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元気づくり支援金2次分内定
県が地域の特色ある取り組みを支援する元気づくり支援金の2次分が内定し、9日公表されました。 13の事業で、1,143万円です。 上伊那医療生協の外国人学校とのスポーツ交流大会に30万円、伊那市の伊那地域活性化事業「井月テキスト」に57万円、南箕輪村のVC長野トライデンツとのまっくんバレーボール教室に73万円、箕輪町の自然エネルギー普及事業に124万円、伊那経営フォーラム実行委員会のインバウンドおもてなしフォーラムの開催に74万円、伊那谷は子育てバレー実行委員会の交流イベントに191万円、伊那谷花卉生産者若手会の伊那谷発届け東北へ笑顔の花プロジェクトに69万円などとなっています。 2次分には、14の団体から1,543万円の要望がありました。
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上伊那農業高校写真部 課題写真コンクールで最高賞
南箕輪村の上伊那農業高校写真部は、信濃毎日新聞社などが主催する課題写真コンクール・高校生以下の部で最高賞の1席を受賞しました。 上農高校3年で写真部副部長の久保田成美さんの作品「どこへ行く」です。 54点の応募があった高校生以下の部で、最高賞の1席を受賞しました。 今年の5月に伊那市坂下で撮影したもので画面の大部分を道にして、どこまでも続いているような表現が印象的だと評価されました。 このほか、3年で部長の高嶋海来君の作品「涼」と、3年生の斎藤里華さんの作品「はるぞら」が入選しています。 上農高校写真部は、部員13人で、週2回活動しています。 これまで学校周辺での撮影をしてきましたが、今年度から、月1回中心市街地で撮影を行っています。 今年の全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」では、40校の応募があった北信越ブロック大会で5校のみが選ばれる公開審査会まで初めて進みました。 甲子園へ応募した作品は「親父たちの秘密基地」をテーマに中心市街地の喫茶店に集う人たちを被写体にしたものです。 部長の高嶋君は「市内に出かけて街並みなど面白い作品をこれからも作っていきたい」と話していました。
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森林税 里山資源活用に重点
森林税を活用して行う施策について住民の意見を聞く上伊那地域会議が8日、伊那合同庁舎で開かれました。 会議には、委員に委嘱されている関係する団体の代表など10人が出席しました。 今年度は、新たに里山活用推進リーダー育成事業として、里山資源を活用し活動する地域づくりの取り組みに重点を置く考えです。 この他、有害鳥獣捕獲等事業では、年々被害額が減少傾向にありますが、被害額に現れない高原植物の食害対策など、ニホンジカの捕獲促進にも力を入れるとしています。 また、塩尻市に建設が進められている木質バイオマス発電施設などについて、製材用、発電用の木材の供給量が示されました。 3月に木材加工や木材チップ製造施設が完成し4月から稼働しています。 今年度の製材用の木材供給量は、5万立法メートルで、上伊那地域に多いアカマツも供給されており、今後更に増える見込みです。 平成29年度には、発電施設が完成する予定で、発電用木材の供給量は、10万5千立法メートルとしています。 会議では、市町村の申請により配分される総額1,210万円の森林づくり推進支援金の上伊那の分配案が示されました。 伊那市は、松くい虫の被害木の処理などに400万円、箕輪町も松くい虫対策などに140万円、南箕輪村は、大芝高原関連などに97万円が配分されることが承認されました。 森林税は、平成20年度から導入されていて、間伐や里山の集約化などが進められ、税収規模は、毎年6億円ほどです。
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上農 農業クラブ県大会4部門で最優秀賞
上伊那農業高校は、農業や林業の研究について発表する、農業クラブの県大会で7部門中4部門で最優秀賞を受賞しました。 大会は、4日に長野市で行われ、研究の成果を団体でまとめるプロジェクト発表や、農業の課題や新たな提案をする意見発表が行われました。 プロジェクト発表で最優秀賞を受賞したのは、地域との関わりなど、クラブ活動について発表した6人のグループ。トイレットペーパーともみ殻を使った、アツモリソウの培養技術について発表した8人グループの2つです。 意見発表では、アルストロメリアの新たな販売方法について提案した久保田成美さん。高校生と大学生が連携し、学生の視点による森林保全プロジェクトを発表した櫻井彩人君の2人です。 最優秀賞のうち、クラブ活動について発表した6人のグループは10月の全国大会に、その他は県代表として9月の北信越大会出場を決めています。 上伊那農業校によりますと、県大会で、4部門での最優秀賞受賞は今回が初めてだという事です。
