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上伊那の公立3病院のあり方を検討
上伊那広域連合議会5月定例会が30日開かれ、上伊那の公立3病院のあり方について、連合長の小坂伊那市長は「上伊那は第2、3次医療を担うシェアが大きく、どう運営するか研究する必要がある。場合によっては経営統合も視野に入れ、事務段階で話をしてみる」と考えを述べた。
松田英俊議員の一般質問や関連質問で答えた。
上伊那の公立病院は、伊那中央病院(伊那市)、昭和伊南総合病院(駒ケ根市)、辰野総合病院(辰野町)。
小坂市長は「自治体病院はほとんどが赤字経営で、公立病院を抱える市町村は苦労している。どう運営するのか、十分、論議しなければならない」とした。
医師不足に伴い、昨年8月に立ち上げた公立3病院事務長、8市町村担当課長らでつくる上伊那医療問題研究会で検討する。 -
JA上伊那総代会
理事5人削減上伊那農業協働組合(宮下勝義代表理事組合長)の第12回通常総代会は27日、JA上伊那本所で開き、理事定数の削減や08年度事業計画、「WTO農業交渉に関する特別決議」などを承認した。
役員の定数は、現行の理事39人を5人削減して34人、監事9人は2人削減で7人にする。常勤の理事は現行5人から1人削減し4人とする。定数の変更は、09年5月の通常総代会の時から適用する。
07年度事業報告では、事業総利益は86億7235万円で前年度より3億2千万円減少。事業管理費は86億7055万円で前年より1億8千万円削減した。当期剰余金1億9910万円、当期未処分剰余金4億37万円。
08年度事業は、事業総利益が85億4922万円で前年実績より1億2313万円減少の計画。営農事業の販売高計画額は野菜と花きを除いて米穀、きのこ、畜産、果実など前年対比100%を下回り、合計では前年対比98%の158億1496万円。 -
入笠牧場で放牧始まる
JA上伊那が管理運営する伊那市高遠町の入笠牧場で28日、牛の放牧が始まった。上伊那、南信州、諏訪の畜産農家35戸が飼育するホルスタイン種と和牛のメス牛150頭が、10月上旬まで牧場で過ごす。
放牧するのは生後6カ月以上の牛で、飼料代と畜産農家の労力軽減、牛の足腰を丈夫にする目的。農家戸数の減少などにより頭数は昨年より減少しているが、初日は上伊那郡内の50頭を受け入れた。
体重測定や健康チェック、駆虫薬接種をして放すと、牛たちは広い牧場でのんびりと草をはむなどしていた。放牧は29日もある。
上伊那では、宮田村の宮田高原牧場でも放牧する。 -
駒ケ根伊南シルバー人材センター通常総会
伊南4市町村の会員でつくる駒ケ根伊南シルバー人材センター(会員641人、竹村衛理事長)の通常総会が27日、駒ケ根市文化会館であった。会員約500人が集まり、今後、5年間の具体的数値目標を示した中期5カ年計画を承認。会員数の増加、会員の質の向上に努め、受注件数を増加につなげていくことを確認した。
依然として地域経済は厳しい状況にある中、07年度の同センターの契約金額は前年より約410万円増えて
4億2千200万円。公共からの受託件数は657件、7千万円に留まったが、民間からの受託件数が2486件、2億6千万円となり、全体の約7割を占めている。
会員数は、高齢会員が退会する一方、年金支給年齢の引き上げに伴なう雇用延長などの影響で新規入会者が減少。前年より21人少ない641人となった。 中期5カ年計画では、これまでの会員数や事業実績を踏まえた数値目標を設定。会員数では毎年4%増を目指し、2012年度には会員数780人を確保する。また、受注件数は毎年2%増、2012年には6千件、契約金額4億6700万円を目指す。
また、10年以上同センターに所属し、就労に従事した満70歳以上の功労者を表彰した=写真。
表彰は次のみなさん。
◇今村清、伊藤春男、棚田二郎、増沢広人、平松和男、西村文吉、斉藤三雄、小井実雄、吉川厚、大蔵儀一、北村久雄、唐沢正明、武蔵吉郎、寺平いさ子、木下貞治、古沢政夫、赤羽勝(以上駒ケ根市)宮下豊博、横山みさほ、小林悌市、酒井澄子(以上飯島町)福井定義、安富美和子、福島正(以上中川村)小林七六(宮田村) -
A・コープ福岡店
経営改善へ上伊那農業協同組合は、A・コープレギュラー店舗のうち、経営が「大変厳しい状況」にある駒ヶ根市の福岡店など4店舗の経営改善方針を決めた。福岡店は、08年8月末の経営状況をみて収支均衡がはかれない場合、経営委託店舗として受託者を探し、受託者がいない場合は09年2月末で閉店する方針を定めた。
JA上伊那によると福岡店は、「伊南バイパス開通で交通の流れが変わり人が通過してしまうため利用客が減少した」。A・コープ愛用運動で、「安全、安心、新鮮な品質の良い食材を販売するA・コープ」の利用を呼びかけているが、経営状況が悪く早急な改善が必要になっている。
改善方針は今年3月、駒ヶ根地区集落懇談会で説明済みで、27日の通常総代会で改善方針を含む08年度事業計画が決定した。
