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リトルシニア「伊那ファイターズ」 努力たたえ今後にエール
中学生の硬式野球チームとして、全日本リトル野球協会シニア信越連盟伊那リーグに所属する「伊那ファイターズ」は28日、第25期生19人の卒団式を箕輪町の伊那プリンスホテルで開いた。保護者や在籍団員ら約100人が集まり、卒団生を盛大に送り出した。
登内英夫代表、宮下一郎顧問らのあいさつの後、三澤良男監督は19人一人ひとりの名前を挙げ「入団当時は足が遅くて、動きも鈍かったが、努力でレギュラーを勝ち取った」「チームで体が一番小さく、けがにも悩まされたが、皆の信頼は大きかった」などと、それぞれの努力をたたえ、今後の野球人生へのエールを贈った。
25期生主将の近藤俊文君は「3年間の思い出が鮮明の思い出される。ファイターズの名前に恥じないよう、高校野球でも頑張っていきたい」と話した。
伊那ファイターズは上伊那全域の中学1年生から3年生までが在籍。毎週土・日曜日に南箕輪村南原のルビコングラウンドで練習に励み、04年度は信越連盟秋季大会でベスト8の成績を収めている。 -
買い物客に大増税阻止を訴え
上伊那地域協議会は28日、伊那市や箕輪町の大型店で「大増税阻止県下一斉行動」を展開した。各単組役員ら約30人が3店舗に分かれ、買い物客にチラシなどを配って大増税ストップを訴えた。
定率減税は家計の負担を軽減する目的で導入され、所得税は税額20%相当、個人住民税では税額15%相当が控除される制度。
地域住民に1月から定率減税が半減され、さらにこのままでは廃止になることを知ってもらい、廃止反対の声を大にしていこうと取り組んだ。
ベルシャイン伊那店では、役員12人が出入り口に立ち、買い物客にチラシとティッシュ1千部余を手渡した。チラシには「増えてます!あなたの税金」と、定率減税の半減で年収500万円の納税者で年間3万8千円の実質増税となることなどが記される。
上伊那地協では、定率減税の廃止反対を訴え、伊那市内などを広報車で回っている。 -
【特集 権兵衛開通】木曽高速は山を越えるか?(2)
権兵衛トンネル開通後の通過台数について、国土交通省飯田国道事務所は上り下り合わせて1日6000台と予測している。これは姥神トンネルから木曽町福島に抜ける道路が完全に整備された約20年後を想定したものだ。
一方、県伊那建設事務所は、05年春の時点で「開通直後は合計約2500台ぐらいでは?」との数字も示していた(加藤光彦管理計画課長=当時=)。国の予測よりもかなり少なかったのは、当時、開通後の交通量増加に危惧を表明する市町村関係者が県の整備の遅れを指摘していたことも背景にあると見られた。実際には、「空いて見なければ分からない」というのが実状だろう。
では、現状で、伊那側出口付近の交通量はどれくらいか?
04年7月に行った一斉調査(午前7時縲恁゚後7時)では、インターアクセスと広域農道が交わる大萱交差点の総通過数1万6362台。同じくアクセスと春日街道が交わる駒美で1万9091台。国道361号と春日街道への分岐になる伊那市川北の交差点で1万3576台。
道路ごとに見ると、広域農道が約8900台。春日街道が約9500台。アクセス道路が約8300台。川北交差点縲怦ノ那市街が7800台だった。
これに最大予測の6000台が増加すれば、かなりの混雑になるのは明らかだ。トンネルと北方を結ぶ通過車輌ルート(前号参照)はもちろん、伊那市街から東につながるルート整備も急務となる。
特に、伊那市駅前のスクランブル交差点は、現状でも朝夕は、信号1回で待機車輌が通過できない「渋滞」状況にあり、東につなげる迂回ルートに誘導しなければ混雑増加は必死。
伊那建は沢尻バイパスから北に向かわせ、アクセスを東に誘導しようとしているが、アクセス道路を御園から国道153号まで延ばす環状北線「御園橋」は07年度内供用開始予定で、間に合わない。07年度内にこれが開通しても、竜東に抜けるには市街地に入るしかなく、今度は国道153号の山寺、入舟の交差点で混雑は激しくなると予測される。
生活・通学道路の安全確保、道路網の整備を求める声は高まっているが、一方で、懸案の国道153号伊那バイパスを含め、「道路整備を急ぐと高遠・伊那は単なる通過点になる」と指摘する声もあり、交通網の整備が地域のあり方を左右する、重要な局面を迎えそうだ。(続く)=毛賀沢明宏= -
