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4人の新規協力隊・支援員に委嘱書
伊那市の地域おこし協力隊と集落支援員の委嘱式が1日、行われました。
この日は協力隊9人、集落支援員3人の、合わせて12人に委嘱書が手渡されました。
新たに協力隊に委嘱されたのは、入野谷在来復活夢プロジェクトを担当する柴田裕充さん43歳。
伊那市教育の魅力発信を担当する諸田和幸さん34歳の2人です。
新たに集落支援員に委嘱されたのは、移住定住コーディネータの井崎由華さん38歳。
交通・物流コラボレーターの伊藤小百合さん50歳の2人です。
白鳥市長は「新規のみなさんには、いち早く地域に溶け込み、資源を使って新しい風を吹き込んでください」と話していました。
地域おこし協力隊、集落支援員ともに、任期は1年更新の最長3年となっています。 -
産業振興委員に栗林秀吉さん
伊那市が産業振興事業であらゆる分野への円滑な事業の推進を図るために新たに設置した、産業振興委員の委嘱式が1日、市役所で行われました。
白鳥孝市長から委嘱書を受け取ったのは、伊那市富県に住む栗林秀吉(くりばやしひできち)さん、72歳です。
栗林さんは辰野町出身で、重機の大手メーカー、株式会社小松製作所の子会社で社長などを務めました。
親族が伊那市に住んでいたのをきっかけに定年後、市内に移住しました。
現在、伊那市新産業技術推進協議会の会長を務めています。
委員としての任務は、産業の経営改善や産業構造の分析と課題の検証、地域のニーズと企業の持つ技術とのマッチングなどです。
栗林さんは「目に見える結果が出てくれば、伊那市全体が良くなってくる。自分が突出してでも進めていきたい」と話していました。
白鳥市長は「新産業技術推進協議会の活動の成果が目に見えてきている。産業全体についても協力をお願いしたい」と話していました。
伊那市産業振興委員の任期は1年となっています。 -
伊那市は23人を採用
市町村でも新年度がスタートし新規採用職員に辞令が交付されました。
このうち伊那市の辞令交付式では白鳥孝市長から新規採用職員
23人に人事通知書が手渡されました。
内訳は男性16人、女性7人となっています。
辞令交付式では新規採用職員を代表して有賀夏子さんが誓いの
言葉を述べました。
白鳥市長は「仕事にはスピード感を持ち報告、連絡、相談、確認をすることまた、相手の立場にたってものを考えてください。」と訓示しました。
なお箕輪町では男性3人、女性2人の合わせて5人。
南箕輪村では男性2人女性6人の合わせて8人が採用となっています。
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KOAで入社式 46人が新たな第一歩
新年度が始まり、1日は官公庁や企業で入社式が行われました。
箕輪町に本社をおく電子部品メーカーKOA株式会社でも1日に、入社式が行われました。
今年度入社したのは、男性28人、女性18人の合わせて46人です。
このうち、上下伊那出身者は34人です。
新入社員らは、「信頼される社員になりたい」「先輩方にご指導いただきながら早く仕事を覚えたい」などと決意を述べました。
花形忠男社長は、「謙虚さと感謝の気持ちを持ち、一丸となっていい会社をつくりましょう」と話していました。
向山孝一会長は、「みなさんは新時代が始まる歴史的な年に入社します。KOAの社員として新しい歴史をつくっていってほしい」と激励しました。
入社した46人は、ビジネスマナーなどの研修や仮配属部門での現場実習を受け、6月1日から正社員となります。
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伊那中央病院の新院長に本郷さん
伊那市の伊那中央病院の新しい院長に、信州大学医学部附属病院の院長を務めた伊那市高遠町出身の本郷一博さんが就任しました。
1日は、伊那中央病院で任命式が行われ、運営する伊那中央行政組合の白鳥孝組合長から本郷さんに辞令が手渡されました。
本郷さんは、伊那市高遠町出身の65歳です。
伊那北高校を卒業後信州大学医学部に入学。
卒業後は、信大医学部附属病院など県内外の病院で脳神経外科医として勤務しました。
平成26年度から3年間、信大付属病院で院長を務めました。
