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・ウォースペイント杯第3回ミニバスケットボール大会
上下伊那のミニバスケットボール教室が集う「ウォースペイント杯第3回ミニバスケットボール大会」が6日、駒ケ根市の社会体育館などであった。男子14チームm女子23チームが出場し、3ブロックのトーナメント戦を展開=写真。結果、女子の第1ブロックでは伊那ミニバスケットボール教室が、第2ブロックではアストラム伊那がそれぞれ優勝し、実力を見せつけた。
飯田市に本社を置く総合リフォーム会社「ウォースペイント」の協力で実現した同大会は3年目。
女子第1ブロックは、上伊那でも現在トップクラスの実力を持つ伊那が、ほかのチームを引き離して優勝。準優勝の箕輪健全も決勝戦で伊那に7点差まで迫り、健闘を見せた。
女子第2ブロックの決勝では、下伊那の強豪松川と上伊那のアストラム伊那が対戦。アストラム伊那は松川に圧倒的な強さを見せ付け、59対22で優勝を勝ち取った。
男子ブロックは松川が優勝。決勝戦で戦った箕輪は39対23と松川に引き離されたものの、健闘を見せた。
結果は次のとおり。
◇男子(1)松川(2)箕輪(3)イナ・イースト
◇女子第1ブロック(1)伊那(2)箕輪健全(3)駒ケ根
◇女子第2ブロック(1)アストラム伊那(2)TOSC(3)松川 -
第5回サンスポート駒ケ根水泳記録会
障害者を対象とする第5回サンスポート駒ケ根水泳記録会が6日、駒ケ根市の県看護大学温水プールであった。自由形、平泳ぎ、水中歩行など9種目に34人の選手が出場。日ごろの練習の成果を披露し合った=写真。
大会は障害者の社会参加を促すとともに同じスポーツに取り組む中で、互いの交流を深めることなどを目的として県障害者福祉センターやサンスポート駒ケ根などが開催している。各種目はそれぞれの体質などに合わせて内容が設定されており、初心者でも気軽に参加できるようになっている。
今回の出場者のほとんどは普段からこの場所で練習している人で、遠くは松本市から参加した人もいた。
各選手は「頑張れー」という周囲の応援に励まされながらそれぞれのベストを目指し、各競技に取り組んでいた。
また、大会後には水中運動会もあり、それぞれの種目で競い合いながら交流を深めた。 -
伊那諏訪家畜畜産物衛生指導協会総会
伊那諏訪家畜畜産物衛生指導協会(小坂樫男会長)は3日、08年度総会を伊那市生涯学習センターで開いた。新事業の生産衛生改善支援を盛り込んだ08年度事業計画などを承認し、幹事会のあり方について幹事を減らしスリム化を図ることを決めた。
同協会は、畜産経営の発展のため、家畜衛生知識の高揚と家畜疾病の発生及びまん延防止、純正畜産物の生産指導を図る。
新たな生産衛生改善支援事業は、畜産物の安全性の確保と生産性の向上を目的に、乳質要改善農場の重点指導、搾乳衛生・乳質改善のリーフレットの作成と配布、衛生対策の推進でワクチンプログラムの啓発などに取り組む。予算は20万円。
幹事会のスリム化は、同協会の事業内容や運営方法など実務検討のため現場を反映した小回りのきく組織が必要-として、幹事を41人から12人にする。 -
公立3病院のあり方検討を上伊那医療問題研究会で
上伊那の公立3病院=伊那中央病院(伊那市)、昭和伊南総合病院(駒ケ根市)、辰野総合病院(辰野町)=の事務長と伊那保健所職員による会合が4日、伊那市内であり、3病院の連携のあり方については、昨年8月に発足した公立3病院の事務長、8市町村の担当課長、上伊那医師会などでつくる「上伊那医療問題研究会」に検討を任せる方針を確認した。連携のあり方検討では、各病院の経営を含めた話し合いとなることが予想される。
◇ ◇
公立3病院の事務長会は定期的に開かれているもので、今回は、5月末の上伊那広域連合議会定例会で、小坂樫男連合長が公立3病院の運営方法を研究する必要があるとしたことを受け、事務長レベルの検討を実施した。
その中で、病院連携の必要性を認識。しかし、踏み込んだ議論は病院の運営者などの話し合いが必要なため、連携のあり方の検討は、各関係者が集まる上伊那医療問題研究会に任せることにした。
5月の定例会で小坂連合長は「場合によっては経営統合も視野に入れ、どう運営するか研究する必要がある」と示唆している。一方、伊南行政組合の最重要課題は昭和伊南総合病院の存続。取材に対し、杉本幸治組合長は「限られた医療資源の中で、各病院がどう連携できるかを検討する話になっている。現在伊南地区の基幹施設である昭和伊南病院を守るために全力で取り組んでいる。それ以上は考えていない」とした。 -