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伊北環境行政組合 施設無償譲渡へ
箕輪町八乙女の不燃ごみ処理施設・クリーンセンター八乙女を管理運営する伊北環境行政組合は、平成29年3月に解散し、上伊那広域連合に移管される計画です。行政組合議会で施設の上伊那広域連合への無償譲渡について報告されました。 3日は、伊北環境行政組合議会全員協議会が、箕輪町役場で開かれ、行政組合の上伊那広域連合への移管が報告されました。 現在上伊那広域連合では、不燃ごみ・粗大ごみなどを箕輪町のクリーンセンター八乙女に集約し、上伊那全体で処理を一本化する方針で進めています。 それに伴い、クリーンセンター八乙女は平成29年4月に広域連合に移管され運営されます。 クリーンセンター八乙女の移管について、有償譲渡が検討されてきましたが、これまでに、広域化にともなう有償譲渡の例は全国でもないこと、施設の残存価値はほとんどないことから無償譲渡する方針が示されました。 伊北環境行政組合は、平成29年3月31日解散予定で、4月から上伊那広域連合に移管されます。
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神子柴区オリジナル大麦焼酎が完成
南箕輪村神子柴区の住民有志による、オリジナルの大麦焼酎「大清水」が完成しました。 万灯用大麦焼酎「大清水」と名付けられたこの焼酎は、去年収穫した地元産の大麦と米の他に、住民が飲み水として利用している湧水が使われています。 3日は、試飲会が神子柴公民館で開かれました。 神子柴区では、お盆の伝統行事振りまんどを現在でも行っていて、10年ほど前からは材料となる大麦を自分たちで育てています。 まんどには、大麦の殻が使われますが、実の部分は活用されていませんでした。 この状況をなんとかしようと、今回伊那市の漆戸醸造に協力してもらい、焼酎200本を製作しました。 試飲会では、地元産の野菜をつまみに焼酎の出来を確認していました。 焼酎は、伊那市の漆戸醸造で買うことができ、1本720ミリリットル入りで価格は1,250円となっています。
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宮下議員と若林議員がJA上伊那の施設を見学
JA上伊那の施設に宮下一郎財務副大臣と若林健太参議院議員の2人が、27日、現地視察研修に訪れました。 南箕輪村のあじ~な農園では、総合的病害虫・雑草管理IPMの実証実験の様子を見学しました。 JA上伊那などは、今年からIPMを取り入れた野菜づくりに取り組んでいて、視察研修はこの取り組みを知った2人が希望したものです。 ハウス内では、害虫の発生状況を毎日確認し、必要に応じて天敵となる虫や微生物農薬を使用することにしています。 2人は、農薬メーカーや農場の担当者などから生育状況などについて話しを聞いていました。 視察研修ではこの他に、伊那市と駒ケ根市の酪農施設などを見学したということです。
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七夕を前に飾り付け
7日の七夕まつりを前に、南箕輪村の北部保育園で1日、飾りつけが行われました。 北部保育園では、毎年7月7日に七夕まつりを行っています。 この日は、地域の人からもらった笹竹に子ども達が手づくりした飾りを取り付けました。 短冊などを飾り付けた笹竹は、8日に園庭で行う七夕おくりの行事で燃やすという事です
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信州大学農学部ナイアガラワイン・りんごワイン販売開始
信州大学農学部の学生が実習の一環で育てたぶどうとりんごを醸造して作ったワインの販売が、30日から始まりました。 農学部では、毎年実習の一環で食料生産科学科の2年生が果物や野菜などを育てています。 今年は、ぶどうでつくったナイアガラワイン840本、りんごでつくったワイン380本ができました。 ワインは伊那市美篶の伊那ワイン工房に醸造を依頼したということです。 ナイアガラは、去年と比べて香りがとても強くやや辛口に仕上げています。 りんごはジュースのような甘さがあり、後からほんのりと香りがするということです。 信大農学部の学生が育てたナイアガラとりんごでできたワインは、720ml入り1,500円で生産品販売所ゆりの木で販売しています。
