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長野県A・コープが老人保健施設すずたけに車いす寄贈
長野県A・コープは18日、地域貢献キャンペーン企画「車いすを寄贈しよう」で、県下全35店に設置した募金箱に利用者から寄せらた善意で、伊那市美篶の富士見高原病院老人保健施設すずたけに車いす1台を贈った。今年の寄贈は車いす4台で県内の病院や老人ホームなど4施設に贈る。
A・コープは今年で12周年。車いす寄贈の活動は02年度からで7年目。07年度までに18台を寄贈している。
春の誕生祭で店舗のサービスカウンターなどに募金箱を設置。今年は3月7日から4月13日までの期間で募金額は21万4140円になった。例年寄贈は車いす3台だったが、今年は募金額が多く1台多い4台になった。
長野県A・コープ経営委員会委員の宮下勝義JA上伊那組合長は、「地域のために貢献できることを積極的にやりたい。皆様の生活、健康のお役に立てたらうれしい」と、長野県A・コープのロゴ入り車いすを贈った。
すずたけの上島麻紀子施設長は、「車いすは入所者にも通所者にも、いくつあっても非常に助かる。一般の方の小さな善意の固まりでいただいたことに感動している」と感謝した。 -
公共交通利用促進街頭キャンペーン
公共交通の一層の利用促進を図るため、長野県公共交通活性化協議会、伊那バス、信州まつもと空港利用促進協議会、日本航空長野支店などは16日、市内大型店入口で買い物客らにチラシなどを配りバスや電車、飛行機などの利用を呼びかけた。
信州まつもと空港の利用促進合同街頭キャンペーンは07年11月の長野市、12月の上田市に続いて3回目。今回は南信地方初で、伊那市のほか諏訪市、飯田市の3地区で行った。
信州まつもと空港とバス事業者の合同街頭キャンペーンは今回が初めてで、伊那では関係者13人が、バスや電車の利用を呼びかけるポケットティッシュ、信州まつもと空港利用促進協議会が実施しているキャンペーンのチラシ、信州松本空港発着のツアーパンフレットなど200セットを配った。 -
高山植物保護啓発
4カ国語入りリーフレット作成高山植物等保護対策協議会・南信地区協議会は、高山植物の保護啓発活動強化のため、今回新たに登山者向けの4カ国語入りリーフレットを作成した。8月の「高山植物等保護パトロール強化期間」を中心に八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスの各所で配る。
リーフレットは、「植物の踏みつけに注意しましょう」「植物の採取や昆虫の捕獲は禁止されています」など6項目の「お願い」がある。最近は外国人の登山者も多いため、日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語でイラストと共に記した。
登山者が利用できるよう、八ヶ岳、仙丈ケ岳藪沢カールなど山の写真、ミネウスユキソウ、ミヤマキンバイ、クルマユリなど高山植物の写真も掲載。4千部作った。
同協議会は、南信地区の森林管理署、地方事務所、市町村、観光・山岳関係団体で構成し、高山植物などの保護啓発や環境美化活動をしている。
高山植物等保護指導員の報告では、07年度の保護取締件数は1018件で06年度より46件増加。踏み荒らしの件数が大幅に増えた。違反行為の主なものは入り込み者の写真撮影や休憩のときに確認されている。認識の薄さやモラルの低さに原因があると考えているという。 -
上伊那教育講演会
長野県教職員組合上伊那支部と上伊那PTA連合会は12日、08年度上伊那教育講演会を伊那市のJA上伊那本所で開いた。NPO法人マザーポート・ITながの理事長の中島直美さんが、「ネットで失うもの」縲怩゙しばまれゆく子どもたち・無関心な大人たち縲怩ニ題して、インターネットや携帯電話に潜む危険性などを話した。
インターネットで「アダルト」の4文字を入力して検索すると6100万件の情報が得られ、出てくる情報は今と昔では大きな違いがあること、ゲームサイトでも出会い系サイトと同じ機能があること、ネット上のターゲットは小中学生で子どもは誤った性の情報を得ていることなどを挙げ、「今の子は興味があったら、その先を調べる情報を持ってしまった。子どもが検索したら何につながるかわからない。家の子はゲームだけしているから大丈夫ということはない」と話した。
小学5、6年生程度の読み書きができれば親に内緒で無料でホームページを作ることができ、子どもが自ら個人情報をネット上に垂れ流している問題にも触れ、「子どもは友達が増えるという温かい気持ちで善意だが、出会い系サイトを自分で作っていることになる」と指摘した。
「ネット情報を侮ってはいけない。社会常識や分別があるから便利に使えるが、子どもは上手に使っているのではない。本当に子どもが何をしているか分かりたければ、子どもと肩を並べて画面を見てほしい」と強調した。 -
伊那人現擁護委員協議会が研修会を開催
伊那人現擁護委員協議会(北條常信会長)が15日、研修会が駒ケ根市駅前ビル「アルパ」であった。上伊那地区の人権擁護委員約40人が集まり、活動を同じくする仲間の体験発表やインターネットを安心・安全に使うことなどをテーマとした講演会から、今後の活動に生かしていくべきことなどを学んだ。
研修会は人権擁護委員の資質向上と情報交換などを目的として開催しており、毎年開催地は各地区の持ち回りとなっている。今年は駒ケ根市で開催することとなった。
体験発表では、北部会、中部会の委員2人がこれまでの体験を交えて今後、自身が心がけていきたいことなどを発表。
人権擁護委員となって3年目となる白田信隆さん(65)=伊那市美原=は、過去の自身の失敗談から「よく聴き、受け止めた上で互いに解決策を共有できるまで、話し合うことが大切。あの時私はもっと聴くべきだった」と振り返った。一方、過去に相談に来た人が、その後立ち直り「『安心して暮らせるようになった』と話してくれたことが嬉しかった」と語った。 -
