-
長谷地区成人式
正月の帰省に合わせ、伊那市と南箕輪村で成人式が行なわれ、新成人が大人としての第一歩を踏み出しました。 1日は、伊那市の長谷公民館で長谷地区成人式が行なわれました。 今年は新成人の一人西村ひかりさんの呼びかけで、昭和43年以来46年ぶりに女性9人が着物姿で出席しました。 今年、成人を迎えたのは、平成5年4月2日から平成6年4月1日生まれの男性8人、女性9人の合計17人で、式には15人が出席しました。 長谷公民館の池上謙館長は「社会の担い手として活躍し吸収した新たな知識を故郷長谷に還元し、夢に向かい着実に歩んでほしい」と激励しました。 新成人を代表して橋爪翔平さんは「くじける事無く努力し困難な事に立ち向かう大人になりたい。広い視野を持った大人になれるようこれからもご指導お願いします。」と誓いの言葉を述べました。
-
菊の湯 78年の歴史に幕
12月29日、伊那市の中心市街地の銭湯菊の湯が78年の歴史に幕を下しました。 営業最終日となったこの日、常連客が代表の唐沢寿子さんに感謝の花束を手渡しました。 人々は、「癒しの場で仕事の活力源だった」「長い間おつかれさまでした」などと声をかけていました。 菊の湯は、昭和10年に開業。 地域住民や登山者らで賑わいましたが、燃料の高騰や従業員の高齢化で廃業を余儀なくされました。 伊那市内に残る唯一の銭湯「菊の湯」は、惜しまれながら78年の歴史に幕を下ろしました。
-
仕事始め トップが訓示
上伊那の多くの企業は6日が仕事始めとなり業務がスタートしました。 サン工業株式会社の川上健夫社長は仕事始め式で「サン工業のファンづくりをするにはどうすればいいのか試される1年になる」と訓示しました。 伊那市西箕輪に本社を置く、メッキ処理のサン工業株式会社。 仕事始め式には社員およそ80人が集まり川上社長が訓示しました。 川上社長は「アベノミクスの風を感じるのは我々であり、その感性を持つ会社は成長できるし時代を生きていける。サン工業のファンづくりをするにはどうすればいいのか試される1年になる。」と社員に呼びかけました。 仕事始め式ではほかに鏡割りが行われ業績アップを願いました。
-
伊那市でも仕事始め 「人口増へ」
自治体でも、6日が仕事始めとなりしました。 伊那市の仕事始め式には職員およそ350人が出席しました。 白鳥孝市長は「定住人口の増加が必要。これは掛け声ではなく、確実に確保する。そうしなければ伊那谷のリーダーとしての存在が小さくなる。」 また、「リニア新幹線や中間ゴミ施設などの課題に対し、住民が安心安全に暮らせるよう職務を遂行してほしい」と職員に呼びかけていました。
-
伊那スキーリゾートでスキー教室
伊那市民を対象にしたスキー教室が6日、伊那市西春近の伊那スキーリゾートで開かれました。 伊那市教育委員会が毎年開いているもので、小学生を中心におよそ20人が参加しました。 教室では伊那市体育協会スキー部のメンバー2人が、初級と中級に別れて指導にあたりました。 子どもたちは板の履き方を教わったあと、なだらかな斜面で滑りました。 しばらくすると、リフトに乗り、上からスキー板をハの字に広げ滑っていました。 この日は午前と午後にわたり指導が行われ参加した子どもたちは「楽しかった、これからもっと上手に滑れるようになりたいです」と話していました。
-
親戚などが集まり餅つき
30日には、正月に向け各地で餅つきが行われました。 伊那市美篶の三澤忠光さん宅では、親戚や友人など25人が集まり、もち米60キロをつきました。 三澤さん宅では、孫が保育園で餅つきをしたことがきっかけで6年前からうすと杵で餅つきを行っています。 ついた餅はすぐに伸ばし、切り分けていきます。 子供たちも餅つきに挑戦していました。 お昼には、つきたての餅を全員で楽しみました。 30日についた餅はそれぞれ持ち帰り、正月に味わいました。
-
みはらしファームで新年カウントダウン
年末年始にかけて伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、2014年の幕開けを祝ってカウントダウンが行われました。 会場には200人ほどが集まり、配られたクラッカーを鳴らして、新たな年明けを祝いました。 カウントダウンの後は恒例のお宝投げが行われました。 500人分の餅や羽広荘の宿泊券、みはらしファーム内の施設の利用券が入ったお宝が配られました。 参加者は福を求めて、手を伸ばしていました。 カウントダウンの後は、日本一早くオープンするみはらしいちご園が開園しました。 訪れた人たちは、赤く実ったいちごを次々にほおばっていました。
