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長谷中学校が東日本大震災の被災地を支援 募金届ける
東日本大震災の被災地を支援しようと、伊那市の長谷中学校は、9月の文化祭で開かれた音楽会の来場者に呼びかけ集めた募金を、5日、伊那市に届けました。 長谷中学校生徒会役員が伊那市長谷総合支所を訪れ、田中博文次長に、集まった募金1万3,227円を届けました。 長谷中学校では、今年9月28日の文化祭音楽会でチャリティーイベントを行いました。 3年生全員で太鼓を演奏し、会場全員で合唱を行った後、来場者に募金を呼びかけました。 届けられた募金は、日本赤十字社長野県支部を通して被災地に届けられることになっています。
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ジオパークで地域活性化を先進事例学ぶ
ジオパークを使った地域活性化の先進事例を学ぶ講演会が3日伊那市の長谷公民館で開かれました。 講演会は、来年、伊那市でのジオパーク全国大会の開催や、南アルプス国立公園指定50周年を迎える事から、南アルプスジオパークの魅力を多くの人に伝えようと伊那市が主催したものです。 講師は、兵庫県香美町でジオパーク推進委員をしている今井ひろこさんです。 今井さんは、2010年に地元の山陰海岸ジオパークが世界ジオパークに認定された事をきっかけに役場の嘱託職員となり、初めて地域の地形や地質などについて勉強したという事です。 今井さんは香美町で行っている取り組みとして、地元産の農産物をただ美味しいというのではなく「花崗岩により水が濾過され、軟水となり酒造りに適しているや」、「砂丘では、長芋がまっすぐに育ち、水はけが良く、良質なメロンが栽培できる」など地質や地形の特徴を盛り込んだストーリーと結びつける事で、売る側も地域への理解が深まるとアドバイスしていました。 会場には観光関係者など約80人が訪れ今井さんの話に耳を傾けていました。
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定住促進へ 地域おこし協力隊員全国募集
伊那市は、「都市部からの若者」をターゲットにした移住・定住促進策として地域おこし協力隊員と集落支援員を来年度から配置する計画です。 地域おこし協力隊員は、全国から4人を公募して市内に移住してもらい、それぞれ得意な分野で活性化に協力してもらいます。 具体的な事業としては、新たな特産品の開発をする「いなかもん開拓団」や、里山ガイドの育成や組織作りを進め、SNSを活用した情報を発信する「里山アテンダント」を計画しています。 協力隊員のサポートや調整などをする集落支援員も1人配置する計画です。 移住・定住促進プログラムは、人口減少に少しでも歯止めをかける取り組みとして、平成26年度から10年間を計画しています。 基本方針は、「農業」と「教育」をキーワードに若い世代の移住を支援し、地域の魅力向上や他市町村と差別化を図り独自性の施策を展開する等としています。 伊那市では、プログラムによる人口増の目標は新規就農者の受け入れを50人とするなど年間120人としています。 プログラムによる相乗効果として、出生率を平成23年度の1.52から平成45年度以降は2.0まで引き上げたいとしています。
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たかずやの里 竹筒募金におよそ130万円集まる
伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の移転改築のため、上伊那のおよそ60か所に設置されている竹筒募金箱に、3日までにおよそ130万円の募金が集まりました。 4日はたかずやの里の施設内保育園で子どもたちが見守る中、いっぱいになった募金箱が開封されました。 竹筒募金箱は、たかずやの里が去年9月に上伊那の市町村窓口や店舗などおよそ60か所に設置したものです。 いっぱいになった募金箱は随時回収・集計を行っていて、3日までに竹筒募金箱で集まった金額は129万8,182円です。 また、上伊那広域連合に寄せられた寄付金は11月30日現在636件3,697万6,366円となっています。 竹筒募金箱の設置、寄付金の受付は来年3月まで行うということです。
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下小沢あかりの会 おやき作りで交流
