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井月「辞世の句」 直筆を公開へ
漂泊の俳人 井上井月が死ぬ間際に書いたとされる辞世の句の直筆が、11年ぶりに、29日から伊那市創造館で公開されます。 28日は井上井月顕彰会が記者会見を開き、句について説明しました。 縦25センチ、横16センチの唐紙(からかみ)に「何処やらに・寉(たづ)の声聞く・霞かな」と書かれています。 これは、1887年に井月が亡くなる2時間前に書いたものとされています。 井月は、伊那の俳人 六波羅霞松(ろくはらかしょう)に辞世の句を書くよう勧められ、この句を書いたということです。 霞松が何らかの理由で高遠町下山田の小松家に譲り、これまで小松家で保管されてきました。 その直筆を伊那市が管理することになり、公開されることが決まりました。 霞松が小松家に譲る際に、井月の本名や長岡藩士だったこと、辞世の句であることを説明した文書も合わせて公開されます。 顕彰会の北村皆雄会長は「『霞かな』の部分の字が薄くなっていて、死ぬ間際でも井月の俳人としてこだわっていたことがわかる。伊那市にとっても、顕正会にとっても、井月の遺産として一級の価値があるもの」と話していました。 直筆は、29日から伊那市創造館の2階常設展示場に設置され、無料で見ることができます。
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スターバックス 伊那にオープン
コーヒーチェーン店「スターバックス」の伊那ナイスロード店が28日、上新田のナイスロード沿いにオープンしました。 スターバックスがオープンしたのは、ナイスロードの「竜東橋北交差点」近くです。 店内は、オープンを聞きつけた多くの人で賑わいました。 テーブル・ソファなど51席が用意されていて、店内には、地元企業がコーヒー豆の産地をモチーフに制作した絹のアート作品も飾られています。 このほか、店舗にはドライブスルーも完備されています。 スターバックスの出店は、県内では18店目、南信では4店目となります。 この日店を訪れたある女性は「今まで行く先々で寄っていたのが、地元で味わえるようになってうれしい」と話していました。 スターバックス伊那ナイスロード店の営業時間は午前8時~午後11時までとなっています。
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伊那東大社で浦安の舞 奉納
伊那市の伊那公園にある伊那東大社の例大祭が23日行われ、地元の小学生16人が浦安の舞を奉納しました。 例大祭には伊那市の中央、日影、境、上新田、下新田、上の原の総代や区の役員などが出席しました。 例大祭では地元の小学6年生の女子児童が浦安の舞を奉納しました。 浦安の舞は安らかな心で平和を祈る意味があり昭和15年に全国各地で奉納されたのが始まりとされています。 伊那東大社は明治時代の神社合併策により竜東地区にあった69の神社が合祀されたものです。 1909年明治42年に伊那東大社として認可され市内では最も氏子の多い神社とされています。
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桜シリーズ⑮ 高遠城址公園 花びら浮かぶ池
地域の桜を紹介する桜シリーズ、伊那市高遠町の高遠城址公園の池の花びらです。 高遠城址公園では現在花吹雪を楽しむことができます。 桜雲橋下の堀の池には、散った桜の花びらがぎっしりと浮かんでいます。 花びらが舞う景色も高遠城址公園の魅力の1つです。 見頃は過ぎてしまいましたが、池からはカエルの鳴き声も聞こえ、花吹雪と一緒に楽しむことができます。
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国道361号 上ケ洞工区開通
伊那市と岐阜県高山市を結ぶ国道361号の、高山市高根で建設が進められていた上ケ洞工区・高根トンネルがきょう、開通しました。 27日は、岐阜県高山市の高根トンネルで開通式が行われ、関係者がテープカットとくす玉割りで開通を祝いました。 361号の上ケ洞付近は、4つのトンネルがありますが道が狭く、乗用車のすれ違いができませんでした。また雨が多い日には規制区間になるなどの課題がありました。 今回、その課題解消を目的に、トンネル1.9キロを含む2.1キロのバイパスが整備されました。 これにより、大型バスが通行できるようになります。 開通式では、地元高山市の獅子舞や、中学生による太鼓が披露されました。 セレモニーのあと、関係者によるパレードが行われました。 今回のトンネル開通により、高山市から伊那市への観光客の移動など交流人口の拡大が期待されます。 国道361号上ケ洞工区の事業は、平成15年度に着手し、トンネルの工事は平成21年度に開始、54億円をかけて工事が完了しました。