改善対象の残り3店舗のうち辰野店、みのわ店は収支が改善しない場合に経営委託化を検討、辰野町小野地区たのめ店は経営委託化で改善を目指す。 -
農業生産法人「株式会社JA菜園」設立決定
今後の畑作農業の振興を図る地域のモデル経営体として、上伊那農業協同組合が出資する農業生産法人「株式会社JA菜園」が設立する。JA上伊那本所で27日開いた第12回通常総代会で、設立と2千万円の出資を決めた。
遊休農地の解消など上伊那地域の広大な畑地帯の農業振興のため、JA上伊那の子会社として新たに設立。JA上伊那と伊那市農業振興センターで昨年12月ころから設立準備をしてきた。
JA上伊那の常務が代表取締役社長に就任し、実際に農作業に従事する2人が取締役となる。出資金総額2010万円のうちJA上伊那が2千万円、残り10万円を取締役2人が個人出資する。従業員は今後採用する。
事業は農畜産物生産販売が中心。西箕輪地区の吹上と羽広に約6・65ヘクタールの農地を賃貸借し、アスパラ、白ネギ、トマト、ブロッコリー、ヤマゴボウの5種類を中心に栽培する。
ブロッコリー、白ネギなどは今年から収穫し、全量を市場出荷する。今後、生産拡大も検討するという。
JA出資の法人は全国に184法人、長野県内には5法人ある。 -
上伊那小学生陸上競技大会 1種目でタイ記録
第25回上伊那小学生陸上競技大会、兼第41回上伊那春季記録会は24日、伊那市陸上競技場であった。小学生陸上には34校、3クラブから約900人が出場し、男子走り高跳びの上野凌選手(南箕輪南部6)が1メートル30センチの大会タイ記録をつくり、南箕輪小がリレー競技全3種目を制した。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社など主催、KOA協賛。
100メートル、走り幅跳び、400メートルリレーなど計17種目を行い各種目上位5人(チーム)が県大会(6月29日、松本市)の出場権を獲得した。自己ベストで優勝した上野選手は「大会タイ記録を出せてうれしい。1メートル35センチを確実に跳べるよう練習し、県大会で頑張りたい」と意気込む。
大会は午後から降り始めた雨の影響を受けた。選手たちは悪コンディションの中、保護者や友人の力強い声援を力に自己新記録を目指して頑張った。
小学生陸上の各種目の優勝者は次のみなさん。
【男子】▼5年100メートル=伊藤穂高(辰野西)15秒24▼6年100メートル=上田和矢(辰野西)13秒44▼千メートル=清水康太郎(南箕輪6)3分18秒03▼80メートル障害=湯沢佑(東春近6)15秒21▼走り高跳び=上野凌(南箕輪南部6)1メートル30センチ・大会タイ▼走り幅跳び=栗林諒(辰野東6)4メートル25センチ▼ソフトボール投げ=富永凌平(中川東6)62メートル72センチ▼400メートルリレー=南箕輪(宮原浩二郎、唐木洋輔、村上晴彦、山下直志)56秒13
【女子】▼5年100メートル=蟹沢佑夏(辰野西)15秒28▼6年100メートル=畑瑠衣菜(辰野西)14秒49▼千メートル=片桐萌々香(中川少年陸上クラブ6)3分32秒82▼80メートル障害=田中晴菜(箕輪中部6)16秒50▼走り高跳び=溝尾彩夏(川島6)1メートル15センチ▼走り幅跳び=浦野楓花(箕輪南6)3メートル64センチ▼ソフトボール投げ=金沢聖恩(西箕輪5)39メートル89センチ▼400メートルリレー=南箕輪(伊藤奈美、駒瀬史織、竹松秋美、松山理恵)58秒91
【男女混合】▼400メートルリレー=南箕輪A(堀久美子、日向唯菜、戸田和輝、唐沢真三郎)59秒51 -
上伊那華道会会長
箕輪町
春日セツ子さん創立50周年を迎える上伊那華道会。13流派87人で始まった会は現在、13流派317人で構成。6月に記念いけばな展を計画する。
「一口に50年と言っても大変な歴史と皆さんおっしゃってます。段々に人数が増え続いてきたことはすごいと思います」
小原流の教授で、同会に所属して43年。2年任期の会長職は09年3月まで務める。
会員は、各流派の教授者の資格を持ち、入門後10年以上経過した30歳以上の人が対象で、各流派からの推薦で入会する。
毎年華道展を開くが、会員が多いため出瓶は1年おき。半数ずつの展示をしている。
「50年は意義のあること」と、今回は前期、後期で全員が出瓶する。個々の展示スペースは、例年の間口1メートルから今回は90センチと少し狭くなるが、それでも記念すべき華道展を会員皆の作品で彩る。歴代会長や会員の名簿も作成。式典は8月に計画している。
同会の展示は、「自分たちの流派の花だけでなく、いろんな流派の花を見せていただける。勉強できるので諸流も大事だと思う」。1本1本の花に対しても水が落ちないように手を入れるなど、皆が心を配る。「花に対しては流派を超えて共通の思い入れがある」という。
教授資格を取って44年。自宅のほか2会場で教室を持ち、指導にあたっている。
23歳で華道と茶道を始めた。結婚により数年休んだが再開。「何かをやれば途中で放り出すのはきらい」で、子どもが小さいときはおぶったり、手を引き、自分が具合が悪くて寝ていても教室には通った。
