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彫塑講座開講
南箕輪村公民館の06年度新講座「彫塑講座」が3日、開講した。頭像などを制作する講座で、3人が楽しく作品づくりに取り組んだ。
講師は、彫塑歴40年以上という小倉孝一さん=北殿。「彫刻に比べ彫塑のほうが初心者が取り組みやすい。彫塑に楽しく取り組むことでほかのものを見る目が違ってくる」と話した。
初回は彫塑の基礎から勉強。支柱の棒に頭の芯になるようにビニールひもを丸く巻き付け、その上に粘土をつけて頭を形作っていく。参加者は、耳が中心にくるようにして顔が前に出ていることを意識しながら、目や鼻の位置を決め、粘土を着けたり、へらで削ったりして制作に熱中した。
講座は全14回。焼いて仕上げる粘土、ブロンズ粘土の2種類で人物の頭像を学び、動物なども作る。作品は村の文化祭に出品する。受講者は随時募集。問い合わせは村公民館(TEL76・7007)へ。 -
南箕輪村6団体親ぼくマレットゴルフ大会
南箕輪村の6団体親ぼくマレットゴルフ大会は3日、大芝公園マレットゴルフ場であった。関係者73人が団体対抗でプレーして心地よい汗を流し、バーベキューで親ぼくを深めた。
村議会、区長会、教育委員会、農業委員会、生産森林組合、村理事者管理職会の6団体が親ぼくを図る恒例のイベント。昨年まではソフトボールだったが、今年は皆が無理なく楽しめるようにとマレットゴルフにした。
各団体混合で3、4人ずつのグループに分かれ18ホールを回った。照りつける日差しをさえぎる林間での大会は「涼しくていい」と好評。大会後のバーベキューを楽しみに、和気あいあいとプレーしていた。 -
ガールスカウト入団式
伊那市、南箕輪村のメンバーでつくるガールスカウト長野県第26団の入団式が4日、伊那市の伊那公民館であり、共に社会奉仕を志す新入団員13人を迎えた。
今年は、小学校低学年を対象としたブラウニー部門に12人、小学生以下を対象としたハイジ部門に1人が入団。
真新しい制服をまとった新入団員たちは、大きな声で自己紹介して前に進み横一列に整列。木部則子団委員長から首にかけるチーフを受け取った=写真。
木部団委員長は「ブラウニーは、イギリスで言い伝えられている妖精で、人が見ていないところで困っている人を助けたりする。みなさんも今日からフェアリーのようにみんなの役に立てる人を目指してほしい。26団が一番大切にしているのはみんなで仲良くすること。仲間となるお姉さんたちと仲良くしてほしい」と語った。
また、ガールスカウトの歌を合唱し、社会奉仕への志を新たにした。 -
南箕輪村花いっぱい推進協議会
草取り作業南箕輪村花いっぱい推進協議会は3日、本年度第1回の全体作業で大芝高原周辺の花壇の草取りをした。参加者は生い茂った草を丁寧に抜き取り、清々とした花壇になった。
みちくさの会、老人クラブ、商工会女性部・青年部、郵便局、信州大学農学部の学生ら一般も含め60人が参加。広域農道沿い、屋内運動場駐車場近く、愛の鐘の3カ所にある協議会の花壇で作業に取り組んだ。
雑草が花壇を覆うように伸び、土手は草刈り機を使い、花壇の中は手作業で除草した。参加者は、「これは大変だ」と口々に話しながら精を出していた。
花壇は現在、4月に植えたパンジーが咲いている。今後は、7月に草取りをした後、マリーゴールドとサルビアを植える予定。 -
「現代の虚無僧たち」
竹竹の会が大芝の湯でコンサート尺八奏者の集まり「竹竹の会」による「現代の虚無僧たち」コンサートが3日、南箕輪村大芝高原の日帰り温泉施設大芝の湯ロビーであった。出演は尺八だけという全国でも珍しい演奏会で、訪れた人たちは尺八の音を聞き、温泉にも入り、のんびりと過ごしていた。
竹竹の会は、尺八の好きな人が流派を超えて自由に集い、年1回県内を巡回して演奏会をしている。今年で13回目。今回は、県内外から24人が参加し、伊那谷在住の外国人も演奏した。
