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高遠野球部 上田西破り4強
春季北信越高校野球長野県大会の準々決勝に進んだ伊那市の高遠高校は16日、春の選抜大会に出場した上田西と対戦し5対3で勝ち初の4強入りを果たしました。
飯田市の綿半飯田野球場で行われた準々決勝は雨のため30分遅れで試合開始となりました。
先発の登内は1点を先制されるも5回まで上田西打線を3安打に抑えます。
上田西に1点を先制された高遠は6回の表ワンアウト満塁のチャンスをつくり犠牲フライで同点に追いつきます。
2対1の逆転をゆるした高遠は8回、ツーアウト2塁の場面で7番小松がセンター前にはじき返し同点に追いつきます。
試合は延長にもつれこみ3対3で迎えた11回表の高遠の攻撃。
ノーアウト満塁の場面を迎えます。
3番湯田が三遊間を破り4対3。
5番白鳥の内野安打でもう1点追加し5対3とします。
8回からマウンドに上がった湯田が最後のバッターをセカンドゴロに打ち取り5対3で上田西を破り4強入りしました。
勝った高遠は18日に諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで松商学園と対戦します。
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二七の会が休耕田にフナ放す
伊那市御園の住民有志でつくる二七の会は、区内の休耕田にフナを今日放しました。
16日は、6人が集まり、広さおよそ100平方メートルの休耕田にフナおよそ30匹を放しました。
二七の会は、川で魚を獲って食べたことを懐かしみ、11年前から休耕田でフナを育てています。
収穫したフナは煮つけにして自分たちで味わうほか、敬老会や区民祭で振舞っているということです。
去年は40キロ以上が捕れたということです。
今後は毎日エサやりや水の管理を行い、8月下旬に収穫する予定です。
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新型コロナ伊那市2人含む県内40人感染
長野県内で16日、新たに伊那市2人を含む、40人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市60代会社員女性1人、伊那市10代男子高校生1人、松本保健所管内で9人、北信保健所管内で6人、長野保健所管内で4人、佐久・大町保健所管内でそれぞれ3人、上田保健所管内で2人、長野市で3人、松本市で8人の、合わせて40人です。
また、基礎疾患のある80代の男性2人が死亡し、そのうち1人は小諸市です。
16日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,351人で、入院しているのは207人、死亡したのは75人です。
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北信越高校野球長野県大会 高遠 初戦勝利
北信越地区高校野球長野県大会の1回戦が15日伊那市の伊那スタジアムで行われ高遠高校が長野西高校と対戦し、9対5で勝利しました。
勝利した高遠高校は16日上田西高校と対戦します。
伊那スタジアムは高遠高校の試合という事もあり、スタンドには多くの観客が訪れていました。
高遠は2回の表、ヒットと盗塁でチャンスを作ると、7番の小松快希のタイムリーヒットで先制します。
2回はさらに犠牲フライや連打などで4点を挙げ5対0とリードします。
4回の裏、長野西は、長打2本で1点あげましたが、先発の登内唯翔が踏ん張りこの回の失点を1点に抑えました。
続く5回の表、高遠は再び打線がつながり4点を挙げ、9対1と長野西を引き離します。
その後、長野西が9対5と追い上げましたが、高遠はリードを守り切り勝利しました。
勝利した高遠高校は16日、飯田市で上田西高校と対戦します。
また15日の勝利で高遠は夏の大会でのAシードを獲得しました。
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伊那地域今年最高気温28.4℃
きょうの伊那地域の最高気温は、7月中旬並みの28・4℃まで上がり、今年最高気温になりました。
きょうは日中うすい雲に覆われていましたが、昼過ぎから気温が上がり、午後3時42分時点で、28・4℃で今年最高気温となりました。
伊那市役所のせせらぎ水路では、水遊びをする人の姿も見られました。
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屋根なし2階建てバス 伊那市内デモ走行
伊那市の周遊観光への活用を考えようと、屋根のない2階建てバスのデモ走行が13日市内で行われました。
