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有機質偽装肥料 上伊那にも
秋田市の肥料メーカーが有機質の原料の割合を偽って製造した肥料を長野県などの農家に供給していた問題で、上伊那でもその一部が流通していたことがわかりました。 安全性に問題はないものの、JA全農長野では「有機農産物」などと表示せずに通常の農産物として出荷するよう農家に呼びかけています。 上伊那地域でもこの肥料の一部が流通していたことがわかりました。 問題の肥料を製造したのは秋田市の肥料メーカー「太平物産」で、JA全農が先月上旬、仕入れた肥料を分析したところ、表示と成分が異なることが分かったということです。 このメーカーが製造した726種類の肥料を調べたところ93%にあたる678種類で袋やチラシに記載された有機質の原料が含まれていなかったり足りなかったりしたということです。 JA上伊那によりますと、取り扱っているのはこのうちの4種類で、150人ほどが購入しているということですが、主な肥料として使用している可能性は少なく影響もほとんどないと見ています。 JAでは、購入した人は把握しているので、全員に今回の件を通知したいとしています。
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小松華功さん 作陶展
辰野町出身の陶芸家、小松華功さんの作陶展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、食器や花器などおよそ100点が展示されています。 小松さんは京都を中心に活動していて、地元の人たちに作品を見てもらおうと、2年に1度展示会を開いています。 土の自然な色を引き出すことにこだわっていて、中には地元辰野町の土を使った作品もあります。 小松さんは「土の色を楽しんでもらい、生活の中に溶け込むようなものを見つけてほしい」と話していました。 小松華功さんの作陶展は、11月3日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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統計グラフコンクール 審査会
統計グラフコンクールに寄せられた作品の審査会が4日に伊那合同庁舎で開かれ、第2次の県審査に進む40点が決まりました。 今年のコンクールには、上伊那地域の20の小中学校から440点の応募がありました。 暑かった夏を反映してか、気温に関する作品が多く見られました。 4日は、各学校での事前審査を通過した258作品が講堂に並びました。 教育関係者3人が、子どもらしい身近な課題をとりあげているかなどの審査基準に従い、9月16日に県庁で行われる2次審査への作品40点を選びました。 県の審査を通過した作品は、全国コンクールへと送られます。
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伊北環境行政組合 施設無償譲渡へ
箕輪町八乙女の不燃ごみ処理施設・クリーンセンター八乙女を管理運営する伊北環境行政組合は、平成29年3月に解散し、上伊那広域連合に移管される計画です。行政組合議会で施設の上伊那広域連合への無償譲渡について報告されました。 3日は、伊北環境行政組合議会全員協議会が、箕輪町役場で開かれ、行政組合の上伊那広域連合への移管が報告されました。 現在上伊那広域連合では、不燃ごみ・粗大ごみなどを箕輪町のクリーンセンター八乙女に集約し、上伊那全体で処理を一本化する方針で進めています。 それに伴い、クリーンセンター八乙女は平成29年4月に広域連合に移管され運営されます。 クリーンセンター八乙女の移管について、有償譲渡が検討されてきましたが、これまでに、広域化にともなう有償譲渡の例は全国でもないこと、施設の残存価値はほとんどないことから無償譲渡する方針が示されました。 伊北環境行政組合は、平成29年3月31日解散予定で、4月から上伊那広域連合に移管されます。
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箕輪太極拳の会 全国大会出場報告
箕輪町の箕輪太極拳の会は、は、11日(土)に東京都で開かれる、第32回全日本武術太極拳選手権大会への出場を7月1日、白鳥政徳町長に報告しました。 この日は、箕輪太極拳の会の向山初美代表ら7人が箕輪町役場を訪れ、全国大会出場の報告をしました。 箕輪太極拳の会は、上伊那の太極拳教室に通う生徒でつくる会で、週2回練習しています。 メンバーは、箕輪町を中心に上伊那在住者で構成された10人で、平均年齢は65歳です。 全国大会出場は、今回で2回目です。 大会では、10人全員で演武する集団の部に出場します。 白鳥町長は、「良い成績を残せるよう、楽しんで来て欲しい」と激励していました。 大会は、11日(土)に東京都の東京体育館で開かれることになっています。