演奏曲は古典から現代曲、自作曲とさまざま。第5回演奏会のときに作曲した三重奏「ダイヤ菊」を6人が演奏してコンサートが始まった。二重奏、三重奏もあるが独奏が主で、奏者によって音色も雰囲気も異なる演奏が魅力的で、ロビーに集まった人々は尺八の音色を楽しみくつろいでいた。
虚無僧の支度をした奏者の1人が吹くと、もう1人がそれに答えて吹くよび竹うけ竹という「虚無僧のひびき」、初企画の音出しチャレンジのコーナーもあった。 -
南箕輪村 女子児童が殴られる
4日午前9時15分、南箕輪南部小学校3年生の女子児童(8)が、見知らぬ女に平手で打たれたとの通報が伊那署にあった。調べによると同8時ごろ、同村沢尻の村道を歩いていた女児が、反対側からきた女に顔面と頭を殴られ、鼻血を出すけがを負った。同署は傷害の疑いで捜査を進めている。
女は20縲・0歳代で、ピンク色のタンクトップ、白っぽい色のミニスカート姿。児童を殴った後、無言でその場を、もと来た方向へ立ち去っていったという。
女児は一人でバス停へ向かって歩いている途中だった。いったん鼻血を拭うために自宅へ戻り、汚れた衣服を着替えてバス停へ向かったが、事件を思い出して泣いていた。地元住民が不審に思い事情を聞き、伊那署へ通報した。
児童が通う南箕輪南部小学校(尾台良左校長・188人)は4日、地区の連絡網を通じ、保護者同伴で登校することを促した。5日は全校集会を開かず、早朝に各担任が事件の概要を説明し、不審者への対応や、休日の過ごし方などを指導。5縲・日は、授業時間を短縮して集団下校する。
学校関係者によると、被害にあった女児は顔に腫れもなく、元気に登校。同小ではこれまで、児童に対して身体的被害が出た例はなく、周囲はいきどおりを感じている。
伊那署は学校側に、通学路にある廃屋などの危険個所を再度確認することを要望。4日から、通学路の警備や被害現場周辺の聞き込みなどの捜査にあたっている。 -
伊那防犯協会連合会が定期総会
伊那防犯協会連合会(会長・小坂樫男伊那市長)の定期総会が1日、伊那署であり、06年度事業計画、予算や組織、会則の変更などの5議案を原案通り可決、承認した。総会前には防犯活動に貢献した個人、団体の表彰もあった。
組織変更では、連合会内に専門部会を設け、同署が委嘱する「伊那エンジェルス隊」「伊那少年友の会」のほか、各地区の児童、生徒の通学路を巡視するボランティア団体を含んだ。また、新伊那市誕生により、高遠地区防犯協会を市防犯協会の所属団体にした。
本年度は「安全・安心を実感できる地域社会づくり」を目標にかかげ、防犯意識高揚のための事業、少年の健全育成に対する支援事業、薬物と暴力団を根絶するための事業竏窒ネどの5事業を計画重点とした。
表彰された個人、団体は次の皆さん。
【個人功労者】▽中村敏夫(伊那地区防犯協会)▽原易雄(西箕輪地区防犯協会)▽中島誠(美篶地区防犯協会)▽保科求(高遠地区防犯協会)▽山下寛(伊那エンジェルス隊)
【功労団体】▽伊那東小学校子どもの安全見まもり隊(毛利次男代表)▽箕輪西小学校通学パトロール隊(中澤千夏志代表)▽箕輪中部小学校安全みまもり隊(東城興一代表)▽箕輪北小学校通学パトロールの会(南山建司代表)▽南箕輪郵便局子どもの安全を守るパトロール隊(大沼悟代表) -
南箕輪村でストーリーテリングの講座が開講
南箕輪村民センターで2日、「お話を語る(ストーリーテリング)講座」の1回目があった。約10人が集まり、南部小学校司書・藤澤薫さんの語りに聞き入った=写真。
ストーリーテリングは、絵本や紙芝居などと異なり、視覚的な要素を用いないで語り聞かせる素語り。地元でも関心を持つ人が多かったため、東京子ども図書館の講座を修了して地元でストーリーテリングを実践している藤澤さんに依頼し、今回の講座を企画した。
藤澤さんは「現代は目で見るものは増えているが、耳で聞き、自分で想像することは大切なことだと思う」と話し、ストーリーテリングを実演。徳島県に伝わる昔話など3話を披露した。