伊那市の下小沢地区の高齢者でつくる下小沢あかりの会は3日、小沢地域交流センターでおやきを作って交流しました。 この日は会員30人が集まり、5種類の味のおやきを作りました。 地域の味を手作りで味わおうと、今回はおやきにしました。 下小沢あかりの会は、地区の高齢者が集まり交流を深めようと3年前に発足しました。 会では、年に8回ほど流しそうめんや神社の掃除などをして交流しているということです。 ある会員は、「みんなで集まって地域の食べ物を作ることで童心に返る気持ちになれました」と話していました。
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満光寺で雪吊り作業
本格的な積雪シーズンを前に伊那市高遠町の満光寺では境内の松を雪の重さから守る雪吊りの作業が3日行われました。 満光寺では、20年ほど前から松の雪吊りを行っています。 雪吊りは木々の枝が雪の重みで折れないように保護するもので冬の風物詩にもなっています。 3日は、朝から伊那市手良にある造園業者、花月園の職人が作業にあたっていました。 長さ10メートルほどの支柱に松を固定し、上から円すい状にワラの縄を張り巡らせます。 使われる縄は、100mの玉縄7個分だということです。 満光寺の境内には高所作業車が入れないため、はしごを使って一本一本丁寧に縄を下していきます。 作業していた松は樹齢およそ、500年の黒松で武田信玄の弟、武田信康が信玄の遺言によりこの寺に植えたという言い伝えがあります。 この松を一目見ると極楽往生できると言う噂が広まり極楽の松と呼ばれています。 満光寺では、「訪れた人たちに冬の風情を楽しんでもらいたい」と話していました。
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東部中合唱部 最優秀賞受賞
伊那市の東部中学校合唱部は、11月30日に東京都で開かれたTBS子ども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会で最優秀賞を受賞しました。 このコンクールでの最優秀賞受賞は2年ぶりです。 東日本優秀演奏発表会には、予選を勝ち上がった長野県、新潟県の中学校から9校が出場しました。 東部中学校が発表したのは「人間」という歌です。 この歌の歌詞は歴史小説家の司馬遼太郎のエッセイを素に作詞されたものです。 自然の大切さが歌詞に込められています。 8月に行われたNHK全国学校音楽コンクールの自由曲として発表しましたが思った結果が出ませんでした。 3年生にとって最後の大会となる東日本優秀演奏発表会でこの歌で勝負することを決めました。 音楽室の黒板には先輩や先生、同級生達の応援のメッセージが書かれています。 応援に後押しされながら生徒たちは、毎日練習に励んできました。 審査員からは、「心に訴えてくる」とか「気持ちの入った歌声」などの評価を受け、最優秀賞を受賞しました。 今後は、最優秀賞に選ばれた全国7ブロックの代表のテープ審査が行われ、来年1月下旬にこの中の1校が文部科学大臣奨励賞に決定することになっています。
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伊那市長選挙と伊那市議選挙の選挙日程決まる
来年4月の任期満了に伴い実施される、伊那市長選挙と伊那市議選挙の選挙日程が決まりました。 伊那市選挙管理委員会が2日発表しました。 告示日は来年4月20日、投開票は4月27日です。 市長と市議の任期はともに4年間で、市議の定数は21人です。 なお、12月現在、伊那市の選挙人名簿登録者数は、男性2万7,191人、女性2万8,819人の合わせて5万6,010人となっています。
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ふるさとCM大賞で伊那市から2作品が優秀賞
30秒にふるさとへの思いを込めたふるさとCM大賞NAGANOの最終審査会が1日長野市で行われ審査の結果、伊那市から2作品が優秀賞に選ばれました。 ふるさとCM大賞は、長野朝日放送が主催するもので、今年で13回目です。 今年は県内から83作品が寄せられ25作品が最終審査に進みました。 伊那市からは西春近南小学校、西箕輪中学校、伊那ローメンファン倶楽部の3作品が最終審査に進みました。 ステージでは、参加団体がパフォーマンスなどをしてCMをPRしました。 審査の結果、優秀賞となる知事賞に伊那ローメンファン倶楽部の「ロックンローメン」が選ばれました。 また、教育委員会賞には西春近南小学校6年の「伊那の子供達から、真心のこもった贈り物」が選ばれています。 伊那ローメンファン俱楽部と西春近南小学校の作品は年間50回放送されることになっています。 この模様は来年1月4日に長野朝日放送で放送されることになっています。