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飯田線と天竜まったり散歩
辰野町、箕輪町、南箕輪村が連携し天竜川沿いを歩くウォーキングイベント、飯田線と天竜まったり散歩が20日行われました。 イベントには県内を中心に137人が参加しました。 JR辰野駅がスタートで、伊那松島駅までの10キロのコースか、北殿駅までの15キロのコースを歩き、飯田線に乗って辰野駅まで帰ります。 箕輪町のみのわ天竜公園では、地元の名産品などを販売する出店が並び、参加者が一休みしていました。 飯田線と天竜まったり散歩は、辰野町、箕輪町、南箕輪村の3町村でつくる上伊那北部観光連絡協議会が行ったもので、今年で3回目です。 町村のイメージキャラクターも登場し、参加者と写真を撮影していました。 上伊那北部観光連絡協議会では、「三町村を繋ぐ天竜川沿いの景色をまったりと楽しんでほしい」と話していました。
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伊那広域シルバー人材センター 設立25周年記念式典・定時総会
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの設立25周年を祝う式典と定時総会が、29日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 記念式典では、太鼓の演奏や舞踊などが披露され、25周年を祝いました。 公益社団法人伊那広域シルバー人材センターは、仕事を退職した60歳以上を対象に、もう1度仕事を通して生きがいづくりや社会参加を進めようと平成2年に設立し、今年で25周年を迎えました。 会員は3月末現在、辰野町から伊那市までの679人が登録していて、草刈や高齢者の生活援助など幅広く活動しています。 この日開かれた定時総会では、平成26年度の事業報告と今年度の事業計画が示されました。 公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会によりますと、設立から2年経った平成4年度の受託件数は1,480件で契約金額はおよそ9,500万円でした。 平成26年度の受託件数は、9,711件、契約金額はおよそ4億600万円でした。 伊藤裕偉理事長は、「これまで培ってきた実績と信頼を活かし、地域に貢献できるようお互い力を合わせてこれからも活動していきましょう」と話しました。 今年度は初めて、会員と会員希望の人を対象に「地域交流研修会」を実施する予定で、山梨県甲府市の防災研究所で体験などを通して親睦を深め、会員増員に力を入れていくということです。
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天竜川でバス釣り大会
北米原産の外来魚、ブラックバスの生態調査を兼ねたバス釣り大会が17日辰野町から箕輪町にかけての天竜川で開かれました。 一番大きなバスを釣ったのは、辰野町赤羽の相ノ山康信さん(40)で、47センチ・1.85キロでした。 今回で4回目の大会には上伊那や諏訪地域などから約80人が参加しました。 17日につり上げられたブラックバスは、コクチバスのみの72尾37キロで、県水産試験場に送り、食性などを調べます。 天竜川漁協関係者によりますと、去年と比べ大型化が懸念されているということです。 ブラックバスは、戦後に日本に入り、在来種を食べてしまうなどの影響が各地で出ています。 天竜川漁協では、「から揚げにすると非常においしい魚だとして、キャッチ&イートを今後も呼びかけていきたい」としています。
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中谷勝明さん山陰海岸ジオパーク写真展
辰野町の写真家、中谷勝明さんの写真展「山陰海岸ジオパーク~成り立ちと人の営み~」が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には去年1年間に山陰海岸で撮影した写真40点が並んでいます。 辰野町在住の中谷さんは、25歳から趣味で写真をはじめ、県内外の自然や風景を撮影しています。 5年程前からジオパークに興味を持ち始め、京都から鳥取をまたぐ山陰海岸ジオパークには去年1年間で8回訪れました。 車中泊をしながら92か所のジオパークスポットで撮影をしたということです。 中谷勝明さんの写真展は26日まで伊那図書館で開かれています。