中学校西駒登山 トップをきって宮田中が頂上目指す
伊那谷の中学校の伝統でもある西駒ケ岳への集団登山が始まった。天候に恵まれた15日、地元の宮田村宮田中学校2年生が元気に頂上を目指した。
早朝、宮田村の登山口にあたる北御所を出発。事前に学習していたイワカガミやゴゼンタチバナソウなどの高山植物も楽しみながら、103人の子どもたちは一歩一歩前へと進んだ。
「石がゴロゴロしている所を登るのは初めてだったので大変だった」と統率係長を務めた小野覚君。「頑張ってみんなで声をかけあい乗りきった。明朝はご来光を見たい」と、汗をぬぐった。
今季も上下伊那の20校が西駒ケ岳への集団登山を予定する。例年よりもロープウエーの発着点となる千畳敷カールの残雪が多く、日程を延期する例も増えている。
宮田中は往復ロープウエーを使わず、16日夕方前には伊那市の桂小場に下山する予定だ。
高遠中、長谷中は仙丈ケ岳に登る。 -
【記者室】忘れるな駒ケ岳の悲劇
毎年この時期になると上伊那のほとんどの中学2年生は集団登山で駒ケ岳(2956メートル)に登る。今でこそロープウエーの恩恵で誰でも気軽に登れる山だが、95年前に大惨事が起きたことを知らない人も多い。
登山は中箕輪尋常高等小学校(現箕輪中)が教育の一環として他に先駆けて始めたが3年目の1913(大正2)年、突如襲った台風のため教師、生徒など37人中11人が不幸にも亡くなった。一部始終は新田次郎の小説『聖職の碑(いしぶみ)』に詳しい。
小説は映画化もされ、多くの学校で登山前の生徒が見ている。登山の途中、遭難記念碑の前で説明する学校もある。朝に夕に眺める駒ケ岳で悲劇があったことをこの地域の史実として語り継いでいってほしい。(白鳥文男) -
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会
第50回上伊那消防ポンプ操法大会・第25回ラッパ吹奏大会が13日、伊那市役所西側駐車場であった。ポンプ車操法、小型ポンプ操法、ラッパ吹奏の競技に上伊那の8市町村の代表チームが出場し、日ごろの訓練成果を披露した。
各部門ともに減点方式で順位を決めた。ポンプ車操法、小型ポンプ操法の部は、消火の基本操作や火点(標的)を倒すまでの動作が審査され、団員らは指揮者の指示に従い、きびきびとした動きでホースをつなぎ、火点に向かって放水した。
各部門の優勝チームは27日、立科町で開く県大会に出場する。
結果は次の通り。
▽ポンプ車操法の部(1)箕輪町(2)辰野町(3)飯島町(4)南箕輪村(5)駒ケ根市(6)宮田村(7)伊那市▽小型ポンプ操法の部(1)駒ケ根市(2)飯島町(3)中川村(4)南箕輪村(5)箕輪町(6)伊那市(7)宮田村(8)辰野町▽ラッパ吹奏の部(1)辰野町(2)駒ケ根市(3)箕輪町(4)南箕輪村(5)伊那市(6)中川村(7)宮田村(8)飯島町 -
ソフトバレーボールの大会「キングオブキング杯」
ソフトバレーボールの大会「第4回King of King(キングオブキング)杯」は13日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館、サンビレッジ伊那など3会場で行った。上伊那地方を中心に石川、愛知県など県内外から92チームが集まり熱戦を繰り広げた。
伊那市のチーム「Bee King(ビーキング)」が中心となり企画する、愛好者のための交流戦を目的とした大会。本年は参加者の要望に答え、コート内に立つ男女各2人の年齢合計が160歳以上のチームが参加する「T竏・60の部」を新設し、「フリーの部」との2部門で行った。
大会はフリーの部64チーム、T竏・60の部28チームがそれぞれで4チームずつのリーグ戦を実施し、各リーグの同順位同士で決勝トーナメントを開いた。各チームともスパイクとブロックの激しい攻防を展開した。
結果は次の通り。
【フリーの部】▽1位トーナメント(1)キィアラ(東京)(2)OGS(伊那市)(3)Q竏巽ORCE(神奈川)▽2位トーナメント(1)JAMs(東京)(2)湘南石川(神奈川)(3)スクラッチ(愛知)▽3位トーナメント(1)澪(富士見町)▽4位トーナメント(1)アウトローB(佐久市)
【T竏・60の部】▽1位トーナメント(1)Team伽羅(東海地区ユニット)(2)黒らいでん(東御市)(3)アート・クルーズ政宗(松本市)▽2位トーナメント(1)湘南石川(神奈川)(2)すまいる(伊那市)(3)美女と野獣B(千葉)▽3位トーナメント(1)アンサンブル(岐阜)▽4位トーナメント(1)福わ家(三重) -
伊那地区「勤労青少年の日」記念事業ソフトボール大会
7月の第3土曜日「勤労青少年の日」のイベントで、南信労政事務所内に事務局を置く伊那地区勤労青少年の日記念事業実行委員会は12日、事業所対抗のソフトボール大会を南箕輪村の大芝総合運動場で開いた。上伊那地域の15事業所から20チームが参加し、試合を通じて交流した。
日ごろ接する機会が少ない他企業の勤労青少年との親ぼくと交流を深める目的。上伊那地域の事業所に勤務する勤労青少年(原則として35歳未満)で、必ず女性も含めたチーム編成。昨年より4チーム多い参加となった。
バッターボックスに立った仲間が球に当たりそうになったにもかかわらず、「ナイスピッチ」と声がかかりベンチで笑いが起きるなど、炎天下での試合だったが、元気な声援が飛び交い試合を楽しんでいた。
結果は次の通り。
(1)南信マリナーズ(南信精機製作所)(2)丸塚200円(タカノ)(3)Product team(コガネイ駒ヶ根事業所)(4)ソウルパニッシャー(セイコーエプソン松島事業所) -
第24回斉藤杯争奪囲碁大会 25人熱戦
