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信大農学部で科学の祭典
子ども達が科学のおもしろさを体験する催し「青少年のための科学の祭典2018伊那大会」が、20日と7月1日の2日間、南箕輪村の信州大学農学部で開かれています。
会場には、信州大学の各学部の教員や中南信の小中学校教諭などが58のブースを設けました。
ビニール傘でプラネタリウムを作るコーナーでは、星図を見ながら星を書き写していました。
分子模型を作る体験コーナーでは、5種類の原子を使ってビタミンCや二酸化炭素の分子を作っていました。
科学の祭典は、信州大学などで作る実行委員会が、信大の県内5つのキャンパス持ち回りで毎年開いているもので、1998年に始まりました。
科学の祭典はあすも信大農学部で午前10時から午後4時まで行われます。
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新しい味工房でガレットづくり
南箕輪村は、大芝高原味工房を多くの人に活用してもらおうと29日、ガレットづくり体験教室を初めて開きました。
この日は、3組6人が参加して、ガレットづくりを体験しました。
味工房でガレットを提供しているカフェコーナーの責任者で、地域おこし協力隊の楠好延(くすのきよしのぶ)さんが講師を務めました。
楠木さんは「生地を冷蔵庫で1日寝かせて、つくる1時間ほど前に出すとキメが細かくなります」と参加者にポイントを説明していました。
参加者は生地にするそば粉の分量や焼く時間を変えながらガレットづくりを楽しんでいました。
参加者は「家でつくるとなかなかうまくいかなかったので、本格的に作ってみたいと思い参加した。きょうは成功しました」「材料があれば家でもやってみたい」と話していました。
教室は、今年4月にリニューアルオープンした味工房に、新たに作られた多目的体験室を活用してもらおうと、初めて開かれました。
村では「今後も様々な体験活動で活用してもらいたい」と話しています。 -
上農の「うしパン」商品化へ
南箕輪村の上伊那農業高校加工班の生徒は、牛乳やチーズなどを材料にしたオリジナルの「うしパン」作りを28日に行いました。
この「うしパン」が元になったパンが大芝高原味工房で商品化される計画です。
30日に南箕輪村民センターで開かれる「牛乳セミナー」に向けて加工班の生徒がうしパンを作りました。
うしパンは、去年開かれた牛乳・乳製品利用料理コンクール県大会で優勝した上農オリジナルの蒸しパンです。
地元産の牛乳、卵やチーズ、スキムミルクなどを混ぜ、練りゴマのペーストで牛の柄を再現します。
食べる時に生産者の想いを少しでも感じてもらいたいと考え、牛柄のパンにしたということです。
鈴木優梨香班長は「食べた人に、少しでも牛のことや生産者の方のことを考えてもらえるようにと思い、牛柄にしました」と話していました。
うしパンは、柄はそのままでメロンパンにするなどの改良を加え、大芝高原味工房で商品化される計画です。
30日に村民センターで開かれる牛乳セミナーでは、上農のオリジナル版と味工房の改良版の両方を試食することができるということです。 -
関東甲信 過去最も早い梅雨明け
気象庁は29日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
関東甲信地方の6月中の梅雨明けは、統計開始以降初めてだということです。
梅雨が明けた29日、伊那市高遠町の高遠保育園では地域のお年寄りを招いて七夕の飾り付けをしていました。
6月中の梅雨明けは、気象庁が統計を開始した1951年以降初めてで、平年より22日、去年より7日早い梅雨明けだということです。
子ども達はお年寄りに願い事を書いてもらうと、用意された笹に結びつけていました。 -
空き家バンク52件成約で好調
伊那市、箕輪町、南箕輪村の伊那地域定住自立圏で取り組んでいる空き家バンクで、昨年度の契約件数は目標の31件を上回る52件だった事がわかりました。
3市町村が行っている空き家バンクの昨年度の登録件数は目標50件に対して70件でした。
成約件数も一昨年度が36件、昨年度が52件と増加傾向にあります。
この結果を受け、さらに高い目標値の設定が必要か検討するほか、¥今年度は相談会や空き家バンクツアーを計画しています。