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伊那西地区を考える会(仮称) 住民招いて意見公開
伊那市の伊那西部保育園の廃園問題も含め地域の活性化について考える仮称「伊那西地区を考える会」は、地域住民を招いた初めての学習会を26日、ますみヶ丘公民館で開きました。 学習会には、伊那西地区の4区と3つの常会からおよそ40人が出席しました。 考える会は、園児数の減少で平成24年度から休園している小沢の伊那西部保育園の廃園問題も含め、地域の活性化や将来について考えようと、会発足に向けて学習会を開いています。 学習会では、平成25年度まで休園していた新山保育園の再開に向けて中心的に活動した富県新山の境久雄さんを招き、話を聞きました。 境さんは「休園中の園舎でイベントを行ったり、園児数確保のために1人1人に呼びかけを行ったことが再開に繋がった。『新山の全戸がPTA』という意識や、女性の結束力も大切だ。」と話しました。 その後、西地区の現状や課題について討論を行いました。 住民からは「4つの区がまとまって一緒に活動できる機会がほしい」「母親同士が交流できる場が必要だ」「保育園はもちろん伊那西小学校のあり方も考えていきたい」といった意見が出されました。 考える会では今後も学習会を開き、継続的に住民の意見を聞いていきたいとしています。
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いな少年少女合唱団 ハンガリー演奏旅行帰国報告
上伊那の小学生から高校生が所属する「いな少年少女合唱団」は25日伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に3月に行ったハンガリー演奏旅行について報告しました。 25日は合唱団の団員や指導者5人が市役所を訪れ、旅行での体験や地元の子どもたちとの交流について話しをしました。 演奏旅行は、合唱団発足30周年を記念し企画されました。 3月19日から26日までの日程で団員18人がハンガリーを訪れ、現地の小学生とジョイントコンサートを開いたり、教会などで歌を披露しました。 いな少年少女合唱団は、5月7日に伊那市のニシザワいなっせホールで、帰国記念の演奏会を開く予定です。
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桜シリーズ⑭ 伊那市長谷 桑田薬師堂の枝垂れ桜
地域の桜を紹介する桜シリーズ。 26日は伊那市長谷の桑田薬師堂の枝垂れ桜です。 伊那市長谷溝口の桑田薬師堂には2本の枝垂れ桜があります。 1本は樹齢400年以上、もう1本は100年ほどとみられています。
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上伊那8市町村消防団幹部訓練
上伊那8市町村の消防団幹部の訓練が、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で16日、行われました。 訓練は、毎年、新体制になった4月に上伊那消防協会が行っているものです。 16日は、上伊那8市町村から部長以上の幹部429人が参加しました。 訓練は、災害現場で指揮をとる幹部の指揮能力と、新入団員などへの指導力を高める狙いがあります。 現場では、いかに早く隊を編成し、人員を把握できるかが重要だということで、幹部団員は交代で指揮をとり、隊の編成や方向変換などを指示していました。 団員は、指揮に従って隊の列を整えるなど、きびきびと訓練に臨んでいました。
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伊那市内企業の新入社員激励会 「プロの意識をもって」
4月から伊那市内の企業に入社した新入社員の激励会が、26日に伊那市の伊那商工会館で開かれました。 激励会は伊那商工会議所が開いたもので、伊那市内の22社から124人が出席しました。 伊那商工会議所の川上健夫会頭は「サービスや技術を提供する事でお金をもらっている皆さんは、すでにプロとして外の人から見られています。プロの意識をもって行動してください」と激励しました。 新入社員を代表して、株式会社風越の安藤元さんは、「ここに集まった新入社員は良き仲間として、ライバルとしてお互いを高めながら地域に貢献できるよう、努力していきます」と決意を述べました。
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ふるさと納税返礼品 再検討5月末までに結論