-
マレットゴルフ新春だるま初打ち大会
市内のマレットゴルフ愛好者でつくる伊那市マレットゴルフ協会のメンバーが5日、伊那市美篶の南割マレットゴルフ場で毎年恒例の新春ダルマ初打ち大会を開きました。 この日は、会員およそ40人が、27ホールのコースを2周して打数を競いました。 年の始めの恒例の大会で、お互い声をかけ合いながら初打ちを楽しんでいました。 伊那市マレットゴルフ協会は、今年も多くの大会に出場して、楽しみながら親睦を深めたいということです。 大会の最後には、参加者にダルマが1つずつ配られました。
-
無病息災願う 年の初め
1日の夕方には、無病息災を願う元旦の伝統行事「年の初め」が伊那市御園で行われました。 「年の初め」は、提灯を持った子供達が太鼓を鳴らし区内を練り歩き、無病息災を願う御園区の伝統行事です。 明治時代から始まったとされていて新年を祝い庄屋などから食べ物やお年玉をもらっていたという事です。 昭和に入り一時は途絶えましたが昭和61年のアクセス道路の開通を機に伝統行事を広く伝えていこうと、区のPTAを中心に復活しました。 今年は、区内の小学生30人が参加し、およそ2キロを歩きました。 コースの途中では、ひと目見ようと家から出てくる人や、お菓子を差し入れる姿も見られました。
-
銭湯菊の湯 29日に営業終了
伊那市に唯一残る銭湯、菊の湯が29日で営業終了となります。 28日は営業終了を前に、常連客などが菊の湯を訪れました。 菊の湯は昭和10年に創業し、78年間町部の銭湯として利用されてきました。 燃料費の高騰、施設の老朽化、従業員の高齢化などにより、あすで営業を終了します。 菊の湯では、「ここまでがんばってこれたのもみなさまのお力添えがあってのこと。深く御礼申し上げます」と感謝しています。 また、菊の湯の廃業に伴い、家に風呂が無く困る人が居ることなどから、住民有志は29日、仮称「いい湯だな会」を結成します。 みはらしの湯への送迎サービスの充実や、街中に入浴施設を整備するための研究などを行います。 菊の湯の営業は29日午後9時までです。
-
そば処こやぶ 年越しそば発送準備に追われる
大みそかを前に、伊那市中央の創業40年のそば処こやぶでは、年越しそばの準備に追われています。 こやぶでは、社長の伊藤祐一さんと息子の顕さんを中心に、7人が年越しそばの発送作業に追われていました。 毎年この時期は4千食以上の予約が入るということで、今年も北海道から九州まで全国各地から注文がきているということです。 そばは、他の麺類よりも切れやすいことから「年越しにそばを食べることで今年1年間の災いを断ち切る」という縁起を担いで食べられるようになったのが始まりとされています。 年越しそばの準備は、29日と30日がピークだということです。 なお、30日までは持ち帰りの予約を受け付けているということです。
-
春富中学校 渡部愛美さんが税の作文コンクールで入賞
全国の中学生から58万作品が寄せられた税の作文コンクールで、伊那市の春富中学校3年の渡部愛美さんが入賞しました。 26日、渡部さんが伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に受賞の報告をしました。 税の作文コンクールには、全国の7,248校から58万3,142作品の応募がありました。 渡部さんは、自身の生活と税金の関りを作文にし、5つの大臣表彰と国税庁長官賞に継ぐ全国納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞しました。 渡部さんは、「税金はお互いに助け合って生きていくためのものだと感じた」と話していました。
-
高遠高校書道コースが中学生指導
伊那市の高遠高校書道コースの生徒が25日、高遠中学校を訪れ、中学生に書き初めの指導を行いました。 希望する中学校の生徒17人に高校生が書き初めの指導をしました。 指導したのは、高遠中学校出身の3人です。 高遠中学校は継続的に高遠高校と交流をしていますが、書道コースとは今回が初めてです。 生徒たちは自分の名前を行書体で書く練習を繰り返していました。 なかなかうまく書けない中学生に高校生が、書き方や字のバランスなどを丁寧に教えていました。 高遠中学校の小松民敏校長も生徒に混じって書道に取り組んでいました。