また伊那本線の1か月の利用者数は去年4月が1,144人だったのに対し今年3月は1,851人で、1便あたりの利用者数は2.72人から4.23人と増加しました。
今後は、利用者のニーズをより詳しく把握し利便性の高い運行を目指していくという事です。 -
こども館まもなく開館1年
開館して間もなく1年を迎える南箕輪村のこども館の今年5月末までの総利用者数は、およそ2万7千人に上ることがわかりました。
子育て支援・相談をはじめ、子どもたちが遊び・学び・交流できる複合施設として去年7月18日に開館しました。
南箕輪村がまとめた、こども館の総利用者数はおよそ2万7千人となっていてます。
内訳は、放課後児童クラブの利用者が述べ1万8千人、イベントや子育て相談などの来館者が9千人で、月の平均利用者数は2千500人となっています。
こども館では、工作や運動、読み聞かせなど毎週土曜日に講座を開いている他、学習支援も行っています。
こども館では、「今後も幅広い世代に利用してもらえるよう取り組んでいきたい」と話していました。
来月28日には、1周年を記念したイベントを予定していて、こども館のオリジナル体操などが披露されることになっています。
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南箕輪村消防団 操法大会
南箕輪村消防団のポンプ操法大会は大芝高原で開かれ3つの競技に合わせて17チーム、78人が出場しました。
このうち自動車ポンプの部では団員5人がホースを延ばし、ポンプから65メートル先の的に水をかけていました。
団員らは5月上旬から練習をしてきたということです。
大会の結果ポンプ車は田畑の第3分団第1部が、小型ポンプは南殿の第2分団第2部Bが、ラッパ吹奏は沢尻・南原の第4分団が優勝しました。
ポンプ操法の部で優勝したチームは来月8日に伊那市で開かれる上伊那大会に出場します。
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南箕輪村農業交流へ魅力探し
観光客の受け入れに農業体験を生かす南箕輪村の農泊推進事業で、観光や農業の関係者が、地元の魅力を再発見するワークショップを、21日、村役場周辺で開きました。
この日は、南箕輪村役場を出発し周辺を散策して、魅力を再発見しました。
ワークショップには、村の観光や地域おこし協力隊のほか、農業従事者など25人ほどが参加しました。
コーディネーターを務めたのは、都市農山漁村交流活性化機構の花垣 紀之さんです。
花垣さんは役場近くにある横井戸などを紹介していました。
横井戸は、西天竜が流れるようになる前に、人々の生活用水や農業用水として使われていたということで、村内に40か所ほどあるということです。
花垣さんは、「身近にあるものでも都会の人にとっては十分観光資源になります」と紹介していました。
南箕輪村では、都市と農村の交流を進めようと、農泊推進事業を昨年度から本格的に進めています。
特に受け入れの農業者に関心を持ち、参加につなげたいと今回このワークショップを開きました。
南箕輪村では農家に泊まる民泊ではなく、村内の宿泊地に泊まって、農業体験をしてもらう農業交流を中心にイベントを開いていきたい考えで、10月にもモニターツアーを予定しています。
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VC長野 新コーチ就任
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールチーム「VC長野トライデンツ」のコーチに全日本男子代表のコーチを務めたアーマツ・マサジェディさんが就任しました。
アーマツコーチは、笹川星哉監督とともに南箕輪村役場で20日、記者会見を行い、意気込みを話しました。
アーマツコーチは、2011年から3年間イラン代表コーチを務めた他、2015年から2年間、全日本男子チームのアドバイザーコーチを務めました。
VC長野は、リーグの再編に伴い今年の秋からバレーボールVリーグ1部に参入します。
笹川監督は、「1部リーグの経験があるアーマツコーチが加わることで選手たちも自信をもって開幕戦に向かうことができる」と話していました。
アーマツコーチは、今月からチームに合流していて笹川監督は「選手たちの1つ1つのプレーに対する意識が変わってきている」と話します。
Vリーグ1部は、10月26日に開幕します。