日本棋院上伊那支部(神田福治支部長)の「第24回斉藤杯争奪囲碁大会」は13日、伊那市西春近のサンライフ伊那であり、小学生から80代までの25人がトーナメントを戦った。優勝は知久喜明さん(6段・伊那東部中学校3年)だった。
同支部最大の棋戦として年1度開く同大会。小学生から有段者までがすべて同じトーナメントで腕を競い合った。そのほかの出場者やトーナメント戦の敗退者は3段以上のA級と2段以下のB級に分かれ、リーグ戦で対局した。
優勝した知久さんとトーナメント戦に参加した田中宏道君(2段・西春近北小学校4年)は8月5日、第29回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会に、同支部から初めて出場するという。
結果は次の通り。
【トーナメント戦】(1)知久喜明(6段・伊那東部中3)(2)我満政義(2段・伊那市東春近)(3)福沢秀伸(5段・伊那市高尾町)(4)岡田裕(4段・伊那市東春近)
【A級リーグ戦】(1)中村重男(5段・伊那市狐島)(2)池田輝夫(3段・南箕輪村)(3)中山恵介(4段・伊那市美篶)
【B級リーグ戦】(1)酒井喜多男(初段・伊那市西春近(2)山崎洸(2段・南箕輪中2)(3)田中宏道(2段・西春近北小4)
碁盤をにらみながら一手一手を考える参加者たち -
全国高校野球長野大会 第7日
第90回全国高校野球長野大会は第7日の12日、県内4球場で3回戦8試合を行った。上伊那勢の赤穂は、県営長野球場で松本工と戦い1竏・1で敗れた。同大会に出場した上伊那8校は、これですべて姿を消した。
赤穂
##(スコア)
【第7日=12日】
▽3回戦・県営長野球場
松本工
011200007=11
000000010=1
赤穂
【松】佐々木、小松達竏忠膜エ
【赤】田中、鈴木、地元竏註剿{
○…4回までに4失点の赤穂は、2番手の2年生エース鈴木が5縲・回、相手打線を2安打無失点で抑える。すると8回の攻撃、倉田、唐木の中前打で2死一、二塁の好機に杉本が左前打を放ち1点を返す。しかし、9回、好投していた鈴木が崩れるなどで、この回7点を奪われた。
山岸智昭監督…序盤のミスで失点したのがよくなかった。最後は全体的に崩れてしまったが諦めずに戦っていた。
高嶋学主将…前半のチャンスに点を取っておきたかった。集中力は切れてなかったが、自分たちに力がなかったのが敗因。後輩たちには上を目指せるチームをつくってもらいたい
鈴木奨投手…気持ちを強く持って投げていたが、最終回はあせりでフォームが崩れた。悔しい。
【松本工竏註ヤ穂】赤穂は8回2死一、二塁、杉本の左前打で1点を返す -
全国高校野球長野大会 第6日
第90回全国高校野球長野大会は第6日の11日、県内4球場で3回戦8試合を行った。上伊那勢の上伊那農は、県営上田球場で佐久長聖と対戦し、2竏・2の5回コールドで負けた。大会第7日の12日は、県営長野球場で赤穂が松本工と対戦する。
【第6日=11日】
▽3回戦・県営上田球場
上伊那農
02000=2
37002=12
佐久長聖
(5回コールド)
【上】柴、藤森、石本竏駐vリ
【佐】池田竏忠。井
▽本塁打=唐沢孟(上)
○…3点を失った上伊那農は2回、小島の内野安打から1死一塁とすると、唐沢孟が2試合連続の本塁打を左翼方向に放ち2点を返した。しかし、その裏、相手打線に4連打を浴びるなどで7失点。5回にも点を奪われコールド負けした。
【上伊那農竏注イ久長聖】2回1死一塁から唐沢孟が2試合連続となる本塁打を放つ
◆100%の力出せなかった◆
上伊那農は3回戦、優勝候補の一角となる佐久長聖と対戦し、5回コールドで負けた。この試合、コールドゲームを防ぐため投手をつぎ込むこともできたが、守屋監督は「真剣に勝つため温存した」。しかし、自慢の打線が力を出し切ることができず、涙を飲んだ。
3点を失ったあとの2回、唐沢孟の2点本塁打で反撃ののろしを上げたが、それ以降は散発。試合前、自分たちの力のすべてを出し切ろう竏窒ニ話してきたチーム。しかし、宮脇主将は試合後「100%は出せなかった」と悔しさをにじませた。
「采配に悔いはない。ただ、もっと打てたと思えるチームだからこそ悔しい」と指揮官。それでも「真っ向勝負をよく戦った」と選手をねぎらった。宮脇主将は「上農の新しい歴史を作ることはできなかったが、後輩たちに頑張ってもらいたい」とエールを送った。 -
リニア建設促進上伊那地区期成同盟会総会
リニア中央エクスプレス建設促進上伊那地区期成同盟会(会長・小坂伊那市長)の総会が10日、伊那市生涯学習センターであった。東京縲恆蜊繧汲ヤリニア中央新幹線計画で、甲府から茅野、伊那、飯田を通過するBルートの早期建設に向けた運動の展開を決議した。
JR東海は2月下旬、南アルプスを貫くルートを想定し、水平ボーリングによる地質調査を開始。5月、上伊那の商工団体から同盟会にBルート実現に向けて県・国の関係機関へ働きかけるよう要望が出された。
小坂市長は「南アを貫通して最短距離で結びたいとしているが、そうなると地域への波及効果はない。ただ経済効率を求めるのが果たしていいのか疑問を感じる」とBルート推進を強調した。
本年度事業として▽Bルートによる早期建設のための要望活動▽上伊那地区内駅設置の実現を図るための活動竏窒ネどを挙げた。リニア中央新幹線建設促進のため、住民の意識高揚を図るパンフレットを独自に作成する。
総会には上伊那8市町村や議会、商工団体などから約50人が出席し、事業計画などを協議。役員改選では、会長の小坂市長らを再任した。任期は2年。
決議は県、国などに対して、それぞれ要請する。
8月には、伊那市で長野県協議会の総会が開かれる。 -
全国高校野球長野大会 第5日
第90回全国高校野球長野大会は第5日の10日、県内6球場で2回戦17試合を行った。上伊那勢は、赤穂が坂城を序盤から突き放し8竏・で勝利、上伊那農が木曽青峰を4竏・のサヨナラで破り、いずれも3回戦進出を決めた。伊那北は岩村田に3竏・で敗れ、箕輪進修は蓼科に0竏・で7回コールド負けした。
