-
暴力追放・安心安全伊那市民大会
暴力、事故のない安全な社会を目指す、暴力追放・地域安全伊那市民大会が19日、伊那市のいなっせで開かれました。 この日は大会に先駆けて、音楽を通じて消防団活動をPRしている伊那市消防団音楽隊が5曲を演奏しました。 大会には、消防団や交通安全協会などからおよそ300人が参加しました。 白鳥孝伊那市長は「伊那市では483日間死亡事故がなかったが、先日犠牲者が出てしまった、暴力追放と同時に交通事故防止に努めましょう」とあいさつしました。 大会では、伊那警察署から事件や事故に関する報告があったほか、伊那市防犯協会女性部による寸劇が披露されました。 詐欺やひったくりの養成学校が存在するとの仮説に基づき、詐欺学校での様子がコミカルに演じられていました。 寸劇では、詐欺の甘い言葉にだまされない、ひったくりの手口は後ろからバッグをとって逃げるなど具体例をあげて来場者に注意を促していました。
-
伊那マジッククラブが練習の成果披露
伊那マジッククラブによるマジッククショーが20日、伊那市のいなっせで開かれました。 マジックショーは奇術愛好家でつくる伊那マジッククラブが毎年開いていて今年で41回目になります。 ステージでは会員がこれまで練習してきたマジックをユーモアを交えながら披露していました。 クラブは現在17人で活動していて保育園や学校、福祉施設などで披露しているほか、子ども向けの講習会も開いています。 平澤光子会長は大きなステージでマジックをすることはレベルアップにつながる。仲間と一緒に息の長い活動を続けていきたい。」と話していました。
-
まほらいな市民大学卒業生が作品展示
まほらいな市民大学卒業生の作品展示会が伊那市のいなっせで開かれています。 展示会は、まほらいな市民大学卒業後も同好会として活動を続けているグループが行ったものです。 会場には書道や絵手紙、山野草など会員の作品が並べられています。 この作品展示会は29日まで伊那市のいなっせで開かれています。
-
新そばまつり多くの人で賑わう
「信州そば発祥の地伊那市」をPRしようと27日、伊那市西箕輪のみはらしファームで新そばまつりが行われ多くの人で賑わいました。 みはらしファームの信州伊那新そばまつりは26日、27日の2日間行われる予定でしたが、台風の影響で27日のみの開催となりました。 このイベントは、伊那市で4週連続で開かれるそばイベントの第2弾です。 信州そば発祥の地をPRするとともに地域の活性化につなげようと開かれていて今年で2回目です。 せいろそばや焼き味噌を入れた辛つゆで味わう行者そばなどが一人前500円で3000食分提供され、昼時には長い列が出来ていました。 天候にも恵まれた27日は、多くの人が訪れ新そばを味わっていました。 会場では、二八割、五割、十割のそば粉の割合を当てるソバリエコンテストも行われ、参加者たちは香りや味を確かめながら挑戦していました。
-
中央区文化祭 宮下広志さん骨董品
伊那市中央区の文化祭が27日行われ、公民館には区民の作品が展示されました。 会場には、区民が制作した生け花や、児童の習字などが並びました。 宮下広志さんは、昭和25年頃から集めてきた骨董品およそ70点を出品しました。 宮下さんの説明によりますと、大正時代、柱と柱の間に家紋として付けた「釘かくし」 昔は警棒として使われていた「トビと十手」 元禄時代のお金「元禄丁銀」 中国古代のお金「ツバ形銭・刀敝銭」 明治32年の高遠の街並みを版画にした「高遠の町兜城風景」 鼈甲と漆で作った「べっこう櫛」 着物の袖に絡めて悪人を捕まえるために使用した「袖衣身」 商人が筆を使って墨で字を書く時に使用した「矢立」などのコレクションを展示したということです。 宮下さんは、訪れた人に懐かしい気持ちになってもらいたいと思い、今回骨董品を展示したということです。 コレクションの骨董品は、およそ150点あるということで、多くの人が見られるような、展示会を今後開きたいと話していました。
-
伊那市富県桜井区やきいも・餅つき大会
伊那市富県桜井区の秋の恒例行事焼きいも・餅つき大会が27日、観浄寺近くの畑で行われました。 桜井区は、区民同士の親睦を深めるため、毎年この時期に焼きいもと餅つきを行っています。 この日はおよそ100人が参加し、つきたての餅や、焼いも、豚汁を味わっていました。
