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伊那公民館で写真愛好家のクラブが作品展
伊那市内の60代から80代の写真愛好家でつくる写真クラブの作品展が、伊那公民館で開かれています。 会場には、クラブの会員13人の作品、約40点が展示されています。 展示会は毎年3月に開かれていて、この1年で撮影した県内外の風景などが題材となっています。 クラブは、伊那公民館に月に一度集まり持ち寄った作品を鑑賞し合っているほか、秋に撮影旅行を行っています。 心をこめて芸術的に写し出そうという意味で「Photo Art」の頭文字をとり「PA写心(しゃしん)倶楽部」というクラブ名で活動しています。 これまで全員が同じサイズの写真を展示していましたが、それぞれの個性を出そうと今年は自由なサイズで展示しています。 PA写心倶楽部の作品展は3月31日の午前中まで伊那公民館で開かれています。
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美篶小の児童を「こども8020推進員」に認定
伊那市の美篶小学校の児童は歯の大切さについて1年間学び、「こども8020推進員」に認定されました。 13日、美篶小5年2組の教室で、認定証の授与を前に最後のテストが行われました。 伊那市の池上歯科医院の池上秀樹さんが、きちんと歯を磨けているか確認し、噛むことの大切さについてひとりひとりに質問していました。 美篶小では今年、歯科保健に力を入れていて、5年2組では、6月から7回にわたり、噛むことや歯の大切さを学んできました。 こども8020推進員育成事業は、80歳になっても20本以上歯を保つ意識を、子どもの頃からもってもらおうと、長野県が行っているものです。 最終テストの結果、全員が合格しました。 最後に池上さんから児童全員に「こども8020推進員」の認定証とピンバッジが手渡されました。 ある児童は「歯のことについてわからないことがあったら調べたりして、周りの人にも教えてあげたい」と話していました。 池上さんは「みなさんが率先して8020を実践して、周りの人にも呼びかけてください」と話していました。
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伊那市史 初版からおよそ40年ぶりに編纂へ
伊那市の自然や歴史など、これまでの変遷をまとめた伊那市史の改訂版が、初版からおよそ40年ぶりに編纂されます。 13日に伊那市総合教育会議が市役所で開かれ、伊那市史について報告されました。 今回、初版から40年近く経過し様子が変わってきていること、また合併して新伊那市になっていることなどから計画されました。 現在のものは、旧伊那市、高遠町、長谷村、それぞれに発行されています。 白鳥孝市長は「5年10年はかかってしまう。遅いくらいだが、この段階でスタートをきっていきたい」と話していました。 伊那市では、改訂版ではなく、新伊那市史として新たに発行することも検討課題として、編纂委員の選定など準備を進めていくことにしています。
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伊那市西町で梅の花が見ごろ
伊那市西町で梅の花が見ごろを迎えようとしています。 13日の伊那地域の最高気温は、3月下旬並みの13度でした。 長野地方気象台によりますと、向う1週間は晴れる日が多いということですが、寒気が抜けていないため週末までは気温があがらないとみています。
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長谷中3年生8人 全員で皆勤賞を目指す
伊那市の長谷中学校3年生8人は、入学から誰1人休むことなく登校していて、8人全員で皆勤賞を目指します。 入学以来欠席者ゼロを続けているのは、3年生男子5人女子3人の8人です。 13日は、3年生を送る会で披露するダンスの動きの確認をしました。 8人は、入学してから3年間インフルエンザなどの出席停止日を除いて学校を休んでいません。 13日までの登校日数は623日を数えます。 1学年8人は、昭和36年の開校以降最も少ない人数ということで、修学旅行では貸し切りのバスが借りられず高速バスを利用するなど苦労したこともあったといいます。 それでも、保育園から同じ時間を過ごしてきたこともあり、男女の仲も良く、まとまりのあるクラスだと話します。 長谷中学校の卒業式は16日木曜日に行われ、残り3日間休むことなく登校しクラス全員で皆勤賞を目指します。
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伊那少年剣道クラブで大会