【第5日=10日】
▽2回戦・長野オリンピックスタジアム
赤穂
003011030=8
000002000=2
坂城
【赤】鈴木、赤羽竏註剿{
【坂】小林稜、小野竏昼{入、石田
▽本塁打=小林(赤)
○…赤穂は3回、倉田の内野安打、小林の右前打でつくった好機に唐木が2点適時打を放つなどでこの回、3点を先制。8回は相手暴投で1点を加えた後、1死三塁から小林が右中間を抜くランニング本塁打で2点を加えた。
【赤穂竏注竢驕z8回1死三塁からランニング本塁打を放った小林
◆それでも課題あり
2回戦から出場した赤穂は、初戦となる坂城戦を8竏・で勝利した。しかし、1、2回にあった好機での凡打などをあげ、山岸監督は「打撃が全体的にもたもたしていた。点は取れたのだが…」と厳しい表情だった。
速度のない相手主戦の投球に対し、打線が力んでしまった。「投手を中心に守備はよく守れたが、初戦の硬さが打撃に出てしまった」と高嶋主将。本塁打を放つなど、2安打3打点の活躍だった小林も「自分の打撃が出来てない場面があった」と反省した。
チームの課題は正確性と粘り強さ。山岸監督は「決して打撃力のあるチームではないので、きっちりと打って点に結びつけなくてはいけない。それぞれが気持ちを整理し、次に臨んでほしい」と期待した。3回戦は12日、松本工と対戦する。
▽同・県営上田球場
木曽青峰
000001110=3
000001201=4
上伊那農
【木】奥原竏注ィ
【上】柴、茅野、石本竏駐vリ
▽本塁打=磯村(木)唐沢孟(上)
▽2回戦・諏訪湖スタジアム
岩村田
320000310=9
001001100=3
伊那北
【岩】坂井竏昼{森
【伊】近藤、丸山、宮原、近藤竏昼{島、小田切
○…伊那北は先発近藤が1回に3失点、急きょ2回からリリーフした丸山も2点を失うなど、5点を追う苦しいスタートなった。
3、6回にそれぞれ1点ずつを返し、2竏・と追い上げムードが高まった7回、マウンドを3回から任され、4イニングを無失点に抑えていた3番手の宮原が岩村田打線につかまり、安打、スクイズなどで3点を失って突き放された。
伊那北はその裏、犠牲フライで1点を返したが反撃もここまで。続く8回にはダメ押しとなる9点目を失い、3竏・で敗れた。
久保村智監督 もう少し競った展開を予想していたが、序盤に5失点したのが痛かった。継投は当然考えていて、抑えの宮原にどんな形でつなげるかが今日のポイントだと思っていたが、先発の近藤と2番手の丸山が打たれ、3回という早い回に宮原にスイッチすることになってしまったのが悔やまれる。2、3点でしのげば後半勝負に持ち込めたと思うが、やはりあせりが出た。実力は紙一重だったのではないか。
畑一樹主将 隙のない野球をしようと、1球1球集中して頑張った。苦しい展開だったが、みんな最後まであきらめなかった。この仲間と戦ってこられてすごくよかった。
▽同・県営長野球場
箕輪進修
0000000=0
210303×=9
蓼科
(7回コールド)
【箕】片桐将、山田竏虫R田、唐沢
【蓼】栗栖竏注。井 -
上伊那電気主任技術者協会総会
上伊那電気主任技術者協会は10日、第30回通常総会を伊那市美篶の信州伊那セミナーハウスで開いた。上伊那に在住、事業所勤務の電気主任技術者など約40人が出席。施設・工場などの見学会実施や「やさしいエネルギー利用研究会」、技術研修会の開催などを盛り込んだ08年度事業計画・予算案などのほか、新役員人事を承認した。任期1年。
総会に先立って研修会を開き、日立産機システム空圧システム事業部の「空調圧縮機の基礎と省エネ」、中部電力長野支店の「電力情勢について」を聴いた=写真。
同会は電気設備の保安管理技術向上と情報交換を目的に79年に発足。近年は省エネルギー、環境活動にも力を入れている。現在の会員は63人。
主な役員は次の皆さん。
▽会長=川上国男▽副会長=岩崎和彦、山下良一、西村隆一、浅野真司、広田誠一▽会計=下島岩男、武田忠 -
夏期食品一斉取締り始まる
夏期の食中毒の発生しやすい時期を迎え、伊那保健所は8日から、スーパーや市場、食品製造業などの大型施設などで衛生管理の徹底のため夏期食品一斉取締りをしている。
監視対象はスーパー、市場、そうざい製造業、乳製品製造業、食肉製品製造業などの大型施設38施設ほか。夏に多く発生しているO-157、カンピロバクターなどによる食中毒を防止するため、食品の取り扱いを重点的に点検する。
9日は、市内の大型店で伊那保健所職員が立ち入り検査した。レーザーで食品の温度を測定し温度管理を見たり、食品の衛生的な取り扱い方法、賞味期限や製造者など食品の適正表示の確認などをした。
食肉製品、牛乳、魚介類加工品、うなぎ、小麦、ミネラルウォーターなど43品の抜き取り検査もする。
取り締まりは8月7日まで。伊那保健所管内では本年度、食中毒は発生していない。 -
アスペルガー症候群に関するシンポジウム
上伊那圏域障害者総合支援センターきらりあ主催のアスペルガー症候群に関するシンポジウムが5日、伊那市役所であった。保護者や養護学校教諭らの事例紹介も含めた話に、上伊那の保育士、教諭、保護者らが熱心に聞き入った。
アスペルガー症候群は自閉症の一つのタイプ。ほかの人との社会的関係を持つこと、コミュニケーションをとること、想像力と創造性に障害を持つのが特徴。市へのアスペルガー症候群の相談は増えているという。
保護者で、つばさの会伊那支部代表の平沢和恵さんは、「遠慮なく相談できる場を作ることは一番大事。皆で相談し合うと、子どもがどうなれば幸せになっていくか考えるヒントが与えられると思う」とし、告知については「短所が理解でき、自分の長所に自信がついたときがグッドタイミング」と話した。
長野県精神保健福祉センターの寺島進一さんは、「落ち着ける居場所は重要。本人が、苦手な部分があってもいい、人に助けを求めてもいいという安心感が大切」と述べた。 -