-
ねんりんピックソフトバレーボール大会出場選手が訪問
26日から高知県で始まった、「ねんりんピック」のソフトバレーボール大会に長野県代表として出場するあすなろチームの選手が21日、白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。 この日は、あすなろチームの伊那市在住の選手2人が伊那市役所を訪れ、全国大会出場の挨拶をしました。 ねんりんピックは、60歳以上を対象にスポーツや文化で交流する全国大会です。 あすなろは、伊那市と茅野市のチームが一緒になって活動していて、メンバーは60歳以上8人です。 伊那市役所を訪れた原泰子さんと中島敬子さんは、「勝つという強い気持ちを持って試合に挑みたい。目標は優勝です」と話しました。 チームは6月9日に行われた長野県予選会で優勝し、ねんりんピックには、長野県代表として出場します。 白鳥市長は「粘り強さが大事。楽しみにしています」と話しました。 あすなろチームは27日に初戦で熊本県の代表と対戦します。
-
いなまちハッピーハロウィン開催
31日のハロウィンを前に、いなまちハッピーハロウィンが26日、伊那市の中心商店街で行われ、家族連れなどでにぎわいました。 26日は、仮装した子供とその保護者などが参加し、ハロウィンを楽しみました。 いなまちハッピーハロウィンは、中心商店街の活性化にとりくむ伊那まちの再生やるじゃん会が行っているものです。 仮装コンテストにはマントや帽子で魔女などに扮した子ども達40人が参加したほか、親子で商店街を練り歩きました。 午後5時には伊那北駅前広場で点灯式が行われました。
-
西春近で交通安全大会
伊那交通安全協会は、1日の交通死亡事故発生現場と亡くなった人の地元の2か所で、交通安全住民大会を26日開きました。 このうち、午前中に西春近公民館で開かれた大会には150人ほどが参加しました。 1日、西春近の国道153号でおきた交通死亡事故は、車同士が正面衝突し、乗っていた76歳の女性が亡くなりました。 これにより、伊那市の交通死亡事故ゼロは483日で途切れました。 伊那交通安全協会はこの記録更新を目指し再出発する決意を込めて、交通安全に関する意識を高め合いました。 大会では、交通安全に関するミュージカルが行われました。 泥棒が夜、道路を横断しようとして車にひかれそうになるという内容です。 歩行者妨害の違反が多いことや、歩行者は目立つ服装で歩くことが事故に遭わない為に必要などと紹介していました。 伊那警察署の三澤謙司交通課長は会場で、相手に負けるジャンケンをして、「高齢になると考える時間が長くなり反応が鈍くなる」と説明していました。 午後には、事故で亡くなった人の地元でも大会が開かれました。
-
第53回 伊那愛石会 水石展
伊那愛石会の第53回水石展が、26日と27日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には、会員が天竜川水系で見つけた石30点が並んでいます。 伊那愛石会は、上伊那地域の住民16人でつくられています。 伊那愛石会の矢島好会長は「三峰川は昔海の底だったため石の種類が豊富、それぞれ川の特徴が出ているので違いを感じて欲しい」と話していました。 審査は会員が行い、伊那ケーブルテレビジョン賞には、箕輪町の川上敏夫さんの石が選ばれました。 伊那愛石会の第53回水石展は26日と27日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。
-
ケーブルテレビ合同囲碁大会
伊那ケーブルテレビジョンとエコーシティー駒ヶ岳などによる合同囲碁大会が伊那市西春近のサンライフ伊那で26日開かれました。 大会では、レベル別のハンデ選と、上位大会の第一次予選となる代表選抜戦が行われました。 大会は、全国のケーブルテレビ局とケーブルテレビで放送している囲碁・将棋の専門チャンネルが開いているもので、上伊那では初めてです。 代表選抜戦には10代から70代までの12人が出場し、リーグ戦を行いました。 大会の結果、中川村の北村俊郎(きたむらとしろう)さんが優勝しました。 北村さんは、第1次予選を勝ち抜いた105人がインターネット上で対局する11月の第2次予選に出場します。