小原流は自然の姿を水盤上に生ける「写景」があり、枯れた姿を生けることもある。「花は水をやらなければ枯れますし、手当ては面倒ですけど、人間の生き様に通じる。生の花に意義がある」という。
「いい先生に恵まれ学ぶことが多かった。親の教育もあったが、茶道、華道という道については1週間に1回通う中で何か得ることがあった」という。「主人の理解もあって、恵まれた環境を生かさせてもらった。打ち込めることがあるということは、毎日の張り合いにもなった」と振り返る。
今は、「楽しく来ていただける雰囲気を作り、手抜きのないように、私の蓄えた知識を教えたい」という。
上伊那華道会の記念展は6月6日から9日まで、伊那商工会議所イベントホールで開く。「なるべく大勢の方に見ていただけて、事故がなく会期4日間が過ごせればいいなと、役員としてはそれだけですね」。開催に向け準備が進む。(村上裕子) -
上伊那小学生陸上大会結果
◆第25回上伊那小学生陸上競技大会(24日・伊那市陸上競技場)
【男子】
▼6年100メートル(1)上田和矢(辰野西)13秒44(2)坂井和人(辰野西)13秒99(3)榎本康亮(赤穂)14秒00(4)細田耕太(東春近)14秒16(5)平沢竜也(伊那)14秒17(6)柴貫太(箕輪西)14秒34(7)川上弦(箕輪西)14秒66(8)井上友広(東春近)14秒80▼5年100メートル(1)伊藤穂高(辰野西)15秒24(2)宮沢研人(伊那)15秒48(3)宮下歩(中川東)15秒53(4)所河北斗(中沢)15秒58(5)高橋郁翔(両小野)15秒60(6)武田駿平(伊那)15秒96(7)春日拓斗(高遠)16秒31(8)吉江翼(中川東)16秒58▼千メートル(1)清水康太郎(南箕輪6)3分18秒03(2)井口龍輝(赤穂6)3分22秒12(3)佐々木哲也(伊那東6)3分24秒16(4)宮下竣(宮田6)3分24秒25(5)鈴木優大(箕輪北6)川上凛(箕輪西6)3分26秒22(7)湯沢舜(赤穂南6)3分27秒02(8)松沢尚樹(伊那5)3分29秒52▼80メートル障害(1)湯沢佑(東春近6)15秒21(2)松沢勝治(春富AC6)15秒33(3)田畑創丸(富県6)16秒45(4)守屋優太(箕輪南6)16秒60(5)北沢和也(伊那北6)16秒91(6)神山慎二郎(飯島5)17秒21▼走り高跳び(1)上野凌(南箕輪南部6)1メートル30=大会タイ(2)伊藤大貴(南箕輪南部6)1メートル25(3)荻原湧雅(伊那東6)1メートル20(4)林廉人(南箕輪6)1メートル15(5)今井諒(伊那東6)原志門(南箕輪6)1メートル10(7)手塚康穂(南箕輪5)1メートル10(8)伊藤迅(南箕輪6)大槻遼太(辰野東6)1メートル10▼走り幅跳び(1)栗林諒(辰野東6)4メートル25(2)望月秀樹(赤穂南6)4メートル23(3)田屋快峰(富県6)4メートル13(4)福沢悠貴(南箕輪6)4メートル8(5)鹿野紘彰(富県6)4メートル4(6)ネベス・エリック(西春近南5)3メートル80(7)川合拓真(南箕輪南部6)3メートル79(8)北村翔太(赤穂南6)3メートル75▼ソフトボール投げ(1)富永凌平(中川東6)62メートル72(2)木下颯(辰野南5)51メートル83(3)吉村崚(箕輪西5)51メートル24(4)重盛文宏(箕輪中部6)50メートル75(5)久保勇介(箕輪中部5)50メートル59(6)吉沢直己(宮田6)小笠原蓮(中川東6)49メートル83(8)長瀬真(高遠5)48メートル69▼400メートルリレー(1)南箕輪(宮原浩二郎、唐木洋輔、村上晴彦、山下直志)56秒13(2)両小野(青木香太郎、塩野崎司、熊倉健太、宇治航)56秒22(3)伊那東(小松郁也、吉村颯也、伊藤俊平、守屋渉)56秒64(4)箕輪北B(三浦龍平、佐藤誠也、オカ・ジュリオ、川崎ケビン)58秒39(5)箕輪中部G(小泉俊貴、伊藤公介、大沼尚平、日野和真)58秒46(6)東伊那A(竹内基裕、馬場信介、鰍沢耕平、福沢弘樹)58秒54(7)中川西B(座光寺諒、松村仁、松村大輝、目黒裕太)59秒74(8)箕輪北A(金子拓矢、小林岳史、内山翔太郎、山崎久樹)62秒12
【女子】
▼6年100メートル(1)畑瑠衣菜(辰野西)14秒49(2)小林沙里奈(西春近南)15秒12(3)三沢絢湖(伊那北)15秒14(4)北野華奈子(美篶)15秒32(5)北原詩織(中沢)15秒38(6)原千春(伊那)15秒72(7)倉田さやか(伊那)15秒80(8)宮島華菜(伊那東)15秒93▼5年100メートル(1)蟹沢佑夏(辰野西)15秒28(2)向山加菜(伊那東)15秒64(3)高井ジャンユキ(南箕輪南部)15秒93(4)松沢亜耶(伊那北)15秒96(5)宮原渚(辰野西)16秒19(6)伊沢優美香(伊那北)16秒45(7)中山美奈(西箕輪)16秒53(8)久保村玲衣(赤穂)16秒55▼千メートル(1)片桐萌々香(中川少年陸上クラブ6)3分32秒82(2)蟹沢紗希(赤穂東5)3分33秒48(3)加納菜々子(西春近南6)3分35秒28(4