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しんわの丘ローズガーデン バラ祭り開幕
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラ祭りが、8日から始まりました。
この日は、オープニングセレモニーが行われ、関係者が開幕を祝いました。
しんわの丘ローズガーデンは、中央アルプスや高遠町の町並みを一望できる公園で、広さ8千平方メートルの敷地には、126種類、およそ2千600本のバラが植えられています。
今年は霜の被害などもあったということですが、ほとんどのバラが順調に育っているということです。
セレモニーで白鳥孝伊那市長は「バラと風景を一緒に楽しめる場所。伊那を代表する観光地になりつつある」とあいさつしました。
ローズガーデン創設の際に寄付をした、高遠町に事業所を置く伸和コントロールズ(株)の幸島宏邦(こうしまひろくに)社長は「年々素晴らしい場所になってきている。みなさんの憩いの場としてますます活用してもらえれば」と話していました。
バラ祭りは、30日日曜日までで、期間中は写真教室やバラの育て方相談などが行われます。
バラ祭り期間中の入場料は200円で、中学生以下は無料となっています。
バラは来週末から見ごろを迎えるということです。 -
伊那西小3年生がユカイナづくり
伊那西小学校3年の児童とその家族が伊那市西春近の加納義晴さん宅で木の笛ユカイナを作りました。
8日はユカイナの製作者、加納さん宅の蔵を利用して作ったギャラリーで児童がユカイナを作りました。
ユカイナづくりは親子で交流を深めるレクリエーションの一環でPTAが企画したものです。
8日は木の表面のやすり掛けや名前入れなどを行いました。
完成すると児童らは早速音を出すなどして、ユカイナを楽しんでいる様子でした。 -
伊那愛樹会 春の盆栽展
伊那愛樹会の春の盆栽展が伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、20種類以上のさつき31席が飾られています。
春先の天候不順により苦労したということですが、白やピンク、赤などいろとりどりの花が訪れた人の目を楽しませています。
春の盆栽展は、9日まで、伊那市のいなっせで開かれています。 -
豊かな環境づくり 上伊那総会
上伊那地域の消費者の会や市町村など46の団体と個人でつくる、豊かな環境づくり上伊那地域会議の総会が3日開かれ、環境保全に関する取り組みなど今年度の事業計画が承認されました。
今年度は、小学校で行われる環境活動への支援事業や、自然を体感するバスツアーの実施など、環境保全に関する事業などを取り組むことが決まりました。
その他には、温暖化防止への取り組みや、清掃活動を実施するということです。
今年度から会長を務める代田和美さんは「皆さんと協力して多くの事業を行い、環境保全に努めていきたい」と挨拶しました。 -
広域化後の職員の給料や手当 基準示す
上伊那消防広域化協議会が7日開かれ、広域化後の職員の給料や手当について、上伊那広域連合の基準となる伊那市の基準に段階的に合わせるとする担当部会の案が示されました。
この案が通れば、人権費は現在の総額より抑えられるみこみです。
7日は、8回目の協議会が伊那市のいなっせで開かれました。
消防署の職員の給料や手当は現在、消防署のあるそれぞれの自治体の基準で定められています。
今回示された案は、上伊那広域連合の給料や手当の基準となる伊那市の基準に合わせるというものです。
事務局によりますと、伊那市の基準は上伊那8市町村では平均的な値ということですが、県内19市では最も低くトータル的に広域化後の人件費の総額は現行より抑えられるということです。
職員の身分については、所属が市又は伊南行政組合の職員はそれぞれの団体を整理退職して新たに広域連合に引き続き採用されることとし、その他の団体の職員は広域化移行日付で広域連合へ派遣することとしています。
会議では他に、伊那と伊南にそれぞれある災害時の他市町村からの受け入れ計画を、新たに1つにまとめる案が示されました。
これらの案は、来月開かれる9回目の協議会で検討され、決定します。
また7日は、前回提案されていた指令センターとデジタル無線の運用開始時期について、新庁舎の完成など新組織の発足時期を踏まえ決めるとする案が、承認されました。