-
第27回伊澤修二記念音楽祭
第27回伊澤修二記念音楽祭が、26日、伊那市の高遠町文化体育館と伊那文化会館で開かれ、地域の子ども達や東京芸術大学の学生らが演奏を披露しました。 音楽祭は、近代日本の音楽教育の第一人者といわれ伊那市高遠町出身の伊澤修二が、東京芸術大学の前身東京音楽学校の初代校長を務めたことが縁で開かれているもので、今年で27回目です。 1部では、高遠小学校と高遠北小学校の児童が音楽劇を披露しました。 このうち高遠小学校は、太平洋戦争のさなか象を守り抜いた動物園の園長の実話をもとにつくられた音楽劇を披露しました。 東京芸術大学の准教授山下薫子さんから指導を受けた子ども達は、それぞれの役になりきって演じていました。 高遠中学校の生徒らは伊澤修二作詞で文化祭などで歌っている「仰望」という歌を、高遠高校の生徒らは、伊澤修二が監修し上伊那各地の地理や歴史について歌った「上伊那地理歴史唱歌」をそれぞれ披露しました。 伊那文化会館で開かれた2部では、公募で集まった人達でつくる伊澤修二記念音楽祭合唱団と東京芸術大学の学生による合同演奏が披露され、訪れた人達は迫力ある歌声に聞き入っていました。
-
長谷戸草ダム 治水利用で早期建設を
伊那市三峰川総合開発事業対策協議会が25日市役所で開かれ、戸草ダムの治水ダムとしての必要性を再確認しました。 市は、県などに天竜川流域全体の問題として訴えていく考えです。 国は、戸草ダムを特定多目的ダムとして建設する基本計画を来年2月に廃止します。 伊那市は、これには同意しますが、25日開かれた協議会で県に対し治水ダムとしての建設を求めることを確認しました。 委員からは、「原発事故を受け、自然エネルギーの必要性が高まっている。」 「利水から撤退した県の責任は重い。」 「河川・砂防一体となった天竜川モデルを作るべき。」 「戸草ダムは、地点でなく広域の天竜川全体の問題。」 などとする意見がありました。 会長の白鳥孝市長は、「戸草ダム建設は地元の悲願。1日も早い建設に向け取り組んでいかなくてはならない」と述べ、流域の市町村や県、県議会にもその必要性を訴えていく考えを示しました。
-
新執行部全会一致で承認
会頭をはじめとする伊那商工会議所の新しい執行部の選任議案が24日市内で開かれた臨時議員総会で全会一致で承認されました。 新しい会頭には、サン工業株式会社の川上健夫社長が就任します。 川上社長は、平成16年の11月1日から3期9年にわたり副会頭を務めてきました。 新しい副会頭には、広瀬建設工業株式会社の唐木和世社長、株式会社南信美装の吉澤文男社長、株式会社玉扇グローバルの中村和之社長が就任します。 専務理事には、伊那商工会議所の伊藤正専務理事代行兼事務局長が就任します。 新執行部の任期は、11月1日から3年間です。 3期9年間会頭をつとめた向山公人会頭は、10月31日で退任し、伊那商工会議所顧問となります。 向山会頭は、プレミアム商品券の発行や物産展・商工祭の見直し、工科短大の誘致など3期9年の間に取り組んだ事業を振り返り、新しい執行部への協力を求めました。 藤沢秀敬副会頭は、11月から監事に、荒木康雄副会頭は、参与となります。 24日の臨時議員総会の冒頭、株式会社三心の伊藤五男会長に永年勤続30年の日本商工会議所会頭からの表彰状が伝達されたほか、ローメンでギネスに挑戦した伊那中学校生徒会に感謝状が贈られました。
-
台風27号それても風心配
台風27号は、南にそれましたが、果樹農家の中には、収穫期を迎えているリンゴの収穫に追われる人もいました。 25日、伊那市西箕輪にある重盛正さんのリンゴ園では、収穫期を迎えたシナノゴールドを親族総出でもいでいました。 重盛さんによりますと、収穫期を迎えたシナノゴールドは、多少の風でも落下しやすく、キズもつきやすいということです。 2ヘクタールの畑にシナノゴールドは30本あり、今日はその全て、70ケース1トンを収穫しました。 春先の霜と夏の水分不足で例年に比べ小粒ということですが、糖度は高く味は良いということです。 台風27号による風雨は、県内では25日夜から26日午前中にかけて強まると見られています。 台風は、日本列島の南側にそれましたが、長野地方気象台では、25日夜から26日の午前中にかけて南部に降る雨の量は、140ミリと予想しています。 風は、26日未明から明け方にかけて強まると予想しています。