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事故防止へ安全運転呼びかけ
1日から年末の全国交通安全運動が始まり、伊那市交通安全協会会員らが伊那市のナイスロードでドライバーに安全運転を呼びかけました。 交通安全運動では山寺義士踊りの衣装で交通安全指導員らが啓発活動を行いました。 またドライバーのマナーアップを呼びかける「マナーアップる」と名付けられたリンゴが配られていました。 伊那警察署によりますと12月1日現在管内の事故件数は409件で去年の同じ時期と比べ2件減少。 死亡事故は5件で1件減少しています。 年末の交通安全運動は今月31日まで行われます。
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弥生の生徒が防犯呼びかけ
年末特別警戒の出陣式が2日、伊那警察署で行われました。 今年は伊那弥生ヶ丘高校の生徒が参加し防犯を呼びかけました。 伊那弥生ヶ丘高校では地域活動に貢献しようと、年末特別警戒に参加することを決めました。 出陣式では生徒が発案した「安全安心の木」に関係者や地域のマスコットキャラクターが安全への願いを書いた紙をつけていました。 伊那警察署によりますと、今年の管内の刑法犯は630件で去年とほぼ同じ件数だということです。 出陣式が終わると警察車両が広報活動のため管内を巡回しました。
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特殊詐欺で880万円被害
伊那市の80歳代の女性が880万円を騙し取られる特殊詐欺被害が発生しました。 伊那警察署の発表によりますと被害にあったのは伊那市の80歳代の女性です。 先月27日に息子を名乗る男から「風邪をひいた。携帯電話が壊れたので番号を変えた」という電話があり、翌日「会社の金を自分の投資に使ってしまい、埋め合わせをしないとクビになる」と再び電話がありました。 女性が880万円を用意したところ息子を名乗る男が弁護士に相談したとの連絡があり、その後弁護士を名乗る男から金の郵送先の指定がありました。 女性は指定された住所に送付したのち、実の息子に確認し被害に気づいたものです。 伊那署では電話番号が変わったという内容や急な現金の振込などを要求する電話は、特殊詐欺を疑うよう呼びかけています。
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伊那文化会館で1日限定ライトアップ
伊那文化会館は1日、開館25年を記念して1日限定のライトアップをしました。 1日は伊那文化会館正面入口の屋根に「25th」の文字が浮かびました。 開館25周年を記念するもので、訪れた人たちは1日限定のライトアップを楽しんでいました。
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信州ブレイブウォリアーズが伊那で試合
プロバスケットボールBJリーグの信州ブレイブウォーリアーズの試合が6日金曜日と7日土曜日に伊那勤労者福祉センター体育館で行われます。 2日は試合を前に信州ブレイブウォーリアーズの片貝雅彦社長をはじめヘッドコーチや選手らが伊那市役所を訪れ白鳥孝市長にあいさつをしました。 信州ブレイブウォーリアーズの対戦相手は新潟アルビレックスです。 信州ブレイブウォーリアーズは14試合を消化した時点で9勝5敗の4位。 一方新潟アルビレックスは18試合を消化して13勝5敗の3位につけています。 信州ブレイブウォーリアーズはホームゲームとなる伊那での対戦でその差を縮めたいとしています。 信州ブレイブウォーリアーズと新潟アルビレックス試合は6日金曜日と7日土曜日に伊那勤労者福祉センター体育館で行われます。
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白鳥市長の後援会が立候補を要請
任期満了にともない来年4月に予定されている伊那市長選について現職の白鳥孝さんの後援会は1日開いた役員会で立候補の要請をしました。 1日は後援会の役員会が伊那市内で開かれ城取茂美会長が現職で1期目の白鳥さんに市長選への立候補を要請しました。 白鳥さんは役員会終了後、後援会会員を前に「もうしばらく考えさせてもらい早い時期に報告させていただきたい。」と述べました。 進退については今開かれている12月定例市議会で正式に表明するとみられています。 来年4月の市長選について今のところ立候補を表明している人はいません。
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伊那文化会館会館25周年記念 宝投げ