就任の挨拶で本郷さんは、「950人の職員全員が同じ方向を向いて、地域に密着した医療の実現に取り組んでいきたい」と話していました。
白鳥組合長は、「温厚な人柄と持ち前のリーダーシップで、医師の確保や技術のレベルアップを図り、今以上に信頼が寄せられる中核病院となるよう取り組んでほしい」と話していました。
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対抗駅伝 伊那市チーム選手決定
4月に松本市で開催される長野県市町村対抗駅伝競走大会に出場する伊那市チームの選手が決定しました。
大会は4月27日に松本市で開催され、小学生の部は4人で6.1キロを走ります。
選手には手良小の向山陽貴君、高遠小の白川舜大君、西春近北小の真柴愛里さん、伊那北小の向山暖さんが選ばれました。
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JA上伊那入組式 新規採用職員18人
新年度を前にJA上伊那で一般企業の入社式にあたる新規採用職員の入組式が伊那市のJA上伊那本所で29日行われました。
式では、JA上伊那の御子柴茂樹組合長が新入職員一人一人に辞令を手渡しました。
2019年度は男性9人、女性9人の18人が採用されました。
御子柴組合長は「人と人との繋がりを大切に、農家の皆さんの声を聞き、何を求められているのか考え行動してほしい」と話していました。
新規採用職員を代表して福永遥輝さんは「困難な課題に立ち向かう勇気と、変化に対応する人間力を持って取り組んでいきたい」と誓いの言葉を述べました。
辞令を受け取った18人の職員は4月1日から、金融・営農・共済などぞれぞれの部署で社会人としてのスタートをきります。
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「ぞうれっしゃがやってきた」を披露
太平洋戦争中の動物園の様子を描いた11章からなる曲「ぞうれっしゃがやってきた」のコンサートが30日、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれました。
「ぞうれっしゃがやってきた」を披露したのは、高遠町勝間の住民らでつくる勝間合唱団のメンバーと有志30人です。
この日はおよそ130人が会場を訪れました。
「ぞうれっしゃがやってきた」は、太平洋戦争中、動物園の動物達が次々と殺されていく中、ゾウを守ろうと奮闘した愛知県の東山動物園が題材となった物語です。
ぞうれっしゃは、戦後、ゾウを見たいという子ども達のために走らせた列車です。
演奏を披露した勝間合唱団は、今年で結成10年を迎えます。
代表の大場美洋さんは「スタート時は少ない人数だったが、今では子ども達も加わり大きな演奏会を開くことができ、夢のようです」と話していました。 -
次世代EVで「移動診療」検討
伊那市は、トヨタ自動車が開発した次世代電気自動車を、中山間地などの医療サービスに移動診療という形で活用できないか、検討しています。
伊那市はソフトバンクとトヨタ自動車が半分ずつ出資する会社モネ・テクノロジーズと、協力自治体として協定を締結しています。
28日、都内のホテルで、モネの取り組みやビジョンについて、発表するイベント「モネサミット」が開かれました。
協定を締結している自治体や、パートナー企業など600人ほどが集まりました。
目玉となっているのは、次世代電気自動車です。
自動走行する車両で、移動手段となるほか、荷物を運んだり、移動店舗などとしての活用に期待が高まります。
この日は、伊那市の白鳥孝市長が、イベント会場を訪れ、モネの宮川 潤一社長と握手を交わしました。
伊那市がモネと連携を検討しているのが、医療での活用です。
なお、モネ・テクノロジーズは、全国で17の自治体と協定を締結していて、そのうちの1つが伊那市となっています。
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伊那中央病院 川合院長退任式
平成22年から8年7か月にわたり伊那中央病院の院長を務めた川合博さんの退任式が今日行われました。
30日は、伊那中央行政組合の白鳥孝組合長から川合さんに退職辞令が手渡されました。
川合さんは「満足感と達成感、感謝の気持ちでいっぱいです。職員の力を合わせ英知を結集すればさらに良い病院になると信じています」と職員に感謝していました。