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信大ナイアガラワイン 販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てたブドウを使ったワインが完成し、19日から販売が始まりました。
学生が実習の一環で育てたブドウ「ナイアガラ」を使ったワインで、720ミリリットル入り1,500円です。
19日は生産品販売所でワインがお披露目され、学生が味を確かめていました。
ブドウは去年10月に植物資源科学コースの2年生が実習で収穫したもので、収量は299キロでした。
糖度が18度ほどの完熟したものが多かったということで、例年に比べて甘さや香りが強いということです。
ワインは合計230本つくられていて、信大農学部の生産品販売所で1人2本まで購入することができます。 -
移動式取締装置で生活道路の安全を
伊那警察署は、今年4月に長野県警が導入した移動式の速度違反自動取締装置を使った取り締まりを、18日に初めて行いました。
移動式のこの装置は、縦50センチ、横26センチ、奥行き40センチの箱型です。
車の速度をレーザーで測定し、速度超過の車が通ると運転手の顔とナンバープレートを自動的に撮影します。
18日は、伊那署と県警交通機動隊が、南箕輪村の信州大学農学部前の村道で、取り締まりを行いました。
この場所は、30キロ規制となっていますが、農道への抜け道となっているため、朝夕は交通量が多いということです。
この装置は、県警が今年4月に導入したもので、伊那署での利用は今回が初めてです。
速度違反の取り締まりのほとんどは、警察官数人で速度の計測や取り調べなどを行っています。
しかし、この方法では違反車を誘導して駐車するスペースが必要なため、道幅が狭い生活道路では困難でした。
今回導入された移動式のこの装置は、狭いスペースでも設置が可能なことに加え、取り締まり場所を変えながら行うことができるため、速度抑制に効果が期待できるということです。
価格は1台1,000万円で、県警では効果があれば装置の追加も検討していくとしています。 -
大芝まつり ポスターなどの図案決定
8月25日に行われる南箕輪村大芝高原まつりをPRするポスター、うちわ、パンフレットの図案が決まりました。
ポスターに選ばれたのは南箕輪中2年の安藤雅さんの作品です。
まっくんがマイバンブーを手に踊っている様子が描かれています。
うちわに選ばれたのは、南箕輪中1年の北原野乃華さんの作品です。
祭り名物のたらいレースに参加しているまっくんをイメージして描いたということです。
パンフレットには、南箕輪中3年の有賀もも花さんの作品が選ばれました。
クラシックカーフェスティバルや闘鶏など、大芝高原まつりならではのイベントとまっくんが描かれています。
ポスターは200枚作成し、公共施設などに飾られます。
パンフレットは村内全戸配布される他、うちわは当日来場者に配られることになっています。 -
日本禁煙友愛会伊那支部 文房具寄付
一般社団法人日本禁煙友愛会伊那支部は、伊那市と南箕輪村の保育園、小中学校に文房具を贈ります。
12日は、日本禁煙友愛会伊那支部の清水篤志支部長ら3人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に挨拶しました。
伊那支部は昭和30年8月に「たばこのない社会」を目指して創立し、現在およそ1,000人が会員となっています。
今回は、保育園にハンカチを、小学校には鉛筆を、中学校にはノートをそれぞれ贈ります。
家庭に持ち帰って子ども達から家族に禁煙の大切さを伝えてもらおうと毎年行われています。
伊那支部では「禁煙は幼い子どもと約束するのが一番効果があるとされている。2020年の東京オリンピックに向けてさらに禁煙運動に取り組んでいきたい」と話していました。
文房具は6月中に伊那市と南箕輪村の各保育園・学校に贈られることになっています。
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フラッグフットボール体験会
南箕輪村が普及を進めているスポーツ「フラッグフットボール」の体験会が、16日大芝高原屋内運動場で開かれました。
体験会では、早稲田大学スポーツ科学部の学生やOBらが講師となり、小学生から一般までの15人を指導しました。
体験会では、パスやキャッチの練習、ミニゲームが行われました。
フラッグフットボールは、アメリカンフットボールが起源のスポーツです。