伊那市の伊那文化会館は開館25周年の節目を記念して12月1日、オペラのペアチケットなどが当たる、宝投げを行いました。 開館25周年を迎えた12月1日、山北一司館長ら3人が2階から宝投げを行いました。 会館には家族連れなどおよそ100人が集まりました。 宝の中には、お菓子やマグカップ、来年度開かれる、1万2,000円相当のオペラのペアチケットなどがありました。 館内には、クリスマスツリーも設置され、七夕クリスマスバージョンとして、訪れた人たちが願い事が書かれた短冊を結んでいました。
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「障がい者の日」の集い
障害者や福祉関係者が日頃の悩みや考えていることについて話をする「障がい者の日」の集いが23日伊那市役所で開かれました。 この集いは障害者の声を行政に届けようと伊那市福祉団体連絡協議会が開いたものでおよそ50人が集まりました。 23日はテーマ別に話し合いが行われグループホームや、就労と賃金、悩み心のケアなどについて意見を出し合いました。 このうちグループホームについて話し合った班からは「グループホームに入りたいがもっと詳しい情報がほしい」といった意見や実際に利用している人からは「生活をしていくなかで人間関係に悩んだ」といった声がありました。 協議会では今回出された意見をまとめて市に提出し、障害者の意見を行政に反映させていきたいとしています。
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師走 冬の風物詩ザザムシ漁解禁
伊那市の天竜川では、伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日に解禁となり、早速、漁をする人の姿が見られました。 伊那市美原の中村袈裟治さん80歳です。 ザザムシ漁を始めた20年前から使っている鉄のガンジキを履き、浅瀬へ出ます。 万農ぐわでコケのついた石を掘り返すと、石の裏側についていたザザムシが四手網に流れていきます。 ザザムシ漁は、1日解禁となり、来年2月末まで上伊那の天竜川で行われます。 5分ほど石を掘り起こすと、ザザムシと呼ばれるトビケラやヘビトンボなどの幼虫が捕れました。 粗目と醤油で2時間ほど煮込み佃煮にする伊那谷の伝統食です。 水温が下がる1月中旬頃が脂がのって美味しくなるということで、中村さんは、シーズン中6キロほど捕り、家族や親せきなどで味わうということです。
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野沢菜漬けのシーズン 親子4代でお菜洗い
野沢菜漬けのシーズンをむかえ、伊那市美篶の農家、北原ます子さん宅では、1日、親子4代でお菜洗いに追われていました。 美篶青島にある北原ます子さん宅です。 82歳のます子さん、54歳の娘のゆり子さん、24歳の孫の太史さん、9歳のひ孫の龍誠くん、その他親戚も加わって、半日かけて作業をしました。 ます子さんがお嫁に来た50年ほど前はどの家庭でも庭先で野沢菜漬けをしていたという事ですが、最近ではあまり見かけなくなった光景です。 北原さん宅では、毎年100キロほどを漬けているということです。
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橋爪まんぷさん まんが絵馬展
伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんによる、カレンダー用に描いた来年の干支「午」をモチーフにした原画の展示が、伊那市のみはらしの湯で12月1日から開かれています。 作品はカレンダー用に描かれているもので、一茶の俳句に馬が登場するものを選び、まんがタッチで馬の絵などを描いています。 作品は「そこのけそこのけお馬が通る」など全部で34作品が展示されています。 橋爪まんぷさんのまんが絵馬展は来年1月31日まで伊那市のみはらしの湯で開かれていて、カレンダーは1部500円で販売されています。
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みはらしファームでいちごの出荷 始まる