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平成26年度 2億7,000万円の黒字見込み
伊那中央行政組合全員協議会が29日伊那市役所で開かれ、伊那中央病院の平成26年度の決算は見込みで2億7,000万円の黒字となることが報告されました。 報告によりますと伊那中央病院の平成26年度の収入は116億1,000万円。 支出は113億3,000万円で2億7,000万円の黒字となっています。 平成25年度の黒字額3億6,000万円より9,000万円の減額となりましたが伊那中央病院は平成21年度から6年連続の黒字となる見込みです。 患者数は入院が平成25年度より819人多い、118,448人。 外来が9,569人多い210,687人となっています。
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町・村消防団 ポンプ操法大会
箕輪町消防団と南箕輪村消防団のポンプ操法大会が28日、開かれ、各部門の優勝チームが決まりました。 箕輪町役場で開かれた大会には、町内6つの分団から18チームが参加し、早朝から積んできた練習の成果を発揮していました。 結果、自動車ポンプの部は、三日町・福与の第5分団が優勝。 小型ポンプの部は下古田、上古田、富田、中曽根の第2分団が、ラッパ吹奏の部は、松島、中原の第3分団が優勝しました。
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信大でミツロウキャンドルづくり
南箕輪村の信州大学農学部環境ISO学生委員会は、3日のキャンドルナイトで使うミツロウキャンドルづくりを26日に行いました。 ミツロウキャンドルは、芯となるタコ糸に、溶かしたミツロウをつけていきます。 ある程度の太さになってから真ん中で切ると2本のキャンドルが完成します。 信大農学部の環境ISO学生委員会は、東日本大震災が起きた翌年の2012年から毎年夏にキャンドルナイトを行っています。 これまでは、キャンドルを購入していましたが、学生委員会の2人が作り方を学び今年は手作りします。 この日は、学生や一般10人ほどが構内にあるゆりの木資料館に集まりキャンドルづくりをしました。 ガラス製のキャンドルホルダーで灯をともす卓上タイプのものもつくりました。 ミツロウキャンドルをともすキャンドルナイトは、3日午後7時から信州大学農学部で行われます。
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反核平和の火リレー 伊那市から辰野町までつなぐ
反核、反戦、平和を訴えながら、広島の平和記念公園の火をつなぐ「反核平和の火リレー」が、25日、伊那市から辰野町で行われました。 これは、自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で28回目になります。 広島平和記念公園の平和の灯から採火したトーチを持ったランナーは、25日、伊那市を出発。お昼前には南箕輪村役場に到着し、唐木一直村長に要請書を手渡しました。 リレーは、6月22日に飯田市をスタートしました。 ほぼ1か月かけて全ての市町村を回り来月17日に北信でゴールを迎える予定です。 ,
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村長杯 ゲートボール大会開催
南箕輪村ゲートボール連盟第28回村長杯が24日、大芝高原屋内運動場で開かれました。 今年の大会は、村が主催するゲートボール講座を受講したチームを含む、全6チーム、およそ35人が参加しました。 平均年齢は78歳で、参加者らは、一球一球慎重に狙いを定めボールを打っていました。
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南箕輪村死亡事故ゼロ1000日達成
南箕輪村は平成24年7月28日以降交通死亡事故ゼロ1000日を達成したことから長野県交通安全運動推進本部顕彰を受賞しました。 16日は、伊那合同庁舎で伝達式が行われ上伊那地方事務所の青木一男所長が南箕輪村の唐木一直村長に顕彰を伝達しました。 南箕輪村では平成24年7月28日に神奈川県の男性が運転する車が立ち木に衝突し同乗していた2人が死亡する事故がありました。 以降、死亡事故はなく0今年4月24日に1000日を達成しました。 唐木村長は「受賞できたのは、伊那交通安全協会など関係者の啓発活動のおかげ。1000日を通過点として、これからも死亡事故ゼロに取り組んでいきたい」と話していました。