今後は、外部講師の語りを聞いたり、昔話について学んだりし、受講者自身が挑戦することも予定している。藤澤さんは「年月をかけた方が良いものになる。受講者自らが『語ってみたい』と思ってもらえるような講座にしたい」と話していた。 -
ゆずり葉学級
ニュースポーツに挑戦南箕輪村公民館の65歳以上を対象にした「ゆずり葉学級」は1日、ニュースポーツのペタンクと囲碁ボールを村公民館で楽しんだ。
2グループに分かれ全員が2種目を体験した。囲碁ボールは黒と白のボールでチーム分けし、スティックでボールを打ち、碁盤になった人工芝のマットにボールを並べて碁盤の目に停止したボールの数で得点を競う。打つ力を加減しながら碁盤を狙い、相手ボールに当ててマットの外に弾き出すなど見事なプレーもあり、仲間を応援しあって楽しんだ。
ゆずり葉学級は5月末に開講し48人が参加。全17回で今回が開講式後、具体的な活動の第1回。今後は料理や粘土遊び、新しい大芝高原音頭の体験、小学生との交流会、文化祭出品作品制作などに取り組む。 -
【記者室】New大芝高原音頭で
南箕輪村の「大芝高原音頭」をアレンジした「大芝高原音頭Newヴァージョン2006」。大芝高原まつりで多くの村民に踊ってもらおうと指導者向け講習会も開き、普及活動が本格化してきた▼老若男女が踊れる曲にしようと作ったアレンジ曲。基本の踊りは宝塚歌劇団OGが振り付けた。曲はパレードで流し、ステージ発表では自由にアレンジした踊りの発表も呼びかけるなど、積極的に祭りに使っていく▼音頭の取材後は毎回、頭の中で曲がぐるぐる繰り返し流れる。それだけ耳に残る、親しみやすい曲ということだろう。事務局は20縲・0代の若い年代層の祭り参加掘り起こしを狙う。連を作ってアレンジ曲で踊るのも楽しそう。新しい曲で、踊らにゃそんそん。(村上記者)
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南箕輪村水田農業推進協議会総会
南箕輪村水田農業推進協議会は31日夜、06年度総会を村役場で開き、事業計画や収支予算案などを承認した。
06年度産地づくり対策事業の新事業は産地形成促進事業で村の振興作物の苗代助成。振興作物はアスパラ、白ネギ、カリフラワー、ブロッコリー、スイートコーン、ブルーベリー。50%を上限に苗・種子代を助成する。環境保全対策事業で土作り支援と景観形成作物作付助成も新規に取り組む。土作りは、ペースト肥料1袋価格30%を上限に補助。ペースト肥料を直接土壌に注入することで慣行肥料を減量し、環境負荷を軽減する。景観形成作物はレンゲ、コスモス、ヒマワリ。10アールあたり2万円助成する。
本年度水稲生産計画状況は、水田面積4万4613・7アール、作付け計画(減収考慮)は2万6840・6アール、作付け(実面積)は2万6914・1アール。
唐木一直会長は、「農業をとりまく環境は大変厳しいが、少しでも元気がでるよう皆さんのお力をお借りしたい」とあいさつした。 -
南箕輪村自主防災組織連絡会
南箕輪村は30日夜、村内の自主防災組織間の情報交換や活動推進のため、初の自主防災組織連絡会を役場で開いた。組織の活動や村の防災体制を紹介し、本年度の活動目標などを協議した。
村内の自主防災組織は、村が03年から各地域での組織立ち上げを呼びかけ、まず03年12月に中込地域で発足。05年度末までに全地域で組織ができた。
村は具体的な活動に向け、活動の継続維持の方策や正しい情報集約、宝の持ち腐れにしない資器材の保管の研究など活動のポイントを紹介。「年1回の防災訓練だけでなく折に触れて防災について話したり講習を取り入れてほしい」と話した。
活動事例では北殿地域が、区に加入していない組外世帯にも入会案内と会費納付書を配り、効果を上げたことなどを発表した。
本年度活動目標は、消防・防犯と協力した地区内危険カ所の点検、防災マップの作成・組織内連絡網の作成と周知、防災訓練の実施、天竜川河川敷の立木伐採事業(07年2月ころ)、家具転倒防止器具取り付けなど会員への啓発活動、「災害時要援護者」との交流など。
避難所の案内看板設置も計画。看板は村が用意し、村民との協働で設置作業は自主防災組織で担当する予定。 -
