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道路・河川愛護団体表彰
道路や河川の美化・清掃に取り組みその活動が顕著だった団体に、知事から感謝状が贈られました。 12日は、表彰伝達式が伊那合同庁舎で行われました。 道路と河川の美化清掃に取り組んだ伊那市の2団体に、伊那建設事務所の飯ケ浜 安司所長が知事の感謝状を伝達しました。 東春近の榛原県道花の会の伊藤忠朗会長と、西箕輪の大萱大清水川河川愛護会の白澤政敏会長が感謝状を受け取りました。 榛原県道花の会は、平成7年から19年にわたり、県道伊那生田飯田線の両側800メートルに花を植えています。 16人の会員が、年に22回ほど活動し、マリーゴールドやサルビアなど5千本の花を育てています。 大萱大清水川河川愛護会は、昭和49年から40年間にわたり、大清水川の2・1キロ区間の清掃や草刈りを行っています。 大萱の区長や役員を中心に、年5~6回の活動を続けています。 この表彰は、昭和44年から県が行っているもので、今年は、県内で15団体が表彰を受けました。
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新視象展
春の国画会展に出品している画家が作品を展示する新視象展が13日から伊那文化会館で始まりました。 会場には、国画会会員による特別出品も含め19点が飾られています。 常に新しい絵画の形を追求しようと平成15年に第一回作品展を開催し今回で9回目となりました。 油絵を中心に80号から600号までの大作が並んでいます。 出品者の1人で画家の小林修一郎さんは、「伊那ではめったにない充実した作品展だ」と話しています。
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伊那谷遺産 100件に
国土交通省天竜川上流河川事務所の人と暮らしの伊那谷遺産選定事業は、目標としていた100件に到達しました。 13日、駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で開かれた選定委員会で新たに3件が追加されトータル101件になりました。 伊那市高遠町の法華道、伊那市野底の柵立堤防、飯島町の隅之木碑です。 法華道は、高遠の荊口から入笠山の東斜面を通り、富士見町につながる全長22キロの道です。 道沿いには多くの古刹が並び、法華経伝来の足跡を今に伝える歴史の道でもあったことから法華道と呼ばれました。 伊那谷遺産選定を聞いた伊那市の北原厚さん。 芝平出身の北原さんは、古道復活に力を注いできました。 平成11年から10年以上にわたり藪を狩り続け、今では、多くの人がトレッキングを楽しんでいます。 また、野底の柵立堤防は古くから堤防が築かれ、壊されるたびに修復し、洪水を防いできた歴史を今に伝えています。 高遠藩の阪本天山は、深刻な財政難にもかかわらず、私財もなげうち堤防を築いたとされています。 特殊な工法で大型の柵のようであったことから柵立堤防と呼ばれました。 伊那谷遺産は、先人の営みを再確認して情報発信することで、防災教育や地域振興につなげようと、平成24年から選定作業がスタートしました。 選定委員会委員長の笹本正治信州大学副学長は、「伊那谷遺産選定は、日本で最も進んだソフト面からの防災へのアプローチだ」と話しています。
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箕輪町が交通死亡事故ゼロ700日
箕輪町は平成25年2月22日以降、交通死亡事故が700日間ゼロを達成したことから、長野県交通安全運動推進本部顕彰を受賞しました。 12日は、伊那合同庁舎で伝達式が行われ、青木一男所長が箕輪町の白鳥一利副町長に、顕彰を伝達しました。 箕輪町では、平成25年の2月22日に町内の県道で、横断中の74歳の男性が、50歳の男性が運転する軽自動車にはねられて死亡する事故の発生以降、死亡事故は発生していません。 今年1月23日に、交通死亡事故ゼロ700日を達成しました。 青木所長は、「これを通過点として1000日、2000日ゼロに取り組んでほしい」と挨拶しました。 白鳥副町長は、「セーフコミュニティを推進し、町民が一丸となって、交通安全対策に取り組んだ賜物」と話していました。
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東日本大震災から4年