この日は、白鳥孝市長や、市の職員のほか、地域おこし協力隊員や、集落支援員といった地域の情報発信に取り組む関係者など20人ほどが、2階の座席に乗りました。
市役所を出発し、西箕輪の農業公園みはらしファームを折り返す1時間ほどのコースです。
2階は高さが3.8メートルあり、普段と違う目線で、市内の風景を楽しめます。また、屋根がなく開放感があります。
乗車したメンバーは、写真や動画を撮るなどして、どのようにバスが活用できるかを話し合っていました。
きょうは、暮らしや観光を交通から考える活動を全国で展開しているモビリティ ジャーナリストの楠田 悦子さんも乗車しました。
途中、西箕輪保育園の前を通り、園児たちがバスに向かって手を振っていました。
デモ走行に使われたのはJRバス関東が所有するめいぷるスカイ号です。
広島東洋カープがセントラルリーグで優勝した2016年と2017年にパレードで使用されたもので、パレード用に屋根が外され、車体が赤く塗られています。
JRバス関東がJRバス中国から買い取ったもので、去年10月から関東管区の各地で活用されています。
伊那市とJRバス関東が去年8月に包括連携協定を締結したことから、今後の観光戦略に役立てようと今回、デモ走行が行われました。
伊那市内を2階建てのオープンバスが走るのは初めてだということです。
伊那市では今後、桜や紅葉の見ごろなどの時期に向けて、バスの周遊プランを検討していくとしています。
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長衛祭 今年度中止に
伊那市は第63回長衛祭を中止すると発表しました。
南アルプス山麓の無事故と開拓の父・竹澤長衛をしのぶ長衛祭は、南ア林道の災害復旧が完了しておらず北沢峠までは車両が通行できないことや、新型コロナウイルスの感染状況から、今年度の開催は中止となりました。
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デジタルランド㈱消毒液寄贈
生活雑貨の輸入・販売を行う伊那市西春近のデジタルランド㈱は、アルコール除菌スプレーを28日、伊那市に寄贈しました。
28日は、デジタルランドの清水信之会長らが市役所を訪れ白鳥孝市長に、除菌スプレーを手渡しました。
今回、アルコール除菌スプレーおよそ5000本を伊那市に寄贈しました。
清水会長は「まずは上伊那地域でこれ以上感染者を増やさないことが大切だ。少しでも手助けしたい」と話していました。
白鳥市長は「有効に使わせていただきたい」と感謝していました。
伊那市では、除菌スプレーを保育園や小中学校の他、体育施設などで活用するということです。
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伊那東小の児童に花束を贈る
伊那市とJA上伊那、花の生産者は伊那市の伊那東小学校の子どもたちに花束を12日、贈りました。
12日は、伊那東小学校で上伊那産のアルストロメリアの花束の贈呈式が行われ、白鳥孝市長やJA上伊那の御子柴茂樹組合長、花卉農家の酒井弘道さんが代表児童らに花束を贈りました。
これは、伊那市とJA上伊那、生産者が連携して行っている花育の一環です。
花に親しむことで児童の心の豊かさを育もうというもので平成26年度から市内の15の小学校を対象に実施しています。
アルストロメリアの生産量は、上伊那地域が日本一で年間に1,200万本栽培されています。
花束は各クラスに1束、合計24束贈られました。
児童会長の藤本澪さんは「どんなに落ち込んでいても花を見ると前向きな気持ちになれます。いただいた花を大切にしたいです」と話していました。
例年は花束贈呈の後、花卉生産者が講師となって3年生を対象に授業が行われていました。
今年は、新型コロナウイルスの影響で上伊那地域で生産される花の種類や栽培方法などを紹介する生産者制作のDVDを視聴する授業に変更したということです -
伊那市・県・北カルヤラ県がオンラインで連携強化
伊那市の白鳥孝市長、フィンランド北カルヤラ県のマルクス・ヒルボネン長官、長野県の井出英治林務部長の3人が10日にオンラインで会談しました。
伊那市は北カルヤラ県と2019年に林業分野の協力について覚書を交わしています。
白鳥市長は「二酸化炭素の削減など先進的な取り組みを参考にしている。今後も林業分野で連携をしていきたい」と話していました。
マルクス・ヒルボネン長官は「森は身近な存在である。研究開発や人材育成につとめていきたい」と話していました。
井出林務部長は「昨年はコロナの影響で北カルヤラ県関係者の訪日ができず残念だった。オンライン会談を通して関係を強固なものにしていきたい」と話していました。
来月に3者で実務者レベルでの連携会議をする予定だということです。 -
伊那市の70歳代男性15万円被害
伊那市に住む70歳代の男性が15万円をだまし取られる特殊詐欺被害が10日発生しました。