全国高校野球長野大会 第4日
第90回全国高校野球長野大会は第4日の9日、県内6球場で2回戦15試合を行った。上伊那勢は、伊那弥生が丸子修学館と対戦し4竏・1で敗れた。
大会第5日の10日は、県内6球場で2回戦17試合を実施。箕輪進修竏剃ネ(午前9時・県営長野)、伊那北竏抽竭コ田(同9時・諏訪湖スタ)、赤穂竏注竢・同10時・長野五輪スタ)、上伊那農竏猪リ曽青峰(午後2時・県営上田)がある。
【第4日=9日】
▽2回戦・県営長野球場
伊那弥生
00000400=4
00500222=11
丸子修学館
(8回コールド)
【伊】佐々木、北野康、北野健竏忠桝・br>【丸】下村竏虫R嵜 -
母子生活自立支援講演会
母子家庭親子に自立的な生活をおくる足がかりにしてもらおう竏窒ニ6日、「母子生活自立支援講演会」が駒ケ根市の文化センターであった。上伊那、諏訪、飯田地区の88人が参加。県看護大学で母性看護学講座を担当する清水嘉子教授の講演会などがあり、母と子が一緒に自立的な生活を送っていくうえで、心得るべきことなどを学んだ=写真。
母子家庭が急増する中、同講演会は県の委託事業として県母子寡婦福祉連合会が昨年から始めた。昨年は北信地区で開催したが、今年は南信で開催することとなり、地元地区の駒ケ根市母子寡婦福祉会と一緒に企画した。
講演会で清水さんは、今の子育ての傾向について説明。子どもを1、2人しか産まない人が増えた結果、「母親の中には“良い子に育てなければならない”というプレッシャーを感じる人が多い」と指摘。一方で子育てだけでは満たされず、仕事をしたいと考える人が多いことを示した。
しかし、実際子育ての中で幸せを感じる場面もあり、「子育ては大変なことだらけだが、たった一つ良いことがあればそれで幸せになれる。それを大切にしてほしい」とした。
また、子どもや親の介護など、他者の世話を担う女性の役割について触れ、「人の世話をするということは、その人自身が成長するという意義のあること。これがまさに女性が生きるということに通じる」とし、その関係の重要性を語った。 -
南信中学校総体各競技結果
◆南信中学校総体各競技結果
【軟式野球】(6月28日、7月7日・茅野野球場ほか)
(1)箕輪(4)辰野
※上位3校は県大会(19縲・0日・諏訪湖スタジアムほか)に出場
【水泳】(6日・アクアパーク飯田)
◇男子 ▼100メートル自由形(1)宮内貴好(緑ケ丘)59秒44(6)荒木駿輔(赤穂)1分3秒53▼200メートル自由形(1)平瀬左京(大鹿)2分16秒85(3)荒木駿輔(赤穂)2分21秒24▼400メートル自由形(1)下沢圭祐(下伊那松川)4分51秒42(5)奥村伸吾(赤穂)5分49秒27▼1500メートル自由形(1)下沢圭祐(下伊那松川)19分4秒96(2)釜屋秀雄(箕輪)19分39秒61▼100メートル平泳ぎ(1)屋野祐磨(高森)1分11秒93(2)後沢秀至(伊那東部)1分13秒71▼200メートル平泳ぎ(1)後沢秀至(伊那東部)2分37秒73▼100メートル背泳ぎ(1)山重拓太郎(赤穂)1分10秒08(4)小林侑樹(伊那東部)1分13秒94▼200メートル背泳ぎ(1)山重拓太郎(赤穂)2分35秒83(3)小林侑樹(伊那東部)2分37秒51▼100メートルバタフライ(1)岡本聖世(春富)1分5秒23(4)岩附龍一(辰野)1分12秒74(5)佐々木塁(赤穂)1分15秒02▼200メートルバタフライ(1)岡本聖世(春富)2分28秒90(2)佐々木塁(赤穂)2分45秒53(4)岩附龍一(辰野)2分50秒04▼200メートル個人メドレー(1)廣沢公樹(旭ケ丘)2分33秒75(5)倉田龍馬(南箕輪)2分40秒74▼400メートル個人メドレー(1)廣沢公樹(旭ケ丘)5分23秒84(3)倉田龍馬(南箕輪)5分28秒05▼400メートルリレー(1)緑ケ丘(佐藤哲郎、進藤達也、金田晋介、宮内貴好)4分10秒23(3)赤穂(山重拓太郎、玉木利哉、水上航、荒木駿輔)4分22秒68(6)箕輪(大槻真、白鳥唯人、小島雄、釜屋秀雄)4分53秒09▼400メートルメドレーリレー(1)緑ケ丘(金田晋介、福沢隼、佐藤哲郎、宮内貴好)4分37秒76(4)赤穂(米山拓登、山重拓太郎、佐々木塁、荒木駿輔)4分59秒51▼総合順位(1)緑ケ丘110点(3)赤穂61点(6)伊那東部26点
◇女子 ▼50メートル自由形(1)植田愛美(伊那東部)30秒49(3)永井由夏(春富)31秒27(5)湯沢侑奈(宮田)31秒66▼100メートル自由形(1)藤沢聡美(箕輪)1分5秒57(4)永井由夏(春富)1分8秒60▼200メートル自由形(1)浦野栞里(赤穂)2分18秒73(2)藤沢聡美(箕輪)2分20秒68▼400メートル自由形(1)浦野栞里(赤穂)4分55秒57▼100メートル平泳ぎ(1)小原瑞季(赤穂)1分19秒85=大会新(4)宮島尚子(伊那)1分27秒77▼200メートル平泳ぎ(1)竹村弥都希(旭ケ丘)2分53秒23(2)小原瑞季(赤穂)2分55秒17(3)片桐あゆみ(赤穂)3分1秒19(6)宮下優華(南箕輪)3分6秒02▼100メートル背泳ぎ(1)吉川千里(旭ケ丘)1分10秒66(2)三石友貴(中川)1分15秒29(3)春日みわ(春富)1分15秒59▼200メートル背泳ぎ(1)吉川千里(旭ケ丘)2分32秒47(2)春日みわ(春富)2分41秒50(4)三石友貴(中川)2分46秒30(6)大前侑未(赤穂)2分52秒88▼100メートルバタフライ(1)植田愛美(伊那東部)1分11秒75▼200メートル個人メドレー(1)吉川紗里衣(鼎)2分43秒28(4)倉田雅美(南箕輪)3分9秒52(5)伊東実穂(宮田)3分17秒51▼400メートル個人メドレー(1)井田成美(高森)5分32秒71(2)倉田雅美(南箕輪)6分34秒74▼400メートルリレー(1)旭ケ丘(吉川千里、竹村弥都希、久保敷美香、桜井恵美)4分27秒44(2)赤穂(浦野栞里、片桐あゆみ、大前侑未、小原瑞季)4分36秒23(3)箕輪(高阪千波、那須綾乃、木下静菜、藤沢聡美)4分55秒93(5)宮田(小田切美樹、湯沢侑奈、池上史織、伊東実穂)5分19秒13▼400メートルメドレーリレー(1)旭ケ丘(吉川千里、竹村弥都希、久保敷美香、桜井恵美)4分48秒82=大会新(2)赤穂(大前侑未、小原瑞季、片桐あゆみ、浦野栞里)5分8秒05(3)箕輪(那須綾乃、木下静菜、藤沢聡美、高阪千波)5分27秒64(5)宮田(小田切美樹、池上史織、伊東実穂、湯沢侑奈)5分52秒98(6)伊那東部(鈴木麗夢、春日美帆、植田愛美、伊藤汐里)5分57秒56▼総合順位(1)旭ケ丘102点(2)赤穂72点(4)箕輪39点(5)伊那東部26点(6)宮田25点