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当選から一夜明けて
任期満了にともない、投票が行われた県議会議員選挙の上伊那郡区は現職の垣内基良さんと小林伸陽さんが当選を果たしました。 一夜明けた13日、2人に今の心境や今後の抱負などについて聞きました。
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県議会議員選挙上伊那郡区12日投開票
任期満了にともなう県議会議員選挙上伊那郡区の投票が12日に行われ即日開票されます。 選挙戦最終日となった11日、4人の候補者は最後の訴えをして支持を求めました。 10日現在上伊那郡6町村で期日前投票を済ませた人は有権者67,729人に対して7,474人で投票率は11.04%。 前回平成23年の県議選と同じ時期の7.29%と比べて3.75ポイント高くなっています。 伊那ケーブルテレビでは12日午後9時から文字情報で開票速報をお伝えします。 当選者の喜びの声は午後11時半頃を予定しています。
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県議選上伊那郡区 矢ヶ崎氏事務所開き
任期満了に伴う県議選上伊那郡区から立候補を表明している新人の矢ヶ崎克彦さんの後援会は7日、辰野町内で事務所開きを行いました。 辰野町で行われた事務所開きには支持者およそ150人が集まりました。 前の辰野町長で新人の矢ヶ崎さんは支持者を前に「これまでに培った人脈を活かし地域振興を図りたい」と訴えました。 矢ヶ崎さんは「チェンジコール、カンバックコール これが出馬の大義名分です。ここが一番大事なポイントで今回の争点だと思っています。理由があって出ています。 国、県、町村それぞれが連携してはじめて事業ができるのです。 私は各党派に入らない県民党でまいります。知事与党でまいります。 話し合いをし決まったら応援していく。陳情に行くときには矢ヶ崎ついて来てくれと言われるような県議になりたい。」と述べました。 後援会は上伊那郡区各町村に支部を設置していて今後はミニ集会や総決起大会を予定しています。 定数2の県議選上伊那郡区はこれまでに矢ヶ崎さんのほかに現職の垣内基良さん、同じく現職の小林伸陽さん、新人の寺平秀行さんが立候補を表明しています。
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県議選告示まで1か月 上伊那郡区は4人が出馬を表明
任期満了にともなう県議会議員選挙の告示まで1か月となりました。 これまでに出馬を表明している立候補予定者を表明順で紹介します。 定数2の上伊那郡区には現職2人新人2人の合わせて4人が出馬を表明しています。 現職3期目で辰野町宮木の垣内基良さん。65歳。自民党県議団政調会長です。 現職4期目で箕輪町木下の小林伸陽さん。71歳。日本共産党県議団副団長です。 無所属新人で辰野町下辰野の矢ヶ崎克彦さん。72歳。前の辰野町長です。 無所属新人で箕輪町松島の寺平秀行さん。40歳。元箕輪町議会議員です。 上伊那郡区は現職と新人合わせて4人が争う構図となっています。 県議会議員選挙は4月3日告示。12日投開票となっています。
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県議選上伊那郡区 垣内氏事務所開き
任期満了に伴う県議選上伊那郡区から立候補を表明している現職の垣内基良さんの後援会は1日、辰野町内で事務所開きを行いました。 辰野町で行われた事務所開きには支持者およそ150人が集まりました。 現職3期目で自民党県議団政調会長を務めている垣内さんは支持者を前に「都会の人たちが来てくれるような環境をつくっていくことが地域が残る方法だ」と訴えました。 垣内さんは「今試されているのは私たち地方の住民、行政職員がどういう発想ができ自分たちがどういう所に住みたいかを試されている。力のある所が生き残るそういう時代だろうと思っている。 市町村長の皆さんと協力しながらその声を国に届けていきたいと思っています。全てのご要望に対して答えを出すわけにはいきませんけれども私なりの知恵を使ってインフラ整備についても精一杯力を出してやっていきたいと思っています。」と述べました。 後援会は上伊那郡区各町村に支部を設置していて今後は県政報告会を予定しています。 定数2の県議選上伊那郡区はこれまでに垣内さんのほかに現職の小林伸陽さん新人の矢ヶ崎克彦さん新人の寺平秀行さん立候補を表明しています。