高校野球選手権大会 きょう開幕
第90回全国高校野球選手権長野大会(県高野連など主催)は5日、前年より2チーム少ない計94チームの参加で開幕する。初日、主会場の松本市野球場で開会式・開幕試合があり、6日から県内6球場で熱戦を繰り広げる。大会は20日までの16日間。組み合わせは別表の通り。
主会場のほか県営長野球場、県営上田球場、諏訪湖スタジアム、長野オリンピックスタジアム、県営飯田球場の計6会場で4回戦までを展開。10、14日の予備日、15日の移動日、18日の休養日を挟み、順調に日程を消化すれば19日に準決勝、20日に決勝を行う。 -
特定給食施設等従事者研修会
伊那保健所は2日、特定給食施設等従事者研修会を伊那市の県伊那合同庁舎で開いた。関係者が、給食施設の衛生管理で管理マニュアルを作る重要性などについて学んだ。
社会福祉施設や医療機関、事業所など約60施設の管理者、管理栄養士、栄養士、調理師ら約100人が参加した。
伊那保健所の食品・生活衛生課が給食施設の衛生管理について講話。NASAが宇宙食による食中毒事故を防止するために考え出した食品製造工程の衛生管理システム・HACCP(ハサップ)の概念を取り入れた衛生管理マニュアルにより、重点的な管理点の明確化、調理する全員の食品衛生意識の向上、定期的な検証による同じ衛生水準の保持-などの利点があることを挙げた。
手順書の作り方を説明し、「衛生の概念はすべての人に共通ではない。文書になったものを見て確認することが共通の衛生レベルを保つ一番の方法。ぜひ手順書を作ってほしい」と話した。
ノロウイルス感染症についても、「特に冬季に多く発生するが、冬だけの問題ではなくなっている」として、二次感染防止の基本事項などを示した。 -
高校野球選手権長野・学校紹介(8)伊那弥生
チームは投手を中心に守り抜く昨年の野球から、投打の均衡が取れた野球へ変化した。「決定的なものはないがプレーの幅が広がった」と原監督。総合力の高さは昨年を上回っている。主体となる3年生は昨夏を知る選手ばかり。今夏は、その経験量を武器に大会を勝ち上がる。
最速130キロの直球にカーブ、スライダーなどを交えた右上手の主戦佐々木をはじめ、昨夏完投した右上手の宮沢、右横手の中嶋ら先発5人が大会前にそろった。守備は遊撃手新井、中堅手滝沢らが要。昨春から正捕手として経験を積んできた塩沢にも期待したい。
打線は、俊足の名取、滝沢が1、2番、中距離打者の宮沢、佐々木、塩沢が中軸を担う。上位から下位までむらはないが、原監督は「好機を作れても点が入らないので、一つひとつの打席を大切に。冷静になって、バッターボックスに入ってもらいたい」と期待する。
春以降は、走者を置いた打撃、守備の練習でイメージトレーニングを積み、課題となっていた終盤の粘りや勝負強さを培ってきた。初戦は田川と対戦(6日午後2時、県営長野球場)。原監督は「普段通り、試合に入れれるかが大きな鍵になる」と話す。
滝沢雄造主将
例年より3年生が多く元気があり、勢いに乗ったら止められないチーム。たくさん打てるわけではないので、細かなミスをなくし、チャンスでの一本を大切にしたい。 -
河川モニター委嘱式
日常生活の中で知った河川に関する情報を伝えたり、市域住民に対し、河川愛護の普及啓発などに取り組む国土交通省中部地方整備局の「河川愛護モニター」の委嘱式が1日、駒ケ根市の天竜川上流河川事務所であり、今後2年間、モニターとして活動する6人が、伊藤仁志事務所長から委嘱状を受け取った=写真。
モニターの委嘱は河川整備や河川利用などに対する地域の要望を把握するとともに地域連携を図ることなどを目的とするもの。一般から公募したところ、今回は上下伊那に住む6人が委嘱を受けることになった。
各モニターは自宅付近の河川約2、3キロ圏内で、ごみの不法投棄や河川流域の異常などを監視するとともに、河川利用などに関する要望を寄せる役割を担う。
伊藤事務所長「みなさんからいただいた情報を適切な河川整備活動に利用させていただきたい。安全を第一に考え、楽しみながら活動してください」と語った。 -
南信一水会出品者展
一水会展に南信地区から出品している仲間でつくる「研水会」は6日まで、第18回南信一水会出品者展を伊那市の県伊那文化会館美術展示ホールで開いている。100号を中心とした洋画の大作が並び、見ごたえある展示になっている。
互いに研さんを積もうと組織した会で、年間に勉強会3回、展覧会1回、スケッチ会1回の活動をしている。
出品者展は伊那、飯田、茅野の3会場を回り持ちで開催。「里山」「水」などそれぞれのテーマに沿った写実を中心とした作品で、今回は21人が一水会展に出品した作品や、これから出品を考えている作品など60点を展示した。
