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県税功労者に知事感謝状
長野県の税務行政に協力した人などに贈られる、県税功労者の知事感謝状伝達式が伊那市の伊那合同庁舎で11月17日に行われました。
伝達式では南信県税事務所の高橋佳幸所長から表彰状が伝達されました。
伊那市の荒木康雄さんは、一般社団法人長野県法人会連合会副会長を務めています。
伊那市の赤羽弘之さんは関東信越税理士会伊那支部の支部長などを務めました。
伊那市の飯島松一さんは一般社団法人長野県法人会連合会の理事を務めています。
箕輪町の上田幸生さんは一般社団法人伊那法人会副会長と厚生委員長を務めています。
高橋所長は「県の税務行政の発展のためにこれからも支援をお願いします」と話していました。
11月17日はほかに諏訪市と飯島町の2人、市町村では駒ヶ根市が表彰されています。
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上伊那 来年の米の生産数量目安値2万6,374トン
上伊那の来年の米の生産数量の目安値は今年と比べ60トン増加となる2万6,374トンとなりました。
8日に伊那合同庁舎で長野県農業再生協議会 上伊那地方部総会が開かれ、2024年の米の生産数量の目安値が決まりました。
上伊那の2024年の生産数量の目安値は、今年と比べて60トン増加の2万6,374トンとなっています。
市町村別では伊那市が1万1,274トン、箕輪町が2,152トン、南箕輪村が1,428トンとなっています。
総会には各市町村の関係者やJA上伊那などおよそ35人が出席しました。
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あるしんレポ―ト 景況感▲19.2で横ばい
アルプス中央信用金庫の「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、今期の景況感はマイナス19.2で、前期と横ばいとなっています。
レポートによりますと、7月から9月の今期の業況は、良かったとする企業が19.8%、悪かったとする企業は39%で、業況判断指数はマイナス19.2で前期と横ばいとなりました。
また、事業承継に関する特別調査の後継者問題について、「まだ考えていない」が最も多く36.3%、「すでに決まっている」が22.8%、「候補者が見当たらない」が15.2%となりました。
事業承継の考え方については、「娘婿を含む子供に承継」が38.3%、「現時点で考えるつもりはない」が22.2%となりました。
業種別では、全ての業種で「子供に承継」が最も多くなりました。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先192社に対し、四半期に1度調査を行っているものです。
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新型コロナ週報 上伊那76人 全県509人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
6日発表の11月27日から12月3日までの届け出状況は、上伊那は76人で定点あたり9.5人、全県は509人で定点あたり5.78人でした。
6日発表となった11月27日から12月3日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は76人、諏訪保健所で56人、上田保健所で54人、佐久保健所で53人、飯田保健所で43人、大町保健所で34人、松本保健所で31人、北信保健所で29人、木曽・長野保健所でそれぞれ23人、長野市で48人松本市で39人、全県で509人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の7人に対し9.5人で増加全県は5.82人が5.78人で減少しています。
県内の5日午前0時時点の入院者数は、168人でうち中等症は38人、重症は2人です。
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労働安全衛生法違反の疑いで長門運輸と営業所長を書類送検
伊那労働基準監督署は、資格を持たない従業員にフォークリフトの運転業務につかせたとして、労働安全衛生法違反の疑いで、上田市に本社を置く長門運輸株式会社と30代の南信営業所長を長野地方検察庁伊那支部に4日書類送検しました。
伊那労働基準監督署の発表によりますと、書類送検されたのは、長門運輸株式会社と、南信営業所の30代の所長です。
5月15日、取引先の南箕輪村の会社敷地内で、20代の従業員の男性がフォークリフトを運転中に下敷きとなり、左足切断と右足骨折の大けがを負いました。
従業員の男性はフォークリフトの運転業務に必要な法定資格を持っていなかったということです。
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障害者週間 自主製品販売会
障害者週間にあわせ、上伊那の障がい者福祉事業所の自主製品販売会が伊那市の伊那合同庁舎で4日から8日までの日程で始まりました。
初日の4日は、南箕輪村のほっとジョイブがパンや洋菓子を、宮田村の親愛の里夢工房がバッグや日用品を販売しました。
販売会は、障害者週間に合わせて毎年開かれていて、今年は上伊那の12事業所が参加しています。
日によって販売する事業所が変わり、それぞれの自主製品が並びます。
