-
南信工科短大で人材ものづくりフェア
南箕輪村の南信工科短期大学校で地域のものづくりについて理解を深めるイベント「人材ものづくりフェア」が23日に行われました。 フェアでは、南信地域の企業や団体が製品を紹介する42のブースが並びました。 訪れた人たちは、企業や団体の担当者から説明を受けていました。 今年は南信工科短大の学生が課題で制作した作品も展示されました。 この作品は、モーターのついたアームをタテ、ヨコ、上下に動かし菓子を取ることができるゲームで、子どもたちが楽しんでいました。 会場ではほかに、様々な体験・実験ブースも設けられました。 パソコンの組み立てを体験したり、リニア新幹線を動かす原理の超電導の仕組みを学んでいました。 人材ふれあいフェアは、南信工科短大を知ってもらうとともに地域の人材が地域で学び活躍する風土を育もうと開かれたもので今年で2回目です。
-
南箕輪村と日本フラッグフットボール協会が協定
南箕輪村は、移住定住促進につなげようと、日本フラッグフットボール協会と連携協定を20日、締結しました。 20日は、唐木一直村長と日本フラッグフットボール協会の岡出美則代表理事が協定書を取り交わしました。 全国に南箕輪をPRしようと公式キャラクターまっくんをデザインしたフラッグフットボール用の「まっくんボール」を制作しました。 フラッグフットボールは、アメリカンフットボールのタックルに代わりプレイヤーの腰の左右に着けた旗を取り合うスポーツです。 全国のおよそ6000校の小学校で授業として取り入れられていて2020年からは新学習指導要領で半必修球技となります。 協定により、日本フラッグフットボール協会では、まっくんボールを500個制作する他、小学校への用具や教材の支援、指導者の派遣などを行います。 村では、来年1月から南部小学校の5年生が体育の授業で取り組みます。 また、12月からは、ふるさと納税の返礼品として1万円以上寄付した人にボール3個を送り村を全国にPRしたい考えです。 唐木村長は「村の認知度アップにつながることに期待したい」と話していました。 日本フラッグフットボール協会によりますと自治体と協定を結ぶのは南箕輪村が初めてだということです。
-
南箕輪村で高齢者交通安全ゲートボール大会
南箕輪村は、高齢者に交通安全についての意識を高めてもらおうと「高齢者交通安全ゲートボール大会」を、20日に大芝屋内運動場で開きました。 大会には、7チーム約40人の高齢者が参加し、全員に参加賞として夜光反射材と交通安全読本が配られました。 21日から始まる秋の交通安全運動に合わせて開いた大会で、今年で32回目になります。 村交通安全協会によりますと、夜間、歩行中の高齢者が巻き込まれる事故は重大事故につながる傾向があるという事です。 今年に入り村内では高齢者の交通死亡事故が2件発生していて、2月は歩行中の80代女性が、8月は軽自動車を運転していた70代女性が死亡しています。 来月は、村安協主催のマレットゴルフ大会が開かれる予定で、そこでも交通安全について呼びかけていくという事です。
-
台風で落ちた梨 選果場で受け入れ
台風18号の影響で、上伊那地域では収穫を間近に控えていた梨が落ちる被害がありました。箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場では、落ちた梨の受け入れが、19日に行われました。 選果場には、まだ袋がかけられたままの梨が何ケースも運び込まれ、従業員が袋をむいて、中の状況を確認していました。 今回特に被害を受けたのは、上伊那地域の梨の主力品種「南水」です。 収穫を1週間後に控え、選果場では25日から受け入れを行う予定でした。 ある果樹農家は「あと少しのところで、大きく実った梨はすべて落ちてしまった。果樹農家はみんな痛手だと思う」と話していました。 JA上伊那の果樹担当者によると、今回の台風の影響で、上伊那地域の梨の1割ほどが被害にあったということです。 果樹担当の兼子敦さんは「収穫期まで本当にあと少しだった中での被害。かなりの強風の割に持ちこたえたものも多いが、それでも被害は大きい。」と話していました。 梨は、熟していて状態の良いものは「ワケあり」としてAコープや直売所で販売される予定で、それ以外のものは加工されるか、廃棄になるということです。
-
地価 県内商業地は25年連続で下落