大芝高原をPR
JR関東バス南アルプス号に南箕輪村が車体広告掲載南箕輪村は、新宿-伊那・高遠・長谷間を走るJR関東バス南アルプス号に、大芝高原と森林セラピーロードをPRする車体広告を掲載した。2日から運行する。
車体広告は初の取り組み。信州大芝高原みんなの森が森林セラピーのセラピーロードに認定されたことを機に、東京方面からの誘客をより一層図ろうと掲載を決めた。
広告は縦110センチ、横140センチ。車体歩道側の横面後方で通常は黒い窓になっている部分。「東京から2時間半 アルプスの風に誘われて…信州大芝高原」のキャッチフレーズで大芝湖、木々、青空という大芝高原の写真と「南箕輪村」の文字、大芝荘の電話番号などを載せている。
広告を掲載したバスは南アルプス号2台のうちの1台。村内停留所は南殿、塩ノ井の2カ所。上り伊那市長谷の伊那里午前4時25分(冬期午前5時25分)発、下り新宿駅新南口午後6時40分発の1日1往復の運行。
広告掲載は07年3月末まで。制作・掲載料は25万3千円。 -
大芝高原音頭Newヴァージョン
振付指導者向け講習会南箕輪村大芝高原まつり実行委員会は30日夜、大芝高原音頭をアレンジした「大芝高原音頭Newヴァージョン」の振付指導者向け講習会を南箕輪小学校体育館で初開催した。各区、分館、文化団体連絡協議会、大芝高原音頭普及チームなどから約80人が参加し、熱心に振付を覚えた。
振付制作業者が、踊りの全体を映像で見せたあと、パートごとに振りを説明し実演して指導した。
参加者は指導者の動きをまねして、みこしを担ぐような手の振り、手をかざす、ボックスやサンバのような足の動きなど何回も練習。一通り振付を確認したあと、全体を通して踊り、最後は全員で輪になって踊った。
実行委員会は、振付を普及するため踊りの指導者に登録する村民を募っている。指導者は、祭りに参加する団体などから指導要請があった場合に派遣され指導にあたる。指導者登録は実行委員会事務局(村役場産業課商工林務係)へ。 -
「現代の虚無僧たち」
竹竹の会in南箕輪3日尺八奏者の集まり「竹竹の会」は3日午後1時半から、演奏会「現代の虚無僧たち」を南箕輪村大芝高原の日帰り温泉施設大芝の湯ロビーで開く。
竹竹の会は、尺八の好きな人が流派を超えて自由に集い、年1回県内を巡回して演奏会をしている。今年で13回目。尺八だけの演奏会は全国でも珍しく、毎回好評を博している。今回は、県内外から24人が参加。伊那谷在住で尺八を吹く外国人3人も出演する。
演奏曲は古典から現代曲、自作曲まで幅広く、独奏が主で、二重奏、三重奏もある。初企画で尺八30本を用意し、音出しチャレンジのコーナーもある。
29日夜は、北殿公民館で三重奏などの練習があり、本番に向け練習にも熱が入っている。会では、「お風呂に入って、お酒を飲んで、尺八を聞いてリラックスしてほしい。古い歴史のある楽器だが、とても魅力ある演奏いっぱいなのでぜひお出かけください」と呼びかけている。
午後1時半縲・時半。入場料・入浴料500円。 -
南箕輪沢尻で台所の壁焼く
31日午前1時30分ころ、南箕輪沢尻のパート竹田幸江さん(47)方から出火。木造瓦葺き平屋建て住宅の台所の壁の一部、約3平方メートルを焼き、1時55分ころに鎮火した。この火事で竹田さんが消火の際に、腕などに火傷を負った。
伊那署ではてんぷら鍋からの出火とみて捜査を進めている。 -
わくわくスポーツデイ ニュースポーツに夢中
NPO法人南箕輪わくわくクラブは30日夜、「わくわくスポーツデイ」を村民体育館で開いた。フロアホッケーなどのニュースポーツを体験する教室に、会員など約20人が集まり、体を動かして楽しんだ。
ニュースポーツの楽しさを体感するための、年間2回を企画している行事。この日は園児や小学生と、その保護者らが参加し、フロアホッケーと「ピロポロ」と呼ばれるスポンジ製の安全なスティックとボールを使うホッケーを楽しんだ。