日本一早いいちご狩りが楽しめる伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、いちごの出荷が始まり、農家が赤く色づいたばかりの実を摘み取っていました。 標高900メートルの高台にあるみはらしファーム内には、羽広いちご生産組合が管理するビニールハウスが17棟あります。 このうち、泉澤勝人さんのハウスには、およそ8,000株のいちごの苗が植えられています。 甘味と酸味のバランスがいい「紅ほっぺ」糖度が高い「章姫」甘酸っぱい味が特徴の「女峰」の3種類です。 今年はどのハウスも生育が順調で、例年に増していい出来だということです。 今朝の伊那地域は、マイナス3.7度と今シーズン1番の冷え込みとなりましたが、ハウス内は5度以下にならないよう温度を調節しているということです。 いちごは、主にファーム内のとれたて市場と市内の菓子店に出荷されるということです。 また、みはらしファームでは1月1日の午前0時から、日本一早いいちご狩りのイベントを来年も行うということで、多くの来場を呼び掛けています。
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夜空に満開 咲光桜
伊那市西町の春日公園であすから、冬のイルミネーションイベント「夜空に満開 咲光桜」が始まります。 イベントは、伊那市の冬の新たな観光資源に繋げていこうと、伊那商工会議所青年部が今回初めて行うものです。 公園内の東側の桜には、満開の桜をイメージしてピンク色のLED電球が施されています。 1日は、午後3時から感謝祭が行われローメンやソースかつ丼などの屋台が並ぶ他、甘酒や豚汁が振舞われるということです。 点灯式は、午後4時10分頃から行われる予定です。
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高遠高校でプロシンガーが授業
下諏訪町出身でプロシンガーのゲンディさんが26日、高遠高校を訪れ、高遠高校芸術コース音楽専攻の歌唱指導を行いました。 高遠高校音楽専攻では、毎年定期演奏会を開いています。 演奏会では最近はポップスを歌う生徒が増えたことから、プロのシンガーに指導を受けることになりました。 ゲンディさんは、下諏訪町の出身で、高遠高校の石城正志校長の教え子だったことが縁で指導しています。 3回目となる今日は3年生5人が一人ずつ、歌う姿勢や表情についてレッスンを受けていました。 ゲンディさんは「夢を追う生徒の背中を押し、少しでも夢に近づけることができれば」と話していました。 来年1月に定期演奏会が予定されていて、ゲンディさんも出演することになっています。
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市民芸術文化祭 展示と発表
伊那市の芸術文化団体が日頃の成果を発表する、伊那市民芸術文化祭が30日と12月1日の2日間伊那市のいなっせで開かれました。 伊那市民芸術文化祭はNPO法人伊那芸術文化協会が開いているもので今年で10回目となります。 会場のいなっせには、生け花やちぎり絵、ステンドグラスなど様々なジャンルの作品約250点が並べられました。 このうち、お茶席体験のコーナーでは、裏千家のたてたお茶が無料でふるまわれました。 また、ステージ発表では日本舞踊など2日間で18団体が出場することになっています。 伊那芸術文化協会では、「展示、ステージとも充実したものになった。来年も、地域で活動する人たちの発表の場として、さらに充実させたい」と話していました。
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羽広菜まつり賑わう
伊那市西箕輪中条の畑で23日みはらしファーム羽広菜まつりが開かれ訪れた人たちが収穫作業を体験しました。 羽広菜まつりは信州の伝統野菜に認定されている羽広菜カブを知ってもらおうと、みはらしファームが行ったものです。 収穫した羽広菜を量り売りするもので1キロ100円と市価より安く販売されました。 訪れた親子連れは楽しみながら収穫作業を体験していました。 となりの畑では一面に広がる野沢菜の収穫も行われました。 いらない葉を切り落としてから束にして買い求めていました。 秤は昔ながらの分銅を使ったもので係員が重さを量っていました。 野沢菜は1キロ50円とこちらもお手頃価格ということもあり畑は一日賑わっていました。
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特定秘密保護法阻止 上伊那集会
参議院で審議が始まった特定秘密保護法案の阻止を訴える上伊那集会が30日伊那市のいなっせ北側広場で開かれました。 この集会は特定秘密保護法阻止上伊那実行委員会が開いたもので、およそ100人が参加しました。 特定秘密保護法案は、安全保障に関する情報のうち、特に秘匿が必要なものを「特定秘密」に指定し、漏えいした公務員らに罰則が科されるものです。 参加者はいなっせ北側広場を出発し、プラカードを掲げながら商店街をデモ行進しました。 集会では、元信州大学農学部長の野口俊邦実行委員長が「基本的人権を根こそぎ封殺するような法案。選挙権を持たない子供や孫のためにもこの法案を廃案にすることが有権者の義務」と訴えました。