-
東部中学校3年北澤健汰くん 日台国際野球大会出場
31日から台湾で開かれる第11回日台国際野球大会に、伊那東部中学校3年で伊北リトルシニア所属の北澤健汰くんが出場します。 27日は、北澤くんが伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に出場の報告をしました。 北澤くんは中学1年生の時から本格的に野球をはじめ、現在は上伊那の中学生を中心につくる硬式野球チーム伊北リトルシニアに所属しています。 北澤くんのポジションはショートで、攻撃も守備も得意だ ということです。 酒井副市長は「万全の状態で思いきりプレーをしてきてください」と話しました。 大会は日本と台湾から10チームずつ出場します。 北澤くんのチームは、31日に台湾のチームと対戦することになっています。
-
さようなら2013 5月~8月
5月 30.3度を記録 5月9日、伊那地域の最高気温が30.3度を記録し、8月上旬並みの真夏日となりました。 5月としては、観測史上2番目の暑さでした。 7月8日から12日まで5日連続の真夏日。8月10日と11日には、2日連続して観測史上最高となる37度を記録しました。 5月 竜東保育園着工 伊那市内24の保育園のうち、7園を3園に統合する保育園整備計画に基づき、竜東保育園の建設工事が始まりました。 竜東地区では、伊那東保育園が閉園となり、竜東・伊那北の2園に統合されます。 竜東保育園の完成は来年2月の予定。さらいねん3月には伊那北保育園の建て替えが完了する計画です。 6月 16輪のサボテン咲く 伊那市長谷溝口の保科やよいさんが育てているサボテンが6月12日に16輪の花を咲かせました。 例年はひとつのサボテンに8輪ほど咲きますが、今年は倍の16輪が咲きました。 5月の日照量が多かったことがその要因と見られています。 6月 大太坊 陸前高田公演 伊那市西春近を拠点に活動する太鼓グループ「大太坊」は、6月30日に、東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市で公演しました。 大太坊は震災以降陸前高田市の支援を続けています。 太鼓を通じた被災地支援は、今後も続きます。 7月 南アルプス賑わう 南アルプス国立公園指定50周年を来年に控え、今年は多くの登山者で賑わいました。 南アルプス林道バスは、7月13日、戸台口から北沢峠までの上り便を利用した人は975人にのぼりました。 今シーズンの林道バス利用者は、8年ぶりに5万人を突破しました。 7月 中アで韓国人4人死亡 中央アルプスでは、檜尾岳から宝剣岳一帯に入山した韓国人登山ツアー客20人のうち4人が死亡する遭難事故がありました。 一行は、48歳から78歳の男女で、ツアーに山岳ガイドや添乗員の同行はなく、装備も軽装でした。 外国人登山客の受け入れ体制も問われる事故となりました。 8月 南中生震災被災地でボランティア 南箕輪中学校の生徒有志は、8月に、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町で2泊3日のボランティア活動をしました。 南箕輪中学校と南三陸町は、被災地でライブ活動などを行なっているシンガーソングライターのDジャケットに、文化祭ステージの絵が採用されたことなどが縁で交流が続いています。 8月 西駒遭難事故から100年 中箕輪尋常高等小学校の西駒ケ岳遭難100回忌法要が8月に箕輪町の明音寺で行われました。 11人が犠牲になった事故から100年。 遺族らでつくる偲岳会が行ったもので、会では、「遭難の歴史が次の世代に語り継がれるよう務めていきたい」としています。
-
年賀状の仕分け ピーク