※男女各種目上位3人、又は標準記録を突破した選手は県大会(19縲・0日・長野運動公園総合市民プール)に出場 -
農村生活マイスター上伊那支部研修会
)
より豊かな農家生活、農村社会の発展を目指し、男女共同参画推進活動を展開する農村生活マイスター上伊那支部(武井貞美支部長)の研修会が4日飯島町七久保の道の駅などであった。8市町村マイスターら37人が一堂に会し、町内の農産加工施設の視察や会食、マレットゴルフで会員相互の研さんと交流を深めた。
本郷のふるさとの味いいじまで集合した参加者は同施設や七久保の道の駅のフルーツ工房ピュア、ブレッドいいちゃんを視察した後、花の里いいじま2階で昼食交流会。
飯島町・中川村の会員が用意した献立は、ふるさとの味いいじまの五平もち、ブレッドいいちゃんの米粉パン、ピュアのジャム、しそジュース、もち加工のおこわ、はぜ、食の安全支援隊のワラビの煮物、放し飼いの鶏の卵で作ったプリン、シフォンケーキなど農産物や農産加工品を使った手作りの豪華版。
参加者は1品ずつ試食しながら、作り方を聞いたり、味の感想を述べるなど、にぎやかに交流した。
参加者は「どの献立もおいしい。地の物を使っているので安心して食べられる」。「飯島・中川でこんなにたくさんの種類の農産加工品があるとは思わなかった」と感心しながら、盛んにはしを運んでいた。
午後は千人塚マレットゴルフ場で快音を響かせ、一層の親ぼくを図った。 -
【記者室】中学生登山
長野県では、ほとんどの中学校で集団登山が行われる。生徒たちが初めて登山を経験する場となっており、上伊那地方の子どもたちは2年生の夏、中央・南アルプスのいずれかに登っている▼十数年前、苦労しながら中ア・西駒ケ岳(木曽駒)に登った記憶がよみがえる。「一生に一度の苦労ならよいか」と臨んだ初めての本格登山だったが、登り終えた後の感想はそれとは違った。「もう一度登ってみたい」と標高2900メートル以上の場所から見た景色にそう思えた▼2つのアルプスに囲まれた伊那谷は、全国的にみても雄大な自然に抱かれた場所。私たちは恵まれている。あれからまだ一度も登っていないが、今年こそ挑戦しようと・スメタボ・スな体と相談中だ。 (布袋宏之)
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高校野球長野大会 第2・3日
第90回全国高校野球長野大会は第3日の7日、県内5球場で1回戦13試合を行った。上伊那勢は、伊那北が松本県ケ丘を5竏・で勝利、駒ケ根工は須坂東に1竏・で7回コールド負けした。
【第3日=7日】
▽1回戦・諏訪湖スタジアム
松本県ケ丘
000200001=3
00000230×=5
伊那北
○…伊那北は同点に追いついた直後の7回、先頭の9番青木が中前打で出塁すると、上沼がすかさず送りバント。続く郷頭のゴロを二塁手がはじいて1死一・二塁とした。この好機に3番近藤が県ケ丘のエース・上嶋の内角直球を見事にとらえて左中間を深々と破る3塁打。2走者がかえって4対2と勝ち越しに成功した。この後も敵失でさらに1点を追加し、勝利を決定付けた。
先発投手は伊那北・近藤、県ケ丘・上嶋の両エース。互いに無得点のまま迎えた4回、県ケ丘は4安打を集めて2点を先制した。
追う伊那北は6回、安打、四球などで1死一・三塁とし、5番小林の三ゴロ敵失の間にまず1点。2死後、7番の主将・畑の中前打で同点に追いついた。
伊那北は7回からリリーフに丸山を投入。3点差で迎えた9回、無死一・二塁のピンチに立ったところで3番手の宮原にスイッチ。1点を失ったものの、伸びのある速球で後続を内野ゴロに抑えて逃げ切った。
久保村智監督「先制されたが、選手たちは慌てることなく、よくやってくれた。前半は相手投手を打ちあぐんだが、後半はスタミナが切れると思っていたし、実際その通りになった。次も頑張りたい」
近藤俊文「(勝ち越しの三塁打は)内角高めのストレート。それまで打てていなかったが、自分がやってやろうという気持ちだったので、あの場面で打ててうれしかった。しっかり見て上からたたいていけという監督の指示通りに打てた。(自身の投球は)調子が良く、球がよく走っていた。先制はされたが、必ず取り返せるという気持ちで投げたのがよかった」
▽1回戦・県営長野球場
駒ケ根工
0000001=1
110043×=9
須坂東
(7回コールド)
【駒】伊藤好、平沢竏注ラ川
【須】小林佳竏貯B田
○…単打に失策などが絡み得点を奪われた駒ケ根工は、6回までに9失点。7回、無死から細川が右越え三塁打で好機をつくり、伊藤好の二ゴロの間に1点を返したが、あとが続かずコールド負けした。
篠原俊介監督…エラーでやらなくてよい点を与えてしまった。打つ方は及第点だがつながらなかった
湯沢塁主将…自分たちの打撃ができなかったのが悔しい。今回の悔しさを忘れず後輩たちには来年、頑張ってもらいたい
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