東日本大震災から11日で4年となります。 地震が発生した午後2時46分、上伊那の各地でも黙とうを行い、犠牲者の冥福や被災地の復興を祈る人達の姿がみられました。 福島第一原発事故による放射能汚染により2011年に福島県伊達市から伊那市に移住し再起をかけ果樹栽培をしている佐藤浩信さんです。 選定作業をしていた佐藤さんは、時間になると、福島の方角を向いて手を合わせました。 宮城県気仙沼の津波からの復興支援を行っている伊那市通り町のワイルドツリーです。 毎年3月11日には無料のキャンドル作り体験を行って復興を願うメッセージを照らします。 伊那市の中心市街地です。 防災無線のサイレンが鳴ると手を合わせる人もいました。 市議会の一般質問が行われていた、伊那市役所内の議場。 午後2時46分、議会を一時中断し、市の理事者や市議会議員全員が起立し黙とうを捧げていました。 伊那市の東部中学校です。 タカトウコヒガンザクラを通して、宮城県仙台市の高砂中学校と交流をしています。 この日は2年生およそ290人が、インターネット回線を使い高砂中と活動報告を行いました。 東日本大震災では、地震やその後に発生した津波で、1万8475人の人が亡くなったり、行方不明となっています。 震災から4年が経過した今でも、被災した東北を中心に仮設住宅など避難生活をおくっている人は22万9千人にのぼります。
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高校入試 後期選抜
県立高校の一般入試にあたる後期選抜試験が11日、一斉に行われました。 県内ではおよそ1万2千人が受験に臨みました。 上伊那では全日制、定時制、多部制、合わせて8校で試験が行われました。 このうち、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では、受付開始の30分ほど前から受験生が会場に向かっていました。 伊那弥生ヶ丘高校では普通科240人の募集に対し、250人が志願していて倍率は1・04倍となっています。 県教育委員会によりますと、試験は予定通り終了したということで、上伊那の高校でもトラブル等はなかったということです。 12日は、辰野高校、高遠高校、箕輪進修高校、赤穂高校の定時制で面接試験が行われる予定です。 後期選抜試験の合格発表は20日金曜日となっています。
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東日本大震災から4年 3.11の今⑥ 子どもたちに故郷を
伊那市高遠町。 引っ越しの荷物をのせたトラックがやってきました。 この春、福島県双葉町から伊那市高遠町に移住を決めた廣田真也さん、愛理さん夫妻です。 夫の真也さんは伊那への移住について「故郷に帰ってきたと感じられる場所をつくりたい」と話します。 廣田さん一家は両親とともに福島県双葉町で暮らし、下水処理の会社を経営していました。 震災による原発事故。福島第一原子力発電所から5キロの場所にあった自宅は今も帰宅困難地域に指定されています。 原発事故により両親とは別々に避難生活をおくっています。 廣田さんの両親は埼玉県へ、廣田さんは妻と子供達と共に愛知県に避難しました。 真也さんは震災の日を振り返り、午後8時 双葉町の防災無線で原発から3キロ圏内の人達に避難を呼びかける放送が流れた時、「もうダメかなと思った」と話します。理由を尋ねると長年双葉で暮らしたが、(原発事故で)避難を呼びかける放送が流れたのがこの時が初めてだったからです。 廣田さんが震災直後の2011年3月から4年間生活をしたのは、妻の愛理さんの両親が住む愛知県蒲郡市です。 渥美半島と知多半島に囲まれた蒲郡は一年を通して温暖で、冬でも雪が積もる事はありません。 廣田さん夫婦は、中学3年生の長男を筆頭に4人の子供に恵まれました。 蒲郡での生活も落ち着き始めました。しかし、子供達の将来を考え自然豊かな伊那への移住を決めました。 真也さんは「当たり前にあった双葉の実家が原発事故で帰れなくなり、子供たちの帰ってこれる場所を作りたかった。そのためには田舎で故郷に帰ってきたと実感でき、帰ってきたい場所であることが大切」と話します。 妻の愛理さんは「双葉の自然の中で生活していたから、同じような自然の中でまた生活したかった。もしかしたら、子ども達より私たち夫婦の方が自然の中での生活を求めていたのかもしれない」と話します 高遠町の新居には、去年12月に一時帰宅した福島の実家から持ち出したひな人形が飾られていました。 真也さんは伊那で自宅を購入し移住を決断し「震災以降、同じところをぐるぐる回っていたが、ちょっと時間が動き出したような感じ。隣近所など人とのつながりを作るのが楽しみ」と笑顔で話していました。 震災から4年。廣田さん一家は高遠での新たな生活でこれまでの時間を取り戻します
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里山の間伐面積は380ヘクタール