腰に2枚の旗をつけていて、タックルの代わりに、旗を取り合います。
攻撃と守備に分かれていて、旗を取られずに相手のゴールゾーンまでボールを運べば得点となります。
参加者は3つのチームに分かれ、作戦を立てながらゴールを目指していました。
南箕輪村では、来月小学生の全国大会を開催するなどして知名度向上につなげたいとしています。 -
大芝高原で自然観察会
南箕輪村の大芝高原みんなの森で、自然観察会が16日開かれました。
元理科教諭の浦野勝さんが講師を務め、この時期見ごろとなる植物について話をしました。
このうちササユリは、長野県版レッドリストの準絶滅危惧種に登録されています。
浦野さんは「ササユリは昔は西山に多く生えていたが、採取により数が減ってしまった。このように、人の営みが植物を追いやってしまうことがあります」などと説明していました。
自然観察会は、高原内の植物の保護活動などを行っている大芝高原親林自然保護の会と、南箕輪村公民館が開きました。
観察会には、村内を中心に34人が参加し話に耳を傾けていました。 -
社明運動 総理メッセージ伝達
7月は犯罪や非行のない社会を目指す「社会を明るくする運動」の全国強化月間です。
15日は上伊那地区保護司会のメンバーが南箕輪村役場を訪れ唐木一直村長に総理大臣からのメッセージを伝達しました。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の更生について理解を深め、明るい社会を築こうという運動です。
今年で68年目の取り組みで、罪を犯した人の立ち直りを支え、就労や住居などの生活基盤づくりの推進が重点項目として掲げられています。
実施委員会では、来月7日に伊那市の高遠町総合福祉センターやますそで運動の一環として「社会を明るくする地域づくり大会」を開き、一般の人への理解を広げていきたいとしています。
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南箕輪中1年観光資源を学ぶ
南箕輪中学校の1年生は、村の観光資源について学び、発信する総合学習に取り組んでいます。
14日は、1年生167人が、村役場の職員と、地域おこし協力隊の隊員2人から村の魅力や観光資源について話を聞きました。
村職員の真瀬垣まり子さんは、村最大の観光地である大芝高原には年間60万人が訪れていて、県内で38位の集客数だと説明しました。
真瀬垣さんは、「光を観ると書いて観光と言います。皆さんそれぞれが村の光を見つけて下さい」と呼びかけました。
話を聞いた後各クラスに戻り、ワークシート作成にとりくみました。
村の魅力を8つあげ、その8つについてさらに詳しく考えるというものです。
生徒たちは、自然、農業、伝統行事などと書き込んでいました。
また、近くの友達と情報を共有しながら村の魅力について考えていました。
南箕輪中学校1年生は、ワークシートを元に取り組むテーマを決め、7月に村内で調査を行います。その後、個々に新聞の形にまとめを行い9月下旬の文化祭で発表するとしています。
完成した新聞は、修学旅行で訪れた先で配布することも計画していきたいということです。
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学校の渡り廊下で子育て
南箕輪村の南箕輪中学校の校舎と体育館を結ぶ渡り廊下では、ツバメが子育てに励んでいます。
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架空請求詐欺防ぎ感謝状
伊那警察署は、架空請求詐欺を未然に防いだとして南箕輪村のファミリーマート南箕輪大泉店に、感謝状を13日、贈りました。
13日は、伊那警察署の駒村公孝署長が店舗を訪れファミリーマート南箕輪大泉店に感謝状が贈られました。
先月11日に伊那市在住の70代女性が21万円分の電子マネーを購入したいと来店しました。
その時対応したパート従業員の橋爪明日香さんが金額が高額だったため不審に感じ、相談を受けたマネージャーの中島雅文さんが伊那署に通報したものです。
伊那警察署によりますと今年1月から5月末までに届け出があった特殊詐欺被害は2件で、被害額はおよそ360万円となっています。
伊那署では、「メールや電話などで身に覚えのない請求があったら、まずは警察に相談してほしい」と呼び掛けています。