保育園児から中学生までが所属する伊那少年剣道クラブのクラブ内大会が12日伊那東小学校で開かれました。 大会は保育園、小学生の学年別、中学生に分かれて開かれ32人が参加しました。 クラブ内大会は1年間のまとめとして毎年開かれていて38回目となります。 小学5、6年生の部と中学の部は総当りでの対戦後、上位4人がトーナメントで順位を競いました。 5、6年生の部決勝では5年生の黒河内上生君が勝ちました。 黒河内君は5月に長野市で開かれる大会に上伊那選抜チームの一員として出場することが決まっています。 新6年生が出場する大会で県内外から90チームが参加します。 中学生の部の決勝は中学3年で2段の北澤一樹君と2年で初段の池上象是君の対戦となり池上君が勝利しました。 指導にあたっている飯島浩さんは「送り迎えをしてくれている保護者や会場を貸してくれている学校、対戦相手などへの感謝の気持ちを忘れず剣道に精進してもらいたい。」と話していました。
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新宿のタカトオコヒガンザクラ開花
伊那市の友好提携都市新宿区に去年12月に植樹したタカトオコヒガンザクラが開花しました。 伊那市によりますと桜は、今月4日に開花したということです。 去年12月に新宿駅東南口広場のリニューアルを記念して伊那市がタカトオコヒガンザクラ2本を寄贈したものです。 開花した桜の近くにある新宿観光案内所では高遠の桜のポスターやチラシが貼られている他、映像が流れています。 桜守の西村一樹さんは、「桜は来週中には見ごろを迎えそうだ」と話しています。
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ファーマーズの集い 功績者を表彰
上伊那8市町村の農業委員が集まるファーマーズの集いが2月27日JA上伊那本所で開かれ、農業の発展に功績のあった3人と3団体が表彰されました。 上伊那農業委員会協議会の堺澤豊会長から、表彰状が手渡されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市手良の酒井敏明さん、 美篶の春日満男さん、 箕輪町長岡の柴節子さん 南箕輪村の農事組合法人まっくんファームの3人と1団体です。 美篶地区の会長を務め荒廃農地の解消に取り組んだ春日さんは、「地域の農業の活性化を願って活動してきた。これからも体力の続く限り尽力していきたい」と受賞者を代表して謝辞を述べました。 集いでは、上伊那農業高校畜産班が鹿肉を使った加工品開発について発表しました。 会場には農業委員や関係者およそ200人が訪れ、高校生の取り組みに耳を傾けました。
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古い布を使った作品の販売会
着物などの古い布を使った作品の展示販売会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、洋服やバッグなどおよそ1000点が展示販売されています。 出展しているのは、伊那市や塩尻、諏訪などに住む主婦17人です。 作品の展示販売会は14日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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震災から6年 脱原発訴え パレード・映画上映
東日本大震災での福島第一原発の事故は、復興の大きな妨げとなっています。 11日は、脱原発を訴えるイベントが各地で行われました。 さよなら原発上伊那の会は、伊那市の市街地でパレードを行いました。 パレードには110人ほどが参加し、いなっせから伊那北駅までを行進しました。 上伊那の有志で作るさよなら原発上伊那の会は、毎週金曜日にいなっせ北側で集会を開いています。 山本真吾会長は、「一人でも仲間を増やし、原発の恐ろしさや自然エネルギーを活用することの尊さを広めていきたい」と話していました。 集会では、7つの団体と個人がそれぞれの思いを発表し、脱原発を訴えました。
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ルビコン会長 登内英夫さんの葬儀しめやかに
2月7日に99歳で亡くなった元県議会議長で、ルビコン㈱会長の登内英夫さんの告別式が、11日に箕輪町でとり行われました。 箕輪町の伊那プリンスホテルで一般会葬と社葬が行われました。 午前10時から午後2時半まで行われた一般会葬には、地域住民のほか企業や政界の関係者など約2千人が訪れたという事です。 訪れた人たちは献花をして手を合わせ登内さんの冥福を祈っていました。 登内さんは、伊那市西箕輪に本社を置くコンデンサーメーカー、ルビコンを創設しました。1967年から8期連続県議会議員をつとめ、県議会議長などを歴任しました。 宮下一郎衆議院議員は「親子2代に渡って大きな御恩を頂いた。経済界、政治の世界でもまさに師と仰ぐべき方だった」、長野県議会の向山公人議長は「去年の秋に誕生祝いをやろうと話した時はお元気な姿だったので大変さみしいが、登内さんの遺志を地域の発展のためにつくしていかなければいけないと感じた」、白鳥孝伊那市長は「手をあわせるといろいとな思い出が頭をよぎった。登内さんには大変お世話になりました」と話していました。 午後3時から行われた社葬には、商工会議所や県議会、企業の関係者のほか、役員OB、友人、親族など200人が参列したという事です。