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新人の矢ヶ崎氏 出馬表明
前辰野町長で新人の矢ヶ崎克彦さんは来年4月12日投開票の県議選上伊那郡区に無所属で立候補することを15日表明しました。 定数2の上伊那郡区にはこれまでに現職の2人が出馬を表明していて選挙戦突入が確実な情勢となっています。 辰野町で開かれた記者会見で矢ヶ崎さんは「今デフレ脱却が進んでいる中で郡区民が切ながっているもの、総称してストップ・ザ格差。もうすでに年齢からみても自分の野望とか欲とかそんなことはもうない歳です。自分を超えてあるいは無欲のような精神のなかで働けたら」と話し県議選上伊那郡区に立候補することを表明しました。 矢ヶ崎さんは現在72歳。 辰野町議会議員を2期務め平成9年辰野町長選挙で初当選。4期16年務めました。 立候補にあたり融資制度の斡旋など中小企業の支援や人口減少対策、福祉の充実など国や県とのパイプを生かした地域活性化に取り組むとしています。 定数2の県議選上伊那郡区にはこれまでに現職で自民党の垣内基良さんと同じく現職で共産党の小林伸陽さんが出馬を表明しているほか前回県議選に立候補した寺平秀行さんが出馬を予定していて選挙戦となることが確実な情勢となっています。
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現職の垣内氏 出馬表明
現職3期目で辰野町宮木の県議会議員、垣内基良さんは来年4月12日投開票の県議選上伊那郡区に立候補することを17日表明しました。 辰野町で開かれた記者会見で垣内さんは「政策提言を中心に政策論争の選挙をやりたいと思います。長野県のために命をかけて選挙を戦っていきたいと思います。」と話し4期目を目指し定数2の県議選上伊那郡区に立候補することを表明しました。 垣内さんは現在65歳。平成5年から辰野町長を1期務めました。 平成11年に県議選で初当選し現在、自民党県議団政調会長を務めています。 立候補にあたり保育、医療費などの負担を軽減する子育て支援や農商工の生産力の確保と新たな需要の創造、景気対策などに取り組みたいとしています。 県議選上伊那郡区は現職で共産党の小林伸陽さんと前回県議選に立候補した寺平シュウコウさんが出馬を予定しています。
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丸紅基金 上伊那福祉協会に200万円助成
全国の福祉施設に助成金を贈っている社会福祉法人丸紅基金は、上伊那福祉協会に11月28日、200万円を贈りました。 この日は、丸紅株式会社の小林武雄執行役員が、上伊那福祉協会の林俊宏常務理事に助成金200万円を贈りました。 丸紅基金は、昭和49年から全国の福祉施設に毎年1億円ずつ助成していて今年で40年目です。 上伊那福祉協会が運営している、辰野町の特別養護老人ホームかたくりの里では、20日にリフト付き浴槽1台を導入していて、今回の助成金があてられています。 かたくりの里の箱山み江子施設長は「より家庭に近い入浴が可能になる。職員の入浴介助の負担も減るのでありがたい」と話しました。 今回、県内で助成金が贈られたのは、上伊那福祉協会と岡谷市のつばさ福祉会です。
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アイドルなるみさん 一日警察署長
年末の犯罪被害を防ごうと、全国一斉に年末の特別警戒が1日から始まりました。 この日は、伊那警察署の一日警察署長に伊那市出身のアイドル、なるみさんが委嘱されました。 あわただしくなる年末に、金融機関などを狙った強盗事件や街頭犯罪、交通事故の発生が予想されるとして、警察では毎年、年末特別警戒を行っています。 今年、伊那警察署管内で発生した特殊詐欺被害は8件で、被害総額は2,860万円となっています。 この日は一日警察署長のなるみさんと防犯ボランティア団体の伊那エンジェルス隊などが、箕輪町のショッピングセンターで特殊詐欺被害防止の啓発を行いました。 なるみさんは、訪れた人たちに「詐欺に注意して下さい」とチラシを配っていました。 年末特別警戒は、12月末まで行われます。
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上伊那木質バイオマス推進協議会 発足