白鳥組合長は「地域住民にとってこれ以上ない安心の財産を築いていただき感謝します」と話しました。
川合さんは現在70歳で、平成22年から8年7か月にわたり院長を務め、医師の確保や経営の改善に尽力しました。
なお、4月1日からは信州大学医学部付属病院の、脳神経外科が専門の本郷一博さんが院長に就任します。
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南信森林管理署の桜が開花
伊那市山寺の南信森林管理署にある桜が咲き始めました。
管理署によりますと、29日の午後4時現在で5輪の開花を確認したということです。
開花した花の周りにも、もう少しで咲きそうな蕾がいくつかあります。
去年は3月28日に開花していて、1日遅れとなりました。 -
伊那市 退職者辞令交付
今年度末で定年などにより退職する職員の辞令交付式が29日、伊那市役所で行われました。
今年度伊那市で、定年または、勤続20年以上で早期退職を希望した職員は、男性17人、女性12人の合わせて29人です。
白鳥孝市長から3月31日付の退職辞令を受け取りました。
白鳥市長は「退職のこの日を迎えられたのは家族の支えがあったからだと思います。家族に感謝の気持ちを伝えてください」と話していました。
退職する職員を代表して、長谷総合支所長の有賀賢治さんは「今後はそれぞれの場所で今までの恩返しができるよう責任を果たしていきたい」と挨拶しました。 -
80代の伊那市の女性95万円被害
27日に伊那市内の80代の女性が現金約95万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと特殊詐欺は被害者宅に医師を名乗る男から「息子さんの喉に腫瘍のようなものができていて治療中です。」という電話がありその後、息子の同僚を名乗る男から「息子さんが病院に会社のキャッシュカードが入った財布を忘れた。会社として今日中に支払わなければならないお金で立て替えたので出せるだけ出してほしい」という電話が入ったものです。
さらに息子を名乗る男から「とりあえず払ってくれ」などと言われ被害者は自宅近くまで来た息子の同僚を装う男に現金およそ95万円を手渡したということです。
その後被害者が息子に確認し被害に気付いたものです。
伊那署では自宅の電話を留守番電話に設定したり本人以外に現金を渡さないなど被害防止を呼びかけています。
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定数2の伊那市区に3人が立候補
任期満了に伴い4月7日投開票の県議選伊那市区には現職新人合わせて3人が立候補し9日間の選挙戦が始まりました。
伊那市区から立候補したのは届出順に新人で共産党の橋本明典さん(62)。
現職5期目で自民党の向山公人さん(76)。
現職1期目で自民党の酒井茂さん(66)の3人です。
伊那市区の選挙人名簿登録者数は5万6,064人です。
各候補者の第一声です。
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鉋技術競う 5月に伊那で全国大会
鉋削りの技術を競う「全国削ろう会 信州伊那大会」が5月11日と12日に伊那市内で開かれます。
17日は、伊那市防災コミュニティセンターで実行委員会が開かれ大会当日のスケジュールの確認などが行われました。
鉋がけの技術を競う全国削ろう会信州伊那大会には、大工や木工職人などおよそ430人が出場する予定です。
鉋がけを行い、その薄さを競うもので、千分の1ミリ単位の勝負になるという事です。
大会では他に、木工体験や県内産の木で作った家具の販売コーナーが設置され、木材や森林への関心を深める内容となっているという事です。
全国削ろう会信州伊那大会は、伊那市の伊那市民体育館と防災コミュニティセンターを会場に5月11日と12日の日程で開かれます。
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県議選あす29日告示
任期満了に伴う県議選は29日告示です。
これまでに定数2の伊那市区からは現職2人新人1人の合わせて
3人、同じく定数2の上伊那郡区から現職1人、新人2人の合わせて3人が出馬を表明しています。
立候補予定者を表明順に紹介します。
伊那市区からは現職5期目自民党の向山公人さん。
現職1期目自民党の酒井茂さん。