第2日の6日は6球場で1回戦16試合があり、上伊那勢は伊那弥生が田川に11竏・の5回コールドで大勝。高遠が塩尻志学館に2竏・2で6回コールド、辰野が上田東に0竏・で負けた。
【第2日=6日】
▽1回戦・県営長野球場
塩尻志学館
400503=12
000020=2
高遠
(6回コールド)
【塩】安平竏昼{下
【高】伊藤哲、小牧、春日竏昼{下
○…長単打に失策が絡み4回までに9失点した高遠は5回、大野田賢の中前打などで無死満塁とすると敵失の間に2点を返した。しかし、6回に3点を失うと、その後は反撃出来ずコールドで負けた。
大槻寛監督…3年生が1、2年に良いものを残してくれた。これからのチームのいしずえを作った
島袋健太主将…監督に夏の1勝をプレゼントすることはできなかったが、意味のある3年間を送ることができた
▽同
伊那弥生
03215=11
00000=0
田川
(5回コールド)
【伊】佐々木竏忠桝・br>【田】青柳、大竹竏昼濠ロ
○…伊那弥生は2回、先頭の塩沢が中前打を放つなどで好機をつくると敵失や菊池の適時打で計3点を先制した。その後も3縲・回、先頭打者の単打をきっかけに各回で得点を重ね、コールド勝ち。主戦佐々木は被安打1で5回を零封した。
##(よこたて写真)
【伊那弥生竏駐c川】2回無死一、二塁、有賀の犠打が敵失を誘い、藤沢が一塁から生還して2点を先制
◆2回戦に向け勢いついた 伊那弥生
伊那弥生は、好機をきちんと得点につなげ快勝した。「チャンスの場面で打てる強さが課題だったが今日は良い形で出た」と原監督。強豪・丸子修学館と対戦する2回戦に向け、チームに勢いがついた。
「久しぶりに打線がつながった。ミスはあったが、こっちの最後の一本も出た」と滝沢主将。昨秋、今春と結果を出せなかったチームは春以降、走者を置いた打撃練習で勝負強さを磨いてきた。
・ス左のクリーンナップ・スが続く丸子修学館の強力打線。原監督は「誰一人として相手を怖がっている選手はうちのチームにいない。弱気にならず、あとは真っ向勝負をするだけ」と話した。
▽1回戦・県営飯田球場
上田東
600000000=6
000000000=0
辰野
【上】徳武竏虫s川
【辰】柴竏忠。沢 -
第47回長野県中学校総合体育大会
陸上競技第47回長野県中学校総合体育大会夏季大会陸上競技の部は6日、松本市の松本平広域公園陸上競技場で男女トラック・フィールド合わせて33種目が行われ、上伊那勢では、女子共通走り高跳びで有賀楓子(春富3年)が、全日本中学校陸上競技選手権大会出場女子標準記録を3センチ上回る1メートル60を跳んで優勝する活躍を見せた。
◇ ◇
女子共通走り高跳び決勝は、1メートル54をクリアした有賀、松島愛(春富3年)、伊沢志歩美(豊科北3年)の3選手が全中大会出場のために超えなければならない標準記録1メートル57の壁に挑む形となった。
緊張感が高まる中、南信大会ですでにこの高さを跳んでいる有賀が1回目でクリア。松島はいずれの試技も失敗に終わったが、伊沢が3回目に成功。バーは1メートル60に。これも有賀は2回目に成功し、伊沢との一騎打ちを制した。
【有賀楓子選手の話】
去年のこの大会で1メートル57をあとちょっとのところで落とし、悔しい思いをしたので、冬の間にインターバルメニューを中心に頑張って練習した。去年は1メートル50を境に精神的にどうしても踏み切れなかったが、尊敬する先輩の激励などもあって、3年になってからは南信大会で1メートル57を跳び、練習では1メートル60も跳んでいた。今大会は自信をもって臨めた。
◇ ◇
その他の種目では、男子1年1500メートルで駒ケ根東勢が健闘し、春日千速が1位、蟹沢淳平が2位となった。男子砲丸投げでは安藤純(箕輪3年)が優勝。2・3年女子走り幅跳びは青木亜里沙(辰野2年)が1位になった。
◇ ◇
各種目の1位と上伊那関係入賞者は次の通り。
【男子】
▽2年100メートル=(1)古川栄貴(戸倉上山田)11秒76(4)唐沢玄(南箕輪)11秒87▽1年1500メートル=(1)春日千速(駒ケ根東)4分35秒89(2)蟹沢淳平(同)4分36秒85(3)丸山修平(赤穂)4分40秒63▽1年走り幅跳び=(1)吉村直也(東北)5メートル35(5)橋爪彼方(春富)4メートル81▽2・3年走り幅跳び=(1)上條智之(高綱3)6メートル44(4)竹松高彬(春富3)6メートル21(8)美濃部宏亮(南箕輪3)5メートル96▽400メートル=(1)柳原優也(裾花3)52秒02(5)福沢大輔(赤穂3)54秒18(7)小田部宙(春富3)55秒86▽3千メートル=(1)両角駿(佐久東3)8分55秒58(5)南沢延輝(中川3)9分26秒41▽110メートル障害=(1)東山由輝(上田五3)15秒34(7)小椋渉(赤穂3)17秒11▽棒高跳び=(1)竹村昴浩(永明3)3メートル70(8)黒河内岳(伊那東部3)3メートル▽400メートルリレー=(1)小諸東44秒57(7)南箕輪(諏訪間和也3、唐沢玄2、清水智成3、稲見正麻3)46秒21▽砲丸投げ=(1)安藤純(箕輪3)11メートル76(7)鰍沢将平(駒ケ根東3)10メートル25▽四種競技=(1)水崎悠樹(櫻ケ岡)2347点(5)服部裕明(宮田3)1874点
【女子】