上伊那地域の森林資源、薪や木質ペレットなどの利活用について考え、利用促進につなげようと、上伊那木質バイオマス利用推進協議会が10日発足し、伊那市のいなっせで初総会が開かれました。 この日は、上伊那の8市町村長など10人が集まり、上伊那バイオマス利用推進協議会の初総会が開かれました。 会長には、上伊那地方事務所の青木一男所長が選ばれました。 木質バイオマスは、上伊那地域の森林の間伐材を再生可能エネルギーとして、薪や木質ペレットなどに加工したもので、ストーブやボイラーなどの燃料として使用します。 県内の平成25年度末のペレットストーブ導入台数は全部で1,727台で、そのうち上伊那地域は県内1位の467台です。 燃料となるペレットは、上伊那森林組合で生産を行い、年間1,750トンの生産能力を持ち、県内最大となっています。 生産量は、平成17年度に483トンでスタートし、平成25年度には生産能力を上回る、およそ4倍の1,935トンを生産しています。 協議会では、森林を守りながら、間伐で出た木材の有効利用を進めていく考えです。 また、学校、保育園、社会福祉施設などにペレットストーブやペレットボイラーの設置を推進していくとしています。 他に、情報収集や情報発信にも力をいれる考えで、民間企業などと連携していくということです。 この日は、「木質バイオマス利用の最新動向と導入のヒント」と題し、東京都に本社を置く株式会社森のエネルギー研究所の大場龍夫所長による講演も行われました。 大場さんは、「森林資源は持続可能な社会における中核的資源」「今はまだ化石燃料のボイラーに比べ、導入コストが高いが、長期で見ればコストは逆転する」と話していました。
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上伊那検定 実施へ
広域的に住民を巻き込んだおもてなし向上につなげようと、地域資源を活用した上伊那検定が平成29年度をめどに実施されることになりました。 上伊那地域の商工団体や観光団体などが参加するおもてなし向上プロジェクト実行委員会が30日設立されました。 県や上伊那の市町村、商工団体や観光関連団体など34の団体で組織されます。 伊那合同庁舎で設立総会が開かれ、事業計画などを決めました。 上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会は、広域連携部会、事例集・ツアーコンテスト部会、上伊那検定部会の3つの部会で構成されます。 上伊那検定は、上伊那検定部会が検討を進めます。 検定は、地域住民のおもてなしの意識を高めようと歴史や文化、経済などに関する試験を行うものです。 実施時期は、平成29年度、受験者数は、100人以上、合格者数は、70人以上を確保するという具体的な数値目標を定めています。 このほか、事例集・ツアーコンテスト部会は、おもてなしに関する事例をとりあげ情報発信のあり方を検討するほか、地域の自然、歴史、食などを活用したツアーコースのコンテストの実施を検討します。 30日は、おもてなしの事例発表として、伊那市長谷の「蔵の宿みらい塾」の女将、市ノ羽幸子さんが「ためしてみて!農家民泊」の演題で講演しました。
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信州の名工 伊藤裕二さん
長野県卓越技能者知事表彰「信州の名工」にオリンパス株式会社の伊藤裕二さんが選ばれました。 南箕輪村の伊藤裕二さん50歳。 箕輪工業高校を卒業後、昭和57年にオリンパスに入社。 入社以来32年にわたり、医療機器の内視鏡や、顕微鏡、カメラなどの試作レンズの加工を行っています。 レンズの表面は、100万分の1の精度を求められます。 これは長野県と同じ大きさのレンズで例えると、その表面の凹凸は18ミリメートルになります。 これだけの精度を出すには、技能ではない経験と感覚が必要になるということです。 伊藤さんは試作レンズの加工をしていて、形のない物を図面ひとつから方法を考え、作ることが楽しいと話します。 製品は、大きさが0.8ミリメートルから300ミリメートルと様々で特に小さいものは難しいということです。 伊藤さんは「誰にも負けたくない気持ちが強い」と話します。 伊藤さんは入社後4年で、光学ガラス研磨、長野県技能検定実技で、1位となる県知事賞を受賞しています。 後輩には、失敗を恐れずチャレンジして欲しい。自身はこれからも精度を探求して行くと話します。
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平成27年度高校入試志願数発表