伊那警察署の発表によりますと男性はパソコンを操作中、画面に「ウイルスに感染しました」などと表示されたことから表示先の電話番号に連絡したところソフトウェア会社を名乗る男女から「修理代を電子マネーで支払ってください」などと言われたということです。
男性は市内のコンビニエンスストアで2回にわたり15万円分を購入し電子マネーのギフト券番号をパソコンに入力しました。
さらに料金を要求され別のコンビニエンスストアで購入しようとしたところ店員に声をかけられ被害に気付いたものです。
伊那署ではパソコンにウイルス感染が表示されたり電子マネーで支払いを要求されたときは詐欺を疑い警察に相談するよう呼び掛けています。
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伊那小児童が馬で代掻き体験
伊那市の伊那小学校6年春組の児童は田起こしの道具を馬で引かせる代掻きを11日体験しました。
伊那市高遠町山室の田んぼに伊那小6年春組の児童約40人が集まり代掻きを体験しました。
春組では総合学習で米づくりに取り組んでいてその一環として体験をすることにしました。
協力したのは伊那市高遠町山室で子どもを対象に農業体験などを受け入れている横山晴樹さんです。
馬は横山さんが飼っているオーストリア原産で18歳のオスです。
力が強く、温厚な性格が特徴だということです。
馬に道具をつけ児童らが3人ずつに分かれて田起こしをしていました。
横山さんは「昔は馬が農業に欠かせなかった。馬が好きなのでさらに広めていきたい。」と
話していました。
春組の児童は学校近くの田んぼで田植えから収穫までを体験するほか自然農法についても学習するということです。 -
伊那市新型コロナ対策予算に7,600万円
伊那市議会臨時会が11日開かれ、市独自の新型コロナ感染症感染対策第14弾を含む補正予算案が全会一致で可決されました。
11日は市役所で市議会臨時会が開かれ、歳入歳出に1億80万円を追加する今年度一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。
このうち新型コロナ対策第14弾は合計7,600万円となっています。
新生児1人当たり10万円を給付する事業に4,200万円、75歳以上の高齢者を対象に公共交通で利用できる券の追加配布に2,900万円、第3回の学生応援便に300万円、生活困窮者への生理用品の無償配布に200万円となっています。
この他INAスーパーエコポリス構築プロジェクトに9,800万円などとなっています。
また、新産業フェスの中止に伴い1億5千万円が減額されています。
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循環バスをモバイル市役所に
伊那市は、今年度から5年間の計画で、窓口相談や申請受付をモバイル機器を搭載したバス車両で行うモバイル市役所のほか、大型無人航空機による山荘への荷揚げ輸送などのプロジェクトに取り組みます。
11日市役所で市議会全員協議会が開かれ、取り組みについて説明がありました。
伊那市は、技術を活用し人口減少社会における持続可能な地域づくりを行うINAスーパーエコポリス構築を掲げています。
国の地方創生推進交付金を活用して行うもので、事業費は5年間で7億5,000万円を見込んでいます。
このうち、モバイル市役所は、市内全域が対象で、モバイル機器を搭載したバスの車両内で窓口相談や申請受付などを行うものです。
車両はノンステップバス1台を使用します。
朝と夜は長谷地域の循環バスとして運行し、昼間の時間帯をモバイル市役所として活用します。
バスと本庁舎をネットワークでつなぎ、テレビ電話での行政相談や証明書の発行、マイナンバーカードの申請受付などを行う予定です。
バスには職員と担当ドライバーが乗車します。
事業費は3,800万円で、今年度はバスの改造を行い、来年度からの運用を目指します。
大型無人航空機による物資の輸送は、現在ヘリコプターで行っている山荘への荷揚げを滑走路のいらない航空機VTOL機で行うものです。
山岳特有の気象状況に適応し、安定して飛行できるVTOL機での輸送にシフトすることで、荷上げ費のコストダウンにつなげるねらいです。
VTOL機では1回に100キロほどの荷物を輸送することができるということです。
事業費は3,500万円で今年度中にルートを開設し、来年度から実証を行う計画です。
ほかに、現在8台で運行しているぐるっとタクシーのうち4台を1年に1台ずつ電気自動車に置き換える計画です。
INAスーパーエコポリス構築プロジェクトには、今年度1億13,00万円の予算が計上されています。
INAスーパーエコポリス構築は9事業あり、そのうち3つを今年度から着手します。