)後沢佳鈴(伊那東6)3分36秒22(5)廣田恵(伊那6)3分37秒02(6)八木絵璃奈(赤穂南6)3分37秒88(7)下島彩夢(富県6)3分42秒49(8)小池明日香(南箕輪6)3分43秒50▼80メートル障害(1)田中晴菜(箕輪中部6)16秒50(2)高坂萌子(南箕輪6)17秒14(3)杉原美穂(飯島6)17秒17(4)中村彩夏(西春近南6)17秒41(5)村上花蓮(富県6)17秒74(6)大塚深生(南箕輪南部6)18秒00▼走り高跳び(1)溝尾彩夏(川島6)1メートル15(2)清水穂香(南箕輪5)1メートル5(3)奥村茉里奈(南箕輪6)守屋小夏(高遠5)1メートル00(5)金原由枝(南箕輪南部5)1メートル00(6)黒河内舞(南箕輪南部5)95センチ(7)酒井ひなり(南箕輪南部5)95センチ▼走り幅跳び(1)浦野楓花(箕輪南6)3メートル64(2)中尾友菜(赤穂南6)3メートル49(3)湯沢夏未(飯島6)3メートル44(4)清水涼香(西春近南6)3メートル40(5)小嶋沙季(伊那6)3メートル33(6)西村千明(伊那5)3メートル32(7)小沢誠世(両小野5)3メートル25(8)那須野彩佳(七久保5)3メートル24▼ソフトボール投げ(1)金沢聖恩(西箕輪5)39メートル89(2)平野玲名(飯島6)39メートル60(3)新城香名子(中川西6)38メートル09(4)今井るな(箕輪中部6)37メートル83(5)丸山りか(飯島6)34メートル89(6)金沢聖耕(西箕輪5)34メートル85(7)山田かなで(長谷5)33メートル87(8)濱寿未加(南箕輪6)33メートル49▼400メートルリレー(1)南箕輪(伊藤奈美、駒瀬史織、竹松秋美、松山理恵)58秒91(2)伊那東A(大杉知佳、小沢佳奈子、飯島栞、植田麻衣)60秒11(3)赤穂(塩沢僚子、伊藤汐理、宮沢沙織、中野風香)62秒62(4)西箕輪(白鳥夢乃、唐沢有菜、白鳥聖乃、平沢アサリ)64秒52(5)伊那東B(西沢優香、中村美和、山岸佳代、池上祐紀)65秒00(6)中沢(竹村梨奈、矢沢香菜、菅沼菜摘、下島真紀)65秒68
【男女混合】
▼400メートルリレー(1)南箕輪A(堀久美子、日向唯菜、戸田和輝、唐沢真三郎)59秒51(2)南箕輪B(日向晟萌、北原早紀、根津晃太、有賀順弥)60秒54(3)飯島A(蟹沢結、小川育代、箕浦瑠星、宮下雅也)60秒95(4)美篶A(西本芽久、鈴木麻琴、高嶋俊介、中村謙介)61秒32(5)南箕輪C(伊東真梨乃、倉田萌香、小松千倉、白鳥翔太)62秒57(6)伊那東A(北條未礼、黒河内咲、小椋凱斗、根橋拓也)63秒66(7)南箕輪D(渡邊友香、原七瀬、岡庭太一、高坂雅也)64秒25(8)美篶B(伊藤冴、北野伶奈、伊藤白、宮沢朋希)64秒28
※各種目上位5人(チーム)は県大会(6月29日、松本市)に出場 -
松くい虫箕輪町まで
上伊那地方事務所は上伊那の松くい虫の被害状況について、今年新たに箕輪町でも発生が報告されるなど被害地域の北上は止まらず、被害量も引き続き増え続けていることを明らかにした。23日に伊那市役所で開かれた伊那市松くい虫対策協議会の中で発表した。
上伊那の年度ごとの被害量は、初めて中川村で発生が報告された95年の144立方メートルから年々増加。飯島町、駒ケ根市、宮田村、伊那市と被害地域は徐々に北上を続け、06年度には4799立方メートル、07年度は過去最大の5250立方メートルにまで増加した。
駆除対策は99年度まで発生の全量を処理できていたが、各市町村の予算の問題もあってその後は処理が追いつかず、駆除量は06年度2712立方メートル、07年度は3821立方メートルにとどまっている。
これまで松くい虫被害の報告がなかった箕輪町でも1縲・月にかけ、福与地区で計3本の被害があった。過去の例から、一度被害が発生するとその後爆発的に拡大する傾向がみられることから、関係者は事態を重くみて対策の強化を図っている。
松くい虫の被害を未然に防ぐ有効な方法は今のところ見つかっていないが、拡大を防止する手段として地方事務所は、被害の恐れのある区域の森林をアカマツ以外の樹種に転換することや、早期発見、早期対策などを勧めている。 -
上伊那小学生陸上大会 きょう
第25回上伊那小学生陸上競技大会、兼第41回上伊那春季記録会は24日、伊那市陸上競技場である。小中学生や高校生を含む一般のアスリートたちが自己記録更新を目指す。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社など主催、KOA協賛。
小学生陸上は、上伊那の34小学校、3クラブの4縲・年生計917人がエントリー。100メートル、千メートル、80メートル障害、400メートルリレー、走り高跳び、ソフトボール投げなど計17種目で熱戦を展開する
午前8時20分から開会式、8時40分から競技開始。小雨決行。 -
上伊那医師会 伊那中病での夜間1次救急診療を継続