来年度の県立高校入学志願数の第1回調査結果が24日、発表されました。 全日制では前期選抜が1.5倍、後期選抜が1.46倍となっています。 上伊那農業は、 生産環境科前期に39人、後期に49人。 園芸科学科前期に62人、後期に89人。 生物科学科前期に41人、後期に43人。 緑地創造科前期に29人、後期に35人が志願しています。
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中学生ロボットコンテスト 南信大会
中学生ロボットの南信1位を決める中学生ロボットコンテスト南信大会が12日、伊那市の創造館で開かれました。 大会は、中学生の創造力を高めようと開かれていて今年で11回目になります。 大会には、南信地区を中心に、6校、23チームが参加し、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 ルールは、ガムテープの芯でできたアイテムを縦90センチ、横45センチのエリアに運び、その上に屋根となるCDを重ねると得点になります。 さらに、その上にアイテムなどを積み重ねると高得点になります。 決勝トーナメントには女子チームの姿もあり、上手にロボットを動かして、勝利をおさめ喜んでいました。 決勝戦では、伊那市の東部中の「宅急便」が、ロボットの操作で苦労する中、辰野中の「欅11号」は確実にアイテムを積み上げ、優勝しました。 11月には、千曲市で県大会が開催されることになっています。
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御嶽救助 伊那消防組合第5次隊派遣
御嶽山の噴火に伴い、伊那消防組合は、4日第5次隊が現地に向かいます。 第2次隊として救助活動に携わった伊那消防署の若林豊さんにお話しを伺いました。 伊那消防組合は、噴火直後の9月28日から相互応援協定に基づき、現地で救助活動をしています。 伊那消防組合は、指揮隊として、入山する隊員の管理や本部と山頂との連絡を行う活動をしています。 若林さんは、第2次隊の指揮隊長として29日の午前3時に現地に出発し、30日の午後8時に伊那に帰ってきました。 6号目にある登山口、黒沢口の指揮所で活動しました。 現場到着時、火山灰は10センチほど積もっていたということです。 活動は、火山ガスのため、中断を余儀なくされる状況でした。 伊那消防組合は、4日から第5次隊を現地に派遣します。
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自然と人との間に憲法をつくることが求められている
森林や防災に詳しい辰野町の元信州大学農学部教授の山寺喜成さんは、19日辰野町で講演し、「自然と人の間に憲法をつくることが求められている」と話ました。 山寺さんの専門は、自然修復再生学。 生まれ育った辰野町の沢底地区で農山村を災害から守る会のリーダーとして独自のハザードマップ作成などに取り組んでいます。 講演では、里山の持つ意義や崩壊のメカニズム、地下深くに根を下ろす直根の防災面での大切さ を紹介。 自然を理解する自然科学を研究し、自然と人との憲法をつくることが必要だと訴えました。 南木曽や広島での土砂災害も独自の視点から分析し、現在の防災体制の在り方に警鐘を鳴らします。 さらに現在各市町村が作成している防災マップの問題点を指摘し、次のように話ました。 「災害発生場所だけでなく、引き起こす場所も明記しないと意味がない」 平成18年豪雨の際には、自宅近くの裏山が崩れ、身をもって土砂崩落の危険性を体験している山寺さん。 一言一言が訪れた人たちの心に届いているようでした。
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早生種「幸水」「つがる」選果始まる
箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場で、秋の味覚、梨とりんごの選果が25日から始まりました。 この日は、職員などおよそ30人が、梨とりんごの選果作業に追われていました。 出荷が始まったのは、早生種の梨「幸水」とりんごの「つがる」です。 JA上伊那によりますと、今年は、大型の台風がいくつか上陸したため、実の落下や生育不良など心配していたということですが、被害も少なく、順調に育ったということです。 去年の梨の出荷量は、凍霜害による被害が大きく例年に比べて5割ほどに落ち込んだということですが、今年は、梨、りんごとも例年並みか、それ以上になるということです。 初日のこの日は、上伊那地域の農家から梨とりんごが選果場に持ち込まれ、機械と人の手を使って大きさや色づきなどを選別し箱詰めしていました。 JA上伊那では、今年の「幸水」の出荷量を2万5千ケース、「つがる」の出荷量を5万ケースと見込んでいて、主に中京や東京方面に出荷されるということです。 選果作業は11月末まで続くということです。