このほかに、移住促進やサテライトオフィスの誘致を目的としたモバイルオフィス構想プロジェクトも行う計画です。
マイクロバスを改造し、移住希望者が寝泊りしながらテレワークを行うことで、伊那に滞在し、暮らしを体験できるというものです。
伊那市では、デジタル技術を活用し地域の課題解決に取り組んでいくとしています。
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伊那まつり 2年連続中止に
伊那市内の各種団体で組織する「伊那まつり委員会」は、9月に予定していた今年の祭りは新型コロナの影響で中止することを、10日に決定しました。
伊那まつりの中止は、2年連続となります。
最高決定機関となる伊那まつり委員会の会議が、10日、市役所で開かれました。
始めに先月開かれた下部組織の伊那まつり実行委員会で、市民おどり・花火大会ともに新型コロナの感染防止対策が取りにくいことなどから「中止」とする方針が示されたことを事務局が報告しました。
これを受け、委員からの反対意見はなく、今年の伊那まつりの中止が決定しました。
伊那まつりは、昭和33年に始まった勘太郎まつりと合わせて、これまでに63回開催されてきました。
2年前の令和元年は、初日の市民おどりに91連およそ5,800人が参加しました。
また2日目の花火大会では、89番組およそ5,000発の花火が打ち上げられました。
中止は、豪雨災害のあった平成18年と去年に続き3回目です。
伊那まつり委員会に所属する一部の団体からは、夏にイベントを開催する声もあがっているということで、代替イベントについては委員会としてバックアップしていきたいとしています。 -
石工の維持管理に 長野銀行が伊那市に寄付
長野銀行は、高遠石工の作品の維持管理に役立ててもらおうと、創業70周年記念地域応援キャンペーンの一環で、伊那市に10万円を寄付しました。
4月20日は長野銀行の西澤仁志頭取と中曽根隆文伊那支店長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金10万円を贈りました。
西澤頭取は「高遠石工は伊那市の観光資源なので維持管理に役立ててもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「石工を多くの人に知ってもらうために使わせていただきたい」と話していました。
長野銀行では、地域の観光を支える文化財の維持管理に充ててもらおうと2011年から県内の自治体に寄付を行っています。
今回は創業70周年記念地域応援キャンペーンとして、県内20か所に合計200万円を寄付しました。
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横山維者舎 オリジナル日本酒用の酒米を田植え
伊那市横山の住民有志グループ「横山維者舎」は、オリジナル日本酒「維者舎」の原料となる酒米の苗を地区内の田んぼに9日植えました。
9日はメンバー15人ほどで作業を行い、酒米「美山錦」の苗を植えました。
横山維者舎は2年前から地域活性化をめざし、市内の酒蔵「宮島酒店」と協力しオリジナル日本酒造りに取り組んでいます。
今年は40アールの田んぼで、酒米を栽培し、一升瓶でおよそ780本分できる見通しだという事です。
米は減農薬で栽培され、9月頃に収穫、新酒は年内に完成する予定です。
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伊那市社会教育委員が美篶小資料館を視察
伊那市社会教育委員会議の委員は4月23日に伊那市の美篶小学校資料館を見学しました。
委員10人は美篶小学校資料館運営委員会副会長の矢島信之さんから説明を受けました。
委員は地域の魅力を紹介する「我がまちいいとこ10選」
という活動をしていて、その一環として資料館を訪れたものです。
矢島さんからは当時の美篶小学校の教諭が測量して昭和8年から16年にかけて作成した美篶全村地図が紹介されました。
また昭和36年に起きた豪雨で天竜川が氾濫し被災した三六災害についても地図を見ながら説明していました。
ほかにも学校で使われていた教科書などを紹介していました。
委員は見学の内容を報告書にまとめ会議で発表するということです。
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伊那市地域おこし協力隊新たに男性2人
伊那市の地域おこし協力隊に愛知県と北海道の男性2人が新たに委嘱されました。
6日、伊那市役所で委嘱式が行われ愛知県の久田拓弥さん26歳と北海道の和泉翼さん32歳に
白鳥孝伊那市長から委嘱書が手渡されました。
久田さんは愛知県で広告の制作などを行う会社に勤めていましたが地方が抱える課題解決に取り組みたいと協力隊に応募しました。