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上農3年生が造園技能検定3級に挑戦
南箕輪村の上伊那農業高校で、国家試験の造園技能検定3級の実技試験が20日行われました。 20日は緑地創造科緑化デザイナーコースの3年生15人が試験を受けました。 試験は、縦1,5メートル横2メートルの区画内に、指定された配置で2時間以内に庭園を造るものです。 竹垣や飛び石、植栽などがあり、正確さと見栄えを評価します。 上伊那農業高校では職業人としての自覚を持ち、進路選びにつなげてもらおうと、毎年3年生が試験を受けていて、今年で14年目です。 平成25年度は全員が合格するなど、合格率も高いということです。 ある生徒は、「竹垣が一番ポイントが高いので、慎重に作業を進めた。出来上がりもよく、ベストが尽くせたと思う」と話していました。 今日はこのほかに植物の名前を当てる試験も行われました。 7月には学科試験があり、全ての試験に合格すると国家資格の造園技能士3級の資格が得られます。
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南信工科短期大学校 学校説明会
平成28年4月に開校する南信工科短期大学校の学校説明会が、20日、南箕輪村の伊那技術専門校で開かれ、進学先として関心を持っている高校生など16人が参加しました。 説明会は、高校生や保護者を対象に初めて開かれたもので、10組16人が出席しました。 南信工科短大は、上田市の県工科短期大学校に次ぐ県内2番目の工科短大として、平成28年4月に新たに開校します。 伊那技術専門校の既存の施設を改修し使用する他、管理実験棟を新たに建設します。 学科は、「機械・生産技術科」と「電気・制御技術科」の2つで、定員は20人ずつです。 実践力重視と少人数指導などを教育の特徴に掲げていて、実際の現場でも使われている最新鋭の機器を使った実習も行われます。 年間授業日数は180日で、2年間で工業系の4年制大学の必須科目と同等の内容を学ぶことができます。 他に、上下伊那の130以上の企業でつくる南信工科短大振興会が協力し、インターンシップの受け入れも行います。 参加者らは、2つのグループに分かれ、機械の説明などを受けていました。 説明会は、7月18日土曜日と9月5日土曜日にも開かれます。
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飯田線と天竜まったり散歩
辰野町、箕輪町、南箕輪村が連携し天竜川沿いを歩くウォーキングイベント、飯田線と天竜まったり散歩が20日行われました。 イベントには県内を中心に137人が参加しました。 JR辰野駅がスタートで、伊那松島駅までの10キロのコースか、北殿駅までの15キロのコースを歩き、飯田線に乗って辰野駅まで帰ります。 箕輪町のみのわ天竜公園では、地元の名産品などを販売する出店が並び、参加者が一休みしていました。 飯田線と天竜まったり散歩は、辰野町、箕輪町、南箕輪村の3町村でつくる上伊那北部観光連絡協議会が行ったもので、今年で3回目です。 町村のイメージキャラクターも登場し、参加者と写真を撮影していました。 上伊那北部観光連絡協議会では、「三町村を繋ぐ天竜川沿いの景色をまったりと楽しんでほしい」と話していました。
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大芝高原まつり ポスターなど図案決定
8月22日に予定されている南箕輪村の第30回大芝高原まつりを盛り上げるポスター・うちわ・パンフレットの図案が決定しました。 南箕輪中学校の美術部が制作した38点の中からそれぞれ最優秀作品が選ばれました。 最優秀ポスター賞には、桜井 理紗子さんの作品が選ばれました。 ポスターは、200枚作成し村内の公共施設や飲食店、企業などに掲示されます。
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南箕輪村の木ノ島政一さん 新山保育園に畳の花台贈る
南箕輪村田畑で畳店を営む木ノ島政一さんは、手作りの畳の花台を、伊那市の新山保育園に贈りました。 木ノ島さんが新山保育園を訪れ、園児に花台を手渡しました。 去年全園児にプレゼントしていて、この日は、今年度入園した7人に贈りました。 木ノ島さんは、20年ほど前から上伊那の小学校や保育園に花台を届けています。 花台の他に、カーネーションもプレゼントしました。 園児25人全員が花を受け取ると、お礼に歌を歌いました。 木ノ島さんは、「畳の感触やイグサの香りを感じてもらい、日本の文化に触れてほしい」と話していました。
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大芝高原で自然観察会