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芸術文化団体一堂に 総合フェスティバル
芸術・文化団体が一堂に集まり、成果を披露する「長野県芸術文化総合フェスティバル」が11日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 2階の小ホールホワイエでは華道教育会による作品展が、1階の美術展示ホールでは、書道協会と水墨画協会による作品展が行われています。 大ホールでは、音楽団体など、2日間で13団体が日頃の練習の成果を披露します。この日は、木村流大正琴などが演奏を披露しました。 長野県芸術文化総合フェスティバルは、12日まで伊那文化会館で開かれています。
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井月没後130年の節目 墓前で足跡偲ぶ
漂泊の俳人井上井月の命日で没後130年にあたる10日、井上井月顕彰会会員がその足跡を偲び墓参りをしました。 伊那市美篶末広にある井月の墓に会員7人が集まりました。 井月は幕末に伊那谷に現れ約30年にわたり俳句を作りながら放浪生活を送りました。 明治20年1887年に亡くなり当時井月を慕っていた人たちがこの場所に墓を建てました。 顕彰会はその生き様や残した句を伝えようと発足した団体で映画の制作や俳句大会などを開いています。 今年は没後130年の節目にあたり墓参りでは足跡を偲びそれぞれがゆかりの品を墓前に供えていました。 井上井月顕彰会では年内中に井月が残した俳句を集めた最新の全集を出版する計画でその足跡を後世に伝えていくとしています。
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公衆衛生専門学校 18人が巣立ち
伊那市の長野県公衆衛生専門学校の卒業式が行われ、3年間の課程を修了した18人が学び舎を巣立ちました。 この日は、保護者や在校生が見守る中、卒業生が入場しました。 式では、大塚俊英校長から、学生ひとりひとりに卒業証書が手渡されました。 今年卒業を迎えたのは、3年間の過程を修了した18人です。 卒業生の中には、昔から資格を取りたいと考えていたものの、子どもが生まれてタイミングを逃したという主婦の姿も見られました。 大塚校長は「先生や患者から信頼される歯科衛生士になれるよう頑張ってください。」と激励していました。 卒業生代表の関恭子さんは「これまで一緒にやってきた仲間と離れ離れになるが、それぞれの職場で切磋琢磨して、みなさんの健康を支えられるような歯科衛生士になれるように頑張りたい」と話していました。 今年度卒業する18人は、5日に国家試験を受験していて、28日に合格発表が行われることになっています。 卒業生は、2人が県内の病院に、16人が県内の歯科医院に就職が内定しているということです。
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東春近小の児童がしいたけの菌のコマ打ち
伊那市の東春近小学校の4年生は10日、地域の人と一緒にしいたけなどの菌のコマ打ちを体験しました。 これは、地域にある老松場(ろうしょうば)の丘古墳公園を活用して様々な体験をしてもらおうと、公園の整備委員会が開いたものです。 この日は、4年生56人が、しいたけ・ひらたけ・なめたけのコマ打ちを体験しました。 しいたけは来年の春に、ヒラタケとなめ茸は今年の秋に収穫するということです。
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今年度松くい虫被害 上伊那北部で増加
松枯れを引き起こす松くい虫の被害は、今年度、上伊那北部地域で増えています。 10日は、上伊那地方松くい虫防除対策協議会が、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、去年12月末現在の被害状況が報告されました。 被害量は、前年度の同じ時期に比べて、上伊那全体ではおよそ200立方メートル増えています。 特に北部地域で被害量が増えていて、伊那市では前年度の同じ時期に比べておよそ500立方メートル多い2,627立方メートル、箕輪町ではおよそ100立方メートル多い、552立方メートルとなっています。 南箕輪村は65立方メートル少ない391立方メートルとなっています。 上伊那地方事務所林務課では、「これまでに引き続き、各市町村と連携をとって被害拡大対策に取り組んでいきたい」と話していました。 協議会では、来年度も今年度同様、予防や駆除、森林整備を行っていくほか、広域的な防除対策を検討・実施していくことが報告されました。