今年も残すところあとわずかとなりました。 伊那市坂下の伊那郵便局では、元旦配達に間に合わせようと、高校生アルバイトを動員しての年賀状の仕分け作業がピークを迎えています。 辰野から宮田までの伊那郵便局管内では、140人の高校生アルバイトを採用しての2014年用の年賀状の仕分け作業が27日から始まりました。 12月15日から1月7日までの期間、伊那郵便局では、受け入れ分で88万枚、配達分で66万枚を見込んでいます。 27日は、冬休みになった31人の高校生が、効率的に配達のしやすい順路別に年賀状を振り分けていました。 伊那郵便局によりますと、今年は、連休が長いことなどが影響し、遅出しの傾向にあるということで、早めの投函を呼びかけています。 仕分け作業の山場は、29日ころからで、年内いっぱい続くということです。
-
伊那市美篶南割で「連鶴」教室
一枚の和紙から数羽の鶴を連続して作る「連鶴」の教室が、19日、伊那市美篶の南割集落センターで開かれました。 連鶴は、一枚の和紙に切り込みをいれて数羽の鶴を連続して作るものです。 江戸時代に三重県桑名市にある寺の住職が考え出したと伝えられ、桑名市の無形文化財に指定されています。 講師は宮田村の中城忍夫さんがつとめました。 教室は、美篶に住む伊藤慶子さんが、知人に声をかけ、今月11日に初めて開かれ、この日は2回目です。 60代から70代の7人が参加しています。 ほとんどが初心者で、この日は4羽の鶴が連なった作品に挑戦しました。 教室は今後、月に2回のペースで開く予定で、100羽の鶴がつながった「百鶴」を作る事が目標です。 伊藤さんは「手を動かすので頭の体操にもなる。みんなで楽しく作品を作っていきたい」と話していました。
-
伊那市景観計画最終案まとまる
来年4月の策定を目指している伊那市景観計画の2回目の審議会が、26日に開かれ、最終案がまとまりました。 先月、白鳥孝市長から計画案について諮問があり今月16日まで市民の意見を募集してきました。 意見募集では、小学6年生8人から河川のごみを減らす事やアレチウリ駆除、水生生物の保護を計画に加えて欲しいとの意見がありました。 これに対して市は、環境、観光、住生活などそれぞれの分野での計画で進めていくとして、景観計画では明記しないと回答しています。 景観計画が策定されると、景観計画区域となる伊那市内全域では、景観に与える影響が大きい一定規模以上の建造物などの建設行為は、事前に届け出が必要となります。 また、建造物の高さは、原則として、市街地では31m以下、それ以外の場所では18m以下とするなどの制限も設けられています。 審議会は次回、来年1月27日に開かれ、審議結果を白鳥市長に答申することにしています。
-
上伊那の小中学校で終業式
上伊那の小中学校で、26日、終業式が行われ、こどもたちが、年末年始の冬休みに入りました。 このうち、伊那市の美篶小学校の終業式では、6年生と1年生が学習の成果を披露しました。 1年生は、寸劇等を交えながら、今年の重大ニュースを、発表しました。 プールに潜れるようになったことや鍵盤ハーモニカがふけるようになったことなどがニュースにあがっていました。 小林 光希校長は、「休み中は、家族の一員としてしっかりお手伝いをして、元日には、一年間の目標をたてましょう」と、挨拶しました。 3年2組の教室では、担任の海野 里早教諭から、それぞれががんばったことが書かれたミニサイズの賞状と通知表が渡されました。 美篶小学校の冬休みは、来年1月8日までの13日間です。 上伊那の小中学校の終業式はあすがピークとなっています。
-
障害者対象「大人のクリスマス会」
成人した障害者を対象にした大人のためのクリスマス会が、昨夜、伊那市内のバーで開かれました。 大人のためのクリスマス会は、ハンディキャップがあっても、気の合う仲間と街に飲みに行けるような環境づくりをすすめたいと、障害のある成人男性を子供に持つ母親が企画しました。 通所施設が企画するお酒を伴うパーティはありますが、施設の垣根を越えて、個人規模で企画する飲み会は、非常に珍しいということです。 障害者が外でお酒を楽しむことについて一般から理解が得難かったり、家族が心配してこうした会に参加させにくいなどの環境の中で、障害者の生活の選択肢を広げたいとの思いがあります。 そうした思いに答えたのが、会場となった、伊那市のジャズカフェ kanoya(かのや)でした。 それでも、25日の会合では、アルコールは2杯まで、家族などが迎えに来るという制限が付きました。 参加者は、「ゆっくり飲んで」などと互いに声をかけながら、ジャズバーでのクリスマスを楽しんでいました。 山岸さんは、回数を重ねて理解を得ていきたいとしていて、来年春にも、成人した障害者のためのパーティを開きたいとしています。