新人で共産党の橋本明典さんの3人です。
上伊那郡区からは新人で共産党の山崎健志さん。
現職4期目自民党の垣内基良さん。
新人で無所属の清水正康さんの3人です。
県議選は29日告示、来月7日投開票の日程で行われます。
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高校生と中学生の未来会議
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、地域の高校生と中学生から意見を聞く「未来会議」を、28日に伊那市のいなっせで開きました。
未来会議には、上伊那地域の高校生26人と中学生4人の合わせて30人が参加しました。
上伊那の高校生10人でつくる実行委員会が今月6日に発足し、この日の未来会議に向けて企画を進めてきました。
教育に関する映画を鑑賞した後、グループ毎に分かれて意見を交わしました。
映画の感想や、普段の学校生活で感じていることを話し合いました。
未来会議は、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会が、若い世代の意見も反映させようと開きました。
出た意見は、4月以降に開かれる協議会で報告される予定です。
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伊那中央清掃センター閉所式
31年間にわたり、上伊那の燃やせるごみの処理を行ってきた伊那市美原の伊那中央清掃センターの閉所式が、27日に行われました。
この日は、上伊那広域連合の白鳥孝連合長や地元区長、施設の職員らおよそ40人が出席し、閉所式が行われました。
伊那中央清掃センターは、現在の場所で昭和46年に稼働が始まり、昭和63年に建て替えられました。
31年間に渡り、辰野町から中川村までの一般家庭ごみと事業系一般廃棄物の処理を行ってきました。
1日におよそ120トン、年間およそ2万5,000トンを処理してきたということです。
2002年に施設管理運営が上伊那広域連合に移管され、今月30日からの新しいごみ処理施設「上伊那クリーンセンター」の稼働に合わせて、伊那中央清掃センターは閉所となりました。
地元区を代表して美原区の塚本哲朗区長は「閉所を迎えられたのは、新しいごみ処理施設周辺地区の皆さまのおかげと感謝している。最後の最後まで無事にオペレーションしてくれた現場職員の皆さんにも感謝している」と話していました。
施設は今後解体され、土壌調査等を行った後、跡地利用について検討するということです。
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すずな移転オープン
伊那市長谷で地元産の食材を使い昼食などを提供している食事処すずなは、28日から道の駅南アルプスむら長谷に移転オープンしました。
長谷非持の国道152号沿いにあった店舗から、向かいの道の駅南アルプス村長谷に移転しました。
すずなは、溝口の主婦、羽場好美
さんと小池香里さんが気軽にお茶を飲みに集まってもらおうと、2017年の4月にオープンしました。
道の駅にある直売所から、その日並んだ野菜を仕入れ料理を作ります。
料理はバイキング形式でおひたしに、煮物、季節の天ぷらなど10種類以上が並びます。
この他にも定食やラーメンなども提供しています。
移転初日の28日は、昼時になると多くの人たちが訪れ出来立ての料理を味わっていました。
すずなの営業時間は午前10時から午後5時までです。
食事の提供は午前11時から午後2時までそれ以外の時間は、飲み物のみの提供となります。
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木の渓流魚展示
箕輪町松島で木彫りの渓流魚を製作する柴和彦さんの作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはアマゴやイワナなどの木彫りの作品およそ200点が並んでいます。
柴さんは、趣味の渓流釣りがきっかけとなり、木で魚を表現しようと56歳の時に会社を早期退職し、独学で木彫りを始めました。
作品展は、毎年この時期に開いていて今年で9回目です。
この作品は、去年9月の長野県工芸美術展で入賞した作品で、アマゴやイワナなどが泳ぐ水の中を表現したということです。