【特集 権兵衛開通】木曽高速は山を越えるか?(1)
伊那市沢尻地区で、国道361号から火葬場下交差点に抜ける沢尻バイパスの建設が急ピッチで進んでいる。権兵衛トンネル開通にともなう木曽からの流入車輌に対応したものだ。だが、当初は05年度末と言われていた権兵衛道路開通が2ヵ月余り早まったため、バイパス工事の方が遅れている。
管轄する伊那建設事務所が、このバイパスを重視して来たのは、開通にともない、木曽の国道19号を通過する大型車輌が伊那に流入するとの予測のもとに、トンネルから北に向かうルートを整備するためだ。
国道19号は「木曽高速」と呼ばれ、中央道塩尻インターと中京方面に行き交う車。さらに関東北部から佐久平・和田峠を経由して木曽を通り抜ける車など特に大型の通過車輌が多い。このうち東京方面に行き交う車が、伊那インターから中央道を利用したり、さらには辰野町の平出から有賀峠を利用することになるのではないかと想定している。
伊那建が考える誘導コースは、トンネル出口から農道・中の原交差点を直進、現在工事中の沢尻バイパスを経て、火葬場下から春日街道に流すルートだ。春日街道の西には広域農道があり、これを経由した方が短距離だが、農道は県ではなく市町村の管轄で、構造的にも多量の大型車輌の通過による影響が大きいと言われており、県としては、県道である春日街道に誘導することをメインに考えてきた。
だが、地元南箕輪村などのからは「実際は農道通過が最も多くなるのでは」との懸念の声も上がっている。この声を受けて一定個所の拡幅や歩道の整備も進められてきたが、現在でも交通量の多い広域農道がどこまで、流車輌を受け入れ可能かは未知数だ。
トンネルと北方向をつなぐルートには、さらに、春日街道・広域農道が国道153号と合流する伊北インター付近の混雑、辰野町内の狭い幅員、竜東への車の誘導方法など、解決するべき課題は多い。
権兵衛トンネルの開通は、伊那と木曽に新しい時代をもたらすだろう。だが、それは同時に、木曽の住民が何10年にもわたって直面してきた大型通過車輌の交通問題を、伊那側でも共有することを求めている。(続く)
=毛賀沢明宏= -
JA上伊那、合格祈願大豆を販売
合格への祈念を込めた大豆で、受験突破を目指してもらおう竏窒ニ、上伊那農業協同組合(JA上伊那)は28日から、05年度の上伊那産大豆をパック詰めにした「合格祈願大豆」を、南箕輪村のJA上伊那ファーマーズあじーなとJA上伊那のホームページで販売する。
昔から病気や災いを払う力があると言われてきた大豆にちなんだ取り組み。近年は、大豆は含んでいるレシチンが、記憶力や集中力をアップさせる効果もあるといわれている。
1袋は150グラムで限定300個。大豆はすべて駒ヶ根市の五十鈴神社で合格の祈祷を受けている。あじーなの販売価格は1千円。ホームページの販売価格は「一発合格」の語呂に合わせて1850円。
表紙は五角形(合格)とし、風水で新しいことをはじめるのに良いとされる黄色を使用している。 -
権兵衛トンネル合同防災訓練
2月4日の開通を目前に控えた一般国道361号伊那木曽連絡道路・権兵衛トンネルで27日、伊那側・木曽側の消防や警察、国や県など関係8機関による合同防災訓練があった。相互連携を通じた迅速な対応を確認した。
訓練は、木曽側坑口近くのトンネル内で衝突事故が起き、車両火災、重複事故に発展したことを想定。
非常用通報ボタンから通報を受けた木曽消防署は、伊那消防署へと情報を伝達。その後、車内に閉じ込められた人命の救助や、車両の消火活動などに協力して取り組み、全7項目の訓練をした。
武居木曽広域消防本部長は「連携による合同災害訓練には一抹の不安もあったが、今回は成果があった。しかし、反省点・課題はある。十分検証して今後に生かしてほしい」とした。
三浦木曽警察署長は「関係機関の連携による迅速な対処ができた。しかし、市街地から遠隔地にあるトンネル内での初期活動は、戸惑うことも考えられるため、訓練を続ける必要がある」と有事への備えを訴えた。 -
06年度コモンズ支援金募集
県は、地域の特色を生かして地域課題の解決を目指す活動を助成する「コモンズ支援金」の06年度補助事業の募集をしている。
対象は地域の活性化に貢献する活動に取り組む団体(県内に事務所を持つ)の事業で、(1)一定の理由(該当事業にかかる補助制度がないなど)で活動拠点がある市町村の補助が受けられない(2)複数の市町村が構成員となる広域的事業で、代表市町村による申請が困難竏窒ネどの場合に該当するもの。