-
ローメンサンタ登場
クリスマスにちなんで伊那名物ローメンを家庭で食べてもらおうと宅配ローメンサンタが22日の夜、伊那市日影に姿を現しました。 このイベントは伊那ローメンファン俱楽部有志が初めて企画したものです。 この日は、この企画に申し込んだ伊那市日影の小出勇(いさむ)さん宅にサンタクロースとローメンのイメージキャラクターロメン君が訪れました。 小出さん宅では友人達と一足早いクリスマスパーティーが行われていて、突然の訪問に子どもたちは大喜びでした。 伊那ローメンズクラブメンバーで、美篶で飲食店を営んでいる小岩井一摩さんがその場でローメンを振る舞いました。 完成するとみんなで出来たてのローメンを味わっていました。
-
伊那エンジェルス隊 池上隊長功労表彰
20年にわたりボランティアで防犯活動に協力している伊那エンジェルス隊の池上千枝子隊長は長野県警察本部から部外功労者特別表彰を受賞しました。 25日は池上さんが伊那警察署を訪れ青木辰夫署長に受賞の報告をしました。 池上さんは、平成4年から防犯ボランティアの活動をしていて、平成9年からは長野オリンピックをきっかけに発足したホワイトエンジェルス隊に入り、その後伊那エンジェルス隊の隊長を10年以上務めています。 現在は、特殊詐欺被害防止のチラシの配布や自転車の盗難注意の呼びかけなどを定期的にしているという事です。 池上さんは、「声をかける事で横のつながりができ犯罪や被害を防ぐきっかけになる。今後も呼びかけを行い少しでも役に立ちたいです」と話していました。
-
上山田区から建設協力得られる
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設建設の協力を依頼している隣接区の伊那市高遠町上山田区から協力が得られたことが24日わかりました。 これは、24日に開かれた定例記者会見で白鳥孝伊那市長が明らかにしたものです。 上山田区は集落が施設に一番近いことから広域連合が今年5月に建設への協力の申し入れをし10月から4回に渡り区役員と協議をしてきました。 協議の結果建設期間と稼働期間を合わせた33年間の環境保全協定を締結し、この間の協力費を8,500万円とすることなどが決まりました。 建設候補地となっている伊那市富県天伯水源付近の地元区の一つ北新区は先月施設建設に同意しています。 もう一つの地元区、桜井区からの回答は年を越すものと見られます。 区役員の交代時期で協議に入れなかったことから年明けから協議が進められていくということです。
-
ジビエ料理を味わう
鹿やイノシシなどのジビエ料理を味わうイベントが23日伊那市の飲食店で行われました 熊肉の甘味噌和え、鹿肉のメンチカツ、イノシシのモツ煮、そして熊肉とイノシシ肉のすき焼きが並びました。 23日は、伊那市中央の竜門で山の恵みに感謝する会が開かれ、今年は去年の倍となる100人余りがジビエ料理を味わいました。 このイベントを開いたのは竜門の社長小阪洋治さんです。 小阪さんは猟友会員で毎年捕獲したこの会で肉を提供しています。 参加費は3000円で飲み放題食べ放題ということで訪れた人はめったに味わうことのできないジビエ料理に舌づつみを打っていました。
-
伊那中学校にプレゼント届ける
24日はクリスマスイブ。 伊那市の伊那中学校ではクリスマスにちなんでサプライズのプレゼントが贈られました。 伊那中学校では24日、体育館で生徒総会が開かれ新しい生徒会の引き継ぎが行われていました。 この中で突然サンタクロースたちが登場しました。 サンタクロースやゆるキャラに扮しているのは伊那ローメンズクラブのメンバーです。 ギネス記録達成など伊那の名物ローメンを多くの人にPRしてもらったお礼にとサプライズ企画したものです。 伊那中学校では9月に行われた文化祭でローメンを2311皿並べ、ギネス記録に認定されました。 また、11月に行われたB―1グランプリにも助人としてかけつけました。 伊那ローメンズクラブからは、市内14店舗で使える食事券500円分が全校生徒に贈られました。 生徒たちは突然の訪問を喜んでいました。 伊那ローメンズクラブでは「これからも伊那名物ローメンを多くの人に発信してもらいたい」と話していました。
-
上の原保育園クリスマス会 サンタクロース登場
