-
バングラデシュの駐日大使が信大農学部で留学生の研究を視察
信州大学農学部と留学生の交流協定を結んでいるバングラデシュの駐日大使が、19日、南箕輪村の信大農学部を訪れ、留学生の研究の様子を視察しました。 この日は、モメン駐日大使とファミーダ婦人が信大農学部を訪れ、農学部教授やバングラデシュの留学生の案内で研究の様子を視察しました。 留学生は、バングラデシュでエビを輸出する際に大量に廃棄される殻を使ってニワトリのエサを作る研究をしている事などを大使に説明していました。 信大農学部とバングラデシュの2つの大学は留学生の交流協定を結んでいます。 これまで27人が大学や大学院で学び、現在は6人が留学しているということです。
-
信大の新商品りんご・ナイアガラワイン発売
南箕輪村の信州大学農学部は17日から新商品ナイアガラワインとりんごワインの販売を始めました。 新商品販売初日の17日は、朝からワインを買い求める人の姿が見られました。 農学部では、教育実習の一環として食料生産科学科の2、3年生が農場で農作物を栽培、加工し商品化しています。 今回初めて、去年11月に収穫したりんごフジで作ったワインと試験的に作ったぶどうナイアガラのワインを生産しました。 フジ、ナイアガラ共に、フルーティーで飲みやすい味に仕上がったということです。 また17日は、りんごワインのラベルをデザインした食料生産科学科3年の前田沙綾香さんに記念品が贈られました。 ワインはともに720ml入り1500円となっています。 りんごワイン730本、ナイアガラワイン160本のみの限定販売となります。 平日の午前8時45分から午後5時まで信大農学部の生産品販売所で販売されています。
-
上伊那一斉に道路クリーン作戦
長野県建設業協会伊那支部などは16日、県や市町村が管理している道路のゴミを拾う、「道路クリーン作戦」を行いました。 道路クリーン作戦は、長野県建設業協会伊那支部が地域貢献の一環として昭和56年から毎年行っているものです。 このうち南箕輪村では、建設業関連団体などの約40人が参加し道路に落ちているゴミを拾いました。 国道361号の権兵衛トンネル付近では、ペットボトルや空き缶などトラックいっぱいのゴミが集まりました。 中には車のタイヤやオイルの空き缶など大きなものもありました。 伊那建設事務所によると、この日の清掃活動で空き缶51.5袋、ビン20.5袋、可燃ゴミ123袋、不燃ごみ254袋、ペットボトル20袋のゴミが回収されたということです。
-
父の日前に お父さんとピザづくり
あすの父の日を前に、家族一緒に料理を楽しんでもらおうとピザ作りの体験講座が14日、南箕輪村公民館で開かれました。 講座には4家族14人が参加し、じゃがいもを生地にしたピザを作りました。 この講座は、父の日を前に家族で料理を楽しんでもらおうと南箕輪村公民館開いたものです。 ジャガイモをゆでてつぶした生地の上に、トマトやピーマン、シメジなどをトッピングしました。 父親も、慣れない手つきで料理に挑戦していました。 ピザが焼きあがると、全員で味わいました。 ある父親は、「普段家族で料理をすることはないので楽しめた。これを機会にまた家でも作りたい」と話していました。
-
民謡発表交流会 10団体が出演
第六回民謡発表交流会が14日、南箕輪村の南殿コミュニティセンターで開かれました。 発表会には、県内を中心に東京や埼玉などから10団体が参加し40曲を披露しました。 地元から参加したのは、伊那市の伊那節保存会、南箕輪村のみつわ会と伊那谷民謡会の3団体です。 交流会は、発表の場として2年に1回開かれているものです。 伊那谷民謡会の伊藤てつ子さんは「多くの人に聞いてもらい民謡の良さを知ってもらいたい」と話していました。
-
150種のバラ オープンガーデン