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父の日を前に親子でイスをDIY
17日の父の日を前に、親子でイスを作るDIY講座が、南箕輪村公民館で、9日に開かれました。
講座には村内の親子7組13人が参加しました。
DIYの初心者でも簡単にできるようにと、ホームセンターなどで販売されている木材を使い、ネジを使って組み立てました。
村公民館では、親子で触れ合いながら作業する時間を大切にするとともに、手作りの魅力を感じてもらいたいと話していました。
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南箕輪村で7月にフラッグフットボールの大会
南箕輪村は、フラッグフットボールの全国小学生選抜大会を、7月29日に開きます。
地元チームも出場することになっていて、現在参加者を募集しています。
11日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、大会の概要について説明がありました。
大会は、7月29日に大芝高原屋内運動場で開かれます。
フラッグフットボールは、戦略性、技術性などのアメリカンフットボールの魅力はそのままに、コンタクトプレーを排除した女性や子どもでも安全にプレーできるスポーツです。
北海道、関東、東海、関西、九州のそれぞれ予選を勝ち上がったチームと、上伊那の小学生でつくるチームの6団体が出場します。
試合は5人で戦いますが交代が自由なため、30人ほどのメンバーを募集しているということです。
対象は、小学3年生から6年生までの男女で、今月20日から週に1回、村民体育館で練習を行います。
また、大会前日の28日にはわくわくクラブ主催のフラッグフットボールフェスが開かれることになっています。 -
南箕輪村農業経営者協議会 盆花用の花の苗定植
南箕輪村農業経営者協議会は、お盆に販売する盆花の苗の定植作業を7日に行いました。
作業は協議会のメンバー12人が行いました。
毎年盆花用の花を育てていて、今年はアスター5色とケイトウの苗900束分を植えました。
苗は、協議会が所有するハウスで今年4月に種をまき育苗したもので、収穫予定の8月には60センチ程に生長するということです。
田中實会長は「順調に生育しているので、8月にはきれいな花が咲くよう引き続き手入れをしていきたい」と話していました。
協議会では他に菊なども育てることになっていて、花束にして販売します。
収穫の予定は8月11日で、12日に村内で販売が行われます。 -
半沢のほたる祭り予定早め12日から
今月16日からを予定していた南箕輪村田畑半沢のほたる祭りはすでにほたるが舞い始めていることから始まりを4日早め12日に変更して行われます。
10日は住民有志でつくる田畑半沢を愛する会の会員が道路の清掃や車のライトの明かりを遮る遮光ネットを張るなどほたる祭りの準備をしていました。
今年は16日からを予定していましたがすでにほたるが舞い始めていることから始まりを12日に早めました。
祭り期間は12日から27日までを予定していて期間中は手作り行灯が並べられます。
祭りは今年が24年目で田畑半沢を愛する会では「ほたるが舞う風情ある雰囲気を楽しんでもらいたい。」と話しています。
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田畑まんどの会 振りまんどで使う大麦収穫
南箕輪村の住民有志で作る田畑まんどの会は、お盆の振りまんどで使う大麦の収穫を9日区内の畑で行いました。
9日は10アールの畑で、会員や区内の小学6年生とその保護者およそ50人が麦を刈りました。
麦は去年10月に種をまき、3月に麦踏をしたということです。
収穫した大麦は8月の振りまんどで使う他、実は麦焼酎や麦茶にするということです。
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焼酎用イモの苗植える
南箕輪村の住民でつくるいも焼酎南箕輪会のメンバーは8日田畑の転作田で焼酎用のサツマイモの苗を植えました。
8日は会員およそ25人が焼酎用のサツマイモ黄金千貫の苗を植えました。
会では自分たちで作ったサツマイモで焼酎を楽しもうと毎年イモづくりを行っていて今年で13年目になります。
苗を植える転作田は農地を守ろうと使われなくなった田んぼを借りています。