上伊那の公立3病院事務長、8市町村担当課長らでつくる上伊那医療問題研究会が21日、伊那市内であった。上伊那医師会は、医師不足に伴う伊那中央病院(伊那市)の夜間の1次救急医療の応援体制を継続する考えを示した。夜間診療所の開設は引き続き、検討する。
上伊那医師会は昨年7月から、伊那中病で平日午後7縲・0時、会員1縲・人が比較的軽い傷病者の診療に当たっている。
昭和伊南総合病院(駒ケ根市)でも7月半ばから、夜間の1次救急医療を担う。伊那中病での診療協力は6月末までの契約だが、1年間延ばす。
そのため、伊那市が旧伊那中央総合病院跡地に移転新築する保健センターへの夜間診療所の併設は設計に盛り込まないことにした。
伊那中病地域救急医療センターの専従医師は3人で、昨年度末に比べて1人減員。
1次救急の患者は1日2縲・0人程度で、昨年度に比べて3割ほど減少した。伊那中病は救急医療に力を注ぐため、重症な患者を優先するなど地域住民に広報した結果が表れたとみる。 -
上伊那産業振興会理事会
地域産業の活性化のため、上伊那8市町村の首長や企業の代表者らでつくる上伊那産業振興会(向山公人理事長)は22日、08年度理事会を伊那市西箕輪の伊那技術形成センターで開いた。理事など10人が出席し、07年度の事業報告と決算を承認した=写真。任期満了に伴う正副理事長の改選が行われ、全員が再選された。任期2年。
事業報告の中で、07年度に国の同意を得て上伊那地域産業活性化基本計画を策定したことにより、計画が08年4月にスタートしたことなどが報告された。5年間の目標として▽製造品出荷額700億円増▽製造業従事者千人増▽新規立地50件竏窒ネどを掲げている。
正副理事長は次の皆さん。
▼理事長=向山公人▼副理事長=小坂樫男、塚越寛 -
消防広域化に向け協議会発足へ
常備消防体制の充実、強化を目的として国などが進める消防広域化の流れを受け、中南信地域全域を一つの消防本部が管轄する新体制への移行の動きが始まっている。法定協議会で「広域消防運営計画」を策定する準備段階として、関係者による任意協議会が8月をめどに発足する。構成団体は伊那消防組合、伊南行政組合のほか、松本、北アルプス、諏訪、木曽、南信州の各広域連合の計7団体で、委員はそれぞれの長や市町村長、学識経験者など、各団体から5人ずつ選出された計35人。協議会には幹事会、専門部会、分科会などを設置し、中南信広域消防のあるべき姿の検討や、基本的事項、各種事務事業、整備計画、財政などのさまざまな事項について調査、研究、調整を進めていく。必要経費は各構成団体からの負担金を充て、臨時経費として特別交付税措置(2分の1)の活用を見込む。
方向性に一定の合意が得られた上で、09年12月ごろに法定協議会に移行し、10年度内に広域消防運営計画を決定。11年度に協定に調印し、関係市町村議会の議決、県知事の許可などを経て、12年度に広域消防の新団体を発足させたい考え。
県は1月、県内の消防管轄区域を大きく2つに分け、中南信と東北信の2消防本部体制とする方針を打ち出している。広域化によるスケールメリットとして▽管理部門や指令業務の統合で生み出した要員を現場活動に振り向けられる▽救急・救助隊員、予防要員の専任化、専従化により、消防力の充実、強化が図れる竏窒ネどを挙げている。広域化に伴って消防署数や職員数の削減はしない。消防団は対象外。 -
第25回上伊那小学生陸上競技大会 あす
第25回上伊那小学生陸上競技大会、兼第41回上伊那春季記録会は24日、伊那市陸上競技場で行う。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社など主催、KOA協賛。
小学生陸上は、上伊那34校、3クラブから4縲・年生男女計917人がエントリー。100メートル、80メートル障害、走り幅跳び、ソフトボール投げ、男女混合400メートルリレーなど17種目で競う。各種目上位5人(チーム)を県大会(6月29日、松本市)に推薦する。
春季記録会は、小学4年生縲恪mZ生を含む一般が出場し、800メートル、3千メートル、棒高跳び、砲丸投げなど27種目でアスリートたちが自己新記録を目指す。
午前8時20分から開会式、8時40分から競技開始。小雨決行。 -
建設リサイクル法に係る一斉パトロール
上伊那地方事務所は21日、建設リサイクル法に係る一斉パトロールで、伊那管内でリサイクル法に基づく対象の新築、解体工事現場18カ所を巡視した。
建設リサイクル法の内容の周知を図り、建設工事現場などにおける分別解体などの状況確認と無届事の工監視をすることで、建設リサイクル法の実行性をより高める目的で年2回実施。
上伊那地方事務所の建築課と環境課、解体工事業協会の7人が2班に分かれ、新築工事4カ所、解体工事14カ所を、標識の設置の有無、工事業者の登録状況、解体工事現場の分別解体の実施状況、再資源化の実施状況などを重点に調査した。
地方事務所によると、18カ所のうち工事業者登録はしているが建設業の許可票あるいは解体工事業登録票の未表示が1カ所あり、現場で標識設置を指導。このほかは特に問題なく、「リサイクル法はある程度普及していると思う」という。 -