一水会常任委員で研水会代表の篠原昭登さん=茅野市=は、「絵の魅力は感動をどう表現していくか。作家の個性は、まず何を描くか、次に色に表れる。作家が何をねらっているのか、それぞれの個性をよくみてもらいたい」と話している。 -
「社会を明るくする運動」メッセージ伝達
「社会を明るくする運動」の強化月間にあわせ、上伊那地区保護司会は2日、関係市町村庁舎を訪れ、各市町村単位で構成する同運動実施委員長の各市町村長らに「法務大臣メッセージ」を伝達した。
運動は、犯罪や非行のない社会を築くための全国的な取り組みで、法務省が主唱し、運動の趣旨に賛同した機関・団体が協力して推進する。県内は各市町村、保護区などを単位とした同運動実施委員会を置いている。
南箕輪村には、上伊那地区保護司会の湯沢敏中部分区長ら3人が訪れ、運動への協力を求める「法務大臣メッセージ」を唐木一直村長に手渡した=写真。唐木村長は「犯罪のない社会を築くため、今後も保護司のみなさんと連携を取りながら活動していきたい」とあいさつした。 -
高校野球選手権長野・学校紹介(7)箕輪進修
部員不足のため昨夏以降の公式戦には出場していない。しかし、夏の大会に向け、正規部員5人のほか、他の運動部などから助っ人を加えて計11人のチームを構成。多部制・単位制転換で校名変更した「箕輪進修高校」の野球部として、初めての大会を迎える。
大黒柱は正規部員唯一の3年で主戦の山田主将となる。完投を目指す右上手投げの山田は、四球が目立ち制球力を課題とするが、鈴木監督は「夏という目標が出来たので気持ちも高まっている。ストライク先行で試合を組み立ててほしい」と期待する。
11人全員がそろって練習を行うことは困難なため、打撃は素振りやバント、守備はノックを中心に、少ない人数で出来る練習メニューをこなす。実戦形式の練習経験は少ないが、鈴木監督は「選手たちは現状の中で精いっぱいやっている」と話す。
最近、メンバーがそろったため、十分な練習を積むことが出来ずチームの完成度は低いが、「夏の大会に出場したことで、選手たちにとって何かしら得るものがあればうれしい」と鈴木監督。初戦は長野俊英竏剃ネの勝者と対戦(9日午前9時・県営長野球場)する。
山田輝主将
自分たちを磨きつつ、正規部員がチームを引っ張っていけるよう練習している。今までやってきたことを出し切るため、チームが一丸になれるよう、声を出して、夏の大会に臨みたい。 -
土砂災害危険個所パトロール
伊那建設事務所は30日、梅雨期に土砂災害から人命、財産への被害を防ぐため、管内8市町村で土砂災害危険個所パトロールをした。同事務所によると、今回の巡視では、緊急対応の必要な個所は確認されていないという。
毎年実施しているパトロールで、今回は避難所がある危険個所を重点にした。県が土砂災害危険個所に定める管内1719カ所のうち、各市町村の希望をもとに避難所が危険個所に入っている12カ所、要援護者関連施設のある2カ所を含む26カ所。地元自治会役員や市町村職員、県砂防ボランティア協会員、伊那建設事務所職員ら延べ50人が参加した。
3班に分かれ、急傾斜にひび割れ、ブロック積みの変状、落石などがないか確認。伊那市内をパトロールした中部班は、伊那小学校周辺の傾斜地では、「この法面は不自然。以前に崩れている」などと話しながら、斜面の状態や排水状況などを注意深く確認した。 -
08年分の路線価発表
伊那税務署は1日、08年分の路線価を発表した。同署管内15地点の路線価は昨年に引き続き下落した。最高路線価は伊那市伊那、市生涯学習センター前の県道南箕輪・沢渡線で1平方メートルあたり6万5千円だった。
同署によると、路線価は下落が続いているが、下落幅は縮小しているという。最高路線価の県道南箕輪・沢渡線は、07年分に比べ4千円下がり、変動率はマイナス5・8%。
長野県内の路線価は、佐久税務署管内の軽井沢町のみ上昇。長野署と飯田署は横ばいで、この3署以外は下落が続いているという。
路線価の発表は例年8月1日だったが、IT化の推進で1カ月早まり、相続税・贈与税の土地などの評価に用いる路線価図などの閲覧がインターネットで可能になった。全国の国税局、税務署の窓口でもパソコンにより閲覧できる。
伊那税務署管内の路線価は次の通り。