南箕輪村の大芝高原みんなの森で14日、自然観察会が開かれました。 観察会は、高原内の山野草の保護活動に取り組んでいる住民有志「大芝高原親林自然保護の会」が毎年この時期に開いているもので、およそ50人が参加しました。 大芝高原内ではこの時期、ギンリュウソウやチゴユリなどの植物の他に、県の希少野生植物ササユリが群生しています。 ササユリは、ユリ科の球根植物です。 10年ほど前、大芝高原内に80株ほどあったササユリは、踏み荒しなどにより平成20年には37株にまで減りました。 保護の会では、柵の設置や生育に適した環境づくりなどを進めた結果徐々に数が増え、今年は502株が確認されています。 参加者らは、見ごろとなったササユリを写真に収めていました。 大芝高原内ではこの他に、コアジサイも見ごろとなっています。
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上農作物班 雑穀アマランサスの種まき
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、13日、地域住民らと一緒に雑穀アマランサスの種を蒔きました。 農業の研究活動に取り組む上伊那農業高校の生産環境科作物班では、5年前から地域の農家や企業と協力して雑穀アマランサスの栽培や普及に取り組んでいます。 昨年度からは、地域の人を対象にした公開講座を開いていて、この講座が好評だったことから今年度も3回の予定で行うことになりました。 講座のテーマは「家庭菜園でもできる雑穀栽培と料理」で、初回の13日はアマランサスの種を蒔きました。 講座には、一般4人と伊那地域アマランサス研究会会員4人が参加し、作物班の生徒8人と一緒に2ミリほどの種を蒔いていきました。 講座は後2回開かれる予定で、7月には間引いた葉を使って、11月には収穫したアマランサスを使ってそれぞれ料理を作ることになっています。
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ブロッコリー出荷最盛期
上伊那の主力野菜の1つブロッコリーの出荷作業が、各地で行われています。 南箕輪村の農事組合法人まっくん野菜家では、およそ1.5ヘクタールの畑でブロッコリーを栽培していて、今日は朝から収穫作業に追われていました。 ブロッコリーは、中京や関西方面を中心にピーク時には1日4千ケースを出荷するなど、上伊那の主力野菜の1つです。 5月中旬から出荷作業が始まり、現在最盛期を迎えています。 まっくん野菜家は、水田や畑の有効活用による永続的な経営と所得確保を目的に、平成20年に設立しました。 ブロッコリー以外にも、シロネギやアスパラガスなどを栽培しています。 13日の伊那地域は、朝から晴れ間が広がり、従業員5人が汗を流しながら12センチ以上に育ったものを収穫していました。
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信大生がはちみつ絞り
南箕輪村の信州大学農学部の学生が11日、はちみつ絞りに挑戦しました。 はちみつ絞りを指導したのは、伊那市御園の養蜂家、小松 剛さんです。 果樹の受粉を行うミツバチを信州大学に提供していて、巣箱が農場内に設置されています。 巣箱から、蜜がたまった枠を取り出します。 この実習は、食料生産科の動物生産コースの2年生が毎年受講しています。 学生たちは、巣に張られた膜をはがして、はちみつを絞りやすくしていました。 蜜は、農学部の入り口にあるユリノキやニセアカシアなどから蜂が集めたものだということです。 遠心分離器に枠を設置し、回転させると蜜が絞られていきます。 学生たちは、絞られた蜜の味見をしていました。
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信大で山ぶどうジュース販売開始
信州大学農学部の学生が栽培した山ぶどうのジュースが、11日から、キャンパス内にある農産物直売所で始まりました。 販売されているのは去年10月ごろ収穫された山ぶどうでつくったジュースです。 信州大学農学部で栽培されているのは、五一わいんを製造している塩尻市の林農園とともに開発したゴイチアムレンシスという品種です。 機能性が高く、20度ほどある糖度と酸味が特徴です。 2年生と3年生が、実習の中で、剪定や収穫などを行ってきました。 ジュースに加工するのは3年目です。 ジュースは1200本、残りはワインやジャムに加工しています。 信大農学部の技術職員果樹担当の東 孝明さんは「学生たちが研究してきた成果が実り、気象条件も良かった。今年は最高傑作のジュースができた」と話していました。 ジュースは、500ミリリットル入りで、1本800円となっています。 信大農学部のキャンパス内にある生産物直売所で販売しているほか、電話注文も受け付けています。(信州大学農学部 番号77-1318)