▽1年100メートル=(1)ディアス・タイナ(鎌田)13秒12(2)武井祐里香(宮田)13秒29(4)掛川鈴月(伊那東部)13秒62▽1年走り幅跳び=(1)市岡奈月(波田)4メートル68(6)村沢茉美(宮田)4メートル32(8)高井ユージン(南箕輪)4メートル18▽3年100メートル=(1)塩川瑞希(小諸東)12秒45(2)征矢萌唯(箕輪)12秒75▽1・2年400メートルリレー=(1)櫻ヶ岡53秒74(7)伊那東部(蟹沢由貴1、掛川鈴月1、中村加奈子1、町田佳穂2)55秒17▽2・3年走り幅跳び=(1)青木亜里沙(辰野2)5メートル02(7)小牧柚香(春富3)4メートル72▽200メートル=(1)関美沙季(付属長野3)27秒37(6)宮下杏香(駒ヶ根東3)27秒98▽800メートル=(1)安原光(佐久東3)2分21秒51(2)北原成美(駒ヶ根東3)2分21秒69(3)福沢志穂(駒ヶ根東3)2分21秒87▽1500メートル=(1)佐々木文華(広徳3)4分39秒61(2)湯沢ほのか(駒ヶ根東2)4分43秒55▽走り高跳び=(1)有賀楓子(春富3)1メートル60(3)松島愛(春富3)1メートル54▽砲丸投げ=(1)降幡はづき(仁科台3)10メートル94(8)村田名(中川3)9メートル38▽棒高跳び(オープン)=(1)伊沢楓(春富3)3メートル00(3)田畑みなと(春富3)2メートル70(4)桜井まどか(春富2)2メートル60 -
・ウォースペイント杯第3回ミニバスケットボール大会
上下伊那のミニバスケットボール教室が集う「ウォースペイント杯第3回ミニバスケットボール大会」が6日、駒ケ根市の社会体育館などであった。男子14チームm女子23チームが出場し、3ブロックのトーナメント戦を展開=写真。結果、女子の第1ブロックでは伊那ミニバスケットボール教室が、第2ブロックではアストラム伊那がそれぞれ優勝し、実力を見せつけた。
飯田市に本社を置く総合リフォーム会社「ウォースペイント」の協力で実現した同大会は3年目。
女子第1ブロックは、上伊那でも現在トップクラスの実力を持つ伊那が、ほかのチームを引き離して優勝。準優勝の箕輪健全も決勝戦で伊那に7点差まで迫り、健闘を見せた。
女子第2ブロックの決勝では、下伊那の強豪松川と上伊那のアストラム伊那が対戦。アストラム伊那は松川に圧倒的な強さを見せ付け、59対22で優勝を勝ち取った。
男子ブロックは松川が優勝。決勝戦で戦った箕輪は39対23と松川に引き離されたものの、健闘を見せた。
結果は次のとおり。
◇男子(1)松川(2)箕輪(3)イナ・イースト
◇女子第1ブロック(1)伊那(2)箕輪健全(3)駒ケ根
◇女子第2ブロック(1)アストラム伊那(2)TOSC(3)松川 -
第5回サンスポート駒ケ根水泳記録会
障害者を対象とする第5回サンスポート駒ケ根水泳記録会が6日、駒ケ根市の県看護大学温水プールであった。自由形、平泳ぎ、水中歩行など9種目に34人の選手が出場。日ごろの練習の成果を披露し合った=写真。
大会は障害者の社会参加を促すとともに同じスポーツに取り組む中で、互いの交流を深めることなどを目的として県障害者福祉センターやサンスポート駒ケ根などが開催している。各種目はそれぞれの体質などに合わせて内容が設定されており、初心者でも気軽に参加できるようになっている。
今回の出場者のほとんどは普段からこの場所で練習している人で、遠くは松本市から参加した人もいた。
各選手は「頑張れー」という周囲の応援に励まされながらそれぞれのベストを目指し、各競技に取り組んでいた。
また、大会後には水中運動会もあり、それぞれの種目で競い合いながら交流を深めた。 -
伊那諏訪家畜畜産物衛生指導協会総会
伊那諏訪家畜畜産物衛生指導協会(小坂樫男会長)は3日、08年度総会を伊那市生涯学習センターで開いた。新事業の生産衛生改善支援を盛り込んだ08年度事業計画などを承認し、幹事会のあり方について幹事を減らしスリム化を図ることを決めた。
同協会は、畜産経営の発展のため、家畜衛生知識の高揚と家畜疾病の発生及びまん延防止、純正畜産物の生産指導を図る。
新たな生産衛生改善支援事業は、畜産物の安全性の確保と生産性の向上を目的に、乳質要改善農場の重点指導、搾乳衛生・乳質改善のリーフレットの作成と配布、衛生対策の推進でワクチンプログラムの啓発などに取り組む。予算は20万円。
幹事会のスリム化は、同協会の事業内容や運営方法など実務検討のため現場を反映した小回りのきく組織が必要-として、幹事を41人から12人にする。 -
公立3病院のあり方検討を上伊那医療問題研究会で
上伊那の公立3病院=伊那中央病院(伊那市)、昭和伊南総合病院(駒ケ根市)、辰野総合病院(辰野町)=の事務長と伊那保健所職員による会合が4日、伊那市内であり、3病院の連携のあり方については、昨年8月に発足した公立3病院の事務長、8市町村の担当課長、上伊那医師会などでつくる「上伊那医療問題研究会」に検討を任せる方針を確認した。連携のあり方検討では、各病院の経営を含めた話し合いとなることが予想される。
◇ ◇
公立3病院の事務長会は定期的に開かれているもので、今回は、5月末の上伊那広域連合議会定例会で、小坂樫男連合長が公立3病院の運営方法を研究する必要があるとしたことを受け、事務長レベルの検討を実施した。
その中で、病院連携の必要性を認識。しかし、踏み込んだ議論は病院の運営者などの話し合いが必要なため、連携のあり方の検討は、各関係者が集まる上伊那医療問題研究会に任せることにした。
5月の定例会で小坂連合長は「場合によっては経営統合も視野に入れ、どう運営するか研究する必要がある」と示唆している。一方、伊南行政組合の最重要課題は昭和伊南総合病院の存続。取材に対し、杉本幸治組合長は「限られた医療資源の中で、各病院がどう連携できるかを検討する話になっている。現在伊南地区の基幹施設である昭和伊南病院を守るために全力で取り組んでいる。それ以上は考えていない」とした。 -
高校野球選手権大会 きょう開幕
第90回全国高校野球選手権長野大会(県高野連など主催)は5日、前年より2チーム少ない計94チームの参加で開幕する。初日、主会場の松本市野球場で開会式・開幕試合があり、6日から県内6球場で熱戦を繰り広げる。大会は20日までの16日間。組み合わせは別表の通り。
主会場のほか県営長野球場、県営上田球場、諏訪湖スタジアム、長野オリンピックスタジアム、県営飯田球場の計6会場で4回戦までを展開。10、14日の予備日、15日の移動日、18日の休養日を挟み、順調に日程を消化すれば19日に準決勝、20日に決勝を行う。