上伊那地域の森林税を活用した今年度の里山の間伐面積は380ヘクタールになる見込みです。 これは10日、伊那合同庁舎で開かれたみんなで支える森林づくり上伊那地域会議で今年度の事業実績が報告されたものです。 報告によりますと、今年度の上伊那の民有林の間伐見込み面積は380ヘクタール。 県内3000ヘクタールの計画のうち上伊那が占める割合は12.7%でした。 また個人が所有する林を集約化した間伐面積は390ヘクタールで、県内の2000ヘクタールのうち上伊那が占める割合は19.5%でした。 県全体の計画では森林税を活用した間伐面積は平成29年度までに15000ヘクタール、間伐材の搬出は20000立方メートルを目標としています。 来年度は、木育事業を拡大する他、林業技術者が里山づくりを考えている人を対象に講習などを行う里山活用推進リーダー育成事業などを新たに計画しています。
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タイの旅行会社関係者が伊那市視察
長野県が進める海外の旅行客を誘客する事業の一環で、9日、伊那市にタイの旅行会社の関係者が訪れ、観光施設を視察しました。 この日は、タイの主要旅行会社の関係者5人が、伊那市を訪れました。 はじめに、長谷黒河内にある民宿・みらい塾を訪れました。 これは、海外からの観光客を誘致しようと、国や県が進める事業の一環です。 積極的に海外からの旅行客を受け入れている場所や、人気の観光スポットを5泊6日で巡るもので、初日の今日は伊那市を訪れました。 みらい塾では、五平餅づくりを体験しました。 おかみの市ノ羽 幸子さんに教わりながら、炊いてつぶしたご飯を串に付けていました。 築100年になる母屋には囲炉裏もあり、味噌をつけて五平餅を焼きました。 焼きあがると早速味わっていました。 タイから来た一行は、9日、伊那スキーリゾートなどを訪れました。 10日以降、松本市や小布施町飯山市など8市町村を訪れ、14日に帰国する予定です。
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大森英明さん桜写真展
伊那市在住の写真愛好家・大森 英明さんの桜を題材にした写真展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、県内を中心に、十数年間撮りためた作品50点が展示されています。 大森さんは、富士山をテーマにした写真撮影をライフワークとしていますが、同時に桜も撮り続けてきました。 桜をテーマにした個展は初めてです。 会場には写真のほかに、撮影された桜の名前や、樹齢、場所などの紹介文も掲載されています。 偶然撮影したものに謎の飛行物体が写ったという写真もあります。 大森英明さんの桜の写真展は、15日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 それでは天気予報です。
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まもなく4年
3月11日の東日本大震災福島第1原発事故からまもなく4年。 8日は、脱原発を訴える集会とデモ行進が伊那市で行われました。 いなっせ北側広場には、70人が集まり、脱原発を訴えました。 さよなら原発上伊那の会の山本真吾会長は、「福島はまだ終息していない。伊那から発信していきたい。」と参加者によびかけました。 集会では、参加者が、それぞれの思いを発表しました。 集会に引き続き、反原発を訴えるプラカードなどを手にした参加者が、いなっせから伊那北駅までをデモ行進して、脱原発をアピールしていました。
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上伊那和裁連盟 針供養
裁縫針への日頃の感謝を込め、伊那市の常円寺で8日、針供養が行われました。 針供養は上伊那和裁連盟などが昭和40年から毎年行っているものです。 この日はおよそ30人の会員が出席し、裁縫で折れたり曲がったりして使えなくなった200本ほどの針を、感謝の気持ちで供養しました。 本来は2月8日の事始めが針供養の日とされていますが、数年前から寒さの和らぐ3月に行われています。 供養では、針を柔らかいこんにゃくに刺して、手を合わせていました。 上伊那和裁連盟の 福澤幸子会長は「今日は、針に感謝し供養できた。これからも日本の和服や和装の伝承に努めていきたい」と話していました。 針は後日、常円寺の境内にある針塚に納められるということです。
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長野県公衆衛生専門学校 12人卒業
長野県公衆衛生専門学校の卒業式が6日行われ、歯科衛生士になるための3年間の課程を学んだ12人が学び舎を巣立ちました。 式では、合木康典校長から卒業生1人1人に卒業証書が手渡されました。 卒業生12人のうち、上伊那出身は7人です。 卒業生12人全員が、県内の歯科診療所への就職が決まっているということです。 在校生を代表して、島﨑美桜さんは「初心忘るべからず、という言葉を胸に歯科衛生士として熟練の域に達しても向上心を忘れないでください」と送辞を述べました。 卒業生を代表して稲原有妙子さんは「これからが本当のスタートだという気持ちで、患者さんに信頼してもらえる歯科衛生士を目指します」と答辞を述べました。 式の最後には卒業生全員で「旅立ちの日に」を歌いました。