和泉さんはこれまでにインテリアコーディネーターなどを行っていて将来は伊那で起業しようと応募しました。
白鳥市長は「外から見た目としての新しい風を吹き込んでもらいたい。」と激励しました。
2人はみはらしファームの魅力開発や情報発信を行うことになっていて任期は今月1日から1年ごと更新で最長3年間となっています。
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伊那市安全会議の理事会 開催
産業事故防止や防犯など様々な安全活動の推進を図るために設置された伊那市の安全会議の理事会が市役所で6日に開かれました。
この日は伊那市安全会議の理事会が開かれ、昨年度の事業報告や今年度の事業計画などを話し合いました。
交通安全部会からは、高齢者が運転免許証を自主返納した場合、費用の一部として1件あたり5,000円の助成があり、昨年度は282人が利用したと報告がありました。
今年度も引き続き行われます。
また防火防犯部会からは、警察などによって認知された刑法犯件数が昨年度521件あり、前年度と比べ130件増加したという報告がありました。
色情ねらい事件やさい銭ねらいが大幅に増加しているということです。
伊那市は、情報交換を行うことで安心安全につなげていきたいとしています。
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デパートにチョウゲンボウ
伊那市通り町のニシザワデパートが来月、閉店します。
そのニシザワデパートの屋上近くのダクトでは毎年、猛禽類のチョウゲンボウが子育てをしています。
伊那市在住で元教員の戸谷省吾さんです。
見上げるニシザワデパートのダクトにチョウゲンボウが巣を作っています。
その様子を撮影しようとカメラを構えていました。
帰り際に親のチョウゲンボウの姿を一瞬確認することができました。
今の時期は、卵をあたためているためチョウゲンボウはなかなか姿を現さないということです。
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小型のパイプオルガン演奏会
伊那市長谷の吉倉啓之さんが造った小型のパイプオルガン「ポジティフオルガン」の演奏会が、5日伊那市創造館で開かれました。
演奏会では伊那市内で保育園の園長を務める向山瑞穂さんが童謡やアニメソングを演奏しました。
ポジティフオルガンは、分解して運ぶことができるパイプオルガンで、現在は製造されることは少ないということです。
伊那市長谷で吉倉オルガン工房を営む吉倉啓之さんが、個人の依頼を受け2008年に製造したもので、先月26日から今月5日までの期間限定で創造館に展示されました。
足元のペダルを踏むと背面が膨らみ、パイプに空気が流れて音が出るしくみです。
会場にはおよそ20人が集まり演奏に耳を傾けていました。
オルガンの展示は、創造館の企画展「新宿と伊那のものづくり展」の一環で行われました。
会場には新宿や伊那で活動する14の個人や企業の作品が展示されています。
タカトオコヒガンザクラを使った染色の作品や、鹿の革を使ったブーツなど、4月下旬に一部展示替えが行われました。
「新宿と伊那のものづくり展」は31日(月)まで伊那市創造館で開かれています。
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子どもたちが参加 野球体験イベント
保育園児や小学生を対象にした野球体験イベントが3日、伊那市の伊那スタジアムで行われました。
イベントは子ども向けのスポーツ団体で箕輪町などを拠点に活動している一般社団法人日本スポーツサポートベースが開いたものです。
野球をするのは初めてという子どもたちも参加していてバッテイングなどを体験していました。
日本スポーツサポートベースは子どもたちにスポーツを通じて社会のルールを学んでもらおうと2015年に創設されました。
箕輪町など国内7か所を拠点にフットサルや陸上競技などの教室を開いています。
日本スポーツサポートベースではその年代に合ったトレーニングをすることで子どもたちの体づくりと心の成長をサポートしていきたいとしています。
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新しい伊那市福祉まちづくりセンター利用開始
伊那市山寺に新たに完成した福祉まちづくりセンター「ふれあい~な」の開所式が6日に行われました。
新しい福祉まちづくりセンターは、これまでの施設が老朽化したことから、伊那市が10億円かけて古い施設と同じ敷地内に新築しました。
開所式には、市役所の福祉相談課と市社会福祉協議会の職員が出席しました。
白鳥孝市長は、「様々な社会的弱者に寄り添い一緒に生きていく拠点が完成した。その核となりしっかりと動かしていってほしい」と訓示しました。