◆伊那市▽伊那・県道南箕輪・沢渡線6万5千円▽下新田・ナイスロード伊那市役所付近4万5千円▽上新田・ナイスロード伊那中央石油付近4万9千円▽西町・アピタ伊那店付近4万円▽日影・太陽通りベルシャインニシザワ付近5万3千円▽八幡町・JR伊那北駅付近5万8千円◆駒ヶ根市▽中央・JR駒ヶ根駅付近5万2千円▽赤須町・駒ヶ根市役所南側3万8千円▽上穂栄町・国道153号駒ヶ根商工会館付近4万円◆辰野町▽辰野・JR辰野駅付近3万6千円▽伊那冨・国道153号辰野公園付近2万9千円◆箕輪町▽松島・国道153号八十二銀行箕輪支店付近3万9千円▽松島・国道153号バイパスジャスコ付近3万4千円◆南箕輪村▽南殿・国道153号上伊那農協南箕輪支所付近2万4千円▽神子柴・アクセス道路中央道伊那IC高速バス停付近3万5千円 -
高校野球選手権長野・学校紹介(6)伊那北
タイプの異なる投手陣を中心とした、基本に忠実な守備が特長のチーム。夏に向け、実践的な守備練習を多く取り入れ完成度を高めてきた。久保村監督は「堅実なだけに、ほころびが出るのだけは避けたい。派手なプレーはいらない。堅実さを最後まで徹底したい」とチームを引き締める。
投手の軸は、直球と変化球のコンビネーションの均衡が取れた主戦近藤、制球力を生かした組み立てが魅力の丸山の2人。抑えには最速135キロの直球を持つ宮原が控える。「守備は内野手がチームの生命線」と監督。前年度から正選手として三遊間を守る郷頭、上沼が中心となり堅実な守備をつくる。
春以降、粘り強さが出てきた打線は出塁率の高い上沼、郷頭を1、2番に、近藤、緑川、小林礼を中軸に配置。打撃センスのある近藤を軸とした打線は、長打力のある緑川の打順を上げることで、つながりのある打線へと変化した。
初戦は松本県ヶ丘と対戦(7日午前9時・諏訪湖スタジアム)。勝ち上がると2回戦で岩村田と戦う。久保村監督は「あまり意識したくないが重要なのは初戦。同じタイプの学校なので、うまく力を出して良い結果につなげたい」と話している。
畑一樹主将
元気の良さで相手チームを圧倒したい。守備から崩れないようにし、攻撃につなげられれば。初戦は気持ちの面で負けないよう集中し、力を出し切りたい。 -
県小学生陸上 男子ボール投げの富永・全国へ
第25回県小学生陸上競技大会(長野陸上競技協会主催)が29日、松本平広域公園陸上競技場で開かれ、上伊那勢は、男子ボール投げの富永凌平(中川東)が63メートル48で優勝し、全国大会の出場権を獲得した。男子400メートルリレーの南箕輪AA(宮原浩二郎、唐木洋輔、池田翔太、村上晴彦)、女子同種目の南箕輪AA(伊藤奈美、駒瀬史織、竹松秋美、松山理恵)はいずれも4位で東海大会へ出場する。
大会は県内各地区・支部の予選を勝ち上がった約1500人が出場し、雨の中、全19種目で競技。男女千メートルとオープン100メートル、混合リレーを除く各種目1位は全国大会(8月29縲・0日、東京・国立競技場)へ。400メートルリレーの男女2縲・位と混合リレーの1縲・位は東海大会(8月31日、静岡・草薙総合運動場陸上競技場)へ出場する。
男子ボール投げ・富永凌平(中川東6)
○…県内各地区の予選を勝ち上がった代表61人の頂点を制した。記録は63メートル48と、練習でマークした67メートルには及ばなかったが目標としていた全国の切符を手に出来て笑顔。全国大会では、持てる力を十二分に出し切ることを誓った。
地元スポーツ少年団軟式野球チーム「中川ベアーズ」の投手を務める富永。ボール投げは昨年から挑戦しており、県大会出場は今回が初めてとなった。小学校最後の大会に込める思いは強く、全国大会出場を目指し、本年は5月中旬から朝練習に励んできた。
練習の記録は昨年の公式記録と比べ10メートルほど伸びている。「もっと良い記録を狙っていたのに」と県大会の記録に不満げの富永。全国大会に向けては「今後、腕の筋力を鍛えていき、全国では70メートルの記録を狙いたい」と意気込んでいた。 -
南信中学校総体各種結果
【バスケットボール】(28縲・9日・南箕輪村民体育館ほか)
◇男子 (1)赤穂
◇女子 (1)箕輪(2)春富(3)伊那東部(4)赤穂
※男女各上位4校は県大会(7月19縲・0日・茅野市総合体育館ほか)に出場
【バレーボール】(28縲・9日・飯田市緑ヶ丘中体育館ほか)
◇男子 (1)中川(2)箕輪(3)辰野
◇女子 (1)辰野
※男女上位4校は県大会(7月19縲・0日・長野市真島総合スポーツアリーナ)に出場
【ソフトテニス】(28日・伊那市営センターテニスコート)=男子団体、女子個人のみ
◇男子 ▼団体(1)竜峡(2)伊那東部(4)長谷
◇女子 ▼個人(1)倉田玲美・永井愛華(南箕輪)(6)杉山瑞希・佐藤千晴(箕輪)(7)城鳥友里・増田侑子(伊那)(8)城倉未来・土戸みるき(箕輪)(9)西村綾音・山口藍(伊那東部)(10)若林美徳・白沢りか(伊那東部)(12)黒河内奈恵・川瀬菜生(長谷)
※男女各団体上位4校と個人上位16ペアは県大会(7月19縲・0日・東御中央公園テニスコート)に出場