産業経済団体、文化事業団体、福祉関係団体、NPOなど、法人格を持たない団体も対象となる。対象事業は地域の活性化に貢献するもので、分野は問わない。
応募は必要書類(3部必要)を、団体の活動拠点がある市役所、町村役場の企画担当課に提出する。
応募後は、上伊那地方事務所による事業概要のヒアリングが3月2、3日にある。
問い合わせは上伊那地方事務所総務課企画振興ユニット(TEL76・6801)へ。 -
伊那谷の美シリーズ8「春日清彦」展27日から
伊那市富県出身の洋画家、春日清彦の遺作70点を紹介する伊那谷の美シリーズ8「春日清彦」展が27日、伊那市の県伊那文化会館で始まる。同会館、長野県、伊那市などの主催。
05年に遺族から郷里伊那市に遺作80余点が寄贈されたのを記念して開く、郷里で初の遺作展覧会。東京美術学校時代の初期作品から晩年までの油彩画を中心に、伊那中学校時代のものを含む素描、風刺漫画の原画など、寄贈品60点、母校や個人所蔵品10点を展示する。
春日清彦(1907縲・2)は、伊那中学校(現伊那北高校)から東京美術学校(現東京芸術大学)に進学。台湾で教職に就き、戦後は長野師範学校、後に信州大学教育学部で教べんをとり、中央画壇に出品することなく独自に制作を続けるが、45歳の若さで病死した。
26日の内覧会では、展覧会実行委員や美術関係者ら30人が、春日清彦の美の世界に関心を寄せた。林学芸員は、「色使いに独自の個性が発揮されている。どんなものを描いても詩情を感じさせる柔らかさがあり、筆使いで見せる作品」と話している。
27日は作品寄贈記念セレモニーで遺族に感謝状を贈る。
会期は2月19日まで。午前10時縲恁゚後5時半。毎週月曜日、2月14日休館。観覧料は一般300円、高校生以下無料。問い合わせは伊那文化会館(TEL73・8822)へ。 -
箕輪ダム、今後の対応
上伊那5市町村に水を供給する箕輪ダムの貯水率が過去最低を記録したことに伴い、各市町村でつくる上伊那広域水道用水企業団は、伊那建設事務所などと協議を重ね対策措置を講じている。
1月15日からは、自己水源の活用を増やすよう受水5市町村に働きかけ、箕輪ダムの取水量の約8%、1日3千縲・500トンを自主節水している。
配水量割合は、受水5市町村によって倍近く異なり、事態の認識にも格差がある。そのため、地域住民への働きかけなどは、それぞれの市町村に委ねている。24日の協議の段階では、住民に対して節水などの働きかけている市町村はなく、まずは現状を知ってもらう取り組みが中心となっている。
全国的な状況と比較すると、現在は取水制限をするほど危機的状況にはないという。しかし、今後は農業用水の確保も必要となるため、貯水量の温存を進めている。
企業団の担当者は「水は限りある資源。改めて水道の重要性を認識してほしい」と話している。 -
【特集 権兵衛開通】15万7千人の苦闘(3)
水抜き坑着工から2年10カ月が経た03年1月。貫通まで残り数百メートルになった所で、再び中央アルプスから大量の水が噴き出した。
被害が大きかったのは木曽側。木曽側坑口から約1キロは登り勾配だが、貫通地点までの残り約470メートルは下り勾配の工事だった。噴出した大量の泥水は、流れずに溜まり、切り羽を水没させた。
「地質も大変だったが、水の量も並大抵のものではなかった」
飯田国道事務所の石原幸宏建設監督官は振り返る。
噴出する水の量は、伊那側が毎分3・6立方メートル。200リットル入りのドラム缶18本分だ。木曽側はその3倍以上の毎分11・6立法メートル。同じドラム缶58本分。
通常、このような出水量の多いトンネル工事では「拝み勾配」といって、両方の坑口から登り勾配ばかりで掘り進み、一番高いところで双方が交わるのが最適といわれる。登りばかりで掘れば、出てくる水は自然に坑口に向かって流れていくからだ。
しかし、権兵衛トンネルでは、双方の坑口の標高差と工期の関係からそうはいかず、木曽側工区では下り勾配の工事もあったのだった。これが貫通直前の切り羽の水没をもたらした。ポンプで汲み出して、現状に戻すまでに2ヵ月を要した。
崩れやすい地質と大量の出水。4度にわたる切り羽の崩落。このため工事の進捗速度は伊那側で1日平均2・1メートル、木曽側では同じく1・2メートルだった。