上伊那消防広域化協議会では、県の消防広域化重点地域への指定を11日に知事に要望することにしています。 -
信大生はちみつ作り体験
南箕輪村の信州大学農学部の学生が、6日、大学構内の農場ではちみつ搾り体験をしました。
この日は、食料生産科学科の2年生28人が、実習の一環としてはちみつ搾りを体験しました。
指導したのは、伊那市御園の養蜂家、小松実治さんです。
大学の果樹園の受粉用に蜂を貸しているのがきっかけで毎年行われているもので、今年で27回目です。
巣箱から巣枠を取り出して、学生達に見せながら説明をしたあと、固まった蜜を削ぎ取り、遠心分離機にかけて蜜を絞り出しました。
搾ったはちみつは、食パンに塗って食べました。
小松さんは、「普段やっている養蜂園の仕事と、蜂の生態をよく知ってもらえると嬉しい」と話していました。
信州大学農学部によりますと、はちみつ搾りの実習を行っている大学は全国的にも珍しく、学生にとって貴重な体験になっているということです。 -
第41回伊那まつりポスターの原画決定
第41回伊那まつりのポスターとパンフレットの原画に、東部中学校2年の北原ゆめみさんの作品が選ばれました。
北原さんの作品は、龍のウロコの色が鮮やかな点と、ひときわ目を引くデザインが評価されました。
ポスターは800枚印刷され、市内の商店街や公共施設に貼り、祭りをPRするということです。
第41回伊那まつりは、8月3日と4日の2日間行われます。 -
伊那交通安全協会「優良安協」表彰
長年にわたり交通安全に努めたとして、伊那交通安全協会へ表彰伝達式が行われました。
20日は、伊那交通安全協会の堀内四郎会長ら5人が、伊那警察署の青木辰夫署長に受賞の報告をしました。
伊那交通安全協会は、高齢者の交通事故防止や、信州伊那スマートドライバーの活動など、積極的に啓発活動を行ってきました。
その功績に対して、関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会長から「優良交通安全協会」として表彰されました。
県内29地区にある安協のうち、受賞したのは伊那と佐久です。
青木署長は、「交通安全は、警察だけでは対応できないので、各団体や行政に協力を頂いている。今回の受賞は、地道な努力の結果で、頭の下がる思いです」と話しました。 -
井月さんまつり 9月開催へ
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月を広く一般に知ってもらい、中心市街地の活性化につなげようと、9月に井月に関するイベントが開催されます。
5日は、井月研究家や俳句愛好者、商工団体の関係者で組織する実行委員会が伊那市役所で開かれ、イベントの内容や実施事業の概要について確認しました。
漂泊の俳人、井上井月は、幕末から明治にかけ、およそ30年間、伊那谷を放浪し多くの句を残しています。
ここ数年は、映画の制作や、岩波書店から「句集」の出版、長野市の善光寺に句碑が建立されるなど県内外で注目を集め始めています。
今回開かれるイベント「千両千両 井月さんまつり」は、これまで行われていた俳句大会を発展させたもので、俳句ファンの底辺拡大と地域振興を図ろうと開かれます。
イベントは、9月21日にいなっせを主会場に開かれ、俳句会や句碑めぐり、飲み歩きなどが行われます。
本番一週間前の9月15日にはプレイベントとして、映画「ほかいびと 伊那の井月」で主演を務めた、田中泯さんによるパフォーマンスが予定されています。 -
春日かづ子さんが切り絵を中央病院に寄付
伊那市山寺の春日かづ子さんは制作した切り絵17点を伊那中央病院に5日寄贈しました。
5日は春日さんとその家族などが伊那中央病院を訪れ河合博院長に作品を手渡しました。
春日さんは、仕事中の事故で脊髄を損傷し、現在電動車椅子で生活しています。
5年前から切り絵を始め、これまでに伊那中央病院で作品を展示していました。
今回は花をモチーフに、初めて色付きの作品に挑戦しました。
河合院長は、「とてもありがたい。患者さんの癒しになると思う」と話していました。
寄贈された作品は、院内に飾られるということです。 -
西春近北保育園の園児が田植え体験
伊那市の西春近北保育園の園児が保育園近くの田んぼで田植えを体験しました。
29日はJA西春近支部青壮年部の指導で、園児60人が保育園近くにある青壮年部のメンバーが所有する田んぼで田植えをしました。