いも焼酎に適しているという黄金千貫は5500本植えられ10月に収穫されます。
12月にはオリジナル焼酎「大芝の華」として販売されることになっています。 -
南箕輪村の大芝の湯 昔の掛け時計を展示
南箕輪村の大芝の湯で、明治や昭和の時代に使われた掛け時計の展示会が開かれています。
明治40年代に作られた掛け時計など5点が展示されています。
展示会を企画したのは、大芝高原を活用した観光振興に取り組んでいる南箕輪村の地域おこし協力隊の小谷野滉さんです。
6月10日の時の記念日に合わせて初めて企画しました。
時計は伊那市西箕輪の登内時計記念博物館から借りてきたものです。
全て、明治から昭和の時代にかけて作られた日本製の振り子時計で、ゼンマイの力で歯車を回し振り子の動きで針の進むスピードを制御する仕組みです。
時計の展示会は8月31日まで大芝の湯で開かれていて7月1日、8月1日には展示する時計の入れ替えを予定しています。 -
伊那市・箕輪町・南箕輪村議会6月定例会開会
伊那市議会、箕輪町議会、南箕輪村議会の6月定例会が4日に開会しました。
伊那市議会6月定例会が、4日に開会し、8億9,700万円を追加する一般会計補正予算案など8議案と請願陳情4件が提出されました。
主な内容は、水上空路によるドローン物流の仕組みづくりに5,700万円、小中学校で活用するICT機器の整備に5,000万円などとなっています。
他に、これまでに議会として行った決議や要望、提言について検証する「事業評価検証特別委員会」が設置されました。
委員11人で構成し、委員長には飯島光豊さんが選ばれています。
13日から15日に一般質問、25日に委員長報告・採決が行われます。 -
沢尻 春日さん宅のバラ見ごろ
南箕輪村沢尻の春日悦男さん宅のバラが見ごろとなっています。
N春日さん宅の庭には、80種類、180株のバラが植えられています。
18年前に、友人に赤いバラをもらったことをきっかけに徐々に増やしたという事です。
以来、春日さんと妻の美根子さんは消毒や剪定など世話をしてきました。
庭はオープンガーデンになっていて、春日さんは「気軽に立ち寄りバラの花と香りを楽しんで下さい」と話していました。
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アクト・ジャパン 六道原工業団地の用地取得
神奈川県横浜市に本社を置く株式会社アクト・ジャパンは、伊那市美篶の六道原工業団地の土地売買契約を伊那市と締結しました。
28日は市役所で調印式が行われ、アクト・ジャパンの青木伸栄(のぶひで)社長と白鳥孝市長が土地売買契約を交わしました。
アクトジャパンが取得した土地は、伊那市美篶の六道原工業団地のおよそ3,600㎡で、売買価格は4,400万円となっています。
アクト・ジャパンは、ハイブリッドICや液晶の部品を、南箕輪村の伊那工場で製造しています。
車の配線に使われる部品の量産などに対応できる設備を整えるために新たに土地を取得し、現在の伊那工場から移転します。
新しい工場は、延床面積2,000㎡、鉄骨平屋造を計画しています。
青木社長は「今いる従業員がそのまま働けるということもありこの場所を選んだ。従業員の生活を支えていけるよう何年できるかわからないが頑張っていきたい」と話していました。
白鳥市長は「近隣では今後国道153号バイパスの整備も進みアクセスも良くなる。伊那の地からさらに飛躍していただきたい」と話していました。
今回の移転に伴い、アクト・ジャパンでは5人の増員を予定しているということです。
着工は7月の予定で、来年3月の完成、操業開始を目指します。 -
冬の風物詩 ザザムシ漁解禁
伊那谷の冬の風物詩「ザザムシ漁」が1日解禁となりました。 今年は10月の台風による増水のため不漁となる見込みで、貴重な珍味が例年以上に貴重な物となりそうです。 ザザムシ漁を行っているのは伊那市中央の中村昭彦さん73歳です。 ザザムシは、トビゲラやヘビトンボなどの水生昆虫の総称で、佃煮にして味わう伊那谷ならではの食文化です。 漁には虫踏み許可証が必要で、今日現在5人が許可を取っています。 石の下にいる虫が川底をかき回すと浮かび上がり、四手網と呼ばれる網の中に入っていきます。 中村さんよりますと、今年は10月の2度の台風により川底の石が流され多くのムシが死んでしまったという事です。 中村さんは「今シーズンは厳しい年になりそうだ」と話します。 ザザムシ漁は、来年2月末まで行われます。