総務大臣からふるさと納税の返礼品について指摘を受けた伊那市の白鳥孝市長は、再検討の結果公表について「5月末までに結論をまとめたい」との考えを26日示しました。 26日は伊那市役所で定例の記者会見が開かれ、記者からは全国的に注目を集めているふるさと納税に関する質問が多く出されました。 伊那市は、現在総務省からの要請を受け、ふるさと納税の返礼品について再検討を行っています。 総務省は、ふるさと納税の返礼品について「資産性の高い物は扱わない」などとする通知を1日に出しました。 これを受け伊那市は見直しを行い、新たな運用方針を17日発表しました。 しかし、10万円以下の家電製品が返礼品に含まれている事に対して総務省から見直すよう要請があり、高市早苗総務大臣は、21日名指しで苦言を呈しました。 自治体間での競争や、返礼品目的での納税など、制度が抱える問題について白鳥市長は、修正が必要だと話しました。 伊那市のふるさと納税の基金の残高は、昨年度末でおよそ57億円となっています。
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旬の味「なばな」の摘み取りはじまる
伊那市富県の遊休荒廃地を活用した「なばな」の畑で、24日から摘み取りが始まりました。 伊那市富県のたかずや運動公園近くにある畑、およそ3千平方メートルになばなが植えられています。 「農林産物直売所たかずや」が有休荒廃地を活用して作っていて、この日はおよそ20人が摘み取りをしました。 なばなは、菜の花を食用に品種改良したもので、花が開く前のつぼみの状態が一番味が良いということです。 訪れた人たちは、見定めながら摘み取っていました。 この日摘み取りに訪れた人は「周りの人と話をしながら収穫ができるので楽しい。旬の味を楽しみたい」と話していました。 朝晩の冷え込みで例年よりも1週間ほど遅い摘み取りとなりましたが、あたりの桜の開花も遅れたため、現在、摘み取りと一緒に桜を楽しむこともできます。 直売所の埋橋一(かず)代表は「自然を感じながら旬の野菜の摘み取りを体験して欲しい」と話していました。 摘み取りは5月上旬までで、午後1時から午後6時まで、1袋200円で摘み取りをすることができます。
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桜シリーズ⑬伊那市高遠町熊野神社 枝垂れ桜
伊那市高遠町藤沢の熊野神社の枝垂れ桜です。 国道152号線沿いの水上(みずかみ)集落の熊野神社入り口にある枝垂れ桜が見ごろになっています。 写真スポットにもなっていて、枝垂れ桜の他に、タカトオコヒガンザクラも楽しめます。 地元の人によりますと今週いっぱい楽しめるということです。
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新山・桜井・貝沼線利用者数増
伊那市の新山などを通る循環バス新山・桜井・貝沼線の平成28年度の利用者数が前年度に比べ270人増えたことがわかりました。 新山地区循環バスを育てる会の24日の会議で報告されました。 育てる会は、公共交通の利用者が減少していることから、地区の路線バスを守り育てていこうと平成27年に発足しました。 利用者数を増やすため会では、昨年度循環バスを活用したキノコ狩りやハッチョウトンボを観察するツアーなどを企画しました。 新山・桜井・貝沼線の昨年度の利用者数は1082人で、ここ数年で最も多かった平成23年度の1061人を上回りました。 1便当たりの利用者数はH27年度の4.14人から5.52人に増えました。 循環バスを育てる会では、今年度も引き続きキノコ狩りツアーなどを実施する他、新たに地元にある三界山の登山ツアーも計画しています。
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伊那市手良で田植え作業はじまる
毎年早い時期に田植えをしている伊那市手良の株式会社中坪ノーサンは、上伊那のトップを切って25日から田植えを行っています。 中坪ノーサンでは、手良で担い手がいなくなった田んぼを借りて米を栽培しています。 毎年上伊那では、いち早く田植えをしていて今年は去年より1日早まりました。 風が強い中、代表の登内美穂さんが田植え機で作業をしていました。 28ヘクタール、およそ250枚の田んぼで主にコシヒカリを作っています。 もみまきは、3月25日に行い順調に生育しているということです。 中坪ノーサンの田植えは6月10日頃まで続きます。
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南アルプス林道バス運行はじまる