南箕輪村南原のvidaFeliz(ビダフェリース)一級建築士事務所、辻井俊恵さんは、14日と15日の2日間、事務所の庭を一般に開放するオープンガーデンを行います。 450坪の辻井さんの事務所周辺の庭には、150種類、200本のバラをメインに、数多くの宿根草が植えられていて、この時期に見ごろを迎えます。 場所は南原保育園の西側です。 辻井さんは、2005年から庭を開放するオープンガーデンをおこなっていて、今回で8回目です。 2007年には、主婦の友社の全国ガーデニングコンテストでグランプリを受賞しています。 事務所の改築のため、去年と一昨年は、行わなかったため、3年ぶりとなります。 今年は、5月末からの暑さでいっきに花が進みました。 3年前に比べ、バラの背丈も伸びて、見ごたえある空間へと変化しました。 辻井さんは、『「庭に住まう」をテーマにつくってきている庭なので、ハーブティーや手作りのクッキーでゆっくりと過ごして欲しい』と話しています。 オープンガーデンは、14日と15日 午前10時から午後3時半までとなっています。
-
集団的自衛権 憲法解釈変更はNO
南箕輪村議会は、集団的自衛権に関する憲法解釈を変更しないことを衆議院議長などに求める意見書の提出を13日賛成多数で可決しました。 意見書では、「集団的自衛権の行使については、その時々の政府の判断で解釈を変更する性格のものではない。政府見解を変更することは、憲法のみならず、歴代の国会答弁をも形骸化させるものと言わざるを得ない。」などとして、集団的自衛権に関するこれまでの政府見解を堅持し、集団的自衛権の行使につながる憲法解釈の変更を行わないよう要望しています。 採決の結果、この意見書の衆議院議長などへの提出は、賛成7、反対2の賛成多数で可決されました。
-
大型太陽光発電施設設置 条例制定提言
南箕輪村議会は、大型の太陽光発電施設設置に関して、村の自然環境や景観を守るため設置事業者や地権者の責務などを規定したガイドラインや条例制定を求める提言を13日村に提言しました。 13日、南箕輪村役場で、原悟郎議長が唐木一直村長に提言書を手渡しました。 このところ村内では、大芝の優良農地への大規模な発電施設の設置の動きや森林を伐採しての施設整備が進められています。 提言によりますと「法的には設置可能ではあるが、バランスのとれた開発を行うため、子孫に残すべき良好な環境は何かを住民にも考慮いただきながら、村内の貴重な自然環境や景観を守っていかなくてはいけない。」として設置事業者や地権者の責務等を含んだガイドライン、条例制定を求めています。 唐木村長は、「もっともな提言。担当課にガイドラインづくりを指示している。」 と提言を尊重する姿勢です。
-
村スポーツ推進基本計画策定
南箕輪村教育委員会はスポーツに親しむ環境を整えるため、村スポーツ推進基本計画を策定しました。 計画はこれまで10年間の基本計画を見直したもので総合型地域スポーツクラブの育成・定着や高齢化社会に対応した活動の促進などを重点方策としてあげています。 また去年村民を対象に行ったスポーツに関する意識調査の結果も掲載されています。 それによりますとスポーツを行っていない人は30代から50代が比較的多いほか、10代から20代の女性のスポーツ離れが進んでいるとしています。 またスポーツをしていない理由としては「時間がない」が多数を占めています。 スポーツをしていない人もその必要性は認識していることから村教育委員会ではライフスタイルに応じたスポーツ活動を推進していくとしています。
-
小阪さん宅の池で子ガモ生まれる
南箕輪村南殿の小阪洋治さん宅の池で10日、8羽の野生の子ガモが卵からかえりました。 小坂さん宅の池には、4年前から毎年カモが産卵しに来ています。 小阪さんによると、庭先にある大きなヤマボウシが白い花をつける頃卵からかえるということです。 20日ほど前から親が池の中央部分の小島で卵を抱き続け10日の朝、小阪さんが卵からかえっているのを見つけました。 小阪さんによるとカモたちは数日池で遊んだ後、何処かへ行ってしまうということです。
-
南箕輪村ブランドの芋焼酎「大芝の華」 サツマイモの苗定植