権兵衛トンネルの全長は4・5キロ。施工中のものを含めて、全国で23番目の長さだ。この長さのトンネルは通常3年間で貫通できるといわれ、それに5年間が費やされたことじたいに工事の難しさが示される。のべ15万7千人が汗を流し、300年前に木曽の農民権兵衛が切り拓いた峠道を、高規格道路に生まれ変らせたのだ。
03年5月31日、水抜き坑が貫通した。最後に残された岩盤を取り除いた時、伊那谷から木曽谷に向けて、風がサーっと吹き抜けたという。(終わり)=毛賀沢明宏= -
箕輪ダムの貯水率、過去最低
伊那市や箕輪町など上伊那5市町村へ上水道や農業用水を供給している箕輪ダムの貯水量が、過去最低を記録した。
25日現在の水位は7・3メートル。有効貯水量380万トンの約53%しかなく、過去最低だった02年の57%を下回った。今後まったく雨の降らない状態が続けば、103日で利用可能な水が底をつくと予測している。
ダムは昨年7月に、常時満水位だったが、9、10、11月は例年よりも台風などが少なく、平年の半分程度しか雨が降らなかった。冬季に入ってからは寒波が続いた影響で流入する水が減少。さらに、北信と異なりこの地域は雪が少ないため、このままの天候が続けば雪解け時の回復も期待が薄い。伊那建設事務所の担当者は「これまでになく今後の動向に予測がつかない状況」と話す。
昨年11月ころから状況を見守ってきた同建設事務所は、利水者団体に情報提供するなどして、早期の対策を促している。また今後は、ホームページなどで、一般にも広く情報提供をしていく。 -
風船遊劇団ゴンベエワールド
新作 風船のオニ風船遊劇団ゴンベエワールドのゴンベエさんの新作「オニ」が完成した。愛きょうのある風船のオニは、南箕輪村の図書館に届けるという。
節分があるのでオニを作ってみよう-と、スケッチを描き、いかにオニの雰囲気を出すか構想を練った。苦労したのは、目と天然パーマのような頭。最初の2つはオニらしくならず、完成までに50縲・0本の風船を使ったという。
試作の末に完成した黄色い髪と飛び出た目玉。太い眉毛も特徴。赤オニのほか青オニもある。ゴンベエさんは、「思ったよりもよくできた。自信作」と話している。
オニは、ゴンベエワールドのホームページでも見ることができる。 -
【特集 権兵衛開通】15万7千人の苦闘(2)
98年10月着工した伊那側からの工事は、1年後の99年10月、トンネル掘削の最先端である切り羽の大崩落に見舞われた。砕けた粘板岩が水とともに噴出した。幸い人身事故にはならなかったが、2カ月半の間、工事停止に追い込まれた。
「坑口からわずか310メートルの所。全長4・5キロのトンネルは普通3年位で掘れる。1年間でこれしか進めなかったことが工事の難しさを示している」と石原幸宏飯田国道事務所建設監督官は語る。
事態は深刻だった。粘板岩の硬い地層で地下水も多くないという予測の下に、トンネル本坑を直接掘り進む工事を始めたが、これでは手も足も出ないことが厳然と突きつけられたのだ。
急きょ、トンネル施工法検討委員会が設立され、水抜き坑掘削を先導させる方式に、工事計画自体を変えた。異例の事態だった。
水抜き坑とは、本坑に並行して、常に少し前を掘り進める径の小さな水抜き用トンネルのこと。先に水抜き坑を掘れば、出水地帯では水の流れが変り、本坑が掘りやすくなるという。
本坑の掘削方法自体も変えた。本坑は、掘削機ジャンボドリルで掘り進めたら、1メートル間隔でH鋼をはめ込み、その間に金網をかぶせてコンクリートを吹き付けるナトム工法で掘り進められていた。
だが、掘削工事の最先端部分の壁面が崩れやすいことから、フォアパイという支えになるような特殊の資材を、掘り進む岩盤の前方上部に先に埋め込んでいく補助工法も取り入れた。
一般にトンネル工事では、鏡ボルトという崩落防止用資材を先に埋め込んで、それごと岩盤を掘削する工法が用いられている。掘り進んだらH鋼をはめ込み、そのH鋼から放射状にロックボルトという岩盤強化のための資材が埋め込まれる。だが、あまりに崩れやすい地質だったがゆえに、さらにフォアパイ工法を付加したというわけだ。
だが、中央アルプスは、人々の前になお立ちはだかった。(続く)=毛賀沢明宏= -
明るい県政を進める会が集会
明るい県政を進める会(桜井伝一郎代表)は24日、伊那市内で県政報告と県政を考える集会を開いた。緊急動議で、夏の県知事選に向け、新リーダーを求めることを採択した。
会場には、上伊那から県政を変えたいと考える地域住民約300人が出席。