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「伊那西小近くに建設も選択肢の一つ」
伊那市の白鳥孝市長は休園中の伊那西部保育園について、地域住民のがんばりによるとしたうえで「伊那西小学校近くへの建設も選択肢の一つ」との考えを示しました。 これは10日開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。 伊那西部保育園は園児数が定員の半数に満たず休園が5年続いたことから今議会で廃園とする議案を提出する予定でした。 しかし地域住民や議会から存続を求める要望があり廃園とする議案の提出を見送りました。 白鳥市長は地域のみなさんのがんばりによるとしたうえで「伊那西小学校近くへの建設も選択肢の一つ」との考えを示しました。 また定員の半数で休園となり5年続けば廃園するとの基準について 「保育園のあり方として地域の特殊性や保育園の運営方法については検討していくことは可能」との考えを改めて示しました。
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井月さんの命日前に美篶小で歌披露
今年は漂泊の俳人として知られる井上井月の没後130年です。3月10日の命日を前に、伊那市美篶小学校で、音楽教諭が作曲した「井月さんの歌」が、9日初めて披露されました。 9日は、音楽集会が開かれ、全校児童413人が、「井月さんの歌」を歌いました。 井月さんの歌は、美篶小学校の音楽教諭・一ノ瀬 武志さんが作詞・作曲しました。 今年1月に完成し、クラスごとに練習を重ねてきました。 全校で歌うのはこの日が初めてとなります。 井月の容姿や、生き方などが歌い上げられています。 初披露にあたり、井月顕彰会理事で、美篶小学校となりの資料館副館長として子どもたちともかかわりの深い矢島信之さんも来賓として招かれました。 この日は井月についての読み聞かせもありました。 井上井月は、江戸時代から明治時代にかけて伊那谷を放浪した俳人です。 30年近く伊那谷を放浪し美篶で亡くなったといわれていて、墓もあることから、没後130年となる今年、地元の子供たちに井月について知ってもらおうと曲が作られました。 作曲・作詞した一ノ瀬教諭は、「井月を自分たちの地域ゆかりの人として親しんでもらい、歌い継いでもらえたらうれしい」と話していました。
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福島からの果樹農家・佐藤さん6年目の春へ
東日本大震災からまもなく6年となります。福島から伊那市に自主避難した果樹農家・佐藤浩信さんも、伊那で6年目の春を迎えようとしています。 佐藤さんは、9日、西箕輪の畑で三男の孝樹(こうき)さんとともに、桃の剪定作業を行っていました。 剪定は、果樹栽培の肝ともいえる作業です。 福島第一原発事故直後に、移住先の伊那で植えた桃は6年目を迎えようとしています。 福島から持ってきて植えた黄金桃という品種の桃は50本ありましたが、このほど、すべて切りました。 病気に弱いことと、ほかの品種の桃と時期が重なり、出荷しきれないことから、ゼロからほかの品種に植え替えることを決断しました。 避難してきた当時、植える桃の出荷時期にまで、考えが至らなかったと振り返ります。 佐藤さんは、原発事故があるまでは、高級百貨店で販売する果物を扱ってきました。しかし、風評被害で取引は激減しました。あれから6年。試行錯誤の毎日が続いています。 佐藤さん一家が、伊那で管理する果樹園は、現在3.2ヘクタールほどになります。 福島とのつながりを保ったまま伊那で何ができるのか、佐藤さんはもがき続けています。
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東京海上日動 上伊那福祉協会に車椅子寄贈
損害保険を取り扱う東京海上日動火災保険株式会社は、上伊那福祉協会に9日、車いすを寄贈しました。 この日は、東京海上日動火災保険株式会社長野支店の吉川雅也支店長と伊那支社の波多江崇史支社長が上伊那福祉協会を訪れ、車いす1台を贈りました。 東京海上日動は、県内に1つの支店と6つの支社があります。 社会貢献活動として21年前から各地の福祉施設に車いすを贈っています。 車いすの購入費用には、社員およそ150人の募金も充てられています。 上伊那福祉協会の平澤豊満会長は「利用しやすい素晴らしいものをいただいた。ありがとうございます。」と感謝していました。 吉川支店長は「わずかな気持ちだが今後も継続して役に立てるよう頑張りたい」と話していました。 車いすは、駒ヶ根市の特別養護老人ホーム千寿園で使うということです。
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大萱の市営・県営団地 来年度から解体へ