他に、流木などを使った花台や花入れなども展示しています。
柴和彦さんの木の渓流魚展は、4月1日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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山紫ホワイトブランデー
伊那市と信州大学農学部が共同開発したやまぶどうワイン「山紫」の搾り採った後のぶどうの皮を使ったブランデーが28日から販売されます。
東御市のワイナリーへ持ち込み、蒸留して完成させました。
200ml瓶、税別3,500円でアルコール度数は46%です。
これは、27日に市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が発表しました。
原材料のやまぶどうは、伊那市と信州大学農学部が連携して栽培しているもので、これまでワインやジャムなどを販売しています。
ブランデーの販売は初めてとなります。
イタリアでは、グラッパと呼ばれ食後にストレートで飲まれているということです。
炭酸水で割って飲んでも美味しいということです。
山紫ホワイトブランデーは28日から伊那市高遠町の高遠さくらホテルで試験販売されます。
限定40本となっています。
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高遠城址開花4/3満開4/9
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、今年7回目の桜の開花予想を今日発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は、前回の予想と変わらず4月3日開花、9日満開となっています。
26日の高遠城址公園です。
桜の蕾がだいぶ膨らんでいました。
ウェザーニューズによりますと高遠城址公園の桜は来月3日開花、満開は9日となっています。
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木のぬくもり感じる場所に
伊那市は「50年の森林(もり)ビジョン」の一環で、市役所1階の市民ホールを、地域の森を感じることができるスペースにしていこうと取り組んでいます。
取り組みの一環で3月26日は、親子に地域の木を感じてもらうイベントが、市民ホールで初めて開かれました。
イベントは、薄く削ったカラマツを使って桜の花びらの飾りをつくるもので、市内から16組、およそ40人の親子が参加しました。
ハサミで花びらの形に切り、5枚を重ねて桜の花の形にしていきます。
木の形をしたパーテーションに花びらを貼り付け、桜の木を完成させました。
イベントに参加したある母親は「せっかく信州に住んでいるので、木の温かみを感じれたら良いと思い参加した。木と触れ合うことができて良かった」と話していました。
伊那市では、市役所を訪れる人に、地元の木に接しぬくもりを感じられるように、1階市民ホールの木質化に取り組んでいます。
今回、市内で地域産材を使った木工品の製作・販売やイベント企画などを行っている㈱やまとわとイベントを行いました。 -
40年の集大成 丸山栄一展
南箕輪村在住で、小中学校や養護学校で教諭として勤めた丸山栄一さんの油絵の作品展が26日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
丸山さんが大学卒業後からおよそ40年間描きためた油絵などの作品34点が並んでいます。
丸山さんは1958年生まれの60歳で、小中学校で13年、養護学校で24年教鞭を執りました。
県展などには出品していましたが、今回お世話になった地域の人たちにも見てもらおうと個展を開きました。
浴槽を覗き込む姿など、日常の中にある人の動きを表現したということです。
「fade」「flap」「float」の150号の3つの作品は、飛び上がっている様子や椅子に座っているところから動き出そうとしている様子などを表現することで、人間らしさを出したということです。
丸山さんは「若い方から高齢の方まで、多くの方に見ていただけたらうれしいです」と話していました。
丸山栄一展は3月31日まで、伊那文化会館展示ホールで開かれています。 -
切手セットで高遠の桜をPR