-
伊那市竜西保育園と伊那中学校ハロウィンで交流
伊那市の竜西保育園の園児が25日、ハロウィンの仮装をして保育園の近くにある伊那中学校を訪れました。 かぼちゃのおばけやこうもりなど、手作りのハロウィン衣装をつけた園児たちが伊那中学校を訪れました。 園児を驚かせようと体育館では中学生が隠れていました。 園児と中学生は歌を歌ったり、ゲームをして交流していました。
-
伊那市竜西保育園と伊那中学校ハロウィンで交流
伊那市の竜西保育園の園児が25日、ハロウィンの仮装をして保育園の近くにある伊那中学校を訪れました。 かぼちゃのおばけやこうもりなど、手作りのハロウィン衣装をつけた園児たちが伊那中学校を訪れました。 園児を驚かせようと体育館では中学生が隠れていました。 園児と中学生は歌を歌ったり、ゲームをして交流していました。
-
赤羽栄子さん押花絵展きょうから
伊那市美篶の赤羽栄子さんの押花絵展「日々押花と共に」が25日から、かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、新作65点と押し花を始めた21年前からの過去の作品35点の、合わせて100点が展示されています。 赤羽さんは、生け花をしていた21年前に、草花を美しい色で作品として残したいという思いから、押し花を始めました。 現在は伊那市と岡谷市の7つの教室で講師を務めています。 会場に並んだ作品の中には、今年6月に青森県奥入瀬渓流に1人で行き写真に収めた風景を押し花にしたものもあります。 赤羽栄子さんの押し花絵展「日々押花と共に」は、29日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
伊那東小3R推進功労者表彰で文部科学大臣賞
伊那市の伊那東小学校は財団法人リデュース・リユース・リサイクル推進協議会が主催する平成25年度推進功労者表彰で、文部科学大臣賞を受賞しました。 この賞はリサイクルなど循環型社会の形成に取り組んでいる団体に贈られるものです。 伊那東小学校はゴミの減量化、資源化のほか途上国支援など取り組みを海外に広げた点が評価されました。 大臣賞は応募のあった127件のうち実績の優れている13件に贈られたということです。 伊那東小、環境教育担当の原郁雄教諭は「子どもたちのがんばりが評価され励みになり良かった。学校の環境問題への取り組みが地域に伝わる機会になってありがたい。」と話しています。
-
求職中の若者を対象に 就活支援講座「ジョブクラブ」
求職中の若者を対象にした就活支援講座「ジョブクラブ」が、24日、伊那市のきたっせで開かれました。 この日は、伊那バスの人事担当者を講師に招き、伊那市などで職を探している4人が模擬面接を受けました。 講座は、若年者を対象にした就労支援事業を行っている厚生労働省から委託を受け、松本市に本社を置く(株)コミュニケーションズ・アイが県内8会場で開いているものです。 面接では、入社を希望する動機や、学生の時取得した資格、スキルアップのためにしていることなどの質問に参加者が答えていました。 人事担当者は、「面接できかれる質問は予想できるので、自分の良い所を知ってもらうために、胸をはって大きな声で伝えられる練習と準備をしてください」とアドバイスしていました。 (株)コミュニケーションズ・アイでは、11月7日に伊那市内の企業の見学会を開く予定です。
-
現職 市長選への出馬明言さける
任期満了に伴い、来年4月に予定されている伊那市長選挙について、現職の白鳥孝市長は2期目の出馬について「まだかんがえている最中」とし、明言をさけました。 23日開かれた定例記者会見で記者の質問に答えたものです。 白鳥市長は「まだどうするか考え中、後援会と相談し決めたい」と答え、態度を明らかにする時期についても明確にしませんでした。 白鳥市長の任期は、来年4月29日までで、伊那市選挙管理委員会によりますと12月に市長選挙の日程を決定するという事です。