販売会は、8日(金)まで、伊那合同庁舎で開かれています。
時間は正午から午後1時までです。
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上伊那郡縦断駅伝 箕輪が優勝
市町村対抗の第71回上伊那郡縦断駅伝競走大会が3日に開かれ箕輪町が17回目の総合優勝を果たしました。
朝8時15分に駒ヶ根市役所をスタートしました。
辰野町役場までの6区間38.1キロをタスキでつなぎました。
今年は上伊那の市町村の代表6チームとオープン参加2チームのあわせて8チームが出場しました。
1区では中川村の桃澤大祐さんが抜け出し、19分12秒の区間新記録で次のランナーにタスキをつなぎます。
2区では、箕輪町の唐澤直希さんが先頭をとらえます。
箕輪町はその後も先頭を守り、前半をゴールしました。
後半は伊那公民館前を一斉にスタートしました。
大会は前半と後半の総合タイムで順位が決まります。
4区では箕輪町の日野志朗さんが17分10秒の区間新記録の力走をみせます。
5区では箕輪町と駒ヶ根市が激しいデッドヒートを見せます。
大会は、箕輪町が2時間6分43秒で優勝を決めました。
2位は伊那市A、3位は駒ヶ根市、4位は南箕輪村、5位は辰野町、6位は中川村となっています。
大会は上伊那陸上競技協会と上伊那ケーブルテレビ協議会が開いたものです。
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JR長野駅でおやきやパンの試食会
信州産小麦を使ったおやきやパンなどの試食会が11月23日に長野市で開かれ多くの人で賑わいました。
JR長野駅で「食べようつくろう信州小麦大行動」と銘打ち信州産小麦を使った食品の試食会が開かれました。
これは、農林水産省が進めるローカルフードプロジェクト、略してLFPの取り組みの一つで信州産小麦の消費拡大を目指そうと
県と県内企業が参加するLFPながのが展開しています。
今回提供されたのは、参加企業が信州産小麦を使って新たに開発した商品で、11月1日に県庁で披露されたものです。
会場には、おやきやパン、肉まんなど18種類が並び訪れた市民や県外からの観光客が信州の味を楽しみました。
用意された試食約700食は、祝日の賑わいもあり1時間ほどで終了。
試食後には、味や商品価格などについてアンケートも行われました。
アンケート結果は、県内の小麦生産者と共有して生産量拡大に向けた検討に活用していくということです。 -
県産小麦使用商品 松本で試食販売会
長野県産小麦を使用した商品の試食販売会が11月19日に松本市のイトーヨーカドー南松本店で開かれました。
信州の郷土料理おやき、さくさく食感アップルパイ、これらは長野県産の小麦を使って県内各地のおやき販売店や農産物直売所、コンビニ大手のセブンイレブンなどが開発した商品です。
この日は試食販売会が開かれ多くの人で賑わいました。
信州小麦大行動と題し開催されたこのイベントは、長野県産小麦の利用拡大を図ろうと生産者や食品加工業者、長野県などが取り組むLFPながの(地域食品産業連携プロジェクト)の一環として行われたものです。
LFPながのでは、3年前からきのこやりんごなど地場産食材を使った商品開発を行っていて、こうした取り組みを通じて地域の課題解決や経済成長などを目指します。
会場には、様々な具材のおやきをはじめ、パンやコロッケ、クッキーなどが並び県産食材を広くPRしました。
なお、今回試食販売された商品の一部は、農産物直売所など開発した各店舗で販売されているということです。 -
伊那市民芸術文化祭 あすまで
伊那市を中心に上伊那地域の様々な団体が日頃の成果を展示や舞台で発表する、伊那市民芸術文化祭が2日からいなっせで行われています。
いなっせ2階展示ギャラリーには、水墨画や写真、油絵などの作品が並んでいます。
5階には、ステンドグラスやパッチワーク、生花が並んでいます。
伊那市民芸術文化祭は市内で活動している団体の発表の場としてNPO法人伊那芸術文化協会が毎年行っているもので、今年で20回目となります。
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中高生対象 医療体験セミナー
中高生を対象とした医療体験セミナーが2日に伊那市の伊那中央病院で開かれました。
このセミナーは、最新の医療体験を通じて医療への興味を持ってもらおうと、伊那中央病院などが企画したもので、4年ぶりに開かれました。
生徒たちは、手術着を着用し、5つのブースで体験をしました。
すべて、実際に使用するトレーニング機器や医療器具だということです。
こちらのブースでは、鶏肉を人の臓器に見立て、メスなどを使用して切断をしていました。
また、医師から機器の説明を受けながら、手術室の見学もしていました。
この日は中南信の中高生、17人が参加しました。
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10月有効求人倍率 1.31倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、前の月を0.06ポイント下回る1.31倍となりました。
10月の月間有効求人数は、3,258人、月間有効求職者数は2,492人で、月間有効求人倍率は1.31倍となりました。 全国は1.3倍、県は1.41倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。また、物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
