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伊那中生と高尾町高齢者が交流
伊那市の伊那中学校の2年生と3年生生徒会役員は、学校に山寺高尾町の高齢者を招き、19日に交流会を開きました。
体育館では歓迎セレモニーが行われ、合唱部と吹奏楽部が演奏を披露しました。
伊那中学校では、地域の魅力や歴史について理解を深める「ふるさと伊那谷学」に取り組んでいます。
今回は、高尾町地域社会福祉協議会からお年寄りが子供たちと触れ合う機会がほしいと依頼があり開かれました。
この後、2年生との交流が行われました。
科学技術部の生徒は、風船に棒を刺しても割れないマジックを披露しました。
また、生徒がそれぞれ撮影した写真に合わせて川柳を発表しました。
高尾町社会福祉協議会では、「高齢者も中学生も楽しんでいる姿を見ることができてよかった」と話していました。 -
第21回日本墨絵展
日本墨絵会による墨絵展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、87点の作品が並んでいます。
日本墨絵会は、上伊那を中心に飯田市や塩尻市、山梨県甲府市などからおよそ100人の会員がいます。
こちらは、今回の展示会で長野県議会議長賞に選ばれた、伊那市の有賀修司さんの作品「疾走」です。
馬の躍動感が感じられる点や、細かい筆遣いなどが評価されました。
日本墨絵会では「日々勉強しながら作品を描いていてそれぞれの生きがいになっている。日本古来の芸術に触れてもらいたい」と話していました。
第21回日本墨絵展は、24日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。 -
移動式取締装置で生活道路の安全を
伊那警察署は、今年4月に長野県警が導入した移動式の速度違反自動取締装置を使った取り締まりを、18日に初めて行いました。
移動式のこの装置は、縦50センチ、横26センチ、奥行き40センチの箱型です。
車の速度をレーザーで測定し、速度超過の車が通ると運転手の顔とナンバープレートを自動的に撮影します。
18日は、伊那署と県警交通機動隊が、南箕輪村の信州大学農学部前の村道で、取り締まりを行いました。
この場所は、30キロ規制となっていますが、農道への抜け道となっているため、朝夕は交通量が多いということです。
この装置は、県警が今年4月に導入したもので、伊那署での利用は今回が初めてです。
速度違反の取り締まりのほとんどは、警察官数人で速度の計測や取り調べなどを行っています。
しかし、この方法では違反車を誘導して駐車するスペースが必要なため、道幅が狭い生活道路では困難でした。
今回導入された移動式のこの装置は、狭いスペースでも設置が可能なことに加え、取り締まり場所を変えながら行うことができるため、速度抑制に効果が期待できるということです。
価格は1台1,000万円で、県警では効果があれば装置の追加も検討していくとしています。 -
箕輪南宮神社 人々が集いつながる場所へ
箕輪町木下の箕輪南宮神社を人々が集う場にしたいと企画されたイベントが17日行われました。
境内には、県内から飲食店など5つの店が出店しました。
訪れた人は、寿司やクレープを買い求めていました。
これは、箕輪南宮神社の神官・唐沢 光忠さんの妻・竜野 神歌さんが企画しました。
竜野さんは、企業から個人まで幅広く相談を受けるカウンセラーを職業にしていて、人と人がつながる場を提供したいと今回、このイベントを企画しました。
また、イベントに合わせて、茅の輪づくりが行われました。
茅の輪くぐりは、6月に半年間の穢れを払う日本の伝統行事です。
南宮神社ではこれまで茅の輪くぐりの行事は行われていませんでしたが、今年から実施したいと、今回のイベントに合わせて訪れた人に作ってもらうことにしました。
茅の輪は17日に飾り付け、7月15日まで設置する予定で、神官の唐沢さんは、いつでも自由に訪れて穢れを払ってほしいと話していました。
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大芝まつり ポスターなどの図案決定
8月25日に行われる南箕輪村大芝高原まつりをPRするポスター、うちわ、パンフレットの図案が決まりました。
ポスターに選ばれたのは南箕輪中2年の安藤雅さんの作品です。
まっくんがマイバンブーを手に踊っている様子が描かれています。
うちわに選ばれたのは、南箕輪中1年の北原野乃華さんの作品です。
祭り名物のたらいレースに参加しているまっくんをイメージして描いたということです。
パンフレットには、南箕輪中3年の有賀もも花さんの作品が選ばれました。
クラシックカーフェスティバルや闘鶏など、大芝高原まつりならではのイベントとまっくんが描かれています。
ポスターは200枚作成し、公共施設などに飾られます。