伊那市営南アルプス林道バスの運行が25日から始まり、春山シーズンが開幕しました。 25日は、標高1680mの歌宿までが開通しました。 伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所では、テープカットで運行開始を祝いました。 午前10時5分発のバスには、静岡県清水市から毎年訪れている70代の男性が乗車しました。 林道バスは、25日から6月14日までは歌宿までの運行で、6月15日からは北沢峠までとなります。 車窓からは、地球の成り立ちや大地の仕組みを見ることが出来るジオパークや天候が良ければ、東駒や双児山なども楽しめます。 標高1680mの歌宿では、市や山岳関係者などおよそ40人が参加し南アルプス北部開山祭が行われました。 歌宿から北沢峠に向かう沿道は、まだ雪が残っていました。 開山祭では、神事などをして今シーズンの安全登山やバスの交通安全を祈願しました。 25日は、長谷中学校の3年生も参加し、南アルプス太鼓を披露しました。 林道バスの昨シーズンの利用者は、11月15日までの205日間で4万9387人でした。
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1枚の和紙からつくる連鶴作品展
1枚の和紙からいくつもの鶴が連なる折り紙の作品展が、伊那市美篶の複合福祉施設みぶの里で開かれています。 施設の1階と2階の展示スペースには合わせて43点が並んでいます。 作品は、宮田村の中城忍夫さんと、中城さんが開いている連鶴の教室「連鶴楽苑伊那教室」に通う生徒たちが制作し、みぶの里を会場に展示しています。 連鶴は、1枚の和紙を使って鶴が全て繋がるように作ります。 中城さんは、伊那市から飯島町まで5つの教室を開いていて、講師を務めて今年で4年目です。 こちらは、生徒10人で制作した「家族鶴」です。 132羽が連なっていて、切らないように慎重に制作したため、1か月ほどかかったということです。 連鶴の作品展は、伊那市美篶の複合福祉施設みぶの里で、5月6日まで開かれています。 問い合わせ・・・0265-85-2573 中城さん
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女子中学生ソフトボール大会で熱戦
中学生女子のソフトボール大会い~なチャレンジカップが23日、箕輪町の番場原運動場で開かれました。 大会は今回が6回目で県内を中心に12チームが集まりました。上伊那からは伊那中学校と東部中学校の女子ソフトボールチームが参加しました。 伊那中は2年生10人が大会に臨みました。 試合では要所でハツラツとしたプレーを見せ、これまでの練習の成果を発揮していました。 大会では勝利することはできませんでしたがチームは中体連に向けレベルアップを図りたいとしています。 東部中は愛知県から招かれた全国ベスト4のチームと対戦し2対0で敗れはしましたが接戦を演じました。 チームは攻守にわたり実力を発揮し大会では準優勝しました。
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伊那市の老舗パン屋 月日夜28日に閉店
伊那市街地に店を構える創業70年の老舗パン屋「月日夜」が、28日に閉店します。 24日は、早朝から予約分のパン作りに追われていました。 月日夜代表の平澤文雄さん。 70年続くこの店を28日でたたむことを決めました。 店先の張り紙や新聞広告で閉店を知らせたところ、予約が殺到しました。 冷蔵庫はメモでいっぱいです。 注文のほとんどは、クリームチーズが入った人気商品「トライアングル」です。 取材中も次々と電話がかかってきますが、夫婦2人で作っているため、やむを得ず断ります。 昭和22年に先代の代表が東京でフルーツパーラーを始め、その後伊那に疎開し現在の場所で店を始めました。 平澤さんは、昭和45年22歳の時に店を継ぎました。 常時30種類ほどのパンを並べるために毎朝4時に起きる生活を続けてきましたが、跡継ぎがいないことから、70年の歴史に幕を下ろすことを決めました。 ここ数日は午前2時からパンを焼いています。 午前9時。予約分がほとんどのため、店頭に並ぶのは数種類だけですが、常連客は購入できてよかったと話します。 月日夜は、28日までの営業で、水曜日は定休日となっています。 現在予約は受け付けていないため、店頭販売のみということです。
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龍胡堂二胡教室のコンサート