長野県は7月1日現在の県内の地価を公表しました。 県全体では、商業地は平成5年以降25年連続の下落、住宅地は平成9年以降21年連続の下落で、伊那市・箕輪町・南箕輪村の調査地点は、すべて下落しています。 県内の77市町村、399地点を対象に調査が行われました。 県全体では、林地を除く390地点中、上昇が35地点、横ばいが59地点、下落が296地点でした。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の9地点、箕輪町の5地点、南箕輪村の2地点で調査が行われ、去年と比べてすべて下落しています。 3市町村で下落幅が最も大きかったのはいずれも商業地で、伊那市山寺の山寺駐車場付近が、去年の4万4,000円から2.7%下落し4万3,200円。 箕輪町松島のJR伊那松島駅前付近が、去年の3万500円から3.6%下落し2万9,400円。 南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近が、去年の2万5,400円から3.1%下落し2万4,600円となっています。 県内で最も上昇したのは軽井沢町の住宅地で、3.3%の上昇となっています。 地価の公表は、適切な土地取引が行われるよう、長野県が1平方メートルあたりの土地の価格を調査、判定しているもので、毎年行われています。
-
台風18号の影響 観光施設キャンセル相次ぐ
大型で強い台風18号は、17日午前11時半頃、九州地方に上陸しました。 台風の影響で上伊那の観光施設でもキャンセルが相次ぎました。 伊那市長谷の南アルプス林道バスでは、連休中、1日あたりのべ1,000人の利用を見込んでいましたが、この台風の影響を受けてほとんど利用はありません。 3連休で、23団体、320人入っていた団体客の予約も、ほぼキャンセルとなりました。 山梨県側の南アルプス林道は、すでに通行止めとなっていますが、伊那市側では、山に入っている人もいるとして、台風の影響が大きくなければ、通常通り運行するとしています。
-
JA上伊那 今季から本格的なぶどう出荷
JA上伊那は今シーズンから本格的にぶどうの出荷を始めます。 受け入れ初日の15日は、50キロのぶどうが農家から持ち込まれました。 箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場では15日、ナガノパープルと藤稔が持ち込まれました。 JAの担当者が農家に収穫の注意点を説明しました。 担当者は、「全ての実が色づいたら収穫の時期です。 形がくずれないよう、ひと房ごと箱詰めしてください」と話していました。 JAによりますと、上伊那でぶどうを栽培している農家は80戸ほどだという事です。 これまでは贈答用として個別に出荷したり、直売所へ持ち込んでいました。 ここ数年で栽培量が増えてきたこともあり、JA上伊那として、ぶどうの出荷を始めます。 市場からの要望があり出荷先も安定的に確保できる見込みです。 今年は静岡県を中心に出荷を行い、10月末までに1トンを見込んでいます。
-
伊那本線 お試し乗車券を配布
伊那市・箕輪町・南箕輪村を結ぶバス「伊那本線」を伊那中央病院への通院などに利用してもらおうと、3市町村は、無料のお試し乗車券を配布しています。 伊那市・箕輪町・南箕輪村の定住自立圏の取り組みとして市町村の枠を超えて走るバス「伊那本線」の運行を4月から始めています。 伊那中央病院への通院に利用してもらおうと無料のお試し乗車券を5日から配布しています。 乗車券は一人2枚で10月31日まで1枚につき1回乗車でき、利用したい場合は、伊那中央病院の窓口で受け付けています。 伊那本線は、伊那市西春近から箕輪町大出を結ぶ路線バスで、伊那行き、箕輪行きそれぞれ平日で1日9便、土日祝日は1日3便運行しています。 利用者が低調となっていることから3市町村では、周知をさらに強化し、利用の増加につなげていきたいとしています。
-
明るい選挙ポスター特選決まる
明るい選挙啓発ポスターの選考会が8日伊那合同庁舎で開かれ県選挙管理委員会第2次審査に出品される特選作品が選ばれました。 上伊那6町村の中学校から112人の応募があり伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは12人が選ばれました。 特選に選ばれたのは箕輪中学校2年の萩原杏樹さん、佐藤孝哉君。
-
フェンシングで海外派遣メンバーに