伊那市の白鳥孝市長は、老朽化している西箕輪大萱の市営・県営団地について、準備ができた棟から来年度より解体を始めることを、今日報告しました。 これは、9日に市役所で開かれた市議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。 大萱の市営・県営団地は、昭和38年から42年にかけて建設され、50年以上が経過し老朽化が進んでいます。 市営・県営合わせて208戸あり、入居しているのは93戸で115戸が空き室となっています。 白鳥市長は「県営については、県と立て替えの協議を進める中でまだ具体的な位置や規模は決まっていないが、将来を見据え、来年度から計画的に解体を進めていきたい」と話しました。 団地は最大4戸が1棟に入っていて1棟の中の全室が空いた棟から解体を始めたいとしています。
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県水墨画協会 南信地区会員展示会
長野県水墨画協会の南信地区会員による展示会が、9日木曜日から、伊那市の伊那文化会館で始まります。 6日は、役員およそ10人が9日から始まる展示会に向けて準備をしました。 山水画や花鳥画など、86人の会員が1人1点展示しています。 作品には賞が付けられていて、最高賞の優秀賞10点のうち伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の井内俊子さんの作品と、有賀妙子さんの作品が選ばれています。 武井寿々子南信支部長は、「ここ2、3年で人物や抽象画などの現代要素を取り入れた作品が増えてきた。多種多様な作品を見てほしい」と多くの来場を呼び掛けています。 展示会は、9日から12日の日程で行われる県芸術文化総合フェスティバルの一環で開かれるものです。
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伊那市 新たな産業用地取得を検討へ
伊那市の白鳥孝市長は産業用地として六道原工業団地や小黒原産業適地に新たな用地確保を検討したいとの考えを示しました。 これは8日開かれた市議会3月定例会の中で議員の質問に対し答えたものです。 伊那市は2014年に伊那市開発公社から産業用地として、およそ16万㎡の土地を買い取りました。 残っている土地は3区画で6万4千㎡ですが、これらについて現在引き合いが来ているということです。 白鳥市長は「企業のニーズにスピード感を持って対応するには常に5万㎡を確保していることが必要だ」と話し、新たな用地確保を検討したい考えを示しました。 場所については、「国道153号バイパスの沿線となる六道原工業団地や、9月に完成する小黒スマートインターチェンジ近くの小黒原産業適地付近を検討したい」と話しました。 伊那市は、3月定例会に土地購入基金案や、公有財産管理活用事業特別会計案を提出しています。
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公立高校後期選抜試験 県内一斉に
公立高校の一般入試にあたる後期選抜試験が8日に行われ、県内ではおよそ1万2千人が試験に臨みました。 上伊那では全日制、定時制、多部・単位制合わせて8校で試験が行われました。 このうち伊那市の伊那弥生ケ丘高校では、午前8時前から受験生が会場に向かっていました。 上伊那の公立高校8校には、1,019人が志願しています。 伊那弥生ケ丘高校では240人の募集に対し255人が志願し倍率は1.06倍となっています。 県教育委員会によりますと、試験は予定通り終了したということで上伊那の高校でもトラブルなどはなかったということです。 9日は、辰野高校、高遠高校、箕輪進修高校、赤穂高校の定時制で面接試験が行われる予定です。 後期選抜試験の合格発表は17日(金)となっています。
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東京簡易裁判所をかたる不審電話に注意
8日午前10時頃から、東京簡易裁判所をかたる不審電話が相次いでいる事から伊那警察署では詐欺被害に合わないよう注意を呼びかけています。 内容は 〇 通信販売で購入した健康食品の代金が未払いです。 ○ 東京簡易裁判所まで来られますか。 ○ 出頭しなければ裁判になる。 〇 民事裁判の書類を自宅へ送る。 などと非通知で電話をかけてくるものです。 伊那警察署では、予防策として、 ○内容が不審であれば相手にせず、警察や家族に相談すること ○ ナンバーディスプレイ機能を活用し、非通知の電話には出ない などを呼び掛けています。
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新産業技術推進協議会ビジョン中間報告
