和を祈る意味があり、昭和15年に全国各地で奉納されたのが始まりとされています。
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はんづ会が手作り作品展示会
衣類や陶器など手作り作品の展示販売会「はんづ会 手から手へ 初夏の手づくりマルシェ」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、はんづ会のメンバー7人の作品およそ500点が並んでいます。
上下伊那の70代から80代のハンドメイド作家が集まり年に2回展示を行っています。
藍染の衣類やクッション、古布のバッグ、食器などが並んでいて全て購入することができます。
会では「ゆっくりと見に来てもらい、手に取って気に入ったものを探してほしい」と話していました。
展示販売会は5月15日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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春の全国交通安全運動
春の全国交通安全運動が11日から始まり、伊那市役所前には交通指導所が設けられ、ドライバーに安全運転を呼びかけました。
長野県交通安全運動推進上伊那地方部や伊那交通安全協会、伊那警察署などからおよそ70人が参加し、ドライバーに啓発のチラシやポケットティッシュを手渡しました。
新型コロナの影響で交通指導所の設置は4年振りとなりました。
運動の重点は、子どもなどの歩行者の安全確保、横断歩行者事故の防止と安全運転意識の向上などです。
長野県の重点は高齢運転者の事故防止となっています。
伊那署管内では、10日現在の交通人身事故の件数は82件で、去年の同じ時期と比べて5件多くなっています。
春の全国交通安全運動は20日までで、期間中は街頭啓発が行われます。
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出水期前に天竜川合同巡視
梅雨や台風などの出水期を前に、国や県、市町村の担当者が天竜川の危険箇所を把握する合同巡視が箕輪町で10日行われました。
合同巡視は天竜川上流河川事務所が毎年この時期に行っていて、市町村の担当者などと危険箇所や備蓄機材の確認を行いました。
10日は辰野町から南箕輪村で巡視が行われ、このうち箕輪町では防災担当の職員や消防など15人が参加しました。
参加者は天竜川の堤防の高さが不足していないかや、法面が崩れている所がないかを確認していました。
町内の天竜川沿いでは26か所が重要水防箇所に指定されています。
護岸が崩れやすい場所では石を鉄製の網に入れた蛇籠を置き補強している所もあるという事です。
他に水防倉庫で出水時に使う備蓄材を確認しました。
合同巡視は上下伊那の14市町村で24日まで行わるという事です。
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国少 ログちゃんの隠れ里遊具リニューアル
伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家は、施設内にある遊具を拡充しリニューアるオープンしました。
10日は、高遠第2第3保育園の園児21人が訪れリニューアルした遊具で遊んでいました。
国少では、利用拡大を図るため遊具を増設した他ターザンロープやネットクライミングを新設しました。
この施設は、子ども達が森の中で友達と一緒に遊ぶ事ができる冒険の森として2007年に設置されました。
2018年には木製の遊具などを増やし、ログちゃんの隠れ里として整備されました。
しかし、年間10万人程いた利用者は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い4分の1まで落ち込んだという事です。
国少では、保育園や小学校、家族での利用を促す為、今年度、施設をリニューアルしました。
ログちゃんの隠れ里の利用料は無料で、日帰り利用の場合は事前の申し込みが必要だという事です。
電話:96-2525
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高校生へ飲酒防止よびかけ
上伊那の酒販店でつくる小売酒販組合は、高校生に飲酒防止を呼びかける街頭啓発を、4月19日伊那市のJR伊那市駅前で行いました。