桜井代表は、田中知事の泰阜村の住民票問題、各委員会への県外者の委嘱などを挙げ「将来を見すえ、すばらしい県政にできるか勝負の年」と新リーダーを立てる環境づくりを促した。
県政報告で、木下茂人、清水洋、小原勇の各県議らが下水道の公文書公開、稲荷山養護学校の改築変更、組織再編成などを取り上げ「コモンズ支援金は、本庁主義が強くなり、地域の自発的な思いが打ち消されている」「住基ネットの侵入実験は財務規則違反になると思われる」などを指摘。
小坂伊那市長は「将来を見すえた知事の考えはまともだが、職員の信頼を得られず、組織を利用できない。首長よりも国会へ行ったほうが向いているのではないか」と皮肉った。 -
長野縲恃ム田の高速バス 金曜、増便へ
中央道・長野道を利用して上下伊那と長野を結ぶ「みすずハイウェイバス」が3月から5月毎週金曜日に増便される。23日、県企画局交通政策課が発表した。
増便されるのは現行の最終便の1時間後で、長野行きが駒ヶ根IC19時25分、伊那IC19時38分発で、長野県庁着21時42分。飯田行きが長野県庁発19時35分で、伊那IC21時44分、駒ヶ根IC21時57分着。運行には伊那バスなど県内5社があたる。停留所・運賃などは現行と同じ。
05年10月に県補助事業の「公共交通機関による南北交流促進事業」による増便実験で大幅な利用者の増加が見られたため。
8月にバスの車内で行ったアンケートで、最終便の後の増便を求める声が多かった。それに基いて10月に土日を除く20日間、現行の最終便の1時間後に実験的に増便したところ、合計で長野行きで125人、飯田行きで165人が利用。1日の全便合計でも、対前年同月比、対前月比でも大幅な利用者の増加が見られた。利用は上り下りとも金曜の夜に集中しており、当面金曜日の夜だけの増便となった。
6月以降については3縲・月の利用状況を調査して判断するとしている。
南北の高速交通網の整備については、地元の声を受けた県議が超党派で協議会を作り鉄道・バスともに増便などを要請。田中知事もそれに積極的に応える姿勢を示し、増便実験などを行ってきた経緯がある。
利用状況に踏まえた、更なる整備を求める声は多い。 -
社会保障学習会
伊那市の市駅前ビルいなっせで19日夜、社会保障学習会があった。上伊那の約120人が集まり、税金の使い道や憲法、社会保障について、講師の話に耳を傾けた。上伊那社会保障推進協議会と上伊那民主商工会の主催。
恒例の合同学習会の講師に、立正大学法学部教授の浦野広明氏と、同社保協事務局長の小林幹彦氏が講演。浦野氏は「税制改定の方向と税財政のありかた」と題して話した=写真。
消費税について浦野氏は「1%の税率で国民1人が2万円を負担する大型間接税であり、税率が上がれば上がるほど、低所得者の税負担割合が高くなる」と訴えた。
日本は世界から見ても「非常に高い消費税」とし、「例えば英国は17・5%の消費税率だが、国民はそれほど負担を感じていない」と強調。原因は、生活必需品のほとんどに課税していないイギリスと、あらゆる物に5%を課税する日本との違いがあるという。 -
中学生が手作りロボットで競う 上伊那コンテスト2月11日
アイデアを凝らしたロボットを操り得点を競う、第3回上伊那中学生ロボットコンテストが2月11日、伊那市の伊那中学校である。本年は過去最多となる10校、50チームが出場を予定し、熱戦が期待される。上伊那家庭科、技術技術・家庭科教育研究会の主催。
競技は独自のロボットで紙製の輪を運び、筒に掛けることができた数で競う「パニックリング」と呼ばれるルール。2本の腕で輪を挟むタイプや、腕を輪の中に差し込み持ち上げるタイプなど、仕組みや動きが異なる生徒たちの創意工夫が披露される。
午前8時50分に開会式。9時20分から予選、11時10分から決勝大会を開始する。昼休みは、駒ヶ根工業、箕輪工業によるデモンストレーションもあり、関係者は多くの来場を呼びかけている。
上伊那大会に向けて、伊那市の春富中では24日、大会エントリー順位を決定する校内予選会を開いた。3年生の選択授業・技術(林孝一教諭)を受講する19人、6チームのうち、ロボットが完成している3チームが出場した。
校内予選1位に決まった、チーム「雷攻」の一人は「大会までに改良を重ねて、優勝したい」と意気込みを述べていた。 -
バスケットボール女子日本公式戦伊那市で