【卓球】(28日・岡谷市民総合体育館)
◇男子 ▼個人(1)下平晋也(南箕輪)(3)諏訪宝(辰野)(5)平石聖亜(南箕輪)太田誠(南箕輪)(9)三沢拓也(伊那東部)宮下聖紘(南箕輪)上原良太(伊那東部)▼団体(1)南箕輪(2)伊那東部
◇女子 ▼個人(1)古瀬絵美子(高森)(5)堀田透子(箕輪)下平咲(春富)▼団体(1)高森(3)伊那東部
※男女各個人上位12人、団体上位4校は県大会(7月19縲・0日・南長野運動公園体育館)に出場
【バドミントン】(28日・諏訪市清水町体育館)
◇男子 ▼団体(1)松川(3)赤穂▼個人シングルス(1)高田京佑(茅野東部)(3)山岸哲(赤穂)
◇女子 ▼団体(1)赤穂(3)伊那▼個人ダブルス(1)吉沢奈津子・山本さくら(赤穂)(3)小木曽梓・嶽沢直美(赤穂)
※男女団体上位3校、個人ダブルス上位4ペア、同シングルス上位4人は県大会(7月20縲・1日・松本平広域公園体育館)に出場
【柔道】(29日・辰野中柔道場)
◇男子 ▼個人50キロ級(1)真島悠佑(中川)(2)小沢達也(辰野)▼同55キロ級(1)北島龍(飯田東)(2)今溝翔登(辰野)(4)住井洋太(赤穂)▼同60キロ級(1)山田哲也(阿智)(2)山岸翼(辰野)(4)小口高義(辰野)▼同73キロ級(1)橋爪拓哉(旭ヶ丘)(3)西川稜(辰野)▼同90キロ級(1)泉崎聖徳(松川)(3)横山利輝(赤穂)▼団体(1)松川(2)辰野
◇女子 ▼個人44キロ級(1)深沢美悠(辰野)(2)三村希帆子(辰野)(4)茅野紗苗(飯島)▼同52キロ級(1)熊谷日加里(岡谷西部)(2)有賀詩織(辰野)(3)樋口亜紀(辰野)▼同57キロ級(1)宮沢久未(松川)(2)原寿々子(伊那)(3)岩崎真由(辰野)▼団体(1)辰野(4勝)
※男女個人各階級上位4人、団体上位4校は県大会(7月19縲・0日・長野運動公園総合体育館)に出場
【ソフトボール】(28日・伊那市富士塚スポーツ公園グラウンド)
◇女子 (1)高瀬(2)伊那東部(4)伊那
※上位4校は県大会(7月19縲・0日・あずさ運動公園)に出場
【剣道】(28日・松川中体育館)
◇男子 ▼個人(1)堀江健太郎(岡谷北部)(3)宮沢圭太朗(赤穂)(6)石沢周(赤穂)▼団体(1)松川(3)伊那(4)春富
◇女子 ▼個人(1)沢上かれん(赤穂)(3)林くるみ(赤穂)柴田祐美子(伊那)(7)熊谷由紀乃(伊那)▼団体(1)松川(2)赤穂
※男女個人上位8人、団体上位4校は県大会(7月19縲・0日・上田市自然運動公園総合体育館)に出場
##(写真たてよこ)
女子バスケットボール(伊那中体育館)
##(写真たてよこ)
男子柔道団体戦(辰野中柔道場) -
【記者室】高校野球
全国大会の出場権を賭け、熱戦を繰り広げているアスリートたちの姿を見ていると、自分の中にわき上がってくる熱いものを実感する。夏を迎えるこの時期、私のスポーツ熱は一気に加熱するのだ▼プロ野球にはあまり興味がないのだが、この時期になると高校野球に燃えてしまっている。今年は北京五輪開催の影響で例年より1週間以上早い開幕となる長野大会。私の・ス野球熱・スはすでに沸騰寸前の状態になっている▼アスリートたちが目指しているのは頂点だ。そのため、並々ならぬ努力を日々重ね、心身を鍛えている。満足いく結果が生まれなくても、そこには隠されたドラマがあると思う。今年はいくつの感動を味わうことが出来るのか楽しみだ。
(布袋宏之) -
アユ釣り解禁
天竜川漁業協同組合管内の天竜川水系のアユの友釣りが28日、解禁になった。県内外から集まったおよそ300人の釣り人が、今季初のアユ釣りに挑戦した。
解禁区間は、天竜川の辰野町から中川村までの間と、高遠ダムより下流の三峰川。
南箕輪村の天龍橋上流で午前6時の解禁と同時に釣りを始めた東京都から来た小川雄吉さんは「36年間、解禁になると必ず来ている。川をいじってるからポイントが変わっていて、難しいね」と話していた。午前10時までに2匹釣れたとのこと。
天竜川漁協によると天竜川の水温は朝方が18度、正午近くが20度くらい。三峰川との合流点より下流は24日に高遠町の藤沢川支流「槻(つき)の木沢」に設けられた猪鹿沢(いろくさわ)第2砂防えん堤から泥水が流出した影響で濁っており、川に入る人も少なかったとのこと。横川川では30匹以上釣った人も3人確認できており、伊那市より上流の方が好調だったようだ。また市役所近くの本流で午前中だけで16匹釣った人などもいた。