この日は、伊那小売酒販組合や伊那税務署などおよそ20人が駅を利用する高校生に飲酒防止を呼び掛けるチラシなどを手渡していました。
このキャンペーンは、長野県内にある9つの小売酒販組合が、高校生を対象に飲酒防止を訴えようと毎年行っています。
2020年以降は新型コロナウイルスにより街頭啓発を中止していて、今年は4年ぶりに実施したという事です。
伊那小売酒販組合の征矢進理事長は、「高校生の飲酒は脳の機能を低下させるなど影響があるので、勧められても飲まないでほしい」と話していました。
伊那小売酒販組合では、街頭啓発の他に、上伊那の高校を通して、3年生にチラシを配布する事にしています。
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伊那青年会議所 箕輪の魅力発見イベント20日開催
一般社団法人伊那青年会議所は、箕輪町の歴史や文化を楽しみながら学ぶ子ども向けのイベント「箕輪町のみりょく発見!」を20日に行います。
8日は箕輪町役場で記者会見が開かれ、伊那青年会議所箕輪町委員会の有賀大輔委員長らがイベントについて説明しました。
イベントでは、1日かけて町内の史跡めぐりや製造業の職業体験、古田人形芝居の鑑賞などを行います。
移動はワゴン車を中心に、飯田線も活用します。
対象は箕輪町の小学生で、先着32人で、参加費は昼食代1,000円です。
伊那青年会議所は今年度、伊那市・箕輪町・辰野町・南箕輪村の4市町村の委員会を立ち上げ、それぞれの地域に向けた取り組みを行います。
「箕輪町みりょく発見!」は20日(土)午前9時からで、HPで申し込みを受け付けています。
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伊那市芸術文化大使 川村利美さんを委嘱
伊那市西町出身で東京都在住の箏曲演奏家・川村利美さんの伊那市芸術文化大使への委嘱式が9日に行われました。
この日は、川村さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長から木製の盾が手渡されました。
川村さんは、2021年4月に芸術文化大使に任命されましたが、新型コロナの影響で委嘱式が延期となっていました。
川村さんは、正派邦楽会の師範となった21歳の時から50年近くにわたり、伊那と東京の両方で邦楽教室を開き、後進の育成に当たってきました。
また、フランスやポーランドなど10か国の海外を含め、200回以上の公演を行ってきました。
川村さんは、芸術文化大使として伊那市の魅力を広く発信していきます。
また、川村さんは、俳優の鈴木 福さんの祖母で、この日は、福さんから預かってきたメッセージを白鳥市長に披露していました。
川村さんの、伊那市芸術文化大使の委嘱期間は、来年度末までとなっています。
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大雨の影響 伊那市で倒木により停電発生
前線や低気圧の影響で、長野県内は6日から8日朝にかけて大雨となりました。
伊那市内では、倒木による停電が発生しました。
長野地方気象台によりますと、伊那地域の6日午後5時から8日午前10時までの降水量は、105ミリとなっています。
放送エリア内では、伊那市に大雨・洪水警報が、箕輪町と南箕輪村に大雨警報が出されました。
また、8日午前1時30分には、伊那市に土砂災害警戒情報が出されました。
これらの警報は、午前9時17分までに全て解除となっています。 -
釈迦の誕生祝う 常光寺でお花まつり法要
釈迦の誕生を祝うお花まつり法要が、伊那市手良の常光寺で7日に行われました。
法要には、檀家10人が参加し、釈迦の誕生を祝いました。
お花まつり法要は、通常釈迦が誕生したとされる4月に行われますが、常光寺では毎年暖かくなる5月に行っています。
釈迦が生まれた時に、その喜びで甘い雨が降ったとされることから、法要では甘茶をかけ、手を合わせていました。
この日は、釈迦の誕生を祝うとともに、地域の人たちに寺を身近に感じてもらおうと、飲食などの出店も行われました。
出店は、去年9月の彼岸まつりに続いて2回目だということです。
常光寺では、今後も各行事に合わせて出店やイベントを行うということです。
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大芝高原でロゲイニング