バスケットボール女子日本リーグの公式戦「第7回Wリーグ伊那大会」が22日、伊那市の勤労者福祉センター体育館であり、山梨県の「甲府クィーンビーズ」と愛知県の「アイシン・エイ・ダブリュウィングス」が熱戦を繰り広げた。
甲府クィーンビーズは、上伊那の小中高生を対象とした技術講習会を例年開催しており、その縁で一昨年に引き続き、本年も上伊那での大会開催が実現した。
アイシンは第1クオーターで24対9とクィーンビーズを大きく突き放した。続く第2は、クィーンビーズが22対19でアイシンを抑えたが、3、4クオーターは、アイシンがリード。最終的にはアイシンが89得点をあげ、65得点のクィーンビーズに勝利した。
89得点中31得点をあげたアイシンの・ス口典子は、全日本のキャプテンも務めたオリンピック経験者。慶山真弓、栗原綾子といった強豪も、今回の勝利を支えた。 -
ガールスカウト新年祝賀のつどい
ガールスカウト長野第26団(木部則子団委員長)は22日、伊那公民館で「新年祝賀の集い」を開き、昨年末に文部科学大臣社会教育功労賞を受賞した前団長・春日澄子さんのお祝いもした。
26団での活動を通して、ガールスカウトたちの支援をしてきた春日さんは「とても大きな賞で自分でも戸惑うほど。26団のみなさんの支えがあり、続けてこれたおかげ」と喜びと感謝を語った。また、ガールスカウトたちへのアドバイスとして、考えたことを行動することの大切さを伝えた。
春日さんには花束とみんなで「おめでとうのうた」を贈った。
辰野町出身のメンバーでつくる「メヌエット」による、フルート、ピアノ、ギターによるミニコンサートもあり「トトロ」「さんぽ」など、よく知る曲目が、子どもたちを楽しませていた。 -
大学入試センター試験
志望校合格を目指す多くの受験生の最初の関門、06年度大学入試センター試験が21日、全国で一斉にあった。上伊那会場の南箕輪村の信州大学農学部と駒ヶ根市の県看護大学でも、大勢が臨んだ。
降雪の影響も心配されたが、幸い交通の妨げとなるような天候とはならなかった。信大農学部には、試験開始の約1時間前から、バスや車などで、上伊那や下伊那の受験生が駆けつけた。
会場の外にある案内板を緊張した面持ちで確認していた受験生も、友人や知り合いの顔を見ると緊張が緩み、励まし合いながら試験に臨んだ。
志願者は信大農学部会場898人、看護大会場が385人。看護大の志願者が昨年より若干上回り、両校の合計も18人上回った。全県の志願者数は1万2人で、昨年より80人減少した。
本年度は英語で初めてリスニングが導入され、受験者は「ICプレーヤー」を使用する。約180人が英語を受験した伊那弥生ヶ丘高校は、受験者が手にとって実物を扱えるよう、サンプルを置くなどして試験に備えた。 -
社会福祉関係知事表彰
県は19日、高齢者・障害者支援などに取り組むことを通して、地域の社会福祉充実に貢献した個人・団体を知事表彰する。
上伊那は、まちのバリアフリー化を提言して地域のまちづくりに積極的に活動した人や、児童擁護施設に食事を提供したり調理実演をするなどのボランティアに取り組む飲食店経営者らでつくる団体など、4個人2団体が表彰を受ける。次のみなさん。
◇障害者福祉=久保田元次(駒ヶ根)、西島米子(飯島)
◇高齢者福祉=駒ヶ根市上赤須高齢者クラブ(駒ヶ根市)
◇更生保護=渕井光久(箕輪)
◇ボランティア=一の会(伊那)、矢島忠夫(箕輪町) -
カウンセリングを学ぶ会の公開講演会
上伊那子どもサポートセンターは14日、「不登校の諸君と共に」をテーマとした公開講座を伊那市立図書館で開いた。子どもとの向き合い方に悩む母親など約10人が参加。不登校や引きこもりに悩む子どもの心理的不安やストレスに、親としてどう付き合っていけばよいのかなどを学んだ。
講師は「のぞみ学園」園長の北澤康吉さん。ロジャーズ流カウンセリングで不登校や引きこもりの子どもたちを支援している。月に1度、上伊那子どもサポートセンターで開く「カウンセリングを学ぶ会」(コープ倶楽部主催)の講師も務め、今回はその会の公開講座とした。
北澤さんは「登校拒否は安全反応である」として、精神的にも身体的にも不安を感じるようになった現代では、しばらくその姿を大切にしてあげる必要があると説明。
また、受験などを控えた子どもは、だれよりも自分の将来について不安を感じており、親が言及して追い詰めるのでなく、自分から自発的に相談してくるまで待つことも必要竏窒ニ話した。 -
インフルエンザ 郡内小学校で集団発生