新しい施設は、1階の自動ドアを入ってすぐに総合受付があり、向かって右手に市福祉相談課が、左手に市社会福祉協議会の窓口があります。
プライバシーが確保できる相談場所がそれぞれ4か所あるほか、個室の相談室も設けられています。
これまで、市役所と福祉まちづくりセンターの2か所で、それぞれに対応していましたが、機能が1か所に集約されました。
また、3階には伊那公証役場も入り、成年後見人等の相談もワンストップで行えるようになりました。
6日はさっそく、ボランティア団体が引っ越しを行っていました。
文字を音声にして視覚障害者に伝える活動を行っているこだまの会です。メンバーは、新しい施設を確認していました。
1階には、多目的スペースもあり誰もが利用することができます。
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今年最高気温26.6度7月上旬並み
6日の伊那地域は午後3時46分現在、今年最高の26.6℃まであがり、7月上旬並みの気温となりました。
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上農出身の八幡投手が好投
今季ルートインBCリーグ、信濃グランセローズに入団した上伊那農業高校出身の八幡宥喜投手が2日伊那スタジアムで行われた公式戦に登場し好投をみせました。
福島レッドホープスとの試合で3点差をつけられた6回表に八幡投手がマウンドに上がりました。
八幡投手は現在24歳。
上伊那農業高校の投手として2014年の高校野球夏の大会で県ベスト4入りに貢献しました。
千曲川硬式野球クラブで野球を続け今季グランセローズに入団しました。
6回を3者凡退に抑えた八幡投手は7回も2三振を奪う力投を見せます。
その裏グランセローズは逆転に成功し試合を5対3とします。
八幡投手は6回と7回に打者7人と対戦し打たれたヒットは1本、三振2つを奪う力投をみせました。
しかし試合は福島が再逆転し7対5でグランセローズが敗れました。
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石川100周年抽選会
伊那市荒井の菓子庵石川は、創業100周年を記念したプレゼントの抽選会を今日オンラインで行いました。
5月1日は菓子庵石川の石川信頼社長と妻の佳代さんが、テレビ会議システムを使って抽選会を配信しました。
菓子庵石川は1920年に創業し、去年創業100周年を迎えました。
それを記念し、「わたしと菓子庵石川」のテーマでエピソードを募集し、抽選で菓子が当たるキャンペーンを企画しました。
去年11月から今年3月まで募集し、全国から627件の応募がありました。
石川社長は、「これからも菓子を通してみなさんの心の幸せを創造していきたい」と話していました。
抽選結果は菓子庵石川のHPで公開されるということです。
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東春近 区民ハイキングで親睦深める
親睦を深めながら地区内を歩く、伊那市東春近公民館の区民ハイキングが行われました。
この日は、区民およそ60人が参加し、富県を経由する7.8キロのコースを歩きました。
参加者たちは、家族や友人たちと一緒にハイキングを楽しんでいました。
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仙流荘 営業再開
伊那市観光株式会社が運営する伊那市長谷の宿泊施設仙流荘が、およそ1年ぶりに1日から営業を再開しました。
仙流荘は新型コロナの影響で去年4月から営業を休止していました。
これまでは通年で営業していましたが、冬の間は閉鎖し林道バスの運行に合わせ5月1日~10月31日のみの営業となります。
日帰り入浴はこれまでより時間を短縮し、午前11時から午後8時までとなります。
宿泊と宴会は予約のみです。
朝食会場にはアクリル板を設置し、収容人数もこれまでの半分以下に減らしました。
入口には検温装置と消毒液を設置しました。
営業再開の1日、地元の人や登山客が早速訪れていました。
宿泊は1泊2食付き1人9,000円からとなっています。
仙流荘の日帰り入浴は中学生以上500円、小学生は300円となっています。
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春の叙勲 放送エリア内から5人選ばれる
今年の春の叙勲が29日発表され伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは5人が選ばれました。
元伊那商工会議所会頭の川上健夫さんが産業振興功労で旭日小綬章を受章しました。
川上さんは、南箕輪村南原在住の70歳です。
伊那市西箕輪のサン工業株式会社社長で2013年から2019年まで2期6年伊那商工会議所の会頭を務めました。