南箕輪村ブランドの芋焼酎「大芝の華」の原料となるサツマイモの苗植えが、5日、村内の転作田で行われました 住民有志でつくる「いも焼酎南箕輪会」のメンバー23人が大泉の転作田で作業を行いました。 今年は、大泉、南殿、北殿の合計48アールに8千本の苗を植え、9トンの収穫を見込んでいるということです。 メンバーは30センチ間隔に穴をあけ、コガネセンガンという品種のサツマイモの苗を植えていきました。 芋は10月に収穫し、12月下旬から、村ブランドの芋焼酎「大芝の華」として720ミリリットル入り1,250円で販売されます。
-
草刈軽減へ 田畑にヒメイワダレソウ植栽
南箕輪村の神子柴区民や農業団体などでつくる「神子柴農地水環境保全会」は草刈り作業軽減に向け3日会員の畑に花の苗を植えました。 3日は会員の麦畑の土手に、ヒメイワダレソウの苗、800株を植えました。 ヒメイワダレソウは寒さに強く、人などが踏んでも枯れにくい植物で、根付くと土手一面に広がり雑草が生えにくくなるという事です。 この日は会員や県の職員などおよそ15人が広さ50ヘクタールの畑のまわりに20センチ間隔で苗を植えていました。 会では、農家の高齢化や後継者不足が進むなか、農作業の軽減を図る事で、これ以上遊休農地が増えないようにと、今回試験的な取り組みとして実施しました。 会によりますと農作業軽減を目的に畑や田んぼの土手に、植物を植えるのは村内では初めての事だという事です。
-
Jアラート訓練 防災行政無線に不具合なし、メール配信連動せず
Jアラートを使った緊急地震速報の訓練が、5日、全国一斉に行われました。 伊那市では、Jアラートと連動した防災行政無線の放送に問題はありませんでしたが、安心安全メールが連動せず、職員が手動で配信するという不具合がありました。 午前10時15分、伊那市役所内に設置されているJアラートが緊急地震速報を受信しました。 伊那市では、Jアラートと連動して、防災行政無線、安心安全メールが自動的に流れるシステムになっています。 Jアラートが、信号を受信すると、約30秒後に防災行政無線が市内に放送されました。 しかし、安心安全メールは自動配信されず、8分後の午前10時23分に職員が手動で配信しました。 メールが配信されると、これと連動して、伊那ケーブルテレビのL字放送が流れました。 伊那市が防災情報などを個人の携帯電話などに配信する安心安全メールは、6月5日現在、1万8,374人が登録しています。 市では、今回の不具合の原因を調査し、万一の事態に備えたいとしています。 なお、箕輪町と南箕輪村では、Jアラートと連動したメール配信は行っていませんが、5日の訓練で防災行政無線の放送に不具合はなかったということです。
-
年長園児が金魚やフナを放す
南箕輪村南部保育園の、年長園児35人が4日、神子柴の春日街道沿いの休耕田に金魚とフナを放しました。 南箕輪村神子柴の住民ボランティアでつくるかま塾と農地水環境保全会などが毎年休耕田の有効活用として行っているものです。 園児たちはバケツの中の金魚を掴むと「大きく育ってね」と言いながら放していました。 4日の伊那地域の最高気温は29.8度でした。 長野地方気象台によりますと、あすからは前線の影響で広い範囲で雨になり、気温も上がりにくい状況だということです。
-
村農業経営者協議会 盆花の定植
南箕輪村農業経営者協議会は2日、お盆に販売する盆花の苗を植えました。 毎年お盆の時期に、ファーマーズあじーなやみはらしファームとれたて市場などで販売する、盆花の定植が行われました。 この日は、協議会会員12人がプランターで育てた5,000株の苗を畑に移しました。 花の苗は、アスターで白や紫など4色です。 南箕輪村農業経営者協議会の加藤功会長は、「毎年期待されている。今年は花の色を1色増やしたので楽しみにしていてほしい」と話していました。 植えられた盆花は、8月に切り取り作業をして、菊やゆりの花と一緒に束ねられ販売されます。 作業は来週も予定されていて、全部で12,000株が移植されるということです。