伊那保健所に18日、上伊那郡内の小学校からインフルエンザ様疾患の集団発生の報告があった。同保健所によると、当該小学校の4年生1クラス27人のうち、16人が高熱、咳などの症状を訴え欠席。同小は19日から20日まで、同クラスを学級閉鎖する。
上伊那では今季、インフルエンザの集団発生、学級閉鎖はいずれも初。県内では学級閉鎖は2校目。
感染症発生動向調査第2週(1月9日縲・5日)のインフルエンザ患者届出数は、県全体で定点当たり7・55人で、増加傾向にある。伊那保健所は、今後もさらに患者数の増加が心配されることから、感染予防のための注意を呼びかけている。
インフルエンザの感染予防対策は、▼よく食べる▼よく寝て、休養を取る▼よく「うがい」「手洗い」をする竏窒ネど。「インフルエンザにかかったな」と思ったら、早めに医療機関で受診することが必要だという。 -
高校改革プラン推進委員会(15)
第3通学区高校改革プラン推進委員会(池上明雄委員長)が18日、南箕輪村民センターであり、各委員から募った考えを池上委員長らがまとめた最終報告書素案が示された。委員は20日までに、素案にそれぞれ検討を加えて事務局に提出する。それを考慮し、改めて報告書をまとめ、30日の最終委員会で正式な了承を得る。県教育委員会への答申は今月中に行う構えだ。
池上委員長は冒頭、統廃合案が確定していなかった諏訪につき「岡谷東と岡谷南の統合」という過去に諏訪からでた案を改めて提示。諏訪の委員は、地域での合意形成の時間を設けるなど、なんらかの配慮を付記することを条件としながらも、案の決定を受け入れた。
最終報告書の素案は▼25校から22校にすること▼岡谷東、岡谷南の統合▼箕輪工業の全日制廃止▼飯田長姫と飯田工業の統合竏窒軏{とし、多部制・単位制の設置や、定時制高校の統廃合を示している。
「削減ありき」という結論が強調され、魅力論の言及が希薄化している竏窒ニ考える委員も多く、具体的な魅力論に踏み込むことを求める声もあり、付記事項で各委員が考える魅力論を充実させることとなった。
一部の委員からは、20人学級や教員の加配などで定時制と同等の環境を多部制・単位制に確保してほしい竏窒ニの要望もあったが、県教委は「あくまでも40人学級の枠で充実を図りたい」とした。 -
県アンサンブルコンテスト中学校の部、上伊那から飯島中など5チーム県大会へ
第31回県アンサンブルコンテスト中学校の部南信大会(県吹奏楽連盟などの主催)が15日、下諏訪町総合文化センターで開かれ、上下伊那、諏訪の地区予選を勝ち抜いた25校47組が出場し、日ごろの練習の成果を披露した。上伊那勢は飯島中学校2チームのほか、赤穂中学校、箕輪中学校、辰野中学校の5チームが28日、松本市文化会館で開く県大会への出場を決めた。
このうち飯島中学校は10年ぶりの県大会進出、2チーム出場は初めて。木管8重奏でフェルナンデス作曲「シェリトリンド」を演奏し金賞に輝き、打楽器3重奏では、金田真一作曲「エオリアントリオ」で銀賞を獲得、県大会への切符を手にした。
顧問の小林孝行教諭は「部員数が少なく、1年生を交えての編成だったが、ひとり一人が頑張ってくれた」と喜んでいた。
上伊那関係分の結果は次の通り
▽赤穂中学校=クラリネット7重奏・金賞(県大会)、木管5重奏・銀賞▽箕輪中学校=金管8重奏・金賞(県大会)▽辰野中学校=打楽器5重奏・金賞(県大会)、金管8重奏・銀賞、クラリネット5重奏・銅賞、木管5重奏・銅賞▽伊那中学校=金管8重奏・銀賞、クラリネット4重奏・銅賞▽伊那東部中学校・クラリネット8重奏・銀賞▽西箕輪中学校フルート3重奏・銅賞▽中川中学校=金管5重奏・銅賞 -
男女共同参画基礎講座
男女共同参画推進本部上伊那支部は13日、「男女共同参画基礎講座」を伊那市の県伊那合同庁舎で開いた。約50人の地域住民が参加。講演や事例発表があり、よりよいパートナー関係から生まれる楽しいまちづくりについて学んだ。
男女共同参画センターの三澤鈴子館長が「地域、家庭における男女の役割」をテーマに講演。
男女共同参画については、男性意識を変えることばかりに焦点が向きがちだが、実は女性意識の中にも「男性が家事をすることは無理」といった考えが根強くあることを示した上で、地域の男女共同参画プランをうまく活用しながら、まずは自身が変わっていくことが大切であることを強調した。
南箕輪村の向山朋子さんは、自身の夫婦・親子関係から実感した、思いを伝えることの重要性や、不安を分かち合える関係に感謝することの大切さを参加者に伝えた。