パンフレットは村内全戸配布される他、うちわは当日来場者に配られることになっています。 -
南ア 林道バス停留所に食堂試験設置
15日から北沢峠までの全線運行となっている南アルプス林道バスの待合所に、試験的に食堂がオープンしています。
伊那市長谷の林道バスの停留所です。
15日の全線運行に合わせて、「りんどう食堂」がオープンしています。
伊那市観光株式会社が運営するもので、地元産の食材を使ったおにぎりにおやき、五平餅などを提供しています。
食堂は、3年前から休業していましたが、去年の10月から試験的に再開し、今シーズンも全線運行となった15日から営業を始めています。
18日は、静岡県からきた登山客が、昼食をとっていました。
開店記念として30日までは、おにぎりなどが特別価格の100円で提供されています。 -
新宿区から花のお礼メッセージが届く
伊那市は昨年度、友好都市新宿区の小中学校の卒業式に合わせて、卒業生全員にアルストロメリアを贈りました。
そのお礼として、子ども達からメッセージが届いています。
感謝という言葉の周りに、卒業式の写真とコメントが寄せられています。
市役所1階の市民ホールには、卒業生から届いたメッセージが展示されています。
市では、今年3月に区立の小学校29校、中学校10校、養護学校1校の40校およそ2,670人に、上伊那の特産アルストロメリアを贈りました。
市では、「一生に1度の卒業式に市の花でお祝いできたことをうれしく思う」と話していました。
今年度も花を贈る他、昨年度から同様に始めた学校給食への農産物の提供も行っていくとしています。 -
箕輪写友会 写真展はじまる
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の写真展が、18日から町文化センターで始まりました。
会場には、県内の風景などを写した会員14人の作品28点が並べられています。
箕輪写友会では、月に1回写真を持ちよって勉強会を開いていて、この時期と秋の文化祭の年2回写真展を開いています。
箕輪写友会では、「年々会員のレベルも上がってきている。多くの人たちに見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。
写真展は24日まで、箕輪町文化センターで開かれています -
しんわの丘バラ園でフラメンコショー
1,800株のバラが見ごろを迎えている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、フラメンコショーが、17日行われました。
踊りを披露したのは、高遠町のフラメンコ愛好者で作るグループ「ラス・デュエンデス」です。
バラ祭り開催中の恒例となったイベントで、華やかな香りが漂う満開のバラ園に、フラメンコの音楽が響いていました。
しんわの丘ローズガーデンは、現在満開となっています。
例年より1週間から10日ほど早いということですが、祭り最終日の24日頃までは楽しめるということです。
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幼児を保護 高校生らに感謝状
5月17日に道に迷った2歳の幼児を保護したとして、箕輪町中箕輪在住の伊那北高校1年生小松亮斗君と近くに住む飯田幸子さんの2人に、伊那警察署長から感謝状が贈られました。
17日は小松君と飯田さんが伊那警察署を訪れ、駒村公孝署長から感謝状を受け取りました。
5月17日の午後6時過ぎ、高校から帰宅していた小松君が、泣きながら座り込んでいる2歳半くらいの女の子を自宅近くで発見しました。
声をかけ女の子が案内する家に送り届けたところ、女の子とは関係のない飯田さんの家でした。
飯田さんはおもちゃを与えたり話しかけるなどして女の子を安心させ、警察に電話をしたということです。
小松君には4歳下の妹が、飯田さんには女の子と同じくらいの年の孫がいることも今回の対応に繋がったということです。
駒村署長は「女の子の無事を一番喜んでいるのは女の子の両親です。2人のおかげで事故や事件に巻き込まれなくてよかった」と感謝していました。
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日本禁煙友愛会伊那支部 文房具寄付
一般社団法人日本禁煙友愛会伊那支部は、伊那市と南箕輪村の保育園、小中学校に文房具を贈ります。
12日は、日本禁煙友愛会伊那支部の清水篤志支部長ら3人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に挨拶しました。
伊那支部は昭和30年8月に「たばこのない社会」を目指して創立し、現在およそ1,000人が会員となっています。
今回は、保育園にハンカチを、小学校には鉛筆を、中学校にはノートをそれぞれ贈ります。