-
学校給食 今年度内に方向性
伊那市教育委員会は、小中学校の給食について今後各学校で調理する自校方式か、集約して調理するセンター方式かどちらの方式にするのか、今年度内に方向性を出す方針です。 23日、伊那市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が明らかにしたものです。 白鳥市長は、学校給食の在り方を考える私的な懇談会を6月に設置し、検討が進められてきました。懇談会では、あるべき給食の方向性を8月にまとめ市長に報告しています。 教育委員会では、この報告を基に来月「地産食材の調達計画」や「献立」、「食物アレルギー」に対するガイドラインなどを策定する、4つの部会を設置します。各部会は、今年度内に学校給食の提供方法について、自校方式かセンター方式かの方向性を出す事にしています。 伊那市内にある21の小中学校のうち、現在、14校が自校方式、4校が、隣接する学校と調理施設を共有、3校がセンター方式となっています。 教育委員会では、各部会の検討結果を基に、各学校の調理室整備などの優先順位を決め、来年度予算から反映させたい方針です。 この他に今日の会見で、白鳥市長は、リニア中央新幹線に伴う南アルプスのトンネル工事について、「工事で出る土には、有害物質を含んでいる可能性もあり、地下水への影響も懸念される。県がリーダシップを取り、対応を検討してほしい」と話していました。
-
伊那養護学校 どんぐりまつり
伊那市の伊那養護学校の文化祭「どんぐりまつり」が18日と19日に開かれました。 19日には一般公開が行われました。 どんぐりまつりは、地域の人たちと交流し、学習の成果を見てもらおうと開かれています。 ホールでは高等部の生徒が作業学習で製作した手芸品や陶芸作品を販売していました。 体育館では市内の飲食店300店舗で作る伊那飲食店組合が輪投げブースを出店しました。 伊那飲食店組合では毎年来場者に楽しんでもらおうとどんぐりまつりに出店しています。 中庭では高等部アウトドア班による豚汁販売などもあり、訪れた人でにぎわっていました。
-
イーナちゃん駅伝カーニバル2013
イーナちゃん駅伝カーニバル2013が、14日、伊那市の陸上競技場で開かれ、西春近が2年連続7回目の総合優勝を果たしました。 31回目のこの大会には、子どもから大人まで、およそ340人が参加しました。 園児と小学生で走る地区子どもの部、中学生以上が参加する地区の部、年齢や性別の区分なく選手2人以上で走るオープンの部に別れ順位を競いました。 このうち地区の部とオープンの部では、1周1キロのコースを9人で15周しました。 大会の結果、地区の部のアンカー対決で高遠に逆転勝利した西春近が、2年連続7回目の総合優勝を果たしました。 なお、オープンの部は伊那警察署駅伝部が優勝しています。
-
省エネ学ぶ 環境展
環境や省エネについて考える伊那市環境展が13日、伊那勤労者福祉センターで開かれました。 環境展は、民間団体や、行政などが環境問題について考えようと開いたもので25のコーナーが設けられました。 家庭での省エネを推進しているNPO法人のコーナーでは、家族連れで、LEDと白熱球の消費電力の違いを手動の発電機を回して体験していました。 家庭の省エネエキスパートの柿崎久さんは家庭でできる省エネ術や節約法をエネルギー使用量のグラフなどを使いながら来場者にアドバイスしていました。 また、信州大学農学部の学生委員会は演習林で間伐した檜を使ったマイ箸作りを行わい、子ども達がカンナで削ってチャレンジしていました。 訪れた人たちは、各コーナーをまわりながら環境問題や、省エネについて理解を深めている様子でした。
-
「菊の湯」存続願い伊那市に陳情