伊那市など県内7か所に教室がある龍胡堂ニ胡教室のコンサートが、22日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 コンサートでは、龍胡堂代表の劉鉄鋼さんら指導者3人と、7つの教室のメンバーおよそ40人が演奏を披露しました。 ニ胡は、中国の伝統的な弦楽器で、2本の弦を弓で擦って演奏します。 劉さんは、平成15年に来日し、県内7か所で教室を開いています。 コンサートでは、17曲を演奏し、シンセサイザーやドラムなども加わり重厚な音色を奏でていました。 劉さんは、「二胡の奏でる美しいメロディーを多くの人に聞いてもらい、日中友好に貢献していきたい」と話していました。 コンサートの模様は、5月6日からご覧のチャンネルで放送します。
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桜シリーズ⑫伊那市美篶六道の堤
続いては地域の桜を紹介する桜シリーズです。 24日は、伊那市美篶の六道の堤です。 六道の堤は、農業用水の貯水池で、周囲に桜が植えてあり人気の撮影スポットの1つです。 現在桜は散り始めていますが、水面に浮かぶ花びらや残雪のアルプスと一緒に撮影することができます。
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伊那北高校クロスペンアカデミー 画家の大森祥吾さんが講演
伊那北高校の薫ヶ丘クロスペンアカデミーの一環で15日、高校OBで辰野町出身の画家、大森祥吾さんが講演しました。 大森さんは昭和22年に辰野町で生まれ現在69歳です。 伊那北高校卒業後、東京芸術大学に進み絵画を学びました。 当時、美大へ進学する生徒は珍しくどんな勉強をすればいいのかわからなかったため合格するまで2年かかったという事です。 2年間の浪人生活では毎日デッサンを行い、その中で描く力と、物をしっかりと、良く見る力を養ったという事です。 その後芸大の油絵科へ進学し大学院時代には美術の専門学校で非常勤講師をつとめました。 大森さんは講師時代の経験から「感覚的なものを言葉に置き換えて論理的に生徒に説明する事で自分の力を磨く事ができた」と話していました。 クロスペンアカデミーは生徒の教養を高める事を目的に年間を通して17回開かれていて、毎年春と秋には各界で活躍している卒業生などを招き講演会を開いています。
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桜シリーズ⑪ 高遠町長藤正法寺の桜 スイセンと共演
見頃になった地域の桜をお伝えする桜シリーズです。 23日は、伊那市高遠町長藤の正法寺の桜です。 杖突街道沿いの正法寺にはタカトオコヒガンザクラが植えられていて現在見ごろです。 近くには長藤の住民が植えたスイセンが咲き、共演を楽しむことができます。 地域住民によりますと、桜はあと2日ほど、スイセンは来週いっぱい楽しめそうだということです。
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高遠石工の石仏巡礼ガイド 完成
高遠町を中心に伊那市内の高遠石工の石仏を紹介した巡礼ガイドが完成しました。 今回作られたガイドは「伊那・高遠編」で、伊那市内の石仏が紹介され、寺や地域ごとにみどころも載っています。 また、巡礼マップもついていて、石仏の場所が一目でわかります。 ガイドを制作したのは、高遠石工の調査・研究をしている一般社団法人高遠石工研究センターで、23日に開かれた総会でお披露目されました。 ガイドは、若い人たちにも高遠石工の作品を知り、見てもらおうと作られたものです。 また、高遠石工を紹介する映像作品の第2弾「守屋貞治の石仏傑作選」も完成しました。 ガイドは全部で2,300部、映像作品はDVDとBDそれぞれ150枚ずつ作られ、上伊那の小中学校すべてに配られています。 高遠石工研究センターでは今後、「伊南編」「伊北編」のガイドも制作していく計画です。
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高遠城址公園 入園者数伸び悩む
開花期間が長く続き例年より入場者数の増加が期待された伊那市高遠町の高遠城址公園。 しかし、満開となり初めての週末となった22日も混みあう様子は見られず、客足は伸び悩んでいます。 22日の高遠城址公園です。 桜は満開となりましたが、園内は込み合うことはありませんでした。 観光バスは先週がピークで、22日午後2時頃の駐車状況は十数台にとどまっていました。 特に渋滞もなく、国道361号もスムーズに進んでいました。 園内の出店の出店者は「花は綺麗だが売り上げは寒いです」「入り込みのピークがいつだったのか。地面も見えるくらいで、みなさんゆっくりと桜を見ていかれます」と話していました。 伊那市によりますと、有料となった11日から21日までの11日間の入園者数の速報値はおよそ12万人で、例年より客足が伸び悩んでいるということです。 ピーク時には期間を通じて20万人が訪れましたが、今年は届かないと見込んでいます。 理由としては、観光ツアーのスケジュールと開花状況がかみ合わなかったことなどを挙げています。 伊那市では「23日も満開の桜が見られそうなので多くの人に来場してほしい」と呼びかけています。