南箕輪わくわくクラブフェンシングスクール所属の小池悠太郎君が全国小学生フェンシング選手権大会で8位入賞しオーストラリアへの派遣メンバーに選ばれました。 小池君は7日練習場の南箕輪村村民体育館でわくわくクラブの北原満理事長に入賞の報告をしました。 保育園のころからフェンシングをはじめ今は箕輪中部小学校の5年生です。 大会は3日に秋田県で開かれ113人が出場した5・6年男子フルーレの部で8位入賞しオーストラリアへの派遣が決まりました。 日本フェンシング協会では5・6年生の部から大会での8位入賞者までを対象に海外派遣を行いレベルアップを図っています。 大会ではほかに南箕輪小学校4年生の保科幸那さんが40人出場の3・4年女子フルーレの部で8位入賞を果たしています。 北原理事長は「さらに練習を積んで活躍してください。」と2人を激励していました。
-
南箕輪村 長寿者訪問はじまる
敬老の日を前に、88歳以上になる人を祝う南箕輪村の長寿者訪問が5日から始まりました。 この日は、唐木一直村長が南殿の山﨑清美さん宅を訪れ、祝い金を手渡しました。 山﨑さんは、昭和5年2月6日生まれの87歳で、次の誕生日で88歳を迎えます。 昭和35年から自営業で電子部品の製造を行ってきました。 昭和49年43歳の時に、村議会議員に初当選し、5期17年務めました。 そのうち7年は、議長を務めたということです。 現在は、毎朝早起きをしてウォーキングとラジオ体操を行い、帰ってくるとハーモニカを吹くのが日課です。 ハーモニカ歴は10年以上で、童謡を中心に数多くの曲を吹いているということです。 今年3月31日現在、村内の88歳以上の高齢者は409人で、このうち100歳以上は15人となっています。 最高齢は、102歳の女性だということです。 南箕輪村の長寿者訪問は13日まで行われ、361人を訪問する予定です。
-
ネパール農業高校教諭 日本の農業高校視察
農業教育の強化を目指すネパールの農業高校の教諭らが5日、南箕輪村の上伊那農業高校を訪れ、授業の内容を見学しました。 上伊那農業高校を訪れたのは、ネパールのヒマラヤ山麓、標高2600メートルほどに位置するコバン農業高校の校長と担当教諭2人です。 2人は、上農高校生産環境科の1年生が、稲の水分量の測定をする様子を見学しました。 ネパール視察団の受け入れは、信大農学部が、国際協力機構「JICA」と上農高校と連携して去年から行っているものです。 ネパール国内の農業高校の教育の質の向上を目指して行っています。 授業では生徒たちが、育てている水田の圃場を訪れ、生育状況の違う稲を刈り取って教室に持ち帰りました。 教室では、稲の水分量を測定し、収穫適期かどうかを調べていました。 視察した教諭らは、信大の担当助教を通じて高校生に質問しながら授業を見学していました。 ネパール・コバン農業高校のティカ・ラム・シルマ校長は「取り入れることができるものは帰ってすぐにでも取り入れていきたい」と話していました。 信州大学農学部の根元和洋助教は「ここで吸収した技術や教育を、学校の先生や生徒達に伝えてもらいたい」と話していました。 ネパール・コバン農業高校の教諭らは、9日まで伊那市内に滞在して、グリーンファームや農場を見学する予定だということです
-
信大農学部と2つの専門学校が覚書を締結
信州大学農学部と県内外の2つの専門学校は、連携実習に関する覚書を、4日に締結しました。 4日は調印式が農学部で行われ、藤田智之農学部長、岐阜県立森林文化アカデミーの川尻秀樹副学長、長野県林業大学校の山口勝也校長の3人が覚書を取り交わしました。 岐阜県美濃市にある森林文化アカデミーと、木曽町の県林業大学校は、交流に関する協定を平成27年に締結していて、今回は両校が信大農学部に覚書の締結を依頼したものです。 これにより、専門学校2校は信大農学部が持つ日本で数台しかない油圧式集材機を使った連携実習を行える他、信大農学部は両校の持つ異なる生態系の演習林で実習を行うことができるなど、相互にメリットがあるということです。 4日は、両校の学生27人が訪れ、早速農学部の演習林で実習を行ったということです。
-
保育園と消防団が合同で防災訓練
防災の日の1日南箕輪村の南原保育園で保育園と消防団合同の防災訓練が行われ地震発生から避難までの動きを確認しました。 訓練は地震が発生し園内から火が出たとの想定で行われました。 午前9時、警戒宣言が出されると園児たちは防災頭巾をかぶり揺れに備えていました。 10分後地震発生の放送が流れると机の下など安全な場所で姿勢を低くしていました。 数分後給食室から火が出たとの放送が流れると園児たちは順番を守りグラウンドに避難していました。 通報で駆けつけた消防団はプールの水を使って放水していました。 合同訓練は保育園と消防団の連携により子どもたちの安全を守ろうと初めて行われたものです。 今回は警戒宣言から避難までおしゃべりをする園児はほとんどいなかったということで南原保育園では「みんな真剣で、先生の話をきちんと聞いてくれました。いざというときに子どもたちを守れるよう備えておきたいです。」と話していました。