家庭に持ち帰って子ども達から家族に禁煙の大切さを伝えてもらおうと毎年行われています。
伊那支部では「禁煙は幼い子どもと約束するのが一番効果があるとされている。2020年の東京オリンピックに向けてさらに禁煙運動に取り組んでいきたい」と話していました。
文房具は6月中に伊那市と南箕輪村の各保育園・学校に贈られることになっています。
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上伊那教育会 少年の塔整備作業
上伊那教育会は、第二次世界大戦中、上伊那から満州に渡り命を落とした少年の霊を祀った少年の塔周辺の整備作業を16日行いました。
伊那公園内にある少年の塔です。
整備作業には、上伊那の小中学校の教職員58人が参加し、草刈りや木の剪定をしました。
少年の塔は、第二次世界大戦で満蒙開拓青少年義勇軍として大陸に渡り命をおとした少年たちを慰めようと昭和36年に上伊那の市町村会や教育会などが建立しました。
義勇軍の送出は当時の教育会が中心となって奨励し、上伊那からおよそ800人の少年が満州に渡り、91人が命を落としました。
上伊那教育会では、この歴史を後世に伝え平和を祈念しようと毎年8月に慰霊祭を行っていて、16日はそれを前に整備作業を行いました。
慰霊祭は、8月5日に伊那公園内にある少年の塔の前で行われます。 -
大芝高原で自然観察会
南箕輪村の大芝高原みんなの森で、自然観察会が16日開かれました。
元理科教諭の浦野勝さんが講師を務め、この時期見ごろとなる植物について話をしました。
このうちササユリは、長野県版レッドリストの準絶滅危惧種に登録されています。
浦野さんは「ササユリは昔は西山に多く生えていたが、採取により数が減ってしまった。このように、人の営みが植物を追いやってしまうことがあります」などと説明していました。
自然観察会は、高原内の植物の保護活動などを行っている大芝高原親林自然保護の会と、南箕輪村公民館が開きました。
観察会には、村内を中心に34人が参加し話に耳を傾けていました。 -
社明運動 総理メッセージ伝達
7月は犯罪や非行のない社会を目指す「社会を明るくする運動」の全国強化月間です。
15日は上伊那地区保護司会のメンバーが南箕輪村役場を訪れ唐木一直村長に総理大臣からのメッセージを伝達しました。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の更生について理解を深め、明るい社会を築こうという運動です。
今年で68年目の取り組みで、罪を犯した人の立ち直りを支え、就労や住居などの生活基盤づくりの推進が重点項目として掲げられています。
実施委員会では、来月7日に伊那市の高遠町総合福祉センターやますそで運動の一環として「社会を明るくする地域づくり大会」を開き、一般の人への理解を広げていきたいとしています。
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花の束を無料配布
伊那市振興公社は地域に花と緑を増やしていこうと伊那市民を対象に15日、花の束を無料で配りました。
会場となった伊那市防災コミュニティセンターには約40人が列を作り花の束を受け取っていました。
配られたのはサルビア、マリーゴールド、日々草を束にしたもので500束用意されました。
公社では「今つぼみのものが多いので花を長く楽しんでもらえるのではないか」と話していました。
無料配布は16日も伊那市防災コミュニティセンターで午後2時から行われます。
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学校の渡り廊下で子育て
南箕輪村の南箕輪中学校の校舎と体育館を結ぶ渡り廊下では、ツバメが子育てに励んでいます。
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防災コミュニティセンター自主講座始まる
今年4月に開館した伊那市防災コミュニティセンターで、市の自主講座が、11日から始まりました。
11日は、かっさと呼ばれるセルフマッサージの講座が開かれ、8人が参加しました。
かっさは、専用の石を使って肌を擦り、リンパや血液の流れを活性化することで、肩こりやむくみの解消に効果があるとされる中国の民間療法です。
中川村在住で、かっさや耳つぼマッサージの教室を開いている宮澤綾さんが講師を務めました。
宮澤さんは、「耳には120のツボがあり、全身の悩みを解消できます」と話していました。
他にも、頭皮や首まわり、腕のマッサージ方法を紹介していました。
この講座は、7月と9月にも開かれます。
受付窓口となっている伊那市総合型地域スポーツクラブでは、年間36の講座を予定していて、随時参加者を募集しています。
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入笠牧場で牛の放牧