長野県中期総合計画説明会
長野県中期総合計画の上伊那地域での説明会が19日、伊那合同庁舎であった。市町村・広域連合職員、計画策定時に実施した地域懇談会出席団体関係者らが、計画の概要や上伊那地域の施策展開などの説明を聞いた。
中期総合計画(08縲・2年度)は、県が多くの課題に直面している状況を飛躍のチャンスと捉え、選択と集中により素晴らしい長野県にしよう-と、2千件もの意見や要望を踏まえ、06年に県総合計画審議会に諮問し、07年9月の答申を受け、同年12月の県議会で議決された。
基本目標は「“活力と安心”人・暮らし・自然が輝く信州」。めざす姿に「豊かな自然と共に生きる長野県」など5項目、挑戦プロジェクトに「1人当たり県民所得全国レベルへの挑戦」など7テーマを掲げる。施策・目標を分かりやすくするため、施策展開の5つの柱を掲げ、44の主要施策、127の達成目標を示した。
県内10地域別の特性と発展方向の編で、上伊那地域のテーマは「豊かな自然と調和する産業 未来へつなぐ安心・ふれあいのまち」。
施策展開は(1)豊かな自然環境と調和した多彩な産業の振興(2)健康でいきいきと暮らせる生活環境づくり(3)広がりとつながりのある地域づくり・人づくり-の3項目。下水道などの整備促進と廃棄物処理の適正化・再資源化の推進、医療提供体制の確保、JR飯田線の乗り継ぎ改善や特急乗り入れなどによる北信地域や首都圏との時間距離短縮の働きかけ-などを盛り込んでいる。
説明会は県下10地域で実施。県政出前講座でも説明をしている。希望グループは企画課(直通TEL026・235・7014)へ。 -
長野県自然保護レンジャー・長野県自然観察インストラクター合同研修会
長野県自然保護レンジャーと長野県自然観察インストラクターの合同研修会が17日、伊那市の伊那合同庁舎であった。約30人が信州大学放送公開講座のビデオや山岳写真家・津野祐次さんの講演に学んだ。
津野さんは、「山岳写真家から見た最近の中央、南アルプスにおける状況」をテーマに話し、「自然界の状況をよくよく観察し理解することを出発点に、人間と自然がどのような関係を築いていくのか、皆さんに主体となって話し合いし、実践していただきたい」と期待を寄せた。
南アルプスの仙丈ケ岳では、「植物が見られなくなり、シカの食害は深刻な問題。気候変動により植生もかわりつつあると実感している」とし、中央アルプスについては「私の目には今のところシカ被害はないと思う」としながらも、木曽側でシカが出ている情報も話した。
自然保護レンジャーは、自然公園などを巡視し利用者に動植物の保護や施設の利用など適切な指導をしたり、自然環境の保全活動をする。上伊那地方事務所管内に43人いる。
自然観察インストラクターは、植物、鳥、昆虫などの専門知識を基に自然学習会などで解説する人で、管内で28人が登録している。 -
写真展「外国青年が撮った長野」
JETプログラム(語学指導などを行う外国青年招致事業)で長野県を訪れている国際交流員や外国語指導助手が撮影した写真展「外国青年が撮った長野」が19日、伊那合同庁舎玄関ホールで始まった。国際交流活動や外国人の目から見た長野県を撮影した写真を紹介している。
県内にはJETプログラム登録者119人、国際交流員11人がいる。今回、県の国際交流員2人が初めて写真展を企画した。12人が参加し、国際交流活動の様子と長野県の魅力の2つのテーマで22点の写真を飾った。
12人はアメリカ、カナダ、オーストラリア、フィンランド、イギリスなどの出身で、母国では見られない桜や紅葉、スキーのジャンプ、木曽の宿場、小学生の英語授業の一こま、カンガルー肉の味見をする子どもたちなど、人との触れ合いや滞在中に目にした風景など感動と共にシャッターを切った作品が並ぶ。
企画者の一人、上伊那地方事務所国際交流員のパトリシア・ドーシャーさん(24)=米国ミネソタ州=は、「写真を通して長野の魅力を再発見できればいいと思う。桜や紅葉など長野に生まれ育った人がきれいと感じるように、外国人もきれいと思う共通点があること、県内に住んでいる外国人のことも知ってほしい」と話している。
展示は県庁、松本会場に次いで3会場目。会期は23日まで。その後は千曲市、飯山市、松本市で展示する。 -
天竜川水系環境ピクニック
恒例の河川一斉清掃「天竜川水系環境ピクニック」は18日、上下伊那の6地区で行い、環境問題に関心の高い104事業所、団体から4881人が参加した。民間企業でつくるリサイクルシステム研究会(向山孝一会長)など主催。15回目。
天竜川の現状を認識し、ごみ分別の意識やモラルの向上を目指す清掃活動で、上伊那では67事業所・団体、3255人が参加。子ども連れ家族の参加が多く、収集したごみを分別する際は、大人が子どもに分別を指導する姿も見られた。
向山会長はあいさつで「この清掃活動はボランティアで支えられている。分別することなどごみの適切な処理の知識を学ぶことが目的。子どもも一緒に参加し、家族ぐるみで認識を深めてほしい」と話した。