伊那市新産業技術推進協議会の会議が7日いなっせで開かれインターネットと物を結びつけるIoTと人口知能AIに対する理解が市内の企業で進み実用化段階に入ったとの報告がありました。 協議会では、IoTやAIなどを始めとする新産業技術推進を目指していて具体的な方策を示すビジョンづくりに着手しています。 市内の企業を対象に行ったIoTの認知度と活用に向けた期待度のアンケート調査では、1885社のうち292社から回答がありました。 認知度についてIoTが36%、人口知能AIが40%理解があると回答しています。 協議会では理解が進み実用化段階に入ったとしています。 導入済み、予定がIoTで23%、AIが19%となっていて、活用目的として1位が業務改革2位がコスト削減となっています。 活用に向けた課題として「人材不足」、「セキュリティ」「導入目的不明」があげられています。 これらを払拭するような支援があれば実用化加速に期待できるとしています。 ビジョンは来年度までに策定し技術改革を活用した新産業創出の具体的な方策、事業計画などを盛り込む計画です。 協議会は金融、農業、教育機関、行政など40人で構成されています。
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熱気球で高遠の桜を
天下第一の桜高遠城址公園の桜を上空から見てもらおうと、今年のさくら祭りでは、熱気球体験が行われます。 これは高遠町総合福祉センターやますそで7日開かれたさくら祭り対策会議で報告されたものです。 熱気球体験は、10mから20mの間で搭乗時間はおよそ5分です。 料金は12歳以上が2400円6歳から11歳が1800円、5歳以下は500円となっています。 期間は4月5日から7日、10日から14日で乗り降りは高遠城址公園グラウンドです。 食事では、ローメンやソースかつ丼など伊那の名物に加え、そばガレットも出店します。 伊那市では、イベントなどを県内外に周知し誘客に力を入れていきたいとしています。
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伊那市上下水道 計画の改訂案示す
伊那市上下水道事業運営審議会が6日市役所で開かれ、下水道事業は平成32年度に15%値上げをする計画改訂案が示されました。 委員改選後初の会議で14人が委嘱され、会長には大住之盈さんが選ばれました。 会議では、上下水道事業それぞれの健全化計画の改訂案が示されました。 水道事業では、平成38年度に5%の料金値上げを見込んでいるということです。 平成39年度以降は、老朽化した管路や施設の更新に多額の費用がかかり、必要な財源を確保するためだとしています。 下水道事業では、平成32年度に使用料15%の値上げを行う見込みです。 平成27年度末の水洗化率は86.8%で、平成32年度までに90%以上を目指すとしています。 審議会は次回7月に開かれる予定です。
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写真同好五人会 10周年記念写真展
伊那市と駒ヶ根市の写真愛好家でつくる「写真同好五人会」の10周年記念写真展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、会員5人の作品25点が並んでいます。 会は、10年前まで伊那市内で開かれていた写真教室に通っていた生徒が教室が終わっても活動を続けようと発足し、今年で10周年を迎えました。 県内を中心にそれぞれがテーマを決めて撮影していて、年に2,3回は全員で撮影旅行に出かけているということです。 伊那市中央の宮下文男さんの作品は、安曇野市でコハクチョウを撮影したもので、一度に8羽の姿をとらえた珍しい写真だということです。 代表の赤羽信一さんは「それぞれの個性が感じられる展示になっています。10周年を迎えてさらに会員同士の力量を高めていきたいです」と話していました。 写真同好五人会の10周年記念写真展は、13日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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西春近北小学校 同窓会入会式
18日に卒業式を控えた6年生の同窓会入会式が7日、伊那市の西春近北小学校で行われました。 今年度同窓会に入会するのは、6年生37人です。 式では、入会記念として、飯島尚幸同窓会長から卒業証書用の筒が贈られました。 飯島会長は「お世話になった先生への恩を忘れずに、学校の桜の木のように大きく成長してください」と話しました。 児童を代表して佐野天咲さんは「同窓会の名に恥じぬよう胸を張って巣立っていきたい」と話しました。 西春近北小学校では、卒業生を中心に学区内5つの地区の住民が同窓会員になっています。 同窓会では、学校のバザーでそば店を出店したり、記念樹の保護活動などを行っています。 また、37年間会報の発行を続けるなど、地域全体で同窓会の活動に取り組んでいます。