西春近北保育園の園児が田植えを体験するのは、今回が初めてということです。
この日に植えた苗は白毛餅の苗で、1人20株ずつ持ち、青壮年部のメンバーから教わりながら苗を植えました。
小林政子園長は、「普段食べているものを育てる体験をして、園児に感謝の気持ちや親しみを感じてほしい」と話していました。
今回植えたもち米は、10月に収穫して12月以降に餅つきをする予定です。 -
長野県消防救助技術大会の激励会
15日に長野市で開かれる長野県消防救助技術大会の激励会が4日、箕輪消防署で開かれました。
大会は、職員の技術向上を目的に開かれるもので、県内の消防本部ごと代表チームが出場します。
箕輪消防署では、7種目のうちロープブリッジ救出に4人ほふく救出に3人が出場します。
ロープブリッジ救出は、全長20メートルのロープを往復し救助するものです。
ほふく救出は、煙が充満している火災現場を想定して重さ12キロの空気呼吸器を背負い、いち早く救助する競技です。
4日は、県学にきていた箕輪北小の児童の前で救助の様子を披露していました。
激励会で平澤豊満町長は「訓練の成果が町民の安心安全に繋がる。いい成績を残すことを期待しています」と激励しました。
出場者を代表し内堀佑樹さんが決意表明しました。
県消防救助技術大会は、15日に長野市で開かれます。 -
ローメンの日 大盛況
6月4日は蒸し麺のゴロに合わせたローメンの日。
伊那ローメンズクラブ加盟店では試行錯誤して新しい味のローメンを提供する店も出てきています。
伊那ローメンズクラブには市内28店舗が加盟しています。
このうち、伊那市美篶のレストラン四方路では、夏限定で冷しローメンを提供しています。
茹でた蒸し麺を水で冷し、キャベツ、ニラ、豚のしょうが焼きなどをのせて完成です。
また、高遠町にある華蔵では、辛ねぎをのせたスープ風ローメンを提供しています。
ローメンの日の4日は、伊那ローメンズクラブ加盟店で並盛が一杯400円で提供されました。
このうち、やきそば風のローメンを提供している伊那市荒井のうしおでは昼時、常連客などで賑わっていました。
また、スープ風のローメンを提供している伊那市美篶の萬楽も大賑わい。
次々とローメンの注文が入り厨房は大忙しでした。
訪れた人たちは酢やゴマ油、ソースなど自分好みの味付けをして食べていました。
正木金内衛会長は「いろいろ考えてオリジナルのローメンをつくることはいいこと。地域のみなさんと一緒に考え盛り上げていってもらいたい」と話していました -
衣替え 夏服で登校
6月に入り、衣替えのシーズンとなりました。
伊那市の伊那西高校では、夏服を着て登校する生徒の姿が見られました。
今朝は、半袖のセーラー服の上にカーディガンを羽織って登校する生徒が多くみられました。
3日の伊那地域の最高気温は28.9度で、7月下旬並みの一日となりました。
ある生徒は、「朝は涼しいのでカーディガンを羽織ってちょうどいい。夏服が好きなのできちんと着たい」と話していました。 -
キックベースで交流深める
伊那市荒井区の少年少女球技大会が1日、伊那小学校のグラウンドで開かれ、子ども達がキックベースを楽しみました。
この日は、荒井区の11常会から9チーム、253人の児童が参加しました。
荒井区は、伊那小学校の全校児童の3分の1を占めていて、学年の枠を越えて交流を深めてもらおうと、毎年球技大会を開いています。
参加した全員が楽しめるようにと、低学年の児童はボールをホームベースの上に置いて蹴っていました。
荒井区の堀内潤一郎区長は「子ども達が毎年楽しみにしている行事。これからも長く続けていきたい」と話していました。
大会の結果、川北・下小沢チームが優勝しています。 -
神子柴の小学1年生が金魚・フナ放す
南箕輪村神子柴の小学1年生は、2日春日街道沿いの休耕田に金魚とフナを放しました。
神子柴地区社会福祉協議会とかま塾、農地水環境保全会が1年生の入学を祝おうと計画しました。
小学1年生は、9人が参加しました。
子どもたちは、バケツに入れられた魚をおそるおそるつかみ、水をはった休耕田に放していました。
田んぼで育てた金魚は、8月の夏祭りに金魚すくい用として、フナは、9月の敬老会でお年寄りたちに食べてもらう計画です。
今回のイベントは、区内の遊休農地対策の意味も込めています。
この後子どもたちは、公民館で五平餅づくりも体験し楽しいひとときを過ごしていました。 -
伊那市山寺区 初の総合防災訓練