ハロワーク伊那では「原材料価格やエネルギー価格の高騰で収益を圧迫しているという声や、中国の景気停滞の影響もあるので引き続き注視していきたい」と話していました。
また、来年春の新規高校卒業者の就職内定率は10月末現在85.8パーセントで、去年の同じ時期と比べ2.2ポイント高くなっています。
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1万枚目標 年賀状プロジェクト
上伊那地域の障害者就労支援事業所などが、利用者の工賃アップを目的に毎年行っている「年賀状プロジェクト」が今年も始まりました。
こちらが来年の干支「辰」が描かれている年賀状です。
上伊那の6施設36人が描いたイラストがデザインされています。
竜の七福神を描いたのは宮下司さんです。
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森林づくり上伊那地域会議 伊那西小を視察
長野県森林づくり県民税を活用した事業について検証する「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」は、伊那西小学校で27日に現地視察を行いました。
この日は、林業関係者や建築士など、メンバー6人が伊那西小学校を訪れ、学校林を視察しました。
伊那西小学校では、学校林を活用した学習を行っていて、2019年度からは、長野県森林づくり県民税を使い野外施設の整備やシイタケ栽培をしています。
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議は、森林づくり県民税を使って行われた事業について、それが適切に活用されているかを確認するために現地視察を行っています。
現地視察は、伊那西小学校のほか、大芝高原でも行われました。
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関東管区連名優良運転者表彰 2人が受賞報告
長年にわたり交通安全の推進に活躍した人に贈られる関東管区連名優良運転者表彰を受賞した伊那警察署管内の2人が10月13日に受賞を報告しました。
この日は伊那市交通安全協会の山﨑隆男会長と辰野交通安全協会元会計監事の竹入俊男さんが伊那警察署の小林雄二署長に受賞を報告しました。
2人が受賞したのは関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会会長が連名で優良運転者を表彰するものです。
小林署長は「受賞は日ごろの尽力の賜物です。今後も交通安全に協力してほしい」と話していました。
管区連名優良運転者表彰は実働15年以上で交通法令を守り10年以内に無事故・無違反、安全運転の推進に功績のあった人へ贈られます。
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ハンドメイドクラフトフェスタ2023
小物やインテリア、洋服などのハンドメイド作家が一堂に会するイベント「ハンドメイドフェスタ2023」が伊那市のmontrrinaで23日から25日まで開かれました。
会場では上伊那を中心に17人の作家による展示やオーダー販売、作品づくり体験の「ワークセミナー」が開かれています。
このイベントはこれまで飯島町で毎年開かれていましたが、より多くの人に作品にふれてもらおうと、今年は伊那市内に会場を移し開催しました。
「ワークセミナー」は、午前と午後の1日2回開かれています。
レース編みや造花をつかった締め飾りづくり、スマホケース作りなどがあり、訪れた人達は教わりながら手を動かしていました。
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いのちのWa!コンサート 合唱団とオケが共演
上伊那の小中学生や一般の合唱団とプロのオーケストラが共演する「いのちのWa!コンサート」が、駒ヶ根市文化会館で23日に開かれました。
コンサートには、上伊那の小中学校や一般の合唱団、プロの音楽家で構成されたオーケストラ、総勢200人が出演しました。
各合唱団が出演した第1部では、箕輪中学校の合唱部も演奏を披露しました。
第2部では、この日のために作られた音楽劇が上演されました。
コンサートは、子どもを中心とした幅広い世代がプロの音楽に触れることで音楽文化の発展に繋げようと開かれていて、今年で2回目となりました。
箕輪町上古田の音楽家唐沢史比古さんが音楽監督を務め、コンサートの最後には合唱団とオーケストラが共演し迫力のある演奏を披露しました。
いのちのWa!コンサートの模様は、ご覧のチャンネルで、来年1月の新年特番で放送予定です。
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農福連携で野沢菜収穫作業
伊那市西春近の有限会社ぱぱな農園の圃場で、「農福連携」による野沢菜の収穫作業が23日から始まりました。
23日は、上伊那の3つの障害者就労支援施設の利用者と職員、あわせておよそ10人が、30アールの畑で作業を行いました。
野沢菜を収穫したあとかぶの部分を切り、葉を選別していました。
農福連携は、農業を福祉施設の利用者が手伝うことで、働く場所の確保や工賃アップを目指すものです。
作業は就労支援施設のサポートをしている、NPO法人長野県セルプセンター協議会が仲介役となり行われました。