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認知症を考える市民のつどい
認知症について理解を深めてもらおうと、伊那市のいなっせで「平成25年度認知症を考える市民のつどい」が22日開かれました。 高齢化社会が進む中、地域が支え合って住みやすい環境を目指そうと、伊那市が開いたものです。 アルツハイマー型認知症と診断された妻の介護を、平成20年から去年まで1人で行っていた、伊那市高遠町の山田昌三さんは、「家族のちょっとした変化に気付いてあげることが一番大切。認知症の疑いがあったらすぐに病院に連れていくこと、受け止めてあげることが重要」と話しました。 松本市の認知症高齢者グループホームすみかで介護士をしている江森けさ子さんと今村俶子さんは、施設での体験で学んだことを話しました。 江森さんは「無理をしないこと、怒らないことを心がけましょう。地域の人と人とが支え合える伊那市になってほしいです」と話しました。 伊那市で司法書士をしている戸田雅博さんは、「認知症になる前に、後見人や相続のことは自分で決めて備えておくことが大切」と話しました。
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伊那市議会12月定例会 開会
伊那市議会12月定例会が29日開会し、市側から27議案と陳情6件が提出され、全て委員会に付託されました。 このうち条例案件は、西箕輪にある考古資料館を廃止するものなど18件です。 一般会計補正案は、新山保育園の復園に向けたトイレ改修やスマートインターに関連する測量などで、4,900万円を追加するものです。 陳情は、特定秘密保護法案の制定に対し、拙速な審議の回避を求めるものと制定に反対する内容のもので、総務委員会に付託されました。 12月定例市議会は、10日から12日まで一般質問、20日に委員長報告と採決が予定されています。 なお、来年4月に任期満了となる白鳥孝市長は、選挙への立候補について触れませんでした。
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竜西の防災拠点施設整備へ
伊那市は、建物の老朽化と防災拠点施設整備に向け、西町にあるウエストパーク管理センターと勤労青少年ホーム、女性プラザを解体する考えを29日市議会に示しました。 伊那市のウエストパーク周辺防災エリア整備案によりますと、昭和54年建築のウエストパーク管理センターと昭和51年建築の勤労青少年ホーム、昭和58年建築の女性プラザを平成28年度に解体し、備蓄倉庫を併設した防災拠点施設を建設する計画です。 市によりますと、大災害発生時に天竜川をまたぐ橋が落ちた場合の西側地区の市役所的な位置づけにしたい考えです。 平成29年に建設に着工し、平成31年に使用を開始する計画です。 また、西春近小出島にあるサンライフ伊那も昭和56年建築であることから平成28年に解体し、現在実施している講座やイベントは、新しい伊那公民館や生涯学習センターで実施するよう検討するということです。 議員からは、「結論ありきでなく、利用者の声を吸い上げて進めて欲しい」とする意見がありました。 解体が計画されているどの施設も利用者は、年々減少傾向にあり、建築後30年以上が経過し老朽化が進んでいます。
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小黒川スマートインター 平成28年中の供用目指す
伊那市は、小黒川スマートインターチェンジの供用開始は平成28年12月31日を目標とすることを29日市議会に報告しました。 伊那市は、小黒川スマートインターチェンジの実施計画の概要を29日市議会全員協議会で報告しました。 それによりますと、供用開始時期は、平成28年12月31日を目標としています。 初年度の交通量は、1日2,000台で、名古屋方面への出入りが900台、東京方面への出入りが1,100台と予測しています。 スマートインター全体の事業費は、約14億円で、伊那市が負担する部分は、3億4,000万円程度を見込んでいます。 今後は、12月中に関係機関が入る地区協議会を設置し実施計画をとりまとめ、国に連結許可申請を行い来年度早い時期での事業化決定を目指す考えです。 議員からは、環状南線の開通前の供用開始で、市内への車の流入増を心配する声もありました。 伊那市の小黒川スマートインターチェンジの整備は、防災面からの高速道路との連結、企業誘致の推進、花見シーズンの渋滞緩和、リニア新幹線を見据えたアクセスの向上が主な狙いです。