箕輪町の女性団体連絡協議会は寸劇「住みたいね こんな街に」を披露。笑いを交え、男女が協力しながら支えていく社会の実現を訴えた。 -
峰丈流護身武道上伊那支部進級審査会
峰丈流護身武道上伊那支部(岡部真一支部長)は15日、高遠町の高遠中学校体育館で進級審査会をした。
茅野市に本部がある護身武道は、全国に約700人のけいこ生がいる。空手のけいこをベースに、自分が自分らしく、各自が持っている素晴らしい面に気付き、どこかでリーダーとして活躍できるように自信を付け一人ひとりが輝けるよう練習に励んでいる。
上伊那支部は伊那市、駒ヶ根市、高遠町、南箕輪村に5道場あり、2月に新たに伊那市と箕輪町に2道場できる。現在のけいこ生は3歳から53歳までの約150人。
10級から1級までの進級審査会は2カ月に1回あり、今回は60人が審査に臨んだ。
基本けいこ、移動基本などをした後、級ごとに審査。支持に従い、けいこ生は集中力を高め、日ごろの練習の成果を出して型などをやり、上級の審査では木や瓦割りもあった。 -
伊那技術専門校でメーリングリストを活用した緊急連絡網構築支援講習会開催
子どもの安全対策に役立ててもらおう竏駐・・輪村の県伊那技術専門校で12日、メーリングリストを活用した緊急連絡網の構築支援講習会があった。教職員などの学校関係者14人が参加し、携帯電話を使った緊急連絡網の構築方法を学んだ。
小学生などを対象とした悲惨な事件が相次いだ昨年末「事件防止のために何かできないか」と上伊那地方事務所と教育事務所が集まり検討。その結果、多くの人たちに、迅速に情報を提供できるメーリングリスト活用の参考にしてもらおうと講座を企画した。上伊那でも、市町村単位や学校単位でメーリングリストが導入されつつある。
メーリングリストは、専用アドレスを介してメンバー全員に情報を送信でき、携帯電話を送り先にすることもできるため、電話連絡より迅速に情報を連絡することができる。しかし、情報伝達の確実性、情報の信頼性については劣る点もあり、システムの問題点を把握した上で、活用していくことが重要であることなども説明。
実際に携帯電話を使い、情報を受信する体験もした。 -
邦楽サラダ16th コラボレーション
15日公演伊那市の県伊那文化会館冬の恒例「邦楽SALAD16th コラボレーション」が15日、大ホールである。
堅苦しい、古くさいなどとイメージされがちな邦楽を、味付けを変えてサラダ感覚で気軽に楽しみ、身近に感じてもらおうという演奏会。今年はドラムス、マリンバ、ピアノも加わり、ジャズあり、ポップスありの楽しい味付けで、現代の“邦楽”を披露する。
ゲストは、現代音楽に多大な影響を及ぼした「日本音楽集団」団員の米沢浩さんと熊沢栄利子さん、筝(こと)、尺八、篠笛、民謡で音楽活動をする若手3人組の邦楽ユニット「ZAN(ざん)」。
宮崎道雄の「春の海」が、昭和7(1932)年に仏のヴァイオリニストと作曲者の競演をきっかけに世界的な名声を得たという秘話に基づき、筝とヴァイオリンによる「春の海」も聞きどころの一つ。
本番前日の14日は、出演者、スタッフら全員そろって最後の仕上げに取り組んだ。音楽監督補の毛涯伸さんは、「今年は純粋な邦楽ではない曲が多い。違う音楽ジャンルから邦楽に割り込んだ、和楽器とのコラボレーションが特徴。音楽ジャンルとしては全く違うもの、サラダでしかできないものが生まれると思う」と話している。
午後1時半開場、2時開演。全席自由2千円、高校生以下無料。問い合わせは伊那文化会館(TEL73・8822)へ。 -
JA上伊那06年役職員新年の集い
上伊那農業協同組合(JA上伊那)は11日、伊那市の県伊那文化会館で06年役職員新年の集いを開いた。功労者、永年勤続者を表彰したほか、女優で服飾評論家でもある市田ひろみさんの記念講演を聞いた。
表彰者代表の金村悦男さんは「消費者の安全意識が向上し、ただ効率を求めた生産だけでは対応できなくなってきた。表彰を契機に、一層の努力をしていきたい」と語った。
征矢福二組合長は「昨年は大きな自然災害がなく、あらゆる作物が豊作だった反面で、価格安に泣かされた年でもあった。国の新たな指針が示されたことに伴い、3月からは担い手問題が大きな課題となってくる。取り組みによっては上伊那の農業を大きく左右する課題であり、1月中旬以降、各地区で懇談会を本格的に進め、対策を講じていく必要がある。志を新たに頑張ってほしい」と、職員に呼びかけた。