伊那市に唯一残る銭湯、菊の湯が、今年12月をもって営業を終了することになっています。 21日は、菊の湯存続を願う地域住民有志が、伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に「菊の湯」存続を求める陳情書を提出しました。 菊の湯は昭和10年に創業し、79年間にわたり町部の銭湯として利用されてきましたが、燃料費の高騰、施設の老朽化、従業員の高齢化などにより、今年12月に営業を終了することを決めています。 地域住民有志らは、菊の湯廃業の知らせを受けて、存続を願う署名活動を行ってきました。 この日は、「菊の湯の存続は、一事業者の問題というより地域福祉の観点から行政としても克服すべき課題だ」などとして公衆浴場存続が叶うようリーダーシップを発揮する事などを求める1,919人分の署名を添えた陳情書を提出したものです。 伊那市では「税金を使っての存続は無理、お風呂の無い住民が18人いるが、旅館組合のみなさんの協力をいただけるよう検討していきたい」と話していました。
-
東山魁夷館収蔵作品リクエスト展
伊那文化会館の会館25周年を記念して長野県信濃美術館と東山魁夷館収蔵作品リクエスト展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 これは伊那文化会館が会館25周年の記念事業として行っているものです。 夏に見たい美術品のアンケートが行われ、それに基づいた展示会です。 アンケート1位となった滝沢具幸の「アラベスク」を初め、2位、東山魁夷の「夕星」や南信地域にゆかりのある池上秀畝、中村不折などの作品、82点が展示されています。 作品は、日本画、洋画、彫刻や工芸などジャンルもさまざまで、中には幅4mの大きな作品も並んでいます。 訪れた人は、「これだけの大作が揃うと圧倒される」などと話しながら足を止めて、作品に見入っていました。 リクエスト展は11月17日(日)まで開かれていて、東山魁夷の「夕星」は、11月4日(月)まで、11月6日(水)からは「緑の窓」が展示される予定です。 入場料は600円で高校生以下は無料になっています。
-
栄村支援「イワトとびらをひらけ」伊那公演
田楽座など長野県内で芸能活動をしている5つの団体は、栄村を応援しようと芸能歌舞劇「イワトとびらをひらけ」の公演を20日、伊那市の伊那文化会館で行いました。 この公演は、今月から県内各地を縦断し行われているもので、伊那市の田楽座や葦笛工房など県内の芸能5団体が出演しています。 この5団体は、長野県北部地震の発生後、栄村を支援しようとそれぞれ公演を行った事が縁となり、今回、共同で舞台をつくる事になりました。
-
交通事故発生状況を再現し交通ルールを学ぶ
交通事故が発生する状況を再現し、防止方法や交通ルールにについて学ぶ「スケアードストレイト交通安全教室」が20日伊那市のJA上伊那西箕輪支所の駐車場で開かれました。 スケアードストレイトとは、事故現場を再現する事でその怖さを実感し、交通ルールの大切さを学ぶものです。 この日は、交通指導員をしていた人達でつくるNPO法人交通教育トラフィックSistersのメンバーと佐川急便の社員が、自転車がかかわる交通事故の現場を再現しました。 メンバーらは、自転車に乗るときは「必ず、周囲の安全確認をする事」や「道路標識を守る事」を、集まった人たちに呼び掛けていました。 ある児童は、「ビデオとは違い、目の前で事故の怖さを感じました。注意したいです」と話していました。
-
雨でも賑わい 行者そば祭り
伊那市荒井内の萱で20日、行者そば祭りが行われ、あいにくの雨にもかかわらず多くの人で賑わいました。 行者そば祭りは、そばによる地域起こしの行事として毎年行われていて、今年で27回目です。 20日はあいにくの雨にもかかわらず会場には多くの人が訪れ、伊那市そば打ち名人の会会員による打ちたてのそばを味わっていました。 行者そばは1300年ほど前、駒ケ岳へ修行に向かう行者が内の萱でもてなしを受け、その礼として置いていったそばの種を地域の人たちが守り伝えているとの言い伝えが由来となっています。 祭りでは2千食ほどが用意され訪れた人たちが味わっていました。 一方、もてなす側の地域住民は、器を片付けたり、客への対応などで大忙しのようでした。 行者そばは大根おろしの汁に焼き味噌を入れた「辛つゆ」で食べるのが特徴です。 祭りを開いた荒井区では「近年は関東や中京方面からも訪れる行事になってきた。 区をあげて信州そば発祥の地伊那市をPRしていきたい。」と話していました。