収集したごみの主なものは、空き缶4488個(前年比680個増)、ペットボトル2420(同42個増)、空きびん1045個(同258個減)だった。
天竜川などから集めたごみを分別する伊那地区の参加者(伊那市役所駐車場) -
上伊那北部消防連絡協議会 水防訓練
辰野、箕輪町、南箕輪村の消防団でつくる上伊那北部消防連絡協議会(平沢久一協議会長)は18日、恒例の水防訓練を箕輪町のみのわ天竜公園で行った。伊那建設事務所職員を講師に招き、水防技術の向上と水防意識の高揚を図った。
例年、関係町村の持ち回りで開き、出水期を前に実施する訓練で、各団から部長以上の幹部団員計160人が参加。団員は3小隊に分かれ、土のうを結びつけた木を川に沈めて決壊場所に設置する「木流し工法」、「シート張り工法」、「積み土のう工法」などを講師から学んだ。
山浦直人伊那建設事務所長は「水防工法は緊急時、迅速に行う工法なので、日ごろからイメージして訓練を」と講評。平沢協議会長は「こういう機会にしっかりと工法を学び、有事の際は地域住民の生命、財産を守ってほしい」とあいさつ。
シート張り工法の訓練成果を披露する団員ら -
春季北信越高校野球県大会開幕
第118回春季北信越高校野球県大会は17日、諏訪湖スタジアムを主会場に県営飯田球場、伊那球場の3会場で開幕し、1回戦8試合を行った。上伊那農は佐久長聖に1竏・1(5回コールド)で敗れ、選手権長野大会(7月5縲・0日)のシード権を得ることができなかった。
【第1日】▽1回戦・県営飯田球場
佐久長聖
05060=11
00100=1
上伊那農
(5回コールド)
【佐】池田竏忠。井
【上】茅野竏駐vリ
▽三塁打=春原(佐)▽二塁打=関沢、春原、北原(佐)唐木、石本(上)
○…上伊那農は2回に5失点したが3回、2死一、二塁から石本が左中間へ適時二塁打を放ちこの回1点を返す。しかし、その後は好機に得点できず、4回に失策などが絡んで6失点した。
【佐久長聖竏衷繹ノ那農】上伊那農は3回、石本の長打で小島が生還
今大会これまで、3投手の継投で勝利してきた上伊那農だったが守屋監督は県大会初戦、夏の大会を見据え、安定感のある茅野の先発完投を目指した。しかし、序盤に猛攻を受けると、巧者の佐久長聖を相手に期待の打線が爆発できず、完敗した。
大会を通じて失策が目立つチームの課題は、投手力を含めた守備力となる。「野球は守らないと勝てない。この大会で分かったはず」と守屋監督。「きょうは自分の力が足りなかった」と茅野は、夏に向けレベルアップを誓った。 -
伊那ケーブルテレビジョン
向山公人社長伊那ケーブルテレビジョン株式会社
◆ 本社/伊那市伊那4983番地1
◆ 設立/1984(昭和59)年6月
◆ 資本金/2億円
◆ 従業員/26人
◆ TEL/0265・73・2020(代)
◆ FAX/0265・76・3934
◆ サービスエリア/伊那市、箕輪町、南箕輪村の全域
◆ 08年3月末現在のケーブルテレビ加入世帯は26229戸(加入率63・8%)。年間千縲・500戸平均で増加し続けている。インターネット加入4729件。デジタル切り替え(導入)7003戸。 -
県中小企業団体中央会上伊那支部通常総会
県中小企業団体中央会上伊那支部(山田益支部長)は15日、08年度通常総会を伊那市の越後屋で開いた。加入49組合のうち22組合の代表者らが出席し、08年度事業計画・予算案などを承認した。任期満了に伴う役員改選も行われ、山田支部長が再任された。任期2年。
08年度事業として、経済、経営、時局などについての講演会、研究会、セミナーを開催するほか、異分野の企業間の連携強化、中小企業が直面する問題の解決のため調査研究、陳情、請願などを行っていく。
正副支部長は次の皆さん。
▼支部長=山田益(石川島汎用機械協同組合)▼副支部長=小池長(上伊那トラック事業協同組合)丸尾光三(南信州精密事業協同組合)横森孝心(豊栄精機協同組合)、中村紘司(伊那市コミュニティカード協同組合) -
南信高校総体 本格的スタート
南信高校総体は16日、各地でバスケットボールやソフトテニス、弓道など8競技が始まり本格化している。上伊那地方ではこの日、陸上、テニス、卓球の3競技が行われ、県大会出場を懸けた熱戦を繰り広げた。
このうち陸上競技は、伊那市陸上競技場であり、初日はトラック、フィールドの決勝13種目を終えた。大会は18日までの3日間で40種目を行い、各種目上位8位までの入賞者が県大会(30日縲・月1日、松本市)への出場権を得る。
結果は後報。
女子100メートル障害予選
##(写真たてよこ)
男子1500メートル決勝 -
08年度長野県シニア大学伊那学部入学式
08年度長野県シニア大学伊那学部の入学式が15日、伊那合同庁舎であった。本年度より名称を老人大学からシニア大学に変更し、141人の学生が2年間、各種講座で学ぶ。
1978年に開校し31年目。長寿社会開発センターが直営し、県内に10学部ある。
学部長の宮坂正巳上伊那地方事務所長は、「長寿社会を明るく充実して一人ひとりが健康に主体的に生きていくことが大切。いきいきとした学びの喜びと友情が得られると思う。生涯にわたる仲間づくりをしてほしい」と式辞を述べた。