子どもと大人のグループに分かれ、それぞれのゲームを満喫した。子どもたちは転がるパックやボールを追ってはコート内を走り回り大はしゃぎ。味方、敵同士も関係なく奪い取るなど、ルール無用で遊んだ。
フロアホッケーとピロポロを初めて体験した南箕輪小学校2年の白鳥舞菜ちゃんは「いっぱい走れて楽しかった」と新しいスポーツに興味を持った様子だった。 -
高原美術館で小学生ワークショップ
駒ケ根市の駒ケ根高原美術館は30日、南箕輪村の南部小学校6年生を対象にしたワークショップを同館で開いた。児童らは学芸員の案内で館内の展示作品を見学した後、それぞれ抽象画の制作に挑戦した。
松井君子副館長が与えたテーマは「動くもの」。児童らは「何を描こうかな」と首をひねりながらも画用紙に向かい、水彩絵の具やクレヨンを使って人物や動物、虫などを描き始めた。40分間で仕上げなければならないとあって中には「間に合わないよ」と口にする児童も見られたが、全員が時間内に絵を完成させた。
完成した絵は全員の前で松井副館長の講評を受けた=写真。「よく描けている」「完成度の高い絵」「ある有名な作家の作品と共通したものを感じる」などのコメントを聞いた児童らは、照れくさそうな笑顔の中にも満足そうな表情を見せていた。 -
伊那署が災害警備訓練 梅雨期に備え水難者救助も
伊那警察署は30日、恒例の災害警備訓練をした。朝7時30分ころ、震度5強以上の地震が発生し、署員らがそれぞれの職場や自宅で感知したとの想定で、75人が同署に自主参集。その後、災害で使う投光器などの機材点検や、梅雨時に備えた舟艇訓練などをして、防災意識を高めた。
早朝の訓練では、衛星携帯電話や発電発動機、チェーンソーなどの機能点検や操作方法を確認。チェーンソーは、実際に署員が木の丸太を切ったりして操作を学び、有事に備えた。
南箕輪村の大泉ダム湖では舟艇訓練のほか、救命胴衣の着用方法や救命索発射機の操作を学習。組み立てたゴムボートで、水難者役の署員を救助した。
小嶋惣逸署長は「装備機材についての基本的な知識を身に付け、いかに有効に使うかが必要となる。普段から有事に備えてほしい」と署員の志気を高めた。 -
大泉地区社協「日の出会」お手玉づくり
南箕輪村大泉地区社会福祉協議会の「日の出会」は27日、お手玉づくりを西部地区館で楽しんだ。
日の出会は地域のだれでも参加できる集まり。毎月1回、花見や出前講座、小学生との交流会、お茶飲み会、料理講習会などをしている。
今回は手芸でお手玉を作った。参加者のうち女性たちは、慣れた手つきで布を縫い、小豆を中に入れてお手玉を作り上げた。
中川村社会福祉協議会の職員で、レクリエーションワーカーの米山喜明さんが、お手玉を使ったレクリエーションを紹介した。視界から離して両手を左右に伸ばした状態でお手玉を投げて取るなどの遊びにも挑戦。昔遊んだ経験のある人が多く、器用にお手玉を投げたり取ったりして楽しんでいた。 -
横断歩道の渡り方は…保育園で交通安全教室
南箕輪村交通安全協会女性部などはこのほど、中部保育園(高島みよし園長、園児・167人)で交通安全教室を開いた。
園児の交通事故防止の徹底を図るため、村内5保育園を巡回する。女性部員や伊那署員ら10人余が指導に当たり、交通規則を守ることを呼びかけた。
園児たちはパネルシアターを観賞し、横断歩道の渡り方や信号機の見方などを学習した後、年長児と年中児は園周辺の道路で実践。手を上げ、左右確認をして横断歩道を渡るなど、事故に遭わないための正しい道路の歩き方を学んだ。 -
「作って食べよう!みんなの畑」
コンニャクイモなど植え付け作業南箕輪村の農村生活マイスターと南箕輪村輪の会は27日、コンニャクイモなどを栽培する初企画「作ってみよう!みんなの畑」で大泉川南のほ場でコンニャクイモなどの植え付け作業をした。
コンニャクイモを栽培し手作りコンニャク作りに挑戦するほか、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシなどを作り、収穫する喜び、食べる喜びを味わおうと計画。マイスター、輪の会会員、寺子屋の塾生ら約30人が参加した。