三峰川水系の解禁は7月12日午前6時。投網解禁(天竜川、杉島えん堤より下流の三峰川、黒河内えん提より下流の黒川、小野川合流点より下流の横川川)は一次解禁8月17日午後6時(午後6時から午前4時の時間帯のみ投網可能)、二次解禁9月10日午前6時(終日投網可能)。友釣り以外のアユ釣り(コロガシ釣り、ひっかけ釣り、餌さ釣りなど)解禁は9月10日午前6時。
##写真(たてよこ) -
上伊那農高生が造園技能検定3級試験を受験
南箕輪村の上伊那農業高校中の原農場で28、29日、造園技能検定3級試験があった。同高緑地工学科緑地コース3年生18人らが受験し、竹垣などを設けた庭を造る作業試験や樹木鑑定などの実技試験で、日ごろの学習成果を披露した。
試験は厚生労働省が認定する国家検定。造園は3級から1級まであり、造園関係業者や造園を学ぶ専門高校生らが受験するという。同高での試験は2002年から7回目で、毎年、緑地工学科緑地コースの3年生が授業の一環で参加している。
作業試験は、標準時間2時間の中で縦1・5メートル、横2メートルの庭に竹垣や敷石の設置、サツキ、ヤブランの植栽をする内容。上農生たちは検定に向け、2年生の後半から竹垣などをロープで結ぶための独特の結び方を学ぶと3年生から実技の練習を始めてきた。授業には上伊那造園組合員の協力もあったという。
3級試験の県内会場は同高のほか、須坂園芸高、丸子修学館高であり、7月27日には松本合同庁舎で学科試験を行う。関係者によると、上農生の合格率は毎年高い水準を維持しているという。
造園技能検定3級の試験を受ける上伊那農業高校の受験生たち -
上伊那広域連合議会 新ごみ中間処理施設用地了承
上伊那広域連合議会全員協議会が27日開かれ、伊那市にゆだねていた新ごみ中間処理施設の用地選定について「伊那市富県の天伯水源付近が最適地と判断した」と報告を受け、了承した。
候補地と決め、連合長の小坂伊那市長は「できるだけ早く地元へお願いし、理解を得られるように市、広域連合ともども全力を尽くしたい」と述べた。
伊那市民代表者らでつくる新ごみ中間処理施設用地選定委員会が自然や生活環境など近隣住民への影響、防災面、建設コストなどから、天伯水源付近(桜井、北新にまたがる区域)を選定した理由や検討経過、地元合意を得たあとの建設スケジュールなどを説明し、了承を得た。
また、上伊那情報センターの児童手当支給システムの誤りによる過支給(駒ケ根市3人、過支給額23万円)の報告もあった。 -
高校野球選手権長野・学校紹介(3)上伊那農
自慢の攻撃力で今春、4季ぶりとなる北信越県大会に上伊那から唯一出場。南信予選から数え計6回の公式戦を経験したことでチームは成長した。県大会以降も選手たちは「上を目指すため真剣に苦しんできた」と守屋監督。課題の守備を克服し、夏の大会では甲子園出場を目指して戦う。
勝負強い打撃の小島が打線の軸となる。春の大会は1番に置いてきたが、2番の大槻、中軸の唐沢光、唐沢孟を含め夏は「チームにとって最も得点力の上がる打順を考えたい」と守屋監督。「いろんな選手が可能性も持っている。今年は本当に打撃がよいチーム」と自信を口にする。
チームの課題は投手陣を含めた守備力となる。練習はノック数を増やすなど、例年より力を入れて守備を強化。左腕で安定感のある主戦茅野、130キロ以上の速球を持つ藤森、キレのある変化球が魅力の柴竏窒フ3投手も大会に向け、試合中の集中力が上がってきた。
守屋監督は「緊張から失策が生まれることが多い。攻撃で気持ちよく打つことができれば、守備にも乗っていける。出来れば序盤で得点を重ね、投手が楽に投げれるような試合展開をつくりたい」と話す。
初戦は臼田竏猪リ曽青峰の勝者と対戦(9日午後2時・県営上田球場)する。
宮脇祐司主将
夏の大会に向けて意識が高まり、チームは良い状態。打撃もしっかりと練習してきたし、課題の守備も確実性を心掛けてきた。目標の甲子園出場に向け、まずは初戦を勝ちたい -
【なぜ進まない 伊那市の学校耐震化率】
文部科学省がまとめた全国公立小中学校の耐震化率(4月1日現在)で伊那市は31・4%と、全国平均の62・3%を大きく下回った。上伊那の市町村は悪い順に、辰野町35・7%、駒ケ根市64・0%、箕輪町73・3%、宮田村76・9%。飯島町、南箕輪村、中川村はいずれも100%だ。
伊那市は理由について、改築を集中して行った後の81年に耐震基準が強化されたため竏窒ニいうが、81年以前の建物にその後施した耐震補強の率は駒ケ根市の30・8%に対して伊那市はわずか6・7%。その差は歴然だ。
中国・四川大地震では校舎が倒壊し、たくさんの子どもたちが無残な死を遂げた。同じ悲劇を繰り返さないよう、若い命を守るための事業に最優先で取り組んでほしい。(白鳥文男) -
森林づくり推進支援金上伊那地域分事業が内定