連休終盤の6日、地図をもとにチェックポイントを回り得点を競う「ロゲイニング」が南箕輪村の大芝高原で行われました。
6日は、親子10組およそ20人が参加し、午前9時30分に大芝高原内の森の学び舎を一斉にスタートしました。
ロゲイニングは地図をもとにチェックポイントを回り得点を競うスポーツです。
大芝高原内に設置されている看板や桜の木など16のチェックポイントが設けられました。
チェックポイントでは、撮影者以外の全員を入れた写真を撮ります。
難易度に応じて点数が異なり公園内のリスや大芝湖にいるチョウザメを撮影すると高得点となります。
参加者は、チェックポイントを見つけると、スマートフォンで写真を撮影していました。
このイベントは、親子で大芝高原を楽しんでもらおうと南箕輪村観光協会が開いたものです。
また6日はマルシェも同時開催され、手作りのアクセサリーや色厚紙でカブトムシが作れるキットなどが販売されました。
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横山維者舎 酒米の田植え
伊那市横山の有志でつくる横山維者舎は、今年も日本酒を作るため地区内の水田に酒米「美山錦」の苗を3日に植えました。
3日はメンバー15人ほどが集まり、およそ36アールに田植え機で苗を植えました。
横山の有志でつくる維者舎は、地域の活性化につなげようと2019年から伊那市の酒蔵宮島酒店と提携してオリジナルの日本酒「維者舎」を作っています。
酒米は、山裾の田んぼで低農薬栽培しています。
今後はメンバーが交代で草取りを行い、9月頃に収穫し12月に出荷される予定です。
維者舎の中村静男会長は、「今年もいい米といい酒ができることに期待したい」と話していました。
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立夏 夏の兆しが見えるころ
6日は二十四節季の一つ立夏です。
夏の兆しが見えるころとされています。
伊那市の春日公園は昼時、家族連れで賑わっていました。
6日の伊那地域の日中の最高気温は、21.9度と5月中旬並みの陽気となりました。
長野地方気象台によりますと南部では7日の夕方から8日にかけて大気の状態が不安定となり雷を伴った激しい雨が降る見込みだということです。
6日の午後6時から7日の午後6時までの24時間の降水量は南部の多い所で、120ミリと予想しています。 -
みのわテラス「クラフトフェア」
箕輪町のみのわテラスで、子どもたちがコースターやアクセサリー作りを体験する「クラフトフェア」が6日行われました。
会場には13のブースが並び、訪れた親子連れが、ブレスレットやブローチ、置き物づくりなどを体験していました。
このうち、箕輪町長岡の家具工房小島屋のブースでは、木のコースター作り体験をしていました。
子どもたちは、ナラやサクラの板をノコギリで切り、ヤスリで表面を滑らかにしていきました。
みのわテラスでは、地域活性化につなげようと毎月第1土曜日にイベントを行っています。
来月3日には、消防車やパトカーの乗車体験ができる「働く車フェア」が行われます。
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箕輪町消防団 春季訓練
箕輪町消防団の春季訓練が4月30日に箕輪中部小学校で行われました。
春季訓練では、行方不明になった人を探す捜索訓練が初めて行われました。
校舎周辺に行方不明者に見立てた人形が隠されています。
団員は4つのエリアに区切って捜索していました。
この訓練は、例年行っている規律訓練のほかに、より実践的にしようと行われました。
団員たちは無線の情報を頼りにしながら、5人の行方不明者を捜索していました。
訓練ではほかに、体育館で消防車が入ることができない場所で活躍する、可搬ポンプの講習を受ける班と、災害現場などで使うロープの結び方を学ぶ班に分かれていました。
春季訓練は、新入団員が加入するこの時期に行っています。
この日は、町消防団員のおよそ100人が訓練に参加しました。
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手づくり屋 クラフト体験ができる展示会
上伊那地域のクラフト作家のグループ「梅が里ギャラリー手づくり屋」の体験型展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、クラフト作家26人が作ったバッグや服、アクセサリーなどおよそ4,000点が展示されています。