高遠城址公園の名所や桜の写真を使ったオリジナル切手の10枚組セットの販売が、伊那市内の郵便局でから始まりました。
販売開始に合わせ、きのうは高遠郵便局の髙橋晴彦(たかはしはるひこ)局長と、長藤郵便局の奥田光一(おくだみつかず)局長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に切手セットを贈呈しました。 -
憲法記念日の集い 5月3日開催
5月3日の憲法記念日に合わせて、憲法と教育について考える「憲法記念日の集い」の実行委員会が25日夜、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は実行委員およそ20人が集まり、当日のスケジュールなどについて確認しました。
憲法記念日の集いは、5月3日に駒ヶ根市文化会館で開かれる予定で、元文部科学省事務次官の前川喜平さんの講演会が予定されています。
前川さんは、東京大学法学部を卒業後、1979年に現在の文部科学省に入省。2016年からは一般職のトップにあたる事務次官を務め、2017年には加計学園問題に対する発言などで話題になりました。
実行委員会代表の野口俊邦さんは「貴重な話が聞ける機会なので、教育関係者から学生まで幅広いみなさんに来ていただきたいです」と話していました。
「憲法記念日の集い」は、5月3日に駒ヶ根市文化会館で開かれます。参加協力費として500円が必要です。 -
伊那市横山でザゼンソウ見ごろ
伊那市横山の群生地でザゼンソウが見ごろとなっています。
ザゼンソウはサトイモ科の多年草です。
仏像の光背に似た形の花弁が、僧侶が座禅を組む姿に似ていることが名称の由来とされています。
開花する際におよそ30度近い熱を出し、まわりの雪を溶かすことから、春を告げる花の1つとされています。
群生地を管理する横山区では、31日に周辺にたまった落ち葉などを取り除くということです。 -
伊那市新産業推進協に2つの新部会
新しい技術を使ったビジネスや地域振興を考える伊那市の新産業技術推進協議会が、25日、市役所で開かれ、来年度から新たに2つの部会を追加して活動していくことが承認されました。
この日は、市役所で協議会が開かれ、今年度の各部会の事業の進捗状況の報告・部会の追加についての提案がありました。
部会については、これまで、農業・林業・ドローン活用・交通・教育の5つの部会がありました。
来年度から新たに追加されるのは、スマート工業部会とアメニティ定住部会の2つです。
●工業部会は、製造業の生産性や効率性の向上を図るため、新産業技術の普及・導入を推進するもの、●アメニティ定住部会は、若い世代が将来にわたり暮らし続けられる環境の整備を目的とするものです。
2つの部会を追加する提案について協議会で承認されました。
白鳥孝市長は、「伊那市での新産業技術の推進は、実証から実用化に向けた段階に来ている。地域課題の解決につなげ、伊那モデルが全国展開されることが望まれる」と話していました。
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米倉颯音さん CD全国発売
伊那市出身のムード歌謡シンガー米倉颯音さんは、初めての全国発売となる新曲「浅野川」をリリースしました。
17日は、伊那市のアピタ伊那店で新曲をPRするイベントが開かれました。
浅野川が流れる石川県金沢市を舞台に、失恋の切ない気持ちを綴った曲です。
米倉さんはこれまでに自主制作でCDを販売していて、去年4月に行われたオーディションに合格し、全国デビューが決まりました。
イベントでは他に、カップリング曲などおよそ10曲を披露しました。
米倉さんの新曲「浅野川」は、1枚1,300円で販売しています。
6月からは、カラオケ配信もされることになっています。 -
春の高校伊那駅伝 県勢連覇ならず
全国の高校生ランナーが早春の伊那路を駆け抜ける「春の高校伊那駅伝2019」が24日、伊那市陸上競技場を発着に行われ、男子は広島県の世羅が、女子は宮城県の仙台育英が優勝しました。
男子は、午後0時10分にスタートし、6区間42.195キロをタスキで繋ぎました。今年は県内外から109チームが出場しました。
市街地の沿道には多くの人たちが訪れ、選手に声援を送っていました。
第2中継所の美篶のみぶの里では、通所者が選手に声援を送ったほか、地元の上原獅子舞クラブのメンバーが太鼓と笛の演奏で盛り上げていました。