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伊那消防組合 援助隊受け入れ訓練
伊那消防組合は、大規模災害時を想定し、緊急消防援助隊の受け入れ訓練を22日伊那市内で行いました。 広島の土砂災害直後の訓練ということもあり、会場は緊張感に包まれていました。 訓練には、伊那消防組合を構成する4つの消防署の職員約100人が参加しました。 想定は、22日午前8時頃、震源地を長谷とする震度7の地震があり、各地で土砂災害などが発生しているとの想定です。 東日本大震災でも応援隊の受け入れがうまくいかなかったことから、この訓練をはじめ、今年で3年目です。 受け入れを決定し、要請を行い、どう受け入れるかをロールプレイングで行いました。 本部は、受け入れルートを決める班やどう配置するかを決める作戦班など6つの班の連携し、受け入れ体制を整えていきます。 各消防署は、災害発生状況を把握しながら、受け入れ可能な場所を報告していました。 伊那消防組合本部の伊藤清消防長は、「今回の訓練の検証を十分に行い、今後の災害対応に活かしていってほしい」と話しています。
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ミノワオールスター ソフトボール全国大会出場
29日から兵庫県で開かれる第11回全日本一般男子ソフトボール大会に、箕輪町のミノワオールスターが出場します。 8日は、代表の山浦秀一さんが箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に出場の挨拶をしました。 ミノワオールスターが全国大会に出場するのは8年連続9回目です。 メンバーは辰野町から駒ヶ根市までの26人で、週に3回番場原第一運動場などで練習をしています。 平澤豊満町長は、「暑い中ですが、皆さんの活躍に期待しています」と激励しました。 ミノワオールスターは、30日に、群馬県代表と和歌山県代表の勝者と対戦するということです。
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箕輪中生徒 戦争体験を聞く
箕輪町の箕輪中学校の3年生が24日、戦争体験者の話を聞きました。 この日は、箕輪中学校の3年生257人が、戦争体験を聞きました。 話をしたのは辰野町長久寺の住職、岩波昭(しょう)賢(けん)さん、87歳です。 この戦争体験を聞く会は、軍人として戦場で亡くなった人の家族でつくる箕輪町戦没者遺族会が、戦争の悲惨な記憶を語り継ごうと、箕輪中3年生を対象に毎年開いています。 岩波さんは、土浦海軍航空隊に配属され、18歳で終戦を迎えました。 アメリカの戦闘機、グラマンから機銃掃射を受け、九死に一生を得ました。 8月15日の終戦の日、隊員が集まり玉音放送を聞きました。 岩波さんは、「戦争は人と人の殺し合い。絶対にやってはいけない。皆さんにも絶対に経験させたくない」と話していました。 箕輪中学校では、戦争のない平和な世界の実現にはどうしたら良いのか、考えるきっかけにしてほしいと話していました。 3年生は、夏休みの間、社会科の課題として戦争についてまとめた新聞をつくるということです
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「チョコっとサクッとブルーベリー」新発売
辰野高校商業科と辰野町の菓子製会社、米玉堂食品が共同開発した新商品「チョコっとサクッとブルーベリー」が、19日に行われた文化祭でお披露目されました。 こちらが、新商品の「チョコっとサクッとブルーベリー」です。 2012年に共同開発したチョコっとりんごクッキーの姉妹品で、県内産のブルーベリーと小麦粉を使用しています。 ブルーベリーの酸味を和らげるため、ホワイトチョコレートが使われています。 19日に行われた文化祭で、新商品が一袋200円で販売されました。 訪れた人たちは、早速新商品を買い求めていました。 辰野高校商業科では、地域活性化を目的に、地元の企業と商品を共同開発しています。 チョコっとサクッとブルーベリーは、去年秋ごろから開発を始めました。 パッケージは伊那市の三洋グラビアが担当し、リンゴクッキーと似たテイストにしつつも、色で区別がつくようにしたということです。 チョコっとサクッとブルーベリーは9月からスーパーなどで販売されるということです。