この展示会は、宮田村を拠点に活動しているクラフト作家のグループ「梅が里ギャラリー手づくり屋」が開いたものです。
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自然の中で遊び体験 わんぱくひろば
自然の中で様々な遊びを体験するイベント、わんぱくひろばが29日伊那市の春日公園で行われました。
この日は丸太切り体験や射的、ターザンロープなど10種類のコーナーが用意されました。
このイベントは伊那青年会議所やボーイスカウトなど7団体でつくる伊那市青少年団体連絡協議会が開いたものです。
新型コロナウイルスの影響で4年振りの開催となり今回で45回目となります。
この日は約400人が訪れ自然の中で様々な遊びを体験したということです。
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大泉所ダムにジャンボニジマス放流
天竜川漁業協同組合はゴールデンウィークに釣りを楽しんでもらおうと、南箕輪村の大泉所ダムにジャンボニジマスを1日に放流しました。
放流したジャンボニジマスは全長およそ40センチから60センチで、重さは1キロほどです。
天竜川漁業協同組合ではゴールデンウィークに釣りを楽しんでもらいたいと放流を行いました。
ほかに辰野町の横川ダムでも放流が行われ、大泉所ダムとあわせておよそ200キロ分が放流されました。
遊漁料は年間券が6,600円、一日券が1,100円となっています。
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上農と菓子庵石川 バラを使った菓子を共同で開発へ
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、伊那市の菓子庵石川と協力し、21日から市内で開かれる伊那バラフェスタに向けて食用バラを使った菓子を共同で開発しています。
バラを使った菓子の開発に取り組むのは、コミュニティデザイン科グローカルコースの2・3年生です。
1日は、菓子庵石川代表の石川信頼さんが2種類の試作品を持参し、3年生19人が食べ比べました。 -
4年ぶりローメン春まつり
伊那ローメンズクラブによるローメン春まつりが29日、伊那市役所駐車場で行われました。
ローメン春まつりは新型コロナが落ちつきをみせていることから4年ぶりに開催され屋台の前には行列ができていました。
この日は1杯700円のローメンが中学生以下には無料で提供されました。
春まつりでは宝投げも行われ会場を盛り上げていました。
ローメンは昭和30年頃に誕生し蒸した麺にマトンやキャベツなどを入れ炒めた独特の風味は伊那のご当地グルメとして親しまれています。
伊那ローメンズクラブではイベントなどを通してご当地の味を市内外にさらに広げていきたいとしています。
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春の叙勲 窪村満さんと織井秀夫さんが受章
春の叙勲受章者が、29日に公表されました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の、窪村 満さんと、織井 秀夫さんの2人が選ばれました。
元上伊那歯科医師会会長の窪村満さんが、保健衛生功労で旭日双光章を受章しました。
窪村さんは、伊那市西春近在住の72歳です。
1980年に窪村歯科医院を開業し、去年閉院するまでの43年間、歯科医師として活動してきました。
2010年から2013年までは、上伊那歯科医師会の会長を務め、任期中には、県の歯科口腔保健推進条例の制定に貢献しました。
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諏訪形区の花壇に新しい看板設置
伊那市西春近の諏訪形区社会福祉協議会は、管理している花壇に新しい看板を28日に設置しました。
諏訪形区社会福祉協議会のメンバーと区長の5人が看板の設置作業を行いました。
新しい看板はヒノキやカラマツなどを使い、社協のメンバーで元大工の酒井一さんが一週間かけて製作しました。
以前の看板は強風により倒れたことから、およそ20年ぶりに取り換えました。
諏訪形区社協では5月、この花壇にサルビアとマリーゴールドの苗をおよそ300株植えるということです。