クリスマスイヴの24日、伊那市の上の原保育園でクリスマス会が開かれました。 会の最初には、女神様の衣装を着た園児と保育士が、年長園児が手に持つロウソクに火を灯しました。 園児は、願いを込めてロウソクの火を吹き消しました。 園児全員で「あわてんぼうのサンタクロース」を歌っていると、鈴を鳴らしながら、サンタクロースが登場しました。 園児はサンタクロースに「どこから来たの?好きな果物はなんですか?」など質問をしていました。 会の最後には、サンタクロースからクリスマスプレゼントが手渡されました。 上の原保育園では、地元住民でつくる上の原保育園を育てる会や保護者会の協力で毎年クリスマス会を開いています。 今年はお正月に遊べるけん玉やコマが子どもたちにプレゼントされたということです。
-
伊那中央病院 5年連続黒字の見通し
伊那中央病院の平成25年度の事業収支が黒字の見通しであることが24日の伊那中央行政組合の定例議会で報告されました。 組合長の白鳥孝伊那市長が冒頭のあいさつで述べたもので、5年連続して黒字となる見通しです。 議会では、伊那中央病院の職員定数を現在の594人から57人増員し、651人とする条例改正案が全会一致で可決されました。 今年10月からの救急救命センターの運用がはじまったことや看護師を手厚く配置する高規格ベッドの導入などによるもので、診療体制の充実と収入増を図る目的です。 病院では、これから3年間で、目安として医師6人、看護士33人、医療技術職15人の増員を計画しています。 これによる人件費は、2億5,000万円ほどを見込んでいますが、病院側では、診療収入の増も期待できるとしています。
-
い~な食育応援隊 新たに2店舗
伊那市の伊那市食育推進会は「い~な食育応援隊」に新たに2店舗を登録しました。 18日は、食育応援隊ポスターと認定プレートが贈られました。 新たに「い~な食育応援隊」に登録されたのは、伊那市美篶の菓子製造販売、大西屋と、伊那市長谷の飲食店、野のものです。 い~な食育応援隊は今回新たに加わった2店舗とあわせて6店舗になりました。 い~な食育応援隊は地産地消に取り組んでいる、ヘルシーメニューを提供しているなど、指定基準をみたした事業者を、応援隊として登録する事で、食育に関する情報発信、啓発を行うことがねらいです。 18日認定を受けた、野のものでは、地元産雑穀の販売、加工などをしています。 大西屋では、地元の農産物を使用した団子などを製造、販売しています。 伊那市健康推進課では、今後幅広く告知し、多くの参加を求めていくということです。
-
正月用のフラワーアレンジメント
正月を迎える花を手軽に楽しんでもらおうと、22日伊那市高遠町の信州高遠美術館でフラワーアレンジメントの講座が開かれました。 正月のフラワーアレンジメント講座は、今年で4年目です。 22日は、伊那市を中心に上伊那から30人が集まり、美術館のロビーでそれぞれが作品を作りました。 使った花は、南天や松、菊など8種類で、美篶で園芸店を営む矢島修さんからコツを教わりながら作業を進めていました。 矢島さんは、「高低や左右のバランスに気をつけて、少し遠くから眺めて」などとアドバイスをしていました。 去年も受講したという伊那市のある主婦は、「自分でアレンジした花でお正月を迎えたい。本格的ないけばなと違い手軽に出来るのがいいですね。」と話していました。 この日作った花は、それぞれ持ち帰り、居間や玄関などに飾るということです。 このフラワーアレンジメントの講座は、バレンタインデーやひな祭りにあわせ来年も開かれる予定です。
-
冬至 さくらの湯でゆず湯のサービス
冬至の22日、伊那市高遠町の日帰り温泉施設さくらの湯では、露天風呂でゆず湯のサービスが行われました。 さくらの湯では、毎年冬至にあわせてゆず湯のサービスをしています。 今年は、21日から23日まで3日間行われます。 男女それぞれの露天風呂に、静岡産のゆずが毎日100個入れられます。 22日も午前10時のオープン直後から多くの人がさくらの湯を訪れ、ゆずの香りを楽しみながら湯舟につかっていました。 ゆず湯は、血行促進効果で、冷え性や神経痛に効果があるとされています。 およそ20年前のさくらの湯がオープンした時からファンだという長谷の内山さん83歳も年に一度のゆず湯につかっていました。 さくらの湯のゆず湯のサービスは23日も行われます。