ほ場約7アールはマイスターの一人が提供した。第1回作業はコンニャク、サツマイモ、トウモロコシ、黒豆、落花生の植え付け。子どもたちはマイスターらに教わりながらコンニャクイモやサツマイモの苗などを楽しく植えた。
今後は7月に草取り、ジャガイモ、トウモロコシ、枝豆の収穫、大根と白菜の種まき、10月下旬にサツマイモとコンニャクの収穫、12月にコンニャク作りや野菜を使った調理実習を計画している。 -
パートナーシップ南みのわ総会
パートナーシップ南みのわ(酒井八重子会長)の06年度総会は24日夜、村民センターであった。06年度役員、活動計画、予算案などを承認した。
活動計画は男女共同参画フェスティバル参加、あいとぴあ研修会参加、男女共同参画基礎講座参加、理事者との語らい、会員同士の交流会、箕輪町との交流、文化祭への参加、パートナーシップ南みのわ通信発行(年2回)、ミニ勉強会、むらづくり賞への活動登録など。予算総額は15万902円。
酒井会長は、「パートナーシップ南みのわも丸5年。皆の協力でここまでやってこれた。“命の平等”という言葉は男女共同参画とイコールではないかと思う。男女共同参画は今が旬。絶大なるご支援、ご協力をお願いしたい」とあいさつした。
06年度役員は次の皆さん。
▽会長=酒井八重子▽副会長=三沢澄子、高橋紀美代▽会計=原敏子▽幹事=植田さち子、堀伊都子、小池つる子、清水伝乃丞、井原夏二▽監査員=丸山千恵子、纐纈泰治 -
地域筋トレ教室
南箕輪村は介護予防事業の一環で、各地区の公民館を巡回して地域筋トレ教室を開いている。24日は中込公民館であり、9人が参加して筋力トレーニングのやり方を学んだ。
介護を必要とせず、いつまでも元気に暮らすために、筋力トレーニングなどの運動が有効といわれることから各地区で2日間ずつある。おおむね65歳以上の人が対象で、役場理学療法士の山崎一さんが指導する。
初日は、筋力は80歳で60%低下すること、高齢者でも筋力が向上する報告があることなどを紹介し、筋力トレーニングで基礎代謝の上昇や身体能力の向上、転倒予防などの効果が期待できることを説明した。
体力測定で握力、開眼片足立ち、歩行速度を測ったあと、ひざを支えるために必要なひざ上の筋肉、腹筋、大でん筋など重点的に鍛えるトレーニングに挑戦した。 -
南箕輪村営農センター総会
南箕輪村営農センター(唐澤俊次会長)は23日夜、南箕輪村民センターで総会を開き、認定農業者の育成、集落営農組織の設立などを含む本年度事業計画を承認した。
国の新方針に基づく経営所得安定化対策の実施を来年に控え、同センターは、その担い手となる集落営農組織「まっくんファーム(仮)」の設立・加入促進を本年度進めていく。来年出荷の麦のまき付けは、今秋となるため、今年の9月から12月に加入申請を受け付けていくことを計画している。6月に各地で組織原案を説明し、8月中旬から仮申し込みを開始したいとしている。
また、面積規模4ヘクタールを満たす個人農業者を担い手とする認定農業者の要件も検討していく。
地産地消の取り組みとしては、学校給食に地元食材を供給するための体制を確立し、昨年供給したリンゴ、白ネギ以外にも出荷できる品目を模索していく。また、県下の町村会として取り組む「収穫祭めぐり」への参画を検討していく。 -
第19回南箕輪村長杯ゲートボール大会
第19回南箕輪村長杯ゲートボール大会が24日、同村の大芝高原屋内運動場であり、田畑チームが優勝した。村ゲートボール連盟(伊藤聖人会長)の主催。
競技は地区対抗戦で、6地区から9チームの計47人が参加した。98歳の現役選手を最高齢に、平均年齢78歳のベテランが、和気あいあいと熱戦を繰り広げた。
同大会は屋内運動場が建てられた翌年の1988年から続く恒例。大会当初の村のゲートボール人口は約150人だったが、現在は60余人と減少し、高齢化も進んでいるという。
伊藤会長は「ゲートボールは簡単に楽しめるスポーツなので多くの人に参加してもらいたい」と話している。