夏の間、牛たちが涼しい環境の中で足腰を鍛えてもらおうと、伊那市高遠町の入笠牧場で牛の放牧が13日、行われました。
今日は、上伊那と諏訪地域の畜産農家が所有する14頭が放牧されました。
放牧は、牛の初めての出産を迎える雌牛の足腰を鍛えるとともに、畜産農家の夏場の労務軽減などを目的に毎年6月上旬に行われています。
1頭ずつ体重を測り衛生状態を検査しました。
今年は全部で30頭ほどを放牧する予定で10月中旬まで入笠牧場で過ごします。
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思沢川でホタル舞う
伊那市御園の思沢川では、ホタルが舞い始め訪れた人たちを楽しませています。
夜になると地域住民でつくる思沢川にホタルを育てる会のメンバーが手作りの灯篭に火を灯します。
午後8時過ぎになるとホタルが舞い始めます。
12日は、家族連れなどが訪れ暗闇に舞うホタルが放つ光を楽しんでいました。
今年は、例年より1週間ほど早く5日頃から舞い始めたということです。
6月下旬までホタルを楽しめるということで会では「多くの人に足を運んでほしい」と話していました。
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架空請求詐欺防ぎ感謝状
伊那警察署は、架空請求詐欺を未然に防いだとして南箕輪村のファミリーマート南箕輪大泉店に、感謝状を13日、贈りました。
13日は、伊那警察署の駒村公孝署長が店舗を訪れファミリーマート南箕輪大泉店に感謝状が贈られました。
先月11日に伊那市在住の70代女性が21万円分の電子マネーを購入したいと来店しました。
その時対応したパート従業員の橋爪明日香さんが金額が高額だったため不審に感じ、相談を受けたマネージャーの中島雅文さんが伊那署に通報したものです。
伊那警察署によりますと今年1月から5月末までに届け出があった特殊詐欺被害は2件で、被害額はおよそ360万円となっています。
伊那署では、「メールや電話などで身に覚えのない請求があったら、まずは警察に相談してほしい」と呼び掛けています。
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下小沢あかりの会 五平餅で住民交流
伊那市小沢の住民でつくる下小沢あかりの会は、毎年恒例の「五平餅を作って楽しむ会」を、13日に開きました。
地元で採れた米に会員が手作りした味噌をのせた五平餅がテーブルに並びました。
小沢地域交流センターには、地域住民26人が集まりました。
下小沢あかりの会は、住民同士の交流の場をつくろうと平成20年に発足し、今年で10年になります。
昔はどの家庭でも田植えが一段落したこの時期に、米に感謝し今年の豊作を祈りながら五平餅を作って食べていたという事です。
きょうは、五平餅のほかに漬物などをそれぞれ持ち寄り、会話を楽しみながら味わっていました。
下小沢あかりの会では、秋にそばやおやきなどを作って楽しむ会を計画しているという事です。 -
父の日を前に親子でイスをDIY
17日の父の日を前に、親子でイスを作るDIY講座が、南箕輪村公民館で、9日に開かれました。
講座には村内の親子7組13人が参加しました。
DIYの初心者でも簡単にできるようにと、ホームセンターなどで販売されている木材を使い、ネジを使って組み立てました。
村公民館では、親子で触れ合いながら作業する時間を大切にするとともに、手作りの魅力を感じてもらいたいと話していました。
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消防隊員 県大会に向けて訓練
上伊那広域消防本部の隊員は、16日に長野市の県消防学校で開かれる第37回消防救助技術大会に向けて訓練に励んでいます。
12日は、2種目に出場する6人が箕輪消防署で訓練を行いました。
出場する種目は、水平に張られた20メートルのロープを往復する「ロープブリッジ渡過」と、ロープを渡り、取り残された人を救出する「ロープブリッジ救出」です。
より速いタイムが求められると同時に、ミスをすると減点されるため集中力が必要となります。
田畑公徳消防長は「繰り返し訓練をすることで体力も技術力も高まる。的確さとタイムに期待している」と激励しました。
上伊那広域消防本部の隊員が出場する第37回消防救助技術大会は、16日(土)に長野市の県消防学校で開かれます。
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山荘ミルク バラ見ごろ
伊那市横山の山荘ミルクでは、バラが見ごろを迎えています。
山荘ミルクは標高およそ1,000メートルにあり、5,000坪の敷地には400種類、600本程のバラが植えられています。