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二十四節気「啓蟄」 最高気温11.8度暖かい一日
6日は二十四節気の一つ「啓蟄」です。 大地が暖まり冬眠していた虫が春の訪れを感じ、穴から出てくる頃とされています。 この日の伊那地域の最高気温は11.8度で3月下旬並みの暖かい一日となりました。 長野地方気象台によりますと、7日以降は曇りの日が続き、1週間程は寒気の影響で最高気温が平年より3度~4度程低くなると予想しています。
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就活スケジュール変更後初の企業説明会
就職スケジュール変更後初めての上伊那地区企業説明会が、6日伊那市の伊那市民体育館で開かれ、地元就職を希望する学生が参加しました。 上伊那地区企業説明会は毎年ハローワーク伊那などが開いています。 個別企業説明会には、去年より11社多い上伊那の49社が参加しました。 説明会には既卒者を含め去年より67人多い164人が参加し、人事担当者から会社の概要や製品の説明を受けました。 今回は、5日から市民体育館隣の勤労者福祉センターで開かれている中央アルプスビジネスフェアとの同時開催です。 来年春卒業予定の学生から就活のスケジュールが変わり企業説明会の開催が3月からになったため、スケジュール変更後の上伊那での就職説明会はこの日が初めてです。 上伊那では毎年就活解禁日より2か月程遅れて企業説明会を開催していましたが、早い段階で地元企業への関心を持ってもらい、都市部の学生を地元に誘致しようと今年は解禁と同時期に開催しました。 中央アルプスビジネスフェアの会場では、駒ヶ根市出身の落語家で上伊那就活応援団長の春風亭愛橋さんよる企業ツアーが行われました。 ツアーには71人が参加し、愛橋さんの案内で会場内を周っていました。 主催したハローワーク伊那では「近年は都市部の大手企業の採用が増加しているので多くの学生に地元に帰って就職してもらえるよう参加企業を増やすなどの取り組みをしていきたい」としています。 次回の上伊那企業の説明会は、4月18日に初めて東京都の銀座NAGANOで開かれる予定です。
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高校入試後期選抜 志願変更後の志願者数
長野県教育委員会は、11日に行われる、公立高校後期選抜試験の志願変更受付締切後の集計結果を5日発表しました。 上伊那の普通科では、伊那北高校が1.09倍と最も高い倍率となっています。 辰野高校普通科は78人で1.08倍、商業科は14人で0.61倍となっています。 上伊那農業高校です。 生産環境科は19人で0.95倍、園芸科学科は22人で1.10倍、生物科学科は7人で0.35倍、緑地創造科は22人で1.10倍となっています。 高遠高校です。 44人で0・67倍となっています。 伊那北高校普通科は217人で1.09倍、理数科は7人で1.75倍となっています。 伊那弥生ヶ丘高校は250人で、1.04倍となっています。 赤穂高校普通科は128人で1.07倍、商業科は44人で1.1倍となっています。 駒ヶ根工業高校です。 3つの学科一括で71人が志願し、1.18倍となっています。 続いて、多部・単位制の箕輪進修高校です。 普通Ⅰ部、Ⅱ部、あわせて47人が志願していて1.18倍、普通Ⅲ部は10人で0.29倍、工業Ⅰ部は18人で0・9倍となっています。 後期選抜試験は3月11日、合格発表は3月20日に行われます。
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第9回長野県水墨画協会南信地区会員展
長野県水墨画協会が主催する第9回南信地区会員展が5日から、伊那市の伊那文化会館で開かれます。 会場には、南信支部の会員の作品95点が並んでいます。 この日は会員が展示の準備と審査を行いました。 審査の結果、優秀賞には箕輪町の、有賀妙子さん、井内俊子さん、日野源七さん、泉澤好子さんが入賞しました。 奨励賞には、伊那市の池上修一さんと高林千尋さんの作品が選ばれました。 ある会員は、「これまで主流だった風景の他に今年は人物や動植物など幅広いジャンルの作品が出ているので多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。 第9回長野県水墨画協会南信地区会員展は5日から8日まで、伊那文化会館で開かれます。