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大型連休を前にキャンプ場準備
29日からゴールデンウィークが始まります。
南箕輪村の大芝高原オートキャンプ場では、利用客の受け入れ準備が進められています。
南箕輪村開発公社が管理するキャンプ場は、コテージ7棟、バンガロー4棟、29区間のテントサイトなどがあります。
28日は、村開発公社の従業員が清掃作業を行っていました。
新型コロナウイルスが落ち着いてきたこともあり、今シーズンは例年より1週間ほど早い22日から営業を始めました。
GW中の3日から5日の予約はすべて埋まっていて、それ以外の日は若干空きがあります。
28日は、ひと足早く休みになったという職場の仲間がバーベキューを楽しんでいました。
焼肉ハウスでは、牛ステーキが130g1080円から食べられるランチの営業も22日から始まっています。
自然の中でステーキを楽しんでもらおうと村開発公社が去年から始めました。
土日のみだった営業を5月は平日も行う予定で、29日は田中俊彦副村長らが試食しました。 -
クマと人とのすみ分けへ 伊那市有害鳥獣対策協議会総会
伊那市有害鳥獣対策協議会の総会が27日、市役所で開かれました。伊那市では今後、ツキノワグマと人のすみ分けのため地域区分を定める方針を示しました。
伊那市はツキノワグマと人間が緊張感あるすみ分けできるよう、県が定めるツキノワグマ保護管理計画に基づき、地域区分を定める方針を示しました。
市内を、ツキノワグマが生息活動を行う主要生息地域、ツキノワグマと人の活動が重複する緩衝・防除地域、人が日常的に活動する排除地域にわけます。
これにより緩衝・防除地域や排除地域にクマが出没した場合、県の許可がなくても捕獲できるようになるということです。
今後は、年度内をめどに市内全域の地域区分を定め、県に報告する予定です。
また、総会では、昨年度の有害鳥獣の捕獲頭数が報告されました。
二ホンジカが1,632頭、ニホンザルが137頭、イノシシが32頭となっています。
農作物被害額はおよそ1,471万円で、2021年度に引き続き減少しています。
協議会会長の白鳥孝市長は「有害鳥獣の捕獲は市の重要な産業である農業や林業の持続に不可欠なため、今後も各機関と連携をを取りながら進めていきたい」と話しました。
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青島で草餅地蔵の祭典
地域の安全や子どものすこやかな成長を願う草餅地蔵の祭典が22日に伊那市美篶青島で行われました。
草餅地蔵は昔、洪水で伊那市美篶青島に流されてきたといわれています。
青島の人たちは流れ着いた場所に地蔵を安置しお参りするようになりました。
この時期は草餅を作る家庭が多かったことから地蔵に供えるようになりいつしか草餅地蔵と呼ばれるようになりました。
祭典には地域の子どもたちが訪れ草餅を供えて願をかけていました。 -
花の丘公園の八重桜が見頃
伊那市の桜の名所の一つ、高遠町の花の丘公園では、八重桜が現在見頃を迎えています。
花の丘公園には八重桜などおよそ30種類、1,500本の桜が植えられています。
公園の桜を管理している桜守の西村一樹さんです。
公園は高遠城址以外にも桜の名所をつくろうと、平成元年から数回にわたり八重桜を植樹しました。
普通の桜は花びらが一輪に5枚なのに対して、八重桜は一輪におよそ100枚の花びらがあるということです。
27日は東京都から花を見に訪れた人もいました。
風が吹くと花びらが舞い散る様子も楽しめます。
西村さんによりますと花は今週いっぱい見頃だということです。
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鮎の友釣り解禁前に稚魚を放流
6月17日の鮎の友釣りの解禁を前に、天竜川漁業協同組合は稚魚を放流しています。
27日に放流した鮎の稚魚は琵琶湖産で全長およそ8センチ、重さおよそ8グラムです。
27日は組合員が伊那市の水神橋近くの天竜川など3か所におよそ450キロ分をホースを使い放流しました。
天竜川漁業協同組合の管轄は辰野町から中川村までで、今シーズンは全体で2トン、およそ25万尾の稚魚を放流するということです。
鮎の友釣りの解禁は6月17日の午前6時となっています。
解禁日には稚魚は全長がおよそ20センチまで育つということです。
鮎釣りの遊漁料は年間券が8,800円、一日券が2,200円となっています。