-
伊那市、箕輪町、南箕輪村で議会開会
伊那市議会、箕輪町議会、南箕輪村議会が2日開会しました。 伊那市議会では市から一般会計補正予算案など7議案が提出されました。 補正予算案は14億5千万円を追加するものです。 一般質問は11日から13日。20日に委員長報告、採決が行われます。 箕輪町議会では町から一般会計補正予算案など12議案が提出されました。 補正予算案は4千万円を追加するものです。 一般質問は9日、10日。17日に委員長報告、採決が行われます。 南箕輪村議会では村から一般会計補正予算案など8議案が提出されました。 補正予算案は1千万円を追加するものです。 一般質問は11日、12日。13日に委員長報告、採決が行われます。
-
信州い~んだにフェス2014初開催
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで伊那市の景色を見ながら音楽を楽しむイベント、「信州い~んだにフェス2014」が6月1日、初めて開かれました。 信州い~んだにフェスは伊那青年会議所が子どもからお年寄りまで「3世代を一つに」をテーマに今年初めて開いたものです。 地元西春近の小出太鼓をはじめ、伊那市や箕輪町、南箕輪村の4校の吹奏楽部が演奏しました。 このうち箕輪中学校吹奏楽部は、アニメーションのテーマ曲など3曲を演奏しました。 人気アイドルグループの曲では、振り付けのパフォーマンスも有り、観客が手拍子で盛り上げていました。 会場では、伊那商工会議所青年部による、県内産の鹿肉を使った、馬鹿旨焼きうどんが販売され親子連れが味わっていました。 醤油などで味付けした焼きうどんに、鹿と馬の肉をすき焼き風に煮込んだものをかけています。 主催した伊那青年会議所では、「このイベントを、地元の景観を見つめ直す機会にして欲しい」と話していました。
-
伊那地域 2日連続の真夏日
1日の伊那地域は、最高気温が33.6度と5月31日に引き続き2日連続の真夏日となりました。 伊那市役所南側にあるせせらぎ水路です。 子どもたちが水遊びを楽しんでいました。 1日の伊那地域の最高気温は、平年に比べ10度以上高い33.6度で、今年最高を記録し、6月の気温としては過去2番目で、8月上旬並みでした。 長野地方気象台によりますと、この暑さは、4日水曜日ころまで続くということで、水分補給など熱中症対策に注意するよう呼びかけています。 伊那消防署によりますと、午後3時現在、伊那消防組合管内で熱中症で搬送された人はいないということです。
-
フクロナデシコ 見ごろ
南箕輪村南原の国道361号沿いにある伊藤照夫さんの畑のフクロナデシコが見ごろとなっています。 フクロナデシコは、地中海沿岸原産のナデシコ科の多年草です およそ40アールの畑には、ピンクのフクロナデシコが植えられていて、現在見ごろとなっています。 伊藤さんによりますと、花は来週いっぱいまでは楽しめるということです。
-
最高気温29.6度 今年一番の暑さ
30日の伊那地域の最高気温は今季最高の29.6度で、7月下旬並の陽気となりました。 箕輪町のみのわ天竜公園では、松島保育園の園児が水遊びをしていました。 長野地方気象台によりますと、30日の伊那地域の最高気温は29.6度と7月下旬並の今年一番の暑さとなりました。 高気圧に覆われている影響で、6月4日頃まではこの日と同じくらいの気温が続く見込みです。
-
信州伊那スマートドライバー 安全運転呼びかけ行進
思いやりのある安全運転を広げる組織「信州伊那スマートドライバー」の会員は29日、伊那市のナイスロード沿いで啓発パレードを行いました。 「信州伊那スマートドライバー」は、思いやりのある運転を心がけてもらおうと、平成23年に発足しました。 この日は、会員およそ100人が横断幕や上り旗を持って安全運転を呼び掛けながら、1キロほどを行進しました。 信州伊那スマートドライバーは、高遠地区と長谷地区を除く伊那市と、箕輪町、南箕輪村の交通安全協会の会員なら誰でも加入することができます。 伊那警察署管内の昨年度の交通事故による死者数は5人で、そのうち4人は高齢者です。 交通事故の発生件数は453件でそのうち伊那市での事故が247件、 箕輪町が91件、南箕輪村が54件、辰野町が61件となっています。