ぱぱな農園では、上伊那の施設と連携し収穫作業を行っていて、今年で4年目です。
作業は12月7日までで、上伊那の9施設が参加する予定です。
収穫した野沢菜は、来年1月中旬から、全国のかんてんぱぱショップで野沢菜漬けとして販売されます。
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上農里山コースの3年生 建築士に教わりながら木工
南箕輪村の上伊那農業高校里山コースの3年生は、地元の建築士に教わりながら木工製品作りを行っています。
10月17日の授業では長野県建築士会上伊那支部の会員が講師を務め、生徒16人がイスやサイドテーブルなどを制作します。
今回は赤松や杉の丸太からチェーンソーを使い部材を切り出しました。
生徒はチェーンソーの持ち方や刃の当て方を教わりながら作業しました。
イスやサイドテーブルは次回以降の授業で組み立て、その後塗装します。
この授業は木と触れ合い、ものづくりの楽しさを知ってもらおうと行われていて、12月まで全6回を予定しています。 -
税務署長納税表彰式
申告納税制度や税知識の普及発展に努めた人を表彰する税務署長納税表彰式が14日に伊那市のいなっせで行われました。
伊那税務署管内のうち伊那ケーブルテレビの放送エリア内からは一般社団法人伊那法人会の上田幸生副会長が税務署長納税表彰をうけました。
また租税教育推進校として上伊那医師会附属准看護学院が税務署長感謝状をうけました。
税についての作文の表彰も行われ、春富中学校の片桐えまさんと長谷中学校の丸茂未來さんが受彰しました。
原田幸嘉伊那税務署長は「税務行政の理解者として尽力してもらい心強く感じる。今後とも協力してもらいたい」と話していました。 -
公立高校 生徒募集定員を公表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を21日に公表しました。高遠高校は今年度より40人の減となっています。
上伊那8校の募集定員は次の通りです。
辰野高校は普通が80人、商業が40人です。
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上伊那総合技術新校 次回の懇話会で校地決定へ
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が21日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、上伊那農業高校と駒ケ根工業高校の校地選定に関する意見を交わしました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
校地は、上農と駒工のどちらかになることが報告されています。
21日は、非公開で行われていた校地検討会議がまとめた意見を参考に懇話会で話し合いが行われました。
出席者からは、「信州大学農学部や南信工科短期大学校など連携は大事なので距離が近い方がいいのではないか」「農業科は農地が必要となるため、敷地は広い方が良いのではないか」などの意見が出されました。
きょう出た意見を参考に、県教育委員会が次回の懇話会で校地決定の報告をします。
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ケーブルテレビ杯上伊那サッカー大会 南箕輪FCジュニアが優勝
第17回ケーブルテレビ杯上伊那6年生サッカー大会が19日、伊那市長谷の美和湖グラウンドで開かれ、南箕輪村の南箕輪FCジュニアが優勝しました。
大会には上伊那の少年サッカーチーム12チームが参加しました。
決勝戦は青のユニフォーム、南箕輪FCジュニアと、白のユニフォーム宮田村のTopStoneAの対戦となりました。
前半2分、南箕輪FCジュニア、宮澤佐助くんが先制点を決めます。
その後、松浦郁馬くんが2点を取り前半を3対0とします。
後半に入りTopStoneAも反撃に出ますが、得点に繋げることができません。
南箕輪FCジュニアはさらに3点を追加し、試合の結果6対0で南箕輪FCジュニアが優勝しました。
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通信指令の共同運用 来年2月に広域連合議会に計画案提出
通信指令業務の共同運用を検討している上伊那広域消防本部は、来年2月に実施計画案を上伊那広域連合議会に提出し、今年度中に県に提出することを20日に報告しました。
これは、20日に伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で、柿木淳一消防長が報告したものです。
上伊那広域消防本部では、松本と諏訪の広域消防本部との通信指令業務の共同運用を検討しています。
この日は、共同運用した場合の効果について、3つの本部が共同で運用した場合、別々に運用した場合と比べ、10年間でおよそ22億円削減できると報告しました。
また、共同の指令センターの場所については、災害リスクや交通条件を考慮し検討するということです。
上伊那広域消防本部では、来年2月の広域連合議会で「消防の連携・協力実施計画案」の承認を得て、今年度中に県に提出を行う予定です。
共同運用開始は、2034年3月31日を目指しています。
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県民参加型予算の審査会
県内の企業・団体などが県に事業のアイデアを提案する、県民参加型予算の審査会が18日に伊那合同庁舎で開かれました。