伊那市の山寺区は、区が主体となって行う総合防災訓練を2日初めて実施し、区民およそ1000人が参加しました。
山寺区では、今後発生するおそれのある大地震に備え、地域の防災力を高めていこうと、初めて総合防災訓練を実施しました。
午前8時、警戒宣言発令の知らせが、防災無線で流されると、住民らは、組ごとに決めた、「一時集合場所」に集まり安否確認をしました。
隣近所で、「一時集合場所」を設ける事により、安否確認や救助の必要な家庭があるかなどの情報がより正確につかめるという事です。
午前8時半、地震発生の放送が流れると、一時集合場所に集まった人たちは、広域避難所に指定されている伊那小学校と伊那北高校へと避難しました。
災害対策本部が設置された、きたっせでは、被害状況などが各地区から報告されていました。
避難訓練終了後には、訪れた人達が地震体験者で、東海地震の揺れを体験していました。
山寺区では、今後も定期的に訓練を実施し、地域の絆を深めながら、いざという時に備えていきたいとしています。 -
箕輪町消防団伝統の赤魚会 珍味ふるまう
箕輪町消防団伝統の懇親会、赤魚会が1日箕輪町役場の駐車場で開かれ、赤魚やイモリなどの珍味がふるまわれました。
1日は午前中から準備が行われ、箕輪町消防団の正副分団長らが自分たちで捕まえたイモリや、サワガニ、赤魚などを調理していました。
赤魚会は、団員が地元でとれる食材を使って町や消防署の幹部などに料理をふるまう伝統行事です。
近年、天竜川ではまとまった量の赤魚が取れなくなっていることから、ほかで採れたものを仕入れたということです。
赤魚会が始まると、平澤豊満町長らは早速珍味を味わっていました。
消防団正副分団長会の白鳥慎一郎会長は、「先輩方から受け継いできた行事。伝統を絶やさないようにしていきたい」と話していました。 -
夏山シーズン本番 山開きの入笠山賑わい
6月に入り、夏山シーズンもいよいよ本番です。
伊那市高遠町、長谷、富士見町の堺にある入笠山が山開きとなり、多くの登山客が山歩きを楽しみました。
諏訪盆地から伊那谷まで、360度のパノラマを楽しむことができる入笠山山頂。
八ヶ岳、北アルプス、遠くにはうっすら富士山も見えます。
この日山開きとなった入笠山の山頂には、県内外から多くの登山客が訪れていました。
標高1955メートルの入笠山は、車で行くことができる御所平から、およそ30分ほどで頂上まで登ることができ、初心者でも登りやすい山です。
この日、登山客の中には、子どもや女性の姿も多く見られました。
山頂まで登ってきた小学生は「大変なところもあったけど、頂上まで来て綺麗な景色が見られて、また登りたいという気持ちになった」と話していました。
御所平では、山開きに合わせて安全祈願祭が行われ、伊那市と富士見町の関係者や登山客が、夏山シーズンの安全を祈願しました。
伊那市の酒井茂副市長は「南アルプスの中でも、仙丈などに比べて距離が短く安全も確保された山。大勢の人に登ってもらいたい」と話していました。
入笠山の登山期間は秋の雪が降り始める頃までとなっています -
鎌倉さん山岳写真展
高知県出身で駒ヶ根市在住の鎌倉國光さんの「山岳写真展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
今回展示されているのは、中央アルプスの四季の景色を写した作品、35点です。
写真はフイルムカメラとデジタルカメラで撮った2種類です。
鎌倉さんは35年ほど前に転勤で高知県から上伊那に来ました。
その頃から山登りを始め、次第に目に映る景色を写真に収めたいと思うようになり、30年前から独学で写真を撮り始めたということです。
現在も季節ごとに、ほとんど1人で山に登り写真を収めています。
鎌倉國光さんの山岳写真展は、6月4日火曜日まで、いなっせ2階の展示ギャラリーで開かれています。 -
野生のカモ 民家の池に
南箕輪村南殿の小阪洋治さん宅の池で野生の子ガモが元気に泳いでいます。
小坂さん宅の池では、12羽のカモが今朝までに卵からかえりました。
親ガモにつきっきりで池の中を元気に泳ぎまわっています。
小阪さんによりますと、去年も野生のカモがこの池で産卵したということです。
今年は、20日ほど前から親が池の中央部分にあるこの場所で卵を抱き続け、ここ数日間の間に12羽すべてが卵からかえりました。
親がもに続いて一段高い所に登ろうとしますがまだ無理です。
池のコイが子ガモにちょっかいを出さないよう、親が水に首をつっこみ威嚇します。