-
南箕輪村公民館子育て学級「すくすく玉手箱」開講
南箕輪村公民館主催の子育て学級「すくすく玉手箱」の今年度の講座の開講式が、29日、行われました。 この日は、公民館で開講式が行われました。 すくすく玉手箱は、村公民館が主催している子育て学級で、保育園に入る前の子どもたちが対象です。 今年度「すくすく玉手箱」には親子38組が参加します。 開講式では、音楽に合わせて親子で踊ったり、地区ごとに自己紹介をしたりしました。 村公民館の清水道直館長は、「子どもたちが健やかに育つことが村の願いです。親子で仲良く遊び、良い思い出を作りましょう」と挨拶しました。 すくすく玉手箱では年間を通して、11回の講座を予定していて、サツマイモの栽培や、運動会などを行います。
-
南箕輪村 有害鳥獣対策協議会 平成25年度カラス93羽駆除
南箕輪村は、平成25年度に銃と罠で駆除したカラスの数が93羽だったと27日報告しました。 これは、27日南箕輪村役場で開かれた有害鳥獣対策協議会で報告されたものです。 南箕輪村では、年々カラスによるとうもろこしや大豆等の作物への被害が増えています。 特に被害の大きい久保地区では、6日間で60羽程が駆除されています。 南箕輪村では、昨年度から猟友会などに支払う駆除出動費に加えて1羽につき300円の報奨金を設けています。 なお、罠での駆除はキツネが12頭、イノシシ・ハクビシン・タヌキがそれぞれ8頭、サルが5頭、ニホンジカが2頭となっています。
-
上伊那広域連合が要望書提出
上伊那広域連合は医療問題など上伊那地域が抱える課題をまとめた要望書を28日、県議会の県民文化健康福祉委員長に提出しました。 この日は、県議会の県民文化健康福祉委員会の現地調査が伊那合同庁舎で行われました。 広域連合長の白鳥孝伊那市長をはじめとする、上伊那8市町村長らが出席し、要望書を提出しました。 伊那市や箕輪町などは、安心して子どもを産める体制整備の支援を求めました。 出産体制については、上伊那地域の医師数が県の平均を大きく下回っていて、産科医、小児科医の不足で連携の構築に支障が出ているとして、産科医と小児科医の確保に向けた支援を要望しました。 南箕輪村は、人工透析の通院支援について要望しました。
-
南箕輪中学校の生徒が林業体験
南箕輪村の南箕輪中学校の1年生は27日、大芝高原内にあるみんなの森で林業体験をしました。 地元にある大芝高原を身近に感じてもらおうと南箕輪中学校の1年生150人が参加しました。 みんなの森の一部が中学校林に指定されていて年に1回中学生が作業を行っています。 27日は、地元住民でつくる大芝高原親林自然保護の会のメンバー16人が作業に協力しました。 中学生たちはグループに別れ、ノコギリを使って事前に間伐されたヒノキの枝を切りました。 中学生たちは、自然保護の会のメンバーからコツなどを教えてもらいながら作業していました。 中学生たちが切った枝などは、破砕機にかけチップにしてセラピーロードにまくということです。
-
「まっくん田んぼ体験隊」が田植え作業
農業体験を通した観光振興と農業の発展などを目的に南箕輪村で始まった「まっくん田んぼ体験隊」の田植え作業が、25日に行われました。 「まっくん田んぼ体験隊」は、南箕輪村の農事組合法人まっくんファームや6次産業化検討ワーキングチームなどで組織する実行委員会が今年度から行っているものです。 農家ではない人たちにも田植えを体験してもらおうと参加を呼びかけ、伊那市や南箕輪村から13人が参加しました。 まっくんファームで、鶏糞を肥料とした米の減農薬栽培を行っているメンバーが講師となり、「コシヒカリ 森の大地」の苗を植えていきました。 10年前から減農薬栽培に取り組んでいる上伊那農業高校の、生産環境科の生徒2人も参加し、田植え機の運転を体験しました。 「まっくん田んぼ体験隊」では、6月に田んぼの草取り、8月に案山子作り、9月に収穫、10月に採れた米をつかった五平餅を作る計画です。