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伊駒アルプスロードルート案決まる
国道153号バイパス伊駒アルプスロードの検討委員会が3日開かれ、伊那市西春近から駒ヶ根市北の原までの区間は天竜川沿いを通るBルート案にすることが承認されました。 3日は、宮田村の宮田村民会館で検討委員会が開かれました。 伊駒アルプスロードは駒ヶ根市の北の原を起点とし伊那市青島を終点としています。 伊那市青島から西春近下牧付近までは、東春近の大沢川に沿って天竜川左岸を通り下殿島付近から西春近下牧付近へ橋を通すルート案に絞り込まれていました。 下牧付近から駒ヶ根市の北の原までのルートは宮田村の商店街を通るAルートと天竜川沿いを通るBルートが提案されていて、住民説明会や環境調査などを実施し検討してきました。 環境調査の結果、BルートはAルートに比べ大気質に与える影響や、騒音などが小さいとしています。 また、自然災害や事故などによる障害が起きた際、交通ネットワーク機能や緊急輸送機能の代替性が確保できるとしています。 建設費については、Aルートが350億円から390億円に対しBルートは300億円から340億円と試算されていて、事業期間も短く優れているとしています。 こうしたことを踏まえ、天竜川近くを通るBルート案が適しているとし委員会で承認されました。 伊那建設事務所では3月11日から住民説明会を開き今年度中にルートを決定したい考えです。 伊駒アルプスロードは、混雑の解消や円滑で安全な交通の確保、災害に強い道路網の構築などを図ろうと建設されます。
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ひな祭り 飾り巻き寿司教室
女性を対象に健康や趣味、子育てなどをサポートするwee+は3日、ひな祭りのイベントとして、飾り巻き寿司を作り教室を開きました。 イベントはwee+が初めて開いたもので、上伊那から15人が参加しました。 講師は、飯島町在住の飾り寿司インストラクターの上原弘子さんがつとめ、巻き寿司で桃の花の作り方を指導しました。 巻き寿司の中身は、鯛の身に味付けをした、おぼろと、卵焼き、きゅうりです。 一緒に参加した子どもは完成が待ちきれず、見本の巻き寿司をほうばっていました。 参加者は指導を受けながら、20分ほどで巻き寿司を完成させていました。 この日作った巻き寿司は、家へ持ち帰り、夕食で家族と味わうということです。
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女声合唱「吾木香」発足 来年4月交流演奏会
上伊那地域を中心とした女声合唱団吾木香が27日に発足しました。 今後は、来年4月に伊那市で開かれるスイスのアカペラ合唱団との交流演奏会に向け練習を重ねます。 伊那市のいなっせで開かれた発足式では、自己紹介の後早速初めての練習を行いました。 20代から60代までの団員27人は、音楽の教員や専業主婦など様々ですが、いずれもこれまで音楽に携わってきた人が集まったということです。 演奏会で共演するスイスのアカペラ合唱団が創立30周年を記念して伊那市を訪れることになり、既存の合唱団ではない新しい集まりを作って交流しようと、吾木香が発足しました。 合唱団の名前「吾木香」は、日本語の美しさを合唱で表現したいという思いから名づけられています。 音楽の教員として県内の小中学校で40年以上指導した指揮者の白鳥彰政さんは「これまで学んできたことをいったんリセットし、新たな気持ちで質の高い音楽を目指していきましょう」と呼びかけていました。 今後は、来年4月に伊那市で開かれる交流演奏会に向け、月に3回のペースで練習を行います。
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春感じるクリスマスローズ
信濃クリスマスローズ愛好会は、伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜ホールでクリスマスローズ展を開いています。 会場には、会員が育てたクリスマスローズ160鉢が並んでいます。 愛好会は、上伊那を中心に会員は30人です。 会では、「原種から交配した最新の花までさまざまな色や形が楽しめる。好みのものを探してほしい。」と話しています。 クリスマスローズ展は、3月1日までかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれています。
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井月顕彰会新会長に北村監督