結果は次の通り。
(1)田畑(2)神子柴A(3)神子柴B -
第3回大芝高原マレットゴルフまっくん大会
第3回大芝高原マレットゴルフまっくん大会(旧名・大芝高原マレットゴルフ選手権大会)が24日、南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場であった=写真。信州大芝高原マレットゴルフ親交会(北原忠義会長)の主催。
同大会は本年から村のイメージキャラクター「まっくん」にちなんで名称変更。これまで大芝高原中南信大会として10年、同選手権大会として2年の通算13回目を迎える恒例大会だ。
上伊那や岡谷市、諏訪市、塩尻市などから愛好者153人(男性97人、女性56人)が参加し、赤松、ひのきの両コース、計36ホール(パー144)で優勝を競った。
あいさつに立った北原会長は「セラピーロードに指定された大芝高原の中で、マレットが出来ることは幸せなこと。今後も自然を大切にしながらプレーしましょう」と話した。 -
伊那おやこ劇場・大芝でイベント
伊那おやこ劇場は21日、南箕輪村大芝高原研修センターで「おやこまつり縲怩ツくろう!はしろう!あげよう!縲怐vを開いた。伊那市西箕輪の、みはらしファーム内「工房Coo」の佐野博志代表から凧作りを学び、5月の青空に飛ばした。
伊那市、南箕輪村などの上伊那から、園児や小学校低学年を中心に50人の子どもと、保護者の計約100人が集合。ビニール袋やわりばし、紙などの材料で縦横50センチほどの大きさの凧を作り、表面にはオオカミ、ウサギなどの動物、家族の顔などの絵を描いた。
自分のお気に入りの凧は、近くの運動場で上げた。子どもたちは周りの友達には負けまいと、汗だくになって走り回ると、その活力に大人らは少し疲れた様子だった。
凧づくりの前には、伊那おやこ劇場の会員有志でつくるサークル・きらっぴー親子劇団が、おなじみの昔話「さるかにむかし(合戦)」を上演し、喜んだ。 -
経ヶ岳で自分を磨く 南箕輪中強歩大会
順延になっていた南箕輪中学校の「第54回経ヶ岳強歩大会」が23日あった。標高差1300メートル、約9キロ登山道の「完歩」タイムを競う伝統行事。心身を鍛えながら、村の広大な森林や眼下に広がる河岸段丘などの自然環境を自分の目で確かめた。
午前7時10分、大芝高原プール前の駐車場をスタート。くもり空の下、少し肌寒さを感じながら、生徒394人がそれぞれのペースで8合目(標高2153メートル)にあるゴールを目指した。
2合目地点は2年前の台風で沢があふれ、一部の登山道が崩れてしまっていたが、県の治山事業で新しい橋の設置などの整備が施され、生徒らの歩みを助けた。
次第に急勾配になっていく斜面に、真っ赤な顔で足をふんばり進む子もいれば、「去年はこんなに急だったっけ」と立ち止まり、一息付いてから歩き出す子もいた。
1位の男子は2年連続で清水広武君(3年)、女子は立石ゆきえさん(3年)だった。 -
南箕輪・北殿区民マレット交流
南箕輪村北殿区(山本昭子区長)主催の区民マレットゴルフ大会が21日、同村の大芝高原マレットゴルフ場であった=写真。新緑の木陰の中、区民らが交流しながらプレーを楽しんだ。
親ぼくを深めるための毎春恒例の行事に、50縲・0代の区民59人(男性37人、女性22人)が参加。白樺(9ホール)、ひのき(18ホール)の合計2コースで快音を響かせた。
参加者は初心者からベテランまでと技術はさまざま。上位6位までの入賞のほか、ホールインワン、ブービー賞などの特別賞も与えられた。
参加した深見フサエさん(77)は「試合はそっちのけで、冗談をいいながら楽しくプレーができた」と感想を述べた。
上位6位に入賞したのは次の皆さん。
▽男性 (1)倉田喜隆87(2)小倉孝一90(3)池上辰夫91(4)伊藤宏、池上安男92(5)藤田貞治、羽生剛93(6)有賀今朝男、堀始春94
▽女性 (1)大槻キサエ82(2)伊藤茂美86(3)根橋栄89(4)倉田さだ子、北澤ヒデ子90(5)松崎久子93(6)城戸ゆたか94