-
信州大学農学部 再建された門柱お披露目
南箕輪村の信州大学農学部では、62年前の門柱が再建され、キャンパス入り口に設置されました。 23日は、除幕式が行われ、大学関係者らおよそ30人が出席しました。 信大農学部によりますと、門柱が建てられたのは、62年前の昭和27年だということです。 当時の学生と教職員が小黒川から1,200個の石を運び、1つ1つに墨で名前を書き、積み上げたものをコンクリートで固め門柱にしたということです。 門柱は、道路整備のため3年前に一旦撤去し、建て直しました。 信大農学部の北澤秋司同窓会長は「石の1つ1つに当時の学生や職員の思いが託されている。門柱を見ることでその思いを繋げていきたい」と話しました。
-
美鈴工房パッチワークキルト展
第18回美鈴工房パッチワークキルト作品展が23日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、タペストリーを中心に個性豊な作品100点が展示されています。 代表は、南箕輪村の磯千恵子さん。 伊那市高遠町出身の磯さんは、高遠城址公園の桜を題材にした作品を飾っています。 中には、世界自然遺産登録で話題となった富士山を表現したものも並んでいます。 美鈴工房キルト教室は、会員40人で1年半に1回のペースで作品展を開いています。 作品展は、25日日曜日まで、伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。
-
美味しんぼ議論にチェルノブイリからの手紙
チェルノブイリ原発事故の被災者を支援する特定非営利活動法人チェルノブイリ救援・中部の理事長で南箕輪村の原富男さんは、事故後にウクライナの子どもたちが鼻血を出して嘆く内容の手紙を公開しました。 チェルノブイリ救援・中部の理事長原富男さんは、1986年のチェルノブイリ原発事故から5年後の1991年に初めて被災地を訪問し、現地の小学校をまわりました。 手紙は、そのお礼に小学校の先生から届いたものです。 絵は、当時12歳の子どもが描きました。 手紙に書かれているのは1991年、チェルノブイリ原発から南西75キロにあるマカレビッチ村の子どもたちの様子です。 「そうです。私の生徒たちは鼻から血を出しています。私が朝学校に行く途中、私の小さな生徒たちは、小雀の群れのように私に向かって飛んできて何か困っていたことを言うのです。あっ私、又鼻血が出たよ。」 福島第一原発を訪問した後に主人公が鼻血を出すなどの場面が描写されいる漫画「美味しんぼ」が議論になっています。 原さんは、「美味しんぼの鼻血の描写部分のみで批判するのは良くない。今回公開した手紙が全てを物語っている。しっかりした取材に基づいた本だ。」と評価しています。
-
南箕輪中学校の伝統行事 経ヶ岳強歩大会
南箕輪中学校の伝統行事、経ヶ岳強歩大会が、22日に開かれました。 午前7時、大芝高原を一斉にスタートしました。 今年で62回目となるこの大会は毎年この時期に開かれている南箕輪中学校の伝統行事です。 1年生から3年生まで451人が参加しました。 ゴールの経ヶ岳8合目は標高2035mで、スタート地点との標高差は1235m、コースの全長は8.3キロです。 1合目までは平たんな道が多く軽快な走りをみせていましたが、2合目を過ぎると険しい道に多くの生徒が息をあげていました。 経ヶ岳の登山道は、生徒たちが登りやすいようにと、PTAや職員が事前に笹を刈るなどして整備したということです。 大会の結果、男子は1時間29分49秒で3年生の佐々木雄貴君が優勝、女子は2時間3分28秒で2年生の金森佑奈さんが優勝しました。