入学生を代表し駒ヶ根市の松崎庄市さんは、「老いることに焦ることなく一つでも心を豊かにできること、笑顔になれることを見出し、柔軟な心で、社会で何らかの一助になれるよう一層精進したい。全員皆勤を目標に卒業まで楽しく学びたい」とあいさつした。
08年度入学者は141人(男性59人、女性82人)。入学資格はおおむね60歳以上で、入学者の平均年齢は67・7歳、最高齢は男性で84歳。環境や健康、趣味や健康づくり、実践講座、公開講座など1年で60時間学ぶ。 -
上伊那花き生産者会議取引会議
上伊那花き生産者会議(69人、片桐敏美会長)は13日、同会議と取引市場による年1回の取引会議を伊那市のセミナーハウスで開き、花きの生産概況や市場状況などを報告し意見を交わした。
同会議は個人販売を営む花き生産者で組織し、県内でも後継者率が高く若い会員が多い。輸送網の充実と市場開拓に努め現在全国約80社の市場と取引している。
生産概況は、08年は22・4ヘクタールのほ場から切花1754万本、鉢物4万4千鉢の出荷を予定。3大品目のカーネーション、バラ、アルストロメリアは周年出荷が確立されており、小品目ではバラエティーに富んだ品目の多さが特徴の一つになっている。
市場からは、「国産としての従来の鮮度を確保してもらうことが大事」「東京は夏の気温がさらに高くなり持つ花が必要」「着荷を今より早くしてもらうことが一番てっとり早いお金儲けになる」などの話があった。 -
昭和伊南病院でも開業医による夜間救急外来一次診療を7月から開始
伊南行政組合(杉本幸治組合長)は7月から、駒ケ根市の昭和伊南病院に勤務する医師の負担軽減対策として、上伊那医師会の協力のもと、同病院における夜間救急外来の一次診療を地元の開業医が担う取り組みを開始する。協力するのは上伊那医師会に所属する伊南地区の開業医で、週3回、午後5時から午後10時までの間、昭和伊南病院の救急外来へ入る。杉本組合長は14日、伊南行政組合議会でその旨を報告し「かねてから話し合いを進めてきたが、実現の目途が立った。協力に感謝したい」と語った。
上伊那では昨年7月、伊那市の伊那中央病院で地元開業医が夜間診療に協力する取り組みが始まっており、昭和伊南でも地元医師との協議を重ねていた。今月8日に上伊那医師会の南部ブロックの了承を得られ、協定を結ぶことになった。
今後は協力してくれる開業医にアンケートを取る中で勤務体制を構築する。協力医師は非常勤対応となり、伊南行政組合の一般会計から報酬を支払う。
現在昭和伊南病院の夜間救急外来の一次診療に訪れる患者数は1日平均10人前後だという。 -
マレットゴルフまっくん大会 雨の中熱戦
第5回大芝高原マレットゴルフまっくん大会(伊那毎日新聞社など後援)は14日、南箕輪村の大芝高原MG場で行った。雨が降る中での開催となったが、上伊那を中心に松本市、波田村などから愛好者136人がエントリーし、36ホール、パー144のストロークプレーで優勝を競った。
大会は信州大芝高原マレットゴルフ親交会(荻原文博会長)主催。荻原会長はあいさつで同MG場のアカマツ林に触れ、「地域に貢献するため松を守るための募金活動をしながら、愛好者同士の健康維持や仲間づくりに取り組んでいきたい」と話した。
結果は次の通り。
▽総合優勝=小沢恒二郎(伊那市)107
▽男性 (1)大沼昭人(伊那市)109(2)竹若康彦(同)109(3)藤沢巻臣(南箕輪村)109(4)林茂良(伊那市)109(5)小山栄二(箕輪町)110(6)伊東幸人(南箕輪村)112(7)水田哲朗(伊那市)113(8)城取卓(南箕輪村)113(9)松川幸夫(伊那市)114(10)有賀明文(同)114
▽女性 (1)小沢かほる(南箕輪村)110(2)林清子(伊那市)111(3)向山元子(同)113(4)佐藤美知(同)113(5)倉田さだ子(南箕輪村)114(6)北沢ヒデ子(同)115(7)白鳥栄子(伊那市)116(8)浅井フミ子(同)116(9)端本治子(箕輪町)117(10)橋本八重子(辰野町)117
雨具を着ながらのプレーとなったまっくん大会 -
「県消防広域化推進計画」
県は16日、国の消防の広域化を推進し、消防体制の整備、確立を図るため「県消防広域化推進計画」を策定。同計画の柱として、上伊那などを含む中南信エリアと東北信エリアの県内2つの消防本部体制を推進する。また、自主的な市町村消防の広域化を推進するため「県消防広域化推進本部」(本部長・板倉副知事)を設置した。
県危機管理局によると、国は06年6月に消防組織法の一部を改正し、同年7月に市町村消防の広域化に関する基本指針を定めた。これらに基づき県は、市町村、消防関係者、県民からの意見を集めるとともに、「県消防広域化推進検討委員会」での検討を踏まえ、消防広域化が必要と判断し、同計画を策定した。
今後は、関係市町村の協議により、広域消防運営計画を作成し、12年度までに、この計画に基づく市町村消防の広域化が実現できるよう、県として、必要な援助を行っていくこととしている。