今年は、冬の間に剪定をこまめに行ったため良い花がたくさん咲いたということです。
山荘ミルクの向山美絵子さんは「バラだけでなく様々な種類の草花が秋にかけて徐々に咲いていくので楽しんでもらいたい」と話していました。
バラは25日頃まで楽しめるということです。 -
プロドライバー事故防止コンクール
県内の運送会社やバス会社などを対象とした第40回プロドライバー事故防止コンクールで伊那警察署管内の2事業所が表彰されました。
4日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われ、駒村公孝署長から受賞者に表彰状が手渡されました。
優秀事業所には、株式会社JAアグリエール長野伊那営業所が選ばれました。
優良事業所には、高遠観光タクシー有限会社が選ばれました。
他に、標語部門で伊那バス株式会社の牧内裕子さんの作品「もしかして常に先読む予想力」が佳作に選ばれました。
プロドライバー事故防止コンクールは、事業所の取り組みを評価するもので、去年は県内から676の事業所が参加しました。
駒村署長は「引き続き事故がないようご協力をお願いしたい」と話していました。 -
ぶどうの房切り
箕輪町の果樹農家、高田知行さんのぶどう畑では、より質が良く形が整ったぶどうを作るために行う房切り作業が行われています。
高田さんの40アールの畑では、およそ10種類のぶどうを栽培していて今は、ナガノパープルの房切りが行われています。
房切りは、養分を集中させるためおよそ3センチほどに切り整えていくもので、ぶどうの品質や房の形を決める重要な作業だということです。
高田さんは、東京都江戸川区出身で、7年前にIターンで箕輪町へ移り住み農業を始めました。
箕輪町の農家で研修を行い、ぶどうの他、りんごなども栽培しています。
7日は、汗ばむ暑さの中、パートタイムの職員が脚立を使って房切りを行っていました。
ナガノパープルは、長野県のオリジナル品種で「巨峰」と「リザマート」の交配により誕生した大粒のぶどうです。
高田さんは、伊那市の伊那ワイン工房に醸造を依頼し、ナガノパープルをワインにして3年前から販売しています。
辛口で香りが楽しめるワインに仕上がっているということです。
ワインは、箕輪町の農産物直売所にこりこでハーフボトル375㎖2130円で販売しています。
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南箕輪村農業経営者協議会 盆花用の花の苗定植
南箕輪村農業経営者協議会は、お盆に販売する盆花の苗の定植作業を7日に行いました。
作業は協議会のメンバー12人が行いました。
毎年盆花用の花を育てていて、今年はアスター5色とケイトウの苗900束分を植えました。
苗は、協議会が所有するハウスで今年4月に種をまき育苗したもので、収穫予定の8月には60センチ程に生長するということです。
田中實会長は「順調に生育しているので、8月にはきれいな花が咲くよう引き続き手入れをしていきたい」と話していました。
協議会では他に菊なども育てることになっていて、花束にして販売します。
収穫の予定は8月11日で、12日に村内で販売が行われます。 -
10日夜から11日にかけまとまった雨
長野地方気象台によりますと、大型で強い台風5号と梅雨前線の影響で、伊那地域では、10日の夜から11日にかけまとまった量の雨が降ると予想しています。
11日の昼までの24時間の雨量は、県南部の多いところで70ミリになるということです。
また、台風5号は11日本の南を北東に進み伊豆諸島に接近する見込みです。 -
半沢のほたる祭り予定早め12日から
今月16日からを予定していた南箕輪村田畑半沢のほたる祭りはすでにほたるが舞い始めていることから始まりを4日早め12日に変更して行われます。
10日は住民有志でつくる田畑半沢を愛する会の会員が道路の清掃や車のライトの明かりを遮る遮光ネットを張るなどほたる祭りの準備をしていました。
今年は16日からを予定していましたがすでにほたるが舞い始めていることから始まりを12日に早めました。
祭り期間は12日から27日までを予定していて期間中は手作り行灯が並べられます。
祭りは今年が24年目で田畑半沢を愛する会では「ほたるが舞う風情ある雰囲気を楽しんでもらいたい。」と話しています。
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田畑まんどの会 振りまんどで使う大麦収穫
南箕輪村の住民有志で作る田畑まんどの会は、お盆の振りまんどで使う大麦の収穫を9日区内の畑で行いました。
9日は10アールの畑で、会員や区内の小学6年生とその保護者およそ50人が麦を刈りました。
麦は去年10月に種をまき、3月に麦踏をしたということです。
収穫した大麦は8月の振りまんどで使う他、実は麦焼酎や麦茶にするということです。