長野県森林づくり県民税を活用して実施する「森林づくり推進支援金」の上伊那地域分事業が内定した。25日、上伊那地方事務所が発表した。
「森林づくり推進支援金」は、地域の課題に対応した森林整備の推進、間伐材の利用促進など市町村の取り組みを支援する。
事業は、森林整備の推進9事業497万3千円、間伐材利用の促進2事業129万5千円、県民参加による森林づくりの促進1事業307万6千円。合計12事業で934万4千円。
各事業と支援金額は次の通り。
◇伊那市▽市民の森ますみヶ丘平地林整備事業307万6千円◇駒ヶ根市▽民有林境界確定事業88万5千円▽森林整備事業46万2千円◇辰野町▽森林整備事業63万3千円▽作業路開設事業57万円◇箕輪町▽森林整備事業54万2千円▽作業路開設事業48万8千円◇飯島町▽森林整備事業60万円▽作業路開設事業10万円◇南箕輪村▽森林セラピー誘導看板設置事業70万2千円◇中川村▽里山整備モデル事業69万3千円◇宮田村▽間伐材利用促進事業59万3千円 -
上伊那地域観光戦略会議
地域特性を生かし上伊那地域の観光を再興するため、第1回上伊那地域観光戦略会議が26日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。上伊那地域の課題のうち、食の振興、他産業との連携に重点的に取り組むため今後、「『どんぶり街道』プロジェクト(仮称)と「食と健康の産業観光プロジェクト」(仮称)の2つの分科会を設置し、集中的に議論していくことを決めた。
上伊那地域観光戦略会議は、今年2月に県が策定した「観光立県長野」再興計画(08-12年)に基づき観光振興の取り組みを推進する。宿泊業、飲食業、運輸業や大学、商工業団体など24人で構成。
上伊那地域の観光は、中央アルプス、南アルプスなどの山岳や高遠の桜など「自然」の観光資源があり、観光地の利用者数、消費額ともにほぼ横ばいだが、宿泊利用者は約20%で「通過型の観光」という。
「観光立県長野」再興計画に盛り込んだ上伊那の観光振興の5つの施策のうち、まず食の振興として「どんぶり街道」(仮称)、他産業との連携で「食と健康の産業観光」(仮称)の各プロジェクトに取り組む。
事務局案では、「どんぶり街道」プロジェクトは、多数開発されているご当地の名物どんぶりを観光資源として定着させ誘客を図る方策、県内外への効果的なPR方法などを検討。食と健康の産業観光プロジェクトは、製造工場見学や敷地内一般開放で観光の拠点となっている食料品・飲料などの製造企業があることから、この活動を広げ、「健康・安全安心な食」をキーワードに産業観光ルートの開発などをし、企業と地域のイメージアップを図る。
今後、分科会設置に向け準備を進める。 -
高校野球選手権長野・学校紹介(2)辰野
3年生は6人と少なく、2年生中心の選手構成となった。このうち前回大会を知る選手は最上級生の2人のみでチームとしての若さはあるが、その分「怖いもの知らず」と秋山監督。チームの気質を生かした、勢いのある攻撃を武器にベスト8を目指して戦う。
打線の流れを作るのは出塁率の高い先頭打者の近藤(3年)。主砲は長打力と勝負強さを兼ね備えた柴主将(3年)で、2人は昨年の夏を経験している打撃の中心となる。秋山監督は「小技を使いながら、少しでも点につながる攻撃ができれば」と語る。
守備の要は二遊間コンビ。二塁手今井(2年)は捕球、送球ともにチーム1番の確実性があり、遊撃手近藤は粗さのあった昨秋と比べ送球技術が上達しているという。130キロの力強い直球を持つ主戦、柴主将は大会に向け調子を上げており、直球に加えスライダー、カーブのキレも出てきている。
秋山監督は「先制されても粘り強さのあるチームだが、はまれば強いとの思いがあるので、先に点を取り、常にリードしている展開が理想」と話している。
初戦は上田東と対戦(6日午前10時、県営飯田球場)。勝ち上がると2回戦で長野工と戦う。
柴研斗主将
チーム打撃は単打でつなげれるバッティングができるようになり状態はよい。少ないチャンスを得点につなげるため、選手全員が貪欲に進塁を狙っていきたい -
上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会
08年度シカの林業被害増加上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会は25日、伊那市の県伊那合同庁舎で開き、07年度の野生鳥獣による農林業被害で、シカの林業被害額が8397万円に上り、06年度の3772万円を大幅に上回った被害状況を報告した。