-
鯉淵学園生徒が農業体験研修
JA上伊那・伊那市と新規就農協力の協定を締結している茨城県にある鯉淵学園の学生30人が、上伊那で2泊3日の日程で農業体験を行っています。 今年は、1年生30人が、伊那を訪れています。 このうち、南箕輪村大芝の小沢牧場にはアグリビジネス科畜産コースの10人が訪れ研修を受けました。 小沢牧場は、去年4月に施設を新設していて、最新鋭の搾乳機などを導入しています。 子牛を含め123頭の乳牛を飼育しています。 学生は、牛の糞を取り除く作業などを行っていました。 また、小沢牧場社長の小澤 敏雄さんから、酪農の心構えなどを聞いていました。 鯉淵学園と、JA上伊那・伊那市は、新規就農協力の協定を締結していて、学生の受け入れは3年目となります。 なお、協定締結後、鯉淵学園卒業後、伊那市に1人、箕輪町に1人が新規就農したほか、JA上伊那に就職した学生もいるということです。
-
弾道ミサイル発射で上伊那でもサイレン・緊急メール
29日午前6時頃、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射されました。 全国瞬時警報システム「Jアラート」は、長野県を含む1道11県の住民に警戒を呼びかけました。 午前6時過ぎ「北朝鮮から弾道ミサイルが発射された模様。頑丈な建物に避難してください」と避難を呼びかける警戒放送が流れました。 日本政府の発表によりますと、29日午前5時58分頃、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射され、避難エリアに含まれる長野県内でもサイレンが鳴らされました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村は、住民向けに緊急メールを配信し、職員が万が一の事態に備えました。 このうち南箕輪村役場には、地域住民5人が避難したほか、1件の問い合わせがあったということです。 伊那市・箕輪町には問い合わせ等はなかったということです。
-
大芝高原まつり 家族連れなどで賑わう
上伊那の夏を締めくくる第32回大芝高原まつりが、26日に行われ、家族連れなどで賑わいました。 大芝高原メインストリートで行われたおまつりパレードには、16連およそ1,000人が参加しました。 パレードでは、竹で作ったマイバンブーと呼ばれる鳴り物を手に持った参加者が、大芝高原音頭ニューバージョンに合わせて踊りました。 園内では19のイベントが企画されました。 恒例のたらいレースでは、団体戦と個人戦の2種目が行われ、参加者は大小異なるサイズのたらいに乗って漕ぎ進んでいました。 野球場では、新企画のまっくんボール運びのコーナーが設けられました。 参加者は、村のイメージキャラクターまっくんをモチーフにしたボールを使ったゲームで体を動かしていました。 夜は、トワイライトステージが大芝湖で行われ、18団体がヒップホップやベリーダンスなどを披露しました。 祭りを締めくくる花火大会では66番組、およそ800発が打ち上げられ、迫力ある花火を間近で楽しんでいました。
-
催し多彩 26日に大芝高原まつり
26日南箕輪村で第32回大芝高原まつりが行われます。 25日は会場となる大芝高原で祭りの準備が行われていました。 湖上ステージではダンスや演奏など35団体が出演します。 中央園路ではおまつりパレードが行われ参加者が大芝高原音頭ニューバージョン2006を踊ります。 その他大芝名物たらいレースなど19のイベントが行われます。 花火は66番組約800発が打ち上げられます。 伊那ケーブルテレビではあす午後1時から2時間にわたり祭りの様子を生中継します。
-
上伊那の小学4年生対象 農業用水探検隊