小阪さんは「しばらくするとどこかに行ってしまうので、今のうちにできる限りかわいがってあげたい」とえさやりに必死です。
小阪さん宅では、周囲に様々な花や木が植えられていて、池は、敷地内から湧き出る清水を利用しています。
自宅前には、大きなヤマボウシが白い花をつけていて、今見ごろを迎えています。
去年に引き続き訪れた珍客は、この環境がとても気に入っているようです。 -
上伊那華道会 いけばな展
上伊那地域の11の流派で組織している上伊那華道会は、恒例のいけばな展を伊那市通り町のニシザワデパートで開いています。
ニシザワデパート4階催事場には、11の流派のいけばなが並んでいます。
上伊那華道会が2年に1回開いている恒例のいけばな展で、会期は、今日から6月3日までの4日間。
5月31日と6月1日が前期、2日と3日が後期です。
前期後期あわせて243作品が展示されます。
カキツバタやハナショウブなど季節を感じさせる花が多く並んでいます。
上伊那華道会の赤羽和子会長は、「いけばなは心をいけるもの。そんな意気込みを作品から感じとってもらえたらうれしい」と話し、多くの来場をよびかけています。
このいけばな展は、6月3日まで伊那市のニシザワデパートで開かれています。 -
保育園整備計画 竜東保育園整備始まる
伊那市は、市内24の保育園のうち、7園を3園に統合する保育園整備計画を平成22年12月に策定しています。
計画のトップをきって竜東保育園の建設工事が31日、始まりました。
31日は、伊那市狐島の建設予定地で安全祈願祭と起工式が行われ、関係者およそ50人が出席しました。
新築される園舎は、現地建て替えで鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積はおよそ2,000平方メートルです。
太陽光発電と床暖房の設備が完備されます。
総事業費はおよそ6億5千万円で、うち95%を合併特例事業債で賄います。
市では、市内24園のうち建設から30年を超える施設を中心に、7園を3園に統合する保育園整備計画を平成22年12月に策定しています。
竜東地区では、伊那東保育園が閉園となり竜東保育園と伊那北保育園に統合されます。
竜東保育園の完成は来年2月の予定で、平成27年3月には伊那北保育園の建て替えが終わり、平成27年4月から2園体制となります。
他に、東春近中央保育園と東春近南部保育園、高遠第一保育園と高遠第四保育園が平成27年度までにそれぞれ統合される計画です。 -
伊那市フォトコンテスト 最優秀賞決まる
昨年度募集した「伊那市観光フォトコンテスト」の各部門の最優秀賞が31日、決まりました。
花・自然部門では、伊那市の向山世男さんの作品「春日公園と南アルプス」が選ばれました。
イベント・祭り部門では、伊那市の伊藤好幸さんの作品「さあ逃げろ!!」が選ばれました。
観光地・文化施設部門では、茅野市の佐川隆博さんの作品「紅葉の進徳館」が選ばれました。
JR飯田線部門では、駒ヶ根市の春日芳人さんの作品「そば畑を行く」が選ばれました。
特別部門では、伊那市の穴澤辰幸さんの作品「化石の鳥」が選ばれました。
フォトコンテストには、65人から207作品の応募がありました。
入選作品は、観光パンフレットやホームページに活用されることになっています。 -
鈴木岬さん「わたしの日本画展」
伊那市高遠町小原出身の画家、鈴木岬さんによる「わたしの日本画展」が、30日から伊那市のベルシャイン伊那店で始まりました。
日本画と版画、およそ50点が展示されています。
鈴木さんは幼少期から絵を描くことが好きで、60歳を過ぎた頃から日本画を描き始めたということです。
鈴木岬さんの「わたしの日本画展」は、6月4日までベルシャイン伊那店2階の文化ホールで開かれています。 -
南中生徒ラーメンスープを学ぶ
職場体験学習の一環として、30日南箕輪中学校の生徒が、ラーメンのスープ作りについて学びました。
南箕輪中学校では、職場体験学習の一環として、村内にあるラーメン店「らぁめん蒼空」の竹村泰治さんを招き、2年生160人がラーメンのスープ作りについて学びました。
まず、生徒たちはスープの材料である煮干しと昆布を試食。
次に、煮干しや昆布などが入った魚介類スープと、豚のゲンコツや鳥ガラなどが入った動物スープの2種類を飲み比べました。
その後魚介類スープと動物スープを混ぜて飲んだり、味のついた油や化学調味料を入れて味の変化を感じていました。