林業被害はシカによる被害が突出。造林木の樹皮や新葉の食害などで、主な被害地域は伊那市長谷と箕輪町の天竜川より東側。上伊那地方事務所では被害増大の原因について、「はっきりは分からない」としているが、前年度初めて被害マップを作製したことにより被害調査の精度が上がった可能性も挙げた。
農業被害の総額は9984万円。イノシシ、シカは増加したが、クマが減少し、合計額は全年度を下回った。
協議会は本年度、新事業で防除対策の実証と効果の反復を目的に住民が希望する地域をモデル地区に設定しモデル地区育成に取り組む計画。昨年度に引き続き農業被害マップも作製する。 -
上伊那地方松くい虫防除対策協議会
県や関係市町村などでつくる上伊那地方松くい虫防除対策協議会は25日、伊那市の県伊那合同庁舎で開き、今年1月に箕輪町で松くい虫被害が確認されて以降、「エリアの北上はしていない」と報告した。ただし、5月末現在の被害量は、07年の同時期と比べ1・3倍に増えている状況も示した。
上伊那地区の07年度松くい虫被害状況は、被害量5250立方%A -
高校野球選手権長野・学校紹介(1)高遠
第90回全国高校野球選手権長野大会(県高野連など主催)は5日に開幕し、熱戦を繰り広げる。夏の甲子園出場を賭けた舞台に出場する上伊那8校を順次紹介していく。
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野球経験のある1年生15人が入部し、チームは活気付いている。「2・3年生7人の一生懸命さが1年生に伝わり、チームのまとまりが出てきた」と就任3年目の大槻監督。投攻守いずれも過去最高のチームに仕上がった。・ス全力疾走。全力発声・スの高遠野球で念願の初戦突破を目指す。
守備から攻撃のリズムをつくるため「しっかりと守れるチーム」へと変わり、失策数が減った。・ス声・スで引っ張る捕手宮下(2年)を中心に二塁手桜井、遊撃手中平真の1年生コンビと中堅手の島袋主将が守備の柱となる。
右上手投げの主戦伊藤(3年)は「制球力がよくなってきた」と大槻監督。打たせて取る投球で試合を組み立てる。左上手の小牧、右上手の都志(いずれも1年)にも期待する。打撃は多彩な小技を持つ島袋主将を先頭に、中軸には打率の高い宮下、長打力のある大野田(3年)らを配置する。
大槻監督は「しっかり練習してきたので自信はある。あとは、いかに試合で実力を出せるか、思いっきりやれるか。劣勢のときほど元気を出していってもらいたい」と話す。
初戦は塩尻志学館と対戦(6日午前9時・県営長野球場)。勝ち上がると2回戦で長野商と戦う。
島袋健太主将
チームが心掛けている・ス全力疾走。全力発声・スを1試合ごと出すことが高遠の野球。まずは夏の大会の1勝を監督さんにプレゼントしたい -
新ごみ中間処理施設の最終候補地、上伊那広域連合正副連合長会で了承
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設場所を検討してきた伊那市用地選定委員会(伊藤精晤委員長)が最終候補地を富県の天伯水源付近(桜井区・北新区)と報告したことを受け25日、上伊那広域連合の正副連合長会があり、了承した。
小坂樫男連合長(伊那市長)は、用地選定委員会から伊那市に報告があった内容を説明。これまで検討してきた経過や選定理由などを踏まえ「報告の通り、これを承知いただきたい」と同意を求め、了承された。
27日の広域連合議会でも了承を求める。7月からは地元区となる桜井区、北新区を中心に説明会を進めていく予定で、周辺地区からも要望があれば応じていく。
取材に対し、小坂連合長は「全体的に、ごみ処理施設に対する理解が低いと感じられる。今の施設はほとんどダイオキシンも出ない。他地域のごみ処理施設などを地元の人たちに見学してもらうなどして、理解を得ていきたい」とした。 -
上伊那地区の電気工事協力会が昇柱訓練
県電気工事協力会飯田支部上伊那地区(湯沢喜一地区長)は25、26日、南箕輪村の大芝高原で電気の引き込み工事を担う作業員を対象とした昇柱訓練を実施した。33社から約200人の電気工が参加し、安全に作業をするための手順を確認した。
訓練は住宅を建てた時に必要となる電気の引き込み工事を中部電力から委託・許可されている電気工事店作業員が対象で、毎年同所で開いている。安全作業の実施と公衆災害防止などが目的。2日間に分かれ、実技と学科を行った。
参加者は、中部電力伊那営業所の社員らの指導を受けながら、昇柱や高所作業における基本動作を実際行い、一つひとつチェック。このほか、危険予知の講習や災害事例の再周知などで安全対策についての理解を深めた。
基本動作を一つひとつ確認しながら昇柱訓練を行う参加者