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高遠中学校の生徒が観光客をおもてなし
高遠城址公園近くの高遠中学校では、生徒が観光客をもてなしています。 22日は高遠中の生徒有志やPTAが桜茶のふるまいや駐車場の案内、売店の接客などを行いました。 高遠中学校では、毎年さくら祭り期間中の土日には校庭を駐車場として開放していて、観光客をもてなしています。 例年は2,3年生のみで行いますが、今年は1年生も参加しました。 また、売店では地元名物の高遠饅頭も販売されました。 江戸時代に活躍した高遠石工をモチーフに中学生がデザインした焼き印が押されたオリジナルの饅頭が限定販売されました。 饅頭は8個入り千円となっています。 高遠中学校の生徒による観光客のもてなしは22日も行われます。
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琴伝流大正琴 伊那市と飯島町の教室が大会にむけ練習
琴伝流大正琴の伊那市と飯島町の教室のメンバーは、今月29日に東京都で開かれる全国大会にむけ練習に励んでいます。 2月から毎月2回の練習を始め、22日は本番の衣装を着て総練習を行いました。 全国大会には、伊那市と飯島町の教室の指導者と生徒64人が出演します。 漁師の生きざまをうたった北島三郎さんの演歌「北の漁場」を演奏曲に選び、衣装も曲に合わせて揃えました。 威勢のいい曲でメリハリがポイントだという事です。 全国大会は賞のない演奏会形式で、団体間の交流と技術の向上を目的に毎年4月に開かれています。 メンバーは「当日は元気が出るような演奏をしたいです」と話していました。 全国大会は29日に東京都渋谷区のNHKホールで開かれる予定です。
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伊駒アルプスロード ルート案住民説明会
伊那市美篶青島から駒ヶ根市北の原まで11キロを結ぶ「伊駒アルプスロード」ルート案の説明会が20日夜、伊那市役所で開かれました。 会場には、関係する地区の住民などおよそ30人が集まりました。 青島から東春近まではルート帯C、西春近から駒ヶ根市についてはルート帯Bに決定しています。 説明会では東春近の大沢川に沿い、天竜川との合流地点付近に橋をかけて、西春近南部浄化センターの東側を通って宮田方面に向かう計画が示されました。 道路の高低差の調整については、盛り土で対応するとしています。 伊駒アルプスロードは、伊那市美篶青島から駒ヶ根市北の原までおよそ11.5キロを結びます。 この日は意見交換も行われ、住民からは「盛り土にした場合、現在ある道路から入りづらくなる」「道路整備に合わせて大沢川の改修もしてほしい」などといった声が聞かれました。 今後、関係地区でも説明会が開かれる予定で、伊那建設事務所では「多くの人の意見を聞き、ルートを詰めていきたい」としています。
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桜シリーズ⑨ 今泉薬師堂のシダレザクラ
見頃になった地域の桜をお伝えする桜シリーズ。21日は伊那市富県の今泉薬師堂のシダレザクラです。 樹齢150年を超えるシダレザクラは高さが12メートルの古木で1か所に5,6個の小さな花をつけます。 伊那市富県新山の今泉地区の住民が管理していて伊那市天然記念物に指定されています。 今泉薬師堂のシダレザクラは来週はじめころまで楽しめるということです。
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崇嶺会・硯水会 刻字書作品展
伊那市山寺の書道家・宮澤梅径(ばいけい)さんが指導する、刻字と書の教室の作品展が、21日から伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、会員の作品55点が並んでいます。 宮澤さんは、刻字の「崇嶺会(しゅうれいかい)」と、書の「硯水会(けんすいかい)」の2つの教室で指導をしています。 このうち崇嶺会では、去年制定された「山の日」にちなんで、山をテーマにした作品を作りました。 漢字・平仮名にこだわらず、構図や色、詩や熟語など、自由な発想で作った「山」の作品が並んでいます。 指導する宮澤さんは「会員ひとりひとりの個性を感じ取ってほしい」と話していました。 作品展は23日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。