井上井月顕彰会の理事会が27日伊那市手良の井上井月顕彰会館で開かれ、1月に死去した堀内功会長の後任に、映画ほかいびとの監督をつとめた北村皆雄さんが決まりました。 顕彰会は、27日記者会見を開き、新しい役員体制を発表しました。 副会長の下島大輔さん、竹入弘元さん、平澤春樹さんは留任し、新しい会長に北村皆雄さんが選ばれました。 北村さんは、美篶出身、東京都在住で、映画監督です。 堀内前会長とは、父親の代から親交があったということです。 顕彰会では、今後5年をめどに昭和5年初版でこれまでに5回の改定版が出ている井月全集を全面的に改定し刷新した新しい井月全集を出版する考えを発表しました。 北村会長の任期は、堀内前会長の残任期間となる平成28年11月30日までとなっています。 なお、28日は、高遠さくらホテルで堀内功前会長のお別れの会が予定されています。
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1月有効求人倍率1.21倍 6年9か月ぶりに1.2倍台
上伊那の1月の月間有効求人倍率は1.21倍で前の月を0.05ポイント上回りました。 上伊那の求人倍率が1.2倍台となったのは平成20年4月以来6年9か月ぶりです。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は前の年の同じ月を28.1%上回る1,536人でした。 新規求職者数は、16.3%下回る790人でした。 これにより、1月の月間有効求人倍率は、前の月を0.05ポイント上回る1.21倍でした。 1.2倍台となったのは、平成20年4月以来、6年9か月ぶりです。 上伊那の求人倍率は7か月連続で1倍台を維持しています。 ハローワーク伊那によりますと、求人に占める正社員の割合が38.3%と前の月より2.9%増えています。 雇用情勢については、「一部に厳しさが見られるものの、着実に改善が進んでいる」としてコメントを上方修正しています。 また、管内の新規高卒者の就職内定率は94.8%で、前の年の同じ月を0.2ポイント上回りました。 ハローワーク伊那では、まだ就職が決まっていない生徒全員にすでに個別相談を行っていて、学校、保護者と連携して就職支援を引き続き行うということです。
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平成27年度 公立高校後期選抜試験 志願者数発表
長野県教育委員会は、3月11日に行われる、公立高校後期選抜試験の志願受付締め切り後の集計結果を27日に発表しました。 上伊那の普通科では、辰野高校が1.26倍と最も高い倍率となっています。 辰野高校普通科は91人で1.26倍、商業科は9人で0.39倍となっています。 駒ヶ根工業高校です。 3つの学科一括で72人が志願し、1.2倍となっています。
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上伊那広域連合「リニア推進課」など新設
上伊那広域連合議会全員協議会が26日開かれ、広域連合内に「リニア推進課」と「ごみ処理施設整備課」を新設することが報告されました。 これは、26日、伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されました。 リニア推進課は、リニア中央新幹線の整備促進と、整備に伴う地域振興に関する業務を推進するために設置されます。 ごみ処理施設整備課は、ごみ中間処理施設が建設段階に移行することから、施設整備に向けた業務を推進するため、新施設計画推進室をごみ処理施設整備課とするものです。 組織は4月1日から改正されます。 また、新ごみ中間処理施設についてのスケジュールなどが示されました。 地元と建設同意になったことから、北新区とは去年10月1日に、桜井区とは12月1日に基本協定を締結しました。 施設の建設時や稼働時の周辺の生活環境を保全するため、予定地の周辺である桜井区、北新区、上山田区、上大島区、上原区と中県区と、環境保全協定を締結する予定で進めているということです。 また、2月22日に地権者と買収単価の協議がまとまったとしています。 広域連合は、今日開かれた上伊那広域連合議会に、用地買収費用として5,284万円の補正予算案を提出しています。 事業者の選定について、3月下旬に実施方針と要求水準書の公表、6月に入札公告を行い、12月下旬に落札者を決定、来年2月に事業契約を締結する予定です。
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JAで振り込め詐欺防止訓練