南箕輪村の南箕輪小学校の4年生が、地域の農業水利施設を巡り歴史や役割を学習する農業用水探検隊が、今日行われました。 24日は、南箕輪小学校の4年生65人が、上伊那各地の農業水利施設を巡りました。 長野県や上伊那郡西天竜土地改良区などが主催して、上伊那地域の小学4年生を対象に毎年行われています。 南箕輪村田畑にある第1揚水機場では、職員から、説明を受けました。 天竜川から取り込んだ水を伊那市西箕輪までポンプで上げてプールにため、田んぼや畑で利用しているということです。 第1揚水機場には、4基のポンプがあり、そのうち2基を使って毎秒800リットルの水をあげているということです。 子どもたちはポンプや水をためるプールなどを見学していました。 県の職員は「農業につかう水を手に入れるために先人たちが苦労した施設について子どもたちに学んでほしい」と話していました。 なお、農業用水探検隊は、10月下旬にかけて、南箕輪小のほかに上伊那5つの小学校で予定されています。
-
今夏の日照不足 プール・農作物に影響
例年に比べて日照時間が40%近く低い今年の夏、プールの入場者数や農作物などに影響が出ています。 伊那市の市営プールでは、先月15日から今月27日までの営業を予定していますが、現時点で有料入場者数はおよそ1万人で、今週末の営業を合わせても、去年の1万5千人より4千人ほど少なくなる見込みです。 特に、お盆休み期間中の天候不順が大きく影響しているということです。 伊那市スポーツ振興課の宮下宗親課長は「お盆に営業出来ない日があったことが大きく影響している。外で行うスポーツの施設だけに、致し方ない部分が大きい」と話していました。
-
支援される側の立場に立って 南箕輪村で地域支え合いセミナー
地域コミュニティ内での支え合いについて考えるセミナーが22日、南箕輪村の村民センターで開かれました。 この日は、全国コミュニティライフサポートセンター・アドバイザーの酒井保さんが講演しました。 酒井さんは、支え合いには支援する側とされる側の両方の立場があるとした上で「今後自分が支援される立場になることを前提に、支え合いについて考えてほしい」と話していました。 酒井さんは「支援する側は、される人の普段の生活を尊重しなければならない。生活リズムを守ってあげることで、その人の社会性が尊重され、長生きにつながる」と説明していました。 セミナーは、地域でずっと暮らし続けるために何ができるか考えてもらおうと、村や村社会福祉協議会が開いたもので、およそ40人が参加しました。
-
新ごみ中間処理施設 名称募集
上伊那広域連合は、平成31年稼働開始に向け建設を進めている新ごみ中間処理施設の名称を募集します。 応募資格は、上伊那8市町村に住む人で、1人3点まで可能です。 募集期間は9月1日金曜日から10月20日金曜日までで、結果は来年2月に発表されます。 今月下旬に配られる広報かみいな特別編の用紙に記入し、メール、FAX、郵送、または直接提出することができます。 建物は地下1階地上5階の鉄筋コンクリート造りで、平成31年3月の稼働を予定しています。
-
信州大学見本市 伊那市で初開催
信州大学の研究の成果を披露する「信州大学見本市」が、21日、初めて伊那市で開かれました。 市役所で開かれた見本市には、信州大学の8学部が90のブースを出展し、研究内容について説明したパネルや試作品などを展示しました。 こちらは、リハビリ訓練や在宅での生活支援を目的に産学官が連携して開発している「装着型ロボット」です。 こちらは、農学部の動物資源生命科学コースが世界で初めて開発した「DNAを口から摂取する方法」をまとめたパネルです。 この研究により糖尿病やアトピーの予防治療に役立つ可能性があるということです。 信大見本市は、研究の発表を通して企業とのマッチングや学内の繋がりをつくることを目的に年1回開かれています。 4回目の今年は、初めて伊那市で開かれました。 信州大学では、「研究が地域や企業の役に立てばうれしい」と話していました。
-
伊那文こどもまつり
夏休み最後の日曜日となった20日、伊那市の伊那文化会館で伊那文こどもまつりが開かれ、多くの家族連れで賑わいました。 1階の美術展示ホールでは、現在開かれている遺跡発掘展にあわせて「縄文人になろう」と題したイベントが行われていました。 子どもたちは、本物の縄文・弥生式土器を持ち比べたり、黒曜石に触れていました。 縄文時代をイメージした衣装を着て写真を撮ることもでき、家族一緒にポーズをとっていました。 小ホールでは、「どこでも水族館」と題したイベントが行われました。 子どもたちが描いた魚の絵がデジタル技術でスクリーンに投影されるというもので、スキャンした自分の絵が現れると歓声が上がっていました。 伊那文こどもまつりは、気軽に伊那文化会館に訪れてもらう機会にしようと毎年開かれています。 大ホールでは、子ども向けのミュージカルもあり、20日は、3,000人を超す家族連れで賑わいました。