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南箕輪西部保育園 かぼちゃの苗植え
南箕輪村西部保育園の園児は、近くの畑で2日、ハロウィンに使うかぼちゃの苗を植えました。 この日は、園児28人が近くの唐澤俊男さんの畑でハロウィンの飾りとして使うためのかぼちゃの苗40ポットを植えました。 かぼちゃはアトランティック・ジャイアントという品種で、直径30センチから50センチ程まで育てて収穫することになっています。 唐澤さんは「自然と向き合って心豊かな子どもに育ってもらいたい。子ども達も楽しみにしているので大きな実になるように見守っていきたい」と話していました。 保育園では、秋にかぼちゃを収穫し飾りつけをしてハロウィンのイベントで使う予定です。
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VidaFeliz一級建築士のバラ見ごろ
南箕輪村南原にあるvidaFeliz(びだふぇりーす)一級建築士事務所の、イングリッシュガーデンではバラが見ごろを迎えています。 事務所の辻井俊恵さんが管理する450坪の庭には、150種類、200本のバラをメインに、数多くの宿根草が植えられています。 今年は例年より2週間から1か月ほど早く咲き始めたということで、毎年行なっているオープンガーデンは行わないということです。
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南箕輪村6次産業化検討ワーキングチーム 提言書提出
地元農産物を使った加工品の開発などに取り組んできた南箕輪村6次産業化検討ワーキングチームは、味工房の発展整備などをすすめ販売機能を強化することが重要などとする提言をまとめました。 9日は、メンバーの池田政幸さんら6人が役場を訪れ、唐木一直村長に提言書を手渡しました。 南箕輪村6次産業化検討ワーキングチームは、平成25年6月に村内の青年農業者やJA職員などで結成し、地元農産物を使った加工品の開発や事業展開などに取り組んできました。 提言書では「販売機能強化のため味工房の販売コーナーを発展整備する必要がある。また、既存の施設を活用して加工体験や地産地消フードコートの開設など新たな事業を構築することが望ましい」などとしています。 唐木村長は「若い人を中心に2年間精力的に活動してくれた。状況を見ながらじっくりと腰をすえてやっていきたい」と提言を尊重する考えを示しました。 チームの任期は2年間で今月末で解散となります。 提出された提言書の内容は、村が策定をすすめる「地産地消推進・6次産業化計画」と「食育推進計画」に反映されることになっています。
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田畑半沢を愛する会 ほたる祭りの準備
南箕輪村田畑の住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」は、7日、半沢川周辺でほたる祭りの準備をしました。 7日は、会のメンバーおよそ30人が、ほたる祭りが行われる会場周辺の草とりや遮光ネットの取り付けを行いました。 会では、田畑を流れる半沢川周辺で毎年ほたる祭りを開いていて、今年で21回目をなります。 蛍の餌となるカワニナを放したり、年に2回半沢川の草取りをするなど、年間を通して活動しています。 また、田畑神社では会場に設置する行燈49基の張り替え作業が行われました。 地元の俳句会などから募った作品を、1つひとつ丁寧に書き入れていました。 現在蛍は、暖かい日の夜に50匹から100匹ほど舞っているのが確認されているということで、ホタル祭りは15日頃からを予定しています。
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いも焼酎南箕輪会がいもの苗を定植
南箕輪村の住民有志でつくるいも焼酎南箕輪会は6日、南殿の転作田で焼酎用のいもの苗を植えました。 6日は、いも焼酎南箕輪会のメンバーおよそ20人が、焼酎用のサツマイモ「黄金千貫」の苗8,300本を植えました。 いも焼酎南箕輪会は、自分たちの手で焼酎を作ろうと平成19年から活動しています。 畑はすべて耕作放棄地を利用した転作田です。 今年は先月22日にも定植作業を行っていて、全部で12トンの収穫を見込んでいるということです。 今日植えた芋は10月に収穫し、12月下旬から、オリジナル芋焼酎「大芝の華」として販売されることになっています。