伊那警察署とJA上伊那は振り込め詐欺被害を未然に防ぐための声掛け訓練を24日伊那市のJA上伊那本所で行いました。 訓練にはJA上伊那の金融担当者など30人が参加しました。 伊那署の職員扮する男性が、息子を名乗る男からの電話で現金を引き出すよう指示されたとの想定で訓練が行われました。 窓口担当の職員はアンケート用紙を使い「使用目的」など不審な点が無いか確認していました。 男性が急いで現金を引き出そうとしている事や説明にあいまいな点がある事から相談スペースに案内し、その間に別の職員が警察へ通報するなどの手順を確認しました。 到着した警察官は、本当に息子さんからの電話なのか確認するよう説得しました。 伊那警察署の署員は「少しでも不審な点があったら、積極的に警察に相談してほしい」と呼びかけていました。 金融部の村澤昇部長は「お客様には迷惑になるかもしれないが、常に振り込め詐欺を疑い、被害を出さないよう努めていきたい」と話していました。 伊那署管内の去年1年間の振り込め詐欺被害は9件で被害額は3,860万円となっています。
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飯田・下伊那でスギ花粉飛散始まる
飯田保健福祉事務所は23日から飯田下伊那地域でスギ花粉の飛散が始まったと25日に発表しました。 飯田保健福祉事務所によりますと、23日から2日連続で、飛散開始の基準となる1平方センチメートルあたり1個以上の花粉を観測したという事で、平年並みの23日から飛散が始まったと発表しました。 今年のスギ・ヒノキの花粉飛散量は、平年と比べて少ないと予測してますが、花粉症の人は、外出時はマスクやメガネを着用し花粉を体内に入れないようにするなど、早めの対策を呼びかけています。
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上伊那版じゃらん完成
リクルートが発行している旅行専門雑誌「じゃらん」の上伊那版の無料ガイドブックが完成しました。 これは、上伊那地域への誘客を図ろうと上伊那8市町村やバス会社などで作る上伊那観光連盟の今年度事業として行われたものです。 首都圏や中京圏などに住む1000人に行った対象にアンケート調査を元に製作しました。 パンフレットには上伊那の観光スポットを始めローメンやソースカツ丼などご当地グルメの他、日帰り温泉施設も紹介されています。 県の元気づくり支援金を活用し事業費はおよそ660万円で、10万部を作りました。 上伊那版の無料ガイドブックは伊那バスターミナルや県外の観光情報センターなどに配布されることになっています。
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平成27年度 公立高校後期選抜試験募集人員発表
長野県教育委員会は24日、平成27年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。 赤穂高校普通科は27年度1クラス減らすため、募集人員は26年度の160人から40人少ない120人となっています。 上伊那8校の募集人員は次の通りです。 辰野高校です。 普通科72人、商業科23人の募集です。 上伊那農業高校です。 生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造ともに20人ずつの募集となっています。 高遠高校は普通科66人の募集です。 伊那北高校は普通科200人、理数科4人の募集です。 伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。 赤穂高校です。 普通科120人、商業科40人の募集です。 駒ヶ根工業高校です。 機械、電気、情報技術一括で60人の募集です。 多部単位制の箕輪進修高校です。 普通Ⅰ部・Ⅱ部合わせて40人、普通Ⅲ部35人、工業Ⅰ部が20人の募集です。 後期選抜の志願受付期間は25日から27日まで、志願変更受付期間は3月2日から3月5日まで、 後期選抜試験は3月11日、 合格者の発表は3月20日となっています。
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震災被災地 釜石大槌支援コンサート
伊那市長谷在住の北原有さん・美香さんの夫婦デュオ「あるみかん」による、釜石大槌支援チャリティーコンサートが22日、伊那市のいなっせで開かれました。 コンサートは、震災直後から岩手県釜石市や大槌町の支援活動をしている上伊那の住民有志グループが、震災から4年が過ぎようとしている今、改めて被災地の現状を知ってもらい、今後の支援につなげようと開いたものです。 夫で笛担当の北原さんもメンバーの一人で、物資の運搬の他、仮設住宅などでミニコンサートを開くなどしてきました。 北原さんはコンサートで北原さんの笛に合わせて歌った被災者から「歌を歌っている時には辛い事を忘れられる。」と言われたエピソードを紹介し、「自分に出来る支援の手を伸ばしつづける事が大切」と話していました。 会場では震災当時の様子や仮設住宅での支援活動の写真の展示や、被災地の物産品の販売も行われました。 コンサートを企画したグループによりますと、大槌町では町民の3割にあたるおよそ3700人が、現在も仮設住宅で生活しているという事です。