-
迎え盆の伝統行事 まんど振り
迎え盆の伝統行事「まんど振り」が、13日に上伊那各地で行われました。 このうち、南箕輪村大泉では、およそ100人が参加してまんど振りを行いました。 PTAが中心となって、地区住民の協力のもと200本のまんどが用意され、子ども達が火のついたまんどを勢いよく回していました。 まんど振りは、上伊那地域で行われている伝統行事で、火をつけた麦わらを回して祖先の霊を迎えるものです。 大泉では伝統を継承していこうと大麦を育てているほか、子ども達に回し方の指導をしています。 まんど振りの最後には、通常の4倍ほどの大きさの「太鼓まんど」に火をつけ、大人たちがまわしていました。 南箕輪小地区子ども会の清水光也会長は「迫力があって子ども達には良い経験になる。伝統として今後も続けていきたい」と話していました。
-
田畑の盆正月 「盆休みをもう1日」
区の役員宅にバリケードを張って盆休みの延長を要求する南箕輪村田畑の伝統行事「盆正月」が16日に行われました。 夜9時30分、区のPTAでつくる田畑区の伝統行事を守る会のメンバーが公民館に集まり、正月飾りの準備をしていました。 田畑の盆正月は、区の役員宅にバリケードを張り、盆休みの延長を要求する伝統行事です。 その後、近くの畑に行き、ひまわりを刈り取りました。 この日は、畑から何をとっても怒られない無礼講の日となっています。 子どもたちは背丈の高いひまわりを見つけて刈り取っていました。 再び公民館に戻り、いよいよバリケード張りに出発です。 夜11時30分、区長の小林耕一さん宅に到着しました。 庭にあったビールケースや物干し竿、脚立などを次々と持ち出しては玄関を封鎖していきます。 採れたての野菜も並べていきます。 真夜中に行うため、物音を立てないように手際よくバリケードを張っていました。 最後に石灰で「お正月」と書いて完成です。
-
上伊那農業高校伝統 盆花市
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が育てた盆花の販売が12日、伊那市内2か所で行われました。 いなっせ北側では、午前9時の販売開始前にはおよそ100人が並び、1番早い人は午前7時頃から並んだということです。 盆花は、上農高校の生徒が春先から育ててきたもので、アスターや菊、カーネーションなど7種類です。 今回で65回を数える伝統行事で、1束500円でいなっせ北側にはおよそ250束が用意され、集まった人たちが買い求めていました。
-
大明化学工業 元会長 池上房男さん死去
南箕輪村の元大明化学工業会長の池上房男さんが5日に亡くなりました。104歳でした。 池上さんは、大正2年に伊那市高遠町長藤に生まれ、昭和21年に大明化学工業に入社、昭和36年に社長に就任しました。 平成3年から13年まで会長を務めました。 2009年に伊那ケーブルテレビが撮影した当時96歳の池上房男さんは、「人には長所と短所があり長所を伸ばすことが経営には大切だ」と話していました。 池上さんの葬儀は14日に東京都で予定されていて、本人の意思もあり、近親者のみで行われる予定です。
-
芝フェス 大芝高原の自然の中でリフレッシュ
高原の中で自然に親しみながら体を動かすイベント「芝フェス」が、南箕輪村の大芝高原で11日に開かれました。 大芝高原一帯を会場に、ヨガやスラックライン、マウンテンバイクなど自然の中で体を動かす体験コーナーが設けられました。 芝フェスは、南箕輪村や村観光協会、商工会などでつくる実行委員会が開いたもので、今年で2年目です。 去年は、9月に開催しましたが、今年は祝日の山の日に合わせて開きました。 参加者は、身体を伸ばしながら深呼吸をし、自然の中でのヨガを楽しんでいました。 実行委員会によりますと、事前に150人ほどの申し込みがあり、3割ほどが県外からの参加だったという事です。
-
南箕輪村で盆花の収穫作業
村内の農家でつくる南箕輪村農業経営者協議会は12日に販売する盆花の収穫作業を、10日に行いました。 アスターとケイトウの2種類を南殿の10アールの畑で摘み取りました。 盆花は小菊などを混ぜて12日(土)に一束500円で販売されます。場所は村役場駐車場で時間は午後3時からです。 すでに700束ほどの予約が入っていますが、100束ほど当日販売分が用意されるという事です。