魚介類系スープは水出しから合わせて10時間以上、動物スープは8時間以上煮込んでいるということです。
竹村さんは「ラーメン1杯作るのに手間がかかることや、化学調味料などで簡単に味をつけることがいいわけではないことを感じてもらいたい」と話していました。
湯澤章平教頭は、「実際に現場で働いている人から仕事に対するやりがいや大変さを感じ取ってもらいたい」と話していました。
南箕輪中学校では、7月に2日間職場体験があり、春休みには生徒がそれぞれの親の職場で体験学習を行う予定です。 -
伊那広域シルバー人材センター5年連続の減収
伊那広域シルバー人材センターの昨年度の契約金額は約3億8千万円で、5年連続の減収となりました。
センターでは、6割以上の受託件数を占める、一般家庭での就業に力をいれていく方針です。
30日、伊那文化会館で、今年度の定時総会が開かれ、昨年度の事業実績が報告されました。
昨年度の受託件数は、前年度より97件少ない9,671件でした。
収入となる契約金額は、前年度より1,800万円少ない、約3億8千万円で、5年連続の減収となっています。
景気低迷による民間企業からの受注件数、契約金額の大幅な落ち込みが減収の要因としています。
一方で、一般家庭からの受注は年々ニーズが高まっています。
昨年度の受託件数の6割以上を占め、契約金額も約590万円増加しています。
こうした状況からセンターでは家庭での就業に力を入れるため、今年度初めて、ハウスクリーニングや障子の張り替え、料理など、家事援助を行うための講習会を10月から開く予定です。
センターでは、一人暮らしの高齢者などの生活援助など、
就業の機会を増やしていきたいとしています。
なお、この日の総会で、来年度からの年会費を、2千円から3千円に値上げする議案が提出され、了承されました。 -
過去3番目に早い梅雨入り
気象庁は29日、関東甲信地方の梅雨いりを発表しました。統計を開始した1951年以降、3番目に早い梅雨入りとなりました。
今年は、去年より11日早く、平年より10日早い梅雨入りです。
前線などの影響もあり、今後向こう1週間は曇りや雨の日が多くなる見込みです。
あすも、南からの湿った空気が入りやすく、気圧の谷が通過する影響で、大気の状態が不安定になり断続的に雨が降りやすくなるという事です。
箕輪町上古田では、休耕田を利用し住民有志グループが栽培しているアヤメが咲きはじめています。
見頃は、来月1日頃になりそうです。 -
バラまちフェスタ6月1日から始まる
伊那市の中心商店街では6月1日からバラまちフェスタが始まります。
早咲きのバラが商店街を彩っています。
大輪の花が咲くピエール・ド・ロンサール。
一度にたくさんの花をつけるくアンジェラ。
西町から山寺までの1・5キロの間に200種類1000本のバラが飾られています。
商店街を歩くとバラの甘い香りが漂ってきます。
バラは商店街を活性化しようと、地元商店主らで組織する伊那まちバラ咲く街角連絡協議会が管理しています。
商店街を訪れた人は足を止めて花を楽しんだり、ドライバーは車の中からバラを眺めていました。
フェスタは6月1日から30日まで開かれることになっていて期間中は苗の販売やバラづくり教室、ジャズライブなどが計画されています。 -
お母さん消防団員大会に向け練習
来月23日に行われる伊那市消防団ポンプ操法大会に向け、各地区の消防団は早朝の練習に励んでいます。
伊那分団第1部には、家事と仕事を両立し、選手として 大会出場を目指すお母さん消防団員がいます。
唐澤成江さん37歳。
唐澤さんは3年前、地域に貢献したいとの思いから御園・山寺・坂下で組織する伊那分団第1部に入団しました。
伊那分団は第3部まであり市の大会に出場するための分団内の予選が来月1日に行われることになっています。
唐澤さんは、選手としては初めて自動車ポンプの部に出場します。
28日は朝5時から春日公園駐車場で練習が行われていました。
唐澤さんは、高校生の娘を持つ母親です。
練習が終わるとエプロン姿に着替えて娘のお弁当や朝食づくりが始まります。
大会を前にしたこの時期は、消防と家事の両立は大変だと話します。
伊那市消防団によると唐澤さんの様に子どもを持つ女性団員が選手として出場するのは珍しということです。
唐澤さんはポンプ操作をする4番員を務め、まずは予選を勝ち抜いて市の大会に出場したいと話していました。