県民参加型予算の審査会は2022年度から県が実施しているものです。
県の6つの振興局ごとに事業テーマがあり、このうち上伊那地域振興局はカラマツやアカマツなど上伊那地域産材の利活用促進についてアイデアを募集しました。
審査会では上伊那の3団体が事業の提案をしました。
上伊那森林組合は上伊那地域材アンテナショップ設置による木材加工品の販売や地域材青空市の開催を提案していました。
伊那市の森の営業めっつぁは地域産材商品を扱うオンラインショップの立ち上げと運営を行い、地域産材の認知度とブランド力をあげる取り組みを提案していました。
辰野町のさわそこ里山資源を活用する会は、伐採したカラマツなどを薪にして販売するほか、橋やベンチの材料として販売することを提案していました。
1事業につき予算は1,000万円以下で単年度で実施できることが条件となっています。
18日の審査会の結果を踏まえ、県は事業選定を行っていくということです。
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伊那土地改良区の平澤前理事長が会長表彰を受賞
上伊那郡伊那土地改良区 前理事長の平澤正弘さんは、全国土地改良事業団体連合会会長表彰を受賞しました。
15日は平澤さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞報告をしました。
10月に開かれた、第45回全国土地改良大会福井大会で全国土地改良事業団体連合会会長表彰を受賞しました。
平澤さんは上伊那郡伊那土地改良区の理事長を今年7月まで12年間務め、その功績が認められたものです。
県内では平澤さん1人が受賞し、全国ではあわせて44人が受賞しています。
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箕輪町でキャリア教育かみいな交流会
幅広い世代が地域の未来を考える、キャリア教育かみいな交流会が箕輪町文化センターで15日に開かれました。
交流会には上伊那地域の産学官の関係者や箕輪町の小学生から高校生などおよそ470人が参加しました。
箕輪中学校と箕輪進修高校の生徒、大人が60のグループに分かれてトークセッションを行い、「勉強するのは何のため」をテーマに意見交換をしていました。
キャリア教育かみいな交流会は、上伊那の産学官の各種団体でつくる郷土愛プロジェクトが主催するものです。
交流会ではほかに、箕輪西小学校4年ゆめ組が2年生から行っている野菜作りについての発表を行いました。
交流会は上伊那8市町村が持ち回りで毎年開いていて、今年は箕輪町が会場となりました。
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伊那フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
伊那フィルハーモニー交響楽団の第35回定期演奏会が伊那市の伊那文化会館で12日開かれました。
演奏会には団員およそ70人が出演し、クラシック曲2曲を披露しました。
伊那フィルハーモニー交響楽団は1985年6月に伊那谷初のアマチュアオーケストラとして発足しました。
定演では、今年のリヨン国際ピアノコンクールで史上最年少優勝を果たした慶応大学の八木大輔さんゲストに迎え、ラフマニノフのピアノ協奏曲を披露しました。
八木さんは、去年伊那市でピアノリサイタルを開いたことが縁で共演することになりました。
北沢理光団長は、「伊那にあるオーケストラとしてアピールしさらに活動の輪を広げていきたい」と話していました。
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第9回北彩の会展
上伊那の絵画サークル「北彩の会」の作品展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで12日から始まりました。
会場には、講師とメンバーあわせて9人の作品37点が展示されています。
北彩の会は、国画会会員で伊那市高遠町の北原勝史さんが指導する絵画サークルで、月に2回活動しています。
年に1回、作品展を開いていて、今年で9回目となりました。
作品展では、テーマは決めず、それぞれ好きな作品を展示しています。
会では「個性ある作品を楽しんでほしい」と話していました。
北彩の会の作品展は、18日(土)まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
なお、15日(水)は休館日となっています。
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秋の手しごと6人展 約1,000点展示販売
木工や布工芸などの作品が並ぶ「秋の手しごと6人展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、県内外の6人が製作した木工品や布工芸、アクセサリーなどおよそ1,000点が展示販売されています。
このうち、伊那市ますみヶ丘の三沢廣光さんは、木製のボールペンや器などを展示しています。
出品している6人は、展示会などで知り合ったクラフト仲間で、年に2回合同の展示会を開いていて、今年で9回目となります。
代表の田中稔さんは「作り手の個性が出ている作品を手に取って楽しんでほしい」と話していました。
秋の手しごと6人展は、14日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。